JPH05332374A - 電磁クラッチ - Google Patents
電磁クラッチInfo
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- JPH05332374A JPH05332374A JP4135440A JP13544092A JPH05332374A JP H05332374 A JPH05332374 A JP H05332374A JP 4135440 A JP4135440 A JP 4135440A JP 13544092 A JP13544092 A JP 13544092A JP H05332374 A JPH05332374 A JP H05332374A
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩擦面へオイルの侵入を防ぐカバーとアーマ
チュアとを接着剤を用いることなく、容易にかつ短時間
で固定する。 【構成】 アーマチュア4の内周に溝20を設け、この
溝20の反摩擦面4cに対向する被係止部21に、樹脂
製カバー17の内周に設けられた爪状の係止部22を弾
性変形させて嵌める。これにより、係止部22の有する
弾性力が被係止部21を押しつけ、カバー17の内周が
アーマチュア4に固定される。また、カバー17の外周
側は、アーマチュア4と回転伝達体6のアウターリング
13との間に挟み、リベット12でアーマチュア4とア
ウターリング13とをカシメて固定することにより、カ
バー17のシールリップ24がアーマチュア4とアウタ
ーリング13と間に挟まって固定される。
チュアとを接着剤を用いることなく、容易にかつ短時間
で固定する。 【構成】 アーマチュア4の内周に溝20を設け、この
溝20の反摩擦面4cに対向する被係止部21に、樹脂
製カバー17の内周に設けられた爪状の係止部22を弾
性変形させて嵌める。これにより、係止部22の有する
弾性力が被係止部21を押しつけ、カバー17の内周が
アーマチュア4に固定される。また、カバー17の外周
側は、アーマチュア4と回転伝達体6のアウターリング
13との間に挟み、リベット12でアーマチュア4とア
ウターリング13とをカシメて固定することにより、カ
バー17のシールリップ24がアーマチュア4とアウタ
ーリング13と間に挟まって固定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転動力の断続を行う
電磁クラッチに関するもので、特に摩擦係合面にオイル
等の不純物の侵入を防ぐカバーの固着に関わるものであ
る。
電磁クラッチに関するもので、特に摩擦係合面にオイル
等の不純物の侵入を防ぐカバーの固着に関わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実公平4−3133
号公報に開示された技術が知られている。この技術は、
ロータとアーマチュアとの摩擦係合面にオイルの侵入を
防ぐカバーを、アーマチュアの反摩擦面に取り付けたも
のである。従来技術に開示されるカバーは、非磁性体の
金属で、接着剤によってアーマチュアに固着されてい
た。なお、カバーの外周側が、アーマチュアと板バネと
に挟まれ、リベットによってカシメられるが、アーマチ
ュアとカバーは、上述のように接着によって固着された
ものである。これは、カバーの外周のみをアーマチュア
に固定し、カバーの内周をアーマチュアに固定しない
と、ロータとアーマチュアの係合時に、カバーとアーマ
チュアとが当たって音が発生する。このため、接着剤で
カバーの内周をもアーマチュアに固着させていた。
号公報に開示された技術が知られている。この技術は、
ロータとアーマチュアとの摩擦係合面にオイルの侵入を
防ぐカバーを、アーマチュアの反摩擦面に取り付けたも
のである。従来技術に開示されるカバーは、非磁性体の
金属で、接着剤によってアーマチュアに固着されてい
た。なお、カバーの外周側が、アーマチュアと板バネと
に挟まれ、リベットによってカシメられるが、アーマチ
ュアとカバーは、上述のように接着によって固着された
ものである。これは、カバーの外周のみをアーマチュア
に固定し、カバーの内周をアーマチュアに固定しない
と、ロータとアーマチュアの係合時に、カバーとアーマ
チュアとが当たって音が発生する。このため、接着剤で
カバーの内周をもアーマチュアに固着させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接着剤を用いてカバー
をアーマチュアに固着する作業は、接着剤を塗布する作
業が煩わしいばかりでなく、接着剤がカバーとアーマチ
ュアとを固着するまで、次の製造行程へ進めないため作
業時間が長くなる問題点を備えていた。
をアーマチュアに固着する作業は、接着剤を塗布する作
業が煩わしいばかりでなく、接着剤がカバーとアーマチ
ュアとを固着するまで、次の製造行程へ進めないため作
業時間が長くなる問題点を備えていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、カバーとアーマチュアとを接着剤
を用いることなく、容易にかつ短時間で固定することの
できる電磁クラッチの提供にある。
もので、その目的は、カバーとアーマチュアとを接着剤
を用いることなく、容易にかつ短時間で固定することの
できる電磁クラッチの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁クラッチ
は、次の技術的手段を採用した。電磁クラッチは、摩擦
面を備え、回転可能に設けられたロータと、このロータ
の摩擦面に対向して配置され、この摩擦面に摩擦係合す
る摩擦面を備えたアーマチュアと、このアーマチュアに
機械的結合手段によって連結され、前記アーマチュアと
一体に回転する回転伝達体と、前記アーマチュアの反摩
擦面側に取り付けられ、前記ロータと前記アーマチュア
との摩擦係合面にオイル等の不純物の侵入を防ぐ非磁性
体のカバーとを備える。そして、前記カバーの内周また
は外周の一方は、前記アーマチュアの反摩擦面に対向し
て設けられた被係止部を、前記カバーに設けられた係止
部の有する弾性力で押しつけることによって前記アーマ
チュアに固定される。また、前記カバーの内周または外
周の他方は、前記アーマチュアと前記回転伝達体との間
に挟まれ、前記機械的結合手段によって前記アーマチュ
アと前記回転伝達体との間に固定される。
は、次の技術的手段を採用した。電磁クラッチは、摩擦
面を備え、回転可能に設けられたロータと、このロータ
の摩擦面に対向して配置され、この摩擦面に摩擦係合す
る摩擦面を備えたアーマチュアと、このアーマチュアに
機械的結合手段によって連結され、前記アーマチュアと
一体に回転する回転伝達体と、前記アーマチュアの反摩
擦面側に取り付けられ、前記ロータと前記アーマチュア
との摩擦係合面にオイル等の不純物の侵入を防ぐ非磁性
体のカバーとを備える。そして、前記カバーの内周また
は外周の一方は、前記アーマチュアの反摩擦面に対向し
て設けられた被係止部を、前記カバーに設けられた係止
部の有する弾性力で押しつけることによって前記アーマ
チュアに固定される。また、前記カバーの内周または外
周の他方は、前記アーマチュアと前記回転伝達体との間
に挟まれ、前記機械的結合手段によって前記アーマチュ
アと前記回転伝達体との間に固定される。
【0006】
【発明の作用】カバーの係止部を、アーマチュアの被係
止部に押し込み、係止部と被係止部を嵌め合わせる。す
ると、係止部が、弾性力によって被係止部に押しつけら
れ、結果的に、係止部がアーマチュアの反摩擦面側へず
れるのを阻止する。このように、係止部がアーマチュア
の反摩擦面側へずれるのを阻止することにより、カバー
の内周あるいは外周の一方がアーマチュアに固定され
る。また、カバーをアーマチュアと回転伝達体との間に
配し、機械的結合手段でアーマチュアと回転伝達体とを
固定することにより、カバーの内周あるいは外周の他方
が、アーマチュアと回転伝達体に挟まれて固定される。
止部に押し込み、係止部と被係止部を嵌め合わせる。す
ると、係止部が、弾性力によって被係止部に押しつけら
れ、結果的に、係止部がアーマチュアの反摩擦面側へず
れるのを阻止する。このように、係止部がアーマチュア
の反摩擦面側へずれるのを阻止することにより、カバー
の内周あるいは外周の一方がアーマチュアに固定され
る。また、カバーをアーマチュアと回転伝達体との間に
配し、機械的結合手段でアーマチュアと回転伝達体とを
固定することにより、カバーの内周あるいは外周の他方
