JPH05341620A - 接触帯電装置 - Google Patents
接触帯電装置Info
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- JPH05341620A JPH05341620A JP15360492A JP15360492A JPH05341620A JP H05341620 A JPH05341620 A JP H05341620A JP 15360492 A JP15360492 A JP 15360492A JP 15360492 A JP15360492 A JP 15360492A JP H05341620 A JPH05341620 A JP H05341620A
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- JP
- Japan
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- charging
- voltage
- roller
- photosensitive drum
- drum
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外部より電圧を印加した帯電部材を被帯電体に
当接させて帯電を行う複写機、レーザプリンタ等の接触
帯電装置において、オゾンの発生量と電源装置のコスト
を極力抑え、かつ良好な帯電均一性と環境安定性を得
る。 【構成】帯電ローラ1は所定の押圧力で感光体ドラムに
圧接されており、感光体ドラム3の回転に従動して回転
するよう支持されている。帯電ローラ1の金属芯材2に
は、電圧印加手段5aにより所定の直流電圧が印加され
る。帯電ローラ1の最外層は、表面粗さ5μm以下、膜
厚15μm以下のコート層が被膜されている。帯電ロー
ラ1に電圧が印加されるとローラとドラムとの間の10
0μm程の微小ギャップ部9で放電が生じ、感光体ドラ
ム3を均一に帯電させる。
当接させて帯電を行う複写機、レーザプリンタ等の接触
帯電装置において、オゾンの発生量と電源装置のコスト
を極力抑え、かつ良好な帯電均一性と環境安定性を得
る。 【構成】帯電ローラ1は所定の押圧力で感光体ドラムに
圧接されており、感光体ドラム3の回転に従動して回転
するよう支持されている。帯電ローラ1の金属芯材2に
は、電圧印加手段5aにより所定の直流電圧が印加され
る。帯電ローラ1の最外層は、表面粗さ5μm以下、膜
厚15μm以下のコート層が被膜されている。帯電ロー
ラ1に電圧が印加されるとローラとドラムとの間の10
0μm程の微小ギャップ部9で放電が生じ、感光体ドラ
ム3を均一に帯電させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機,レーザプリ
ンタなどの電子写真法を用いた画像形成装置において感
光体に所定の表面電位を供給する帯電装置に関し、特に
感光体表面に当接する帯電部材から感光体に電圧を印加
する接触帯電装置に関する。
ンタなどの電子写真法を用いた画像形成装置において感
光体に所定の表面電位を供給する帯電装置に関し、特に
感光体表面に当接する帯電部材から感光体に電圧を印加
する接触帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法により画像形成を行う装置に
おいて感光体表面に所定の帯電電位を加える帯電装置と
して、単一のワイヤ電極によるコロナ放電を用いたもの
があった。ところが、コロナ放電では感光体表面におけ
る帯電効率が低く、帯電電位(−700V)に比較して
極めて大きな電圧(−5〜6kV)をワイヤ電極に印加
しなければならず、電源装置の大型化およびコストの上
昇を招く問題があった。
おいて感光体表面に所定の帯電電位を加える帯電装置と
して、単一のワイヤ電極によるコロナ放電を用いたもの
