JPH05332700A - 成形爆薬 - Google Patents
成形爆薬Info
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- JPH05332700A JPH05332700A JP11344591A JP11344591A JPH05332700A JP H05332700 A JPH05332700 A JP H05332700A JP 11344591 A JP11344591 A JP 11344591A JP 11344591 A JP11344591 A JP 11344591A JP H05332700 A JPH05332700 A JP H05332700A
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前端に円錐形の金属製ライナ2を有する円筒
形の成形爆薬3を爆発させて宇宙空間を飛翔する人工の
ゴミ(デブリ)をシミュレートする飛翔物(ジェット)
を作り出す人工衛星用の防御構造(バンパー)試験用の
ジェット発生装置において、ジェットの量を調整し、か
つスラグが被試験物であるバンパーに当たらないように
する。 【構成】 ライナ2に截頭円錐形で開口14を有するイ
ンヒビタ13を嵌合する。インヒビタ13はプラスチッ
ク又は伝爆する成形爆薬で作る。ジェットのみは開口1
4を通過するが、スラグはプラスチックが破砕した大き
なものとなるか或いは成形爆薬の爆発により四散してし
まうためスラグとジェットの分離が完全にできる。イン
ヒビタ13の長さlを調整することにより、ジェットの
質量を変化させることが容易にできる。
形の成形爆薬3を爆発させて宇宙空間を飛翔する人工の
ゴミ(デブリ)をシミュレートする飛翔物(ジェット)
を作り出す人工衛星用の防御構造(バンパー)試験用の
ジェット発生装置において、ジェットの量を調整し、か
つスラグが被試験物であるバンパーに当たらないように
する。 【構成】 ライナ2に截頭円錐形で開口14を有するイ
ンヒビタ13を嵌合する。インヒビタ13はプラスチッ
ク又は伝爆する成形爆薬で作る。ジェットのみは開口1
4を通過するが、スラグはプラスチックが破砕した大き
なものとなるか或いは成形爆薬の爆発により四散してし
まうためスラグとジェットの分離が完全にできる。イン
ヒビタ13の長さlを調整することにより、ジェットの
質量を変化させることが容易にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速飛翔体を発生させ
る成形爆薬に関し、ことに人工衛星や宇宙ステーション
等の宇宙飛翔体の防御構造(以下、バンパーという)の
試験装置、詳しくは宇宙空間を高速で飛翔する人工のゴ
ミ(以下、デブリという)と同様の速度及び質量を有す
る飛翔物(以下、ジェットという)を地上において作り
出すことができるバンパーの強度試験用ジェット発生装
置として用いるのに適した成形爆薬に関する。
る成形爆薬に関し、ことに人工衛星や宇宙ステーション
等の宇宙飛翔体の防御構造(以下、バンパーという)の
試験装置、詳しくは宇宙空間を高速で飛翔する人工のゴ
ミ(以下、デブリという)と同様の速度及び質量を有す
る飛翔物(以下、ジェットという)を地上において作り
出すことができるバンパーの強度試験用ジェット発生装
置として用いるのに適した成形爆薬に関する。
【0002】
【従来技術】近年、宇宙開発が進み、各種の人工衛星の
ほか、宇宙ステーションの打ち上げも計画されている。
ところが、宇宙空間には、隕石やロケットなどの破片な
どが高速で飛翔しており、これらの飛翔物から人工衛星
等を防御するため人工衛星等にバンパーを設ける必要性
が高まっている。
ほか、宇宙ステーションの打ち上げも計画されている。
ところが、宇宙空間には、隕石やロケットなどの破片な
どが高速で飛翔しており、これらの飛翔物から人工衛星
等を防御するため人工衛星等にバンパーを設ける必要性
が高まっている。
【0003】これら飛翔物のうち、隕石は、その速度が
10〜70Km/secと高速であるが、その数はきわめて少
なく、実際上、衝突のおそれはない。ところが、ロケッ
トエンジンの微細破片などの人工のゴミであるデブリ
(Debris)は7〜8Km/secの速度であるが、人工
衛星の軌道とほゞ同一高度にあって、その数も多く衝突
の危険は無視できないものとなっている。したがって、
宇宙飛翔体のバンパーの研究開発に際しては、このデブ
リと同様の速度、質量を有する飛翔物(ジェット)を地
