JPH0533370U - 小型テープカセツト - Google Patents
小型テープカセツトInfo
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- JPH0533370U JPH0533370U JP1049992U JP1049992U JPH0533370U JP H0533370 U JPH0533370 U JP H0533370U JP 1049992 U JP1049992 U JP 1049992U JP 1049992 U JP1049992 U JP 1049992U JP H0533370 U JPH0533370 U JP H0533370U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一対のリールハブ21,25の不要な回転を
各々防止する両ブレーキ機構40,50の解除動作を連
動可能に構成した小型テープカセットにおいて、両ブレ
ーキ機構40,50の各ブレーキ部材41,51の解除
動作連動用係合部46,53間の少なくとも一方に突起
55を設けて、ブレーキ作動時の両解除動作連動用係合
部46,53間の間隔を狭める。 【効果】 巻取り側リールハブ21を回転させて、磁気
テープ2の緩みをとる際、供給側リールハブ25が回転
可能となるため、磁気テープ2に有害な張力が残留する
ことがない。
各々防止する両ブレーキ機構40,50の解除動作を連
動可能に構成した小型テープカセットにおいて、両ブレ
ーキ機構40,50の各ブレーキ部材41,51の解除
動作連動用係合部46,53間の少なくとも一方に突起
55を設けて、ブレーキ作動時の両解除動作連動用係合
部46,53間の間隔を狭める。 【効果】 巻取り側リールハブ21を回転させて、磁気
テープ2の緩みをとる際、供給側リールハブ25が回転
可能となるため、磁気テープ2に有害な張力が残留する
ことがない。
Description
【0001】
本考案は、例えば、標準テープカセット専用ビデオテープレコーダ(以下VT Rと記す)等の記録再生装置に直接装着するには小型であって、そのVTRでの 使用にはテープカセットアダプタ等を必要とする小型テープカセットに関し、特 に、供給側リールハブ及び巻取り側リールハブの各ブレーキ解除動作を連動して 確実に行なえる小型テープカセットに関するものである。
【0002】
周知の如く一般のVTRには、標準タイプの大きさのテープカセットが使用さ れており、また、標準テープカセットよりも小型で、その標準タイプ専用VTR との互換性を保ちながら記録再生を可能とした小型テープカセットも実用化され ている。 この小型テープカセットは、その小型テープカセット専用VTRにて記録再生 できる一方、標準テープカセット専用VTRで使用する場合には、標準テープカ セットと略同一形状のテープカセットアダプタを用いて、そのアダプタに小型テ ープカセットを収納することにより、標準テープカセットと同等に使用可能であ る。 また、携帯撮影に適するようビデオカメラと小型テープカセット専用VTRと が一体になった所謂カメラ一体型VTRも実用化されている。
【0003】 図25は従来の一般的な小型テープカセットを示す下方から見た外観斜視図で 、開蓋状態を示しており、1は小型テープカセット、2は磁気テープ、3はカセ ット筐体、4はその上ハーフ、5は同下ハーフ、6はカセット筐体3の前面側開 口を開閉する蓋体、16はブレーキ解除ピン挿入口、21は巻取り側リールハブ 、25は供給側リールハブである。 図示のように、磁気テープ2は、カセット筐体3の前面側開口において、その 左右両端に設けたガイドローラ10,10により案内された状態で張架されてお り、蓋体6の閉蓋により保護される。カセット筐体3の下ハーフ5には、上ハー フ4と組立てた状態で、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面 に形成された歯車23をカセット筐体3の一側面に臨ませる切欠部11が形成さ れている。蓋体6は、カセット筐体3側面に形成されたU字状溝12に嵌装した 板ばね13により前面側へ付勢された摺動片14によって、クリック的に開蓋及 び閉蓋位置に保持される。カセット筐体3側面の切欠部11より後方には、下ハ ーフ5下面から上ハーフ4にかけて誤挿入防止用溝15が形成されており、下ハ ーフ5下面で誤挿入防止用溝15側の隅部には、ブレーキ解除ピン挿入口16が 形成されている。 以上の小型テープカセット1を図示せぬ小型テープカセット専用VTRに装着 して使用する場合は、そのVTRのテープカセット挿入口から所定位置まで小型 テープカセット1を挿入することにより、蓋体6を図25の如く略水平位置まで 回動させて開蓋して、この小型テープカセット1を、例えば、下降させることに より、供給側リールハブ25がVTRの供給側リールディスク(図示せず)に嵌 合し、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23がVT Rの駆動歯車(図示せず)に噛合する。そして、カセット筐体3の前面側開口の 凹部7,8,9に、VTRの垂直及び傾斜ローディング部材とキャプスタン(何 れも図示せず)が夫々臨ませられる。 このように、小型テープカセット専用VTRに小型テープカセット1を装着し て、記録再生が可能となる。 また、小型テープカセット1を図示せぬ標準テープカセット専用VTRに装着 して使用する場合には、実公昭60−37739号公報に開示の如く標準テープ カセットと同一形状のテープカセットアダプタ、或いは標準テープカセットと小 型テープカセットとがともに収納可能な収納トレイの小型テープカセット収納部 に、小型テープカセット1を収納した状態で装着される。