があった。ところが、コロナ放電では感光体表面におけ
る帯電効率が低く、帯電電位(−700V)に比較して
極めて大きな電圧(−5〜6kV)をワイヤ電極に印加
しなければならず、電源装置の大型化およびコストの上
昇を招く問題があった。
【0003】また、このコロナ放電によってオゾンが発
生し、画像の劣化や人体に対する悪影響が問題となる。
生し、画像の劣化や人体に対する悪影響が問題となる。
【0004】そこで最近では、上記のような問題点の多
いコロナ放電器を利用しないで、接触帯電手段を利用す
ることが検討されている。これは被帯電体たる感光体表
面に外部より電圧を印加した導電性弾性ローラ等の帯電
部材を接触させることにより、感光体表面を所定の電位
に帯電させるものである。
いコロナ放電器を利用しないで、接触帯電手段を利用す
ることが検討されている。これは被帯電体たる感光体表
面に外部より電圧を印加した導電性弾性ローラ等の帯電
部材を接触させることにより、感光体表面を所定の電位
に帯電させるものである。
【0005】このような接触方式の帯電装置を図1を参
照して説明する。導電性弾性ローラ1(以後、帯電ロー
ラと呼ぶ)は、金属芯材2にカーボンなどの導電性粒子
を分散した導電ゴム層7を有しており、導電ゴム層7の
外側には、このゴム層7によって感光体ドラム3が傷つ
いたり汚染されるのを防ぐために、ナイロン,ウレタン
等のコート層6が被膜されている。帯電ローラ1は、ス
プリング(図示せず)により感光体ドラム3に500g
fの荷重で押しつけられており、感光体ドラム3の回転
に従動して回転するよう軸受(図示せず)により支持さ
れている。金属芯材2には電圧印加手段5aが接続さ
れ、一定の直流電圧が印加される(DC印加方式)。
照して説明する。導電性弾性ローラ1(以後、帯電ロー
ラと呼ぶ)は、金属芯材2にカーボンなどの導電性粒子
を分散した導電ゴム層7を有しており、導電ゴム層7の
外側には、このゴム層7によって感光体ドラム3が傷つ
いたり汚染されるのを防ぐために、ナイロン,ウレタン
等のコート層6が被膜されている。帯電ローラ1は、ス
プリング(図示せず)により感光体ドラム3に500g
fの荷重で押しつけられており、感光体ドラム3の回転
に従動して回転するよう軸受(図示せず)により支持さ
れている。金属芯材2には電圧印加手段5aが接続さ
れ、一定の直流電圧が印加される(DC印加方式)。
【0006】この帯電ローラによる帯電機構を解析した
結果、帯電はローラとドラムの接触部L(以後、ニップ
部と呼ぶ。)で行われているのではなく、図2に示すよ
うにニップ部入口側の約100μmの微小なギャップ部
9での放電現象(気中放電)により行われていることが
判った。この気中放電は微小ギャップ部に加わる電圧、
すなわちローラ−ドラム間の電位差がしきい値(図8参
照)以上のときに生じる。ニップ部出口側においては、
すでに感光体ドラムが帯電された状態であり、ローラ−
ドラム間の電位差はしきい値に等しいので気中放電は生
じない。
結果、帯電はローラとドラムの接触部L(以後、ニップ
部と呼ぶ。)で行われているのではなく、図2に示すよ
うにニップ部入口側の約100μmの微小なギャップ部
9での放電現象(気中放電)により行われていることが
判った。この気中放電は微小ギャップ部に加わる電圧、
すなわちローラ−ドラム間の電位差がしきい値(図8参
照)以上のときに生じる。ニップ部出口側においては、
すでに感光体ドラムが帯電された状態であり、ローラ−
ドラム間の電位差はしきい値に等しいので気中放電は生
じない。
【0007】図8にこのローラ帯電による帯電特性を示
す。印加電圧は帯電電位に対ししきい値(−550V)
を持ち、それ以下ではほとんど帯電は行われない。印加
電圧がしきい値以上では帯電電位は直線的に増加する。
す。印加電圧は帯電電位に対ししきい値(−550V)
