JPH05332984A - 隔膜式溶存ガスセンサ - Google Patents
隔膜式溶存ガスセンサInfo
- Publication number
- JPH05332984A JPH05332984A JP4168556A JP16855692A JPH05332984A JP H05332984 A JPH05332984 A JP H05332984A JP 4168556 A JP4168556 A JP 4168556A JP 16855692 A JP16855692 A JP 16855692A JP H05332984 A JPH05332984 A JP H05332984A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- ring
- working electrode
- pressing
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 隔膜交換容易かつ長期間安定かつ信頼性の高
い隔膜式溶存ガスセンサを提供する 【構成】 容器本体1の外側面に付設された作用極3
と、容器本体1の作用極3外周に凹設されたOリング装
着部1aと、Oリング装着部1aに装着されたOリング
5と、作用極3とOリング5とを覆う隔膜4と、還状押
え蓋(2)と、還状押え蓋固2を固定するためのねじ締
めリング8とを備え、ねじ締めリング8により固定され
た還状押圧体2とOリング装着部とがOリング5と隔膜
4とを押圧することにより、隔膜4と作用極3との密
着、隔膜4の固定及び電解液9の封止がなされる。
い隔膜式溶存ガスセンサを提供する 【構成】 容器本体1の外側面に付設された作用極3
と、容器本体1の作用極3外周に凹設されたOリング装
着部1aと、Oリング装着部1aに装着されたOリング
5と、作用極3とOリング5とを覆う隔膜4と、還状押
え蓋(2)と、還状押え蓋固2を固定するためのねじ締
めリング8とを備え、ねじ締めリング8により固定され
た還状押圧体2とOリング装着部とがOリング5と隔膜
4とを押圧することにより、隔膜4と作用極3との密
着、隔膜4の固定及び電解液9の封止がなされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液相に溶存している酸
素や水素、塩素、オゾンなどのガスの濃度を測定するた
めの隔膜式溶存ガスセンサに関するものである。
素や水素、塩素、オゾンなどのガスの濃度を測定するた
めの隔膜式溶存ガスセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】隔膜式溶存ガスセンサは、作用極として
の触媒電極と鉛または銀などからなる対極と電解液とガ
ス透過性のフッ素系樹脂の隔膜とから構成されているの
が一般的である。
の触媒電極と鉛または銀などからなる対極と電解液とガ
ス透過性のフッ素系樹脂の隔膜とから構成されているの
が一般的である。
【0003】被検知水溶液中のガスは、まず隔膜を透過
し、次いで隔膜と触媒電極との間に形成される電解液の
液膜中に溶解していって、触媒電極表面上で反応に与か
る。したがって、出力安定のためには、常時、隔膜と触
媒電極との接触状態および液膜の厚さを一定に保つこと
が必要である。また、隔膜式溶存ガスセンサでは、検知
部である隔膜表面の被検知水溶液が常に更新されないと
電極で消費される溶存ガスの補給が追い付かないため、
出力が徐々に下がる。それゆえ溶存ガスセンサは構造的
に検知部が外部に露出していることが肝要となる。
し、次いで隔膜と触媒電極との間に形成される電解液の
液膜中に溶解していって、触媒電極表面上で反応に与か
る。したがって、出力安定のためには、常時、隔膜と触
媒電極との接触状態および液膜の厚さを一定に保つこと
が必要である。また、隔膜式溶存ガスセンサでは、検知
部である隔膜表面の被検知水溶液が常に更新されないと
電極で消費される溶存ガスの補給が追い付かないため、
出力が徐々に下がる。それゆえ溶存ガスセンサは構造的
