JPH053388A - 多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層 - Google Patents
多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層Info
- Publication number
- JPH053388A JPH053388A JP15312291A JP15312291A JPH053388A JP H053388 A JPH053388 A JP H053388A JP 15312291 A JP15312291 A JP 15312291A JP 15312291 A JP15312291 A JP 15312291A JP H053388 A JPH053388 A JP H053388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- circuit board
- insulating layer
- printed circuit
- multilayer printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層プリント基板用絶縁層及び多層プリント
基板の製造方法に関し、所要の絶縁性を確保することが
でき、しかも、表面側の無電解メッキ層との密着性を高
められるようにすることを目的とする。 【構成】 感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂材料3a
とこれを安定化させるフィラー成分3bとを混合した多
層プリント基板用絶縁層において、フィラー成分3bの
密度を表面側で高く、内面側で低くした構成とする。ま
た、積み上げ方式の多層プリント基板の製造方法におい
て、絶縁層形成工程で上記の多層プリント基板用絶縁層
を形成する構成とする。
基板の製造方法に関し、所要の絶縁性を確保することが
でき、しかも、表面側の無電解メッキ層との密着性を高
められるようにすることを目的とする。 【構成】 感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂材料3a
とこれを安定化させるフィラー成分3bとを混合した多
層プリント基板用絶縁層において、フィラー成分3bの
密度を表面側で高く、内面側で低くした構成とする。ま
た、積み上げ方式の多層プリント基板の製造方法におい
て、絶縁層形成工程で上記の多層プリント基板用絶縁層
を形成する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として積み上げ方式
で作られる多層プリント基板の製造方法と該多層プリン
ト基板に適用される絶縁層に関するものである。
で作られる多層プリント基板の製造方法と該多層プリン
ト基板に適用される絶縁層に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント基板では、絶縁層で
隔てられた導体層どうしがスルーホールのメッキ層やビ
アホールに充填した導体によって接続されている。
隔てられた導体層どうしがスルーホールのメッキ層やビ
アホールに充填した導体によって接続されている。
【0003】しかしながら、この場合にはスルーホール
やビアホールがドリルを用いるいわゆる孔開け加工によ
り形成されているため、これらの径を小径化する上で大
きな限界があり、従って、これらスルーホールやビアホ
ールよりも大きく形成する必要があるランドの径を0.
3〜0.5mmよりも小径にすることには一層大きな限界
がある。
やビアホールがドリルを用いるいわゆる孔開け加工によ
り形成されているため、これらの径を小径化する上で大
きな限界があり、従って、これらスルーホールやビアホ
ールよりも大きく形成する必要があるランドの径を0.
3〜0.5mmよりも小径にすることには一層大きな限界
がある。
【0004】これらの限界を突破するため、現在、積み
上げ方式で多層プリント基板を形成することが試みられ
ている。積み上げ方式では、例えば図4に示すように、
絶縁材101の表面に導体層をプリントし、所定のパタ
ーンにエッチングして導体パターン102を形成する第
1層形成工程(a)、絶縁材101及び導体パターン1
02の表面に感光性絶縁層103を形成する絶縁層形成
工程(b)、絶縁層103の所要の部分を露光させて硬
化させ、非硬化部分を除去して絶縁層103を貫通する
穴104を形成する焼付・現像工程(c)、絶縁層10
3の表面をブラシで研磨したり、あるいは絶縁層103
に炭酸カルシウム等のフィラーが混入されている場合に
は酸で表面のフィラー成分を除去する等の粗荒化する表
面処理工程(d)、絶縁層103の表面に無電解メッキ
により表面側の無電解メッキ層105を形成する無電解
メッキ工程(e)、無電解メッキ層105の表面に電解
メッキ層を付着させて所要の厚さのメッキ層106に成
長させる電解メッキ工程(f)、メッキ層106をエッ
チングして表面側の導体パターン107を形成する第2
層形成工程(g)を経て第1層の導体パターン102と
第2層の導体パターン107とが穴104内のメッキ層
106を介して接続される。第3層以上の導体パターン
を形成する場合には、1層積み上げるごとに、更に、絶
縁層形成工程(b)から第2層形成工程(f)までの手
順が繰り返される。
上げ方式で多層プリント基板を形成することが試みられ
ている。積み上げ方式では、例えば図4に示すように、
絶縁材101の表面に導体層をプリントし、所定のパタ
ーンにエッチングして導体パターン102を形成する第
1層形成工程(a)、絶縁材101及び導体パターン1
02の表面に感光性絶縁層103を形成する絶縁層形成
工程(b)、絶縁層103の所要の部分を露光させて硬
化させ、非硬化部分を除去して絶縁層103を貫通する
穴104を形成する焼付・現像工程(c)、絶縁層10
3の表面をブラシで研磨したり、あるいは絶縁層103
に炭酸カルシウム等のフィラーが混入されている場合に
は酸で表面のフィラー成分を除去する等の粗荒化する表
面処理工程(d)、絶縁層103の表面に無電解メッキ
により表面側の無電解メッキ層105を形成する無電解
メッキ工程(e)、無電解メッキ層105の表面に電解
メッキ層を付着させて所要の厚さのメッキ層106に成
長させる電解メッキ工程(f)、メッキ層106をエッ
チングして表面側の導体パターン107を形成する第2
層形成工程(g)を経て第1層の導体パターン102と
第2層の導体パターン107とが穴104内のメッキ層
106を介して接続される。第3層以上の導体パターン
を形成する場合には、1層積み上げるごとに、更に、絶
縁層形成工程(b)から第2層形成工程(f)までの手
順が繰り返される。
【0005】上記焼付・現像工程(c)においては直径
0.15〜0.25mm程度の微細な穴104を形成でき
るので、導体パターン102,107のランドの径は
0.2mm程度まで小径化することができ、回路密度を著
しく高めることができる。
0.15〜0.25mm程度の微細な穴104を形成でき
るので、導体パターン102,107のランドの径は
0.2mm程度まで小径化することができ、回路密度を著
しく高めることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記表面処
理工程(d)において、研磨によって絶縁層103の表
面を粗荒化する場合には、図5に示すように、絶縁層1
03の表面にV字形の傷103fが付けられる。このよ
うな傷103fを付けた絶縁層103の表面に無電解メ
ッキ層105を付着させた場合、後に例えば部品実装時
等に加熱された時に導体パターン107が絶縁層103
から剥離し易く、製品に対する信頼性が損なわれるおそ
れがある。
理工程(d)において、研磨によって絶縁層103の表
面を粗荒化する場合には、図5に示すように、絶縁層1
03の表面にV字形の傷103fが付けられる。このよ
うな傷103fを付けた絶縁層103の表面に無電解メ
ッキ層105を付着させた場合、後に例えば部品実装時
等に加熱された時に導体パターン107が絶縁層103
から剥離し易く、製品に対する信頼性が損なわれるおそ
れがある。
【0007】上記表面処理工程(d)において、絶縁層
103に混入してある表面のフィラー成分をクロム酸、
塩酸等の酸性処理液で溶出して除去する場合には、フィ
ラー成分が除去された後に図6に示すように、V字形の
穴103cの他に、入口よりも内部が拡大された穴10
3d、入口から斜めに凹入する穴103e等が洞設され
ることがある。このように内部が拡大された穴103d
や入口から斜めに凹入する穴103e等の複雑な形状の
穴を有する絶縁層103の表面に無電解メッキ層105
を付着させる場合には、無電解メッキ層105がその複
雑な形状の穴の中に入ることにより、剥離され難くなる
ので、研磨した場合よりは絶縁層103と無電解メッキ
層105との密着性が高められる。
103に混入してある表面のフィラー成分をクロム酸、
塩酸等の酸性処理液で溶出して除去する場合には、フィ
ラー成分が除去された後に図6に示すように、V字形の
穴103cの他に、入口よりも内部が拡大された穴10
3d、入口から斜めに凹入する穴103e等が洞設され
ることがある。このように内部が拡大された穴103d
や入口から斜めに凹入する穴103e等の複雑な形状の
穴を有する絶縁層103の表面に無電解メッキ層105
を付着させる場合には、無電解メッキ層105がその複
雑な形状の穴の中に入ることにより、剥離され難くなる
ので、研磨した場合よりは絶縁層103と無電解メッキ
層105との密着性が高められる。
【0008】しかしながら、一般に、絶縁層103の絶
縁性を確保するため、フィラー成分密度が低く抑えられ
ているので、穴103c〜103eの分布密度が低くな
り、絶縁層103とむ電解メッキ層105との接合強度
が例えば0.5〜1.0kgf/cm程度であり、実用上不満
が感じられる。
縁性を確保するため、フィラー成分密度が低く抑えられ
ているので、穴103c〜103eの分布密度が低くな
り、絶縁層103とむ電解メッキ層105との接合強度
が例えば0.5〜1.0kgf/cm程度であり、実用上不満
が感じられる。
【0009】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、所要の絶縁性を確保することができ、しか
も、表面側の無電解メッキ層との密着性を高められるよ
うにした多層プリント基板の製造方法及び多層プリント
基板用絶縁層を提供することを目的とする。
のであり、所要の絶縁性を確保することができ、しか
も、表面側の無電解メッキ層との密着性を高められるよ
うにした多層プリント基板の製造方法及び多層プリント
基板用絶縁層を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、図1に示すように、導体パターン2を形
成した絶縁材1上に、フィラー成分3bを含有した感光
硬化性の樹脂材料3aを露光して形成した絶縁層3と、
該絶縁層3の表面に該表面のフィラー成分3bを除去し
た後に形成した導体パターン7とを順次積み上げる積み
上げ方式の多層プリント基板の製造方法において、上記
絶縁層3として、フィラー成分3bの密度の低い内面層
32を形成した後、フィラー成分3bの密度が内面層3
2より高い表面層31を形成するようにしている。上記
絶縁層3の内面層32及び表面層31はドライフィルム
または液状樹脂を乾燥させて形成することができる。ま
た、上記フィラー成分3bの除去はクロム酸等の酸性溶
液を用いて化学的に行うことができる。
にこの発明は、図1に示すように、導体パターン2を形
成した絶縁材1上に、フィラー成分3bを含有した感光
硬化性の樹脂材料3aを露光して形成した絶縁層3と、
該絶縁層3の表面に該表面のフィラー成分3bを除去し
た後に形成した導体パターン7とを順次積み上げる積み
上げ方式の多層プリント基板の製造方法において、上記
絶縁層3として、フィラー成分3bの密度の低い内面層
32を形成した後、フィラー成分3bの密度が内面層3
2より高い表面層31を形成するようにしている。上記
絶縁層3の内面層32及び表面層31はドライフィルム
または液状樹脂を乾燥させて形成することができる。ま
た、上記フィラー成分3bの除去はクロム酸等の酸性溶
液を用いて化学的に行うことができる。
【0011】
【作用】本発明においては、フィラー成分3bの低い内
面側の部分で所要の絶縁性が確保される。しかも、表面
側ではフィラー成分3bの密度が高いので、表面に露出
したフィラー成分3bを除去すると、絶縁層3の表面に
入口よりも内部の拡大された穴、入口から斜めに凹入す
る穴等の複雑な形状の穴が高密度に分布することにな
り、この表面に付着される無電解メッキ層との接合強度
が高められる。
面側の部分で所要の絶縁性が確保される。しかも、表面
側ではフィラー成分3bの密度が高いので、表面に露出
したフィラー成分3bを除去すると、絶縁層3の表面に
入口よりも内部の拡大された穴、入口から斜めに凹入す
る穴等の複雑な形状の穴が高密度に分布することにな
り、この表面に付着される無電解メッキ層との接合強度
が高められる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。次に本発明の一実施例に係る多層プリント
基板の製造方法について図1に基づき説明する。
に説明する。次に本発明の一実施例に係る多層プリント
基板の製造方法について図1に基づき説明する。
【0013】この多層プリント基板の製造方法は、絶縁
層3として上記本発明の一実施例に係る絶縁層3を使用
することを除けば従来の積み上げ方式の多層プリント基
板の製造方法と同様である。即ち、例えば図1に示すよ
うに、絶縁材1の表面に導体層をプリントし、所定のパ
ターンにエッチングして導体パターン2を形成する第1
層形成工程(a)、絶縁材1及び導体パターン2の表面
に上記絶縁層3を積層して形成する絶縁層形成工程
(b)、絶縁層3の所要の部分を露光させて硬化させ、
非硬化部分を除去して絶縁層3を貫通する穴4を形成す
る焼付・現像工程(c)、絶縁層3の表面のフィラー成
分3bを除去して絶縁層3の表面を粗荒化する表面処理
工程(d)、絶縁層3の表面に無電解メッキにより表面
側の無電解銅メッキ層5を形成する無電解メッキ工程
(e)、無電解銅メッキ層5の表面に電解銅メッキ層を
付着させて所要の厚さの銅メッキ層6に成長させる電解
メッキ工程(f)、銅メッキ層6をエッチングして表面
側の導体パターン7を形成する第2層形成工程(g)を
経て第1層の導体パターン2と第2層の導体パターン7
とが積層され、穴4内の銅メッキ層6を介して接続され
る。
層3として上記本発明の一実施例に係る絶縁層3を使用
することを除けば従来の積み上げ方式の多層プリント基
板の製造方法と同様である。即ち、例えば図1に示すよ
うに、絶縁材1の表面に導体層をプリントし、所定のパ
ターンにエッチングして導体パターン2を形成する第1
層形成工程(a)、絶縁材1及び導体パターン2の表面
に上記絶縁層3を積層して形成する絶縁層形成工程
(b)、絶縁層3の所要の部分を露光させて硬化させ、
非硬化部分を除去して絶縁層3を貫通する穴4を形成す
る焼付・現像工程(c)、絶縁層3の表面のフィラー成
分3bを除去して絶縁層3の表面を粗荒化する表面処理
工程(d)、絶縁層3の表面に無電解メッキにより表面
側の無電解銅メッキ層5を形成する無電解メッキ工程
(e)、無電解銅メッキ層5の表面に電解銅メッキ層を
付着させて所要の厚さの銅メッキ層6に成長させる電解
メッキ工程(f)、銅メッキ層6をエッチングして表面
側の導体パターン7を形成する第2層形成工程(g)を
経て第1層の導体パターン2と第2層の導体パターン7
とが積層され、穴4内の銅メッキ層6を介して接続され
る。
【0014】第3層以上の導体パターンを形成する場合
には、1層積み上げるごとに、絶縁層形成工程(b)か
ら第2層形成工程(f)までの手順が繰り返される。上
記において、絶縁層3は、図1あるいは図2に拡大して
示すように感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂材料3a
にこれを安定化させるフィラー成分3bを高密度に混合
した表面層31と、感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂
材料3aにフィラー成分3bを低密度に混合した内面層
32とを積層したドライフィルムで構成される。
には、1層積み上げるごとに、絶縁層形成工程(b)か
ら第2層形成工程(f)までの手順が繰り返される。上
記において、絶縁層3は、図1あるいは図2に拡大して
示すように感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂材料3a
にこれを安定化させるフィラー成分3bを高密度に混合
した表面層31と、感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂
材料3aにフィラー成分3bを低密度に混合した内面層
32とを積層したドライフィルムで構成される。
【0015】上記内面層32の厚さは、要求される絶縁
性と、フィラー成分3bの配合率によって適宜設定され
る。また、表面層31の厚さは表面処理時に残留する程
度以上に設定してあればよい。
性と、フィラー成分3bの配合率によって適宜設定され
る。また、表面層31の厚さは表面処理時に残留する程
度以上に設定してあればよい。
【0016】上記表面処理工程(d)においては、クロ
ム酸、塩酸等の酸性処理液に平均粒径が0.7μmの炭
酸マグネシウム又は炭酸カルシウムからなるフィラー成
分3bを溶解させて除去し、図3に詳細に示すように、
絶縁層3の表面にU字形ないしV字形に入口が開いた穴
3c、入口よりも内側が拡大している穴3d、入口から
斜めに凹入した穴3e等が形成される。
ム酸、塩酸等の酸性処理液に平均粒径が0.7μmの炭
酸マグネシウム又は炭酸カルシウムからなるフィラー成
分3bを溶解させて除去し、図3に詳細に示すように、
絶縁層3の表面にU字形ないしV字形に入口が開いた穴
3c、入口よりも内側が拡大している穴3d、入口から
斜めに凹入した穴3e等が形成される。
【0017】ここで、表面層31にはフィラー成分3b
が高密度に混合されているので、その表面にこれらの穴
3c〜3e、特に、入口よりも内側が拡大している穴3
d、入口から斜めに凹入した穴3e等が高密度に分布す
ることになる。従って、この後の無電解メッキ工程
(e)では、無電解銅メッキ層5がこの入口よりも内側
が拡大している穴3dや入口から斜めに凹入した穴3e
の中に入り込んで強固に接合され、この上に電解メッキ
工程(f)で形成された銅メッキ層6は例えば1.0〜
2.0kgf/cm程度以上の接合強度で強固に接合される。
この接合強度は表面層31のフィラー成分密度の増減に
対応して増減するので、表面層31のフィラー成分密度
を調整することにより、実用上必要とされる1.5kgf/
cm程度以上の接合強度を安定して得ることができる。
が高密度に混合されているので、その表面にこれらの穴
3c〜3e、特に、入口よりも内側が拡大している穴3
d、入口から斜めに凹入した穴3e等が高密度に分布す
ることになる。従って、この後の無電解メッキ工程
(e)では、無電解銅メッキ層5がこの入口よりも内側
が拡大している穴3dや入口から斜めに凹入した穴3e
の中に入り込んで強固に接合され、この上に電解メッキ
工程(f)で形成された銅メッキ層6は例えば1.0〜
2.0kgf/cm程度以上の接合強度で強固に接合される。
この接合強度は表面層31のフィラー成分密度の増減に
対応して増減するので、表面層31のフィラー成分密度
を調整することにより、実用上必要とされる1.5kgf/
cm程度以上の接合強度を安定して得ることができる。
【0018】また、内面層32が所要の絶縁性を備えて
いるので、表面層31のフィラー成分密度を高密度化し
ても絶縁性が損なわれることはない。上記の実施例で
は、2層構造のドライフィルムで絶縁層3が構成されて
いるが、内面層32をドライフイルムで構成し、絶縁層
形成工程(b)で内面層32を積層した後、フィラーを
高密度に分散した液状の樹脂材料3aを例えばスピンコ
ータ、ロールコータ等で内面層32の表面に塗布するよ
うに構成してもよい。また、液状の内面層32を塗布し
て乾燥させ、その表面に液状の表面層31を塗布して絶
縁層3を形成することも可能である。
いるので、表面層31のフィラー成分密度を高密度化し
ても絶縁性が損なわれることはない。上記の実施例で
は、2層構造のドライフィルムで絶縁層3が構成されて
いるが、内面層32をドライフイルムで構成し、絶縁層
形成工程(b)で内面層32を積層した後、フィラーを
高密度に分散した液状の樹脂材料3aを例えばスピンコ
ータ、ロールコータ等で内面層32の表面に塗布するよ
うに構成してもよい。また、液状の内面層32を塗布し
て乾燥させ、その表面に液状の表面層31を塗布して絶
縁層3を形成することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の多層プリント基
板用絶縁層及び多層プリント基板の製造方法は、フィラ
ー成分の密度を内面側で低くしているので、内面側の部
分で必要とされる絶縁性を確保できるとともに、フィラ
ー成分の密度を表面側で高くしているので、表面側のフ
ィラー成分を溶出させることにより入口よりも内側が拡
大している穴、入口から斜めに凹入した穴等の複雑な形
状の穴を高密度に形成することができ、後に表面に付着
される無電解メッキ層との接合強度を高めて、表面側に
形成される導体パターンとの接合強度を高めることがで
きる。その結果、絶縁性を損なうことなく、導体パター
ンの剥離を防止して、製品に対する信頼性を高めること
ができる。
板用絶縁層及び多層プリント基板の製造方法は、フィラ
ー成分の密度を内面側で低くしているので、内面側の部
分で必要とされる絶縁性を確保できるとともに、フィラ
ー成分の密度を表面側で高くしているので、表面側のフ
ィラー成分を溶出させることにより入口よりも内側が拡
大している穴、入口から斜めに凹入した穴等の複雑な形
状の穴を高密度に形成することができ、後に表面に付着
される無電解メッキ層との接合強度を高めて、表面側に
形成される導体パターンとの接合強度を高めることがで
きる。その結果、絶縁性を損なうことなく、導体パター
ンの剥離を防止して、製品に対する信頼性を高めること
ができる。
【図1】本発明の一実施例に係る多層プリント基板の製
造方法のフロー図である。
造方法のフロー図である。
【図2】本発明の絶縁層一実施例の概念図である。
【図3】表面処理後の実施例の模式図である。
【図4】積み上げ方式による従来例の製造方法のフロー
図である。
図である。
【図5】研磨による表面処理後の従来例の模式図であ
る。
る。
【図6】フィラー成分溶出による表面処理後の従来例の
模式図である。
模式図である。
1 絶縁材
2 導体パターン
3 絶縁層
3a 樹脂材料
3b フィラー成分
7 導体パターン
31 表面層
32 内面層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 湯山 仁志
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 導体パターン(2) を形成した絶縁材(1)
上に、フィラー成分(3b)を含有した感光硬化性の樹脂材
料(3a)を露光して形成した絶縁層(3) と、該絶縁層(3)
の表面に該表面のフィラー成分(3b)を除去した後に形成
した導体パターン(7) とを順次積み上げる積み上げ方式
の多層プリント基板の製造方法において、上記絶縁層
(3) として、フィラー成分(3b)の密度の低い内面層(32)
を形成した後、フィラー成分(3b)の密度が内面層(32)よ
り高い表面層(31)を形成することを特徴とするする多層
プリント基板の製造方法。 - 【請求項2】 上記内面層(32)及び表面層(31)をドライ
フィルムまたは液状樹脂を乾燥させて形成した請求項1
に記載の多層プリント基板の製造方法。 - 【請求項3】 上記フィラー成分(3b)の除去を化学的に
行う請求項1に記載の多層プリント基板の製造方法。 - 【請求項4】 感光硬化性及び絶縁性を有する樹脂材料
(3a)とこれを安定化させるフィラー成分(3b)とを混合し
た多層プリント基板用絶縁層において、フィラー成分(3
b)の密度を表面側で高く、内面側で低くしたことを特徴
とする多層プリント基板用絶縁層。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15312291A JPH053388A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15312291A JPH053388A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053388A true JPH053388A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15555460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15312291A Withdrawn JPH053388A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053388A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998047329A1 (en) * | 1997-04-15 | 1998-10-22 | Ibiden Co., Ltd. | Adhesive for electroless plating, feedstock composition for preparing adhesive for electroless plating, and printed wiring board |
| US6248428B1 (en) | 1997-04-15 | 2001-06-19 | Ibiden Co., Ltd. | Adhesive for electroless plating, raw material composition for preparing adhesive for electroless plating and printed wiring board |
| WO2001097582A1 (en) * | 2000-06-15 | 2001-12-20 | Ajinomoto Co., Inc. | Adhesive film and method for manufacturing multilayer printed wiring board comprising the same |
| US7390974B2 (en) | 1998-02-26 | 2008-06-24 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP15312291A patent/JPH053388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998047329A1 (en) * | 1997-04-15 | 1998-10-22 | Ibiden Co., Ltd. | Adhesive for electroless plating, feedstock composition for preparing adhesive for electroless plating, and printed wiring board |
| US6248428B1 (en) | 1997-04-15 | 2001-06-19 | Ibiden Co., Ltd. | Adhesive for electroless plating, raw material composition for preparing adhesive for electroless plating and printed wiring board |
| US7390974B2 (en) | 1998-02-26 | 2008-06-24 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
| US7622183B2 (en) | 1998-02-26 | 2009-11-24 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
| US7737366B2 (en) | 1998-02-26 | 2010-06-15 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
| US8115111B2 (en) | 1998-02-26 | 2012-02-14 | Ibiden Co., Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
| US8987603B2 (en) | 1998-02-26 | 2015-03-24 | Ibiden Co,. Ltd. | Multilayer printed wiring board with filled viahole structure |
| WO2001097582A1 (en) * | 2000-06-15 | 2001-12-20 | Ajinomoto Co., Inc. | Adhesive film and method for manufacturing multilayer printed wiring board comprising the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8058558B2 (en) | Printed circuit board and manufacturing method thereof | |
| US6426011B1 (en) | Method of making a printed circuit board | |
| JP2004335704A (ja) | プリント配線基板の製造方法およびプリント配線基板 | |
| US6651324B1 (en) | Process for manufacture of printed circuit boards with thick copper power circuitry and thin copper signal circuitry on the same layer | |
| KR100327705B1 (ko) | 빌드업 다층 인쇄회로기판의 제조방법 | |
| JP2004152904A (ja) | 電解銅箔、電解銅箔付きフィルム及び多層配線基板と、その製造方法 | |
| JP2002525882A (ja) | 多層回路の製造方法 | |
| CN1173616C (zh) | 制作多层接线板的方法 | |
| JPH053388A (ja) | 多層プリント基板の製造方法及び多層プリント基板用絶縁層 | |
| JPH1187865A (ja) | プリント配線板およびその製造方法 | |
| JPH06314883A (ja) | 多層プリント配線基板及びその製造方法 | |
| JPS5854520B2 (ja) | プリント板の製造方法 | |
| JPH08186373A (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
| US5114518A (en) | Method of making multilayer circuit boards having conformal Insulating layers | |
| CN87100490A (zh) | 多层印刷电路板制造方法 | |
| EP0572232A2 (en) | A multilayer printed circuit board and method for manufacturing same | |
| JPH10261868A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
| JP4395959B2 (ja) | プリント配線板の製造方法 | |
| JP2004134467A (ja) | 多層配線基板、多層配線基板用基材およびその製造方法 | |
| KR100468195B1 (ko) | 다층 인쇄 회로 기판을 제조하는 방법 | |
| JPH09116272A (ja) | 多層プリント配線基板およびその製造方法 | |
| KR100704917B1 (ko) | 인쇄회로기판 및 그 제조방법 | |
| EP0264617A1 (en) | Multilayer circuit board and method of manufacture therefor | |
| JP2000323807A (ja) | プリント配線基板およびその製造方法 | |
| JPH05299836A (ja) | プリント配線板およびその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |