JPH0533582A - シールド掘進機の切羽崩壊検知装置 - Google Patents

シールド掘進機の切羽崩壊検知装置

Info

Publication number
JPH0533582A
JPH0533582A JP3210387A JP21038791A JPH0533582A JP H0533582 A JPH0533582 A JP H0533582A JP 3210387 A JP3210387 A JP 3210387A JP 21038791 A JP21038791 A JP 21038791A JP H0533582 A JPH0533582 A JP H0533582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
ground
antenna
shield machine
collapsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3210387A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Abe
友行 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP3210387A priority Critical patent/JPH0533582A/ja
Publication of JPH0533582A publication Critical patent/JPH0533582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 未熟練なオペレータでも、短時間に崩壊傾向
を察知することができるようにしたシールド掘進機の切
羽崩壊検知装置を提供することにある。 【構成】 シールド掘進機1に設けられた送信用アンテ
ナ17より地山へ向けて発射した電磁波の地山からの反
射波を受信用アンテナ18より受信し、上記電磁波の伝
播時間により地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検
知するシールド掘進機の切羽崩壊検知装置において、複
数台の切羽崩壊検知装置を掘進方向に位置をずらせて配
置し、この各切羽崩壊検知装置の検知出力部を、各切羽
崩壊検知装置における検出値を比較演算して崩壊の兆候
を判定し、その結果を表示する演算表示装置26に接続
した構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド掘進中に発生
する切羽の崩壊の兆候を電磁波を用いて検知するシール
ド掘進機の切羽崩壊検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル等を掘削するシールド掘
進機には、掘進機本体の前部に駆動源により回転される
カッタヘッドが設けられたものがあり、このカッタヘッ
ドにより切羽を掘削しながら推進ジャッキにより掘進機
本体を推進させて掘進を行なうようになっている。また
上記カッタヘッドにて掘削された土砂は、カッタヘッド
内に取込まれた後、掘進機本体内を経て後方へ搬出され
るが、地質が滞水砂礫層などの場合、掘進機本体の推進
速度よりもカッタヘッドにより掘削されてカッタヘッド
内に取込まれる土砂の量が多くなることがある。この場
合、切羽の上部が崩落してカッタヘッドの上方に空胴が
発生し、この空胴が原因で地盤が沈下したり、道路が陥
設するなどの不具合が発生する。
【0003】このため従来では、電磁波を利用して切羽
の崩壊を検出する切羽崩壊検知装置が、例えば特開平1
−278694号公報などが提案されている。上記従来
の切羽崩壊検知装置は掘進機本体の前部上面に、地山へ
向けて電磁波を発射する送信用アンテナと、地山からの
反射波を受信する受信用アンテナを設け、反射する電磁
波の伝播時間により地山までの距離を測定することによ
り、切羽の崩壊状態を検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の切羽崩壊検
知装置では、上記送信用アンテナと受信用アンテナとが
掘進機の掘進方向に対して直交する方向に配置されてい
たため、掘進方向及び深さ方向の2次元的な崩壊情報は
得られるものの、その情報から、シールド掘進機を運転
コントロールするためには、オペレータの判断が必要で
あり、画像解読のための熟練と観測時間が必要であっ
た。
【0005】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、未熟練なオペレータでも、短時間に崩壊傾向を察
知できるシールド掘進機の切羽崩壊検知装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の本発明に係るシールド掘進機の切羽崩壊検知
装置は、シールド掘進機に設けられた送信用アンテナよ
り地山へ向けて発射した電磁波の地山からの反射波を受
信用アンテナより受信し、上記電磁波の伝播時間により
地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検知するシール
