JPH05333780A - パターン形成用シート及び焼成用ラベル - Google Patents
パターン形成用シート及び焼成用ラベルInfo
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- JPH05333780A JPH05333780A JP16863392A JP16863392A JPH05333780A JP H05333780 A JPH05333780 A JP H05333780A JP 16863392 A JP16863392 A JP 16863392A JP 16863392 A JP16863392 A JP 16863392A JP H05333780 A JPH05333780 A JP H05333780A
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- Japan
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- pattern
- firing
- forming sheet
- label
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラックや発泡等の焼成不良の発生を伴うこ
となく速い昇温速度で効率的に焼成処理でき、良好で耐
熱性、耐久性、耐薬品性等に優れる焼成パターンを被着
体に焼成固着でき、微細パターンも良好な状態で形成で
きるパターン形成用シートないし焼成用ラベルを得るこ
と。 【構成】 セラミック粉末を有機バインダでシート形態
に保形してなる層(21,22)を、有機バインダの含
有量が異なる組合せで2層以上重畳させてなるパターン
形成用シート(2)、及びかかるパターン形成用シート
における有機バインダの低含有層側(21)に耐熱性イ
ンクからなるパターン(1)を有する焼成用ラベル。
となく速い昇温速度で効率的に焼成処理でき、良好で耐
熱性、耐久性、耐薬品性等に優れる焼成パターンを被着
体に焼成固着でき、微細パターンも良好な状態で形成で
きるパターン形成用シートないし焼成用ラベルを得るこ
と。 【構成】 セラミック粉末を有機バインダでシート形態
に保形してなる層(21,22)を、有機バインダの含
有量が異なる組合せで2層以上重畳させてなるパターン
形成用シート(2)、及びかかるパターン形成用シート
における有機バインダの低含有層側(21)に耐熱性イ
ンクからなるパターン(1)を有する焼成用ラベル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、速い昇温速度で能率よ
く良好な状態で焼成できて被着体への識別ラベル等の焼
成パターンの付与などに好適なパターン形成用シート及
び焼成用ラベルに関する。
く良好な状態で焼成できて被着体への識別ラベル等の焼
成パターンの付与などに好適なパターン形成用シート及
び焼成用ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】多品種少量生産へと生産体制が変遷する
なか、金属やガラスないし焼成セラミックなどからなる
製品や半製品ないし部品等の管理に用いる、耐久性、耐
熱性等に優れるラベルの提供が重要な課題となってい
る。
なか、金属やガラスないし焼成セラミックなどからなる
製品や半製品ないし部品等の管理に用いる、耐久性、耐
熱性等に優れるラベルの提供が重要な課題となってい
る。
【0003】従来、焼成により焼成パターンを形成する
ようにしたパターン形成用シートないし焼成用ラベルと
しては、ガラス粉末を有機バインダで保形したシートに
ガラス粉末含有インクでパターンを付与したものが知ら
れていた。これによれば、柔軟性、臨機なラベル形成性
を有して焼成処理下に焼成パターンを被着体に固着で
き、形成パターンは耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れ
る。
ようにしたパターン形成用シートないし焼成用ラベルと
しては、ガラス粉末を有機バインダで保形したシートに
ガラス粉末含有インクでパターンを付与したものが知ら
れていた。これによれば、柔軟性、臨機なラベル形成性
を有して焼成処理下に焼成パターンを被着体に固着で
き、形成パターンは耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れ
る。
【0004】従って、かかるタイプのパターン形成用シ
ートないし焼成用ラベルによれば、それまでの焼成セラ
ミックや金属、琺瑯体などからなる基板タイプのラベル
が有していた、ビス止め等の固着手間による簡便固着性
欠如の問題、剛性による曲面固着性欠如の問題、現場等
でのパターン付与の困難性によるラベルの臨機形成性欠
如の問題、ないし多品種少量生産体制下での個々の部品
の管理等に必要な多種多様なラベルの形成性欠如の問題
などを克服することができる。
ートないし焼成用ラベルによれば、それまでの焼成セラ
ミックや金属、琺瑯体などからなる基板タイプのラベル
が有していた、ビス止め等の固着手間による簡便固着性
欠如の問題、剛性による曲面固着性欠如の問題、現場等
でのパターン付与の困難性によるラベルの臨機形成性欠
如の問題、ないし多品種少量生産体制下での個々の部品
の管理等に必要な多種多様なラベルの形成性欠如の問題
などを克服することができる。
【0005】しかしながら、前記した従来のパターン形
成用シートないし焼成用ラベルにあっては、焼成効率、
ひいては焼成パターンの形成効率を高めるために速い昇
温速度で焼成処理すると、パターン形成用シートにクラ
ックや発泡等の焼成不良が発生する問題点があった。か
かる焼成不良は、得られる焼成パターンの外観を損なう
こともさりながら、バーコードパターン等の場合には誤
判読などの致命的問題を誘発し、また微細パターンの形
成を困難にする。
成用シートないし焼成用ラベルにあっては、焼成効率、
ひいては焼成パターンの形成効率を高めるために速い昇
温速度で焼成処理すると、パターン形成用シートにクラ
ックや発泡等の焼成不良が発生する問題点があった。か
かる焼成不良は、得られる焼成パターンの外観を損なう
こともさりながら、バーコードパターン等の場合には誤
判読などの致命的問題を誘発し、また微細パターンの形
成を困難にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クラックや
発泡等の焼成不良の発生を伴うことなく速い昇温速度で
効率的に焼成処理でき、良好で耐熱性、耐久性等に優れ
る焼成パターンを被着体に焼成固着でき、微細パターン
も良好な状態で形成できるパターン形成用シートないし
焼成用ラベルの開発を課題とする。
発泡等の焼成不良の発生を伴うことなく速い昇温速度で
効率的に焼成処理でき、良好で耐熱性、耐久性等に優れ
る焼成パターンを被着体に焼成固着でき、微細パターン
も良好な状態で形成できるパターン形成用シートないし
焼成用ラベルの開発を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、セラミック粉
末を有機バインダでシート形態に保形してなる層を、有
機バインダの含有量が異なる組合せで2層以上重畳させ
てなることを特徴とするパターン形成用シート、及びか
かるパターン形成用シートにおける有機バインダの低含
有層側に耐熱性インクからなるパターンを有することを
特徴とする焼成用ラベルを提供するものである。
末を有機バインダでシート形態に保形してなる層を、有
機バインダの含有量が異なる組合せで2層以上重畳させ
てなることを特徴とするパターン形成用シート、及びか
かるパターン形成用シートにおける有機バインダの低含
有層側に耐熱性インクからなるパターンを有することを
特徴とする焼成用ラベルを提供するものである。
【0008】
【作用】上記構成のパターン形成用シートは、柔軟で良
好な曲面密着性を有し、彫刻方式、打ち抜き方式、熱転
写プリンタやスクリーン印刷等による適宜な印刷方式な
どによりパターンないし識別形態等を臨機に付与するこ
とができる。一方、焼成により付与パターンないし形態
を温存しつつ焼成体化し、被着体への仮着下に焼成固着
することができる。その場合、パターン形成用シートが
有機バインダの含有量の相違する層の重畳層からなるこ
とにより、有機バインダをスムーズに熱分解させること
ができて速い昇温速度で焼成処理してもクラックや発泡
等の焼成不良を発生することなく焼成できる。従って、
パターン形成用シートの有機バインダ低含有層側に耐熱
性インクパターンを付与して耐熱性、耐候性、耐薬品性
等に優れる良好な状態の焼成パターンを形成でき、反射
光量検知式の認識装置による自動判読なども円滑に実行
することができる。
好な曲面密着性を有し、彫刻方式、打ち抜き方式、熱転
写プリンタやスクリーン印刷等による適宜な印刷方式な
どによりパターンないし識別形態等を臨機に付与するこ
とができる。一方、焼成により付与パターンないし形態
を温存しつつ焼成体化し、被着体への仮着下に焼成固着
することができる。その場合、パターン形成用シートが
有機バインダの含有量の相違する層の重畳層からなるこ
とにより、有機バインダをスムーズに熱分解させること
ができて速い昇温速度で焼成処理してもクラックや発泡
等の焼成不良を発生することなく焼成できる。従って、
パターン形成用シートの有機バインダ低含有層側に耐熱
性インクパターンを付与して耐熱性、耐候性、耐薬品性
等に優れる良好な状態の焼成パターンを形成でき、反射
光量検知式の認識装置による自動判読なども円滑に実行
することができる。
【0009】
【実施例】本発明の焼成用ラベルを図1に例示した。1
がパターン層、2が有機バインダの含有量が低い層21
と高い層22の2層構造体からなるパターン形成用シー
トである。なお、3は粘着層、4は被着体である。
がパターン層、2が有機バインダの含有量が低い層21
と高い層22の2層構造体からなるパターン形成用シー
トである。なお、3は粘着層、4は被着体である。
【0010】パターン形成用シートは、1種又は2種以
上のセラミック粉末を有機バインダでシート形態に保形
してなる層を、有機バインダの含有量が異なる組合せで
2層以上重畳させたものからなる。セラミック粉末とし
ては、被着体の溶融温度又は分解温度以下で軟化、ない
し溶融するなどして被着体と接着するものが用いられ
る。一般には、ガラス粉末、ないし焼成処理時にガラス
化するセラミック粉末などが用いられる。ガラス粉末と
しては、鉛ガラス系、ホウ珪酸鉛ガラス系、ホウ珪酸ガ
ラス系、ソーダガラス系の如き400〜1000℃で軟
化、ないし溶融するものが好ましく用いられる。
上のセラミック粉末を有機バインダでシート形態に保形
してなる層を、有機バインダの含有量が異なる組合せで
2層以上重畳させたものからなる。セラミック粉末とし
ては、被着体の溶融温度又は分解温度以下で軟化、ない
し溶融するなどして被着体と接着するものが用いられ
る。一般には、ガラス粉末、ないし焼成処理時にガラス
化するセラミック粉末などが用いられる。ガラス粉末と
しては、鉛ガラス系、ホウ珪酸鉛ガラス系、ホウ珪酸ガ
ラス系、ソーダガラス系の如き400〜1000℃で軟
化、ないし溶融するものが好ましく用いられる。
【0011】パターン形成用シートには、セラミック粉
末以外の焼成体形成成分を配合してもよい。かかる焼成
体形成成分は、パターン形成用シートの焼成時に軟化、
ないし溶融したセラミック粉末に取り込まれて焼成体を
構成する。セラミック粉末以外の焼成体形成成分として
は例えば、焼成温度以上の融点を有する異種セラミッ
ク、金属ないし合金、その酸化物等からなる無機物の粉
末や繊維などが一般に用いられる。粒径が0.1〜20
μmの粉末、同径で長さが100μm以下の繊維の使用が
適当であるが、これに限定されない。
末以外の焼成体形成成分を配合してもよい。かかる焼成
体形成成分は、パターン形成用シートの焼成時に軟化、
ないし溶融したセラミック粉末に取り込まれて焼成体を
構成する。セラミック粉末以外の焼成体形成成分として
は例えば、焼成温度以上の融点を有する異種セラミッ
ク、金属ないし合金、その酸化物等からなる無機物の粉
末や繊維などが一般に用いられる。粒径が0.1〜20
μmの粉末、同径で長さが100μm以下の繊維の使用が
適当であるが、これに限定されない。
【0012】配合成分の種類や組合せは適宜に決定して
よい。着色化の点よりは、顔料ないし充填剤からなる無
機系着色剤の使用が適当である。その例としては、シリ
カ、炭酸カルシウム、酸化チタン、亜鉛華、ジルコニ
ア、酸化カルシウム、アルミナ、焼成温度以下で酸化さ
れてかかる酸化物となる炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩の如き
金属化合物などの白色物があげられる。
よい。着色化の点よりは、顔料ないし充填剤からなる無
機系着色剤の使用が適当である。その例としては、シリ
カ、炭酸カルシウム、酸化チタン、亜鉛華、ジルコニ
ア、酸化カルシウム、アルミナ、焼成温度以下で酸化さ
れてかかる酸化物となる炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩の如き
金属化合物などの白色物があげられる。
【0013】また、鉄、銅、金、クロム、セレン等の金
属イオンを含む、例えば酸化マンガン・アルミナ、酸化
クロム・酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム・硫化セレン
等の赤色物、マンガン、コバルト、銅、鉄等の金属イオ
ンを含む、例えば酸化コバルト、ジルコニア・酸化バナ
ジウム、酸化クロム・五酸化二バナジウム等の青色物、
鉄、銅、マンガン、クロム、コバルト等の金属イオンを
含む、例えば酸化クロム・酸化コバルト・酸化鉄・酸化
マンガンやクロム酸塩、過マンガン酸塩等の黒色物など
もあげられる。
属イオンを含む、例えば酸化マンガン・アルミナ、酸化
クロム・酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム・硫化セレン
等の赤色物、マンガン、コバルト、銅、鉄等の金属イオ
ンを含む、例えば酸化コバルト、ジルコニア・酸化バナ
ジウム、酸化クロム・五酸化二バナジウム等の青色物、
鉄、銅、マンガン、クロム、コバルト等の金属イオンを
含む、例えば酸化クロム・酸化コバルト・酸化鉄・酸化
マンガンやクロム酸塩、過マンガン酸塩等の黒色物など
もあげられる。
【0014】さらに、バナジウム、錫、ジルコニウム、
クロム、チタン、アンチモン等の金属イオンを含む、例
えばジルコニウム・珪素・プラセオジム、バナジウム・
錫、クロム・チタン・アンチモン等の黄色物、クロム、
アルミニウム、コバルト、カルシウム等の金属イオンを
含む、例えば酸化クロム、コバルト・クロム、アルミナ
・クロム等の緑色物、鉄、珪素、ジルコニウム、アルミ
ニウム、マンガン等の金属イオンを含む、例えばアルミ
ニウム・マンガン、鉄・珪素・ジルコニウム等の桃色物
などもあげられる。
クロム、チタン、アンチモン等の金属イオンを含む、例
えばジルコニウム・珪素・プラセオジム、バナジウム・
錫、クロム・チタン・アンチモン等の黄色物、クロム、
アルミニウム、コバルト、カルシウム等の金属イオンを
含む、例えば酸化クロム、コバルト・クロム、アルミナ
・クロム等の緑色物、鉄、珪素、ジルコニウム、アルミ
ニウム、マンガン等の金属イオンを含む、例えばアルミ
ニウム・マンガン、鉄・珪素・ジルコニウム等の桃色物
などもあげられる。
【0015】一方、大きさが5〜200μmで厚さがそ
の1/50〜1/100倍程度の雲母粉末の如き薄片を
酸化物型セラミック系化合物で被覆したフレーク状の粉
末もセラミック粉末以外の焼成体形成成分として用いう
る。被覆形態は、薄片に酸化物型セラミック系化合物の
粉末を付着させたもの、就中薄片の20%以下程度付着
させたものが一般的である。なお付着する酸化物型セラ
ミック系化合物の粉末の大きさは、付着母体の薄片の大
きさにもよるが通例1μm以下である。
の1/50〜1/100倍程度の雲母粉末の如き薄片を
酸化物型セラミック系化合物で被覆したフレーク状の粉
末もセラミック粉末以外の焼成体形成成分として用いう
る。被覆形態は、薄片に酸化物型セラミック系化合物の
粉末を付着させたもの、就中薄片の20%以下程度付着
させたものが一般的である。なお付着する酸化物型セラ
ミック系化合物の粉末の大きさは、付着母体の薄片の大
きさにもよるが通例1μm以下である。
【0016】薄片を被覆する酸化物型セラミック系化合
物としては、目的とする色彩に応じて適宜なものが用い
られる。ちなみに、白色系に着色する場合には例えばジ
ルコニア、チタニア、アルミナなどが用いられ、赤色系
に着色する場合には例えば酸化鉄などが用いられる。
物としては、目的とする色彩に応じて適宜なものが用い
られる。ちなみに、白色系に着色する場合には例えばジ
ルコニア、チタニア、アルミナなどが用いられ、赤色系
に着色する場合には例えば酸化鉄などが用いられる。
【0017】セラミック粉末以外の焼成体形成成分の使
用量は、形成される焼成層の耐擦過性、耐久性、耐薬品
性、被着体との密着性などの点より、セラミック粉末1
00重量部あたり、150重量部以下、就中2〜45重
量部が適当である。
用量は、形成される焼成層の耐擦過性、耐久性、耐薬品
性、被着体との密着性などの点より、セラミック粉末1
00重量部あたり、150重量部以下、就中2〜45重
量部が適当である。
【0018】有機バインダとしては、焼成時に熱分解す
るなどして消失するものが用いられ、保形力や柔軟性の
付与性に優れるものが好ましく用いられる。好ましく用
いうる有機バインダの例としては、炭化水素系樹脂、ビ
ニル系ないしスチレン系樹脂、アセタール系樹脂、ブチ
ラール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ウレタン系樹脂、繊維素系樹脂などがあげられる。焼成
時における焼失性の点よりは炭化水素系樹脂、アセター
ル系樹脂、アクリル系樹脂、繊維素系樹脂、就中アクリ
ル系樹脂が好ましい。
るなどして消失するものが用いられ、保形力や柔軟性の
付与性に優れるものが好ましく用いられる。好ましく用
いうる有機バインダの例としては、炭化水素系樹脂、ビ
ニル系ないしスチレン系樹脂、アセタール系樹脂、ブチ
ラール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ウレタン系樹脂、繊維素系樹脂などがあげられる。焼成
時における焼失性の点よりは炭化水素系樹脂、アセター
ル系樹脂、アクリル系樹脂、繊維素系樹脂、就中アクリ
ル系樹脂が好ましい。
【0019】パターン形成用シートの形成は例えば、1
種又は2種以上の焼成体形成成分と有機バインダを有機
溶剤等を用いてボールミル等で混合し、その混合液を適
宜な方式で必要に応じセパレータ等の支持基材上に展開
して乾燥させ、その上に有機バインダの含有量が異なる
混合液を用いて新たな展開層を重畳形成して2層又は3
層以上の構造体とする方法、有機バインダの含有量が異
なる混合液を用いて形成した展開層を順次加熱圧着する
などしてラミネートさせて2層以上の重畳体とする方法
などにより行うことができる。展開方式は、ドクターブ
レード法等の層厚制御性に優れる方式が好ましい。消泡
剤を併用するなどして展開層中に気泡が残らないよう十
分に脱泡処理することが好ましい。
種又は2種以上の焼成体形成成分と有機バインダを有機
溶剤等を用いてボールミル等で混合し、その混合液を適
宜な方式で必要に応じセパレータ等の支持基材上に展開
して乾燥させ、その上に有機バインダの含有量が異なる
混合液を用いて新たな展開層を重畳形成して2層又は3
層以上の構造体とする方法、有機バインダの含有量が異
なる混合液を用いて形成した展開層を順次加熱圧着する
などしてラミネートさせて2層以上の重畳体とする方法
などにより行うことができる。展開方式は、ドクターブ
レード法等の層厚制御性に優れる方式が好ましい。消泡
剤を併用するなどして展開層中に気泡が残らないよう十
分に脱泡処理することが好ましい。
【0020】有機バインダは前記の如く、その含有量が
異なる2層以上の重畳層が形成される使用量とされ、併
用するセラミック粉末などの比重や粒度等により適宜に
決定される。一般には、有機バインダの含有量が多い層
に基づき、セラミック粉末100重量部あたり5〜10
0重量部、就中15〜50重量部が用いられる。
異なる2層以上の重畳層が形成される使用量とされ、併
用するセラミック粉末などの比重や粒度等により適宜に
決定される。一般には、有機バインダの含有量が多い層
に基づき、セラミック粉末100重量部あたり5〜10
0重量部、就中15〜50重量部が用いられる。
【0021】重畳層を形成する各層にもたせる有機バイ
ンダの含有量の差は、層数により異なるが通例2重量%
以上、就中5重量%以上とされる。有機バインダの含有
量が最も多い層と最も少ない層とで10重量%以上の差
が生じるように形成することがクラックや発泡の発生防
止の点より好ましい。
ンダの含有量の差は、層数により異なるが通例2重量%
以上、就中5重量%以上とされる。有機バインダの含有
量が最も多い層と最も少ない層とで10重量%以上の差
が生じるように形成することがクラックや発泡の発生防
止の点より好ましい。
【0022】なお重畳層を形成する各層は、焼成処理性
などの点より通常、有機バインダの含有量を相違させる
点を除いて同じ材料により形成されるが、異種の材料で
形成されていてもよい。また重畳層は、その有機バイン
ダの含有量が上下方向に順次低く(高く)なるような層
構造が通例であるが、これに限定されない。
などの点より通常、有機バインダの含有量を相違させる
点を除いて同じ材料により形成されるが、異種の材料で
形成されていてもよい。また重畳層は、その有機バイン
ダの含有量が上下方向に順次低く(高く)なるような層
構造が通例であるが、これに限定されない。
【0023】重畳層を形成する各層の厚さは使用目的に
応じて適宜に決定してよく、一般には5〜500μm、
就中10〜100μmとされる。従ってパターン形成用
シートの厚さは、重畳層を形成する各層の厚さや層数に
より適宜に決定されるが、通例1mm以下とされる。な
お、パターン形成用シートには必要に応じて、可塑剤、
分散剤、助燃剤等の適宜な添加剤を配合してよい。
応じて適宜に決定してよく、一般には5〜500μm、
就中10〜100μmとされる。従ってパターン形成用
シートの厚さは、重畳層を形成する各層の厚さや層数に
より適宜に決定されるが、通例1mm以下とされる。な
お、パターン形成用シートには必要に応じて、可塑剤、
分散剤、助燃剤等の適宜な添加剤を配合してよい。
【0024】本発明のパターン形成用シートは、そのま
ま又は焼成用ラベルとして被着体に仮着して焼成し、焼
成下にかかるシートないし焼成用ラベルの焼成体を被着
体に固着する用途に好ましく用いられる。前記の焼成用
ラベルは、パターン形成用シートにおける有機バインダ
の低含有層側に耐熱性インクからなるパターンを設けた
ものである。焼成に際しては、パターン形成用シートに
被固着物を付設し、これを焼成して該シートの焼成体を
介し被固着物を被着体に固着する方法も採ることができ
る。
ま又は焼成用ラベルとして被着体に仮着して焼成し、焼
成下にかかるシートないし焼成用ラベルの焼成体を被着
体に固着する用途に好ましく用いられる。前記の焼成用
ラベルは、パターン形成用シートにおける有機バインダ
の低含有層側に耐熱性インクからなるパターンを設けた
ものである。焼成に際しては、パターン形成用シートに
被固着物を付設し、これを焼成して該シートの焼成体を
介し被固着物を被着体に固着する方法も採ることができ
る。
【0025】パターン形成用シート又は焼成用ラベルに
は、被着体への仮着性を高めるべく必要に応じて粘着層
を設けることができる。その粘着層は、焼成時に消失す
るように形成される。従って用いる粘着層形成剤は、被
着体に仮着できる接着力を有し、焼成温度以下で熱分解
するなどして消失するものであればよい。
は、被着体への仮着性を高めるべく必要に応じて粘着層
を設けることができる。その粘着層は、焼成時に消失す
るように形成される。従って用いる粘着層形成剤は、被
着体に仮着できる接着力を有し、焼成温度以下で熱分解
するなどして消失するものであればよい。
【0026】一般には、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着
剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤などが用いられ
る。就中、アクリル酸ないしメタクリル酸のアルキルエ
ステルのポリマーを主体とするアクリル系粘着剤や、ゴ
ム系粘着剤が好ましく用いられる。
剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤などが用いられ
る。就中、アクリル酸ないしメタクリル酸のアルキルエ
ステルのポリマーを主体とするアクリル系粘着剤や、ゴ
ム系粘着剤が好ましく用いられる。
【0027】ゴム系粘着剤としては例えば、天然ゴムな
いし同系の合成ゴム、ブチルゴム、ポリイソプレンゴ
ム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・イソプレン
・スチレンブロック共重合体ゴム、スチレン・ブタジエ
ン・スチレンブロック共重合体ゴムの如きポリマーの単
独物からなるもの、あるいはかかるポリマー100重量
部に、石油系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、キ
シレン系樹脂、クマロンインデン系樹脂の如き粘着付与
樹脂を10〜300重量部、その他、軟化剤、老化防止
剤、着色剤、充填剤等の配合剤を添加してなるものなど
があげられる。
いし同系の合成ゴム、ブチルゴム、ポリイソプレンゴ
ム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・イソプレン
・スチレンブロック共重合体ゴム、スチレン・ブタジエ
ン・スチレンブロック共重合体ゴムの如きポリマーの単
独物からなるもの、あるいはかかるポリマー100重量
部に、石油系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、キ
シレン系樹脂、クマロンインデン系樹脂の如き粘着付与
樹脂を10〜300重量部、その他、軟化剤、老化防止
剤、着色剤、充填剤等の配合剤を添加してなるものなど
があげられる。
【0028】また焼成前の陶磁器の如く湿潤状態にある
被着体に仮着するための粘着層の形成には、例えばポリ
ビニルアルコール系粘着剤、ポリビニルピロリドン系粘
着剤、ポリアクリルアミド系粘着剤、セルロース系粘着
剤などの親水性粘着剤が好ましく用いられる。かかる粘
着剤は例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリルアミド、アクリル酸共重合体、ポ
リビニルメチルエーテルの如き水溶性高分子や親水性高
分子、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリエー
テルポリオール、ポリオキシエチレンフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテルの
如き粘着付与剤、架橋剤、充填剤などの適宜な成分を配
合したものである。
被着体に仮着するための粘着層の形成には、例えばポリ
ビニルアルコール系粘着剤、ポリビニルピロリドン系粘
着剤、ポリアクリルアミド系粘着剤、セルロース系粘着
剤などの親水性粘着剤が好ましく用いられる。かかる粘
着剤は例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリルアミド、アクリル酸共重合体、ポ
リビニルメチルエーテルの如き水溶性高分子や親水性高
分子、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリエー
テルポリオール、ポリオキシエチレンフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテルの
如き粘着付与剤、架橋剤、充填剤などの適宜な成分を配
合したものである。
【0029】パターン形成用シート又は焼成用ラベルへ
の粘着層の付設は、適宜な塗工機を用いて粘着剤を塗工
する方式や、セパレータ上に設けた粘着層を移着する方
式など、粘着テープ等の形成方法に準じた適宜な方式で
行ってよい。付設する粘着層の厚さは、使用目的に応じ
て決定でき、一般には1〜500μmとされる。なお粘
着層は実用に供するまでの間、セパレータ等を接着する
などして保護しておくことが好ましい。
の粘着層の付設は、適宜な塗工機を用いて粘着剤を塗工
する方式や、セパレータ上に設けた粘着層を移着する方
式など、粘着テープ等の形成方法に準じた適宜な方式で
行ってよい。付設する粘着層の厚さは、使用目的に応じ
て決定でき、一般には1〜500μmとされる。なお粘
着層は実用に供するまでの間、セパレータ等を接着する
などして保護しておくことが好ましい。
【0030】パターン形成用シートに付与するパターン
は、例えばインクパターン、孔又は凹凸からなるパター
ン、打ち抜きパターン(形態)、あるいは種々の方式で
形成したパターンの複合パターンなど、任意なものであ
ってよい。
は、例えばインクパターン、孔又は凹凸からなるパター
ン、打ち抜きパターン(形態)、あるいは種々の方式で
形成したパターンの複合パターンなど、任意なものであ
ってよい。
【0031】焼成用ラベルの形成に用いる耐熱性インク
は、焼成処理を介しパターン形成用シートの焼成体と一
体化するように調製したものである。かかる耐熱性イン
クは通例、1種又は2種以上の無機系着色剤を溶媒を用
いて、必要に応じセラミック粉末、バインダ、可塑剤、
分散剤等の適宜な添加剤の併用下、ボールミル等で混合
してペースト状等の流動物としたものである。従来技術
におけるスクリーン印刷方式等による直接塗布方式や、
転写紙上に形成した塗布パターンの転写方式などに使用
されていた、例えばガラス粉末と無機顔料等の任意成
分、又は有色ガラス系顔料を単独でバインダと共に混合
してなるペースト状のインクなどは耐熱性インクの代表
例である。
は、焼成処理を介しパターン形成用シートの焼成体と一
体化するように調製したものである。かかる耐熱性イン
クは通例、1種又は2種以上の無機系着色剤を溶媒を用
いて、必要に応じセラミック粉末、バインダ、可塑剤、
分散剤等の適宜な添加剤の併用下、ボールミル等で混合
してペースト状等の流動物としたものである。従来技術
におけるスクリーン印刷方式等による直接塗布方式や、
転写紙上に形成した塗布パターンの転写方式などに使用
されていた、例えばガラス粉末と無機顔料等の任意成
分、又は有色ガラス系顔料を単独でバインダと共に混合
してなるペースト状のインクなどは耐熱性インクの代表
例である。
【0032】耐熱性インクの組成は、パターン形成用シ
ートの焼成体とのコントラストや固着性などにより適宜
に決定してよい。焼成により残留して焼成パターンを形
成する成分の組成は通例、無機系着色剤5〜100重量
%、セラミック粉末、就中ガラス粉末95〜0重量%と
される。耐熱性インクの調製に用いうる無機系着色剤や
セラミック粉末としては、上記したパターン形成用シー
トの場合と同様のものがあげられる。
ートの焼成体とのコントラストや固着性などにより適宜
に決定してよい。焼成により残留して焼成パターンを形
成する成分の組成は通例、無機系着色剤5〜100重量
%、セラミック粉末、就中ガラス粉末95〜0重量%と
される。耐熱性インクの調製に用いうる無機系着色剤や
セラミック粉末としては、上記したパターン形成用シー
トの場合と同様のものがあげられる。
【0033】耐熱性インクの調製に必要に応じて用いら
れるバインダとしては、ワックスや樹脂など、焼成温度
以下で熱分解するなどして消失するものがあげられる。
バインダの使用量は、焼成パターンを形成する成分の5
〜80重量%が適当である。
れるバインダとしては、ワックスや樹脂など、焼成温度
以下で熱分解するなどして消失するものがあげられる。
バインダの使用量は、焼成パターンを形成する成分の5
〜80重量%が適当である。
【0034】好ましく用いうるワックスとしては、パラ
フィン系ワックス類、天然系ワックス類、エステル系ワ
ックス類、高級アルコール系ワックス類、高級アミド系
ワックス類などがあげられる。樹脂としては、上記パタ
ーン形成用シートの形成素材として例示した有機バイン
ダなどがあげられる。耐熱性インクのバインダとパター
ン形成用シートの有機バインダとの熱分解温度等の特性
が著しく相違すると焼成体に発泡や変形等の外観不良を
生じやすい。かかる点より、耐熱性インクのバインダと
パターン形成用シートの有機バインダは同種の樹脂から
なることが好ましい。
フィン系ワックス類、天然系ワックス類、エステル系ワ
ックス類、高級アルコール系ワックス類、高級アミド系
ワックス類などがあげられる。樹脂としては、上記パタ
ーン形成用シートの形成素材として例示した有機バイン
ダなどがあげられる。耐熱性インクのバインダとパター
ン形成用シートの有機バインダとの熱分解温度等の特性
が著しく相違すると焼成体に発泡や変形等の外観不良を
生じやすい。かかる点より、耐熱性インクのバインダと
パターン形成用シートの有機バインダは同種の樹脂から
なることが好ましい。
【0035】耐熱性インクによるパターン形成用シート
へのパターンの形成方式は任意である。手書き方式、パ
ターン形成マスクを介しての塗布方式、転写紙に設けた
パターンの転写方式、インクジェット型等のプリンタに
よる形成方式など、適宜なパターン形成方式を採用して
よい。プリンタによるパターン形成方式は、適宜なパタ
ーンを精度よく、効率的に形成できる利点がある。
へのパターンの形成方式は任意である。手書き方式、パ
ターン形成マスクを介しての塗布方式、転写紙に設けた
パターンの転写方式、インクジェット型等のプリンタに
よる形成方式など、適宜なパターン形成方式を採用して
よい。プリンタによるパターン形成方式は、適宜なパタ
ーンを精度よく、効率的に形成できる利点がある。
【0036】形成するパターンも任意である。印字パタ
ーン、絵柄パターン、バーコードパターン、回路パター
ンなどの任意なパターンを付与してよい。プリンタ、例
えばXYプロッタ、ワイヤドット型や熱転写型ないしイ
ンパクト型等によりパターンを形成する場合に必要な、
印字リボンの如きインクシートは例えば、塗布方式、含
浸方式等により耐熱性インクをフィルムや布等からなる
支持基材に保持させることにより形成することができ
る。支持基材としては、ポリエステル、ポリイミド、フ
ッ素樹脂等のプラスチックフィルム、ポリアミドやポリ
エステル等の繊維からなる布など、通例のものを用いて
よい。
ーン、絵柄パターン、バーコードパターン、回路パター
ンなどの任意なパターンを付与してよい。プリンタ、例
えばXYプロッタ、ワイヤドット型や熱転写型ないしイ
ンパクト型等によりパターンを形成する場合に必要な、
印字リボンの如きインクシートは例えば、塗布方式、含
浸方式等により耐熱性インクをフィルムや布等からなる
支持基材に保持させることにより形成することができ
る。支持基材としては、ポリエステル、ポリイミド、フ
ッ素樹脂等のプラスチックフィルム、ポリアミドやポリ
エステル等の繊維からなる布など、通例のものを用いて
よい。
【0037】なお識別ラベルを形成する場合などには、
パターン形成用シートの焼成体と耐熱性インクの焼成パ
ターンとに良好なコントラスト、ないし色調の相違が形
成されるようにセラミック粉末や着色剤等を組合せ使用
することが好ましい。
パターン形成用シートの焼成体と耐熱性インクの焼成パ
ターンとに良好なコントラスト、ないし色調の相違が形
成されるようにセラミック粉末や着色剤等を組合せ使用
することが好ましい。
【0038】パターン形成用シートに孔又は凹凸からな
るパターンを彫刻してなるラベルの形成方式も、その形
成パターンも任意である。孔パターンにおいては、孔部
分が表示内容を表す方式や、孔部分以外のシート残存部
分が表示内容を表す方式など任意な表示方式を採用して
よい。さらに、打ち抜き形式の孔線パターンを形成し、
最終的にはその孔線パターンの内部部分のみが被着体に
残存するような方式を採用してもよい。この方式は例え
ば、バーコードパターンや絵柄パターンなどの形成に好
ましく適用できる。また打ち抜き体として取扱うことが
損壊しやすいなどの理由で困難な場合に有利である。な
お凹凸からなるパターンも装飾目的の場合などのほか、
反射光量検知式認識装置などに適用されるバーコードパ
ターン等の識別ラベルの形成に利用しうる。
るパターンを彫刻してなるラベルの形成方式も、その形
成パターンも任意である。孔パターンにおいては、孔部
分が表示内容を表す方式や、孔部分以外のシート残存部
分が表示内容を表す方式など任意な表示方式を採用して
よい。さらに、打ち抜き形式の孔線パターンを形成し、
最終的にはその孔線パターンの内部部分のみが被着体に
残存するような方式を採用してもよい。この方式は例え
ば、バーコードパターンや絵柄パターンなどの形成に好
ましく適用できる。また打ち抜き体として取扱うことが
損壊しやすいなどの理由で困難な場合に有利である。な
お凹凸からなるパターンも装飾目的の場合などのほか、
反射光量検知式認識装置などに適用されるバーコードパ
ターン等の識別ラベルの形成に利用しうる。
【0039】パターン形成用シートにパターンないし形
態を形成する段階は、パターン形成用シートを被着体に
仮着する前後のいずれであってもよい。プリンタにより
パターンを形成する場合には、予めパターン形成用シー
トにパターンを付与して被着体と仮着する方式が通例で
ある。被着体に仮着後にパターン形成用シートにパター
ン等を形成する方式は、仮着処理下に凹凸パターンを付
与できて処理効率に優れる利点、あるいは仮着による凹
凸パターンの変形を防止できるなど、パターンの温存性
に優れる利点がある。
態を形成する段階は、パターン形成用シートを被着体に
仮着する前後のいずれであってもよい。プリンタにより
パターンを形成する場合には、予めパターン形成用シー
トにパターンを付与して被着体と仮着する方式が通例で
ある。被着体に仮着後にパターン形成用シートにパター
ン等を形成する方式は、仮着処理下に凹凸パターンを付
与できて処理効率に優れる利点、あるいは仮着による凹
凸パターンの変形を防止できるなど、パターンの温存性
に優れる利点がある。
【0040】なお予めパターン形成用シートにパターン
を形成する場合、その形成面は焼成処理に供するまでの
間、必要に応じてセパレータを接着するなどして保護し
てもよい。転写方式の場合には、その転写紙をそのまま
接着しておいてセパレータに代えることもできる。
を形成する場合、その形成面は焼成処理に供するまでの
間、必要に応じてセパレータを接着するなどして保護し
てもよい。転写方式の場合には、その転写紙をそのまま
接着しておいてセパレータに代えることもできる。
【0041】パターンを形成したパターン形成用シート
と被着体との仮着体の焼成処理は、パターン形成用シー
トあるいは被着体の焼成温度などに応じて適宜な加熱条
件で行うことができる。焼成処理により、有機バインダ
や粘着層等の有機成分は消失し、パターン形成用シート
がパターンと一体化しつつ焼成体化し、被着体と固着す
る。
と被着体との仮着体の焼成処理は、パターン形成用シー
トあるいは被着体の焼成温度などに応じて適宜な加熱条
件で行うことができる。焼成処理により、有機バインダ
や粘着層等の有機成分は消失し、パターン形成用シート
がパターンと一体化しつつ焼成体化し、被着体と固着す
る。
【0042】本発明のパターン形成用シートないし焼成
用ラベルは、例えば陶磁器、ガラス製品、琺瑯体などへ
の絵付けや、識別ラベル等の付与など種々の目的に好ま
しく用いうる。またガラスないしセラミックや、金属な
どからなる製品、ないし搬送パレット、特にセラミック
等の耐熱基板や試作品などに、社名、ロット番号、品名
等の任意な識別記号、着色ないし色別パターン、バーコ
ードなどからなる識別ラベルの付与などにも好ましく用
いうる。従って、焼成パターンの付与対象である被着体
については特に限定はなく、パターン形成用シートの焼
成温度に耐えるものが用いられる。また未焼成のセラミ
ック成形体や、未焼成陶磁器等の湿潤体なども被着体と
することができ、その場合、セラミック成形体等の焼成
処理とパターン形成用シートの焼成処理とを兼ねさせる
こともできる。なお被着体の形態は、平板形態や容器形
態など任意である。
用ラベルは、例えば陶磁器、ガラス製品、琺瑯体などへ
の絵付けや、識別ラベル等の付与など種々の目的に好ま
しく用いうる。またガラスないしセラミックや、金属な
どからなる製品、ないし搬送パレット、特にセラミック
等の耐熱基板や試作品などに、社名、ロット番号、品名
等の任意な識別記号、着色ないし色別パターン、バーコ
ードなどからなる識別ラベルの付与などにも好ましく用
いうる。従って、焼成パターンの付与対象である被着体
については特に限定はなく、パターン形成用シートの焼
成温度に耐えるものが用いられる。また未焼成のセラミ
ック成形体や、未焼成陶磁器等の湿潤体なども被着体と
することができ、その場合、セラミック成形体等の焼成
処理とパターン形成用シートの焼成処理とを兼ねさせる
こともできる。なお被着体の形態は、平板形態や容器形
態など任意である。
【0043】実施例1 PbO、SiO2、B2O3、Al2O3を主成分とするガラス
粉末80部(重量部、以下同じ)、平均粒径0.5μm
のチタニア粉末20部、アクリル樹脂系バインダ30
部、及びジブチルフタレート2部をトルエン50部を用
いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを剥離剤
で処理したポリエステルフィルム上にドクターブレード
法で展開し、乾燥させて厚さ約40μmの層を形成し
た。一方、アクリル樹脂系バインダの使用量を25部と
して前記に準じ厚さ約30μmの層を形成し、それを前
記の層と重ねて約90℃でラミネートし、ポリエステル
フィルムを剥がして厚さ約70μmのパターン形成用シ
ートを得た。
粉末80部(重量部、以下同じ)、平均粒径0.5μm
のチタニア粉末20部、アクリル樹脂系バインダ30
部、及びジブチルフタレート2部をトルエン50部を用
いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを剥離剤
で処理したポリエステルフィルム上にドクターブレード
法で展開し、乾燥させて厚さ約40μmの層を形成し
た。一方、アクリル樹脂系バインダの使用量を25部と
して前記に準じ厚さ約30μmの層を形成し、それを前
記の層と重ねて約90℃でラミネートし、ポリエステル
フィルムを剥がして厚さ約70μmのパターン形成用シ
ートを得た。
【0044】次に、セパレータ上に形成した厚さ約20
μmのアクリル系粘着剤層を前記のパターン形成用シー
トのアクリル樹脂系バインダを多く含有する側に接着し
た後、パターン形成用シートの他面に熱転写式プリンタ
とインクシートを介して耐熱性インクからなるバーコー
ドパターンを形成し、焼成用ラベルを得た。用いたイン
クシートは、酸化クロム、酸化鉄、酸化コバルト系黒色
顔料25部とパラフィンワックス25部とトルエン50
部の混合ペーストからなる耐熱性インクを、ポリエステ
ルフィルムに塗工し乾燥させて保持させたものである。
μmのアクリル系粘着剤層を前記のパターン形成用シー
トのアクリル樹脂系バインダを多く含有する側に接着し
た後、パターン形成用シートの他面に熱転写式プリンタ
とインクシートを介して耐熱性インクからなるバーコー
ドパターンを形成し、焼成用ラベルを得た。用いたイン
クシートは、酸化クロム、酸化鉄、酸化コバルト系黒色
顔料25部とパラフィンワックス25部とトルエン50
部の混合ペーストからなる耐熱性インクを、ポリエステ
ルフィルムに塗工し乾燥させて保持させたものである。
【0045】実施例2 PbO、B2O3、ZnOを主成分とするガラス粉末85
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ40部、及びジブチルフタレート4部をトルエン60
部を用いて混合したスラリーと、PbO、B2O3、ZnO
を主成分とするガラス粉末85部、平均粒径0.3μm
のチタニア粉末で被覆した平均粒径15μmの雲母粉末
15部、アクリル樹脂系バインダ20部、及びジブチル
フタレート2部をトルエン50部を用いて混合したスラ
リーを用いて実施例1に準じパターン形成用シートと、
焼成用ラベルを得た。
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ40部、及びジブチルフタレート4部をトルエン60
部を用いて混合したスラリーと、PbO、B2O3、ZnO
を主成分とするガラス粉末85部、平均粒径0.3μm
のチタニア粉末で被覆した平均粒径15μmの雲母粉末
15部、アクリル樹脂系バインダ20部、及びジブチル
フタレート2部をトルエン50部を用いて混合したスラ
リーを用いて実施例1に準じパターン形成用シートと、
焼成用ラベルを得た。
【0046】比較例1 PbO、SiO2、B2O3、Al2O3を主成分とするガラス
粉末80部、平均粒径0.5μmのチタニア粉末20
部、アクリル樹脂系バインダ30部、及びジブチルフタ
レート2部をトルエン50部を用いてボールミルで均一
に混合してなるスラリーを剥離剤で処理したポリエステ
ルフィルム上にドクターブレード法で展開し、乾燥させ
て厚さ約70μmのシートを形成し、そのシートに実施
例1に準じてアクリル系粘着剤層とバーコードパターン
を形成し、焼成用ラベルを得た。
粉末80部、平均粒径0.5μmのチタニア粉末20
部、アクリル樹脂系バインダ30部、及びジブチルフタ
レート2部をトルエン50部を用いてボールミルで均一
に混合してなるスラリーを剥離剤で処理したポリエステ
ルフィルム上にドクターブレード法で展開し、乾燥させ
て厚さ約70μmのシートを形成し、そのシートに実施
例1に準じてアクリル系粘着剤層とバーコードパターン
を形成し、焼成用ラベルを得た。
【0047】比較例2 PbO、SiO2、B2O3、Al2O3を主成分とするガラス
粉末80部、平均粒径0.5μmのチタニア粉末20
部、アクリル樹脂系バインダ25部、及びジブチルフタ
レート2部をトルエン50部を用いてボールミルで均一
に混合してなるスラリーを剥離剤で処理したポリエステ
ルフィルム上にドクターブレード法で展開し、乾燥させ
て厚さ約70μmのシートを形成し、そのシートに実施
例1に準じてアクリル系粘着剤層とバーコードパターン
を形成し、焼成用ラベルを得た。
粉末80部、平均粒径0.5μmのチタニア粉末20
部、アクリル樹脂系バインダ25部、及びジブチルフタ
レート2部をトルエン50部を用いてボールミルで均一
に混合してなるスラリーを剥離剤で処理したポリエステ
ルフィルム上にドクターブレード法で展開し、乾燥させ
て厚さ約70μmのシートを形成し、そのシートに実施
例1に準じてアクリル系粘着剤層とバーコードパターン
を形成し、焼成用ラベルを得た。
【0048】比較例3 PbO、B2O3、ZnOを主成分とするガラス粉末85
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ40部、及びジブチルフタレート4部をトルエン60
部を用いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを
剥離剤で処理したポリエステルフィルム上にドクターブ
レード法で展開し、乾燥させて厚さ約70μmのシート
を形成し、そのシートに実施例2に準じてアクリル系粘
着剤層とバーコードパターンを形成し、焼成用ラベルを
得た。
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ40部、及びジブチルフタレート4部をトルエン60
部を用いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを
剥離剤で処理したポリエステルフィルム上にドクターブ
レード法で展開し、乾燥させて厚さ約70μmのシート
を形成し、そのシートに実施例2に準じてアクリル系粘
着剤層とバーコードパターンを形成し、焼成用ラベルを
得た。
【0049】比較例4 PbO、B2O3、ZnOを主成分とするガラス粉末85
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ20部、及びジブチルフタレート2部をトルエン50
部を用いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを
剥離剤で処理したポリエステルフィルム上にドクターブ
レード法で展開し、乾燥させて厚さ約70μmのシート
を形成し、そのシートに実施例2に準じてアクリル系粘
着剤層とバーコードパターンを形成し、焼成用ラベルを
得た。
部、平均粒径0.3μmのチタニア粉末で被覆した平均
粒径15μmの雲母粉末15部、アクリル樹脂系バイン
ダ20部、及びジブチルフタレート2部をトルエン50
部を用いてボールミルで均一に混合してなるスラリーを
剥離剤で処理したポリエステルフィルム上にドクターブ
レード法で展開し、乾燥させて厚さ約70μmのシート
を形成し、そのシートに実施例2に準じてアクリル系粘
着剤層とバーコードパターンを形成し、焼成用ラベルを
得た。
【0050】評価試験 実施例1、比較例1,2で得た焼成用ラベルをその粘着
層を介しガラス板に仮着し、昇温速度20℃/分、60
0℃、30分間の条件で焼成(空気中)した。なお焼成
によりアクリル樹脂系バインダ等の有機成分は焼失し
た。前記により実施例1では、白色地の上に黒色のバー
コードパターンを鮮明な状態で有し、かつクラック、発
泡、収縮等のない焼成ラベルが強固に固着したガラス板
が得られた。しかし、比較例1では焼成ラベルにクラッ
ク及び発泡が発生し、バーコードパターンが不揃いであ
った。また比較例2では焼成ラベルが収縮し、バーコー
ドパターンが歪んでいた。
層を介しガラス板に仮着し、昇温速度20℃/分、60
0℃、30分間の条件で焼成(空気中)した。なお焼成
によりアクリル樹脂系バインダ等の有機成分は焼失し
た。前記により実施例1では、白色地の上に黒色のバー
コードパターンを鮮明な状態で有し、かつクラック、発
泡、収縮等のない焼成ラベルが強固に固着したガラス板
が得られた。しかし、比較例1では焼成ラベルにクラッ
ク及び発泡が発生し、バーコードパターンが不揃いであ
った。また比較例2では焼成ラベルが収縮し、バーコー
ドパターンが歪んでいた。
【0051】一方、実施例2、比較例3,4で得た焼成
用ラベルをその粘着層を介しガラス板に仮着し、昇温速
度30℃/分、500℃、30分間の条件で焼成(空気
中)した。なお焼成によりアクリル樹脂系バインダ等の
有機成分は焼失した。前記により実施例2では、白色地
の上に黒色のバーコードパターンを鮮明な状態で有し、
かつクラック、発泡、収縮等のない焼成ラベルが強固に
固着したガラス板が得られた。しかし、比較例3では焼
成ラベルにクラック及び発泡が発生し、バーコードパタ
ーンが不揃いであった。また比較例4では焼成ラベルが
収縮し、バーコードパターンが歪んでいた。
用ラベルをその粘着層を介しガラス板に仮着し、昇温速
度30℃/分、500℃、30分間の条件で焼成(空気
中)した。なお焼成によりアクリル樹脂系バインダ等の
有機成分は焼失した。前記により実施例2では、白色地
の上に黒色のバーコードパターンを鮮明な状態で有し、
かつクラック、発泡、収縮等のない焼成ラベルが強固に
固着したガラス板が得られた。しかし、比較例3では焼
成ラベルにクラック及び発泡が発生し、バーコードパタ
ーンが不揃いであった。また比較例4では焼成ラベルが
収縮し、バーコードパターンが歪んでいた。
【0052】
【発明の効果】本発明のパターン形成用シートないし焼
成ラベルによれば、速い昇温速度で焼成処理してもクラ
ックや発泡等の焼成不良を発生することなく焼成でき、
被着体に焼成パターンを強固に焼成固着できる。従って
付与パターンを良好に維持して耐熱性、耐候性、耐薬品
性等に優れる焼成パターンを効率よく形成できる。
成ラベルによれば、速い昇温速度で焼成処理してもクラ
ックや発泡等の焼成不良を発生することなく焼成でき、
被着体に焼成パターンを強固に焼成固着できる。従って
付与パターンを良好に維持して耐熱性、耐候性、耐薬品
性等に優れる焼成パターンを効率よく形成できる。
【図1】実施例の断面図
1:パターン層 2:パターン形成用シート 21:有機バインダの含有量が低い層 22:有機バインダの含有量が高い層 3:粘着層 4:被着体
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミック粉末を有機バインダでシート
形態に保形してなる層を、有機バインダの含有量が異な
る組合せで2層以上重畳させてなることを特徴とするパ
ターン形成用シート。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパターン形成用シート
における有機バインダの低含有層側に耐熱性インクから
なるパターンを有することを特徴とする焼成用ラベル。 - 【請求項3】 被着体に仮着するための粘着層を有する
請求項1に記載のパターン形成用シート又は請求項2に
記載の焼成用ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16863392A JPH05333780A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | パターン形成用シート及び焼成用ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16863392A JPH05333780A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | パターン形成用シート及び焼成用ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05333780A true JPH05333780A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15871666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16863392A Pending JPH05333780A (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | パターン形成用シート及び焼成用ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05333780A (ja) |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP16863392A patent/JPH05333780A/ja active Pending
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