JPH0533348A - 発泡樹脂ブロツク積層工法 - Google Patents
発泡樹脂ブロツク積層工法Info
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- JPH0533348A JPH0533348A JP21283391A JP21283391A JPH0533348A JP H0533348 A JPH0533348 A JP H0533348A JP 21283391 A JP21283391 A JP 21283391A JP 21283391 A JP21283391 A JP 21283391A JP H0533348 A JPH0533348 A JP H0533348A
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- JP
- Japan
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- sheet
- lattice
- foamed resin
- grid
- resin
- Prior art date
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- Pending
Links
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工が容易で耐久性のある補強材を用いた、
発泡樹脂ブロック敷設・積層土木工事法を提供すること
にある。 【構成】 積層発泡樹脂ブロック間に補強材を挿入して
発泡樹脂ブロックを敷設・積層する土木工事において、
その補強材として、総繊度が1000デニール以上の合
成繊維束を製編織して得た格子状繊維シートに樹脂を付
与した破断伸度が20%以下、引張切断強力が1ton/
m以上とした格子状シートを用いる発泡樹脂ブロック積
層工法である。
発泡樹脂ブロック敷設・積層土木工事法を提供すること
にある。 【構成】 積層発泡樹脂ブロック間に補強材を挿入して
発泡樹脂ブロックを敷設・積層する土木工事において、
その補強材として、総繊度が1000デニール以上の合
成繊維束を製編織して得た格子状繊維シートに樹脂を付
与した破断伸度が20%以下、引張切断強力が1ton/
m以上とした格子状シートを用いる発泡樹脂ブロック積
層工法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施工が簡単な発泡樹脂
ブロックを敷設・積層する土木工事法に関するものであ
る。
ブロックを敷設・積層する土木工事法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、EPS土木工法(Expanded Po
lystyrol Construction Method)と言われる発泡ポ
リスチレンブロックを用いた土木工事法が開発された。
この工事法は、発泡ポリスチレンブロックを2〜3段積
み重ねて敷設した上に、格子状溶接鉄筋を補強材として
敷設し、更にその上に発泡ポリスチレンブロックを敷設
・積層するといった手順を繰り返して所定の高さの構築
物とするもので、軟弱地盤上の道路建設や宅地造成、斜
面の盛土などに利用されている。
lystyrol Construction Method)と言われる発泡ポ
リスチレンブロックを用いた土木工事法が開発された。
この工事法は、発泡ポリスチレンブロックを2〜3段積
み重ねて敷設した上に、格子状溶接鉄筋を補強材として
敷設し、更にその上に発泡ポリスチレンブロックを敷設
・積層するといった手順を繰り返して所定の高さの構築
物とするもので、軟弱地盤上の道路建設や宅地造成、斜
面の盛土などに利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のEPS土木工事
法で補強材として用いられている溶接鉄筋は、工事現場
組み立てであったり、輸送可能な小単位に工場生産され
たものを工事現場で接合するものであり、溶接鉄筋の敷
設は、非常に手間のかかる作業である。更に、溶接鉄筋
は発錆による耐久性の低下という問題を有している。
法で補強材として用いられている溶接鉄筋は、工事現場
組み立てであったり、輸送可能な小単位に工場生産され
たものを工事現場で接合するものであり、溶接鉄筋の敷
設は、非常に手間のかかる作業である。更に、溶接鉄筋
は発錆による耐久性の低下という問題を有している。
【0004】本発明の目的は、施工が容易で耐久性のあ
る格子状シートを補強材に用いた、発泡樹脂ブロック敷
設・積層土木工事法を提供することにある。
る格子状シートを補強材に用いた、発泡樹脂ブロック敷
設・積層土木工事法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層発泡樹脂