ド掘進機の切羽崩壊検知装置において、複数台の切羽崩
壊検知装置を掘進方向に位置をずらせて配置し、この各
切羽崩壊検知装置の検知出力部を、各切羽崩壊検知装置
における検出値を比較演算して崩壊の兆候を判定し、そ
の結果を表示する演算表示装置に接続した構成となって
いる。また第2の発明に係る装置は、シールド掘進機に
設けられた送信用アンテナより地山へ向けて発射した電
磁波の地山からの反射波を受信用アンテナより受信し、
上記電磁波の伝播時間により地山までの距離を算出して
切羽の崩壊を検知するシールド掘進機の切羽崩壊検知装
置において、切羽崩壊検知装置のアンテナ部に、1個の
送信用アンテナと、この送信用アンテナの掘進方向両側
に配置された複数個の受信用アンテナとを設け、各受信
用アンテナを、この各受信用アンテナにおける検出値を
比較演算する比較演算回路に接続し、この比較演算回路
を演算表示装置に接続した構成となっている。また第3
の発明に係る装置は、シールド掘進機に設けられた送信
用アンテナより地山へ向けて発射した電磁波の地山から
の反射波を受信用アンテナより受信し、上記電磁波の伝
播時間により地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検
知するシールド掘進機の切羽崩壊検知装置において、切
羽崩壊検出装置のアンテナ部に、1個の受信用アンテナ
と、この受信用アンテナの掘進方向両側に配置され、か
つケーブルの極性を相互で逆にした複数個の送信用アン
テナとを設け、上記受信用アンテナに演算回路24と演
算表示装置に順次接続した構成となっている。
【0007】
【作 用】第1の発明では、複数台の切羽崩壊検知装
置により掘進方向の複数個所でのスキンプレートと地山
間の距離が検知され、その差が演算表示装置にて演算さ
れ、その差が大きくなるか、小さくなるかにより地山の
崩壊の兆候あるいはその危険が回避されるかを判断表示
する。また第2の発明では、1個の送信用アンテナから
送信された電磁波がこれの掘進方向前後に配置された複
数の受信用アンテナにて受信され、その受信結果が比較
演算回路にて比較され、その結果から演算表示装置にて
地山の崩壊の兆候の有無が判断表示される。さらに第3
の発明では、1個の受信用アンテナの掘進方向両側に配
置された複数の送信用アンテナから送信された電磁波が
各受信用アンテナにて受信され、その受信結果が演算回
路、演算表示装置にて演算され、地山の崩壊の有無が判
断表示される。
【0008】
【実 施 例】本発明の第1の実施例を図1から図4に
基づいて説明する。図3は地中を掘進中のシールド掘進
機1を示すもので、前部にカッタ駆動モータ2により回
転されるカッタヘッド3が設けられており、このカッタ
ヘッド3により掘削された土砂は泥水によりスラリー化
されてカッタヘッド3内へ取込まれ、さらに泥水排出管
(図示せず)により、シールド掘進機1及びセグメント
5内を後方へ排出される。6は上記セグメント5を反力
受けとしてシールド掘進機1を推進させる推進ジャッキ
で、油圧源7より電磁弁8及び管路9を介して供給され
る油圧により伸縮動すると共に、上記電磁弁8はカッタ
回転モータ2と電源10の間に設けられたカッタ回転指
令スイッチ11と同期して切り替え制御されるようにな
っている。
【0009】また上記シールド掘進機1の前側上部には
2台の切羽崩壊検知装置用のアンテナ部14a,14b
が、掘進方向に位置をずらせて配置されている。上記ア
ンテナ部14a,14bを含む2台の切羽崩壊検知装置
は同一構成となっており、以下にその一方について図1
から図4において説明する。アンテナ部14aは図1、
図2に示すようになっていて、シールド掘進機1のスキ
ンプレート1aを開口することにより形成された凹入部
16内にケース15が設けられており、このケース15
内にアンテナ基板16が設けられている。そしてこのア
ンテナ基板16上に送信用アンテナ17と受信用アンテ
ナ18とが、掘進方向に離間して設けられている。上記
両アンテナ17,18の上側はウインドプレート15a
にてカバーされており、またアンテナ基板16は支柱1
9にて支持されており、かつアンテナ基板16の内側に
電磁吸収体20が充填されている。上記送信用アンテナ
17はパルス発生回路21に、また受信用アンテナ18
はサンプリング回路22にそれぞれ接続されている。そ
してこの両回路21,22にトリガ回路23が接続して
あり、このトリガ回路23より送られるトリガ信号によ
りパルス発生回路21は一定周期のパルス信号を送信用
アンテナ17へ送出するようになっていると共に、サン
プリング回路22は受信用アンテナ18で受信された信
号をサンプリングして演算回路24へ送り、演算回路2
4により地山までの距離が算出されるようになってい
る。また上記演算回路24には、推進ジャッキ6に設け
られて推進ジャッキ6のストローク長Lを検出するスト
ローク長検出器25より信号が入力されるようになって
いる。なお、図中26は計測結果を画像として、また、
2台の切羽崩壊検知装置の計測結果を警報画像としてリ
アルタイムで表示する演算表示装置である。
【0010】次に上記構成における作用を説明する。2
台の切羽崩壊検知装置のうち、例えば掘進方向前側に位
