JPH0533251A - 水流交絡用ウエブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法 - Google Patents
水流交絡用ウエブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法Info
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- JPH0533251A JPH0533251A JP3204780A JP20478091A JPH0533251A JP H0533251 A JPH0533251 A JP H0533251A JP 3204780 A JP3204780 A JP 3204780A JP 20478091 A JP20478091 A JP 20478091A JP H0533251 A JPH0533251 A JP H0533251A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】地合が良好で、面質の優れた、縦横の強度比が
改良された水流交絡不織布を、安定して生産するのに適
した水流交絡用ウェブ搬送装置とその装置を用い製造し
た水流交絡不織布を提供することを目的とする。 【構成】繊維質を含有するウェブを積載し、搬送する支
持体において、搬送方向に直角に往復運動をすることを
特徴とする水流交絡用ウェブ搬送装置とその装置を用い
水流交絡不織布を製造する方法に関する。 【効果】本発明の水流交絡用ウェブ搬送装置を用い得ら
れた水流交絡不織布は、交絡が均一に行われ、地合が良
好で、肌触りがよく、強度が大きく、強度の縦横比が小
さく、ドレープ性に優れ、汎用的に利用される。
改良された水流交絡不織布を、安定して生産するのに適
した水流交絡用ウェブ搬送装置とその装置を用い製造し
た水流交絡不織布を提供することを目的とする。 【構成】繊維質を含有するウェブを積載し、搬送する支
持体において、搬送方向に直角に往復運動をすることを
特徴とする水流交絡用ウェブ搬送装置とその装置を用い
水流交絡不織布を製造する方法に関する。 【効果】本発明の水流交絡用ウェブ搬送装置を用い得ら
れた水流交絡不織布は、交絡が均一に行われ、地合が良
好で、肌触りがよく、強度が大きく、強度の縦横比が小
さく、ドレープ性に優れ、汎用的に利用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水流交絡不織布製造用
のウェブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法に関す
るものである。
のウェブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、織布に代わり不織布が多くの分野
で広く用いられてきている。低コストで生産性が高いこ
とから、従来の織布の代用物としての用途、あるいは織
布では得られない性能を付与できることから、機能性不
織布としての用途が考えられる。さらに、従来、紙パル
プを素材とした分野にも不織布の機能性を生かし、高性
能材料としての供給が盛んとなってきた。
で広く用いられてきている。低コストで生産性が高いこ
とから、従来の織布の代用物としての用途、あるいは織
布では得られない性能を付与できることから、機能性不
織布としての用途が考えられる。さらに、従来、紙パル
プを素材とした分野にも不織布の機能性を生かし、高性
能材料としての供給が盛んとなってきた。
【0003】そのなかでも、特に、高圧水流をウェブに
噴射し、ウェブを形成する繊維を3次元的に交絡する方
法を用いて、得られた不織布は、布に近い風合いをも
ち、肌触り、ドレープ性に優れることから、注目を集め
ている。この方法は、水流交絡法等の名称で呼ばれてい
る。
噴射し、ウェブを形成する繊維を3次元的に交絡する方
法を用いて、得られた不織布は、布に近い風合いをも
ち、肌触り、ドレープ性に優れることから、注目を集め
ている。この方法は、水流交絡法等の名称で呼ばれてい
る。
【0004】水流交絡法とは多孔質支持体に繊維質を含
有するウェブを積載、搬送し、ウェブ上方から高圧柱状
水流を噴射ているため、交絡終了後の不織布には、ウェ
ブ搬送方向と平行に柱状水流の跡が残る。比較的、大き
なメッシュの支持体を用い、開孔模様のある不織布、孔
開き不織布と称する不織布を製造する場合は、これらの
水流跡は肉眼的には観察されない。しかしながら、10
0メッシュ前後の支持体を用いた場合、水流跡が残り、
外観上欠点となるばかりか、繊維質がウェブ搬送方向
(縦方向)に選択的に配列し、縦横比の大きなウェブと