【0004】 ところで、VTRに使用される標準テープカセットや小型テープカセットでは 、カセット筐体内に磁気テープを巻回する一対のリールハブが収納されており、 記録再生時、供給側リールハブに巻回された磁気テープが前面側開口より繰り出 されて、VTRの磁気ヘッドと摺動し、この後、前面側開口から再びその内部に 戻り、巻取り側リールハブに巻回される。また、巻戻し時、磁気テープは巻取り 側リールハブから直接供給側リールハブに移送される。 こうした磁気テープの供給巻戻しを行なう供給側リールハブ及び巻取り側リー ルハブには、夫々のブレーキ機構が設けられており、そのブレーキ機構の動作に よって、供給側リールハブ及び巻取り側リールハブの不要な回転が防止されてい る。即ち、小型テープカセットの持運び等で外部から衝撃が加えられた場合、供 給側リールハブ、或いは巻取り側リールハブが不要に回動して、磁気テープに緩 みが生じ、これにより回転ムラや磁気テープの折れ曲り、更には切断等のトラブ ルが生じる虞を回避するために、ブレーキ機構が備えられている。
【0005】 図26は図25の小型テープカセット1の上ハーフ4を外した状態を示すもの である。 図示のように、下ハーフ5内に巻取り側リールハブ21及び供給側リールハブ 25が収納されており、磁気テープ2はこの両リールハブ21,25間に張架さ れる。巻取り側リールハブ21及び供給側リールハブ25には夫々のブレーキ機 構が設けられており、17は巻取り側リールハブ21近傍の下ハーフ5内面に起 設した支軸、31はこの支軸に非回転に軸支された巻取り側リールストッパであ る。
【0006】 図27は供給側リールハブ25のブレーキ機構を示すもので、供給側リールハ ブ25の下リールフランジ26の下面には、断面台形状の放射状リブ18…が設 けられており、この放射状リブ18…と対応するように、下ハーフ5内面上には 、放射状溝19…が形成されている。供給側リールハブ25は、図26に示す状 態において、上ハーフ4に固定されたリールスプリング(図示せず)により、上 ハーフ4から下ハーフ5に向かって押圧される。この時、供給側リールハブ25 の下リールフランジ26下面の放射状リブ18…が、下ハーフ5内面上の放射状 溝19…と互いに係合することにより、ブレーキ動作が得られて、供給側リール ハブ25の不要な回動が常時防止される。 即ち、供給側リールハブ25のブレーキ機構は、供給側リールハブ25の下リ ールフランジ26下面の放射状リブ18…と下ハーフ5内面上の放射状溝19… からなる。 このブレーキ解除動作は、小型テープカセット1のVTRへの装着後、VTR の供給側リールディスクが小型テープカセット1の供給側リールハブ25の下方 からその内方に挿入され、供給側リールハブ25が下ハーフ5内面より若干上方 に押上げられ、上述の放射状リブ18…及び放射状溝19…の係合が外れること によって行なわれる。
【0007】 図28は巻取り側リールハブ21のブレーキ機構を示すもので、巻取り側リー ルハブ21近傍の下ハーフ5内面に起設した支軸17に非回転に軸支された巻取 り側リールストッパ31には、下方へ複数の山形状歯部32…が形成されており 、図示せぬスプリングによって、リールストッパ31が下方に付勢されている。 これによりリールストッパ31の山形状歯部32…が、巻取り側リールハブ21 の下リールフランジ22外周面の歯車23に噛合することにより、ブレーキ動作 が得られて、巻取り側リールハブ21の不要な回動が常時防止される。 即ち、巻取り側リールハブ21のブレーキ機構は、スプリング、リールストッ パ31の山形状歯部32…及び巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22 外周面の歯車23からなる。 このブレーキ解除動作は、小型テープカセット1のVTRへの装着時、VTR の図示せぬリールブレーキ解除ピンが下ハーフ5のブレーキ解除ピン挿入口16 の下方からその内方に挿入され、リールストッパ31が下ハーフ5内面より上方 に押上げられ、上述の山形状歯部32…と歯車23との噛合が外れることによっ て行なわれる。
【0008】 しかしながら、前述したブレーキ機構は、供給側及び巻取り側ともにスプリン グの付勢力に頼っているため、外部からの衝撃が小型テープカセット1に加えら れた場合、一対のリールハブ21,25の回動を確実に係止できない課題がある 。 更に、このブレーキ機構では、小型テープカセット1の自在に開閉可能である 蓋体6を開蓋して故意に磁気テープ2を外部へ引出してしまうということを防ぐ ことができないという課題もある。
