JPH0533824A - 流体封入式マウント - Google Patents

流体封入式マウント

Info

Publication number
JPH0533824A
JPH0533824A JP19000991A JP19000991A JPH0533824A JP H0533824 A JPH0533824 A JP H0533824A JP 19000991 A JP19000991 A JP 19000991A JP 19000991 A JP19000991 A JP 19000991A JP H0533824 A JPH0533824 A JP H0533824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
fluid chamber
load
connecting member
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19000991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2986586B2 (ja
Inventor
Tsugunari Iwashita
嗣也 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP19000991A priority Critical patent/JP2986586B2/ja
Publication of JPH0533824A publication Critical patent/JPH0533824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2986586B2 publication Critical patent/JP2986586B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大荷重の減衰及び小荷重による振動の減衰を
共に行うことができる流体封入式マウントを得る。 【構成】 支持部材2と連結部材3とに亘って弾性体4
を架設し、該弾性体4の下方にダイヤフラム5を配設し
て、この両者4,5間に流体室6を形成する。流体室6
内に低粘度高比重のエチレングリコ−ル8と高粘度低比
重のシリコンオイル9とを封入する。連結部材3に、荷
重が作用した際に流体室6内で移動する移動プレ−ト3
aを連結し、この移動プレ−ト3aを、荷重が作用して
いない状態においてシリコンオイル9に浸漬させてお
く。大きな荷重が作用した場合には、高粘性のシリコン
オイル9によって荷重を減衰させ、小さな荷重が作用し
て振動が発生する場合には、低粘性のエチレングリコ−
ル8によって振動を減衰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体封入式マウントに
係り、特に、入力荷重の大きさに応じて、その特性が可
変とされるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的な自動車において、エ
ンジンで発生する振動が車体シャシ側へ伝達されること
を抑制しながら、該エンジンを車体シャシに弾性支持す
るようにした防振マウントの一例として、特開平1−2
83446号公報に開示されているようなものがある。
この公報に示されている防振マウントは、車体シャシ側
に取付けられた支持部材と、エンジン側に取付けられた
連結部材との間に弾性部材を架設し、この弾性部材内部
に密閉空間で成る流体室を形成しておくと共に、該流体
室内にオイル等の流体を封入して成っている。更に、こ
の流体室内にはダンパプレ−トが配設されて、前記流体
室が複数の小流体室に区画されており、また、このダン
パプレ−トには小径の開口が形成されている。このよう
な構成により、振動発生時には、各小流体室内の流体が
流体室の変形に伴ってダンパプレ−トの開口を経て相互
流動することにより、その流動抵抗によって前記振動が
減衰されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された防振マウントでは、流体室に封入された流体
の粘度によって振動の減衰特性が特定されてしまう。つ
まり、流体室に封入される流体の粘度が高い場合には、
大荷重が作用した際における荷重の減衰特性は優れてい
るものの小荷重による低振幅で且つ高周波数の振動伝達
特性を有効に低減させることができない。逆に、流体の
粘度が低い場合には、低振幅、高周波数の振動伝達特性
は有効に低減されるものの大荷重に対しては減衰特性が
劣るものであった。そのため、この両特性を得るために
は複数個の防振マウントが必要になり、支持構造の複雑
化に繋がるといった不具合があった。
【0004】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、大荷重の減衰及び小荷重による振動の減衰を共
に行うことができる流体封入式マウントを得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体室内に粘度の異なる複数の流体を
封入して、大荷重が作用した際には粘度の高い流体によ
り荷重を減衰させ、小荷重が作用して振動が発生した際
には粘度の低い流体によりこの振動を減衰させるように
した。具体的に、請求項1記載の発明は、振動部に取付
けられる連結部材と防振部に取付けられる支持部材とに
亘って架設された弾性手段を備えると共に、該弾性手段
の内部に、流体が封入される流体室が形成された流体封
入式マウントを前提としている。そして、前記連結部材
に、前記流体室内の流体に浸漬されて外部荷重の作用に
よる前記連結部材の移動に伴って流体室内において移動
する移動プレ−トを連結する。更に、前記流体室内に、
粘度と比重が夫々異なり、且つ互いに相溶性のない複数
種類の流体が封入し、外部荷重が大きいときには前記移
動プレ−トが粘度の高い流体内を移動して粘度の低い流
体内部で振動作用部を形成する一方、外部荷重が小さい
ときには前記移動プレ−トが粘度の高い流体内部で振動
作用部を形成するような構成としている。
【0006】請求項2記載の発明は、振動部に取付けら
れる連結部材と防振部に取付けられる支持部材とに亘っ
て架設された弾性手段を備えると共に、該弾性手段の内
部に、流体が封入される流体室が形成された流体封入式
マウントを前提としている。そして、前記流体室内に、
該流体室を複数の小流体室に区画するパネル材を配設
し、該パネル材に、前記各小流体室を連通させるオリフ
ィス孔を形成する。更に、前記流体室内に、粘度と比重
が夫々異なり、且つ互いに相溶性のない複数種類の流体
を封入し、外部荷重が大きいときには粘度の高い流体が
前記オリフィス孔を通過する一方、外部荷重が小さいと
きには粘度の低い流体が前記オリフィス孔を通過するよ
うな構成としている。
【0007】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
の流体封入式マウントにおいて、パネル材を、流体室内
に封入されている流体の境界部に沿って配設するような
構成としている。
【0008】請求項4記載の発明は、前記請求項1,2
または3記載の流体封入式マウントにおいて、弾性手段
を、連結部材と支持部材とに亘って架設されて外部荷重
の作用による前記連結部材の移動に伴って変形する弾性
体と、該弾性体と所定間隔を存して配設され、前記連結
部材の移動に伴う流体室の容積変化に伴って変形するダ
イヤフラムとによって構成するようにした。
【0009】
【作用】上記の構成により本発明では、以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、特に、
エンジンマウント等に好適な作用を有する。連結部材に
外部荷重が作用すると、該連結部材が支持部材に対して
移動する。そして、この外部負荷荷重が大きい加速時、
衝撃入力等の場合には、移動プレ−トが粘度の高い流体
内を移動し、この荷重を減衰させる。そして、加速時の
ように一定以上の負荷荷重が作用している間は、移動プ
レートが粘性の低い流体内部で振動作用部を形成し、高
周波領域の動的バネ定数を下げ、それにより、加速時、
車内に伝達される音質を改善する。一方、前記外部負荷
荷重が小さく、高周波数の振動が発生する定常走行のよ
うな場合には、移動プレ−トが粘度の高い流体内を移動
し、この内部で振動作用部を形成し、比較的音圧レベル
の低いこれらの振動を減衰させる。このように、1つの
マウント構造によって大荷重、小荷重共に減衰作用を得
ることができる。
【0010】請求項2記載の発明では、外部荷重が大き
い場合には、粘度の高い流体がパネル材のオリフィス孔
を通過して荷重を減衰させ、外部荷重が小さい場合に
は、粘度の低い流体がパネル材のオリフィス孔を通過し
て振動を減衰させる。従って、この場合にも、1つのマ
ウント構造によって大荷重、小荷重共に減衰作用を得る
ことができる。例えば、エンジンマウントの場合、悪路
走行時の低周波大振幅のときには、オリフィス孔には粘
度の高い流体が流れ、高減衰を達成し、定常走行時の高
周波微小振幅のときには、オリフィス孔には粘度の低い
流体が流れ低動バネ特性を達成することができる。
【0011】請求項3記載の発明では、パネル材が流体
の境界部に沿って配設されていることにより、荷重の入
力方向に応じて減衰特性を変えることができる。
【0012】請求孔4記載の発明では、外部荷重が作用
した際には、連結部材の移動に伴って弾性体が変形し、
且つ流体室の容量変化に伴ってダイヤフラムが変形する
ことで流体の流動が円滑に行われ、効率良く減衰動作が
行われる。
【0013】
【実施例】
(第1実施例)次に、本発明の第1実施例について図1
及び図2に基づいて説明する。図1は、本例に係る流体
封入式マウント1の縦断面図を示している。この液体封
入式マウント1は、図示しない自動車のシャシとエンジ
ンとの間に介在されており、エンジンで発生する振動を
減衰させてシャシ側、ひいては車室内へ伝達させないよ
うにすることを目的として配設されている。
【0014】そして、この液体封入式マウント1は、前
記シャシ側に連結される支持部材2と、エンジン側に連
結される連結部材3とを備え、この両者2,3間に弾性
体4が架設されて成っている。
【0015】前記支持部材2は、筒状体2aと底板2b
の2部材で成り、筒状体2aの下端部には、縦断面が略
コ字状の係止部2cが形成されている。また、底板2b
は、その外周縁部が僅かに上方へ延長された後、外側へ
折曲されて成るフランジ部2dを備えており、このフラ
ンジ部2dが前記筒状体2aの係止部2cに係止されて
いる。また、この底板2bの中心部にはボルトB1が溶
接されており、該ボルトB1の雄ネジ部が底板2bの下
面から下方へ延長され、このボルトB1によって支持部
材2がシャシに締結されるようになっている。
【0016】一方、前記連結部材3は、金属製で逆円錐
台状の部材で成り、その上面からは、該連結部材3に埋
設されたボルトB2の雄ネジ部が突出されており、この
ボルトB2によって連結部材3がエンジンに締結される
ようになっている。
【0017】そして、前記筒状体2aの上端部周辺の内
周面と連結部材3の外周面との間には、ゴム製の前記弾
性体4が加硫接着によって架設されている。また、前記
底板2bに対向した上側位置には、ダイヤフラム5が配
設されている。このダイヤフラム5は、ゴム製の膜状部
材によって成り、その外周縁部5aが前記底板2bのフ
ランジ部2dの上面に重合わされた状態で前記筒状体2
aの係止部2cに係止されている。このようにして、前
記弾性体4とダイヤフラム5とによって本発明でいう弾
性手段が構成されている。また、このダイヤフラム5の
上側及び下側には夫々独立した密閉空間で成る流体室6
及びエア室7が形成されている。そして、上側の密閉空
間である前記流体室6には後述する流体が封入されてお
り、下側の密閉空間であるエア室7は外気と連通される
ようになっている。
【0018】次に、本例の特徴とする前記流体室6に封
入されている流体について説明する。この流体室6内に
は、比重及び粘度が異なり且つ互いに相溶性のない2種
類の流体8,9が封入されている。つまり、この流体室
6の下側部分には、比重が大きく且つ粘度の小さいエチ
レングリコ−ル8が封入されており、一方、流体室6の
上側部分には比重が前記エチレングリコ−ル8よりも小
さく且つ粘度が大きいシリコンオイル9が封入されてい
る。このようにして流体室6内に比重の異なる2流体
8,9が封入されているため、この各流体8,9は上下
2層状態で前記流体室6に封入されている。
【0019】そして、本例のもう一つの特徴とする構成
としては、前記連結部材3に取付けられている移動プレ
−ト3aにある。この移動プレ−ト3aは、前記連結部
材3の下面に連結ロッド3bを介して連結されている。
そして、この移動プレ−ト3aは、中央部が略水平方向
に延び、外周縁部が僅かに下方へ湾曲されて、略逆椀状
を呈して成っている。また、この移動プレ−ト3aの下
端部の外周縁部は前記支持部材2の筒状体2aと小間隙
Sを存するような位置に設定されている。これによっ
て、前記流体室6は、この移動プレ−ト3aによって本
発明でいう小流体室としての上側領域6aと下側領域6
bとに区画されている。また、前記移動プレ−ト3a
は、エンジンが載置連結された実使用状態において、前
記連結部材3に負荷荷重が作用していない状態において
は、前記流体室6内のシリコンオイル9の層内に浸漬さ
れている。
【0020】次に、上述の如く構成された流体封入式マ
ウント1の動作について説明する。先ず、悪路走行、加
速時、急停止時など外部負荷荷重入力により、前記連結
部材3に大荷重が作用した場合、前記移動プレ−ト3a
は粘度の高いシリコンオイル9の層内を移動することに
なる。この際、この大荷重によって移動する移動プレ−
ト3aには大きな流動抵抗が働くことになるため、この
大荷重が減衰されて、該荷重による変位量が低減され
る。つまり、大振幅低周波数域の振動(移動)に対して
大きな減衰力を発揮させることができ、この荷重の影響
をシャシひいては車室内へ与えることがなくなる。
【0021】一方、車両の加速時などにおいて、連結部
材3に常に、一定以上の負荷荷重がかかった状態で高周
波振動成分の小荷重が作用しているような場合には、図
2に示すように、連結部材3の下方への移動に伴って弾
性体4が変形し、且つダイヤフラム5が下方へ湾曲す
る。これによって、移動プレ−ト3aはシリコンオイル
9の層内からエチレングリコ−ル8の層内に移動して、
その層内に止まる。そして、このエチレングリコ−ル8
は粘度が低いために、この状態では移動プレ−ト3aの
移動の際の流動抵抗が小さくなっている。つまり動剛性
が低くなっており、この状態で振動が発生するような場
合、前記流体室6の上側領域6aと下側領域6bとの間
を小間隙Sを経てエチレングリコ−ル8が相互流動する
ため、この流動による流動抵抗によって振動が減衰され
る。つまり、小振幅高周波数域の振動に対して振動伝達
特性を低減させることができ、この振動が車室内へ伝達
されることを抑制し、また、エンジン音質の改善を図る
こともできる。
【0022】このように、本例の流体封入式マウント1
にあっては、連結部材3に大荷重が作用した際には、粘
度の高いシリコンオイル9によって荷重を減衰でき、高
周波成分による、小荷重により振動が発生する場合に
は、定常走行時には粘度の高いシリコンオイル9、加速
時には粘度の低いエチレングリコ−ル8によって振動の
減衰を行うことができるので、一部材で大荷重の減衰及
び高周波振動の減衰を共に得ることができる。
【0023】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図3及び図4に基づいて説明する。また、本例の流体
封入式マウント1の基本構造は上述した第1実施例のも
のと略同様であるために、詳細な説明は省略し、特に特
徴とする部分の構成のみについて説明するに止める。
【0024】本例の流体封入式マウント1の特徴とする
構成としては、上述した第1実施例における移動プレ−
ト3aを備えておらず、代わってダイヤフラム5に対向
した上側位置にオリフィスパネル10が配設されてい
る。このオリフィスパネル10は、その外周縁部が僅か
に下方へ延長された後、外側へ折曲されて成るフランジ
部10aを備えており、このフランジ部10aが筒状体
2aの係止部2cに係止されている。また、このオリフ
ィスパネル10の中央部には各流体8,9が流通する本
発明でいうオリフィス孔としての開口10bが形成され
ている。そして、このオリフィスパネル10は、前記エ
チレングリコ−ル8の層内に浸漬されている。
【0025】そして、本例における動作について説明す
ると、先ず、前記連結部材3に大荷重が作用した場合、
図4に示すように、弾性体4の変形によってエチレング
リコ−ル8がオリフィスパネル10の開口10bを流動
した後、続いてシリコンオイル9がこの開口10bを流
動することになる。この際、流動抵抗が急激に大きくな
るため、これによって大荷重が減衰されて、該荷重によ
る変位量が低減される。
【0026】一方、小荷重の作用により、振動が発生す
るような場合には、オリフィスパネル10の開口10b
を粘度の小さいエチレングリコ−ル8が流動することに
なるため、この流動による流動抵抗によって振動が減衰
される。
【0027】このように、本例の流体封入式マウント1
にあっても、上述した第1実施例の場合と同様に連結部
材3に大荷重が作用した際には、粘度の高いシリコンオ
イル9によって荷重を減衰でき、小荷重により振動が発
生する場合には、粘度の低いエチレングリコ−ル8によ
って振動の減衰を行うことができるので、一部材で大荷
重の減衰及び高周波振動の減衰を共に得ることができ
る。
【0028】(変形例)次に、本第2実施例の変形例を
図5に基づいて説明する。本例の流体封入式マウント1
の特徴とする構成としては、前記オリフィスパネル10
の配設位置にある。つまり、オリフィスパネル10は、
エチレングリコ−ル層とシリコンオイル層との境界部A
に沿うような位置に設定されている。つまり、このオリ
フィスパネル10は、上面がシリコンオイル層に、下面
がエチレングリコ−ル層に夫々面している。このため、
上方から荷重が作用した場合には、連結部材3の移動及
び弾性体4の変形に伴って、シリコンオイル9がオリフ
ィスパネル10の開口10bを流通することになる。一
方、下方からの荷重が作用した場合には、エチレングリ
コ−ル8がオリフィスパネル10の開口10bを流通す
ることになる。このため、荷重の入力方向に応じて減衰
特性を変えることができるようになっている。
【0029】尚、上述した各実施例では、本発明の流体
封入式マウント1を自動車のエンジンの弾性支持構造に
採用した場合について説明したが、本発明は、これに限
らず、キャブマウント、ボディマウント等の自動車の各
部に採用可能であることは勿論、自動車以外の各種振動
発生部に採用することも可能である。また、各例では、
上層部に高粘性流体を、下層部に低粘性流体を封入する
ようにしたが、場合によっては、上層部に低粘性流体、
下層部に高粘性流体を封入するようにしてもよい。ま
た、場合によっては、負荷荷重が作用していない状態に
おいて移動プレ−ト3aやオリフィスパネル10が実施
例と逆の粘性を有する粘性流体に浸漬されるような構成
とされることもある。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、以下
に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発明
によれば、流体室内に、粘度と比重が夫々異なり、且つ
互いに相溶性のない複数種類の流体が封入し、外部荷重
が大きいときには前記移動プレ−トが粘度の高い流体内
を移動する一方、外部荷重が小さい高周波振動のときに
は、無負荷時、前記移動プレートが粘度の高い流体内を
移動し、負荷荷重時には、前記移動プレ−トが粘度の低
い流体内を移動するような構成とし、外部荷重が大きい
場合には、粘度の高い流体によって荷重を減衰させ、外
部荷重が小さく、高周波数の振動が発生するような場合
には、粘度の低い流体によって振動を減衰させるように
しているために、支持構造の複雑化を招くことなしに、
1つのマウント構造によって大荷重、小荷重共に減衰作
用を得ることができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、流体室内
に、粘度と比重が夫々異なり、且つ互いに相溶性のない
複数種類の流体を封入し、外部荷重が大きいときには粘
度の高い流体が前記オリフィス孔を通過する一方、外部
荷重が小さいときには粘度の低い流体が前記オリフィス
孔を通過するような構成としたことにより、これによっ
ても大荷重及び小荷重共に減衰作用を得ることができ
る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、パネル材を
流体の境界部に沿って配設するようにしたために、荷重
の入力方向に応じて異なる減衰特性を得ることができ
る。
【0033】請求孔4記載の発明によれば、弾性手段
を、弾性体とダイヤフラムとによって構成するようにし
たことにより、外部荷重が作用した際、この両者の変形
によって流体の流動が円滑に行われ効率の良い減衰動作
を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における流体封入式マウントの縦断
面図である。
【図2】流体封入式マウントに荷重が作用した状態にお
ける図1相当図である。
【図3】第2実施例における図1相当図である。
【図4】第2実施例における図2相当図である。
【図5】変形例における図3相当図である。
【符号の説明】
1 流体封入式マウント 2 支持部材 3 連結部材 3a 移動プレ−ト 4 弾性体 5 ダイヤフラム 6 流体室 6a 上側領域(小流体室) 6b 下側領域(小流体室) 8 エチレングリコ−ル(流体) 9 シリコンオイル(流体) 10 オリフィスパネル(パネル材) 10b 開口(オリフィス孔)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動部に取付けられる連結部材と防振部
    に取付けられる支持部材とに亘って架設された弾性手段
    を備えると共に、該弾性手段の内部に、流体が封入され
    る流体室が形成された流体封入式マウントにおいて、 前記連結部材には、前記流体室内の流体に浸漬されて外
    部荷重の作用による前記連結部材の移動に伴って流体室
    内において移動する移動プレ−トが連結されており、 前記流体室内には、粘度と比重が夫々異なり、且つ互い
    に相溶性のない複数種類の流体が封入されており、外部
    荷重が大きいときには前記移動プレ−トが粘度の高い流
    体内を移動する一方、外部荷重が小さい高周波振動が発
    生しているときには、無負荷時に、前記移動プレートが
    粘度の高い流体内を移動し、負荷荷重入力時には、前記
    移動プレ−トが粘度の低い流体内を移動するようになっ
    ていることを特徴とする流体封入式マウント。
  2. 【請求項2】 振動部に取付けられる連結部材と防振部
    に取付けられる支持部材とに亘って架設された弾性手段
    を備えると共に、該弾性手段の内部に、流体が封入され
    る流体室が形成された流体封入式マウントにおいて、 前記流体室内には、該流体室を複数の小流体室に区画す
    るパネル材が配設され、該パネル材には前記各小流体室
    を連通させるオリフィス孔が形成されており、 前記流体室内には、粘度と比重が夫々異なり、且つ互い
    に相溶性のない複数種類の流体が封入されており、外部
    荷重が大きいときには粘度の高い流体が前記オリフィス
    孔を流動する一方、外部荷重が小さいときには粘度の低
    い流体が前記オリフィス孔を流動するようになっている
    ことを特徴とする流体封入式マウント。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の流体封入式マウントにお
    いて、パネル材は、流体室内に封入されている流体の境
    界部に沿って配設されていることを特徴とする流体封入
    式マウント。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の流体封入式
    マウントにおいて、弾性手段は、連結部材と支持部材と
    に亘って架設されて外部荷重の作用による前記連結部材
    の移動に伴って変形する弾性体と、該弾性体と所定間隔
    を存して配設され、前記連結部材の移動に伴う流体室の
    容積変化に伴って変形するダイヤフラムとによって構成
    されていることを特徴とする流体封入式マウント。
JP19000991A 1991-07-30 1991-07-30 流体封入式マウント Expired - Lifetime JP2986586B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19000991A JP2986586B2 (ja) 1991-07-30 1991-07-30 流体封入式マウント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19000991A JP2986586B2 (ja) 1991-07-30 1991-07-30 流体封入式マウント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0533824A true JPH0533824A (ja) 1993-02-09
JP2986586B2 JP2986586B2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=16250861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19000991A Expired - Lifetime JP2986586B2 (ja) 1991-07-30 1991-07-30 流体封入式マウント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2986586B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336565A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Nok Vibracoustic Kk 液体封入式マウント
JP2010106921A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法
JP2010242908A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法
JP2010249152A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法、及び防振装置
JP2010255651A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法、および防振装置
CN101896733A (zh) * 2007-12-12 2010-11-24 株式会社普利司通 防振装置
US20120139174A1 (en) * 2009-06-10 2012-06-07 Bridgestone Corporation Vibrationproof device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001336565A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Nok Vibracoustic Kk 液体封入式マウント
CN101896733A (zh) * 2007-12-12 2010-11-24 株式会社普利司通 防振装置
US9249857B2 (en) 2007-12-12 2016-02-02 Bridgestone Corporation Anti-vibration apparatus
JP2010106921A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法
JP2010242908A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法
JP2010249152A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法、及び防振装置
JP2010255651A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Bridgestone Corp 防振装置の製造方法、および防振装置
US20120139174A1 (en) * 2009-06-10 2012-06-07 Bridgestone Corporation Vibrationproof device
US9188191B2 (en) * 2009-06-10 2015-11-17 Bridgestone Corporation Vibrationproof device
US9435396B2 (en) 2009-06-10 2016-09-06 Bridgestone Corporation Vibrationproof device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2986586B2 (ja) 1999-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0221633Y2 (ja)
CN102803783B (zh) 隔振装置
JPH0517415B2 (ja)
US4491304A (en) Fluid-filled engine mount device
JP2860701B2 (ja) 液封入防振装置
JP2986586B2 (ja) 流体封入式マウント
KR102169366B1 (ko) 엔진마운트
JPH06117475A (ja) 防振マウント装置
JP4505152B2 (ja) 防振マウント装置
KR101938628B1 (ko) 액실 삽입형 중량체를 구비한 엔진 마운트
JP4328589B2 (ja) 防振装置
JPH08135726A (ja) 防振装置
JP3231095B2 (ja) 流体封入式防振マウント
JP4434500B2 (ja) 液体封入式マウント
JP2735184B2 (ja) 液入り防振装置
JP3603910B2 (ja) 液体封入式マウント
JP3040836B2 (ja) 防振装置
JP3573296B2 (ja) 自動車用エンジンマウント
JPH0599274A (ja) 振幅感応型防振ゴム装置
JPH09133178A (ja) 液体封入式マウント
JP3231108B2 (ja) 液体封入防振マウント
JPH09280299A (ja) 防振装置
JPS60132145A (ja) 防振装置
JP3005012U (ja) 自動車用エンジンマウント
JP2568971Y2 (ja) 液体封入式マウント

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071001

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term