ブロック間に補強材を挿入して発泡樹脂ブロックを敷設
・積層する土木工事において、該補強材として、総繊度
が1000デニール以上の合成繊維束を製編織して得た
格子状繊維シートに樹脂を付与した破断伸度が20%以
下、引張切断強力が1ton/m以上とした格子状シート
を用いることを特徴とする発泡樹脂ブロック積層工法で
ある。
ブロック間に補強材を挿入して発泡樹脂ブロックを敷設
・積層する土木工事において、該補強材として、総繊度
が1000デニール以上の合成繊維束を製編織して得た
格子状繊維シートに樹脂を付与した破断伸度が20%以
下、引張切断強力が1ton/m以上とした格子状シート
を用いることを特徴とする発泡樹脂ブロック積層工法で
ある。
【0006】本発明で用いる格子状繊維シートは総繊度
が1,000デニール以上、好ましくは2,000〜10
0,000デニールの合成繊維束を製編織して得られ
る。総繊度が1,000デニール未満では、格子が細く
十分な補強効果が得られない。一方、総繊度が100,
000デニールを越えると、過剰品質のものとなり生産
コストが高くなり過ぎる場合がある。合成繊維束を構成
する単繊維は、その単繊維繊度が2〜30デニール、切
断強度が8g/デニール以上、好ましくは13g/デニ
ール以上で、切断伸度が20%以下、好ましくは15%
以下の高強力合成繊維を用ることが好ましい。切断伸度
が大きい合成繊維はクリープ特性が悪く、施工場所を長
期間にわたり安定に保つことが出来ない。
が1,000デニール以上、好ましくは2,000〜10
0,000デニールの合成繊維束を製編織して得られ
る。総繊度が1,000デニール未満では、格子が細く
十分な補強効果が得られない。一方、総繊度が100,
000デニールを越えると、過剰品質のものとなり生産
コストが高くなり過ぎる場合がある。合成繊維束を構成
する単繊維は、その単繊維繊度が2〜30デニール、切
断強度が8g/デニール以上、好ましくは13g/デニ
ール以上で、切断伸度が20%以下、好ましくは15%
以下の高強力合成繊維を用ることが好ましい。切断伸度
が大きい合成繊維はクリープ特性が悪く、施工場所を長
期間にわたり安定に保つことが出来ない。
【0007】本発明の格子状繊維シートを構成する合成
繊維としては、ポリビニルアルコール系繊維、アラミド
繊維、ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポ
リエステル繊維、ポリオレフイン系繊維、アクリル系繊
維、炭素繊維などが挙げられる。中でもポリビニルアル
コール系繊維が耐アルカリ性に優れているため、本発明
の工法に適している。
繊維としては、ポリビニルアルコール系繊維、アラミド
繊維、ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポ
リエステル繊維、ポリオレフイン系繊維、アクリル系繊
維、炭素繊維などが挙げられる。中でもポリビニルアル
コール系繊維が耐アルカリ性に優れているため、本発明
の工法に適している。
【0008】格子状繊維シートは、例えば、平織り、も
じり織り、からみ織り、三軸織り、四軸織りなどの製織
法やラッシェル編み、よこ糸挿入たて編みなどの製編法
などで得られる。該繊維シートの格子目の大きさおよび
形状は指向する用途によって適宜決定すればよいが、通
常は樹脂加工した製品での目開きが10〜120mmであ
り、格子目の形状は正方形や長方形、多角形など製編織
で得られる形状が採用される。
じり織り、からみ織り、三軸織り、四軸織りなどの製織
法やラッシェル編み、よこ糸挿入たて編みなどの製編法
などで得られる。該繊維シートの格子目の大きさおよび
形状は指向する用途によって適宜決定すればよいが、通
常は樹脂加工した製品での目開きが10〜120mmであ
り、格子目の形状は正方形や長方形、多角形など製編織
で得られる形状が採用される。
【0009】格子状繊維シートに付与する樹脂は、例え
ば、塩化ビニル系樹脂、メラミン樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、イソシア
ネート系樹脂あるいは歴青系混合物などから選ばれた1
種類または2種類以上の組成物が用いられる。樹脂に
は、必要に応じて着色剤や充填剤、劣化防止剤、難燃
剤、架橋剤、可塑剤、溶剤などの添加剤を配合してもよ
い。
ば、塩化ビニル系樹脂、メラミン樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、イソシア
ネート系樹脂あるいは歴青系混合物などから選ばれた1
種類または2種類以上の組成物が用いられる。樹脂に
は、必要に応じて着色剤や充填剤、劣化防止剤、難燃
剤、架橋剤、可塑剤、溶剤などの添加剤を配合してもよ
い。
【0010】樹脂組成物は、ペースト状または液状で浸
漬法または塗布法などで格子状繊維シートに付与して、
過剰の樹脂組成物を除去、乾燥した後、必要ならば15
0〜200℃で1〜10分間熱処理して樹脂を固化す
る。格子状繊維シートに対する樹脂組成物の付着量は、
樹脂組成物対格子状繊維シートが重量比で3/1〜1/
5が好ましく、この範囲外では強度が不足して十分な補
強効果が得られないとか、クリープ特性を損ない、長期
間にわたって形態を安定させることが出来ない格子状シ
ートとなる場合がある。
漬法または塗布法などで格子状繊維シートに付与して、
過剰の樹脂組成物を除去、乾燥した後、必要ならば15
0〜200℃で1〜10分間熱処理して樹脂を固化す
る。格子状繊維シートに対する樹脂組成物の付着量は、
樹脂組成物対格子状繊維シートが重量比で3/1〜1/
5が好ましく、この範囲外では強度が不足して十分な補
強効果が得られないとか、クリープ特性を損ない、長期
間にわたって形態を安定させることが出来ない格子状シ
ートとなる場合がある。
【0011】本発明の格子状シートは、格子状シートを
構成するコード1本の引張切断強力をJIS L−10
96法に基づいて測定し、1m幅当たりの構成するコー
ド本数を乗じた換算強力が1ton/m以上、破断伸度が
20%以下、好ましくは15%以下である。切断伸度が
20%を越えたり、1m幅当たりの換算強力が1ton/
m未満となると、敷設シートの変形が大きくなり、施工
場所の形態を長期間に亙って安定に保つことができな
い。さらに格子状シートは、切断強力の30%に当たる
荷重を掛けて、温度23℃、湿度60%RHの条件下で
1000時間経過後の伸び率(クリープ)が10%以下
になるように樹脂で補強することが形態安定性の点で好
ましい。得られた格子状シートは軽量で、伸長変形の小
さい長尺の製品となる。また、ロール巻きのできる可撓
性を有する格子状シートも得られる。
構成するコード1本の引張切断強力をJIS L−10
96法に基づいて測定し、1m幅当たりの構成するコー
ド本数を乗じた換算強力が1ton/m以上、破断伸度が
20%以下、好ましくは15%以下である。切断伸度が
20%を越えたり、1m幅当たりの換算強力が1ton/
m未満となると、敷設シートの変形が大きくなり、施工
場所の形態を長期間に亙って安定に保つことができな
い。さらに格子状シートは、切断強力の30%に当たる
荷重を掛けて、温度23℃、湿度60%RHの条件下で
1000時間経過後の伸び率(クリープ)が10%以下
になるように樹脂で補強することが形態安定性の点で好
ましい。得られた格子状シートは軽量で、伸長変形の小
さい長尺の製品となる。また、ロール巻きのできる可撓
性を有する格子状シートも得られる。
【0012】土木工事に用いる発泡樹脂ブロックとして
は、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ
塩化ビニル系樹脂などの樹脂を通常の型内法や押出法な
どの発泡法で処理して得た、単位体積重量が15〜30
Kgf/cm3、圧縮強度が0.7〜2.0Kgf/cm2の発泡樹脂
ブロックが一般的である。
は、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ
塩化ビニル系樹脂などの樹脂を通常の型内法や押出法な
どの発泡法で処理して得た、単位体積重量が15〜30
Kgf/cm3、圧縮強度が0.7〜2.0Kgf/cm2の発泡樹脂
ブロックが一般的である。
【0013】発泡樹脂ブロック積層工法は、土木工事施
工場所を予め整地し、必要に応じて地盤改良工事を行っ
た後、格子状シートを敷設してまたは整地した地面に直
接発泡樹脂ブロックを1段あるいは数段敷設した上に、
格子状シートを敷設し、更にその上に発泡樹脂ブロック
を敷設する操作を繰り返して所望の高さまで積み重ね、
最表面に格子状シートを敷設した後、コンクリート打設
やコンクリート板の敷設などでカバーリング層を形成
し、更に舗装や盛土などで表層を形成する施工方法であ
る。
工場所を予め整地し、必要に応じて地盤改良工事を行っ
た後、格子状シートを敷設してまたは整地した地面に直
接発泡樹脂ブロックを1段あるいは数段敷設した上に、
格子状シートを敷設し、更にその上に発泡樹脂ブロック
を敷設する操作を繰り返して所望の高さまで積み重ね、
最表面に格子状シートを敷設した後、コンクリート打設
やコンクリート板の敷設などでカバーリング層を形成
し、更に舗装や盛土などで表層を形成する施工方法であ
る。
【0014】本土木工事法は、施工性に優れ、特に耐久
性の要求される場所の施工に有効であり、EPS土木工
法が適用される軟弱地盤や水分の多い場所など環境の悪
い場所の工事、道路建設や法面の拡張工事などに適して
いる。
性の要求される場所の施工に有効であり、EPS土木工
法が適用される軟弱地盤や水分の多い場所など環境の悪
い場所の工事、道路建設や法面の拡張工事などに適して
いる。
【0015】以下に本発明の発泡樹脂ブロック積層工法
を図面で説明する。図1は、本発明の工法で用いる格子
状シートの模式図であり、合成繊維束を製編織した格子
状繊維シート2に、樹脂3を付与して補強した格子状シ
ート1である。図2は、本発明の発泡樹脂ブロック積層
工法の一例を示す断面図であり、施工場所の地盤4を整
地して、敷砂などで改良した地盤5に格子状シート1を
敷設した後、発泡樹脂ブロック6を敷設・積層し、次い
で格子状シート1を敷設し、更に発泡樹脂ブロックを敷
設・積層する工事を所定の高さまで繰り返して、最表面
に格子状シート1を敷設してカバーリング層7および表
層8を施工して、被覆盛土9を施工して道路建設をした
ものである。
を図面で説明する。図1は、本発明の工法で用いる格子
状シートの模式図であり、合成繊維束を製編織した格子
状繊維シート2に、樹脂3を付与して補強した格子状シ
ート1である。図2は、本発明の発泡樹脂ブロック積層
工法の一例を示す断面図であり、施工場所の地盤4を整
地して、敷砂などで改良した地盤5に格子状シート1を
敷設した後、発泡樹脂ブロック6を敷設・積層し、次い
で格子状シート1を敷設し、更に発泡樹脂ブロックを敷
設・積層する工事を所定の高さまで繰り返して、最表面
に格子状シート1を敷設してカバーリング層7および表
層8を施工して、被覆盛土9を施工して道路建設をした
ものである。
【0016】図3は、本発明の発泡樹脂ブロック積層工
法の他の例を示す断面図であり、施工場所の地盤4を整
地して、敷砂などで改良した地盤5に格子状シート1を
敷設し、発泡樹脂ブロック6を敷設した上に格子状シー
ト1’を敷設、該格子状シートの両端はその上に敷設し
た発泡樹脂ブロック6’敷設端を包み、その上に格子状
シート1''を敷設する工事を所定の高さまで繰り返し
て、最表面に格子状シート1n’を敷設し、両側にコン
クリート板やコンクリートブロックなどを積み重ね、モ
ルタルの塗布などで保護壁10を構成し、カバーリング
層7および表層8を施工して直立壁面の道路建設をした
ものである。
法の他の例を示す断面図であり、施工場所の地盤4を整
地して、敷砂などで改良した地盤5に格子状シート1を
敷設し、発泡樹脂ブロック6を敷設した上に格子状シー
ト1’を敷設、該格子状シートの両端はその上に敷設し
た発泡樹脂ブロック6’敷設端を包み、その上に格子状
シート1''を敷設する工事を所定の高さまで繰り返し
て、最表面に格子状シート1n’を敷設し、両側にコン
クリート板やコンクリートブロックなどを積み重ね、モ
ルタルの塗布などで保護壁10を構成し、カバーリング
層7および表層8を施工して直立壁面の道路建設をした
ものである。
【0017】
【作用】本発明の合成繊維束を製編織した格子状繊維シ
ートを樹脂で補強した低伸度・高強力の格子状シートを
発泡樹脂ブロック敷設・積層による土木工事の補強材に
用いることによって、補強材の敷設作業が容易で発錆な
どによる耐久性の低下が無く、かつ施工場所を長期間に
わたって安定に保つことができる。
ートを樹脂で補強した低伸度・高強力の格子状シートを
発泡樹脂ブロック敷設・積層による土木工事の補強材に
用いることによって、補強材の敷設作業が容易で発錆な
どによる耐久性の低下が無く、かつ施工場所を長期間に
わたって安定に保つことができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施態様を実施例にて説明す
る。なお、実施例中の部および%は断りのない限り重量
に関するものである。
る。なお、実施例中の部および%は断りのない限り重量
に関するものである。
【0019】実施例1 切断強度17g/dr、伸度8.5%のポリビニルアルコ
ール系繊維を用い、経糸に1,200dr−600fil/2
本のマルチフイラメント糸を3本合撚した糸条を、緯糸
に1,800dr−1,000fil/2本のマルチフイラメ
ント糸を2本合撚した糸条を用い、ラッシェル編製法で
目開き20mm、幅214cmの格子状繊維シートを作っ
た。また補強用樹脂として、エポキシ樹脂の初期縮合重
合物にアミン系硬化剤を添加したエポキシ樹脂組成物5
0%と、塩化ビニル樹脂100部に可塑剤としてジオク
チルフタレート50部および安定剤3部を配合した塩化
ビニル樹脂組成物50%とを配合して得た液状物を、上
記格子状繊維シートに対して100%付与し、130℃
の熱風で乾燥した後、180℃で2分間熱処理して樹脂
で補強した格子状シートを得た。この格子状シートはロ
ール巻き取りができる可撓性を有し、切断強力が経・緯
方向共に7ton/m以上、切断伸度3.5%、伸び率2.
8%であり、高強力で伸長形態安定性に優れ、取り扱い
性および敷設作業性の良いものである。
ール系繊維を用い、経糸に1,200dr−600fil/2
本のマルチフイラメント糸を3本合撚した糸条を、緯糸
に1,800dr−1,000fil/2本のマルチフイラメ
ント糸を2本合撚した糸条を用い、ラッシェル編製法で
目開き20mm、幅214cmの格子状繊維シートを作っ
た。また補強用樹脂として、エポキシ樹脂の初期縮合重
合物にアミン系硬化剤を添加したエポキシ樹脂組成物5
0%と、塩化ビニル樹脂100部に可塑剤としてジオク
チルフタレート50部および安定剤3部を配合した塩化
ビニル樹脂組成物50%とを配合して得た液状物を、上
記格子状繊維シートに対して100%付与し、130℃
の熱風で乾燥した後、180℃で2分間熱処理して樹脂
で補強した格子状シートを得た。この格子状シートはロ
ール巻き取りができる可撓性を有し、切断強力が経・緯
方向共に7ton/m以上、切断伸度3.5%、伸び率2.
8%であり、高強力で伸長形態安定性に優れ、取り扱い
性および敷設作業性の良いものである。
【0020】山間の水田を予め地ならしした地面に、上
記格子状シートを幅方向に3列で敷設し、シート間はポ
リビニルアルコール系繊維束に樹脂を付与した紐状物で
繋いだ後、発泡ポリスチレンブロック(単位体積重量2
0Kgf/m3、圧縮強度1.2Kgf/cm2、厚さ500mm、
幅1000mm、長さ2000mm)を2段に敷設し、その
上に格子状シートを敷設する施工を繰り返して、図2の
断面図のごとき高さが約4m、幅5m、長さ10mの試
験道路の基礎を造り、最表面に格子状シートを敷設し、
コンクリートを打設して、表面舗装し、法面は保護被覆
盛土して、図2のような試験道路を造った。
記格子状シートを幅方向に3列で敷設し、シート間はポ
リビニルアルコール系繊維束に樹脂を付与した紐状物で
繋いだ後、発泡ポリスチレンブロック(単位体積重量2
0Kgf/m3、圧縮強度1.2Kgf/cm2、厚さ500mm、
幅1000mm、長さ2000mm)を2段に敷設し、その
上に格子状シートを敷設する施工を繰り返して、図2の
断面図のごとき高さが約4m、幅5m、長さ10mの試
験道路の基礎を造り、最表面に格子状シートを敷設し、
コンクリートを打設して、表面舗装し、法面は保護被覆
盛土して、図2のような試験道路を造った。
【0021】比較例1 実施例1の発泡ポリスチレンブロック間に敷設する格子
状シートに替えて、従来の格子状の溶接鉄筋を用いた工
法で実施例1に続けて試験道路建設工事を行った。格子
状溶接鉄筋はトラック輸送ができる大きさに工場生産し
たものを敷設して、格子状溶接鉄筋間は溶接で繋ぎ合わ
せて施工した。
状シートに替えて、従来の格子状の溶接鉄筋を用いた工
法で実施例1に続けて試験道路建設工事を行った。格子
状溶接鉄筋はトラック輸送ができる大きさに工場生産し
たものを敷設して、格子状溶接鉄筋間は溶接で繋ぎ合わ
せて施工した。
【0022】その結果、実施例1と同じ規模の道路工事
で比較すると、比較例1の工事には溶接鉄筋の敷設作業
に手間がかかり工事期間で約25%の延長であった。
で比較すると、比較例1の工事には溶接鉄筋の敷設作業
に手間がかかり工事期間で約25%の延長であった。
【0023】実施例2 切断強度26g/dr、伸度3.7%の全芳香族ポリエス
テル繊維〔商品名「ベクトラン」(株)クラレ製品〕を
用い、経糸に1,000dr−200fil/2本のマルチフ
イラメント合撚糸を、緯糸に1,000dr−200fil/
2本のマルチフイラメント糸を3本合撚した糸条を用
い、ラッシェル編製法で目開き20mm、幅214cmの格
子状繊維シートを作った。一方、補強用樹脂として、塩
化ビニル系樹脂100部にジオクチルフタレートと塩素
化パラフィン系可塑剤を60部および安定剤3部を配合
した塩化ビニル系樹脂組成物を用い、上記格子状繊維シ
ートに対して100%の樹脂組成物を含浸付与し、13
0℃の熱風で乾燥、180℃で2分間熱処理して格子状
シートを得た。この格子状シートはロール巻き取りがで
きる可撓性を有し、切断強力が経3.5ton/m以上、緯
8ton/m以上、切断伸度2%、伸び率1.5%であり、
高強力で伸長形態安定性に優れた、敷設作業性の良いも
のである。
テル繊維〔商品名「ベクトラン」(株)クラレ製品〕を
用い、経糸に1,000dr−200fil/2本のマルチフ
イラメント合撚糸を、緯糸に1,000dr−200fil/
2本のマルチフイラメント糸を3本合撚した糸条を用
い、ラッシェル編製法で目開き20mm、幅214cmの格
子状繊維シートを作った。一方、補強用樹脂として、塩
化ビニル系樹脂100部にジオクチルフタレートと塩素
化パラフィン系可塑剤を60部および安定剤3部を配合
した塩化ビニル系樹脂組成物を用い、上記格子状繊維シ
ートに対して100%の樹脂組成物を含浸付与し、13
0℃の熱風で乾燥、180℃で2分間熱処理して格子状
シートを得た。この格子状シートはロール巻き取りがで
きる可撓性を有し、切断強力が経3.5ton/m以上、緯
8ton/m以上、切断伸度2%、伸び率1.5%であり、
高強力で伸長形態安定性に優れた、敷設作業性の良いも
のである。
【0024】丘陵地の法面の地盤を予め掘削してなら
し、コンクリート基礎を打設した地面に、発泡ポリスチ
レンブロック(単位体積重量25Kgf/m3、圧縮強度
1.6Kgf/cm2、厚さ500mm、幅1000mm、長さ2
000mm)を敷設し、その上に上記格子状シートを敷設
し、法面部の格子状シート端部をポリビニルアルコール
系繊維束に樹脂加工した繊維強化樹脂製杭で固定し、格
子状シートのもう一方の端部は、その上に敷設した発泡
ポリスチレンブロックの端部を包んで敷設ブロック表面
に折り返して載せ、更にその上に格子状シートを敷設し
て、法面部の格子状シート端部は上記同様に杭で固定
し、もう一方の端部で、その上に敷設した発泡ポリスチ
レンブロックの端部を包んで敷設ブロック表面に折り返
して載せる作業を繰り返して施工した。折り返した格子
状シートと敷設した格子状シートは必要に応じて紐状物
で止めて固定する。そして、最表面に格子状シートを敷
設してコンクリートを打設し、舗装して表面を構成し
た。また壁面は全面が格子状シートで被覆されているた
めに、モルタルを打設して被覆保護面を形成して直立壁
を造った。用いた格子状シートは、高強力で形態安定性
に優れ、セメントとの密着性に優れているためセメント
補強材としても好適であつた。
し、コンクリート基礎を打設した地面に、発泡ポリスチ
レンブロック(単位体積重量25Kgf/m3、圧縮強度
1.6Kgf/cm2、厚さ500mm、幅1000mm、長さ2
000mm)を敷設し、その上に上記格子状シートを敷設
し、法面部の格子状シート端部をポリビニルアルコール
系繊維束に樹脂加工した繊維強化樹脂製杭で固定し、格
子状シートのもう一方の端部は、その上に敷設した発泡
ポリスチレンブロックの端部を包んで敷設ブロック表面
に折り返して載せ、更にその上に格子状シートを敷設し
て、法面部の格子状シート端部は上記同様に杭で固定
し、もう一方の端部で、その上に敷設した発泡ポリスチ
レンブロックの端部を包んで敷設ブロック表面に折り返
して載せる作業を繰り返して施工した。折り返した格子
状シートと敷設した格子状シートは必要に応じて紐状物
で止めて固定する。そして、最表面に格子状シートを敷
設してコンクリートを打設し、舗装して表面を構成し
た。また壁面は全面が格子状シートで被覆されているた
めに、モルタルを打設して被覆保護面を形成して直立壁
を造った。用いた格子状シートは、高強力で形態安定性
に優れ、セメントとの密着性に優れているためセメント
補強材としても好適であつた。
【0025】造成した法面盛土部分を駐車場として使用
したが、雨水や涌き水の排水性がよく、形態の安定した
ものであった。
したが、雨水や涌き水の排水性がよく、形態の安定した
ものであった。
【0026】
【発明の効果】本発明の発泡樹脂ブロック敷設・積層工
法は、補強材として合成繊維束からなるロール巻性を有
する長尺の可撓性格子状シートを用いるため、取り扱い
性や施工性に優れ施工期間が短縮され、かつ高強力で低
い伸び率のために施工場所を長期間にわたって安定に保
つことができる。とりわけ軟弱地盤や水分の多い場所な
どの環境の悪い場所や面積の大きい場所の土木工事に有
効である。更に、使用環境下での格子状溶接鉄筋を用い
た場合のような発錆などによる耐久性の低下がない。
法は、補強材として合成繊維束からなるロール巻性を有
する長尺の可撓性格子状シートを用いるため、取り扱い
性や施工性に優れ施工期間が短縮され、かつ高強力で低
い伸び率のために施工場所を長期間にわたって安定に保
つことができる。とりわけ軟弱地盤や水分の多い場所な
どの環境の悪い場所や面積の大きい場所の土木工事に有
効である。更に、使用環境下での格子状溶接鉄筋を用い
た場合のような発錆などによる耐久性の低下がない。
【図1】本発明の土木工事の補強材に用いる格子状シー
トの模式図である。
トの模式図である。