を持ち、それ以下ではほとんど帯電は行われない。印加
電圧がしきい値以上では帯電電位は直線的に増加する。
【0008】このような帯電特性の感光体ドラムを−7
00Vに帯電させる場合、必要印加電圧Vcは、 Vc=−700+(−550)=−1.25kV となり、コロナ放電に比較してはるかに効率的である。
また放電は100μm程度の微小なギャップ部9で生じ
ているので、オゾンの発生量もコロナ放電に比較して極
めて少ない。
00Vに帯電させる場合、必要印加電圧Vcは、 Vc=−700+(−550)=−1.25kV となり、コロナ放電に比較してはるかに効率的である。
また放電は100μm程度の微小なギャップ部9で生じ
ているので、オゾンの発生量もコロナ放電に比較して極
めて少ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに帯電ローラに直流電圧を印加して帯電させた場合、
温度,湿度等の使用環境の変化の影響を受け易い欠点が
あった。また、環境条件を高温高湿状態(HH:35
℃,90%)、常温常湿状態(NN:20℃,55
%)、低温低湿状態(LL:5℃,15%)と変化させ
た場合、図9に示すように低温低湿(LL)環境下では
コート層の体積抵抗が高抵抗化してしまう特性があり、
直流電圧による定電圧制御では帯電電位が低下してしま
うといった問題点があった。
うに帯電ローラに直流電圧を印加して帯電させた場合、
温度,湿度等の使用環境の変化の影響を受け易い欠点が
あった。また、環境条件を高温高湿状態(HH:35
℃,90%)、常温常湿状態(NN:20℃,55
%)、低温低湿状態(LL:5℃,15%)と変化させ
た場合、図9に示すように低温低湿(LL)環境下では
コート層の体積抵抗が高抵抗化してしまう特性があり、
直流電圧による定電圧制御では帯電電位が低下してしま
うといった問題点があった。
【0010】そこで、特開昭63−149669号公
報,特開平1−267667号公報に開示されているよ
うに、印加電圧として直流電圧にしきい値の2倍以上の
ピーク間電圧を有する交流電圧を重畳した電圧を用い、
直流電圧を定電圧制御、交流電圧を定電流制御すること
により均一で環境変化に対し安定した帯電を得る方式
(AC重畳方式)が提案されている(図10参照)。
報,特開平1−267667号公報に開示されているよ
うに、印加電圧として直流電圧にしきい値の2倍以上の
ピーク間電圧を有する交流電圧を重畳した電圧を用い、
直流電圧を定電圧制御、交流電圧を定電流制御すること
により均一で環境変化に対し安定した帯電を得る方式
(AC重畳方式)が提案されている(図10参照)。
【0011】AC重畳方式では、前記しきい値の2倍以
上のピーク間電圧をもつ交流電圧を直流電圧に重畳して
(電圧供給手段5b)、帯電ローラに印加する。この電
圧により、ニップ部両側の100μm程度の微小ギャッ
プ部9,9′で、ローラからドラムへの放電(帯電過
程)およびドラムからローラへの逆放電(逆帯電過程)
が生じる。この帯電、逆帯電過程が繰り返されることに
より局所的な帯電むらが均一化され、ニップ部出口にお
いてローラ1と感光体ドラム3が離れるにしたがい、振
動電界は減衰し、帯電電位は直流電圧値に収束する。ま
た交流電圧は定電流制御されているため、LL状態でコ
ート層が高抵抗化しても自動的に交流電圧値が大きくな
るため常に一定の帯電電位が得られる。
上のピーク間電圧をもつ交流電圧を直流電圧に重畳して
(電圧供給手段5b)、帯電ローラに印加する。この電
圧により、ニップ部両側の100μm程度の微小ギャッ
プ部9,9′で、ローラからドラムへの放電(帯電過
程)およびドラムからローラへの逆放電(逆帯電過程)
が生じる。この帯電、逆帯電過程が繰り返されることに
より局所的な帯電むらが均一化され、ニップ部出口にお
いてローラ1と感光体ドラム3が離れるにしたがい、振
動電界は減衰し、帯電電位は直流電圧値に収束する。ま