が、アーマチュアと回転伝達体に挟まれて固定される。
【0007】
【発明の効果】本発明の電磁クラッチは、上記の作用で
示したように、接着剤を用いることなく、カバーがアー
マチュアに固定されるため、カバーとアーマチュアとの
固定に接着剤を用いた従来技術に比較して容易で、かつ
短時間に行うことができる。そして、カバーとアーマチ
ュアの固定が、容易かつ短時間に行うことができるた
め、結果的に電磁クラッチの製造が容易になり、電磁ク
ラッチの製造コストを低く抑えることができる。
示したように、接着剤を用いることなく、カバーがアー
マチュアに固定されるため、カバーとアーマチュアとの
固定に接着剤を用いた従来技術に比較して容易で、かつ
短時間に行うことができる。そして、カバーとアーマチ
ュアの固定が、容易かつ短時間に行うことができるた
め、結果的に電磁クラッチの製造が容易になり、電磁ク
ラッチの製造コストを低く抑えることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の電磁クラッチを、図に示す一
実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の実施例を示
すもので、図1は電磁クラッチの要部断面図を示し、図
2は電磁クラッチの全体の断面図を示す。本実施例の電
磁クラッチ1は、図示しないエンジンから冷媒圧縮機へ
回転動力の断続を行うものである。この電磁クラッチ1
は、大別して、エンジンによって回転駆動されるロータ
3と、このロータ3と摩擦係合するアーマチュア4と、
このアーマチュア4に伝わった回転を冷媒圧縮機の入力
軸5へ伝える回転伝達体6と、通電されると磁力でアー
マチュア4を吸引してロータ3と摩擦係合させる電磁コ
イル7と、この電磁コイル7を支持する支持部材8とか
ら構成されている。
実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明の実施例を示
すもので、図1は電磁クラッチの要部断面図を示し、図
2は電磁クラッチの全体の断面図を示す。本実施例の電
磁クラッチ1は、図示しないエンジンから冷媒圧縮機へ
回転動力の断続を行うものである。この電磁クラッチ1
は、大別して、エンジンによって回転駆動されるロータ
3と、このロータ3と摩擦係合するアーマチュア4と、
このアーマチュア4に伝わった回転を冷媒圧縮機の入力
軸5へ伝える回転伝達体6と、通電されると磁力でアー
マチュア4を吸引してロータ3と摩擦係合させる電磁コ
イル7と、この電磁コイル7を支持する支持部材8とか
ら構成されている。
【0009】ロータ3は、多段Vベルトが掛け渡される
プーリで、冷媒圧縮機のハウジング9にベアリング10
を介して回転自在に支持されている。このロータ3は、
鉄などの磁性体材料よりなり、電磁コイル7を覆う断面
コ字形の円環状を呈する。また、アーマチュア4と係合
する摩擦面3aの外周側には、係合力を高めるリング状
の摩擦材11が嵌め込まれている。アーマチュア4は、
ロータ3の摩擦面3aに対向して配置され、ロータ3の
摩擦面3aに係合する摩擦面4aを備える。このアーマ
チュア4は、鉄などの磁性体材料よりなるリング状を呈
し、アーマチュア4に形成される磁路と蛇行させる長孔
状のスリット4bが形成されている。回転伝達体6は、
アーマチュア4に機械的結合手段であるリベット12に
よって連結され、アーマチュア4と一体に回転するとと
もに、アーマチュア4に伝えられた回転を入力軸5に伝
達するもので、アーマチュア4とリベット12で固定さ
れたアウターリング13と、入力軸5に締結されたイン
ナーハブ14と、アウターリング13とインナーハブ1
4の間に固着され、アーマチュア4の回転軸方向への変
位を許容するクッションゴム15とからなる。なお、電
磁コイル7の通電停止時におけるロータ3の摩擦面3a
と、アーマチュア4の摩擦面4aとの間隙は、0.5 mm程
度に設けられている。
プーリで、冷媒圧縮機のハウジング9にベアリング10
を介して回転自在に支持されている。このロータ3は、
鉄などの磁性体材料よりなり、電磁コイル7を覆う断面
コ字形の円環状を呈する。また、アーマチュア4と係合
する摩擦面3aの外周側には、係合力を高めるリング状