置する一方の切羽崩壊検知装置において、トリガ回路2
3よりパルス発生回路21へトリガ信号が送出されてパ
ルス発生回路21が駆動されて送信用アンテナ17より
地山へ向けて電磁波が発射される。そしてこの電磁波は
地山に反射してから受信用アンテナ18により受信され
てサンプリング回路22へ送られる。サンプリング回路
22はこれをサンプリングして低周波に変換し、演算回
路24へ出力する。演算回路24は入力された信号を演
算処理して第1の切羽崩壊検出装置に対向する第1の地
点における地山までの距離d1 を算出する。
【0011】上記作用と同様にして第2の切羽崩壊検知
装置により、これが対向する第2の地点における地山ま
での距離d2 を算出する。上記第1、第2の地点におけ
る地山までの距離d1 ,d2 の情報は演算表示装置26
に送られて両距離の差dが d=d1 −d2 で計算される。このとき、第1、第2の両地点は掘進方
向に位置がずれており、かつ第1の地点が前方に位置さ
れている場合に、d>0のときには地山とスキンプレー
ト1aの距離は拡大していく傾向にあり、これにより地
山の崩壊の兆候と判断され、d<0のときは地山とスキ
ンプレートの距離は減少していく傾向にあり、崩壊の危
険は回避されたと判断される。実際には、計測値に誤差
があり、dの判定基準としてのしきい値kを別途に実状
にあわせて設定することが現実的である。
【0012】上記のようにして判定された結果は、演算
表示装置26上に警報としてリアルタイムに表示され
る。なお上記実施例では、切羽崩壊検知装置を掘進方向
に2台設けた例で示したが、2台以上にしてもよい。ま
た、多少のリアルタイム性を犠牲にするならば、1台の
装置で過去のデータと比較してもよい。
【0013】図5、図6は本発明の第2の実施例を示す
もので、切羽崩壊検知装置のアンテナ部14cには、図
5に示すようにアンテナ基板16上に1個の送信用アン
テナ17と、2個の受信用アンテナ18a,18bと
が、掘進方向に、かつ送信用アンテナ17を中央にして
配置して設けられている。そして上記送信用アンテナ1
7及び受信用アンテナ18a,18bには上記第1の実
施例と同様に、パルス発生回路21、サンプリング回路
22a,22bがそれぞれ接続してある。そしてこのパ
ルス発生回路21及び両サンプリング回路22a,22
bにはトリガ回路23が接続されており、このトリガ回
路23より送られるトリガ信号によりパルス発生回路2
1は一定周期のパルス信号を送信用アンテナ17へ送出
するようになっていると共に、各サンプリング回路22
a,22bは受信用アンテナ18a,18bで受信され
た信号をサンプリングしてそれぞれの演算回路24a,
24bへ送り、それぞれの受信位置での地山までの距離
が算出されるようになっている。また上記両演算回路2
4a,24bの演算結果は比較演算回路27に送られ、
ここで2つの演算結果が比較演算されるようになってい
る。またこの比較演算回路27には、推進ジャッキ6に
設けられて推進ジャッキ6のストローク長Lを検出する
ストローク長検出器25より信号が入力されている。な
お上記比較演算回路27には計測結果をリアルタイムに
表示する演算表示装置26が接続されている。
【0014】次にこの第2の実施例の作用を説明する。
トリガ回路23よりパルス発生回路21へトリガ信号が
送出されてパルス発生回路21が駆動され、送信用アン
テナ17より地山へ向けて電磁波が発射される。そして
この電磁波は地山に反射してから、前後の受信用アンテ
ナ18a,18bにて受信されてそれぞれのサンプリン
グ回路22a,22bへ送られる。そしてそれぞれのサ
ンプリング回路22a,22bではそれぞれの受信波を
サンプリングして低周波に変換し、それぞれの演算回路
24a,24bへ出力する。各演算回路24a,24b
は演算してそれぞれの位置での地山までの距離d3 ,d
4 を算出する。そしてこの両距離の情報は比較演算回路
27に送られ、ここで d′=d3 −d4 が計算される。このとき、第1の地点、すなわちd3
計測位置が第2の地点、すなわちd4 の計測位置より前
方にあるので、d′>0のときには地山とスキンプレー
ト1aの距離d′は拡大していく傾向にあり、地山の崩
壊の兆候と判断され、d′<0のときは地山とスキンプ
レート1aの距離は減少していく傾向にあり、崩壊の危
険は回避されたと判断される。実際には、計測値に誤差
があり、dの判定基準としてのしきい値kを別途に実状
にあわせて設定することが現実的である。
【0015】上記のようにして判定された結果は、演算
表示装置26上に警報としてリアルタイムに表示され
る。
【0016】上記第2の実施例において、両受信用アン
テナ18a,18bに接続されたそれぞれの演算回路2
4a,24bが出力する波形の一例を示すと図7のよう
になり、この図7において、第1のピークP1 は送信用
アンテナ17からの電磁波を各受信用アンテナ18a,
18bで直接受信したときの波形であり、第2のピーク
2 は送信用アンテナ17からの電磁波が地山で反射し
てから受信用アンテナ18a,18bで受信されたとき
の波形である。この各演算回路24a,24bから出力
される両波形は比較演算回路27にて比較演算してその
差が演算される。
【0017】このとき、両受信用アンテナ18a,18
bからの情報に差異がない場合、各演算回路24a,2
4bからの出力波形は等しく、両者の差はないため、比
較演算回路27が出力する波形は図8に示すように略平
坦になる。もし、このときに例えば前側の受信用アンテ
ナ18aの位置における地山とスキンプレート1a間の
距離d3 が、後側の受信用アンテナ18bの位置におけ
る地山とスキンプレート1a間の距離d4 より大きい
(d3 >d4 )場合には、それぞれの演算回路24a,
24bからの出力波形は図9に示すa,bのようにな
り、それぞれの第1、第2のピークP1,P2 の間の時
間ta,tbはta>tbとなる。この場合の比較演算
回路27からの出力波形は図10に示すようになり、両
者の差がピークP3 として中心線より下側に現われる。
また、このときに上記の場合と逆でd3 >d4 の場合に
は各演算回路24a,24bからの出力波形は図11に
示すa′,b′のようになり、それぞれの第1、第2の
ピークP1 ,P2 の間の時間(伝播時間)ta,tbは
ta<tbとなる。この場合の比較演算回路27からの
出力波形は図12に示すようになり、両者の差がピーク
4 として中心線より上側に現われる。なお、上記比較
演算回路27からの出力波形P3 ,P4 の大きさはそれ
ぞれの位置での地山との間の距離の大きさに比例する。
そこで、比較演算回路27ではこのピークP3 ,P4
値を段階をつけて評価し、ピーク値があらかじめ設定さ
れたしきい値を越えた場合には、地山とスキンプレート
の距離が増大する傾向であるとして警報信号を演算表示
装置26に送り警報としてリアルタイムに表示される。
なお上記第2の実施例では、送信用アンテナ1個に対し
て受信用アンテナを2個用いた例を示したが、この組合
せに限定されることなく、受信用アンテナの数や装置全
体の数をふやしてより多くの情報から判断してもよい。
【0018】上記第2の実施例では1個の送信用アンテ
ナと、これの掘進方向の前後に位置する2個の受信用ア
ンテナとを組合せた例を説明したが、1個の受信用アン
テナと、これの前後に位置する2個の送信用アンテナと
を組合せてもよく、その実施例を第3の実施例として図
13から図18に基づいて以下に説明する。
【0019】図13に示すように、アンテナ基板16上
に2個の送信用アンテナ17a,17bと、1個の受信
用アンテナ18とが、掘削方向に、かつ受信用アンテナ
18を中央にして配置して設けられている。そして上記
2個の送信用アンテナ17a,17bのそれぞれにはパ
ルス発生回路21a,21bがまた1個の受信用アンテ
ナ18にはサンプリング回路22が接続されている。そ
してこのパルス発生回路21a,21b及びサンプリン
グ回路22にはトリガ回路23が接続されており、この
トリガ回路23より送られるトリガ信号によりパルス発
生回路21a,21nは一定周期のパルス信号を送信用
アンテナ17a,17bへ送出するようになっていると
共に、サンプリング回路22は受信用アンテナ18で受
信された信号をサンプリングして演算回路24へ送られ
る。演算回路24には、推進ジャッキ6に設けられて推
進ジャッキ6のストローク長Lを検出するストローク長
検出器25より信号が入力されている。また演算回路2
4には計測結果をリアルタイムに表示する演算表示装置
26が接続してある。
【0020】次にこの第3の実施例の作用を説明する。
トリガ回路23よりパルス発生回路21a,21bへ同
時にトリガ信号が送出されてパルス発生回路21a,2
1bが駆動され、2個の送信用アンテナ17a,17b
より地山へ向けて電磁波が発射されると共に、地山から
の反射波は1個の受信用アンテナ18により受信されて
サンプリング回路22へ送られる。サンプリング回路2
2はこれをサンプリングして低周波に変換して演算回路
24へ出力する。送信用アンテナが1個の場合での演算
回路24から出力する波形は上記第2の実施例と同様に
図7に示すようになり、第1、第2のピークP1 ,P2
を有している。ここで2個の送信用アンテナ17a,1
7bのケーブルの極性を相互で逆にしておくことによ
り、例えば一方の送信用アンテナ17aからの電磁波に
よる受信波形は図15のa″のようになり、他方の送信
用アンテナ17bからの電磁波による受信波形は図15
のb″のようになり、受信用アンテナ18にて受信され
る波形は上記2つの波形の和が観測される。従って、も
し、一方の送信用アンテナ17aの位置における情報
と、他方の送信用アンテナ17bの位置における情報に
差異がない場合には、演算回路24の出力する波形は図
16に示すように略一直線状になる。もし、掘進方向前
側の送信用アンテナ17aの位置における地山とスキン
プレート1aの距離が後側の送信用アンテナ17bの位
置における地山とスキンプレート1aの距離よりも大き
い場合には演算回路24の出力する波形は図17に示す
ようになり、両者の差がピークP5 として中心線より上
側に現われる。また上記と逆に、後側の方が前側より大
きい場合には図18に示すようになり、両者の差がピー
クP6 として中心線より下側に現われる。そして上記ピ