た交流電圧は定電流制御されているため、LL状態でコ
ート層が高抵抗化しても自動的に交流電圧値が大きくな
るため常に一定の帯電電位が得られる。
【0012】しかし、このAC重畳方式では、ローラか
らドラムへの放電およびドラムからローラへの逆放電が
常に繰り返され、またニップ部入口側だけでなくニップ
部出口側でも同様に放電,逆放電が繰り返されるため、
図11に示すようにオゾンの発生量はDC印加方式に比
べ約6倍とはるかに多くなり、オゾンレス化を目指した
接触帯電方式の本来の意味が失われてしまう。また、印
加制御が複雑となり、電圧印加手段5bのコストアップ
にもつながってしまうといった問題点があった。
らドラムへの放電およびドラムからローラへの逆放電が
常に繰り返され、またニップ部入口側だけでなくニップ
部出口側でも同様に放電,逆放電が繰り返されるため、
図11に示すようにオゾンの発生量はDC印加方式に比
べ約6倍とはるかに多くなり、オゾンレス化を目指した
接触帯電方式の本来の意味が失われてしまう。また、印
加制御が複雑となり、電圧印加手段5bのコストアップ
にもつながってしまうといった問題点があった。
【0013】この発明は、帯電電位が安定し、且つ、オ
ゾン発生量が少ない接触帯電装置を提供することを目的
とする。
ゾン発生量が少ない接触帯電装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、被帯電体
と、この被帯電体に当接する帯電部材と、この帯電部材
に直流電圧を印加する電源部と、を備え、前記帯電部材
は、前記直流電圧が印加される導電性基体上に2層から
なる抵抗層を被膜してなり、その最外層が表面粗さ5μ
m以下、厚さ15μm以下に被膜されていることを特徴
とする。
と、この被帯電体に当接する帯電部材と、この帯電部材
に直流電圧を印加する電源部と、を備え、前記帯電部材
は、前記直流電圧が印加される導電性基体上に2層から
なる抵抗層を被膜してなり、その最外層が表面粗さ5μ
m以下、厚さ15μm以下に被膜されていることを特徴
とする。
【0015】さらに、この発明は、前記最外層をウレタ
ンで形成したことを特徴とする。
ンで形成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】この発明では、被帯電体に当接する帯電部材に
直流電圧を印加する。これにより、被帯電体にはある電
位が帯電される。帯電部材の最外層は表面粗さ5μm以
下、厚さ15μm以下に被膜されている。
直流電圧を印加する。これにより、被帯電体にはある電
位が帯電される。帯電部材の最外層は表面粗さ5μm以
下、厚さ15μm以下に被膜されている。
【0017】ここで、抵抗層の最外層の表面粗さと帯電
部材の帯電の均一性の関係を図3に示す。この図は、被
帯電体として電子写真用感光体を用い、帯電部材として
導電ゴム層,コート層(最外層)を有する帯電ローラを
用いた例である。印加電圧はDC印加方式が−1.25
kV、AC重畳方式が−700V(DC)+2kVp-p,
500Hz(AC)である。帯電均一性の評価は、感光
体にハーフトーンのテストチャートの画像を露光して、
そのコピーサンプルの画質から行った。図中の○、△、
×は、○:画質が良好で均一な帯電がされたといえるも
の、△:多少画像が乱れ帯電が不均一な部分があったも
の、×:画像が乱れ帯電が不良であったもの、をそれぞ
れ示している。この図から、DC印加方式でも、最外層
の表面粗さが5μm以下ならばAC重畳方式と同等の帯
電均一性がえられることが分かる。
部材の帯電の均一性の関係を図3に示す。この図は、被
帯電体として電子写真用感光体を用い、帯電部材として
導電ゴム層,コート層(最外層)を有する帯電ローラを
用いた例である。印加電圧はDC印加方式が−1.25
kV、AC重畳方式が−700V(DC)+2kVp-p,
500Hz(AC)である。帯電均一性の評価は、感光
体にハーフトーンのテストチャートの画像を露光して、
そのコピーサンプルの画質から行った。図中の○、△、
×は、○:画質が良好で均一な帯電がされたといえるも
の、△:多少画像が乱れ帯電が不均一な部分があったも
の、×:画像が乱れ帯電が不良であったもの、をそれぞ
れ示している。この図から、DC印加方式でも、最外層
の表面粗さが5μm以下ならばAC重畳方式と同等の帯
電均一性がえられることが分かる。
【0018】さらに、最外層の厚さと各環境下における
帯電部材の抵抗値の関係を図4に示す。この図では最外
層としてナイロンを用いた場合とウレタンを用いた場合
を示している。環境条件は、高温高湿状態(HH:35
℃,90%)、常温常湿状態(NN:20℃,55
%)、低温低湿状態(LL:5℃,15%)の3種類と
した。この図からLL下ではNN時に比べ抵抗値が高く
なり、特に最外層が厚いほどこの傾向が顕著であること
が分かった。
帯電部材の抵抗値の関係を図4に示す。この図では最外
層としてナイロンを用いた場合とウレタンを用いた場合
を示している。環境条件は、高温高湿状態(HH:35
℃,90%)、常温常湿状態(NN:20℃,55
%)、低温低湿状態(LL:5℃,15%)の3種類と
した。この図からLL下ではNN時に比べ抵抗値が高く
なり、特に最外層が厚いほどこの傾向が顕著であること
が分かった。
【0019】帯電部材,被帯電体および電源部からなる
帯電機構の電気的動作は図5の等価回路で示されるた
め、帯電電位Vcは、
帯電機構の電気的動作は図5の等価回路で示されるた
め、帯電電位Vcは、
【0020】
【数1】
【0021】で表すことができる。ただし、R1 :被帯
電体の抵抗(ドラム抵抗)、R2 :帯電部材の抵抗(ロ
ーラ抵抗)、Va:印加電圧、Vth:しきい値電圧、V
0 :被帯電体の初期電位(ドラム初期電位)、C1 :ド
ラム静電容量、α=(R1 +R2 )/(C1 R1 R2 )
である。それぞれの変数に一般的な使用条件(R1 =4
×1012Ω,Va=−1.25kV,Vth=−550
V、V0 =0V、C1 =1.64×10-10 F)を設定
し、(1) 式からこの条件下での感光体電位とローラ抵抗
(帯電部材の抵抗値)との関係を求めると図6のように
なる。同図よりローラ抵抗が107 Ω以上になると帯電
電位が低下しはじめることがわかる。そこで図4の結果
より、最外層の厚さを15μm以下にすれば帯電部材の
抵抗はLL環境下でも107 Ω以下に抑えられ、安定し
た帯電電位が得られる。
電体の抵抗(ドラム抵抗)、R2 :帯電部材の抵抗(ロ
ーラ抵抗)、Va:印加電圧、Vth:しきい値電圧、V
0 :被帯電体の初期電位(ドラム初期電位)、C1 :ド
ラム静電容量、α=(R1 +R2 )/(C1 R1 R2 )
である。それぞれの変数に一般的な使用条件(R1 =4
×1012Ω,Va=−1.25kV,Vth=−550
V、V0 =0V、C1 =1.64×10-10 F)を設定
し、(1) 式からこの条件下での感光体電位とローラ抵抗
(帯電部材の抵抗値)との関係を求めると図6のように
なる。同図よりローラ抵抗が107 Ω以上になると帯電
電位が低下しはじめることがわかる。そこで図4の結果
より、最外層の厚さを15μm以下にすれば帯電部材の
抵抗はLL環境下でも107 Ω以下に抑えられ、安定し
た帯電電位が得られる。
【0022】さらに、図7は最外層としてウレタンを1
0〜12μmの厚さでコーティングした帯電部材による
各環境下での帯電特性である。図より、従来のナイロン
を10〜30μm厚でコートしたローラ(図9)に比
べ、LLでの帯電特性が改善されていることがわかる。
0〜12μmの厚さでコーティングした帯電部材による
各環境下での帯電特性である。図より、従来のナイロン
を10〜30μm厚でコートしたローラ(図9)に比