【0009】
本出願人は、特願平2−229804号にて、磁気テープが張架された一対の リールハブと、このリールハブの不要な回転を各々防止する一対のブレーキ機構 を備え、且つこの両ブレーキ機構を、その一方のブレーキ機構のブレーキ解除動 作を他方のブレーキ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構 成してなる小型テープカセットを提案した。 ところが、その小型テープカセットでは、2つのリールハブを、その各々のブ レーキ機構が磁気テープの巻上げ方向には回転可能としながら、巻緩み方向には 回転しないようにしたことから、例えば、何等かの理由で磁気テープに緩みが発 生してしまった際、或いは適正な磁気テープのたるみを磁気テープの緩みと誤解 して、それを修正しようとした場合等に、使用者が巻上げ過ぎると、巻上げられ 過ぎた磁気テープの張力によって、位置移動可能のリールハブ、即ち、供給側リ ールハブが磁気テープの経路方向に引かれ、小型ビデオカセットのカセットケー スへの収納や記録再生装置への装填が困難になることが判った。
【0010】 そこで本出願人は、磁気テープが巻上げられ過ぎた場合にも、それがカセット ケースに収納される際、或いは記録再生装置に装填される際に自動的にブレーキ 機構が解除する装置を持った小型テープカセットを、実願平3−15244号で 提案した。 しかしながら、その小型テープカセットでは、誤って磁気テープを巻上げ過ぎ た上で、カセットケースに収納しない、或いは記録再生装置に装填せず、放置さ れた場合において、磁気テープの張力によって磁気テープが伸びて変形したり、 或いはカセット内のテープを案内する構造部材が変形する虞があることが判った 。
【0011】 そこで本考案の目的は、磁気テープが巻上げられても、磁気テープに有害な張 力を与えることのない小型テープカセットを提供することにある。
【0012】
以上の課題を解決すべく本考案は、磁気テープが張架された一対のリールハブ と、この両リールハブの不要な回転を各々防止する一対のブレーキ機構を備え、 且つこの両ブレーキ機構を、その一方のブレーキ機構の解除動作を他方のブレー キ機構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に構成してなる小型テ ープカセットにおいて、両ブレーキ機構の各ブレーキ部材の解除動作連動用係合 部間の少なくとも一方に突起を設けて、ブレーキ作動時の両解除動作連動用係合 部間の間隔を狭めたことを特徴とする。
【0013】 そして、本考案は、磁気テープが張架された一対のリールハブと、この両リー ルハブの不要な回転を各々防止する一対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレ ーキ機構が、第1のブレーキ機構の解除動作を第2のブレーキ機構に伝達して、 両ブレーキ機構の解除動作を連動可能な構成よりなる小型テープカセットにおい て、前記第2のブレーキ機構で用いるブレーキ部材の爪部の先端を、その爪部が 係合するべき歯車の山部から谷部に向かって徐々に近付く傾斜面を有する形状と したことも特徴とする。
【0014】 また、本考案は、磁気テープが張架された一対のリールハブと、この両リール ハブの不要な回転を各々防止する一対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレー キ機構が、第1のブレーキ機構の解除動作を第2のブレーキ機構に伝達して、両 ブレーキ機構の解除動作を連動可能な構成よりなる小型テープカセットにおいて 、前記第1のブレーキ機構の解除動作を前記第2のブレーキ機構に伝達するため の伝達部材の、前記第2のブレーキ機構に接触する係合部分の形状を、曲面状に 形成するか、または、その係合部分に、曲面状の突起部を設けたことも特徴とす る。
【0015】
ブレーキ作動時の両解除動作連動用係合部間の間隔を狭めたことから、ブレー キ作動状態で、巻取り側リールハブが巻取り方向に回転する際、巻取り側ブレー キ部材が巻取り側リールハブ外周の歯車形状に倣って解除方向に回転することに より、供給側リールハブのブレーキを解除状態とする。 従って、巻取り側リールハブを回転させて、磁気テープの緩みをとる間、供給 側リールハブが緩み方向に回転可能となる。
【0016】 爪部の先端が、係合するべき歯車の山部から谷部に向かって徐々に近付く傾斜 面を有する形状であることにより、解除のタイミングが遅れた場合でも、傾斜面 を歯車の山部が滑るようにして、爪部を解除方向へ回転させる作用を生み、供給 側リールハブのブレーキ解除機能を助成することになる。
【0017】 係合部の形状を曲面にすることで、係合部同士の接触する面積が減らせるため 、スプリング力を強くしないでも、係合部同士が密着することなく滑らかに移動 し、相互の動きを妨害することなくブレーキ作動状態に戻ることができる。
【0018】
以下に本考案の実施例を図1乃至図24に基づいて説明する。 始めに、図1乃至図24においては、前述した図25乃至図28に示したもの と同一構成部分には同一符号を付して、以下では、その説明を省略し、また図2 0、図23及び図24では、都合上、本考案に係る突起部分を省略した。 本考案を適用した小型テープカセットの上ハーフを外して巻取り側リールハブ 21及び供給側リールハブ25の両ブレーキ機構40,50を含み要部を示す図 20のように、本考案の小型テープカセットにおいては、前述した小型テープカ セット1からリールストッパ31及び図示せぬスプリングを外し、後述する一対 のブレーキ機構40,50を付加した構成のものとなっており、供給側リールハ ブ25の下リールフランジ26の外周には凹凸状の歯溝27…が形成されている 。尚、凹凸状の歯溝27…としたが、それ以外の形状でも良い。
【0019】 先ず、巻取り側リールハブ21のブレーキ機構40は、ブレーキアーム41及 びスプリング49からなる。 ブレーキアーム41は、図20及び図21に示すように、巻取り側リールハブ 21近傍の下ハーフ5内面に起設した支軸17に回転自在に軸支されており、下 方に取付けたスプリング49によって図示矢印a方向に常時付勢されている。 このブレーキアーム41は、スプリング49による矢印a方向の常時付勢によ り巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23に係合する 爪部42と、VTRのリールブレーキ解除ピン36によって図示矢印b方向に回 動されるブレーキ解除ピン受け部43と、供給側リールハブ25のブレーキ機構 50側に延びるアーム部45と、このアーム部45の先端に設けられて、供給側 リールハブ25のブレーキ機構50のブレーキ片51に係合する解除動作連動用 の係合ピン部46とを備える。ブレーキ解除ピン受け部43にはピン係合端面4 4が形成されている。
【0020】 図22に示すように、ブレーキアーム41の支軸17は、巻取り側リールハブ 21外周の略接線方向に位置していることから、ブレーキアーム41の爪部42 の形状を、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周面の歯車23の 歯面と密に係合するよう選択することにより、図示矢印d方向(巻取り側リール ハブ21に巻回された磁気テープ2が緩む方向)への巻取り側リールハブ21の 回動を常時確実に防止でき、また、図示矢印c方向(巻取り側リールハブ21に 磁気テープ2が巻取られる方向)への巻取り側リールハブ21の回転を常時可能 とする。
【0021】 そして、供給側リールハブ25のブレーキ機構50は、図20及び図23に示 すように、ブレーキ片51及びスプリング59からなる。 ブレーキ片51は、供給側リールハブ25近傍の下ハーフ5内面に起設した支 軸37に回転自在に軸支されており、下方に取付けたスプリング59によって図 示矢印e方向に常時付勢されている。 このブレーキ片51は、スプリング59による矢印e方向の常時付勢により供 給側リールハブ25の下リールフランジ26外周面の歯溝27に係合する爪部5 2と、前記ブレーキアーム41のアーム部45先端の係合ピン部46によって図 示矢印f方向に回動される解除動作連動用係合部53とを備える。解除動作連動 用係合部53にはピン部係合端面54が形成されている。
【0022】 図24に示すように、ブレーキ片51の支軸37は、供給側リールハブ25外 周の略接線方向に位置していることから、ブレーキ片51の爪部52の形状を、 供給側リールハブ25の下リールフランジ26外周面の歯溝27に係合するよう 選択することにより、図示矢印h方向(供給側リールハブ25に巻回された磁気 テープ2が緩む方向)への供給側リールハブ25の回動を常時確実に防止でき、 また、図示矢印g方向(供給側リールハブ25に磁気テープ2が巻取られる方向 )への供給側リールハブ25の回転を常時可能とする。
【0023】 ところで、上述した小型テープカセットにおいては、ブレーキ作動状態におい て、誤って磁気テープを巻上げ過ぎたまま放置すると、磁気テープの張力によっ て磁気テープが伸びて変形したり、或いはカセット内のテープを案内する構造部 材が変形する虞があることが判った。
【0024】 そこで本考案では、これを解消すべく、ブレーキアーム及びブレーキ片による 解除動作連動用係合部間の少なくとも一方に突起を設けて、ブレーキ作動時の両 解除動作連動用係合部間の間隔を狭めるような構造としたものである。
【0025】 図1乃至図5は本考案の第1実施例を示すもので、図1のように、供給側ブレ ーキ片51の解除動作連動用係合部53に突起55を設けている。 そして、図2に示すように、この供給側ブレーキ片51の解除動作連動用係合 部53に設けた突起55と、巻取り側ブレーキアーム41の解除動作連動用係合 部46との間には、適度な間隔が設けられている。 そのため、図5に示すように、供給側リールハブ25の移動に対して、ブレー キ片51がブレーキアーム41に当接することなく、自由に追従可能となってい る。
【0026】 また、ここで、図3に示す如く、巻取り側リールハブ21を巻取り方向に回転 させようとした場合、巻取り側リールハブ21の下リールフランジ22外周部の 歯車23の形状に、ブレーキアーム41の爪部42が倣って、ブレーキアーム4 1が解除方向に回転し、ブレーキアーム41の係合部46が、上記間隔以上動く ことにより、ブレーキ片51の突起55に当たり、ブレーキ片51を解除方向に 回転させることになる。 従って、供給側リールハブ25が解除状態となって、この供給側リールハブ2 5が回転可能となる。
【0027】 以上によって、磁気テープ2の緩みをとるために巻取り側リールハブ21を回 転させている間は、供給側リールハブ25が断続的に解除状態となって、供給側 リールハブ25が断続的に回転して、磁気テープ2を繰出す。 その結果、磁気テープ2に過大な張力が発生することがなくなる。 このカセットがVTRに装填されて、ブレーキが解除状態になるのは、図4に 示す通り、本考案以前と変わりない。
【0028】 図6は本考案の第2実施例を示すもので、巻取り側ブレーキアーム41の解除 動作連動用係合部46に突起47を設けて、供給側ブレーキ片51の解除動作連 動用係合部53との間隔を狭めている。 尚、ブレーキアーム41及びブレーキ片51ともに、適度の突起47,55を 配分して設けるようにしても良い。 このような構成によっても、前記第1実施例と同様の機能が得られる。
【0029】 ところで、以上の如く供給側ブレーキ片51を解除方向に回転させることで、 断続的にブレーキ解除状態とするようにした前記第1、第2実施例の小型テープ カセットにおいても、磁気テープ2を巻上げようとした場合に、供給側ブレーキ 片51が解除し損なう虞があった。 即ち、供給側リールハブ25のブレーキ作動状態において、巻取り側リールハ ブ21を磁気テープ2巻取り方向に回転させていくことにより、供給側リールハ ブ25が磁気テープ2に引張られ、図7に示すように、供給側リールハブ25が 図示h方向に回転すると、そのブレーキ片51の爪部52が解除方向(矢印f方 向)に回転するより早く、爪部52の先端52aが、供給側リールハブ25の下 リールフランジ26外周に設けた歯車28の山部側面28aに当接してしまい、 それ以上は矢印f方向へ回転することができなくなる場合がある。 そうすると、供給側リールハブ25のブレーキ解除が行なわれないため、磁気 テープ2に過大な張力が加わってしまうことになる。
【0030】 そこで本考案の第3実施例においては、図8乃至図10のように、供給側ブレ ーキ片51に一体に形成した爪部52の先端52aを、係合するべき歯車28の 山部から谷部に向かって徐々に近付くような傾斜面152を持つ形状に形成して いる。 このような構成により、ブレーキ作動状態を示す図9において、供給側ブレー キ片51の爪部52の先端52aに形成した傾斜面152の山部側152aが、 供給側リールハブ25の下リールフランジ26外周に設けた歯車28の山部に当 接しているため、下リールフランジ26は、磁気テープ2の繰出し方向(矢印h 方向)には回転できない。
【0031】 ここで、巻緩みがないのに巻取り側リールハブ21を磁気テープ2巻取り方向 に回転させた場合、供給側ブレーキ片51の爪部52は解除方向(矢印f方向) に回転するようになっているのだが、磁気テープ2に引張られることにより、供 給側リールハブ25も磁気テープ2繰出し方向(矢印h方向)に回転する。 この時、図10に示すように、供給側リールハブ25の下リールフランジ26 外周に設けた歯車28の山部が、供給側ブレーキ片51の爪部52の先端52a に形成した傾斜面152に僅かでも当接することで、下リールフランジ26が更 に矢印h方向に回転しても、歯車28の山部が傾斜面152を滑り、結果として 爪部52を矢印f方向に回転させることになるため、ブレーキ解除をし損なうこ とがなくなる。
【0032】 図11は本考案の第4実施例を示すもので、前記第3実施例では、直線的な傾 斜面152としていたが、この第4実施例においては、供給側ブレーキ片51の 爪部52の先端52aを、係合するべき歯車28の山部から谷部に向かって徐々 に近付くような緩やかな曲線による傾斜面252を持つ形状に形成している。 このような構成によっても、前記第3実施例と同様の機能が得られる。
【0033】 ところで、前記第1、第2実施例の如く供給側ブレーキ片51を解除方向に回 転させることで、断続的にブレーキ解除状態とするようにした小型テープカセッ トにおいて、使用を終えVTRから取出しても、図4に示すようなブレーキ解除 状態のままで、元のブレーキ作動状態に戻らなくなる場合があることが判った。 即ち、巻取り側ブレーキアーム41の解除動作連動用係合部46と供給側ブレ ーキ片51の解除動作連動用係合部53との係合状態を示す図12において、4 6a,53aは実際に相互の係合部が接触する接触面であって、これらは平面で 構成されており、破線Aは係合部46の移動軌跡、破線Bは係合部53の移動軌 跡を表わすものである。
【0034】 移動軌跡からも判るように、係合部46が矢印C方向に動いて係合部53に当 接し、係合部53も矢印D方向に動き出し、接触面46aが接触面53aを滑る ようにして相対的に移動しながら、図12の状態になるのである。 この状態から、前記スプリング49,59の付勢力により、巻取り側ブレーキ アーム41及び供給側ブレーキ片51が元の位置に戻る際、前記した動作と逆の 動作が行なわれればよいのだが、タイミングのずれ、公差内での形状及び動作の ばらつき等により、図13に示すように、接触面46a,53a同士が密着し、 相互に戻り方向(係合部46は矢印E方向、係合部53は矢印F方向)への動き を妨害してしまうことになる。 これに対抗するべくスプリング49,59の付勢力を強めると、逆に解除動作 に支障がでてくる。
【0035】 そこで本考案の第5実施例においては、図14乃至図16のように、巻取り側 ブレーキアーム41に一体に形成したアーム部45の先端に設けた解除動作連動 用係合部46を、供給側ブレーキ片51に設けた解除動作連動用係合部53と接 触する面を略円弧状の凸曲面による曲面状接触部48を持つ形状に形成している 。 このような構成によって、図16に示すように、巻取り側ブレーキアーム41 の係合部46と供給側ブレーキ片51の係合部53とは、相互に動きが衝突する 位置においても、巻取り側ブレーキアーム41の係合部46に形成した略円弧状 の凸曲面による曲面状接触部48により、接触面積が少ないため、従来のスプリ ング力で充分に乗り越えられ、元のブレーキ解除状態に戻ることが可能である。
【0036】 図17は本考案の第6実施例を示すもので、巻取り側ブレーキアーム41のア ーム部45先端の係合部46において、図示では、その上部のみに、高さ方向に 薄肉にした略円弧状の凸曲面による曲面状接触部148を形成している。 このような構成によっても、前記第5実施例と同様の機能が得られる。 尚、図示例では、係合部46の上部のみに、薄肉の曲面状接触部148を形成 したが、その位置はこれに限るものではない。また、図示例のように、段差を設 けて薄肉にすることの他、厚みを徐々に薄くして曲面状接触部148につながる ようにしても良い。
【0037】 図18は本考案の第7実施例を示すもので、巻取り側ブレーキアーム41のア ーム部45先端の係合部46に、幅を狭くして高さ方向に連続した突条をなす略 円弧状の凸曲面による曲面状突起部248を設けている。 このような構成によっても、前記第5実施例と同様の機能が得られる。
【0038】 図19は本考案の第8実施例を示すもので、巻取り側ブレーキアーム41のア ーム部45先端の係合部46に、図示では、その高さ方向中央部に、略半球状の 凸曲面による曲面状接触部348を設けている。 このような構成によっても、前記第5実施例と同様の機能が得られる。 尚、図示例では、係合部46の中央部のみに、半球状の曲面状接触部248を 設けたが、その位置はこれに限るものではない。
【0039】 更に、以上の第5実施例または第6実施例と、第3実施例または第4実施例を 組合わせても、同様の機能が得られる。
【0040】
以上のように本考案の小型テープカセットによれば、両ブレーキ機構の各ブレ ーキ部材の解除動作連動用係合部間の少なくとも一方に突起を設けて、ブレーキ 作動時の両解除動作連動用係合部間の間隔を狭めることにより、巻取り側リール ハブを回転させて、磁気テープの緩みをとる際、供給側リールハブが回転可能と なるようにしたため、磁気テープに有害な張力が残留することがない。 これにより、誤って磁気テープを巻上げ過ぎるというようなことが発生せず、 従って、そうした張力に起因する磁気テープの伸びによる変形、或いはカセット 内のテープ案内用構造部材が変形するといった問題の発生を防止することができ る。
【0041】 そして、請求項2の小型テープカセットによれば、第2のブレーキ機構で用い るブレーキ部材の爪部の先端を、その爪部が係合するべき歯車の山部から谷部に 向かって徐々に近付く傾斜面を有する形状とすることにより、巻取り側リールハ ブを回転させて、磁気テープの緩みをとる際、供給側リールハブのブレーキ機構 を解除し損なうことがなく、磁気テープに有害な張力が残留することがない。
【0042】 また、請求項3、4の小型テープカセットによれば、第1のブレーキ機構の解 除動作を第2のブレーキ機構に伝達するための伝達部材の、第2のブレーキ機構 に接触する係合部分の形状を、曲面状に形成するか、または、その係合部分に、 曲面状の突起部を設けることにより、ブレーキ解除状態から作動状態にスムーズ に戻るため、VTRからカセットを取出しても、ブレーキ解除状態のままで磁気 テープに巻弛みが発生してしまうことを防止することができる。
【図1】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第1実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
第1実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図2】本考案による両ブレーキ部材間の隙間を示す平
面図
面図
【図3】本考案による機能を説明する平面図
【図4】カセット装填時における両ブレーキ解除状態を
示す平面図
示す平面図
【図5】本考案による他の機能を説明する平面図
【図6】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第2実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
第2実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図7】以上の実施例による供給側ブレーキ部材のブレ
ーキ解除をし損なった状態を示す要部拡大図
ーキ解除をし損なった状態を示す要部拡大図
【図8】本考案を適用した小型テープカセットにおける
第3実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
第3実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図9】そのブレーキ作動状態を示す要部拡大図
【図10】同じくブレーキ解除状態を示す要部拡大図
【図11】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る第4実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
る第4実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図12】前記第1、2実施例による両ブレーキ部材の
係合状態を示す要部拡大図
係合状態を示す要部拡大図
【図13】ブレーキ作動状態に戻らなくなる状態を示す
要部拡大図
要部拡大図
【図14】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る第5実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
る第5実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図15】その曲面状接触部の拡大図
【図16】曲面状接触部による機能を示す要部拡大図
【図17】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る第6実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
る第6実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図18】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る第7実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
る第7実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図19】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る第8実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
る第8実施例に係るブレーキ部材を示す斜視図
【図20】本考案を適用した小型テープカセットの上ハ
ーフを外した状態の巻取り側リールハブ及び供給側リー
ルハブの両ブレーキ機構を含み要部を示す斜視図
ーフを外した状態の巻取り側リールハブ及び供給側リー
ルハブの両ブレーキ機構を含み要部を示す斜視図
【図21】巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す斜
視図
視図
【図22】巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す平
面図
面図
【図23】供給側リールハブのブレーキ機構を示す平面
図
図
【図24】本考案を適用した小型テープカセットにおけ
る供給側リールハブが磁気テープによりテープ繰り出し
方向に引かれた状態を示す平面図
る供給側リールハブが磁気テープによりテープ繰り出し
方向に引かれた状態を示す平面図
【図25】従来の一般的な小型テープカセットを示す下
方から見た外観斜視図
方から見た外観斜視図
【図26】従来の一般的な小型テープカセットの上ハー
フを外した状態を示す斜視図
フを外した状態を示す斜視図
【図27】従来の一般的な小型テープカセットにおける
供給側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
供給側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
【図28】従来の一般的な小型テープカセットにおける
巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
巻取り側リールハブのブレーキ機構を示す分解斜視図
2…磁気テープ、21,25…リールハブ、22,26
…下リールフランジ、23,28…歯車、40,50…
ブレーキ機構、41,51…ブレーキ部材、42,52
…爪部、46,53…解除動作連動用係合部、47,5
5…突起、48,148…曲面状接触部、152,25
2…傾斜面、248,348…曲面状突起部。
…下リールフランジ、23,28…歯車、40,50…
ブレーキ機構、41,51…ブレーキ部材、42,52
…爪部、46,53…解除動作連動用係合部、47,5
5…突起、48,148…曲面状接触部、152,25
2…傾斜面、248,348…曲面状突起部。
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を各々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構を、
その一方のブレーキ機構の解除動作を他方のブレーキ機
構に伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能に
構成してなる小型テープカセットにおいて、両ブレーキ
機構の各ブレーキ部材の解除動作連動用係合部間の少な
くとも一方に突起を設けて、ブレーキ作動時の両解除動
作連動用係合部間の間隔を狭めたことを特徴とする小型
テープカセット。 - 【請求項2】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を各々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構が、
第1のブレーキ機構の解除動作を第2のブレーキ機構に
伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能な構成
よりなる小型テープカセットにおいて、前記第2のブレ
ーキ機構で用いるブレーキ部材の爪部の先端を、その爪
部が係合するべき歯車の山部から谷部に向かって徐々に
近付く傾斜面を有する形状としたことを特徴とする小型
テープカセット。 - 【請求項3】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を各々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構が、
第1のブレーキ機構の解除動作を第2のブレーキ機構に
伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能な構成
よりなる小型テープカセットにおいて、前記第1のブレ
ーキ機構の解除動作を前記第2のブレーキ機構に伝達す
るための伝達部材の、前記第2のブレーキ機構に接触す
る係合部分の形状を、曲面状に形成したことを特徴とす
る小型テープカセット。 - 【請求項4】 磁気テープが張架された一対のリールハ
ブと、この両リールハブの不要な回転を各々防止する一
対のブレーキ機構を備え、且つこの両ブレーキ機構が、
第1のブレーキ機構の解除動作を第2のブレーキ機構に
伝達して、両ブレーキ機構の解除動作を連動可能な構成
してなる小型テープカセットにおいて、前記第1のブレ
ーキ機構の解除動作を前記第2のブレーキ機構に伝達す
るための伝達部材の、前記第2のブレーキ機構に接触す
る係合部分に、曲面状の突起部を設けたことを特徴とす
る小型テープカセット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1049992U JP2541105Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1992-01-31 | 小型テープカセット |
| US07/918,591 US5402955A (en) | 1991-07-25 | 1992-07-24 | Reel-locking mechanism for compact tape cassette |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6589391 | 1991-07-25 | ||
| JP3-65893 | 1991-07-25 | ||
| JP1049992U JP2541105Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1992-01-31 | 小型テープカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533370U true JPH0533370U (ja) | 1993-04-30 |
| JP2541105Y2 JP2541105Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=26345786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1049992U Expired - Lifetime JP2541105Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1992-01-31 | 小型テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541105Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1049992U patent/JP2541105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2541105Y2 (ja) | 1997-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |