JPH053359A - 波長狭帯域化素子及びレーザ装置 - Google Patents

波長狭帯域化素子及びレーザ装置

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JPH053359A
JPH053359A JP15495691A JP15495691A JPH053359A JP H053359 A JPH053359 A JP H053359A JP 15495691 A JP15495691 A JP 15495691A JP 15495691 A JP15495691 A JP 15495691A JP H053359 A JPH053359 A JP H053359A
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JP
Japan
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etalon
band
gap
narrowing
reflectance
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Pending
Application number
JP15495691A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Shibata
真吾 柴田
Takeshi Oko
健 大股
Yoshito Uehara
義人 上原
Mitsugi Terada
貢 寺田
Yasuo Oeda
靖雄 大枝
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Yuichiro Terashi
雄一郎 寺師
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明ば、狭帯域化効率がよく、長寿命の狭
帯域化素子を得ることを目的とする。 【構成】 本発明では、前記課題を解決するため、以下
の構成とした。本発明の狭帯域化素子は、対向する一対
のエタロン板からなり、対向する面が互いに平行で、か
つ、レーザ光を一部透過させる反射面となっており、し
かも、前記反射面間に間隙を有し、この間隙の幅が(9
0〜110μm)で、前記反射面の反射率が65〜70
%である。また、前記間隙の幅が(760〜780μ
m)で、前記反射面の反射率が70〜80%であっても
よい。前者を粗調用とし、後者を微調用として組み合わ
せることで、さらに狭帯域化の可能な狭帯域化素子が得
られる。これら素子は、レーザ装置の発振器内に設置さ
れてレーザ装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光の波長狭帯域化
素子及びレーザ装置に関し、特にエキシマレーザ用の波
長狭帯域化素子に関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザを半導体製造プロセスに
おける超微細フォトリソグラフィに使用する場合、光学
素子として合成石英、CaF2、MgF2などの素材が使
用されているため、色収差補正ができない。
【0003】このためレーザ光の波長を狭帯域化して、
レーザ光自体を単色化しなければならない。ところで、
レーザ光の狭帯域化には、ファブリペローエタロン、グ
レーティング、プリズムなどが用いられているが、出力
効率の良さや、波長狭帯域化の精度の点でファブリペロ
ーエタロンがしばしば用いられる。
【0004】ところで、このファブリペローエタロンと
して、エアースペースエタロンがある。エアースペース
エタロンは、2枚の平行なエタロン板からなり、2枚の
エタロン板には第1面(エタロン板の対向面であり、入
射光が反射しあう面)には一部透過のコーティングが、
第2面(入射光の入射口と出力口の面)には無反射コー
ティングが施されている。
【0005】通常、第2面には、第1面との関係でファ
ブリペローキャビティを構成しないように、ある程度傾
き(ウェッジという)が設けられている。このようなエ
タロン用いてレーザ光を狭帯域化する場合、目的の帯域
まで狭帯域化するのに、1つのエタロンでは不可能で、
さらに2つめのエタロンを使用して図4のようにあ狭帯
域化しなければならない場合がある。この場合、一つ目
を粗調用エタロン、二つ目を微調用エタロンを称する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
エタロンを用いた狭帯域化方式では、それぞれのエタロ
ンでレーザ光の多重反射と干渉が生じる。
【0007】この多重反射は、レーザ光の高反射膜を蒸
着した反射面で起こるため、この蒸着膜が損傷し、反射
面の表面精度が劣化し、狭帯域化効率の低下及びサイド
バンドの発生という問題が生じる。とりわけ、反射面間
の間隙の幅が短い粗徴用エタロンの寿命が短くなる。
【0008】エタロンを長寿命化するためには内面の反
射率を低下させることが大きな要因となるが、反射率を
低下させると、自由スペクトル領域(FSR)/スペク
トルの半値幅で決定されるフィネスが悪くなり、サイド
バンドの発生を招く。
【0009】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、エタロンにおいて、長寿命化を図るとともに、狭
帯域化率を高くすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するため、以下の構成とした。本発明の波長狭帯域
化素子は、対向する一対のエタロン板1a,1bからな
り、対向する面が互いに平行で、かつ、レーザ光を一部
透過させる反射面3となっており、しかも、前記反射面
3間に間隙を有し、この間隙の幅dが(90〜110μ
m)で、前記反射面3の反射率が65〜70%である。
【0011】また、前記間隙の幅dが(760〜780
μm)で、前記反射面3の反射率が70〜80%であっ
てもよい。前者を粗徴用とし、後者を微調用として組み
合わせることで、さらに狭帯域化の可能な狭帯域化素子
が得られる。
【0012】これら素子は、レーザ装置の発振器内に設
置されてレーザ装置を構成する。
【0013】
【作用】前記範囲にあるエタロンは、他のエタロンに比
較して、多重反射による悪影響が少なく、狭帯域化効率
もよい。
【0014】本発明の狭帯域化素子は、対向する一対の
エタロン板1a,1bからなる。対向する面が互いに平
行で、かつ、レーザ光を一部透過させる反射面3となっ
ている。この平行な反射面3間にファブリペロー・キャ
ビティが形成される。
【0015】このような狭帯域化素子の例としては、図
1のような平行平面型、図2のようなエアー・ギャップ
型を例示できる。平行平面型は、一対のエタロン板1
a,1bを対向きさせてそれぞれ図示しないホルダで保
持し、平行を維持したものである。そして、その対向面
が反射面3となている。そして反射面3の反対側がレー
ザ光の入出射面4となっている。エアーギャプ型は図2
のように、一対のエタロン板1a,1b間にスペーサ5
を介挿してエタロン板1a,1b間にギャップを形成し
たものである。内面に反射面3が形成され、外面が入出
射面4となっているのは平行平面型と同一である。
【0016】本発明では、前記反射面3間に間隙を有
し、この間隙の幅dが粗調用では(90〜110μ
m)、好ましくは(95〜105μm)で、微調用では
(760〜780μm)、好ましくは(765〜775
μm)である。理由: ダブルエタロン方式の場合、一
本の狭帯域化スペクトルのみをとり出しサイドバンドを
極力抑制するには、2枚のエタロンのFSRとフィネス
が関係してくる。
【0017】また、前記反射面3の反射率は、粗調用が
65〜70%、好ましくは67〜68%であり、微調用
では、70〜80%、好ましくは74〜76%である。
この範囲が好ましい理由は、キャビティー内ではレーザ
光は実際には2〜3回往復すると考えられ、狭帯域化素
子のマルチバス効果を考慮して設計する必要があるため
である。マルチバス効果において、その半値幅が細くな
ることをあらかじめ見込んでおき、長寿命化を図るため
に両者の反射率を下げることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1のタイプの粗調用エタロンE1と微調用エタ
ロンE2を用い、図3で示すような、レーザ装置を構成
し、狭帯域化の程度を測定した。
【0019】図3はレーザ装置のレーザ発振器を示し、
出力ミラー6、レーザキャビティ7、粗調用エタロンE
1、微調用エタロンE2、全反射ミラー8を一列に配列し
たものである。
【0020】スペーサを入れたエアギャップタイプを使
用した。反射率固定で間隙幅dを変化させた実験例を図
4に示す。間隙幅dを固定し、反射率を変化させた実験
例を図5に示す。
【0021】実験では、スペクトルの半値幅、狭帯域化
率、サイドバンドの有無あるいは程度を測定した。粗調
用(1)、微調用エタロンE2を組み合わせて、図3の
装置に装着し、夫々の間隙幅d、夫々の反射率を変化さ
せてスペクトルの半値幅、狭帯域化率、サイドバンドの
有無、程度を測定した。
【0022】 微調用エタロンE2の間隙幅d=770μm 反射率 = 75% 粗調用エタロンE1の間隙幅d=100μm 反射率 = 67.5% のとき、スペクトルの半値幅約2pm、狭帯域化効率約
35%であった。また約108Shot運転したが、狭
帯域化効率の低下は見られなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、狭帯域化効率がよく、
長寿命の狭帯域化素子を得ることできる。本発明の狭帯
域化素子は特にエキシマレーザ用の波長狭帯域化素子と
して有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平行平面型エタロンを示す図
【図2】 エアーギャップ型エタロンを示す図
【図3】 レーザ発振器を示す図
【図4】 反射率固定でギャップ長を変化させた時のス
ペクトル
【図5】 ギャップ長固定で反射率を変化させた時のス
ペクトル
【符号の説明】
3 反射面 4 入出射面 5 スペーサ E1 粗調用エタロン E2 微調用エタロン 6 出力ミラー 7 レーザキャビティ 8 全反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 貢 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32三井 石油化学工業株式会社内 (72)発明者 大枝 靖雄 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32三井 石油化学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 健司 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32三井 石油化学工業株式会社内 (72)発明者 寺師 雄一郎 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32三井 石油化学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対のエタロン板からなり、対
    向する面が互いに平行で、かつ、レーザ光を一部透過さ
    せる反射面となっており、しかも、前記反射面間に間隙
    を有し、この間隙の幅が(90〜110μm)で、前記
    反射面の反射率が65〜70%である波長狭帯域化素
    子。
  2. 【請求項2】 対向する一対のエタロン板からなり、対
    向する面が互いに平行で、かつ、レーザ光を一部透過さ
    せる反射面となっており、しかも、前記反射面間に間隙
    を有し、この間隙の幅が(760〜780μm)で、前
    記反射面の反射率が70〜80%である波長狭帯域化素
    子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の狭帯域化素子を粗調用と
    し、請求項2記載の狭帯域化素子を微調用として組み合
    わせた狭帯域化素子。
  4. 【請求項4】 発振器内に粗調用エタロンと微調用エタ
    ロンとを備えたレーザ装置において、前記各エタロン
    は、対向する一対のエタロン板からなり、対向する面が
    互いに平行で、かつ、レーザ光を一部透過させる反射面
    となっており、しかも、前記反射面間に間隙を有し、前
    記粗調用エタロンは、その間隙の幅が(90〜110μ
    m)で、粗調用エタロンを構成する各エタロン板の反射
    率が65〜70%であり、前記微調用エタロンは、その
    間隙の幅が(760〜780μm)で、微調用エタロン
    を構成する各エタロン板の反射率が70〜80%である
    レーザ装置
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