JPH05331840A - 鋼製地中連続壁のエレメント間継手および地中連続壁の構築方法 - Google Patents
鋼製地中連続壁のエレメント間継手および地中連続壁の構築方法Info
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- JPH05331840A JPH05331840A JP14302292A JP14302292A JPH05331840A JP H05331840 A JPH05331840 A JP H05331840A JP 14302292 A JP14302292 A JP 14302292A JP 14302292 A JP14302292 A JP 14302292A JP H05331840 A JPH05331840 A JP H05331840A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリートの流出を防止することができる
エレメント間に継手およびこのエレメント間継手を用い
た地中連続壁の構築方法を提供することを目的としてい
る。 【構成】 連結された補強鋼材15の両端部に連結された
エレメント間継手1によって、打設されるコンクリート
の後行エレメント側3への流出を防止し、さらに、エレ
メント間継手1に、先行掘削孔の壁面に密着するゴムシ
ート6を設けることによって、補強鋼材15の側面と、先
行掘削孔2の壁面との間に行き渡ったコンクリートの、
後行エレメント3側への流出を防止する。また、先行掘
削孔2に投入された砕石によって補強鋼材のコンクリー
ト側圧による移動を防止する。
エレメント間に継手およびこのエレメント間継手を用い
た地中連続壁の構築方法を提供することを目的としてい
る。 【構成】 連結された補強鋼材15の両端部に連結された
エレメント間継手1によって、打設されるコンクリート
の後行エレメント側3への流出を防止し、さらに、エレ
メント間継手1に、先行掘削孔の壁面に密着するゴムシ
ート6を設けることによって、補強鋼材15の側面と、先
行掘削孔2の壁面との間に行き渡ったコンクリートの、
後行エレメント3側への流出を防止する。また、先行掘
削孔2に投入された砕石によって補強鋼材のコンクリー
ト側圧による移動を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地中連続壁を構成す
る先行エレメントと後行エレメントとを連結するエレメ
ント間継手およびこのエレメント間継手を用いた地中連
続壁の構築方法に関する。
る先行エレメントと後行エレメントとを連結するエレメ
ント間継手およびこのエレメント間継手を用いた地中連
続壁の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、地中連続壁は土留め壁、
止水壁や構造物の基礎あるいは地下構造物などを構成す
るものであり、このような地中連続壁は、従来一般に、
コンクリートと補強鉄筋とからなるいわゆる鉄筋コンク
リート造のものである。ところで、近年、地下構造物等
の大深度化に伴い地中連続壁もかつてない大深度のもの
が必要とされてきており、このように地中連続壁を大深
度化とする場合、従来構造による地中連続壁では壁厚が
極めて肉厚となり莫大な構築コストがかかる上に工期も
要するものとなり、しかも、壁厚が大きくなることから
その分貴重な利用空間が削減されるといった問題が生じ
る。そこで、このような問題点を解決することができる
鋼製地中連続壁が提供されている。
止水壁や構造物の基礎あるいは地下構造物などを構成す
るものであり、このような地中連続壁は、従来一般に、
コンクリートと補強鉄筋とからなるいわゆる鉄筋コンク
リート造のものである。ところで、近年、地下構造物等
の大深度化に伴い地中連続壁もかつてない大深度のもの
が必要とされてきており、このように地中連続壁を大深
度化とする場合、従来構造による地中連続壁では壁厚が
極めて肉厚となり莫大な構築コストがかかる上に工期も
要するものとなり、しかも、壁厚が大きくなることから
その分貴重な利用空間が削減されるといった問題が生じ
る。そこで、このような問題点を解決することができる
鋼製地中連続壁が提供されている。
【0003】この鋼製地中連続壁は、例えば、該地中連
続壁を、コンクリートと、該コンクリート内に埋設され
該コンクリートを補強する補強構造体とから構成し、該
補強構造体を、構築すべき地中連続壁の水平延出方向に
沿って複数配設された補強鋼材によって構成し、これら
補強鋼材どうしを互いに連結したものである。上記補強
鋼材は、H形鋼からなりそのフランジの両端部に嵌合継
手を有した鋼製部材である。
続壁を、コンクリートと、該コンクリート内に埋設され
該コンクリートを補強する補強構造体とから構成し、該
補強構造体を、構築すべき地中連続壁の水平延出方向に
沿って複数配設された補強鋼材によって構成し、これら
補強鋼材どうしを互いに連結したものである。上記補強
鋼材は、H形鋼からなりそのフランジの両端部に嵌合継
手を有した鋼製部材である。
【0004】このような鋼製地中連続壁を構築するに
は、次のようにして行う。すなわち、地盤中に、地中連
続壁の部分を構成する先行エレメントを、互いにほぼ一
つのエレメントの長さ分を隔てた状態に形成する。これ
ら先行エレメント は、この先行エレメント を形成する
ための先行掘削溝を掘削した後、その先行掘削溝内に複
数の補強鋼材を連結して建て込み、そこにコンクリート
を打設することにより築造する。先行エレメント が築
造されたならば、それら先行エレメント 間を掘削して
後行エレメント 用の後行掘削溝を形成する。しかる
後、この後行掘削溝に、複数の補強鋼材を連結して建て
込み、そこにコンクリートを打設して後行エレメント
を形成するとともに、上記先行エレメント と後行エレ
メント とを連結することにより地中に連続した壁体、
すなわち地中連続壁を構築する。
は、次のようにして行う。すなわち、地盤中に、地中連
続壁の部分を構成する先行エレメントを、互いにほぼ一
つのエレメントの長さ分を隔てた状態に形成する。これ
ら先行エレメント は、この先行エレメント を形成する
ための先行掘削溝を掘削した後、その先行掘削溝内に複
数の補強鋼材を連結して建て込み、そこにコンクリート
を打設することにより築造する。先行エレメント が築
造されたならば、それら先行エレメント 間を掘削して
後行エレメント 用の後行掘削溝を形成する。しかる
後、この後行掘削溝に、複数の補強鋼材を連結して建て
込み、そこにコンクリートを打設して後行エレメント
を形成するとともに、上記先行エレメント と後行エレ
メント とを連結することにより地中に連続した壁体、
すなわち地中連続壁を構築する。
【0005】そして、上記鋼製地中連続壁では、コンク
リートと補強構造体とから構成される地中連続壁の前記
補強構造体を複数の補強鋼材を連結して構成したので、
壁体の剛性を大幅に向上させることができ、従来の地中
連続壁に比べその壁厚を極めて肉薄なものとすることが
できる。したがって、コンクリートの使用量を大幅に節
減して構築コストを削減することができ、かつ、該地中
連続壁によって構成される空間の効率的利用を図ること
ができる。
リートと補強構造体とから構成される地中連続壁の前記
補強構造体を複数の補強鋼材を連結して構成したので、
壁体の剛性を大幅に向上させることができ、従来の地中
連続壁に比べその壁厚を極めて肉薄なものとすることが
できる。したがって、コンクリートの使用量を大幅に節
減して構築コストを削減することができ、かつ、該地中
連続壁によって構成される空間の効率的利用を図ること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記鋼製地
中連続壁においては、以下のような問題があった。 従来の鉄筋コンクリート造の地中連続壁においては、
先行エレメントを一体的に建て込むたコンクリート漏れ
防止用のベラシートを先行エレメント両端部の仕切板間
に設けることができるが、鋼製地中連続壁では、複数の
補強鋼材を1本ずつ順次建て込むため、ベラシートを設
けることができない。このため、先行エレメントの端部
と先行掘削溝の壁面との間からコンクリートが後行エレ
メント側に流出してしまい後行掘削溝を形成する際の弊
害となる。
中連続壁においては、以下のような問題があった。 従来の鉄筋コンクリート造の地中連続壁においては、
先行エレメントを一体的に建て込むたコンクリート漏れ
防止用のベラシートを先行エレメント両端部の仕切板間
に設けることができるが、鋼製地中連続壁では、複数の
補強鋼材を1本ずつ順次建て込むため、ベラシートを設
けることができない。このため、先行エレメントの端部
と先行掘削溝の壁面との間からコンクリートが後行エレ
メント側に流出してしまい後行掘削溝を形成する際の弊
害となる。
【0007】上記補強鋼材には、コンクリートを打設
して先行エレメントを形成する際に、コンクリートを補
強構造体に十分に行き渡らせるために、透孔が形成され
ているので、該透孔からコンクリートが後行エレメント
側に流出してしまい、後行掘削溝を形成する際の弊害と
なる。
して先行エレメントを形成する際に、コンクリートを補
強構造体に十分に行き渡らせるために、透孔が形成され
ているので、該透孔からコンクリートが後行エレメント
側に流出してしまい、後行掘削溝を形成する際の弊害と
なる。
【0008】コンクリートを打設して先行エレメント
を形成する際に、補強鋼材が先行掘削溝内において、コ
ンクリートの側圧によって移動してしまう。
を形成する際に、補強鋼材が先行掘削溝内において、コ
ンクリートの側圧によって移動してしまう。
【0009】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、コンクリートの流出を防止することができるエレメ
ント間に継手およびこのエレメント間継手を用いた地中
連続壁の構築方法を提供することを目的としている。
で、コンクリートの流出を防止することができるエレメ
ント間に継手およびこのエレメント間継手を用いた地中
連続壁の構築方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1のエレメント間継手は、互いに
隣接するエレメント間を仕切る仕切板と、この仕切板の
上記地中連続壁の幅方向における両側部に、仕切板と直
交させて設けられて、互いに隣接するエレメントに嵌合
する嵌合部が形成された矢板とを具備してなるものであ
る。
に、この発明の請求項1のエレメント間継手は、互いに
隣接するエレメント間を仕切る仕切板と、この仕切板の
上記地中連続壁の幅方向における両側部に、仕切板と直
交させて設けられて、互いに隣接するエレメントに嵌合
する嵌合部が形成された矢板とを具備してなるものであ
る。
【0011】また、請求項2のエレメント間継手は、請
求項1のエレメント間継手において、仕切板の地中連続
壁の幅方向における両側部に、バネ部材を設け、このバ
ネ部材に、該地中連続壁が構築される掘削溝の壁面側
に、該バネ部材によって付勢されて圧接するシートを設
けたものである。
求項1のエレメント間継手において、仕切板の地中連続
壁の幅方向における両側部に、バネ部材を設け、このバ
ネ部材に、該地中連続壁が構築される掘削溝の壁面側
に、該バネ部材によって付勢されて圧接するシートを設
けたものである。
【0012】さらに、請求項3の地中連続壁の構築方法
は、地盤に先行掘削溝を所定間隔で穿孔して、各先行掘
削溝に先行エレメントを形成し、次いで、先行エレメン
ト間の地盤に後行掘削溝を穿孔し、各後行掘削溝に後行
エレメントを形成して地中連続壁を構築する地中連続壁
の構築方法において、上記先行掘削溝に複数の補強鋼材
を連結して建て込むとともに、構築すべき地中連続壁の
水平延出方向における両端側に位置する補強鋼材に、上
記請求項1または請求項3のエレメント継手を連結して
建て込み、その後、先行掘削溝の両端側に砕石を投入し
つつ該先行掘削溝にコンクリートを打設して先行エレメ
ントを形成し、次いで、上記後行掘削溝に複数の補強鋼
材を連結して建て込むとともに、構築すべき地中連続壁
の水平延出方向における両端側に位置する補強鋼材を上
記エレメント継手に連結して、後行掘削溝にコンクリー
トを打設して後行エレメントを形成することを特徴とし
ている。
は、地盤に先行掘削溝を所定間隔で穿孔して、各先行掘
削溝に先行エレメントを形成し、次いで、先行エレメン
ト間の地盤に後行掘削溝を穿孔し、各後行掘削溝に後行
エレメントを形成して地中連続壁を構築する地中連続壁
の構築方法において、上記先行掘削溝に複数の補強鋼材
を連結して建て込むとともに、構築すべき地中連続壁の