ークP5 ,P6 の大きさは2つの場所における地山とス
キンプレート1aとの距離の差に関係している。そこ
で、演算回路24ではこのピーク値を段階をつけて評価
し、ピーク値があらかじめ設定されたしきい値を越えた
場合には、地山とスキンプレート1aの距離が増大する
傾向であるとして警報信号を演算表示装置26に送り警
報としてリアルタイムに表示される。なお上記実施例で
は受信用アンテナを2個としたが、上記組合せに限定さ
れることなく、受信位置をふやしてより多くの情報から
判断してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、掘進方向の複数個所に
おける地山とスキンプレート1bの距離が測定され、そ
の値を比較することにより、地山とスキンプレート1a
との距離が増大する傾向あるいは減少する傾向を知るこ
とができ、これにより、未熟練なオペレータでも、短時
間に崩壊傾向の有無を察的することができる。一般にシ
ールド掘進機のオペレータは他に多くの作業を平行して
行なっており、表示画像を詳細に検討する時間がない場
合が多く、また安定した掘削状態のもとでは、表示画像
を詳細に検討する必要もないが、本発明によれば、必要
なときにのみ、必要な情報が発信されることになり、作
業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のアンテナ部の拡大平面図であ
る。
【図2】第1の実施例のアンテナ部の拡大断面図であ
る。
【図3】シールド掘進機の概略的な断面図である。
【図4】第1の実施例の切羽崩壊検知装置のブロック図
である。
【図5】第2の実施例のアンテナ部の拡大平面図であ
る。
【図6】第2の実施例の切羽崩壊検知装置のブロック図
である。
【図7】受信側の波形線図である。
【図8】2個の受信用アンテナからの情報に差がない場
合に比較演算回路が出力する波形線図である。
【図9】2個の受信用アンテナからの情報が異なり、t
a>tbの場合の各受信側の波形線図である。
【図10】図9で示す状態での比較演算回路の出力線図
である。
【図11】2個の受信用アンテナからの情報が異なり、
ta<tbの場合の各受信側の波形線図である。
【図12】図11で示す状態での比較演算回路の出力線
図である。
【図13】第3の実施例のアンテナ部の拡大平面図であ
る。
【図14】第3の実施例の切羽崩壊検知装置のブロック
図である。
【図15】第3の実施例の2個の受信用アンテナのそれ
ぞれの受信波線図である。
【図16】第3の実施例で2個の受信用アンテナからの
受信情報に差がない場合の演算回路出力線図である。
【図17】第3の実施例で2個の受信用アンテナからの
受信情報に差がある場合の演算回路出力線図である。
【図18】第3の実施例で2個の受信用アンテナからの
受信情報に差がある場合の演算回路出力線図である。
【符号の説明】 1 シールド掘進機、1a スキンプレート、2 カッ
タ駆動モータ、3 カッタヘッド、6 推進ジャッキ、
14a,14b,14c アンテナ部、15ケース、1
6 アンテナ基板、17,17a,17b 送信用アン
テナ、18,18a,18b 受信用アンテナ、21,
21a,21b パルス発生回路、22,22a,22
b サンプリング回路、23 トリガ回路、24 演算
回路、25 ストローク長検出器、26 演算表示装
置、27 比較演算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機に設けられた送信用アン
    テナより地山へ向けて発射した電磁波の地山からの反射
    波を受信用アンテナより受信し、上記電磁波の伝播時間
    により地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検知する
    シールド掘進機の切羽崩壊検知装置において、複数台の
    切羽崩壊検知装置を掘進方向に位置をずらせて配置し、
    この各切羽崩壊検知装置の検知出力部を、各切羽崩壊検
    知装置における検出値を比較演算して崩壊の兆候を判定
    し、その結果を表示する演算表示装置に接続したことを
    特徴とするシールド掘進機の切羽崩壊検知装置。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機に設けられた送信用アン
    テナより地山へ向けて発射した電磁波の地山からの反射
    波を受信用アンテナより受信し、上記電磁波の伝播時間
    により地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検知する
    シールド掘進機の切羽崩壊検知装置において、切羽崩壊
    検知装置のアンテナ部に、1個の送信用アンテナと、こ
    の送信用アンテナの掘進方向両側に配置された複数個の
    受信用アンテナとを設け、各受信用アンテナを、この各
    受信用アンテナにおける検出値を比較演算する比較演算
    回路に接続し、この比較演算回路を演算表示装置に接続
    したことを特徴とするシールド掘進機の切羽崩壊検知装
    置。
  3. 【請求項3】 シールド掘進機に設けられた送信用アン