上において実現し、宇宙空間におけるデブリの衝突をシ
ミュレートする必要がある。
10〜70Km/secと高速であるが、その数はきわめて少
なく、実際上、衝突のおそれはない。ところが、ロケッ
トエンジンの微細破片などの人工のゴミであるデブリ
(Debris)は7〜8Km/secの速度であるが、人工
衛星の軌道とほゞ同一高度にあって、その数も多く衝突
の危険は無視できないものとなっている。したがって、
宇宙飛翔体のバンパーの研究開発に際しては、このデブ
リと同様の速度、質量を有する飛翔物(ジェット)を地
上において実現し、宇宙空間におけるデブリの衝突をシ
ミュレートする必要がある。
【0004】従来、このジェットを作り出すためには、
2段式軽ガス銃やレールガンが試用されているが、2段
式軽ガス銃では最大8Km/secまでのジェットしか得られ
ず、またレールガンはその試験コストが高過ぎて実用化
には至っていない。そこで、デブリの質量、速度に相当
する質量1〜2g 、速度10Km/secのジェットを地上に
おいて作り出す手段として、爆薬の爆発力を利用するこ
とが考えられている。
2段式軽ガス銃やレールガンが試用されているが、2段
式軽ガス銃では最大8Km/secまでのジェットしか得られ
ず、またレールガンはその試験コストが高過ぎて実用化
には至っていない。そこで、デブリの質量、速度に相当
する質量1〜2g 、速度10Km/secのジェットを地上に
おいて作り出す手段として、爆薬の爆発力を利用するこ
とが考えられている。
【0005】これは、図1に示すように、先端に円錐形
凹面を有する金属製ライナを嵌合することにより全体と
して円筒形で、かつ先端に凹面を有する成形爆薬を爆発
させ、爆発によって破砕されたライナ2が線状又は面状
の高速のジェットとなる現象を利用しようとするもので
ある。この現象は、ノイマン効果ないしモンロー効果と
して知られるもので、図1及び図2により、このノイマ
ン効果について説明すると、図1において、本体Aは基
体6に円筒形のケース1を固定し、その反対側端部に円
錐形のアルミニウム製のライナ2をその頂点部2´が内
側となるように嵌合し、ケース1内に爆薬3を成形充填
したものよりなっている。また、基体6の中心部には、
伝爆薬4とそれに着火するための雷管5及び雷管5の点
火用の導線7からなる起爆装置が備えられている。起爆
時に導線7に電流を流すと、雷管5が点火し、伝爆薬4
が爆発したのち爆薬3が爆発する。爆発時には図におい
て左側の伝爆薬4側から爆発を開始し、右側の方向に伝
播する。その伝播面は爆轟波10と呼ばれ、その速度は
爆薬の種類によって異なるが、爆薬により決まった速度
である。つゞいて爆轟波10は、まずライナ2の頂点部
2´に達し、ライナ2を構成するアルミを粉々に粉砕
し、前方(図で右側)にジェット11として吹き飛ば
す。つゞいて、爆轟波10はライナ2の側面部をも吹き
飛ばすが、図の矢印で示すように、本体Aの軸心に向か
ったのちジェット11に続いて中心軸に沿うように飛翔
する。このジェット11に続く部分をスラグ12と称す
る。ジェット11は、スラグ12により後方から押され
て更に加速し前方に鋭く伸びてゆく。
凹面を有する金属製ライナを嵌合することにより全体と
して円筒形で、かつ先端に凹面を有する成形爆薬を爆発
させ、爆発によって破砕されたライナ2が線状又は面状
の高速のジェットとなる現象を利用しようとするもので
ある。この現象は、ノイマン効果ないしモンロー効果と
して知られるもので、図1及び図2により、このノイマ
ン効果について説明すると、図1において、本体Aは基
体6に円筒形のケース1を固定し、その反対側端部に円
錐形のアルミニウム製のライナ2をその頂点部2´が内
側となるように嵌合し、ケース1内に爆薬3を成形充填
したものよりなっている。また、基体6の中心部には、
伝爆薬4とそれに着火するための雷管5及び雷管5の点
火用の導線7からなる起爆装置が備えられている。起爆
時に導線7に電流を流すと、雷管5が点火し、伝爆薬4
が爆発したのち爆薬3が爆発する。爆発時には図におい
て左側の伝爆薬4側から爆発を開始し、右側の方向に伝
播する。その伝播面は爆轟波10と呼ばれ、その速度は
爆薬の種類によって異なるが、爆薬により決まった速度
である。つゞいて爆轟波10は、まずライナ2の頂点部
2´に達し、ライナ2を構成するアルミを粉々に粉砕
し、前方(図で右側)にジェット11として吹き飛ば
す。つゞいて、爆轟波10はライナ2の側面部をも吹き
飛ばすが、図の矢印で示すように、本体Aの軸心に向か