【図2】本発明の発泡樹脂ブロック積層工法の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明の発泡樹脂ブロック積層工法の他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 格子状シート、 1' 格子状シート、 1n' 格子状シート、 2 格子状繊維シート、 3 樹脂、 4 地盤、 5 改良地盤、 6 発泡樹脂ブロック、 6’ 発泡樹脂ブロック、 7 カバーリング層、 8 表層、 9 被覆盛土、 10 保護壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 積層発泡樹脂ブロック間に補強材を挿入
して発泡樹脂ブロックを敷設・積層する土木工事におい
て、該補強材として、総繊度が1000デニール以上の
合成繊維束を製編織して得た格子状繊維シートに樹脂を
付与した破断伸度が20%以下、引張切断強力が1ton
/m以上とした格子状シートを用いることを特徴とする
発泡樹脂ブロック積層工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21283391A JPH0533348A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 発泡樹脂ブロツク積層工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21283391A JPH0533348A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 発泡樹脂ブロツク積層工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533348A true JPH0533348A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16629114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21283391A Pending JPH0533348A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 発泡樹脂ブロツク積層工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533348A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006028796A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Narasaki Sangyo Co Ltd | 道路の段差解消構造 |
| JP2007224431A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Teijin Techno Products Ltd | 土木用ネット状編織物 |
| JP2010106514A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Nihon Samicon Co Ltd | 落石防護用保護構造物 |
| KR102233496B1 (ko) * | 2020-12-29 | 2021-03-29 | (주)자연과조경 | 기능성 펌프실과 석가산을 구비하는 수경시설 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21283391A patent/JPH0533348A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006028796A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Narasaki Sangyo Co Ltd | 道路の段差解消構造 |
| JP2007224431A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Teijin Techno Products Ltd | 土木用ネット状編織物 |
| JP2010106514A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Nihon Samicon Co Ltd | 落石防護用保護構造物 |
| KR102233496B1 (ko) * | 2020-12-29 | 2021-03-29 | (주)자연과조경 | 기능성 펌프실과 석가산을 구비하는 수경시설 |
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