JPH05337007A - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JPH05337007A
JPH05337007A JP17739992A JP17739992A JPH05337007A JP H05337007 A JPH05337007 A JP H05337007A JP 17739992 A JP17739992 A JP 17739992A JP 17739992 A JP17739992 A JP 17739992A JP H05337007 A JPH05337007 A JP H05337007A
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Kazunori Ninomiya
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源コード12がコネクタ13を介して本体
ケース1に接続されているヘアードライヤにおいて、コ
ネクタ13を強制的に冷却することによって、最大通電
電流に見合う通電容量に達しない、小形で安価なコネク
タを用いた場合にでも、コネクタ13や周辺部が過熱す
るのを防止する。 【構成】 本体ケース1の内部に冷却風通路19を設
け、この通路19内にコネクタ13を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電源コードがドライ
ヤ本体に対してコネクタを介して接続されるヘアードラ
イヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にヘアードライヤの電源コードは、
ドライヤ本体に対しはんだ付けにより一体的に接続して
あるが、最近では電源コードをコネクタを介してドライ
ヤ本体に着脱可能に接続する形態のものがある(例え
ば、特開昭60−259208号公報)。手持型のヘア
ードライヤの場合には、そのグリップの下端にコネクタ
ソケットを設けることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘアードライヤは、フ
ァン駆動用のモータおよび冷風加熱用のヒータを内蔵し
ており、小形電気機器でありながら比較的大電流を消費
する。とくに、近年のヘアードライヤはヒータ容量の最
大値が1200Wにも達している。このように大電流が
供給されるヘアードライヤにおいて、電源コードをコネ
クタを介して接続する形態を採る場合には、コネクタの
プラグとソケットの電気的な接触抵抗の減少を図る必要
がある。接触抵抗が大きい状態で大電流を供給すると、
接触端子間で大量の熱が発生し、その周辺部が過熱状態
に陥ることでやけどや発火、あるいは感電などの事故を
生じるおそれがあるからである。電気的な接触抵抗を減
少するには、接触端子どうしの接触面積と接触圧力を増
加するとよい。さらに、プラグとソケットをぐらつきの
ない状態で接続し、ヘアードライヤの使用時にもその状
態を固定保持できるよう、コネクタの構造を頑丈なもの
にすればよい。しかし、上記の要求を満足しようとする
と、コネクタが大形化し、コスト高となるばかりか重量
が増える。着脱式のコネクタの場合には、接触端子の接
触面積と圧力が大きくなる分だけ、その着脱に大きな操
作力を要することにもなる。
【0004】この発明の目的は、コネクタを強制的に空
気冷却することにより、コネクタやその周辺部の過熱を
防止できるようにし、小形軽量で安価なコネクタを用い
たとしても、大電流の通電に支障なく耐えることのでき
るヘアードライヤを得ることにある。この発明の他の目
的は、送風ファンで起こされた風の一部を利用してコネ
クタの冷却を行うことにより、コネクタの冷却のための
構造を簡素化し、その分だけヘアードライヤの軽量化と
低コスト化とを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、図示例のよ
うに、本体ケース1の内部に送風ファン5およびヒータ
7が配置されており、電源コード12がコネクタ13を
介して本体ケース1に接続されるヘアードライヤにおい
て、本体ケース1内のヒータ7より風上側に形成される
冷却風通路19内にコネクタ13を配置するものであ
る。ここに「電源コード12がコネクタ13を介して本
体ケース1に接続される」とは、電源コード12をコネ
クタ13を介して着脱可能に接続する形態のものに限ら
れず、電源コード12をコネクタ13を介して着脱不能
に常に接続している形態のものも含む、意味に用いる。
また、この発明は、吹出口9を有する本体ケース1の内
部に送風ファン5およびヒータ7が配置されており、電
源コード12がコネクタ13を介して本体ケース1に接
続されるヘアードライヤにおいて、本体ケース1の内部
に冷却専用ファン21を配置するとともに、吹出口9と
は異なる箇所に風逃がし口20を設け、これら冷却専用
ファン21と風逃がし口20との間に形成される冷却風
通路19内にコネクタ13を配置したものである。
【0006】
【作用】送風ファン5または冷却専用ファン21により
生起される冷却風によってコネクタ13は強制的に冷却
される。従って、大電流を通電することによってコネク
タ13が発熱しても、この熱を確実に除去して、コネク
タ13やその周辺部の温度状態を適正な状態に維持でき
る。
【0007】
【発明の効果】この発明のヘアードライヤでは、送風フ
ァン5または冷却専用ファン21で起こした冷却風によ
ってコネクタ13を強制的に冷却し、大電流を通電する
ときにコネクタ13で発生する熱を確実に除去できるよ
うにした。従って、小形軽量で安価なコネクタ13を用
いて電源コード12を接続したドライヤであっても、コ
ネクタ13やその周辺部が過熱状態に陥ることを防止で
き、大電流の通電に何の支障もなく耐えられることにな
った。こうしたヘアードライヤによれば、コネクタ13
やその周辺部が過熱してやけどや発火を生じ、あるいは
感電することを解消でき、さらにコネクタ13に要する
費用や、本体ケース1内におけるコネクタ13の占有ス
ペースを減少できるなどの点で有利である。
【0008】送風ファン5で生起された空気流の一部で
コネクタ13を冷却する形態によれば、コネクタ冷却の
ためだけに冷却専用ファン21を設ける必要がなくなる
ので、コネクタ13の冷却に要する構造を簡素化でき、
その分だけヘアードライヤを軽くし、製造に要する費用
を減少できる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)図1はこの発明に係るヘアードライヤの実
施例1を示す。ヘアードライヤの本体ケース1はファン
ケース2と、送風筒3およびグリップ4を一体に形成し
てなり、ファンケース2の内部に送風ファン5とこれを
回転駆動するモータ6を配置し、送風筒3内にヒータ7
を配置する。送風ファン5は多翼ファンとして形成され
ており、ファンケース2の両側面に開口した吸込口8か
ら空気を吸い込み、加圧した空気をヒータ7および吹出
口9へ向かって送給する。
【0010】グリップ4の内部には、モータ6およびヒ
ータ7への通電を制御する運転スイッチ11と、電源コ
ード12と本体ケース1を接続するためのコネクタ13
が設けてある。運転スイッチ11を下端のオフ位置から
上方へスライド操作すると、冷風、弱温風、強温風の各
運転状態が得られる。コネクタ13は、グリップ4の下
端に固定したソケット14と、電源コード12の端部に
固定したプラグ15とからなり、必要に応じてプラグ1
5を抜き差しすることにより、電源コード12を本体ケ
ース1から分離できる。
【0011】ヘアードライヤが最大出力状態で連続運転
されるとき、上記のコネクタ13は通電容量が十分では
なく、危険な状態にまで発熱するおそれがある。こうし
た状態を避けるために、送風ファン5で生起される冷風
の一部を利用してコネクタ13を強制的に冷却する。
【0012】送風ファン5の回転周面に面して第1締切
部16と第2締切部17を設ける。送風ファン5から送
給される空気流は、これら両締切部16・17によって
分割され、その大半はヒータ7を内蔵する乾燥風通路1
8へ送給されて吹出口9から吹き出されるが、その一部
はグリップ4内の冷却風通路19へと送給される。冷却
風通路19へ送給された冷却風をケース外へ排出するた
めに、グリップ4の下端壁に複数個の風逃がし口20を
開口する。
【0013】以上のように、送風ファン5からグリップ
4内へと冷却風を送給すると、ヘアードライヤが運転状
態にあるときは、コネクタ13を常に強制的に冷却でき
るので、コネクタ13やその周辺部が過熱状態に陥るこ
とを解消できる。グリップ4内を通過する冷却風は、運
転スイッチ11にも接触してその熱を奪う。従って、接
触不良などによって運転スイッチ11が発熱するような
ことがあっても、運転スイッチ11が過熱状態に陥るこ
とを防止できる。送風ファン5を利用して冷却風を起こ
すので、別途冷却専用ファンを設ける必要がなく、その
分だけヘアードライヤの製造に要するコストを減少し、
全体重量を軽くすることができる。
【0014】(実施例2)図2はこの発明に係るヘアー
ドライヤの実施例2を示す。このヘアードライヤは、送
風ファン5として軸流型のファンを使用する点が実施例
1と基本的に異なっている。この実施例では吸込口8と
送風ファン5との間の冷却風通路19内にコネクタ13
を配置し、送風ファン5の吸込気流によってコネクタ1
3を冷却する。コネクタ13のソケット14は、本体ケ
ース1と一体の取付ボス23で固定保持する。24は吸
込みグリルである。なお、以下の実施例も含めて、実施
例1と同等の部材には同じ符号を符してその説明を省略
する。この実施例では、コネクタ13の取付強度を考慮
して取付ボス23をファンケース2の内面に突設した
が、コネクタ13は吸込みグリル24の中央部などの、
ファンケース2の内面から離れた位置に配置することも
できる。
【0015】(実施例3)図3はこの発明に係るヘアー
ドライヤの実施例3を示す。このヘアードライヤは図1
のヘアードライヤと基本的に同じ形態を採るが、冷却専
用ファン21を送風ファン5とは別に設けた点が異な
る。詳しくは、送風ファン5の一側に遠心ファン形の冷
却専用ファン21を一体に設け、その外面を本体ケース
1とは別ピースからなるファンケース25で覆った。ま
た、冷却風通路19内の運転スイッチ11より風上側に
除塵用のフィルタ26を設け、グリップ4内に設けられ
た接続端子などに抜け毛や綿ぼこりなどが付着するのを
防止した。フィルタ26はケース外へ抜き取って清掃で
きる。符号27はファンケース25の吸込口、28は吸
込みグリルである。なお、モータ6の軸上に、送風ファ
ン5とは別体に構成する冷却専用ファン21を送風ファ
ン5と並べて配設することもできる。吸込みグリル28
をメッシュ状サイズまで小さくするか、それにメッシュ
シートを取り付ければ、送風ファン5に対してもフィル
タ効果が発揮される。もちろんファンケース25の吸込
口27に前記フィルタ26を装着することも可能であ
る。
【0016】(他の変形実施例)上記の各実施例では、
着脱自在なコネクタ13で電源コード12を接続したが
これに代えて、図4に示す回転形のコネクタ13を用い
るものにも適用できる。回転形のコネクタ13は、プラ
グ15側にスイベルリング30と、接続端子筒31と接
続端子ピン32を、上下に位置ずれした状態で同心状に
配置し、ソケット14側に接続端子筒31および接続端
子ピン32に対応して、これらを抱持する端子板33・
34を設ける。さらにスイベルリング30の鍔部をグリ
ップ4と一体のフランジ壁35とソケット14の下端壁
とで挟持して、プラグ15の全体を回転変位のみ自在に
抜止め固定する。
【0017】回転形のコネクタ13では、接続端子筒3
1と端子板33、および接続端子ピン32と端子板34
がそれぞれ相対的に回転できるため、接触部において発
熱することがあるが、この場合も図1あるいは図3に示
す形態で冷却風を供給することによって、コネクタ13
が過熱することを防止できる。
【0018】図5に示すコネクタ13は、ソケット14
の外面に冷却フィン37を突設し、冷却風とソケット1
4の接触面積を増加することにより、コネクタ13を効
率良く冷却できるようにしたものである。グリップ4の
内面に突設されてソケット14を支えるリブ38も、ソ
ケット14の冷却に役立っている。
【0019】図6のコネクタ13は、ソケット14をグ
リップ4と一体の端子ホルダー14aと、グリップ4に
対して着脱できるキャップ14bとで構成し、接触端子
39・40に付着する塵埃の清掃を行えるようにしたも
のである。端子ホルダー14aにはプラグ15の接続状
態を保持するためのばね41が一対設けられており、そ
の一方を接触端子39として利用している。キャップ1
4bは、内面中央に筒ボス42を有し、その奥端壁にピ
ン状の接触端子40を固定する。プラグ15はこの筒ボ
ス42に内嵌接続される。キャップ14bは一対の係止
爪43を有し、これらがグリップ内面の係合溝44と係
合することで接続状態を維持できる。キャップ14bを
グリップ4から分離した状態では、プラグ15をキャッ
プ14bに接続しても通電されないのはもちろん、ばね
41による抜止め作用が受けられないので、簡単に外れ
てしまう。
【0020】上記以外に、コネクタ13は冷却風通路1
9の吸込口8・27から風逃がし口20の間であれば、
どこに設けてあってもよい。冷却専用ファン21は送風
ファン5から独立して駆動する形態を採ることができ、
例えば、グリップ4内に冷却専用ファン21とこれ用の
モータを配置することができる。冷却専用ファン21の
ファン構造は軸流型や多翼ファン型など自由に選定でき
る。この場合は、コネクタ13部分の温度を検知し、所
定温度を越えれば、その温度状態に応じて作動させるこ
とができ、またメインスイッチをOFF後所定時間遅れ
て停止するなど時間的作動管理も可能となる。ソケット
14およびプラグ15はプラスチック成形品からなる
が、プラスチック材に熱伝導性に優れ、かつ電気絶縁性
を有するアルミナ等の物質を混入すると、さらに効率良
く放熱を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るヘアードライヤの概略断面図で
ある。
【図2】実施例2に係るヘアードライヤの概略断面図で
ある。
【図3】実施例3に係るヘアードライヤの概略断面図で
ある。
【図4】変形実施例を示すコネクタの断面図である。
【図5】変形実施例を示すグリップの横断平面図であ
る。
【図6】変形実施例を示すコネクタの断面図であって、
図6(a)はキャップをグリップから分離し、図6
(b)はキャップをグリップに組み付けた状態をそれぞ
れ示す。
【符号の説明】
1 本体ケース 5 送風ファン 7 ヒータ 12 電源コード 13 コネクタ 19 冷却風通路 20 風逃がし口 21 冷却専用ファン 26 フィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の内部に送風ファン5およ
    びヒータ7が配置されており、電源コード12がコネク
    タ13を介して本体ケース1に接続されるヘアードライ
    ヤにおいて、 本体ケース1内のヒータ7より風上側に形成される冷却
    風通路19内にコネクタ13が配置されていることを特
    徴とするヘアードライヤ。
  2. 【請求項2】 吹出口9を有する本体ケース1の内部に
    送風ファン5およびヒータ7が配置されており、電源コ
    ード12がコネクタ13を介して本体ケース1に接続さ
    れるヘアードライヤにおいて、 本体ケース1の内部に冷却専用ファン21が配置される
    とともに、吹出口9とは異なる箇所に風逃がし口20が
    設けられており、 冷却専用ファン21と風逃がし口20との間に形成され
    る冷却風通路19内にコネクタ13が配置されているこ
    とを特徴とするヘアードライヤ。
  3. 【請求項3】 コネクタ13が着脱自在なプラグ15と
    ソケット14で構成されており、その一方を本体ケース
    1に配置し、他方を電源コード12に接続した請求項1
    または2記載のヘアードライヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6703587B2 (en) * 2002-05-30 2004-03-09 System One Innovations Inc. Powering hairstyling implements
JP2021019743A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 シャープ株式会社 ヘアドライヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6703587B2 (en) * 2002-05-30 2004-03-09 System One Innovations Inc. Powering hairstyling implements
JP2021019743A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 シャープ株式会社 ヘアドライヤ

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