JPH053375A - 半導体レーザとその製造方法 - Google Patents

半導体レーザとその製造方法

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JPH053375A
JPH053375A JP24210291A JP24210291A JPH053375A JP H053375 A JPH053375 A JP H053375A JP 24210291 A JP24210291 A JP 24210291A JP 24210291 A JP24210291 A JP 24210291A JP H053375 A JPH053375 A JP H053375A
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layer
epitaxial growth
mesa
crystal
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JP24210291A
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English (en)
Inventor
Hironobu Narui
啓修 成井
Shoji Hirata
照二 平田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性の高い量子細線構造を有する半導体レ
ーザを、再現性よく確実に作製する。 【構成】 本発明は、〈011〉結晶軸方向に延びたメ
サ突起2が形成された{100}結晶面を有する半導体
基体1の主面1A上に、化合物半導体層を順次エピタキ
シャル成長し、メサ突起2上のエピタキシャル成長層1
0の頂部10Aに活性層4を構成する半導体レーザの製
造方法において、このメサ突起2上に{111}B結晶
面で囲まれた断面三角形領域を有するエピタキシャル成
長層10を形成し、エピタキシャル成長層10の頂部1
0Aを形成した後にエピタキシャル成長を中止し、エピ
タキシャル成長材料ガス中の化合物半導体層を構成する
元素成分圧を下げ、再びこの元素成分圧を上げてメサ突
起2上のエピタキシャル成長を行なってエピタキシャル
成長層10の頂部10Aに活性層4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ装置とそ
の製造方法、特に量子細線構造を有する半導体レーザと
その製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザの低しきい値電流化をはか
るために、量子井戸構造が適用されつつある。
【0003】この量子井戸構造は、活性層の厚さを数十
nm以下程度に極めて薄くすることによりヘテロ接合に
よってポテンシャル井戸を形成する構造で、この構造を
適用した半導体レーザはバルク結晶による半導体レーザ
に比して特異な光学特性を示すことが知られており、例
えばスペクトル線幅の狭小化や低しきい値電流化をはか
ることができる。そしてこの場合、活性層の厚さと共に
幅、又は幅及び長さを数十nm程度の微小な構造とする
ことによって、量子井戸細線構造又は量子井戸箱構造と
して、2次元及び3次元的なポテンシャル井戸を形成す
ることにより、更に特性を高めることが望まれている。
【0004】上述したような量子井戸構造部を有する半
導体レーザの製法の一例を図7A〜Dの略線的拡大斜視
図に示す。この場合、活性層の幅及び厚みが量子井戸構
造とされて2次元的な構成とした量子井戸細線構造の例
を示す。
【0005】図7Aに示すように、第1導電型例えばn
型のGaAsより成る半導体基体21上に第1導電型の
クラッド層22、量子井戸構造の活性層23、第2導電
型例えばp型の第1のクラッド層24を順次例えばMO
CVD(有機金属による化学的気相成長)法によりエピ
タキシャル成長する。
【0006】次に図7Bに示すように、このp型の第1
のクラッド層24上に所要のパターンのフォトレジスト
25をフォトレジストの塗布、パターン露光、現像によ
って形成する。
【0007】この場合のパターンは量子井戸細線構造を
形成するため所要の幅及びピッチのストライプ状のパタ
ーンとするが、量子井戸箱構造を形成する場合は所要の
幅及び長さを有する方形状パターンとする。
【0008】そして図7Cに示すようにフォトレジスト
25をマスクとしてRIE(反応性イオンエッチング)
等の異方性エッチングを行い、p型の第1のクラッド層
24及び活性層23をパターニングする。
【0009】次に図7Dに示すように、第2導電型例え
ばp型の第2のクラッド層26を全面的にMOCVD法
等により被着形成して、破線図示の量子井戸細線構造の
活性層23を有する半導体レーザを得ることができる。
【0010】しかしながら、このような方法による場合
図7Cに示すエッチング工程において、活性層23が露
出するために酸化されたり、不純物が取り込まれたりし
て特性の劣化を招く恐れがある。また、図7Bで説明し
たフォトレジスト25の形成において、パターンのゆら
ぎが生じ、このゆらぎによってエッチングの不安定性に
より活性層23の例えばストライプパターンに凹凸が生
じ、量子井戸細線レーザとしての機能が損なわれる場合
があった。
【0011】また、上述したような量子効果を得るため
にはエッチングパターンの幅及び長さを数nm〜数十n
m程度とする必要があり、エッチングによって形成する
ことが実際上困難であった。
【0012】このような問題を解決する方法としては、
例えば特開昭63−94696号公開公報にその一例が
報告されている。この例では、図8にその一例の略線的
拡大断面図を示すように、{100}面またはそれと等
価な結晶面を有するジンクブレンド型結晶より成る基板
31の表面に、〈011〉方向に延びたストライプ状リ
ッジ32いわゆるメサ突起が例えばその高さ及び幅等の
寸法形状を適切に選定して形成し、この上に例えばn型
のAlx Ga1-xAs層等より成る第1のクラッド層3
3をエピタキシャル成長する。このようにリッジ32の
寸法形状や、結晶軸に対する方向性を適切に選定する
と、リッジ32上での成長結晶が(111)面を出して
成長するため、第1のクラッド層33は(111)結晶
面を有して断面三角形を成して形成される。このため、
この第1のクラッド層33の結晶成長を、その頂部35
が形成される直前で中止し、第1のクラッド層33の上
面上に例えばノンドープのAly Ga1-y As層より成
る障壁層及びAlz Ga1-z Asより成る井戸層が積層
された量子井戸構造の活性層34を、例えばx>y>z
として交互に成長させ、頂部35を形成する。そして引
き続き例えばp型のAlx Ga1-x As等より成る第2
のクラッド層36をエピタキシャル成長し、更にこの上
にp型GaAs等より成るキャップ層37を形成し、S
iO2 等より成る絶縁層38を被着した後フォトリソグ
ラフィ等の適用により即ちフォトレジストの塗布、パタ
ーン露光、現像した後RIE等の異方性エッチングを行
なって所要のパターンにパターニングして窓38Cを形
成し、この窓38C内を覆ってp側のオーミック電極形
成用の電極層39Aを被着し、更に基板31の裏面にn
側のオーミック電極形成用の電極層39Bを被着して量
子井戸細線構造の活性層34を有する半導体レーザを得
ることができる。
【0013】しかしながら、このように断面三角形領域
の頂部35に10nm程度の幅を残して第1のクラッド
層33を形成することは難しく、再現性よく高精度に均
一の特性を有する量子井戸構造の活性層34を形成する
ことができない場合があり、特性の劣化、生産性の劣化
を招来する恐れがあった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、信頼性の高
い量子井戸細線構造を有する半導体レーザを、再現性良
く作製する製造方法を提供し、また利得の大なる半導体
レーザを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明半導体レーザの製
造方法の一例を図1A〜C及び図2A及びBの製造工程
図に示す。
【0016】本発明は、〈011〉結晶軸方向に延びた
メサ突起2が形成された{100}結晶面を有する半導
体基体1の主面1A上に、化合物半導体層を順次エピタ
キシャル成長し、メサ突起2上のエピタキシャル成長層
10の頂部10Aに活性層4を構成する半導体レーザの
製造方法において、図1Bに示すように、このメサ突起
2上に{111}B結晶面で囲まれた断面三角形領域を
有するエピタキシャル成長層10を形成し、エピタキシ
ャル成長層10の頂部10Aを形成した後にエピタキシ
ャル成長を中止し、エピタキシャル成長材料ガス中の化
合物半導体層を構成する元素成分圧を下げ、図2Aに示
すように、再びこの元素成分圧を上げてメサ突起2上の
エピタキシャル成長を行なってエピタキシャル成長層1
0の頂部10Aに活性層4を形成する。
【0017】他の本発明による半導体レーザの一例の略
線的拡大断面図を図3に示す。他の本発明は、図3に示
すように、〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起2が
形成された{100}結晶面を有する半導体基体1の主
面1A上に、化合物半導体層が順次エピタキシャル成長
され、少なくともメサ突起2上の{111}B結晶面で
囲まれた断面三角形領域を有するエピタキシャル成長層
10が形成された半導体レーザにおいて、この断面三角
形領域の頂部10Aから〈011〉結晶軸方向に延びる
複数の量子細線構造の活性層14a〜14dが{10
0}結晶面即ち主面1Aに垂直な方向、この場合図3に
おいて上方向に並んで形成されて成る。
【0018】また他の本発明による半導体レーザの製造
方法の一例の工程図を図4〜図6に示す。他の本発明製
造方法は図4Aに示すように、〈011〉結晶軸方向に
延びたメサ突起2が形成された{100}結晶面を有す
る半導体基体1の主面1S上に、図4Bに示すように、
化合物半導体層を順次エピタキシャル成長し、少なくと
も上記メサ突起上の{111}B結晶面で囲まれた断面
三角形領域を有するエピタキシャル成長層10を形成
し、図4Cに示すように、エピタキシャル成長層10の
頂部10Aが形成された後にエピタキシャル成長を中止
し、エピタキシャル材料ガス中の化合物半導体層を構成
する元素成分圧を下げ、図5Aに示すように、再びこの
元素成分圧を上げてメサ突起2上のエピタキシャル成長
を行ってエピタキシャル成長層10の頂部10Aに活性
層4aを形成する。
【0019】そしてこの後、図5Bに示すように、頂部
10Aに活性層4aが形成された{111}B結晶面で
囲まれた断面三角形領域を覆うように形状を保持しなが
ら化合物半導体層をエピタキシャル成長させる工程と、
図5Cに示すように、エピタキシャル成長を中止しエピ
タキシャル成長材料ガス中の化合物半導体層を構成する
元素成分圧を下げる工程と、図6Aに示すように、再び
元素成分圧を上げてメサ突起2上のエピタキシャル成長
を行ってこのエピタキシャル成長層10の断面三角形領
域の頂部10Aに活性層4b、4cを形成する工程とを
少なくとも一回以上繰り返す。
【0020】
【作用】上述したように、本発明半導体レーザの製造方
法によれば、〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起2
が形成された{100}結晶面を有する半導体基体1の
主面1S上に、化合物半導体層をエピタキシャル成長す
るものであるが、通常の即ちメチル系MOCVD法によ
りエピタキシャル成長する場合、一旦メサ突起2の縁部
から{111}B結晶面が生じると、この{111}B
結晶面上ではメチル系エピタキシャル成長が生じにくい
ことから、メサ突起2上において化合物半導体は自然発
生的に{111}B結晶面により囲まれた断面三角形領
域として、メサ溝内の化合物半導体とは互いに分断して
形成される。
【0021】そして本発明においてはこのようにしてメ
サ突起2上に{111}B結晶面を有するエピタキシャ
ル成長層10を形成してこのエピタキシャル成長層10
の頂部10Aが形成された後にエピタキシャル成長を一
旦中止して、エピタキシャル成長材料ガス中の化合物半
導体層を構成する元素成分圧を下げるものであるが、こ
のようにエピタキシャル成長材料ガス中のある元素成分
圧を下げると、この成分元素が外部に蒸発して即ちアニ
ール効果が生じ、この成分元素によって構成される部分
が削られることとなる。
【0022】従って、{111}B結晶面で囲まれた化
合物半導体層をエピタキシャル成長した後、この結晶面
を構成する元素成分圧を下げると、エピタキシャル成長
層10の表面即ち{111}B結晶面が削られることと
なり、図1Cに示すように、この{111}B結晶面の
交叉する領域では特にこの元素が両側から蒸発してエピ
タキシャル成長層10の頂部10Aが削られて、頂面1
0Sが形成される。
【0023】この頂面10Sの幅は、その成分圧を下げ
た時間即ちアニール時間やこのときの圧力等の調整によ
って、例えば10nm程度の微細な幅をもって精度よく
制御することができることから、再びこの元素成分圧を
上げてこの頂面10S上に量子井戸構造の活性層4をエ
ピタキシャル成長させることによって、{111}B面
によって挟みこまれた活性層4が形成され、その厚さは
例えば10nm程度となって、結局幅及び厚さが例えば
10nm程度とされた量子井戸細線構造の活性層4を形
成することができる。
【0024】また本発明半導体レーザは、図3に示すよ
うに、〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起2が形成
された{100}結晶面を有する半導体基体1の主面1
A上に、化合物半導体層が順次エピタキシャル成長さ
れ、少なくともメサ突起2上の{111}B結晶面で囲
まれた断面三角形領域を有するエピタキシャル成長層1
0が形成された半導体レーザにおいて、この断面三角形
領域の頂部10Aから〈011〉結晶軸方向に延びる複
数の量子細線構造の活性層14a〜14dが{100}
結晶面に垂直な方向に並んで形成されて成り、多層の量
子細線構造を採るため、利得を増大化することができ
る。
【0025】またこのような構成とする場合、各活性層
14a〜14dが、それぞれ成長時に自然発生的に生じ
る{111}B結晶面によってその横方向端面が構成さ
れるため、良好な結晶性を有することから、信頼性の向
上をはかることができる。
【0026】また他の本発明製造方法では、図4Aに示
すように、〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起2が
形成された{100}結晶面を有する半導体基体1の主
面1S上に、図4Bに示すように、化合物半導体層を順
次エピタキシャル成長し、少なくとも上記メサ突起上の
{111}B結晶面で囲まれた断面三角形領域を有する
エピタキシャル成長層10を形成し、図4Cに示すよう
に、エピタキシャル成長層10の頂部10Aが形成され
た後にエピタキシャル成長を中止し、エピタキシャル材
料ガス中の化合物半導体層を構成する元素成分圧を下
げ、図5Aに示すように、再びこの元素成分圧を上げて
メサ突起2上のエピタキシャル成長を行ってエピタキシ
ャル成長層10の頂部10Aに活性層4aを形成するこ
とによって、一の本発明製造方法と同様に、元素成分圧
を下げた時間即ちアニール時間やその圧力の制御によっ
て頂部10Aに形成した活性層4aの幅及び厚さを10
nm程度の微細な構造として精度よく制御することがで
きることから、〈011〉結晶軸方向に延びる量子細線
構造の活性層4aを確実に再現性良く得ることができ
る。
【0027】そしてこの後、図5Bに示すように、頂部
10Aに活性層4aが形成された{111}B結晶面で
囲まれた断面三角形領域を覆うように形状を保持しなが
ら化合物半導体層をエピタキシャル成長させる工程を有
するものであるが、このように{111}B上のエピタ
キシャル成長は、例えばトリエチルガリウム、トリエチ
ルアルミニウム等のエチル系原料を用いたMOCVD法
によって行うことができる。
【0028】そして更に図5Cに示すように、エピタキ
シャル成長を中止しエピタキシャル成長材料ガス中の化
合物半導体層を構成する元素成分圧を下げる工程と、図
6Aに示すように、再び元素成分圧を上げてメサ突起2
上のエピタキシャル成長を行ってこのエピタキシャル成
長層10の断面三角形領域の頂部10Aに活性層4b、
4cを形成する工程とを少なくとも一回以上繰り返すこ
とによって、上述の活性層4aと同様に、幅及び厚さを
10nm程度の微細な構造とした複数の活性層4b、4
c‥‥を確実に再現性良く形成することができることと
なる。
【0029】このような製造方法による場合、従来方法
のように活性層を横切ってエッチングを行うことがない
ため、活性層の酸化や不純物の混入等を回避することが
できると共に、エッチング精度を越えた微細な量子井戸
細線構造を精度よくかつ確実に形成することができる。
【0030】
【実施例】実施例1 以下、図1A〜図1C及び図2A〜図2Bを参照して、
本発明半導体レーザの製造方法の一例を詳細に説明す
る。
【0031】この場合AlGaAs系のIII-V族化合物
半導体レーザを得る場合で、先ず第1導電型例えばn型
のGaAsより成る半導体基体1を用意する。この半導
体基体1は、その主面1Aが{100}面の例えば(1
00)結晶面を有して成り、この主面1A上に例えば幅
3μm程度の幅Wをもって〈011〉方向例えば〔01
1〕方向即ち図1において紙面に直交する方向に延長す
るメサ突起2を形成する。
【0032】このメサ突起2の形成方法は、図示しない
が所要の幅Wを有し〔011〕方向に延長するエッチン
グマスクを、例えばフォトレジストの塗布、パターン露
光、現像した後RIE等の異方性エッチングによって形
成し、これをマスクとして主面1A側から例えば硫酸系
エッチング液のH2 SO4とH2 2 とH2 Oが3:
1:1の割合で混合されたエッチング液による結晶学的
エッチングを行なって形成する。
【0033】そして図1Bに示すように、このメサ突起
2上を含んで全面的に第1導電型例えばn型のAlx
1-x Asより成るクラッド層3を例えばx=0.45
としてメチル系MOCVD法によりエピタキシャル成長
する。この場合メサ突起2上において主面1Aと約55
°を成す(111)B即ち(111)As結晶面より成
る斜面10Cが自然発生的に生じると、この(111)
B結晶面上ではエピタキシャル成長が生じにくいことか
ら、第1導電型のクラッド層3は、半導体基体1のメサ
溝2A内とメサ突起2上とで選択的に互いに他と分断し
て形成されることとなる。そしてこのメサ突起2上の第
1導電型のクラッド層3より成るエピタキシャル成長層
10は、その両斜面10Cが交叉するまでエピタキシャ
ル成長を続けると、この交叉した部分即ち図1の紙面に
直交する〔011〕方向に延長する稜線を頂部10Aと
する断面三角形状に形成される。
【0034】そしてこのエピタキシャル成長を一旦中止
した後、エピタキシャル成長材料ガス中の化合物半導体
層を構成する元素成分圧、即ちこの場合例えばV族元素
のAsの圧力を下げると、エピタキシャル成長層10の
(111)B結晶面より成る斜面10Cの表面にAs原
子が露出していること、更にこのAsの蒸気圧がGaに
比して高いことから、頂部10A上を含めてAsが徐々
に外部へ蒸発していくため、図1Cに示すようにエピタ
キシャル成長層10の頂部10Aが削られて頂面10S
が形成される。これはAs圧を下げることによりアニー
ルしたと同様の効果を得るものである。この場合低下さ
せたAs圧、その保持時間等を調整することにより、頂
面10Sの幅を10nm程度として形成する。
【0035】そして再びV族元素成分圧即ちAs圧を上
げて、図2Aに示すように、エピタキシャル成長層10
の頂面10S上に活性層4を形成する。この活性層4
は、例えばGaAsとAly Ga1-y Asとの積層によ
る量子井戸構造としてy<xとして連続してエピタキシ
ャル成長する。この場合においても、(111)B結晶
面上ではエピタキシャル成長が生じにくいので、この活
性層4はメサ突起2上とメサ溝2A上とで互いに他と分
断して形成される。
【0036】このような構成とすることにより、幅方向
と厚み方向に量子井戸構造とされたいわゆる量子井戸細
線構造の活性層4を得ることができる。
【0037】そして次に図2Bに示すように、第2導電
型例えばp型のAlx Ga1-x As等よりなる第1のク
ラッド層5と、例えばn型のAlx Ga1-x As等より
成る電流ブロック層6、第2導電型例えばp型のAlx
Ga1-x As等より成る第2のクラッド層7、p型のG
aAs等より成るキャップ層8を順次メチル系MOCV
D法等によりエピタキシャル成長する。このとき第2導
電型の第1のクラッド層5及び電流ブロック層6の厚さ
を適切に選定することにより、第2導電型の第2のクラ
ッド層7が活性層4の斜面10Cに臨む両端面に接する
ように、即ちこのp型のクラッド層7が活性層4を全面
的に覆うように成す。またメサ突起2上のエピタキシャ
ル成長層10の斜面10C上では、初期においてはエピ
タキシャル成長が生じないが、成長の進行によりこのエ
ピタキシャル成長層10の頂部10A上に(111)B
結晶面以外の結晶面が生じてくると、斜面10C上を含
んで全面に成長される。従ってこれら各層7及び8は全
面的に成長される。
【0038】この後図示しないがキャップ層8上と、半
導体基体1の裏面に電極をそれぞれオーミックに被着し
て、量子井戸細線構造を有する半導体レーザを得ること
ができる。
【0039】ここに、各層3、4、5、6、7及び8は
一連のMOCVD法によってその供給する原料ガスを切
り換えることによって1作業即ち1回の結晶成長で形成
し得るため、従来方法のように活性層端面の汚染、劣化
を伴うことなく量子細線構造の活性層を有する半導体レ
ーザを得ることができる。また元素成分圧の制御即ちア
ニール時間等の制御によって、簡単に精度良く量子細線
構造を得ることができ、半導体レーザの信頼性の向上を
はかることができる。
【0040】実施例2 次に、他の本発明による半導体レーザの一例を図3を参
照して詳細に説明する。図3において、図2Bに対応す
る部分には同一符号を付して示す。1は例えばn型のA
lGaより成る半導体基体で、その{100}結晶面例
えば(100)結晶面より成る主面1A上に、〈01
1〉結晶軸方向の例えば〔011〕結晶軸方向に延びる
メサ突起2が形成されて成り、この上に全面的にn型の
GaAs等より成るバッファ層12、n型のAlx Ga
1-x As等より成る第1導電型の第1のクラッド層3a
が、例えばx=0.45としてエピタキシャル成長され
て、メサ突起2上において断面三角形領域のエピタキシ
ャル成長層10が構成される。そしてこの頂部10Aに
例えば幅30nm、厚さ10nm程度の量子細線構造の
例えばGaAsより成る活性層4aが〔011〕結晶軸
方向に延長して設けられ、更にこの活性層4aの上に積
層して、第1導電型の第2のクラッド層3bが断面三角
形領域のエピタキシャル成長層10を全面的に覆うよう
にエピタキシャル成長されて形成され、その頂部に同様
に量子細線構造のGaAs等より成る活性層4bが設け
られて成り、同様に第1導電型の第3のクラッド層3c
及び量子細線構造の活性層4c、第1導電型の第4のク
ラッド層3d及び量子細線構造の活性層4dが積層形成
されて成る。このようにして、断面三角形領域のエピタ
キシャル成長層10の頂部10Aから(100)結晶面
に垂直な方向に、複数の量子細線構造の〔011〕結晶
軸方向に延びる活性層14a、14b、14c及び14
dが並んで形成される。
【0041】そしてこのように積層された最外側のクラ
ッド層、この場合第4のクラッド層3dの両斜面の中腹
程度にまで達するp型のAlx Ga1-x As等より成る
第2導電型の第1のクラッド層5が、メサ溝2A内上に
のみ、即ち断面三角形のエピタキシャル成長層10の形
状を保持することなくエピタキシャル成長されて成り、
更にこの上にn型のAlx Ga1-x As等より成る電流
ブロック層6が、エピタキシャル成長層10上に形成さ
れた複数の活性層14a〜14dのほぼ両側即ち図3に
おいて左右を挟み込むように設けられる。そしてこの上
にp型のAlx Ga1-x As等より成る第2導電型の第
2のクラッド層7が、メサ突起2上の各化合物半導体
層、即ちエピタキシャル成長層10上の積層された断面
三角形領域を覆うように全面的にエピタキシャル成長さ
れ、更にこの上にp型のGaAs等より成るキャップ層
8が被着形成されて、本発明半導体レーザが構成され
る。
【0042】このように、複数の量子細線構造の活性層
14a〜14dを設けることによって、その利得の増大
化をはかることができる。しかも、各活性層14a〜1
4dが後述するように、上述の実施例1において説明し
た半導体レーザと同様に、従来の製造方法によらずに即
ち活性層を横切ってエッチングを行うことなく形成し得
るため、活性層の酸化や不純物の混入等を回避すること
ができると共に、エッチング精度を越えた微細な量子井
戸細線構造の複数の活性層を得ることができ、高い信頼
性を得ることができる。
【0043】実施例3 次に、他の本発明による製造方法の一例を図4〜図6を
参照して詳細に説明する。図4〜図6において、図1及
び図2に対応する部分には同一符号を付して示この場合
においても、AlGaAs系のIII-V族半導体レーザを
得る場合で、実施例2において説明した本発明半導体レ
ーザを得る場合を示す。
【0044】先ず図4Aに示すように、第1導電型例え
ばn型のGaAs等より成る半導体基体1を用意する。
この半導体基体1は、その主面1Aが{100}結晶面
の例えば(100)結晶面より成り、その主面1A上
に、例えば幅3μm程度の幅Wをもって〈011〉結晶
軸方向の例えば〔011〕結晶軸方向、即ち図4の紙面
に直交する方向に延長するメサ突起2を形成する。
【0045】このメサ突起2の形成方法は、実施例1で
説明した製造方法と同様に、フォトリソグラフィ等の適
用によって、結晶学的エッチング又はRIE(反応性イ
オンエッチング)等の異方性エッチングを行って形成す
る。
【0046】そして図4Bに示すように、この上に例え
ばn型のGaAs等より成るバッファ層12と、第1導
電型例えばn型のAlx Ga1-x Asより成る第1のク
ラッド層3aとを、例えばx=0.45として通常の即
ちメチル系MOCVD法によりエピタキシャル成長す
る。このとき、実施例1において説明した例と同様に、
メサ突起2の縁部から{111}B結晶面より成る斜面
10Cが一旦成長すると、この部分においてはメチル系
MOCVD法による成長が生じにくいため、メサ突起2
上においてはこの両斜面10Cによって挟まれて溝2A
内の化合物半導体層とは分断して形成される。そしてそ
の成長を、両斜面10Cが交叉する位置まで行って、メ
サ突起2上に断面三角形領域のエピタキシャル成長層1
0を形成する。10Aはこのエピタキシャル成長層10
の、〔011〕結晶軸方向に延長する稜線即ち頂部を示
す。
【0047】次に、このエピタキシャル成長を一旦中止
した後、エピタキシャル成長材料ガス中の化合物半導体
層を構成する元素成分圧、即ちこの場合Asの圧力を下
げると、エピタキシャル成長層10の(111)B結晶
面より成る斜面10Cの表面を構成するAs原子が、頂
部10A上を含めて徐々に外部へ蒸発して即ちアニール
効果が生じて、図4Cに示すように、エピタキシャル成
長層10の頂部10Aが削られて頂面10Sが形成され
る。この例においても実施例1と同様に、AsがGaに
比して蒸気圧が高いことを利用したものである。そして
この低下させたAs圧、その保持時間即ちアニール時間
等を調整することにより、頂面10Sの幅wa を30n
m程度として形成する。
【0048】そして再びV族元素成分圧即ちAs圧を上
げて、図5Aに示すように、エピタキシャル成長層10
の頂面10S上に第1の活性層4aを形成する。この第
1の活性層4aは、例えばGaAsとAly Ga1-y
sとの積層による量子井戸構造として、y<x、即ちこ
の場合y<0.45として連続してメチル系MOCVD
法によりエピタキシャル成長する。この場合において
も、(111)B結晶面より成る斜面10C上ではエピ
タキシャル成長が生じにくいので、この活性層はメサ突
起2上とメサ溝2A上とで互いに他と分断して形成さ
れ、両斜面10Cが交叉するまでその成長を行って、厚
さhを10nm程度として形成する。この場合、その幅
a 及び厚さhは、上述の元素成分圧低下時間即ちアニ
ール時間によって制御することができる。
【0049】次に、図5Bに示すように、第1の活性層
4aを形成したエピタキシャル成長層10上を覆って全
面的に、第2導電型の例えばp型のAlx Ga1-x As
より成る第2のクラッド層3bを例えば厚さtを10n
m程度としてエピタキシャル成長する。この第2のクラ
ッド層3bは、例えばエチル系材料のトリエチルガリウ
ム、トリエチルアルミニウム、アルシンを用いたエチル
系MOCVD法によってエピタキシャル成長する。エチ
ル系材料を用いると{111}B結晶面上でもエピタキ
シャル成長するため、この第2のクラッド層3bを(1
11)B結晶面より成る斜面10C上に他部と同様にエ
ピタキシャル成長することができる。つまりこのp型の
第2のクラッド層3bは、断面三角形のエピタキシャル
成長層10の形状を保持しながら、即ち(111)B結
晶面より成る斜面10Cを構成しながら成長することと
なる。
【0050】そして第2のクラッド層3bのエピタキシ
ャル成長を一旦中止した後、エピタキシャル成長材料ガ
ス中の化合物半導体層を構成する元素成分圧、即ちこの
場合Asの圧力を下げ、(111)B結晶面より成る斜
面10Cの表面を構成するAs原子を徐々に外部へ蒸発
させて即ちアニール効果を生じさせ、図5Cに示すよう
に、第2導電型の第2のクラッド層の頂部を削って頂面
10Sを形成する。この場合においてもその低下させた
As圧、保持時間即ちアニール時間等を調整することに
より、頂面10Sの幅wa を30nm程度として形成す
る。
【0051】そして再びV族元素成分圧即ちAs圧を上
げて、図6Aに示すように、第2導電型の第2のクラッ
ド層3bの頂面10S上に第2の活性層4bを形成す
る。この第2の活性層4bは再びメチル系MOCVD法
によって、第1の活性層4aと同様に例えばGaAsと
Aly Ga1-y Asとの積層による量子井戸構造、例え
ばy<0.45としてエピタキシャル成長する。このと
き活性層4bは、メチル系MOCVD法とすることよっ
て、上述の活性層4aと同様に、メサ突起2上とメサ溝
2A上とで互いに他と分断して形成され、両斜面10C
が交叉するまでその成長を行って、厚さhを10nm程
度として形成する。この場合においてもその幅wa 及び
厚さhは、上述の元素成分圧を低下する時間即ちアニー
ル時間等の調整によって制御することができる。
【0052】そしてこの後、上述した図5B〜C、図6
Aにおいて説明したエピタキシャル成長工程を繰り返す
ことによって、この第2の活性層4b上に、断面三角形
の第2導電型の第3のクラッド層3cとその頂部に第3
の量子細線構造の活性層4aを形成し、更にその上に断
面三角形の第2導電型の第4のクラッド層3dとその頂
部に第4の活性層4dとを形成することができる。この
場合4層のクラッド層3a〜3dと、その各頂部に(1
00)結晶面に垂直な方向に4層積層されて成る〔01
1〕結晶軸方向に延長する量子細線構造の活性層4a〜
4dが並んで形成されたエピタキシャル成長層40を得
ることができる。
【0053】このとき各活性層4c及び4dの幅及び厚
さの制御は、上述の活性層4a及び4bと同様に、元素
成分圧を下げる時間即ちアニール時間等を調整して行う
ことができる。
【0054】そして図6Bに示すように、第2導電型例
えばp型のAlx Ga1-x Asよりなる第1のクラッド
層5と、例えばn型のAlx Ga1-x Asより成る電流
ブロック層6、第2導電型例えばp型のAlx Ga1-x
Asより成る第2のクラッド層7、p型のGaAs等よ
り成るキャップ層8を順次メチル系MOCVD法等によ
り例えばx=0.45として、エピタキシャル成長す
る。このとき第2導電型の第1のクラッド層5及び電流
ブロック層6の厚さを適切に選定することにより、第2
導電型の第2のクラッド層7が第4の活性層4dの斜面
10Cに臨む両端面に接するように、即ち全面的に覆う
ように成す。このときエピタキシャル成長層40の斜面
10C上では、初期においてはエピタキシャル成長が生
じないが、成長の進行によりこのエピタキシャル成長層
40の頂部上に(111)B結晶面以外の結晶面が生じ
てくると、斜面10C上を含んで全面に成長される。従
ってこれら第2導電型の第2のクラッド層7及びキャッ
プ層8は全面的に成長される。
【0055】そしてこの後図示しないがキャップ層8上
と、半導体基体1の裏面に電極をそれぞれオーミックに
被着して、複数の量子細線構造を有する半導体レーザを
得ることができる。
【0056】この場合も、各層3a〜3d、4a〜4
d、5、6、7及び8は一連のMOCVD法によってそ
の供給する原料ガスを切り換えることによって1作業即
ち1回の結晶成長で形成し得るため、従来方法のように
活性層端面の汚染、劣化を伴うことなく量子細線構造の
活性層を有する半導体レーザを得ることができる。また
元素成分圧制御即ちアニールによって、簡単に精度良く
複数の量子細線構造を形成することができ、このような
半導体レーザの信頼性の向上をはかることができる。
【0057】尚、上述の実施例3においては、量子細線
構造の活性層を4本設ける場合について説明したが、こ
れに限ることなく例えば5層以上の量子細線構造とする
こともできる。
【0058】また、本発明装置及び製造方法は、上述の
実施例に限ることなく、例えばInGaAsP系材料を
用いたり、各層の導電型を図示とは反対の導電型とする
こともでき、また必要に応じて活性層4に近接してガイ
ド層等を連続MOCVD法により形成する等、種々の構
成及び製造方法を採ることができる。
【0059】
【発明の効果】上述したように、本発明半導体レーザの
製造方法によれば、メサ突起2上のエピタキシャル成長
層10の頂部10Aにおいて、そのエピタキシャル成長
材料ガス中の化合物半導体層を構成する元素成分圧を下
げることにより、この部分の元素を蒸発させて幅が例え
ば10nm程度の幅狭の頂面10Sを確実に形成するこ
とができ、この頂面10S上に微細な幅をもって精度よ
く量子井戸構造の活性層4をエピタキシャル成長させる
ことによって、量子井戸細線構造の活性層4を有する半
導体レーザを確実に精度良く形成することができる。
【0060】このような製造方法による場合、従来方法
のように活性層を横切ってエッチングを行うことがない
ため、活性層の酸化や不純物の混入等を回避することが
できると共に、エッチング精度を越えた微細な量子井戸
細線構造を精度良くかつ確実に形成することができ、半
導体レーザの信頼性の向上及び生産性の向上をはかるこ
とができる。
【0061】また本発明半導体レーザによれば、複数の
量子細線構造の活性層を設けるため、利得の増大化をは
かることできると共に、各活性層が自然発生的に生じる
{111}B結晶面によってその横方向の端面が構成さ
れる構造を採るため、信頼性の向上をはかることができ
る。
【0062】更に他の本発明による半導体レーザの製造
方法では、上述の製造方法と同様に、元素成分圧を下げ
ることによって量子細線構造の活性層を確実に精度よく
形成することができると共に、その活性層を複数個設け
ることによって、利得のより大なる半導体レーザを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明半導体レーザの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
【図2】本発明半導体レーザの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
【図3】本発明半導体レーザの一例の略線的拡大断面図
である。
【図4】本発明半導体レーザの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
【図5】本発明半導体レーザの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
【図6】本発明半導体レーザの製造方法の一例を示す製
造工程図である。
【図7】従来の量子井戸細線構造半導体レーザの製法を
示す工程図である。
【図8】従来の半導体レーザの一例の略線的拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 半導体基体 2 メサ突起 3 第1導電型のクラッド層 3a 第1導電型の第1のクラッド層 3b 第1導電型の第2のクラッド層 3c 第1導電型の第3のクラッド層 3d 第1導電型の第4のクラッド層 4 活性層 4a 第1の活性層 4b 第2の活性層 4c 第3の活性層 4d 第4の活性層 5 第2導電型の第1のクラッド層 6 電流ブロック層 7 第2導電型の第2のクラッド層 8 キャップ層 10 エピタキシャル成長層 10A 頂部 10C 斜面 10S 頂面 40 エピタキシャル成長層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起
    が形成された{100}結晶面を有する半導体基体の主
    面上に、化合物半導体層を順次エピタキシャル成長し、
    上記メサ突起上のエピタキシャル成長層の頂部に活性層
    を構成する半導体レーザの製造方法において、上記メサ
    突起上に{111}B結晶面で囲まれた断面三角形領域
    を有するエピタキシャル成長層を形成し、該エピタキシ
    ャル成長層の頂部が形成された後にエピタキシャル成長
    を中止し、エピタキシャル成長材料ガス中の上記化合物
    半導体層を構成する元素成分圧を下げ、再び該元素成分
    圧を上げて上記メサ突起上のエピタキシャル成長を行っ
    て上記エピタキシャル成長層の頂部に活性層を形成する
    ことを特徴とする半導体レーザの製造方法。
  2. 【請求項2】 〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起
    が形成された{100}結晶面を有する半導体基体の主
    面上に、化合物半導体層が順次エピタキシャル成長さ
    れ、少なくとも上記メサ突起上の{111}B結晶面で
    囲まれた断面三角形領域を有するエピタキシャル成長層
    が形成された半導体レーザにおいて、上記断面三角形領
    域の頂部から〈011〉結晶軸方向に延びる複数の量子
    細線構造活性層が{100}結晶面に垂直な方向に並ん
    で形成されて成ることを特徴とする半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 〈011〉結晶軸方向に延びたメサ突起
    が形成された{100}結晶面を有する半導体基体の主
    面上に、化合物半導体層を順次エピタキシャル成長し、
    少なくとも上記メサ突起上の{111}B結晶面で囲ま
    れた断面三角形領域を有するエピタキシャル成長層を形
    成し、該エピタキシャル成長層の頂部が形成された後に
    エピタキシャル成長を中止し、エピタキシャル材料ガス
    中の上記化合物半導体層を構成する元素成分圧を下げ、
    再び該元素成分圧を上げて上記メサ突起上のエピタキシ
    ャル成長を行って上記エピタキシャル成長層の頂部に活
    性層を形成した後、上記頂部に上記活性層が形成された
    {111}B結晶面で囲まれた断面三角形領域を覆うよ
    うに形状を保持しながら化合物半導体層をエピタキシャ
    ル成長させる工程と、エピタキシャル成長を中止しエピ
    タキシャル成長材料ガス中の上記化合物半導体層を構成
    する元素成分圧を下げる工程と、再び該元素成分圧を上
    げて上記メサ突起上のエピタキシャル成長を行って上記
    エピタキシャル成長層の断面三角形領域の頂部に活性層
    を形成する工程とを少なくとも一回以上繰り返すことを
    特徴とする半導体レーザの製造方法。
JP24210291A 1990-11-26 1991-09-20 半導体レーザとその製造方法 Pending JPH053375A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202349A (ja) * 1993-12-14 1995-08-04 Korea Electron Telecommun Mbe材結晶成長の分子線回折を利用した量子細線レーザーダイオードの製造方法

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JPH07202349A (ja) * 1993-12-14 1995-08-04 Korea Electron Telecommun Mbe材結晶成長の分子線回折を利用した量子細線レーザーダイオードの製造方法

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