ったのちジェット11に続いて中心軸に沿うように飛翔
する。このジェット11に続く部分をスラグ12と称す
る。ジェット11は、スラグ12により後方から押され
て更に加速し前方に鋭く伸びてゆく。
【0006】図2によりその状態を示すと、爆発して四
散した本体Aの前方には、ライナ2の微粉末であるジェ
ット11とスラグ12が高速で飛翔し、爆発より1.0
μs後には略円錐形であったものが、10μs 後には中
心軸上にジェット11が伸長してくる。上述の現象を利
用すると、ジェット11はその径が4〜8mmと十分に小
さく、速度が10Km/sec、質量が1.6g 〜4.0g の
ものが得られ、地上においてデブリをシミュレートする
ことが可能となる。
散した本体Aの前方には、ライナ2の微粉末であるジェ
ット11とスラグ12が高速で飛翔し、爆発より1.0
μs後には略円錐形であったものが、10μs 後には中
心軸上にジェット11が伸長してくる。上述の現象を利
用すると、ジェット11はその径が4〜8mmと十分に小
さく、速度が10Km/sec、質量が1.6g 〜4.0g の
ものが得られ、地上においてデブリをシミュレートする
ことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の爆
薬を利用したジェットの発生装置においては、ジェット
11の直後にそれより低速ではあるが、はるかに大きな
質量を有するスラグ12がジェット11を追いかけるよ
うに飛翔してくる。従って、例えば人工衛星用のバンパ
ーにジェット11を衝突させ、宇宙空間におけるデブリ
の衝突をシミュレートさせようとしても、その直後にス
ラグ12が衝突し、バンパー全体を破壊してしまう。こ
れを防止するため、細孔を設けた防御板をバンパーの前
に置いてジェット11のみ通過させようとすると、爆発
の威力によりきわめて強固な防御板でもすぐに破壊さ
れ、また細孔もスラグ12により塞がれてしまい実験が
困難となる。
薬を利用したジェットの発生装置においては、ジェット
11の直後にそれより低速ではあるが、はるかに大きな
質量を有するスラグ12がジェット11を追いかけるよ
うに飛翔してくる。従って、例えば人工衛星用のバンパ
ーにジェット11を衝突させ、宇宙空間におけるデブリ
の衝突をシミュレートさせようとしても、その直後にス
ラグ12が衝突し、バンパー全体を破壊してしまう。こ
れを防止するため、細孔を設けた防御板をバンパーの前
に置いてジェット11のみ通過させようとすると、爆発
の威力によりきわめて強固な防御板でもすぐに破壊さ
れ、また細孔もスラグ12により塞がれてしまい実験が
困難となる。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、スラグを
ジェットより分離した高速飛翔体を発生させることがで
きる成形爆薬を提供することを目的とする。
ジェットより分離した高速飛翔体を発生させることがで
きる成形爆薬を提供することを目的とする。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は、そのため起爆装置を備え
た基体に円筒形のケースを固定し、該ケースの基体と反
対側の端部に円錐形のライナをその頂点部が内側となる
ように嵌合し、該ケースとライナの間に爆薬を成形充填
した成形爆薬において、截頭円錐形であって、中心軸上
にジェットの通過できる開口を有するインヒビタをライ
ナに嵌合させたことを特徴とするものである。
た基体に円筒形のケースを固定し、該ケースの基体と反
対側の端部に円錐形のライナをその頂点部が内側となる
ように嵌合し、該ケースとライナの間に爆薬を成形充填
した成形爆薬において、截頭円錐形であって、中心軸上
にジェットの通過できる開口を有するインヒビタをライ
ナに嵌合させたことを特徴とするものである。
【0010】本発明で用いられるインヒビタとしては、
例えばプラスチック、前記爆薬の爆発により伝爆する成
形爆薬等を用いることができる。
例えばプラスチック、前記爆薬の爆発により伝爆する成
形爆薬等を用いることができる。
【0011】
【作用】本発明は、截頭円錐形であって、中心にジェッ
トの通過できる開口を有するインヒビタをライナに嵌合
させてあるため、該開口を通過してジェットは飛翔する
が、スラグはインヒビタの存在によりその飛翔が著しく
阻害される。その理由は、インヒビタが例えばプラスチ
ックである場合、インヒビタ自体もスラグとなって前方
に飛翔するが、スラグがライナのみからなる場合に比べ
て重量、容積ともに著しく大きくなるため、その飛翔速
度は大きく低下し、防御板で十分阻止でき、かつ防御板
の穴を塞いでも容積大のため防御が容易となる。したが
って、スラグとジェットの分離が完全に行われ、標的に
ジェットのみ衝突させることができる。
トの通過できる開口を有するインヒビタをライナに嵌合
させてあるため、該開口を通過してジェットは飛翔する
が、スラグはインヒビタの存在によりその飛翔が著しく
阻害される。その理由は、インヒビタが例えばプラスチ
ックである場合、インヒビタ自体もスラグとなって前方
に飛翔するが、スラグがライナのみからなる場合に比べ
て重量、容積ともに著しく大きくなるため、その飛翔速
度は大きく低下し、防御板で十分阻止でき、かつ防御板
の穴を塞いでも容積大のため防御が容易となる。したが
って、スラグとジェットの分離が完全に行われ、標的に
ジェットのみ衝突させることができる。
【0012】またインヒビタが、本体の爆薬により伝爆
する成形爆薬で構成されている場合には、開口をジェッ
トが通過直後にスラグ自体が爆発、飛散してジェットの
後方を追いかけるように飛翔するスラグ自体がなくな
る。そのため、ジェットのみを標的に衝突させることが
できる。本発明の成形爆薬は、人工衛星等のバンパーの
衝突実験を行うためのジェットの発生装置として用いら
れるほか砲弾など他の用途に用いることもできる。
する成形爆薬で構成されている場合には、開口をジェッ
トが通過直後にスラグ自体が爆発、飛散してジェットの
後方を追いかけるように飛翔するスラグ自体がなくな
る。そのため、ジェットのみを標的に衝突させることが
できる。本発明の成形爆薬は、人工衛星等のバンパーの
衝突実験を行うためのジェットの発生装置として用いら
れるほか砲弾など他の用途に用いることもできる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は、従来の技術の説明において説明したもの
と同じバンパー試験装置に開口14を有するインヒビタ
13を設けた状態を示す。インヒビタ13は截頭円錐形
であって、ライナ2の先端部に嵌合固定されている。他
は先に述べたものと全く同じである。
する。図3は、従来の技術の説明において説明したもの
と同じバンパー試験装置に開口14を有するインヒビタ
13を設けた状態を示す。インヒビタ13は截頭円錐形
であって、ライナ2の先端部に嵌合固定されている。他
は先に述べたものと全く同じである。
【0014】インヒビタ13がプラスチック製の場合に
ついて、図3及び図4により説明すると、図1に関して
説明した場合と同様にして伝爆薬4、雷管5よりなる起
爆装置により爆薬3が点火爆発し、爆轟波は前方(図の
右側)へ進む。すると、ライナ2の頂点部2´がまず破
砕され、開口14を通ってジェット11として飛翔す
る。その直後に爆轟波はインヒビタ13をライナ2の側
面部と共に中心軸方向に押し潰すように破砕し、スラグ
12となって飛翔する。
ついて、図3及び図4により説明すると、図1に関して
説明した場合と同様にして伝爆薬4、雷管5よりなる起
爆装置により爆薬3が点火爆発し、爆轟波は前方(図の
右側)へ進む。すると、ライナ2の頂点部2´がまず破
砕され、開口14を通ってジェット11として飛翔す
る。その直後に爆轟波はインヒビタ13をライナ2の側
面部と共に中心軸方向に押し潰すように破砕し、スラグ
12となって飛翔する。
【0015】しかし、このスラグ12はインヒビタ13
の全重量及び体積を含むから、ジェット11に較べて著
しく重く、かつ大きいものとなる。そのため、その飛翔
速度はジェット11に比べて遅く、かつ容積は大きいか
ら図4に示すようにジェット11とスラグ12は完全に
分離して飛翔し、防御板16の細孔17は、ジェット1
1のみ通過させ、スラグ12は阻止される。そして、ジ
ェット11のみが試験体であるバンパー18に衝突し、
宇宙空間におけるデブリの衝突をシミュレートできる。
の全重量及び体積を含むから、ジェット11に較べて著
しく重く、かつ大きいものとなる。そのため、その飛翔
速度はジェット11に比べて遅く、かつ容積は大きいか
ら図4に示すようにジェット11とスラグ12は完全に
分離して飛翔し、防御板16の細孔17は、ジェット1
1のみ通過させ、スラグ12は阻止される。そして、ジ
ェット11のみが試験体であるバンパー18に衝突し、
宇宙空間におけるデブリの衝突をシミュレートできる。
【0016】また、図5はインヒビタ13に本体Aの爆
薬3により伝爆する成形爆薬を用いた場合を示す説明図
で、先ず図3において爆薬3の爆轟波10がライナ2の
頂点部2´に達し、その部分を微粉末のアルミに破砕し
てジェット11を形成する。ジェット11がインヒビタ
13の開口14を通過直後にインヒビタ13を構成する
成形爆薬が爆発する。すると図5に示すように、ライナ
2の側面部は四散して粉々となり、スラグは発生しな
い。したがって、ジェット11の後方には爆風が生起す
るだけであってデブリ衝突のシミュレーション試験には
格別の影響は生じない。
薬3により伝爆する成形爆薬を用いた場合を示す説明図
で、先ず図3において爆薬3の爆轟波10がライナ2の
頂点部2´に達し、その部分を微粉末のアルミに破砕し
てジェット11を形成する。ジェット11がインヒビタ
13の開口14を通過直後にインヒビタ13を構成する
成形爆薬が爆発する。すると図5に示すように、ライナ
2の側面部は四散して粉々となり、スラグは発生しな
い。したがって、ジェット11の後方には爆風が生起す
るだけであってデブリ衝突のシミュレーション試験には
格別の影響は生じない。
【0017】また、インヒビタ13の長さl(図3参
照)を調整することによりインヒビタ13がプラスチッ
クの場合でも成形爆薬の場合でも、ジェット11の長さ
を変えることができる。すなわち、インヒビタ13の長
さlを大きくして頂点部2´に近付けるほど、インヒビ
タ13の破砕又は爆発が早くなり、ジェット11が開口
14を完全に通過する前に開口14を塞いでジェット1
1の後端をカットすることができる。
照)を調整することによりインヒビタ13がプラスチッ
クの場合でも成形爆薬の場合でも、ジェット11の長さ
を変えることができる。すなわち、インヒビタ13の長
さlを大きくして頂点部2´に近付けるほど、インヒビ
タ13の破砕又は爆発が早くなり、ジェット11が開口
14を完全に通過する前に開口14を塞いでジェット1
1の後端をカットすることができる。
【0018】また、逆にインヒビタ13の長さlを小さ
くしてライナ2の頂点部2´とインヒビタ13の截頭部
との距離を大きくすると、インヒビタ13の破砕又は爆
発が遅くなり、開口14を通過するジェット11を構成
するアルミの微粉末の通過量を大きくする。したがっ
て、ジェット11の長さ、すなわちジェット11の質量
を変化させることができ、各種のデブリの飛翔状態をシ
ミュレートすることができる。
くしてライナ2の頂点部2´とインヒビタ13の截頭部
との距離を大きくすると、インヒビタ13の破砕又は爆
発が遅くなり、開口14を通過するジェット11を構成
するアルミの微粉末の通過量を大きくする。したがっ
て、ジェット11の長さ、すなわちジェット11の質量
を変化させることができ、各種のデブリの飛翔状態をシ
ミュレートすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の成形爆薬によれば、爆発時に生
起される高速飛翔体からスラグを分離し、障害となるス
ラグの標的への衝突を防止することができ、バンパー強
度試験用ジェット発生装置として用いた場合でもデブリ
の状態を地上において容易にシミュレートすることがで
きる。
起される高速飛翔体からスラグを分離し、障害となるス
ラグの標的への衝突を防止することができ、バンパー強
度試験用ジェット発生装置として用いた場合でもデブリ
の状態を地上において容易にシミュレートすることがで
きる。
【0020】また、インヒビタの長さを調整することに
より容易にジェットの長さ、すなわちその重さを変える
ことが可能であるから、上記用途に用いた場合の各種の
デブリをシミュレートすることができる。
より容易にジェットの長さ、すなわちその重さを変える
ことが可能であるから、上記用途に用いた場合の各種の
デブリをシミュレートすることができる。
【図1】従来の成形爆薬の断面図。
【図2】ジェット及びスラグの発生の説明図。
【図3】本発明に係る成形爆薬の断面図。
【図4】インヒビタがプラスチックである場合の説明
図。
図。
【図5】インヒビタが成形爆薬である場合の説明図。
1 ケース 2 ライナ 3 爆薬 11 ジェット 12 スラグ 13 インヒビタ
フロントページの続き (72)発明者 小笠原 宏 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内 (72)発明者 三好 仁 広島県広島市東区牛田東2丁目15の8の 317 (72)発明者 引地 誠 広島県呉市海岸4丁目7番4−501
Claims (3)