    テナより地山へ向けて発射した電磁波の地山からの反射
    波を受信用アンテナより受信し、上記電磁波の伝播時間
    により地山までの距離を算出して切羽の崩壊を検知する
    シールド掘進機の切羽崩壊検知装置において、切羽崩壊
    検出装置のアンテナ部に、1個の受信用アンテナと、こ
    の受信用アンテナの掘進方向両側に配置され、かつケー
    ブルの極性を相互で逆にした複数個の送信用アンテナと
    を設け、上記受信用アンテナに演算回路24と演算表示
    装置に順次接続したことを特徴とするシールド掘進機の
    切羽崩壊検知装置。
JP3210387A 1991-07-29 1991-07-29 シールド掘進機の切羽崩壊検知装置 Pending JPH0533582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3210387A JPH0533582A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 シールド掘進機の切羽崩壊検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3210387A JPH0533582A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 シールド掘進機の切羽崩壊検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533582A true JPH0533582A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16588494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3210387A Pending JPH0533582A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 シールド掘進機の切羽崩壊検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0533582A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025121023A1 (ja) * 2023-12-04 2025-06-12 富士フイルム株式会社 構造体、及び構造体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025121023A1 (ja) * 2023-12-04 2025-06-12 富士フイルム株式会社 構造体、及び構造体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6886644B2 (en) Apparatus and method for horizontal drilling
CN108798690A (zh) 实现地质探测的组合式tbm及地质探测掘进方法
EP2201182B1 (en) Method and system for optimizing dredging
WO1991014077A1 (fr) Systeme et procede servant a transmettre et a calculer des donnees pour une machine bouclier
US10036249B2 (en) Machine having boundary tracking system
JP2003056010A (ja) 地下埋設物掘削システム
JP7496452B2 (ja) 探査システム、シールド掘削機及び探査方法
JPH0533582A (ja) シールド掘進機の切羽崩壊検知装置
JP2857781B2 (ja) 路面切断用カッター装置
JPH0826743B2 (ja) シールド掘進機の切羽崩壊検知装置
JP2939575B2 (ja) 地中レーダ装置
JPH06230142A (ja) 埋設物探査装置
JP2809426B2 (ja) 岩盤内における湧水の探知方法
JPH0616116B2 (ja) シールド掘進機における前方及び側方監視方法
JP2002333486A (ja) 地中埋設物探知方法及び探知システム
JPH05272291A (ja) 物体の材質検出装置
JP2002214356A (ja) 非開削ドリリング工法用地中レーダ装置
JPH0943361A (ja) 切羽前方探査装置
JPH0349196Y2 (ja)
JPH01274090A (ja) 地中埋設物の探査装置
JP3773353B2 (ja) 地中推進工法における埋設物探査方法及び装置
JPH03176593A (ja) シールド掘削機障害物検出装置
JP2002286850A (ja) 異種伝搬波による非開削工法用対象物探査システム
JPH03259707A (ja) カッタビットの摩耗検出装置
JP2994570B2 (ja) 地中探査レーダ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term