の摩擦材11が嵌め込まれている。アーマチュア4は、
ロータ3の摩擦面3aに対向して配置され、ロータ3の
摩擦面3aに係合する摩擦面4aを備える。このアーマ
チュア4は、鉄などの磁性体材料よりなるリング状を呈
し、アーマチュア4に形成される磁路と蛇行させる長孔
状のスリット4bが形成されている。回転伝達体6は、
アーマチュア4に機械的結合手段であるリベット12に
よって連結され、アーマチュア4と一体に回転するとと
もに、アーマチュア4に伝えられた回転を入力軸5に伝
達するもので、アーマチュア4とリベット12で固定さ
れたアウターリング13と、入力軸5に締結されたイン
ナーハブ14と、アウターリング13とインナーハブ1
4の間に固着され、アーマチュア4の回転軸方向への変
位を許容するクッションゴム15とからなる。なお、電
磁コイル7の通電停止時におけるロータ3の摩擦面3a
と、アーマチュア4の摩擦面4aとの間隙は、0.5 mm程
度に設けられている。
【0010】ロータ3には、図1に示すように、摩擦面
3aの内周位置にリングシールド16が固定されてい
る。このリングシールド16は、入力軸5とハウジング
9との間から漏れたオイルや、ベアリング10のオイル
などの不純物を、アーマチュア4の反摩擦面4c側の内
周へ案内するもので、リングシールド16がロータ3の
内周突起3bとベアリング10のアウターレース10a
との間で固定されている。
3aの内周位置にリングシールド16が固定されてい
る。このリングシールド16は、入力軸5とハウジング
9との間から漏れたオイルや、ベアリング10のオイル
などの不純物を、アーマチュア4の反摩擦面4c側の内
周へ案内するもので、リングシールド16がロータ3の
内周突起3bとベアリング10のアウターレース10a
との間で固定されている。
【0011】アーマチュア4には、反摩擦面4c側にカ
バー17が取り付けられている。このカバー17は、図
3および図4に示すもので、アーマチュア4の反摩擦面
4c側を覆い、ロータ3とアーマチュア4との摩擦係合
面にオイル等の不純物が侵入するのを防ぐもので、ナイ
ロンなど非磁性体の樹脂材料により形成されている。本
実施例のカバー17は、リングシールド16によってア
ーマチュア4の反摩擦面4c側の内周へ案内されたオイ
ルが、摩擦係合面へ侵入するのを確実に防ぐためのもの
で、図1に示すように、カバー17の内周の端17a
は、リングシールド16の内側に案内され、リングシー
ルド16がオイルを放出する端16a(図1中左側)よ
りも、摩擦係合面側(図1中右側)に設けられている。
また、カバー17の外周の端17bは、径方向に向かっ
て曲げられ、外周に伝わったオイルを切るように設けら
れている。
バー17が取り付けられている。このカバー17は、図
3および図4に示すもので、アーマチュア4の反摩擦面
4c側を覆い、ロータ3とアーマチュア4との摩擦係合
面にオイル等の不純物が侵入するのを防ぐもので、ナイ
ロンなど非磁性体の樹脂材料により形成されている。本
実施例のカバー17は、リングシールド16によってア
ーマチュア4の反摩擦面4c側の内周へ案内されたオイ
ルが、摩擦係合面へ侵入するのを確実に防ぐためのもの
で、図1に示すように、カバー17の内周の端17a
は、リングシールド16の内側に案内され、リングシー
ルド16がオイルを放出する端16a(図1中左側)よ
りも、摩擦係合面側(図1中右側)に設けられている。
また、カバー17の外周の端17bは、径方向に向かっ
て曲げられ、外周に伝わったオイルを切るように設けら
れている。
【0012】次に、アーマチュア4とカバー17との固
定について説明する。カバー17の内周側は、内周固定
部18によってアーマチュア4に固定され、カバー17
の外周側は、外周固定部19によってアーマチュア4と
回転伝達体6との間に固定されている。内周固定部18
は、アーマチュア4の内周の全周に亘って設けられた溝
20のうち、アーマチュア4の反摩擦面4c側の被係止
部21に、カバー17内周に複数設けられた爪状の係止
部22が弾性変形して嵌め合わされ、係止部22の有す
る樹脂の弾性力が被係止部21を押しつけることによ
り、カバー17の内周がアーマチュア4に固定される。
定について説明する。カバー17の内周側は、内周固定
部18によってアーマチュア4に固定され、カバー17
の外周側は、外周固定部19によってアーマチュア4と
回転伝達体6との間に固定されている。内周固定部18
は、アーマチュア4の内周の全周に亘って設けられた溝
20のうち、アーマチュア4の反摩擦面4c側の被係止
部21に、カバー17内周に複数設けられた爪状の係止
部22が弾性変形して嵌め合わされ、係止部22の有す
る樹脂の弾性力が被係止部21を押しつけることによ
り、カバー17の内周がアーマチュア4に固定される。
【0013】外周固定部19は、リベット12のカシメ
により、アーマチュア4とアウターリング13との間に
挟まれることによって、カバー17がアーマチュア4と
アウターリング13との間に固定されるので、カバー1
7には、図2に示すように、アーマチュア4に設けられ
たリベット12の台座23を挿通する穴の内周にシール
リップ24が設けられている。このシールリップ24
は、リベット12によってカシメられる前、図5に示す
ように、リベット12のカシメ方向の長さAが、台座2
3のカシメ方向の長さB(図1参照)よりも少し長く設
けられている。そして、リベット12でカシメられるこ
とにより、シールリップ24がアーマチュア4とアウタ
ーリング13との間でつぶされて弾性変形する。これに
よって、カバー17の外周がアーマチュア4とアウター
リング13との間に固定されるとともに、台座23とシ
ールリップ24との間のオイル漏れが防がれる。
により、アーマチュア4とアウターリング13との間に
挟まれることによって、カバー17がアーマチュア4と
アウターリング13との間に固定されるので、カバー1
7には、図2に示すように、アーマチュア4に設けられ
たリベット12の台座23を挿通する穴の内周にシール
リップ24が設けられている。このシールリップ24
は、リベット12によってカシメられる前、図5に示す
ように、リベット12のカシメ方向の長さAが、台座2
3のカシメ方向の長さB(図1参照)よりも少し長く設
けられている。そして、リベット12でカシメられるこ
とにより、シールリップ24がアーマチュア4とアウタ
ーリング13との間でつぶされて弾性変形する。これに
よって、カバー17の外周がアーマチュア4とアウター
リング13との間に固定されるとともに、台座23とシ
ールリップ24との間のオイル漏れが防がれる。
【0014】〔実施例の作動〕次に、カバー17をアー
マチュア4に固定する組み付けについて簡単に説明す
る。まず、カバー17のシールリップ24をアーマチュ
ア4の台座23に合わせ、カバー17をアーマチュア4
側へ押しつける。すると、カバー17の内周の係止部2
2が、アーマチュア4の内周の溝20に嵌まり、係止部
22が被係止部21へ押しつけられて、カバー17の内
周がアーマチュア4に固定される。次に、カバー17の
着いたアーマチュア4と、回転伝達体6のアウターリン
グ13とを、リベット12でカシメて固定する。する
と、台座23の周囲のシールリップ24がアーマチュア
4とアウターリング13によって挟まれ、カバー17の
外周がアーマチュア4とアウターリング13との間に固
定される。
マチュア4に固定する組み付けについて簡単に説明す
る。まず、カバー17のシールリップ24をアーマチュ
ア4の台座23に合わせ、カバー17をアーマチュア4
側へ押しつける。すると、カバー17の内周の係止部2
2が、アーマチュア4の内周の溝20に嵌まり、係止部
22が被係止部21へ押しつけられて、カバー17の内
周がアーマチュア4に固定される。次に、カバー17の
着いたアーマチュア4と、回転伝達体6のアウターリン
グ13とを、リベット12でカシメて固定する。する
と、台座23の周囲のシールリップ24がアーマチュア
4とアウターリング13によって挟まれ、カバー17の
外周がアーマチュア4とアウターリング13との間に固
定される。
【0015】〔実施例の効果〕本実施例では、上記の作
用で示したように、従来のように接着剤を用いることな
くカバー17をアーマチュア4に固定できる。このた
め、カバー17とアーマチュア4との固着作業が従来に
比較して容易で、かつ短時間に行うことができる。この
結果、電磁クラッチ1の製造が容易になり、電磁クラッ
チ1の製造コストを低く抑えることができる。
用で示したように、従来のように接着剤を用いることな
くカバー17をアーマチュア4に固定できる。このた
め、カバー17とアーマチュア4との固着作業が従来に
比較して容易で、かつ短時間に行うことができる。この
結果、電磁クラッチ1の製造が容易になり、電磁クラッ
チ1の製造コストを低く抑えることができる。
【0016】〔第2実施例〕図6は第2実施例を示す電
磁クラッチ1の要部断面図である。本実施例の内周固定
部18は、アーマチュア4の内周側に、摩擦面4a側で
広がる穴25を複数設けるとともに、カバー17の内周
側に、アーマチュア4の穴25に嵌まる複数の突起26
を設け、アーマチュア4の穴25のうち、アーマチュア
4の反摩擦面4cに対向する被係止部21に、突起26
に設けられた爪状の係止部22が嵌め合わされ、係止部
22の有する樹脂の弾性力で被係止部21を押しつける
ことにより、カバー17の内周がアーマチュア4に固定
される。また、本実施例では、台座23をアーマチュア
4と別体で設けたもので、台座23をワッシャ状に設け
て、平板リング状のアーマチュア4と組み合わせること
により、アーマチュア4の製造コストを低く抑えること
ができる。
磁クラッチ1の要部断面図である。本実施例の内周固定
部18は、アーマチュア4の内周側に、摩擦面4a側で
広がる穴25を複数設けるとともに、カバー17の内周
側に、アーマチュア4の穴25に嵌まる複数の突起26
を設け、アーマチュア4の穴25のうち、アーマチュア
4の反摩擦面4cに対向する被係止部21に、突起26
に設けられた爪状の係止部22が嵌め合わされ、係止部
22の有する樹脂の弾性力で被係止部21を押しつける
ことにより、カバー17の内周がアーマチュア4に固定
される。また、本実施例では、台座23をアーマチュア
4と別体で設けたもので、台座23をワッシャ状に設け
て、平板リング状のアーマチュア4と組み合わせること
により、アーマチュア4の製造コストを低く抑えること
ができる。
【0017】〔第3実施例〕図7は第3実施例を示す電
磁クラッチ1の要部断面図である。上記の実施例では、
クッションゴム15によって、アーマチュア4をロータ
3側に変位可能に支持したが、本実施例では板バネ27
(回転伝達体6の構成部品)によってアーマチュア4を
ロータ3側に変位可能に支持したものである。これによ
って、シールリップ24は、板バネ27とアーマチュア
4との間に挟まれる。
磁クラッチ1の要部断面図である。上記の実施例では、
クッションゴム15によって、アーマチュア4をロータ
3側に変位可能に支持したが、本実施例では板バネ27
(回転伝達体6の構成部品)によってアーマチュア4を
ロータ3側に変位可能に支持したものである。これによ
って、シールリップ24は、板バネ27とアーマチュア
4との間に挟まれる。
【0018】〔変形例〕上記の実施例では、カバーを樹
脂によって形成した例を示したが、アルミニウム、銅、
ステンレスなど非磁性体の金属によって形成しても良
い。カバーの外周側をアーマチュアに嵌め合わせて固定
し、カバーの内周側をアーマチュアと回転伝達体で挟ん
で固定しても良い。機械的結合手段の一例として、リベ
ットを用いてアーマチュアと回転伝達体とを連結した例
を示したが、ネジなど他の機械的結合手段を用いてアー
マチュアと回転伝達体とを連結しても良い。冷媒圧縮機
の電磁クラッチに本発明を適用したが、スーパーチャー
ジャや自動変速機など、動力の伝達および遮断を行う全
ての電磁クラッチに本発明を適用することができる。
脂によって形成した例を示したが、アルミニウム、銅、
ステンレスなど非磁性体の金属によって形成しても良
い。カバーの外周側をアーマチュアに嵌め合わせて固定
し、カバーの内周側をアーマチュアと回転伝達体で挟ん
で固定しても良い。機械的結合手段の一例として、リベ
ットを用いてアーマチュアと回転伝達体とを連結した例
を示したが、ネジなど他の機械的結合手段を用いてアー
マチュアと回転伝達体とを連結しても良い。冷媒圧縮機
の電磁クラッチに本発明を適用したが、スーパーチャー
ジャや自動変速機など、動力の伝達および遮断を行う全
ての電磁クラッチに本発明を適用することができる。
【図1】電磁クラッチの要部断面図である(第1実施
例)。
例)。
【図2】電磁クラッチの断面図である(第1実施例)。
【図3】カバーの側面断面図である(第1実施例)。
【図4】カバーの正面図である(第1実施例)。
【図5】カバーの要部断面図である(第1実施例)。
【図6】電磁クラッチの要部断面図である(第2実施
例)。
例)。
【図7】電磁クラッチの要部断面図である(第3実施
例)。
例)。
1 電磁クラッチ 3 ロータ 4 アーマチュア 6 回転伝達体 12 リベット(機械的結合手段) 17 カバー 21 被係止部 22 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 摩擦面を備え、回転可能に設けられたロ
ータと、 このロータの摩擦面に対向して配置され、この摩擦面に
摩擦係合する摩擦面を備えたアーマチュアと、 このアーマチュアに機械的結合手段によって連結され、
前記アーマチュアと一体に回転する回転伝達体と、 前記アーマチュアの反摩擦面側に取り付けられ、前記ロ
ータと前記アーマチュアとの摩擦係合面にオイル等の不
純物の侵入を防ぐ非磁性体のカバーとを備える電磁クラ
ッチにおいて、 前記カバーの内周または外周の一方は、前記アーマチュ
アの反摩擦面に対向して設けられた被係止部を、前記カ
バーに設けられた係止部の有する弾性力で押しつけるこ
とによって前記アーマチュアに固定され、 前記カバーの内周または外周の他方は、前記アーマチュ
アと前記回転伝達体との間に挟まれ、前記機械的結合手
段によって前記アーマチュアと前記回転伝達体との間に
固定されることを特徴とする電磁クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135440A JPH05332374A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 電磁クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4135440A JPH05332374A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 電磁クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332374A true JPH05332374A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15151773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4135440A Pending JPH05332374A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 電磁クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332374A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307945A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Kyocera Mita Corp | 電磁クラッチ |
| DE19740230B4 (de) * | 1996-09-13 | 2013-10-31 | Denso Corporation | Elektromagnetische Kupplung |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4135440A patent/JPH05332374A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19740230B4 (de) * | 1996-09-13 | 2013-10-31 | Denso Corporation | Elektromagnetische Kupplung |
| JP2006307945A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Kyocera Mita Corp | 電磁クラッチ |
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