に検知部が外部に露出していることが肝要となる。
【0004】そのため従来は、図2に示すように、隔膜
4を固定する際、触媒電極である作用極3の表面を容器
1の外径より若干大きい隔膜4で覆い、隔膜4が作用極
3の表面に密着するようによく張りながら容器側面また
は容器外周でOリング5で締め付けて固定し、同時に電
解液9が外部に漏れないようシ−ルする方式や、図3に
示すように、隔膜4をあらかじめワッシャ10に接着し
ておき、締め付けリング8を用いてねじ締めによりそれ
らをOリング5へ押さえ付け隔膜4に張りを持たせると
ともに電解液9の封止を行う方式を用いていた。
4を固定する際、触媒電極である作用極3の表面を容器
1の外径より若干大きい隔膜4で覆い、隔膜4が作用極
3の表面に密着するようによく張りながら容器側面また
は容器外周でOリング5で締め付けて固定し、同時に電
解液9が外部に漏れないようシ−ルする方式や、図3に
示すように、隔膜4をあらかじめワッシャ10に接着し
ておき、締め付けリング8を用いてねじ締めによりそれ
らをOリング5へ押さえ付け隔膜4に張りを持たせると
ともに電解液9の封止を行う方式を用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】隔膜式溶存ガスセンサ
では、使用するうちに被検知水の水質によっては検知部
である隔膜表面が汚れてしまい出力が低下してきたり隔
膜の張りが緩み応答速度が遅くなったりするので、これ
らの特性を回復させるために隔膜の交換が必要となる。
では、使用するうちに被検知水の水質によっては検知部
である隔膜表面が汚れてしまい出力が低下してきたり隔
膜の張りが緩み応答速度が遅くなったりするので、これ
らの特性を回復させるために隔膜の交換が必要となる。
【0006】従来ものには隔膜の固定方法や交換のし易
さについて解決すべき点がいくつかある。隔膜が作用極
表面に密着するようによく張りながら容器側面でOリン
グで締め付けて固定し同時に電解液が外部に漏れないよ
うシ−ルする方式や、隔膜をあらかじめワッシャに接着
しておき締め付けリングを用いてねじ締めによりそれら
をOリングへ押さえ付け隔膜に張りを持たせるとともに
電解液の封止を行う方式では、作用極の外径からOリン
グの内径にいたる間を渡って張られる隔膜は何によって
も支持されていないため、センサを振とうさせたときに
電解液の動揺につれて揺すられ作用極部分の液膜を変化
させる。また、経時変化による隔膜の伸びに起因する隔
膜と触媒電極との密着具合の変化は避けられず、隔膜と
触媒電極の密着が悪くなり、その間にできる電解液膜が
厚くなる。これらの原因によりセンサ出力が不安定にな
ったり濃度応答速度が遅くなったりする。また、液膜が
厚くなることを嫌い隔膜を強く張りすぎると隔膜が破れ
たりする問題も生じる。
さについて解決すべき点がいくつかある。隔膜が作用極
表面に密着するようによく張りながら容器側面でOリン
グで締め付けて固定し同時に電解液が外部に漏れないよ
うシ−ルする方式や、隔膜をあらかじめワッシャに接着
しておき締め付けリングを用いてねじ締めによりそれら
をOリングへ押さえ付け隔膜に張りを持たせるとともに
電解液の封止を行う方式では、作用極の外径からOリン
グの内径にいたる間を渡って張られる隔膜は何によって
も支持されていないため、センサを振とうさせたときに
電解液の動揺につれて揺すられ作用極部分の液膜を変化
させる。また、経時変化による隔膜の伸びに起因する隔
膜と触媒電極との密着具合の変化は避けられず、隔膜と
触媒電極の密着が悪くなり、その間にできる電解液膜が
厚くなる。これらの原因によりセンサ出力が不安定にな
ったり濃度応答速度が遅くなったりする。また、液膜が
厚くなることを嫌い隔膜を強く張りすぎると隔膜が破れ
たりする問題も生じる。
【0007】そのうえ、容器の側面で隔膜を固定する方
式では、容器の外縁部で隔膜を折り曲げて凸状にするた
め隔膜にしわが寄ることが避けられず隔膜の交換に技術
を必要とするうえ、どうしてもシ−ルが不十分となり電
解液漏れの原因となる。また、隔膜の固定にエポキシ樹
脂またはシリコンゴム充填剤などを併用してシ−ル性を
高める工夫を施す例もあるが、この場合は隔膜だけを交
換することは不可能で、隔膜をあらかじめ組み込んだ蓋
を用意しておき隔膜と蓋とを一緒に交換するか、極端な
場合、電極を丸ごと交換するしかない。
式では、容器の外縁部で隔膜を折り曲げて凸状にするた
め隔膜にしわが寄ることが避けられず隔膜の交換に技術
を必要とするうえ、どうしてもシ−ルが不十分となり電
解液漏れの原因となる。また、隔膜の固定にエポキシ樹
脂またはシリコンゴム充填剤などを併用してシ−ル性を
高める工夫を施す例もあるが、この場合は隔膜だけを交
換することは不可能で、隔膜をあらかじめ組み込んだ蓋
を用意しておき隔膜と蓋とを一緒に交換するか、極端な
場合、電極を丸ごと交換するしかない。
【0008】隔膜の交換を可能にし、しかも隔膜を交換
しても隔膜の張りを一定に保つことを狙い、隔膜をあら
かじめワッシャに接着しておき、締め付けリングを用い
てのねじ締めによりそれらをOリングへ押さえ付けて隔
膜に張りを持たせるとともに電解液の封止を行う方式も
提案されているが、この方式は、隔膜の外側にどうして
も押さえ蓋あるいは締め付けリングの突起が出てしまい
被検液の流れを妨げるという問題を有している。
しても隔膜の張りを一定に保つことを狙い、隔膜をあら
かじめワッシャに接着しておき、締め付けリングを用い
てのねじ締めによりそれらをOリングへ押さえ付けて隔
膜に張りを持たせるとともに電解液の封止を行う方式も
提案されているが、この方式は、隔膜の外側にどうして
も押さえ蓋あるいは締め付けリングの突起が出てしまい
被検液の流れを妨げるという問題を有している。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、その目的とするところは隔膜
交換が容易かつ長期間安定かつ信頼性の高い隔膜式溶存
ガスセンサを提供することである。
めに成されたものであり、その目的とするところは隔膜
交換が容易かつ長期間安定かつ信頼性の高い隔膜式溶存
ガスセンサを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、液相中に溶存
しているガスの電気化学的酸化または還元反応に有効な
触媒電極よりなる作用極と、鉛または銀などよりなる対
極と、電解液と、これらを収納する容器と、作用極を覆
い電解液と外部とを隔てるガス透過性の隔膜とで基本的
に構成される隔膜式溶存ガスセンサにおいて、容器本体
の外側面に付設された作用極と、容器本体の作用極外周
に凹設されたOリング装着部と、Oリング装着部に装着
されたOリングと、作用極とOリングとを覆う隔膜と、
隔膜及びOリングを押圧するための還状押え蓋と、還状
押え蓋固を固定するためのねじ締めリングとを備え、ね
じ締めリングにより固定された還状押圧体とOリング装
着部とがOリングと隔膜とを押圧することにより、隔膜
と作用極との密着、隔膜の固定及び電解液の封止がなさ
れるよう構成されたことを特徴とする隔膜式溶存ガスセ
ンサとすることにより、上述の課題を解決しようとする
ものである。
しているガスの電気化学的酸化または還元反応に有効な
触媒電極よりなる作用極と、鉛または銀などよりなる対
極と、電解液と、これらを収納する容器と、作用極を覆
い電解液と外部とを隔てるガス透過性の隔膜とで基本的
に構成される隔膜式溶存ガスセンサにおいて、容器本体
の外側面に付設された作用極と、容器本体の作用極外周
に凹設されたOリング装着部と、Oリング装着部に装着
されたOリングと、作用極とOリングとを覆う隔膜と、
隔膜及びOリングを押圧するための還状押え蓋と、還状
押え蓋固を固定するためのねじ締めリングとを備え、ね
じ締めリングにより固定された還状押圧体とOリング装
着部とがOリングと隔膜とを押圧することにより、隔膜
と作用極との密着、隔膜の固定及び電解液の封止がなさ
れるよう構成されたことを特徴とする隔膜式溶存ガスセ
ンサとすることにより、上述の課題を解決しようとする
ものである。
【0011】
【作用】上述のごとく、触媒電極よりなる作用極の周縁
にOリングを配置し、作用極とOリングとを隔膜で覆
い、ねじ締めリングで支持された還状押え蓋で隔膜を押
さえることで隔膜の固定と電解液の封止をおこなうと、
隔膜はOリングのつぶれる分だけ凸型に伸ばされ作用極
に密着する。還状押え蓋は共回りしないように回転止め
を施されてねじ締めリングで容器本体に固定されるが、
一定以上は締まらないように設計することでOリングの
つぶし代をいつも一定に保つ事ができる。したがって隔
膜の交換をおこなっても隔膜はいつも一定の張り具合で
作用極に密着する。また、作用極の外径とOリングの内
径とを比較的接近させることにより隔膜は全面にわたり
容器または作用極に接触し支持されているので、隔膜の
動きは制限され電極に振動を与えた場合にも液膜の動揺
が少なく、従って出力変動が少ない。
にOリングを配置し、作用極とOリングとを隔膜で覆
い、ねじ締めリングで支持された還状押え蓋で隔膜を押
さえることで隔膜の固定と電解液の封止をおこなうと、
隔膜はOリングのつぶれる分だけ凸型に伸ばされ作用極
に密着する。還状押え蓋は共回りしないように回転止め
を施されてねじ締めリングで容器本体に固定されるが、
一定以上は締まらないように設計することでOリングの
つぶし代をいつも一定に保つ事ができる。したがって隔
膜の交換をおこなっても隔膜はいつも一定の張り具合で
作用極に密着する。また、作用極の外径とOリングの内
径とを比較的接近させることにより隔膜は全面にわたり
容器または作用極に接触し支持されているので、隔膜の
動きは制限され電極に振動を与えた場合にも液膜の動揺
が少なく、従って出力変動が少ない。
【0012】また、隔膜は折り曲げられることなく真上
からOリングへ押さえ付けられるのでしわも寄らない。
その結果、電解液は確実に封止されエポキシ樹脂等で補
助的に固定する必要がないので、隔膜だけの交換を簡単
におこなうことができる。
からOリングへ押さえ付けられるのでしわも寄らない。
その結果、電解液は確実に封止されエポキシ樹脂等で補
助的に固定する必要がないので、隔膜だけの交換を簡単
におこなうことができる。
【0013】さらに、隔膜を押さえる還状押え蓋はOリ
ングがつぶれる分だけ表面より引っ込むので、つぶす前
のOリングと作用極との高さをそろえておきOリングの
つぶれ代と還状押え蓋のOリング部分の厚みを等しく設
計すれば、還状押え蓋は検知部である隔膜部分と面一と
なり、被検水の流れを妨げない。もちろん、還状押え蓋
をより薄くするかOリングのつぶし方を大きくすれば、
作用極は一段と外部に押し出されることになる。
ングがつぶれる分だけ表面より引っ込むので、つぶす前
のOリングと作用極との高さをそろえておきOリングの
つぶれ代と還状押え蓋のOリング部分の厚みを等しく設
計すれば、還状押え蓋は検知部である隔膜部分と面一と
なり、被検水の流れを妨げない。もちろん、還状押え蓋
をより薄くするかOリングのつぶし方を大きくすれば、
作用極は一段と外部に押し出されることになる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1に本発明の一実施例に係る隔膜式溶存ガ
スセンサの断面構造を示す。(ここではガルバニ電池式
溶存酸素センサを例にとる。)同図において、3は容器
本体1の外側面に付設された作用極、1aは容器本体1
の作用極3外周に凹設されたOリング装着部、5はOリ
ング装着部1aに装着されたOリング、4は隔膜、2は
隔膜4及びOリング5を押圧するための還状押え蓋、8
は還状押え蓋固2を固定するためのねじ締めリングであ
る。厚み25μmの4フッ化エチレン−6フッ化プロピ
レン共重合体膜からなる隔膜4は、ABS樹脂製の容器
本体1と還状押さえ蓋2とにより、ポ−ラスカ−ボンに
金蒸着を施した触媒電極としての正極3に密着するよう
に締め付けリング8により還状押え蓋2を介してOリン
グ5とともにねじ締れる溝に設置され、締め付けリング
8のねじ締めにより規定量だけつぶされて固定される。
容器1内部の酢酸を主成分とする電解液9(pH=6)
は、Oリング5により、外に漏れないように、また、水
圧のかかる場所でセンサを使用するときに被検水が浸入
しないようにシ−ルされる。7はチタン線からなる正極
リ−ド、6は鉛からなる負極である。
説明する。図1に本発明の一実施例に係る隔膜式溶存ガ
スセンサの断面構造を示す。(ここではガルバニ電池式
溶存酸素センサを例にとる。)同図において、3は容器
本体1の外側面に付設された作用極、1aは容器本体1
の作用極3外周に凹設されたOリング装着部、5はOリ
ング装着部1aに装着されたOリング、4は隔膜、2は
隔膜4及びOリング5を押圧するための還状押え蓋、8
は還状押え蓋固2を固定するためのねじ締めリングであ
る。厚み25μmの4フッ化エチレン−6フッ化プロピ
レン共重合体膜からなる隔膜4は、ABS樹脂製の容器
本体1と還状押さえ蓋2とにより、ポ−ラスカ−ボンに
金蒸着を施した触媒電極としての正極3に密着するよう
に締め付けリング8により還状押え蓋2を介してOリン
グ5とともにねじ締れる溝に設置され、締め付けリング
8のねじ締めにより規定量だけつぶされて固定される。
容器1内部の酢酸を主成分とする電解液9(pH=6)
は、Oリング5により、外に漏れないように、また、水
圧のかかる場所でセンサを使用するときに被検水が浸入
しないようにシ−ルされる。7はチタン線からなる正極
リ−ド、6は鉛からなる負極である。
【0015】まず最初に、図1に示す本発明の実施例で
得られたガルバニ電池式溶存酸素センサ(以下、センサ
A)と、図2に示す従来型のガルバニ電池式溶存酸素セ
ンサ(以下、センサB)とを比較して、隔膜交換時にお
けるセンサ出力の安定性について本発明にかかるセンサ
の優秀性を説明する。
得られたガルバニ電池式溶存酸素センサ(以下、センサ
A)と、図2に示す従来型のガルバニ電池式溶存酸素セ
ンサ(以下、センサB)とを比較して、隔膜交換時にお
けるセンサ出力の安定性について本発明にかかるセンサ
の優秀性を説明する。
【0016】図4は、A、Bそれぞれのセンサについて
隔膜の交換が出力値に及ぼす影響を示した図であり、図
中、横軸は隔膜の交換回数(回)、縦軸は隔膜交換ごと
の出力変化を初回組み立て時の大気中でのセンサ出力を
100としたときの相対値で示している。容器の側面で
隔膜を固定する従来のセンサBでは、隔膜の交換は容易
ではないうえ、第4図に示すように隔膜を交換するごと
にその張り具合が変わりセンサの出力が変化する。本発
明にかかるセンサAは隔膜だけを簡単に交換でき、しか
も交換ごとの出力レベルはそのばらつきが明らかに小さ
い。
隔膜の交換が出力値に及ぼす影響を示した図であり、図
中、横軸は隔膜の交換回数(回)、縦軸は隔膜交換ごと
の出力変化を初回組み立て時の大気中でのセンサ出力を
100としたときの相対値で示している。容器の側面で
隔膜を固定する従来のセンサBでは、隔膜の交換は容易
ではないうえ、第4図に示すように隔膜を交換するごと
にその張り具合が変わりセンサの出力が変化する。本発
明にかかるセンサAは隔膜だけを簡単に交換でき、しか
も交換ごとの出力レベルはそのばらつきが明らかに小さ
い。
【0017】一方、図5は、センサAと図3に示す従来
型のガルバニ電池式溶存酸素センサC(以下、センサ
C)とについて、加圧下と常圧下とでの測定を繰り返し
たときの応答速度に対する影響を示した図であり、図
中、横軸は加圧と常圧の繰り返し回数(回)、縦軸はセ
ンサの濃度応答速度を、初期値を100としたときの相
対値で示す。試験はセンサを耐圧容器内に置き水中で2
Kgf/cm2 -Gで15分、常圧で5分のサイクルを繰り返
し、200サイクルごとにセンサを取り出し大気と平衡
にある水(8ppm)と無水亜硫酸ナトリウム水溶液
(0ppm)の間でセンサをつけかえたときのセンサ出
力の変化を記録することにより濃度応答の測定をおこな
った。比較は90%応答時間でおこなった。
型のガルバニ電池式溶存酸素センサC(以下、センサ
C)とについて、加圧下と常圧下とでの測定を繰り返し
たときの応答速度に対する影響を示した図であり、図
中、横軸は加圧と常圧の繰り返し回数(回)、縦軸はセ
ンサの濃度応答速度を、初期値を100としたときの相
対値で示す。試験はセンサを耐圧容器内に置き水中で2
Kgf/cm2 -Gで15分、常圧で5分のサイクルを繰り返
し、200サイクルごとにセンサを取り出し大気と平衡
にある水(8ppm)と無水亜硫酸ナトリウム水溶液
(0ppm)の間でセンサをつけかえたときのセンサ出
力の変化を記録することにより濃度応答の測定をおこな
った。比較は90%応答時間でおこなった。
【0018】従来のセンサCは作用極とOリングの間で
隔膜は内部からはなにからも支持されていないので、加
圧下で隔膜は外圧により伸ばされやすい。センサBでも
それは同じである。その結果、加圧下と常圧下とでの測
定を繰り返すと隔膜の張り具合が次第にゆるみ、図5に
示すように応答速度の低下をもたらしていたが、本発明
にかかるセンサAでは加圧下と常圧下での測定を繰り返
しても応答速度の低下は起こっていない。
隔膜は内部からはなにからも支持されていないので、加
圧下で隔膜は外圧により伸ばされやすい。センサBでも
それは同じである。その結果、加圧下と常圧下とでの測
定を繰り返すと隔膜の張り具合が次第にゆるみ、図5に
示すように応答速度の低下をもたらしていたが、本発明
にかかるセンサAでは加圧下と常圧下での測定を繰り返
しても応答速度の低下は起こっていない。
【0019】また、加圧下での出力特性であるが、本発
明によるセンサを用いれば少なくとも水深20m相当の
圧力まではOリングのシ−ルは保持される。隔膜1枚を
押さえ蓋とOリングだけで押さえ付ける簡単な方式でし
かも耐圧性が高いことはこれまでに無かったことであ
る。
明によるセンサを用いれば少なくとも水深20m相当の
圧力まではOリングのシ−ルは保持される。隔膜1枚を
押さえ蓋とOリングだけで押さえ付ける簡単な方式でし
かも耐圧性が高いことはこれまでに無かったことであ
る。
【0020】最後に、検知部周辺に突起がないことによ
る効果を述べる。図2に示す従来のものでは問題になっ
ていなかったとはいえ、図3に示すものでは検知部が締
め付けリングより奥まったところに位置するので、検知
部での水の流れが多少なりとも妨げられるという問題や
検知部に気泡が溜まりやすいという問題があったが、本
発明にかかるセンサを用いれば隔膜の交換を簡単にしつ
つも突起物なしに検知部を最外部に露出させることがで
きるので、このような水流の妨げと気泡の問題は解決で
きる。
る効果を述べる。図2に示す従来のものでは問題になっ
ていなかったとはいえ、図3に示すものでは検知部が締
め付けリングより奥まったところに位置するので、検知
部での水の流れが多少なりとも妨げられるという問題や
検知部に気泡が溜まりやすいという問題があったが、本
発明にかかるセンサを用いれば隔膜の交換を簡単にしつ
つも突起物なしに検知部を最外部に露出させることがで
きるので、このような水流の妨げと気泡の問題は解決で
きる。
【0021】
【発明の効果】上述のとおり本発明にかかる隔膜式溶存
ガスセンサによれば、隔膜の交換が容易でOリングによ
るシ−ルの耐圧性が高く、しかも隔膜の張り具合は一定
し、さらに経時変化によるそのゆるみが少なく、かつ、
被検水の流速変化に出力が影響されることなく正確に検
知することができるので、その効果は大きい。
ガスセンサによれば、隔膜の交換が容易でOリングによ
るシ−ルの耐圧性が高く、しかも隔膜の張り具合は一定
し、さらに経時変化によるそのゆるみが少なく、かつ、
被検水の流速変化に出力が影響されることなく正確に検
知することができるので、その効果は大きい。
【図1】本発明の一実施例を示す横断面図である。
【図2】従来例を示す横断面図である。
【図3】従来例を示す横断面図である。
【図4】隔膜の交換とセンサの出力値との関係を示す図
である。
である。
【図5】加圧下と常圧下とでの測定の繰り返しが、セン
サの応答速度に及ぼす影響を示す図である。
サの応答速度に及ぼす影響を示す図である。
1 容器本体 1a Oリング装着部 2 還状押え蓋 3 作用極 4 隔膜 5 Oリング 8 ねじ締めリング
Claims (1)
- 【請求項1】 液相中に溶存しているガスの電気化学的
酸化または還元反応に有効な触媒電極よりなる作用極
と、鉛または銀などよりなる対極と、電解液と、これら
を収納する容器と、作用極を覆い電解液と外部とを隔て
るガス透過性の隔膜とで基本的に構成される隔膜式溶存
ガスセンサにおいて、 容器本体(1)の外側面に付設された作用極(3)と、 容器本体(1)の作用極(3)外周に凹設されたOリン
グ装着部(1a)と、 Oリング装着部(1a)に装着されたOリング(5)
と、 作用極(3)とOリング(5)とを覆う隔膜(4)と、 隔膜(4)及びOリング(5)を押圧するための還状押
え蓋(2)と、 還状押え蓋(2)を固定するためのねじ締めリング
(8)とを備え、 ねじ締めリング(8)により固定された還状押圧体
(2)とOリング装着部とがOリング(5)と隔膜
(4)とを押圧することにより、隔膜(4)と作用極
(3)との密着、隔膜(4)の固定及び電解液(9)の
封止がなされるよう構成されたことを特徴とする隔膜式
溶存ガスセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168556A JPH05332984A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 隔膜式溶存ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168556A JPH05332984A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 隔膜式溶存ガスセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332984A true JPH05332984A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15870219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4168556A Pending JPH05332984A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 隔膜式溶存ガスセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332984A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039984A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Dkk Toa Corp | 隔膜式電極の隔膜固定方法、隔膜カートリッジ及び隔膜式電極 |
| JP2011080969A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Able Corp | 隔膜式電極 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4168556A patent/JPH05332984A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039984A (ja) * | 2000-07-21 | 2002-02-06 | Dkk Toa Corp | 隔膜式電極の隔膜固定方法、隔膜カートリッジ及び隔膜式電極 |
| JP2011080969A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Able Corp | 隔膜式電極 |
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