なること、交絡にむらができること等、不織布性能上も
好ましくない。
有するウェブを積載、搬送し、ウェブ上方から高圧柱状
水流を噴射ているため、交絡終了後の不織布には、ウェ
ブ搬送方向と平行に柱状水流の跡が残る。比較的、大き
なメッシュの支持体を用い、開孔模様のある不織布、孔
開き不織布と称する不織布を製造する場合は、これらの
水流跡は肉眼的には観察されない。しかしながら、10
0メッシュ前後の支持体を用いた場合、水流跡が残り、
外観上欠点となるばかりか、繊維質がウェブ搬送方向
(縦方向)に選択的に配列し、縦横比の大きなウェブと
なること、交絡にむらができること等、不織布性能上も
好ましくない。
【0005】そこで、これらの欠点を改良すべく、柱状
水流を発生する装置の改良が様々な方法で開示されてい
る。特公昭47−30740号公報では、流体噴射孔を
含む多孔板が連続的に移動しうる様なノズルを示し、該
多孔板を繊維束の進行方向と直角に往復運動する方法開
示されている。これにより、互いに方向を逆転する斜め
方向の絡合線を有する不織布が得られ、幅方向にも高強
力な不織布が得られるとしている。特公昭62−123
42号公報では、流体噴射ノズルを複数備えるノズルヘ
ッダーを螺旋軌道を描きつつ回転させ、流体を噴射させ
る方法が開示されている。これにより、縦横の交絡強度
にむらがなく、梨地調の表面を有する不織布が得られる
としている。特公平1−35933号公報では、高速流
体噴射装置とウェブ供給装置を同方向に連動、揺動させ
る方法が開示されている。これにより、きわめて均質な
3次元交絡が得られ、柔軟性、強度に優れた不織布が得
られるとしている。
水流を発生する装置の改良が様々な方法で開示されてい
る。特公昭47−30740号公報では、流体噴射孔を
含む多孔板が連続的に移動しうる様なノズルを示し、該
多孔板を繊維束の進行方向と直角に往復運動する方法開
示されている。これにより、互いに方向を逆転する斜め
方向の絡合線を有する不織布が得られ、幅方向にも高強
力な不織布が得られるとしている。特公昭62−123
42号公報では、流体噴射ノズルを複数備えるノズルヘ
ッダーを螺旋軌道を描きつつ回転させ、流体を噴射させ
る方法が開示されている。これにより、縦横の交絡強度
にむらがなく、梨地調の表面を有する不織布が得られる
としている。特公平1−35933号公報では、高速流
体噴射装置とウェブ供給装置を同方向に連動、揺動させ
る方法が開示されている。これにより、きわめて均質な
3次元交絡が得られ、柔軟性、強度に優れた不織布が得
られるとしている。
【0006】このように、ノズルを運動させることで、
水流交絡不織布の外観や特性を改良する方法として示さ
れている。しかし、通常、強固な交絡を行うのに用い
る、ノズル径は10〜500μm、ノズル間隔は10〜
1500μmと非常に微細である。このようなノズルが
多数集合したヘッドを長時間、均一な条件で運動させる
ことは非常に困難で、装置の維持管理が難しいことが考
えられる。
水流交絡不織布の外観や特性を改良する方法として示さ
れている。しかし、通常、強固な交絡を行うのに用い
る、ノズル径は10〜500μm、ノズル間隔は10〜
1500μmと非常に微細である。このようなノズルが
多数集合したヘッドを長時間、均一な条件で運動させる
ことは非常に困難で、装置の維持管理が難しいことが考
えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決するためのものであり、地合が良好で、面質
の優れた、縦横の強度比が改良された不織布を安定して
生産することを目的とする。
課題を解決するためのものであり、地合が良好で、面質
の優れた、縦横の強度比が改良された不織布を安定して
生産することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するためのに鋭意検討した。その結果、従来と
は異なり、ウェブを積載し、搬送する支持体を動かすこ
とで、従来の方法と同じ効果が得られ、しかも、装置の
維持管理が容易であることが見いだされ、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、水流交絡用ウェブ
搬送装置、高圧柱状水流噴射装置が設置された水流交絡
不織布製造装置のウェブ搬送用支持体において、繊維質
を含有する水流交絡用ウェブを積載し搬送するにあた
り、該支持体が搬送方向に直角に往復運動をすることを
特徴とする水流交絡用ウェブ搬送装置である。また、水
流交絡用ウェブ搬送装置、高圧柱状水流噴射装置が設置
された水流交絡不織布製造装置のウェブ搬送用支持体
に、繊維質を含有する水流交絡用ウェブを積載し搬送す
るにあたり、該支持体が搬送方向に直角に往復運動し、
その運動状態にある水流交絡用ウェブの上方から、高圧
水流を噴射し、ウェブを構成する繊維を3次元的に交絡
することを特徴とする水流交絡不織布の製造法である。
題を解決するためのに鋭意検討した。その結果、従来と
は異なり、ウェブを積載し、搬送する支持体を動かすこ
とで、従来の方法と同じ効果が得られ、しかも、装置の
維持管理が容易であることが見いだされ、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、水流交絡用ウェブ
搬送装置、高圧柱状水流噴射装置が設置された水流交絡
不織布製造装置のウェブ搬送用支持体において、繊維質
を含有する水流交絡用ウェブを積載し搬送するにあた
り、該支持体が搬送方向に直角に往復運動をすることを
特徴とする水流交絡用ウェブ搬送装置である。また、水
流交絡用ウェブ搬送装置、高圧柱状水流噴射装置が設置
された水流交絡不織布製造装置のウェブ搬送用支持体
に、繊維質を含有する水流交絡用ウェブを積載し搬送す
るにあたり、該支持体が搬送方向に直角に往復運動し、
その運動状態にある水流交絡用ウェブの上方から、高圧
水流を噴射し、ウェブを構成する繊維を3次元的に交絡
することを特徴とする水流交絡不織布の製造法である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。まず、水
流交絡用ウェブ搬送装置の支持体につき説明を行う。本
発明で用いる水流交絡ウェブ搬送装置の支持体は、多孔
質のもので、交絡時に噴射され、ウェブを通過した水
が、容易に支持体を通過するものであればよい。一例を
上げれば、ステンレスやプラスチック製のワイヤー等が
好ましく、抄紙用のワイヤー等も使用できる。また、5
0〜200メッシュ程度のものが好ましい。
流交絡用ウェブ搬送装置の支持体につき説明を行う。本
発明で用いる水流交絡ウェブ搬送装置の支持体は、多孔
質のもので、交絡時に噴射され、ウェブを通過した水
が、容易に支持体を通過するものであればよい。一例を
上げれば、ステンレスやプラスチック製のワイヤー等が
好ましく、抄紙用のワイヤー等も使用できる。また、5
0〜200メッシュ程度のものが好ましい。
【0010】次に、支持体の往復運動について説明を行
う。支持体は、ウェブを積載し、搬送する方向に対し、
直角方向に往復運動させる。運動は交絡を均一に行うた
めにも、一定の速度で行う必要がある。速度が変化する
と、強交絡部と弱交絡部が出現し、本発明の主旨から外
れるため好ましくない。
う。支持体は、ウェブを積載し、搬送する方向に対し、
直角方向に往復運動させる。運動は交絡を均一に行うた
めにも、一定の速度で行う必要がある。速度が変化する
と、強交絡部と弱交絡部が出現し、本発明の主旨から外
れるため好ましくない。
【0011】支持体往復運動の方法は、水流交絡装置の
形式により異なる。一例としては、図1、図2に示され
る様なものがあげられる。これは、ベルトコンベヤー方
式の支持体を用いて、ウェブを搬送し、交絡を行う装置
である。この装置は水流交絡用ウェブ搬送装置と高圧柱
状水流噴射装置からなる。
形式により異なる。一例としては、図1、図2に示され
る様なものがあげられる。これは、ベルトコンベヤー方
式の支持体を用いて、ウェブを搬送し、交絡を行う装置
である。この装置は水流交絡用ウェブ搬送装置と高圧柱
状水流噴射装置からなる。
【0012】A1はウェブの搬送方向、A2は支持体往
復運動の方向を示している。水流交絡用ウェブ2を積載
したウェブ搬送用支持体1はA1の方向にウェブを搬送
する。搬送はウェブ搬送用支持体1を支持するロール
(3〜5を含む)を回転させることでウェブ搬送用支持
体1が駆動する。ウェブ2は水流噴射装置(6〜10)
から発生した高圧柱状水流により繊維の交絡が行われ
る。ウェブ2並びにウェブ搬送用支持体1を貫通した水
は、サクションボックス11で強制的に脱水される。
交絡中に、往復運動可能なロール(3〜5)の少なくと
も1つをA2の方向に往復運動させることで、ウェブ搬
送用支持体1が往復運動する。ただし、複数のロールを
動かすとき運動は同調的である必要がある。往復運動さ
せるロールは、交絡部で往復運動が与えられる場合なら
制限はない。また、ウェブ搬送用支持体1とロール3〜
5はウェブ搬送用支持体1のテンションにより摩擦を大
きくすること、あるいはウェブ搬送用支持体1を別のフ
レームで支えることで、往復運動させることが可能であ
る。
復運動の方向を示している。水流交絡用ウェブ2を積載
したウェブ搬送用支持体1はA1の方向にウェブを搬送
する。搬送はウェブ搬送用支持体1を支持するロール
(3〜5を含む)を回転させることでウェブ搬送用支持
体1が駆動する。ウェブ2は水流噴射装置(6〜10)
から発生した高圧柱状水流により繊維の交絡が行われ
る。ウェブ2並びにウェブ搬送用支持体1を貫通した水
は、サクションボックス11で強制的に脱水される。
交絡中に、往復運動可能なロール(3〜5)の少なくと
も1つをA2の方向に往復運動させることで、ウェブ搬
送用支持体1が往復運動する。ただし、複数のロールを
動かすとき運動は同調的である必要がある。往復運動さ
せるロールは、交絡部で往復運動が与えられる場合なら
制限はない。また、ウェブ搬送用支持体1とロール3〜
5はウェブ搬送用支持体1のテンションにより摩擦を大
きくすること、あるいはウェブ搬送用支持体1を別のフ
レームで支えることで、往復運動させることが可能であ
る。
【0013】もう一例としては、円筒形状の有孔ドラム
に支持体がカバーされ、このドラム上で交絡を行う方式
のものがあげられるが、この場合は、有孔ドラム自体を
往復運動させることで目的が達成できる。
に支持体がカバーされ、このドラム上で交絡を行う方式
のものがあげられるが、この場合は、有孔ドラム自体を
往復運動させることで目的が達成できる。
【0014】次に、本発明の水流交絡用ウェブ搬送装置
を用いた、水流交絡不織布の製造法につき説明を行う。
ウェブの搬送と、往復運動の方向は前述した通り、直角
方向である。このとき、往復運動の速度(v)とウェブ
搬送速度(V)は、0.2≦v/V≦5を満たす範囲が
好ましい。この値が小さいと、支持体の運動効果が小さ
く、大きくなるとウェブ搬送速度が速くなり、非常に速
い速度で支持体を運動させる必要があるため、装置にか
かる負荷が大きくなり、好ましくない。また、往復運動
の幅は、高圧柱状水流を噴射するノズルのノズル間隔よ
り大きい範囲が好ましいが、支持体にかかる負荷を避け
るためにも、必要以上に大きくとる必要はない。すなわ
ち、最も好ましい範囲は、ノズル間隔(D)とウェブを
構成する繊維質の繊維長(L)に対し、2D〜2Lの範
囲である。2Dより小さいと支持体運動効果が小さい。
但し、繊維長よりノズル間隔を小さくすることは、適正
かつ強固な交絡を行う上で不可欠である。また、好まし
いノズル径は10〜500μm、好ましいノズル間隔は
10〜1500μmである。交絡に用いる水圧は10〜
250kgf/cm2、ウェブ搬送速度は5〜200m/分が
好ましい。上記の条件で、高圧柱状水流噴射、ウェブ搬
送用支持体の往復運動を行うと、本発明の目的とする、
地合、ドレープ性、肌触りに優れた水流交絡不織布が得
られるのである。
を用いた、水流交絡不織布の製造法につき説明を行う。
ウェブの搬送と、往復運動の方向は前述した通り、直角
方向である。このとき、往復運動の速度(v)とウェブ
搬送速度(V)は、0.2≦v/V≦5を満たす範囲が
好ましい。この値が小さいと、支持体の運動効果が小さ
く、大きくなるとウェブ搬送速度が速くなり、非常に速
い速度で支持体を運動させる必要があるため、装置にか
かる負荷が大きくなり、好ましくない。また、往復運動
の幅は、高圧柱状水流を噴射するノズルのノズル間隔よ
り大きい範囲が好ましいが、支持体にかかる負荷を避け
るためにも、必要以上に大きくとる必要はない。すなわ
ち、最も好ましい範囲は、ノズル間隔(D)とウェブを
構成する繊維質の繊維長(L)に対し、2D〜2Lの範
囲である。2Dより小さいと支持体運動効果が小さい。
但し、繊維長よりノズル間隔を小さくすることは、適正
かつ強固な交絡を行う上で不可欠である。また、好まし
いノズル径は10〜500μm、好ましいノズル間隔は
10〜1500μmである。交絡に用いる水圧は10〜
250kgf/cm2、ウェブ搬送速度は5〜200m/分が
好ましい。上記の条件で、高圧柱状水流噴射、ウェブ搬
送用支持体の往復運動を行うと、本発明の目的とする、
地合、ドレープ性、肌触りに優れた水流交絡不織布が得
られるのである。
【0015】
【作用】本発明の支持体は、交絡が均一かつ強固に行う
ことができ、地合、ドレープ性、肌触りに優れた水流交
絡不織布を得る装置として有効に作用する。この方法で
得られた水流交絡不織布は、人工皮革、濾材、手術着、
表層材など広い用途で汎用的に利用することができる。
ことができ、地合、ドレープ性、肌触りに優れた水流交
絡不織布を得る装置として有効に作用する。この方法で
得られた水流交絡不織布は、人工皮革、濾材、手術着、
表層材など広い用途で汎用的に利用することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例をあげ、本発明を具体的に説明
するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
【0017】実施例1
繊度1.5デニール、繊維長38mmで機械捲縮が付与さ
れたポリエチレンテレフタレート繊維(帝人社製)をカ
ーディングマシンを用い、坪量20g/m2のウェブを製
造し、これを4枚積層し、100メッシュのステンレス
製支持体に積載し、ウェブ搬送速度は15m/分で高圧
柱状水流により水流交絡を行った。図1は支持体が設置
された交絡装置の一例の側面図である。S1〜S5は水
流噴射装置で、実施例1で交絡を行った条件を下記に示
す。S1のノズルはノズル径120μm、ノズル間隔
1.2mm、2列で水圧30kgf/cm2、S2はノズル径1
20μm、ノズル間隔1.2mm、2列で水圧70kgf/cm
2、S3はノズル径120μm、ノズル間隔0.6mm、2
列で水圧100kgf/cm2、S4はノズル径100μm、
ノズル間隔0.6mm、1列で水圧70kgf/cm2、S5は
ノズル径100mm、ノズル間隔0.6mm、1列で水圧3
0kgf/cm2である。 交絡は、まず片面で行った。次に
同じ条件で裏面の交絡を行った。支持体の往復運動はR
1とR3を運動させ行った。速度は20m/分、幅は3
8mmである。この交絡の後、サクションスルードライヤ
ーを用い、110℃で乾燥を行った。
れたポリエチレンテレフタレート繊維(帝人社製)をカ
ーディングマシンを用い、坪量20g/m2のウェブを製
造し、これを4枚積層し、100メッシュのステンレス
製支持体に積載し、ウェブ搬送速度は15m/分で高圧
柱状水流により水流交絡を行った。図1は支持体が設置
された交絡装置の一例の側面図である。S1〜S5は水
流噴射装置で、実施例1で交絡を行った条件を下記に示
す。S1のノズルはノズル径120μm、ノズル間隔
1.2mm、2列で水圧30kgf/cm2、S2はノズル径1
20μm、ノズル間隔1.2mm、2列で水圧70kgf/cm
2、S3はノズル径120μm、ノズル間隔0.6mm、2
列で水圧100kgf/cm2、S4はノズル径100μm、
ノズル間隔0.6mm、1列で水圧70kgf/cm2、S5は
ノズル径100mm、ノズル間隔0.6mm、1列で水圧3
0kgf/cm2である。 交絡は、まず片面で行った。次に
同じ条件で裏面の交絡を行った。支持体の往復運動はR
1とR3を運動させ行った。速度は20m/分、幅は3
8mmである。この交絡の後、サクションスルードライヤ
ーを用い、110℃で乾燥を行った。
【0018】比較例1
支持体を往復運動させることなく、実施例1と同じ水
圧、条件で交絡を行った。
圧、条件で交絡を行った。
【0019】実施例1、比較例1の水流交絡不織布の外
観を比べると、実施例1のシートには水流交絡跡が殆ど
目立たないのに対し、比較例1では水流の通過とが認め
られる。また、肌触りも実施例1のものが良好である。
以下実施例1と比較例1で得られた水流交絡不織布の物
性値を表1に示す。なおドレープ性の指標として、実施
例で示された剛軟度は、JIS−L1096に記載され
た45度カンチレバー法を用い測定し、縦横の平均値を
示した。
観を比べると、実施例1のシートには水流交絡跡が殆ど
目立たないのに対し、比較例1では水流の通過とが認め
られる。また、肌触りも実施例1のものが良好である。
以下実施例1と比較例1で得られた水流交絡不織布の物
性値を表1に示す。なおドレープ性の指標として、実施
例で示された剛軟度は、JIS−L1096に記載され
た45度カンチレバー法を用い測定し、縦横の平均値を
示した。
【0020】
【表1】
【0021】表1に示すように、強度の縦横比が小さ
く、強度の大きい、ドレープ性に優れた水流不織布が得
られた。
く、強度の大きい、ドレープ性に優れた水流不織布が得
られた。
【0022】
【発明の効果】本発明の支持体を用い得られた水流交絡
不織布は、交絡が均一に行われ、地合が良好で、肌触り
がよく、強度が大きく、強度の縦横比が小さく、ドレー
プ性に優れる。
不織布は、交絡が均一に行われ、地合が良好で、肌触り
がよく、強度が大きく、強度の縦横比が小さく、ドレー
プ性に優れる。
【図1】本発明の支持体設置装置一例の概略側面図。
【図2】本発明の支持体部の拡大図。
1 ウェブ搬送用支持体
2 ウェブ
3 往復運動が可能なロール
4 往復運動が可能なロール
5 往復運動が可能なロール
6 水流噴射装置
7 水流噴射装置
8 水流噴射装置
9 水流噴射装置
10 水流噴射装置
11 サクションボックス
A1 支持体搬送方向
A2 支持体往復運動方向
Claims (2)
- 【請求項1】 水流交絡用ウェブ搬送装置、高圧柱状水
流噴射装置が設置された水流交絡不織布製造装置のウェ
ブ搬送用支持体において、繊維質を含有する水流交絡用
ウェブを積載し搬送するにあたり、該支持体が搬送方向
に直角に往復運動をすることを特徴とする水流交絡用ウ
ェブ搬送装置。 - 【請求項2】 水流交絡用ウェブ搬送装置、高圧柱状水
流噴射装置が設置された水流交絡不織布製造装置のウェ
ブ搬送用支持体に、繊維質を含有する水流交絡用ウェブ
を積載し搬送するにあたり、該支持体が搬送方向に直角
に往復運動し、その運動状態にある水流交絡用ウェブの
上方から、高圧水流を噴射し、ウェブを構成する繊維を
3次元的に交絡することを特徴とする水流交絡不織布の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3204780A JPH0533251A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水流交絡用ウエブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3204780A JPH0533251A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水流交絡用ウエブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533251A true JPH0533251A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16496226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3204780A Pending JPH0533251A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 水流交絡用ウエブ搬送装置および水流交絡不織布の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533251A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5915907A (en) * | 1996-08-19 | 1999-06-29 | Fuji Hensokuki Co., Ltd. | Apparatus for turning articles in storage structures |
| JP2002369782A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-24 | Sansho Shigyo Kk | 清掃用シート及びその製造方法 |
| JP2012512741A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | スプレー塗装ブース用プレフィルター及び汚染削減方法 |
| JP2018202124A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 大王製紙株式会社 | パルプ混合不織布ワイプ及びパルプ混合不織布ワイプの製造方法 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3204780A patent/JPH0533251A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5915907A (en) * | 1996-08-19 | 1999-06-29 | Fuji Hensokuki Co., Ltd. | Apparatus for turning articles in storage structures |
| JP2002369782A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-24 | Sansho Shigyo Kk | 清掃用シート及びその製造方法 |
| JP2012512741A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | スプレー塗装ブース用プレフィルター及び汚染削減方法 |
| JP2018202124A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 大王製紙株式会社 | パルプ混合不織布ワイプ及びパルプ混合不織布ワイプの製造方法 |
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