水平延出方向における両端側に位置する補強鋼材に、上
記請求項1または請求項3のエレメント継手を連結して
建て込み、その後、先行掘削溝の両端側に砕石を投入し
つつ該先行掘削溝にコンクリートを打設して先行エレメ
ントを形成し、次いで、上記後行掘削溝に複数の補強鋼
材を連結して建て込むとともに、構築すべき地中連続壁
の水平延出方向における両端側に位置する補強鋼材を上
記エレメント継手に連結して、後行掘削溝にコンクリー
トを打設して後行エレメントを形成することを特徴とし
ている。
【0013】
【作用】この発明の請求項1のエレメント間継手にあっ
ては、互いに隣接するエレメント間を仕切板によって仕
切ることによって、打設されるコンクリートの隣接する
エレメントへの流出を防止する。
ては、互いに隣接するエレメント間を仕切板によって仕
切ることによって、打設されるコンクリートの隣接する
エレメントへの流出を防止する。
【0014】請求項2のエレメント間継手にあっては、
バネ部材によってシートが付勢されて地中連続壁が構築
される掘削溝の壁面に圧接するので、掘削溝の壁面に掘
削の際等に肌落が生じたり、修正堀を行って掘削溝が計
画以上に幅方向に広く掘削されても、常にシートが掘削
溝の壁面に密着して、打設されるコンクリートの隣接す
るエレメント側への流出を防止する。
バネ部材によってシートが付勢されて地中連続壁が構築
される掘削溝の壁面に圧接するので、掘削溝の壁面に掘
削の際等に肌落が生じたり、修正堀を行って掘削溝が計
画以上に幅方向に広く掘削されても、常にシートが掘削
溝の壁面に密着して、打設されるコンクリートの隣接す
るエレメント側への流出を防止する。
【0015】請求項3の地中連続壁の構築方法にあって
は、連結された補強鋼材の両端部に連結されたエレメン
ト間継手によって、打設されるコンクリートの後行エレ
メント側への流出を防止し、さらにエレメント間継手
に、先行掘削溝の壁面に密着するゴムシートを設けるこ
とによって、補強鋼材の側面と、先行掘削溝の壁面との
間に行き渡ったコンクリートの、後行エレメント側への
流出を防止してコンクリートの流出防止をより確実なも
のとする。
は、連結された補強鋼材の両端部に連結されたエレメン
ト間継手によって、打設されるコンクリートの後行エレ
メント側への流出を防止し、さらにエレメント間継手
に、先行掘削溝の壁面に密着するゴムシートを設けるこ
とによって、補強鋼材の側面と、先行掘削溝の壁面との
間に行き渡ったコンクリートの、後行エレメント側への
流出を防止してコンクリートの流出防止をより確実なも
のとする。
【0016】また、先行掘削溝の両端側に投入された砕
石によって補強鋼材が先行掘削溝中において固定され、
これによってコンクリートの側圧による補強鋼材の移動
を防止する。
石によって補強鋼材が先行掘削溝中において固定され、
これによってコンクリートの側圧による補強鋼材の移動
を防止する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1および図2は、請求項1に係るエレメン
ト間継手の一実施例を示すものである。これらの図に示
すエレメント間継手1は、互いに隣接する先行エレメン
ト2と後行エレメント3との間を仕切る仕切板4と、こ
の仕切板4の両側部に、該仕切板4と直交させて設けら
れた矢板5,5とを主体として構成されており、仕切板
4の両側部4a,4aは上記矢板5,5の外側に突出せ
しめられている。上記両側部4a,4aには硬質ゴムシ
ート6,6の一側部が多数のボルト7…によって取り付
けられており、該硬質ゴムシート6,6の他側部は地中
連続壁8が構築される掘削溝9の壁面に当接せしめられ
ている。また、上記矢板5の両側部には嵌合部10,1
0が形成されている。この嵌合部10は横断面C形の管
状のものであり、互いに隣接するエレメント2,3が係
合されるようになっている。
説明する。図1および図2は、請求項1に係るエレメン
ト間継手の一実施例を示すものである。これらの図に示
すエレメント間継手1は、互いに隣接する先行エレメン
ト2と後行エレメント3との間を仕切る仕切板4と、こ
の仕切板4の両側部に、該仕切板4と直交させて設けら
れた矢板5,5とを主体として構成されており、仕切板
4の両側部4a,4aは上記矢板5,5の外側に突出せ
しめられている。上記両側部4a,4aには硬質ゴムシ
ート6,6の一側部が多数のボルト7…によって取り付
けられており、該硬質ゴムシート6,6の他側部は地中
連続壁8が構築される掘削溝9の壁面に当接せしめられ
ている。また、上記矢板5の両側部には嵌合部10,1
0が形成されている。この嵌合部10は横断面C形の管
状のものであり、互いに隣接するエレメント2,3が係
合されるようになっている。
【0018】次に、上記構成のエレメント間継手1を用
いて地中連続壁8を構築する方法について説明する。ま
ず、地盤G中に地中連続壁8の部分を構成する先行エレ
メント2…を、互いにほぼ一つのエレメントの長さ分を
隔てた状態に形成する。先行エレメント2の形成は以下
のようにして行う。すなわち、まず、図3(a),
(b)に示すように、掘削機11によって先行掘削溝1
2を穿孔する。この際、掘削深度は、根固めモルタル打
設のため設計深度より1.5m以上深く掘削する。掘削
完了後、図4(a),(b)に示すように、掘削機11
によってスライム処理を行う。
いて地中連続壁8を構築する方法について説明する。ま
ず、地盤G中に地中連続壁8の部分を構成する先行エレ
メント2…を、互いにほぼ一つのエレメントの長さ分を
隔てた状態に形成する。先行エレメント2の形成は以下
のようにして行う。すなわち、まず、図3(a),
(b)に示すように、掘削機11によって先行掘削溝1
2を穿孔する。この際、掘削深度は、根固めモルタル打
設のため設計深度より1.5m以上深く掘削する。掘削
完了後、図4(a),(b)に示すように、掘削機11
によってスライム処理を行う。
【0019】次いで、図5(a),(b)に示すよう
に、上記先行掘削溝12に、複数の補強鋼材15…を連
結して建て込み機械(トランキージャッキ)を用いて建
て込む。この際、補強鋼材15…の下端には移動防止用
のスパイク16を取り付ける。
に、上記先行掘削溝12に、複数の補強鋼材15…を連
結して建て込み機械(トランキージャッキ)を用いて建
て込む。この際、補強鋼材15…の下端には移動防止用
のスパイク16を取り付ける。
【0020】ここで、上記補強鋼材15について説明す
ると、該補強鋼材15は図1および図13に示すよう
に、互いに平行に配設されたフランジ15a,15a
と、これらフランジ15a,15aを接続するウエブ1
5bで構成された横断面H字状をなし、掘削溝12の深
さ方向に長尺なものであり、フランジ15aには多数の
台形状をなす透孔15c…が上下左右に所定間隔で形成
され、ウエブ15bには多数の円形状をなす透孔15d
が上下に所定間隔で形成されている(図1参照)。ま
た、補強鋼材15のフランジ15aの両側部には、嵌合
部17,17が形成されている。この嵌合部17は横断
面C形の管状のものであり、互いに隣接する補強鋼材1
5,15を連結するためのものである。
ると、該補強鋼材15は図1および図13に示すよう
に、互いに平行に配設されたフランジ15a,15a
と、これらフランジ15a,15aを接続するウエブ1
5bで構成された横断面H字状をなし、掘削溝12の深
さ方向に長尺なものであり、フランジ15aには多数の
台形状をなす透孔15c…が上下左右に所定間隔で形成
され、ウエブ15bには多数の円形状をなす透孔15d
が上下に所定間隔で形成されている(図1参照)。ま
た、補強鋼材15のフランジ15aの両側部には、嵌合
部17,17が形成されている。この嵌合部17は横断
面C形の管状のものであり、互いに隣接する補強鋼材1
5,15を連結するためのものである。
【0021】また、上記連結された補強鋼材15…のう
ち両端側に位置する補強鋼材15,15には、上記エレ
メント間継手1,1がその係合部10,10を、補強鋼
材15,15の係合部17,17に係合することによっ
て連結されている。さらに、エレメント間継手1,1に
取り付けられた硬質ゴムシート6,6は、補強鋼材15
…を先行掘削溝12に建て込んだ状態において先行掘削
溝12の壁面に当接している。
ち両端側に位置する補強鋼材15,15には、上記エレ
メント間継手1,1がその係合部10,10を、補強鋼
材15,15の係合部17,17に係合することによっ
て連結されている。さらに、エレメント間継手1,1に
取り付けられた硬質ゴムシート6,6は、補強鋼材15
…を先行掘削溝12に建て込んだ状態において先行掘削
溝12の壁面に当接している。
【0022】補強鋼材15…を建て込んだ後、図6
(a),(b)に示すように、注入管18によって、先
行掘削溝12の底部に、根固めモルタルを19を設計深
度まで打設する。次いで、図7(a),(b)に示すよ
うに、エレメント間継手1,1が連結された補強鋼材1
5…の両側の溝に砕石20を投入しながら、トレミー管
21を用いて、コンクリート22を補強鋼材15…中に
打設する。コンクリート22は流動性の良いコンクリー
トを使用する。
(a),(b)に示すように、注入管18によって、先
行掘削溝12の底部に、根固めモルタルを19を設計深
度まで打設する。次いで、図7(a),(b)に示すよ
うに、エレメント間継手1,1が連結された補強鋼材1
5…の両側の溝に砕石20を投入しながら、トレミー管
21を用いて、コンクリート22を補強鋼材15…中に
打設する。コンクリート22は流動性の良いコンクリー
トを使用する。
【0023】コンクリート22を打設すると、該コンク
リート22は補強鋼材15に形成された透孔15c…、
透孔15d…を介して補強鋼材15…に充分に行き渡っ
て、固化し、これによって、先行エレメント2を形成す
る。また、コンクリート22を打設した際において、補
強鋼材15…の両端部に連結されたエレメント間継手
1,1には透孔が形成されていないので、コンクリート
22の後行エレメント3側(砕石20を投入する溝側)
への流出が防止される。さらに、エレメント間継手1,
1に取り付けられた硬質ゴムシート6,6が先行掘削溝
12の壁面に当接しているので、上記透孔15d…から
補強鋼材15…の側面と、先行掘削溝12の壁面との間
に行き渡ったコンクリート22の、後行エレメント3側
への流出が防止される。また、補強鋼材15…の両側に
砕石20が投入されて、該砕石によって補強鋼材15が
先行掘削溝12中において固定されているので、該補強
鋼材15…がコンクリート22の側圧に対して移動する
こともない。
リート22は補強鋼材15に形成された透孔15c…、
透孔15d…を介して補強鋼材15…に充分に行き渡っ
て、固化し、これによって、先行エレメント2を形成す
る。また、コンクリート22を打設した際において、補
強鋼材15…の両端部に連結されたエレメント間継手
1,1には透孔が形成されていないので、コンクリート
22の後行エレメント3側(砕石20を投入する溝側)
への流出が防止される。さらに、エレメント間継手1,
1に取り付けられた硬質ゴムシート6,6が先行掘削溝
12の壁面に当接しているので、上記透孔15d…から
補強鋼材15…の側面と、先行掘削溝12の壁面との間
に行き渡ったコンクリート22の、後行エレメント3側
への流出が防止される。また、補強鋼材15…の両側に
砕石20が投入されて、該砕石によって補強鋼材15が
先行掘削溝12中において固定されているので、該補強
鋼材15…がコンクリート22の側圧に対して移動する
こともない。
【0024】上記のようにして先行エレメント2…の形
成が終了したならば、次に後行エレメント3を以下のよ
うにして形成する。すなわち、図8(a),(b)に示
すように、先行エレメント2,2間の地盤Gを掘削機1
1によって根固めモルタル19の上面まで掘削して後行
掘削溝25を穿孔する。この場合、上記投入された砕石
20も同時に掘削して取り出し、エレメント間継手1,
1の係合部10,10を後行掘削溝25内に露出させ
る。その後、図9(a),(b)に示すように、洗浄機
26によって上記係合部10,10に残存している砕石
20、スライムを洗浄して除去し、さらに、図10
(a),(b)に示すように、掘削機11によって後行
掘削溝25の底部に落ちた砕石20、スライムを除去す
る。
成が終了したならば、次に後行エレメント3を以下のよ
うにして形成する。すなわち、図8(a),(b)に示
すように、先行エレメント2,2間の地盤Gを掘削機1
1によって根固めモルタル19の上面まで掘削して後行
掘削溝25を穿孔する。この場合、上記投入された砕石
20も同時に掘削して取り出し、エレメント間継手1,
1の係合部10,10を後行掘削溝25内に露出させ
る。その後、図9(a),(b)に示すように、洗浄機
26によって上記係合部10,10に残存している砕石
20、スライムを洗浄して除去し、さらに、図10
(a),(b)に示すように、掘削機11によって後行
掘削溝25の底部に落ちた砕石20、スライムを除去す
る。
【0025】次いで、図11(a),(b)に示すよう
に、後行掘削溝25に補強鋼材15…を建て込む。この
際、連結された補強鋼材15…のうち両端側に位置する
補強鋼材15,15には、図14に示すジャンクション
部27が形成されたエレメント間継手28,28を連結
する。このエレメント間継手28は、鋼板29に平板状
の矢板30,30を直交させて固定し、矢板30の一方
の側部に補強鋼材15の係合部10と係合する係合部1
0′を形成するとともに、他方の側部に上記先行エレメ
ント2の係合部10と係合するジャンクション部27を
形成したものである。このジャンクション部27は横断
面C形の管状のものであり、その内径は上記係合部10
の外径より大きく設定され、かつ側面にコンクリートを
充填するための透孔が上下に所定間隔で形成されてい
る。そして、ジャンクション部27にはその内側に上記
係合部10がある程度のガタを持たせた状態で係合さ
れ、これによって、先行エレメント2と後行エレメント
3との連結における誤差を吸収するようになっている。
に、後行掘削溝25に補強鋼材15…を建て込む。この
際、連結された補強鋼材15…のうち両端側に位置する
補強鋼材15,15には、図14に示すジャンクション
部27が形成されたエレメント間継手28,28を連結
する。このエレメント間継手28は、鋼板29に平板状
の矢板30,30を直交させて固定し、矢板30の一方
の側部に補強鋼材15の係合部10と係合する係合部1
0′を形成するとともに、他方の側部に上記先行エレメ
ント2の係合部10と係合するジャンクション部27を
形成したものである。このジャンクション部27は横断
面C形の管状のものであり、その内径は上記係合部10
の外径より大きく設定され、かつ側面にコンクリートを
充填するための透孔が上下に所定間隔で形成されてい
る。そして、ジャンクション部27にはその内側に上記
係合部10がある程度のガタを持たせた状態で係合さ
れ、これによって、先行エレメント2と後行エレメント
3との連結における誤差を吸収するようになっている。
【0026】後行掘削溝25に補強鋼材15…を建て込
んだならば、図12(a),(b)に示すように、トレ
ミー管21を用いて、コンクリート22を補強鋼材15
…中に打設する。すると、該コンクリート22は補強鋼
材15に形成された透孔15c…、15d…を介して補
強鋼材15…に充分に行き渡るとともに、先行エレメン
ト2の端面に接して固化し、これによって、後行エレメ
ント3を形成する。この状態において、先行エレメント
2および後行エレメント3の補強鋼材15…は地中連続
壁8の水平延出方向に連結されて補強構造体31を構成
して、各エレメント2,3を強固に一体化し、地中連続
壁8の剛性を高める。
んだならば、図12(a),(b)に示すように、トレ
ミー管21を用いて、コンクリート22を補強鋼材15
…中に打設する。すると、該コンクリート22は補強鋼
材15に形成された透孔15c…、15d…を介して補
強鋼材15…に充分に行き渡るとともに、先行エレメン
ト2の端面に接して固化し、これによって、後行エレメ
ント3を形成する。この状態において、先行エレメント
2および後行エレメント3の補強鋼材15…は地中連続
壁8の水平延出方向に連結されて補強構造体31を構成
して、各エレメント2,3を強固に一体化し、地中連続
壁8の剛性を高める。
【0027】図15ないし図17は請求項2に係るエレ
メント間継手の実施例を示すものである。これらの図に
示すエレメント間継手33は、互いに隣接する先行エレ
メント2と後行エレメント3との間を仕切る仕切板34
と、この仕切板34の両側部に、該仕切板34と直交さ
せて設けられた矢板5,5とを主体として構成されてい
る。仕切板34の両側部34a,34aは上記矢板5,
5の外側に突出せしめられており、この両側部34a,
34aの先端部は先行エレメント2側に屈曲されてい
る。
メント間継手の実施例を示すものである。これらの図に
示すエレメント間継手33は、互いに隣接する先行エレ
メント2と後行エレメント3との間を仕切る仕切板34
と、この仕切板34の両側部に、該仕切板34と直交さ
せて設けられた矢板5,5とを主体として構成されてい
る。仕切板34の両側部34a,34aは上記矢板5,
5の外側に突出せしめられており、この両側部34a,
34aの先端部は先行エレメント2側に屈曲されてい
る。
【0028】この屈曲部34b,34bの内面には、帯
状の複数の薄鉄板(バネ部材)38…がボルト39、ナ
ット40によって先行掘削溝12の深さ方向に所定間隔
で取り付けられている。各薄鉄板38は屈曲部34bに
取り付けられる取付部38aと、この取付部38aに連
接され、先行掘削溝12の壁面側に向けて約10°傾斜
(この傾斜角度は掘削溝との隙間によって適宜変更され
る)したバネ部38bとから構成されている。各バネ部
材38には硬質ゴムシート(シート)41がボルト3
9、ナット40によって取り付けられている。この硬質
ゴムシート41は、長方形状のシートの両側部(先行掘
削溝12の深さ方向に沿う両側部)を互いに突き合わせ
るとともにバネ部材38全体をまくようにしてバネ部材
38…に取り付けてなる略筒状のものであり、バネ部3
8b…によって付勢されて上記先行掘削溝12の壁面に
圧接せしめられている。また、上記矢板5の両側部には
上記エレメント間継手1と同様に、嵌合部10,10が
形成され、該嵌合部10,10によって互いに隣接する
エレメント2,3が嵌合されるようになっている。
状の複数の薄鉄板(バネ部材)38…がボルト39、ナ
ット40によって先行掘削溝12の深さ方向に所定間隔
で取り付けられている。各薄鉄板38は屈曲部34bに
取り付けられる取付部38aと、この取付部38aに連
接され、先行掘削溝12の壁面側に向けて約10°傾斜
(この傾斜角度は掘削溝との隙間によって適宜変更され
る)したバネ部38bとから構成されている。各バネ部
材38には硬質ゴムシート(シート)41がボルト3
9、ナット40によって取り付けられている。この硬質
ゴムシート41は、長方形状のシートの両側部(先行掘
削溝12の深さ方向に沿う両側部)を互いに突き合わせ
るとともにバネ部材38全体をまくようにしてバネ部材
38…に取り付けてなる略筒状のものであり、バネ部3
8b…によって付勢されて上記先行掘削溝12の壁面に
圧接せしめられている。また、上記矢板5の両側部には
上記エレメント間継手1と同様に、嵌合部10,10が
形成され、該嵌合部10,10によって互いに隣接する
エレメント2,3が嵌合されるようになっている。
【0029】このような構成のエレメント間継手33で
は、バネ部材38によって硬質ゴムシート41を外側に
向けて先行掘削溝12の壁面に沿わせるようにしたの
で、上記エレメント間継手1に比べて、コンクリートを
打設した際における該コンクリートの後行エレメント3
側への流出を防止することができる。また、硬質ゴムシ
ート41がバネ部材38によって先行掘削溝12の壁面
に付勢されているので、例えば、先行掘削溝12の壁面
に掘削の際や補強鋼材15…を建て込む際に肌落が生じ
たり、修正堀を行って先行掘削溝12が計画以上に幅方
向に広く掘削されても、常に硬質ゴムシート41は先行
掘削溝12の壁面に密着して、コンクリートの後行エレ
メント3側への流出を防止することができる。なお、上
記エレメント間継手33を用いる地中連続壁8の構築方
法は、上記エレメント間継手1を用いた場合と同じであ
るので、その説明を省略する。
は、バネ部材38によって硬質ゴムシート41を外側に
向けて先行掘削溝12の壁面に沿わせるようにしたの
で、上記エレメント間継手1に比べて、コンクリートを
打設した際における該コンクリートの後行エレメント3
側への流出を防止することができる。また、硬質ゴムシ
ート41がバネ部材38によって先行掘削溝12の壁面
に付勢されているので、例えば、先行掘削溝12の壁面
に掘削の際や補強鋼材15…を建て込む際に肌落が生じ
たり、修正堀を行って先行掘削溝12が計画以上に幅方
向に広く掘削されても、常に硬質ゴムシート41は先行
掘削溝12の壁面に密着して、コンクリートの後行エレ
メント3側への流出を防止することができる。なお、上
記エレメント間継手33を用いる地中連続壁8の構築方
法は、上記エレメント間継手1を用いた場合と同じであ
るので、その説明を省略する。
【0030】図18は、請求項2に係るエレメント間継
手の他の実施例を示すものである。この図に示すエレメ
ント間継手45が上記エレメント間継手33と異なる点
は、バネ部材の構成であるので、この点についてのみ説
明し、その他の共通部分については説明を省略する。
手の他の実施例を示すものである。この図に示すエレメ
ント間継手45が上記エレメント間継手33と異なる点
は、バネ部材の構成であるので、この点についてのみ説
明し、その他の共通部分については説明を省略する。
【0031】上記仕切板34の屈曲部34bには、その
内側に複数の取付板46…がボルト39、ナット40に
よって先行掘削溝12の深さ方向に所定間隔で取り付け
られている。各取付板46はその先端部46aが先行掘
削溝12の壁面側に向けて約15°傾斜しており、この
先端部46aには薄板バネ(バネ部材)47がボルト3
9、ナット40によって取り付けられている。そして、
薄板バネ47には上記硬質ゴムシート41が、薄板バネ
47と取付板46全体を覆うようにしてボルト39、ナ
ット40によって取付けられている。
内側に複数の取付板46…がボルト39、ナット40に
よって先行掘削溝12の深さ方向に所定間隔で取り付け
られている。各取付板46はその先端部46aが先行掘
削溝12の壁面側に向けて約15°傾斜しており、この
先端部46aには薄板バネ(バネ部材)47がボルト3
9、ナット40によって取り付けられている。そして、
薄板バネ47には上記硬質ゴムシート41が、薄板バネ
47と取付板46全体を覆うようにしてボルト39、ナ
ット40によって取付けられている。
【0032】上記構成のエレメント間継手45では、上
記エレメント間継手33と同様の効果を得ることができ
るのは勿論のこと、上記エレメント間継手33において
バネ板(薄鉄板)38の加工(折り曲げ加工)ができな
い場合またはコスト高になる場合に有効である。
記エレメント間継手33と同様の効果を得ることができ
るのは勿論のこと、上記エレメント間継手33において
バネ板(薄鉄板)38の加工(折り曲げ加工)ができな
い場合またはコスト高になる場合に有効である。
【0033】図19は請求項2に係るエレメント間継手
のさらに他の実施例を示すものである。これらの図に示
すエレメント間継手50は、上記エレメント間継手1の
仕切板4の両側部4aに、複数の薄板バネ51…を先行
掘削溝12の壁面に対して直角に、かつ先行掘削溝12
の深さ方向に所定間隔でボルト39、ナット40によっ
て取り付け、薄板バネ51の全体に硬質ゴムシート41
を取り付けた構成となっている。そして、上記エレメン
ト間継手50では、先行掘削溝12に上記補強鋼材15
…を建て込む際に、薄板バネ51を先行エレメント側に
ほぼ直角に屈曲して建て込むことによって、該薄板バネ
51によって、先行掘削溝12の壁面に硬質ゴムシート
41を付勢して密着させるようになっている。
のさらに他の実施例を示すものである。これらの図に示
すエレメント間継手50は、上記エレメント間継手1の
仕切板4の両側部4aに、複数の薄板バネ51…を先行
掘削溝12の壁面に対して直角に、かつ先行掘削溝12
の深さ方向に所定間隔でボルト39、ナット40によっ
て取り付け、薄板バネ51の全体に硬質ゴムシート41
を取り付けた構成となっている。そして、上記エレメン
ト間継手50では、先行掘削溝12に上記補強鋼材15
…を建て込む際に、薄板バネ51を先行エレメント側に
ほぼ直角に屈曲して建て込むことによって、該薄板バネ
51によって、先行掘削溝12の壁面に硬質ゴムシート
41を付勢して密着させるようになっている。
【0034】上記エレメント間継手50では、エレメン
ト間継手45と同様に、エレメント間継手37において
バネ板(薄鉄板)38の加工(折り曲げ加工)ができな
い場合またはコスト高になる場合に有効である。
ト間継手45と同様に、エレメント間継手37において
バネ板(薄鉄板)38の加工(折り曲げ加工)ができな
い場合またはコスト高になる場合に有効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1のエレメント間継手は、互いに隣接するエレメント間
を仕切る仕切板と、この仕切板に直交させて設けられ
て、互いに隣接するエレメントに係合する係合部が形成
された矢板とによって構成されたものであるから、該エ
レメント間継手によって、打設されるコンクリートの隣
接するエレメントへの流出を防止することができる。
1のエレメント間継手は、互いに隣接するエレメント間
を仕切る仕切板と、この仕切板に直交させて設けられ
て、互いに隣接するエレメントに係合する係合部が形成
された矢板とによって構成されたものであるから、該エ
レメント間継手によって、打設されるコンクリートの隣
接するエレメントへの流出を防止することができる。
【0036】請求項2のエレメント間継手によれば、仕
切板の地中連続壁の幅方向における両側部にバネ部材を
設け、このバネ部材に、該地中連続壁が構築される掘削
溝の壁面に、該バネ部材によって付勢されて圧接するシ
ートを設けたので、地中連続壁を構築する掘削溝の壁面
に掘削の際等に肌落が生じたり、修正堀を行って掘削溝
が計画以上に幅方向に広く掘削されても、常にシートが
掘削溝の壁面に密着して、打設されるコンクリートの隣
接するエレメント側への流出を防止することができる。
切板の地中連続壁の幅方向における両側部にバネ部材を
設け、このバネ部材に、該地中連続壁が構築される掘削
溝の壁面に、該バネ部材によって付勢されて圧接するシ
ートを設けたので、地中連続壁を構築する掘削溝の壁面
に掘削の際等に肌落が生じたり、修正堀を行って掘削溝
が計画以上に幅方向に広く掘削されても、常にシートが
掘削溝の壁面に密着して、打設されるコンクリートの隣
接するエレメント側への流出を防止することができる。
【0037】請求項3の地中連続壁の構築方法によれ
ば、連結された補強鋼材の両端部に連結されたエレメン
ト間継手によって、打設されるコンクリートの後行エレ
メント側への流出を防止することができ、さらに、エレ
メント間継手に、先行掘削溝の壁面に密着するゴムシー
トを設けることによって、補強鋼材の側面と、先行掘削
溝の壁面との間に行き渡ったコンクリートの、後行エレ
メント側への流出を防止することができ、コンクリート
の流出防止をより確実なものとすることができる。
ば、連結された補強鋼材の両端部に連結されたエレメン
ト間継手によって、打設されるコンクリートの後行エレ
メント側への流出を防止することができ、さらに、エレ
メント間継手に、先行掘削溝の壁面に密着するゴムシー
トを設けることによって、補強鋼材の側面と、先行掘削
溝の壁面との間に行き渡ったコンクリートの、後行エレ
メント側への流出を防止することができ、コンクリート
の流出防止をより確実なものとすることができる。
【0038】また、先行掘削溝の両端側に砕石を投入し
つつ該先行掘削溝にコンクリートを打設して先行エレメ
ントを形成するようにしたので、該砕石によって補強鋼
材が先行掘削溝中において固定され、よって、コンクリ
ートの側圧による補強鋼材の移動を防止することができ
る。
つつ該先行掘削溝にコンクリートを打設して先行エレメ
ントを形成するようにしたので、該砕石によって補強鋼
材が先行掘削溝中において固定され、よって、コンクリ
ートの側圧による補強鋼材の移動を防止することができ
る。
【図1】本発明の請求項1のエレメント間継手の一実施
例を補強鋼材とともに示す斜視図である。
例を補強鋼材とともに示す斜視図である。
【図2】本発明の請求項1のエレメント間継手の一実施
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図3】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、先行掘削溝を穿孔している状態を
示す図である。
実施例を示すもので、先行掘削溝を穿孔している状態を
示す図である。
【図4】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、スライム処理を行っている状態を
示す図である。
実施例を示すもので、スライム処理を行っている状態を
示す図である。
【図5】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、補強鋼材を建て込んでいる状態を
示す図である。
実施例を示すもので、補強鋼材を建て込んでいる状態を
示す図である。
【図6】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、根固めモルタルを打設している状
態を示す図である。
実施例を示すもので、根固めモルタルを打設している状
態を示す図である。
【図7】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、コンクリートを打設している状態
を示す図である。
実施例を示すもので、コンクリートを打設している状態
を示す図である。
【図8】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、後行掘削溝を穿孔している状態を
示す図である。
実施例を示すもので、後行掘削溝を穿孔している状態を
示す図である。
【図9】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の一
実施例を示すもので、エレメント間継手の洗浄を行って
いる状態を示す図である。
実施例を示すもので、エレメント間継手の洗浄を行って
いる状態を示す図である。
【図10】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の
一実施例を示すもので、掘削溝の底部のスライムの除去
を行っている状態を示す図である。
一実施例を示すもので、掘削溝の底部のスライムの除去
を行っている状態を示す図である。
【図11】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の
一実施例を示すもので、補強鋼材3を建て込んでいる状
態を示す図である。
一実施例を示すもので、補強鋼材3を建て込んでいる状
態を示す図である。
【図12】本発明の請求項3の地中連続壁の構築方法の
一実施例を示すもので、コンクリートを打設している状
態を示す図である。
一実施例を示すもので、コンクリートを打設している状
態を示す図である。
【図13】補強鋼材を示す斜視図である。
【図14】ジャンクション部が形成されたエレメント間
継手を示す斜視図である。
継手を示す斜視図である。
【図15】本発明の請求項2のエレメント間継手の一実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
【図16】図15における要部の平面図である。
【図17】図16におけるAーA線矢視図である。
【図18】本発明の請求項2のエレメント間継手の他の
実施例を示す要部の平面図である。
実施例を示す要部の平面図である。
【図19】本発明の請求項2のエレメント間継手の他の
実施例を示す要部の平面図である。
実施例を示す要部の平面図である。
1,28,33,45,50 エレメント間継手 2 先行エレメント 3 後行エレメント 4,34 仕切板 5,30 矢板 6,41 硬質ゴムシート(シート) 8 地中連続壁 9 掘削溝 12 先行掘削溝 15 補強鋼材 20 砕石 25 後行掘削溝 31 補強構造体 38 薄鉄板(バネ部材) 51 薄板バネ(バネ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前 孝一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 平井 孝典 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 田中 慎一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 河原 繁夫 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部RE内 (72)発明者 古部 浩 東京都港区北青山二丁目5番8号 株式会 社間組内
Claims (3)
- 【請求項1】 鋼製地中連続壁を構成する多数のエレメ
ントどうしを連結するエレメント間の継手構造であっ
て、 互いに隣接するエレメント間を仕切る仕切板と、この仕
切板の上記地中連続壁の幅方向における両側部に、仕切
板と直交させて設けられて、互いに隣接するエレメント
に嵌合する嵌合部が形成された矢板とを具備してなるこ
とを特徴とするエレメント間継手。 - 【請求項2】 仕切板の地中連続壁の幅方向における両
側部に、バネ部材を設け、このバネ部材に、該地中連続
壁が構築される掘削溝の壁面に、該バネ部材によって付
勢されて圧接するシートを設けたことを特徴とする請求
項1記載のエレメント間継手。 - 【請求項3】 地盤に先行掘削溝を所定間隔で穿孔し
て、各先行掘削溝に先行エレメントを形成し、次いで、
先行エレメント間の地盤に後行掘削溝を穿孔し、各後行
掘削溝に後行エレメントを形成して地中連続壁を構築す
る地中連続壁の構築方法において、 上記先行掘削溝に複数の補強鋼材を連結して建て込むと
ともに、構築すべき地中連続壁の水平延出方向における
両端側に位置する補強鋼材に、上記請求項1または請求
項2のエレメント継手を連結して建て込み、その後、先
行掘削溝の両端側に砕石を投入しつつ該先行掘削溝にコ
ンクリートを打設して先行エレメントを形成し、次い
で、上記後行掘削溝に複数の補強鋼材を連結して建て込
むとともに、構築すべき地中連続壁の水平延出方向にお
ける両端側に位置する補強鋼材を上記エレメント継手に
連結して、後行掘削溝にコンクリートを打設して後行エ
レメントを形成することを特徴とする地中連続壁の構築
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14302292A JPH05331840A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 鋼製地中連続壁のエレメント間継手および地中連続壁の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14302292A JPH05331840A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 鋼製地中連続壁のエレメント間継手および地中連続壁の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331840A true JPH05331840A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15329102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14302292A Pending JPH05331840A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 鋼製地中連続壁のエレメント間継手および地中連続壁の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05331840A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100726527B1 (ko) * | 2005-12-10 | 2007-06-11 | 기아자동차주식회사 | 차량의 각도 조절식 페달 장치 |
| JP2014218804A (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-20 | 大成建設株式会社 | 仕切装置および地中連続壁施工方法 |
| CN111705782A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-09-25 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 一种预制地下连续墙、地下连续墙结构及施工方法 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14302292A patent/JPH05331840A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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