- 【請求項1】 起爆装置を備えた基体に円筒形のケース
を固定し、該ケースの基体と反対側の端部に円錐形のラ
イナをその頂点部が内側となるように嵌合し、該ケース
とライナとの間に爆薬を成形充填した成形爆薬におい
て、截頭円錐形であって、中心軸上にジェットの通過で
きる開口を有するインヒビタをライナに嵌合させたこと
を特徴とする成形爆薬。 - 【請求項2】 インヒビタがプラスチックで成形された
ものであることを特徴とする請求項1記載の成形爆薬。 - 【請求項3】 インヒビタがケース内の爆薬の爆発によ
り伝爆する成形爆薬で構成されていることを特徴とする
請求項1記載の成形爆薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11344591A JPH05332700A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 成形爆薬 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11344591A JPH05332700A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 成形爆薬 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332700A true JPH05332700A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=14612415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11344591A Pending JPH05332700A (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 成形爆薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332700A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009108929A3 (en) * | 2008-02-28 | 2009-12-10 | Geodynamics, Inc. | An improved method for the development and quality control of flow-optimized shaped charges |
| JP2017078549A (ja) * | 2015-10-21 | 2017-04-27 | 株式会社小松製作所 | Efp弾頭 |
| CN117360808A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-01-09 | 北京卫星环境工程研究所 | 激光间接准等熵驱动球丸超高速发射装置及发射方法 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP11344591A patent/JPH05332700A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009108929A3 (en) * | 2008-02-28 | 2009-12-10 | Geodynamics, Inc. | An improved method for the development and quality control of flow-optimized shaped charges |
| US8627707B2 (en) | 2008-02-28 | 2014-01-14 | Geodynamics, Inc. | Method for the development and quality control of flow-optimized shaped charges |
| JP2017078549A (ja) * | 2015-10-21 | 2017-04-27 | 株式会社小松製作所 | Efp弾頭 |
| CN117360808A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-01-09 | 北京卫星环境工程研究所 | 激光间接准等熵驱动球丸超高速发射装置及发射方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000104 |