JPH05332468A - 電磁弁の製造方法 - Google Patents

電磁弁の製造方法

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JPH05332468A
JPH05332468A JP4158657A JP15865792A JPH05332468A JP H05332468 A JPH05332468 A JP H05332468A JP 4158657 A JP4158657 A JP 4158657A JP 15865792 A JP15865792 A JP 15865792A JP H05332468 A JPH05332468 A JP H05332468A
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coil
iron core
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solenoid valve
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Harumitsu Hirano
晴光 平野
Yoshikazu Yamauchi
吉一 山内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グロメットタイプの外部接続端子を使用する
場合に、漏れのがなくかつ作業効率の良い電磁弁の製造
方法を提供すること。 【構成】 本発明の電磁弁の製造方法は、グロメット端
子ケース31が、内側に導線を貫通させる挿通孔が形成
され外部へ突き出した突起部31aを有し、導線を挿通
孔に装着したグロメット端子ケース31と磁気枠4,1
6とコイル3とを一体成形してコイル部32を製造する
ときに、突起部31aに外周から押圧力を加え、突起部
の内面により導線27の絶縁被覆部を圧迫した状態で成
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用の機械設備に使
用される電磁弁に関し、さらに詳細には、外部接続端子
がグロメットタイプである電磁弁の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁弁はコイルに電流を流し
て電磁弁を励磁するための外部接続端子を有しており、
それらは端子ケース等に付設され、樹脂によるモールド
により固定されている。ここで、外部接続端子として
は、絶縁被覆された導線を使用するグロメットタイプの
電磁弁が広く使用されている。従来のグロメットタイプ
の電磁弁の製造方法においては、絶縁被覆された導線を
コイルにハンダ付けした状態で金型に装着し、射出成形
によりコイル部を製造している。しかし、導線が金型か
ら外部に出る箇所で樹脂の漏れが発生し、問題となって
いた。
【0003】上記の問題を解決するための手段として、
従来よりゴムブッシュに導線を装着した状態で成形する
方法や接着剤で導線の外周を封止する方法が行われてい
る。また、実開昭62ー86478号公報において図6
に示す配線口20に導線を挿入した状態で金型に装着
し、射出成形を行ってコイル部を製造する方法が提案さ
れている。ここで、配線口20の内側に形成される突起
部20aの内径を導線の外径よりも小さいかまたはほぼ
同じとするとしている。これにより、導線の被覆部と突
起部20aとが密着状態となるため、内部に注入された
樹脂が漏れることがないとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁弁の製造方法では、導線をコムブッシュや突起部を
有する配線口20に挿入するのに手間がかかり面倒であ
った。特に、漏れを完全に防止しようとして突起部の内
径を小さくした場合には、きわめて挿入しにくくなり、
作業効率が悪くなっていた。
【0005】また、接着剤を使用する方法も、接着剤塗
布作業および乾燥作業という余分な作業を必要とし、全
体の作業効率を悪くしていた。また、配線口20やゴム
ブッシュを使用する製造方法は、配線口20等の余分な
部品を必要とするため、コストアップとなっていた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、グロメットタイプの外部接続端
子を使用する場合に、漏れがなくかつ作業効率の良い電
磁弁の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電磁弁の製造方法は、コイルボビンの外周
に導線が巻かれてなるコイルと、コイルの外周を囲んで
なる磁気枠と、該コイルと絶縁被覆された導線とを接続
する外部接続用端子ケースとを一体成形してなるコイル
部と、コイルボビン孔の一端に固定される固定鉄心と、
コイルボビン孔の他端にガイドスリーブを介して摺動可
能に嵌合され、コイル通電時に固定鉄心に吸着される可
動鉄心とを有するソレノイドと、該可動鉄心の駆動によ
り開閉されて、ポートの連通を切り換える弁座とを有す
る電磁弁の製造方法であって、外部接続用端子ケース
が、内側に導線を貫通させる挿通孔が形成され外部へ突
き出した突起部を有し、導線を挿通孔に装着した外部接
続端子ケースと磁気枠とコイルとを一体成形してコイル
部を製造するときに、突起部に外周から押圧力を加え、
突起部の内面により導線の絶縁被覆部を圧迫した状態で
成形する。
【0008】
【作用】上記の構成よりなる本発明の電磁弁のコイル
は、励磁されると、コイルボビン孔の一端に嵌合される
固定鉄心と共に、コイルボビン孔の他端にガイドスリー
ブを介して摺動可能に嵌合される可動鉄心を吸引する。
弁座は該可動鉄心の駆動により開閉されて、ポートの連
通を切り換える。
【0009】ここで、電磁弁のコイルに通電するための
外部接続端子として絶縁被覆された導線が使用されてい
る。導線と外部接続端子ケースとは、導線が外部接続用
端子ケースの突起部に設けられている挿通孔に挿入され
た状態で金型に装着され、磁気枠とコイルと共に一体成
形されてコイル部が製造される。成形時に、金型が突起
部の外周に押圧力を加え、突起部の内面により導線の絶
縁被覆部を圧迫した状態としている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例である電
磁弁について図面を参照しながら説明する。図2に本発
明の一実施例である電磁弁の断面図を示す。電磁弁1
は、上半分のソレノイド部32と下半分の弁本体10と
より構成されている。ソレノイド部32の中心には、両
端部にフランジを有する中空円筒状のコイルボビン2の
胴部に銅線が巻かれたコイル3がある。コイル3の外周
を囲んで、コの字の形状をした磁気枠4,16が天板同
士を重ね合わせた状態でかしめにより固定されている。
【0011】すなわち、コイルボビン2の中空部の上側
に固定鉄心5が挿入され、固定鉄心の段差部が磁気枠
4,16の天板の貫通孔に挿入されて上端がかしめられ
ている。一方、コイルボビン2の中空部の下側にガイド
スリーブ6を介して、可動鉄心28が摺動可能に保持さ
れている。ソレノイド部32は、図3に示すソレノイド
が組み立てられた状態で、樹脂21により全体が一体化
するようにモールド固定されたものである。
【0012】次に図3を用いて、ソレノイドのコイル3
への配線を説明する。コイル3の銅線の2つの端部は、
コイルボビン2に取り付けられた1組のピン端子7の各
々にはんだ付け等により電気的に接続している。1組の
ピン端子7は磁気枠16の側板部16aに穿設されたピ
ン端子用開口部18より磁気枠16の外部に出ている。
また、磁気枠16の側板部16aには、ピン端子用開口
部18の他にアース端子接続用開口部22が穿設されて
いる。
【0013】図2は、グロメット端子ケース31を一体
成形した場合を示している。グロメット端子ケース31
が一体成形された状態で、絶縁被覆された2本の導線2
7は、一端部が1組のピン端子7に各々接続し、他端部
がコイル部の外部に出ている。
【0014】グロメット端子ケース31は、外部接続端
子としての絶縁被覆された導線27をピン端子7に直接
接続する場合に使用する端子ケースである。グロメット
端子ケース31の構成を図4により説明する。グロメッ
ト端子ケース31を磁気枠16側から見た平面図を図4
の(a)に示す。図4の(b)に図4の(a)の右側面
図を示す。1組の絶縁被覆された導線27がグロメット
端子ケース31の外部に形成された1組の突起部31の
中心に形成されている挿通孔に挿通され、各一端部がピ
ン端子7にハンダ付けされている。
【0015】次に、グロメット端子ケース31と磁気枠
16等と一体成形する方法について説明する。図1に成
形装置の断面図を示す。金型は上金型8と下金型9とに
分離可能に図示しない成形機に取り付けられている。下
金型9が4本のガイド14により平行に上昇されること
により、上金型8と合わさって電磁弁コイル部の金型を
構成する。
【0016】作業者は、1組の絶縁被覆された導線27
をグロメット端子ケース31の外部に形成された1組の
突起部31の中心に形成されている挿通孔に挿通する。
このとき、挿通孔の内径は導線27の外径の平均値2.
6mmよりも0.2mm大きい2.8mmにしてある。
これにより、挿通孔の内径精度に少しのばらつきがあっ
ても、作業者は容易に1組の導線27を挿通孔に挿通す
ることができる。次に、作業者は導線27の各一端部を
ピン端子7にハンダ付けする。そして、グロメット端子
ケース31の側面に突き出て設けられている4本の固定
ピン31bを磁気枠のアース端子接続用開口部22に嵌
合し一体化する。
【0017】そして、作業者は、グロメット端子ケース
31と磁気枠16等を、一体化した状態で図1に示すよ
うに下金型9の下金型凹部19に装着する。そして、作
業者が成形スイッチを押すことにより、下金型9が上昇
して上金型8と合体して、上金型凹部17と下金型凹部
19とでコイル部成形用の金型を形成する。そして、樹
脂が図示しない射出成形入口より射出され、ソレノイド
部32が成形される。
【0018】このとき、図4に示す突起部31aの成形
前の外径Haよりも、上金型凹部の導線押圧部17aと
下金型凹部の導線押圧部19aとで形成される導線押圧
部の内径Hb(図5に示す。)を約8〜15%小さくし
ている。本実施例ではHa=6mmであり、Hb=5.
5mmである。従って、突起部31aの外周は、上金型
凹部の導線押圧部17aと下金型凹部の導線押圧部19
aとにより、上下方向から押圧される。突起部31aの
外周が押圧されることにより、突起部の内径が圧縮され
て導線27の絶縁被覆部を圧迫する。突起部の内径部の
一部は絶縁被覆部に食い込む状態となる。
【0019】射出成形時に、突起部31aの内径部が導
線27の絶縁被覆部を圧迫しているので、樹脂が導線2
7の周囲から漏れることがない。突起部31aの外周
が、上金型凹部17の導線押圧部17aと下金型凹部1
9の導線押圧部19aとにより、上下方向から押圧され
たとき、突起部の外周部はつぶれて金型のパーテーショ
ン方向に拡大する。この拡大を吸収するため、図6に示
すように、上金型凹部17の導線押圧部17aと下金型
凹部19の導線押圧部19aとの端部にアール部17
b,19bが形成されている。
【0020】アール部17b,19bにより成形後の突
起部にはパーテーションの位置にでっぱり部31eが形
成される。また、グロメット端子ケース31の側面に突
き出て設けられている4本の直方体状の固定ピン31b
に樹脂が密着するので、グロメット端子ケース31と磁
気枠4,16とを一体成形したときの成形強度を強くす
ることができる。
【0021】次に、電磁弁の構成要素である弁本体10
について図2により説明する。弁本体10には、入力ポ
ート12,出力ポート13とが穿設され、また両ポート
を連通させる弁座30が設けられている。可動鉄心28
の弁座30に当接する部分に、弾性体で作られた弁体1
1が埋め込まれている。可動鉄心28の下端部は外側に
フランジ部を有しており、そのフランジ部の上面に当接
して、可動鉄心28を下向きに付勢するための復帰ばね
15がある。復帰ばね15の他端はガイドスリーブ6の
フランジ部の下面に当接している。
【0022】次に、上記構成を有する電磁弁の動作につ
いて説明する。図2は、コイル3に電流が流されていな
い状態を示している。可動鉄心28は、復帰ばね15に
より下向きに付勢され、弁体11が弁座30に当接して
いる。これにより、入力ポート12と出力ポート13と
は連通していない。一方、コイル3に電流が流される
と、固定鉄心5の上下方向に磁界が発生し、固定鉄心5
が可動鉄心28を吸引する。この吸引力は、復帰ばね1
5のばね力よりも強いので、可動鉄心28は、固定鉄心
5に当接する位置まで移動する。これにより、弁体11
が弁座30から離れ、入力ポート12と出力ポート13
とが連通する。
【0023】以上説明した電磁弁の製造方法によれば、
外部接続用端子ケースが、内側に導線を貫通させる挿通
孔が形成され外部へ突き出した突起部を有し、導線を挿
通孔に装着した外部接続端子ケースと磁気枠とコイルと
を一体成形してコイル部を製造するときに、突起部に外
周から押圧力を加え、突起部の内面により導線の絶縁被
覆部を圧迫した状態で成形するので、射出成形時に、突
起部31aの内径部が導線27の絶縁被覆部に食い込ん
でおり、樹脂が導線27の周囲から漏れることがない。
また、突起部31aに形成されている挿通孔の内径が導
線27の外径より大きいため、作業効率がよい。
【0024】本実施例では、固定鉄心を磁気枠と共に一
体成形する気体用電磁弁について説明したが、固定鉄心
を一体成形せずに、外部に取り付ける液用電磁弁にも本
発明が適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電磁弁の製造方法によれば、外部接続用端子ケー
スが、内側に導線を貫通させる挿通孔が形成され外部へ
突き出した突起部を有し、導線を挿通孔に装着した外部
接続端子ケースと磁気枠とコイルとを一体成形してコイ
ル部を製造するときに、突起部に外周から押圧力を加
え、突起部の内面により導線の絶縁被覆部を圧迫した状
態で成形するので、射出成形時に樹脂が導線の周囲から
漏れることがない。また、余分な部品を必要としないの
で、電磁弁の製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁弁の製造方法に使
用する金型の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例である電磁弁の構成を示す断
面図である。
【図3】ソレノイド部の構成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係るグロメット端子ケースの形状を示
す外観図である。
【図5】成形後の突起部の形状示す部分斜視図である。
【図6】突起部を押圧する金型の押圧部の形状を示す部
分平面図である。
【図7】従来の配線口の形状を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 3 コイル 4,16 磁気枠 5 固定鉄心 7 ピン端子 8 上金型 9 下金型 10 弁本体 17a,19a 導線押圧部 27 導線 31 グロメット端子ケース 31a 突起部 32 ソレノイド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成する
ために、本発明の電磁弁の製造方法は、コイルボビンの
外周に導線が巻かれてなるコイルと、コイルの外周を囲
んでなる磁気枠と、該コイルと絶縁被覆された導線とを
接続する外部接続用端子ケースとを一体成形してなるコ
イル部と、コイルボビン孔の一端に固定される固定鉄心
と、コイルボビン孔の他端に摺動可能に嵌合され、コイ
ル通電時に固定鉄心に吸着される可動鉄心とを有するソ
レノイドと、該可動鉄心の駆動により開閉されて、ポー
トの連通を切り換える弁座とを有する電磁弁の製造方法
であって、外部接続用端子ケースが、内側に導線を貫通
させる挿通孔が形成され外部へ突き出した突起部を有
し、導線を挿通孔に装着した外部接続端子ケースと磁気
枠とコイルとを一体成形してコイル部を製造するとき
に、突起部に外周から押圧力を加え、突起部の内面によ
り導線の絶縁被覆部を圧迫した状態で成形する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンの外周に導線が巻かれてな
    るコイルと、コイルの外周を囲んでなる磁気枠と、該コ
    イルと絶縁被覆された導線とを接続する外部接続用端子
    ケースとを一体成形してなるコイル部と、コイルボビン
    孔の一端に固定される固定鉄心と、コイルボビン孔の他
    端にガイドスリーブを介して摺動可能に嵌合され、コイ
    ル通電時に固定鉄心に吸着される可動鉄心とを有するソ
    レノイドと、 該可動鉄心の駆動により開閉されて、ポートの連通を切
    り換える弁座とを有する電磁弁の製造方法において、 前記外部接続用端子ケースが、内側に前記導線を貫通さ
    せる挿通孔が形成され外部へ突き出した突起部を有し、 前記導線を前記挿通孔に装着した前記外部接続端子ケー
    スと前記磁気枠と前記コイルとを一体成形して前記コイ
    ル部を製造するときに、前記突起部に外周から押圧力を
    加え、前記突起部の内面により前記導線の絶縁被覆部を
    圧迫した状態で成形することを特徴とする電磁弁の製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255787A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Bridgestone Corp 防振装置
TWI641775B (zh) * 2017-07-20 2018-11-21 怡誠興業股份有限公司 Solenoid valve coil device
TWI670437B (zh) * 2018-09-14 2019-09-01 怡誠興業股份有限公司 電磁閥線圈裝置

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