べ、LLでの帯電特性が改善されていることがわかる。
【0023】このようにこの発明では、直流電圧制御で
あっても帯電むらが少なく、かつ環境変化に対しても安
定した帯電を行うことができる。なお、最外層の厚さが
薄すぎると耐久性の面で問題となってくるため、最外層
の厚さは10μm程度が最も望ましい。
あっても帯電むらが少なく、かつ環境変化に対しても安
定した帯電を行うことができる。なお、最外層の厚さが
薄すぎると耐久性の面で問題となってくるため、最外層
の厚さは10μm程度が最も望ましい。
【0024】
【実施例】図1はこの発明の実施例である接触帯電装置
の構成を示す概略図である。感光体ドラム3は画像形成
装置の内部において軸4を介して回転自在に支持されて
いる。感光体ドラム3は一般にアルミニウム等の導電性
材料を素材とする基体の周面にOPCなどの光導電層を
形成したものであり、基体は軸4を介して接地されてい
る。感光体ドラム3の周面の一部には軸方向のほぼ全域
にわたって帯電ローラ1が当接している。帯電ローラ1
は、金属芯材2(直径6mm)にカーボンなどの導電性
粒子を分散した導電ゴム層7(厚さ3mm)を有してお
り、導電ゴム層7の外側には、このゴム層7によって感
光体ドラム3が傷ついたり汚染されるのを防ぐために、
ウレタンからなるコート層6が被膜されている。このコ
ート層6の膜厚は約10μmに形成されており、その表
面粗さは5μm以下に抑えられている。
の構成を示す概略図である。感光体ドラム3は画像形成
装置の内部において軸4を介して回転自在に支持されて
いる。感光体ドラム3は一般にアルミニウム等の導電性
材料を素材とする基体の周面にOPCなどの光導電層を
形成したものであり、基体は軸4を介して接地されてい
る。感光体ドラム3の周面の一部には軸方向のほぼ全域
にわたって帯電ローラ1が当接している。帯電ローラ1
は、金属芯材2(直径6mm)にカーボンなどの導電性
粒子を分散した導電ゴム層7(厚さ3mm)を有してお
り、導電ゴム層7の外側には、このゴム層7によって感
光体ドラム3が傷ついたり汚染されるのを防ぐために、
ウレタンからなるコート層6が被膜されている。このコ
ート層6の膜厚は約10μmに形成されており、その表
面粗さは5μm以下に抑えられている。
【0025】帯電ローラ1は金属芯材2を介して回転自
在に支持されている。金属芯材2には電圧印加手段5が
接続されている。電圧印加手段5は帯電ローラ1(金属
芯材2)に対して−1.25kVの定電圧電圧を印加す
る。また、この金属芯材2はスプリング(図示せず)に
より感光体ドラム3に500gfの荷重で押し付けられ
ており、感光ドラム3との当接により所定範囲において
弾性変形を生じニップ部Lを形成している。ニップ部L
の摩擦により、帯電ローラ1は感光体ドラム3の回転
(矢印A方向)に従動して回転(矢印B方向)する。
在に支持されている。金属芯材2には電圧印加手段5が
接続されている。電圧印加手段5は帯電ローラ1(金属
芯材2)に対して−1.25kVの定電圧電圧を印加す
る。また、この金属芯材2はスプリング(図示せず)に
より感光体ドラム3に500gfの荷重で押し付けられ
ており、感光ドラム3との当接により所定範囲において
弾性変形を生じニップ部Lを形成している。ニップ部L
の摩擦により、帯電ローラ1は感光体ドラム3の回転
(矢印A方向)に従動して回転(矢印B方向)する。
【0026】電圧印加手段5から帯電ローラ1に−1.
25kVの直流電圧を印加し、感光体ドラム3をA方向
に回転させると、図2に示すようににニップ部入口側の
約100μmの微小なギャップ部9で放電現象(気中放
電)が発生し、−1250V−(−550V)=−70
0Vの電圧に感光体ドラム3表面が帯電されることにな
る。コート層6は表面粗さが5μm以下、厚さが15μ
m以下にされているため、上述したように帯電電位は均
一に保たれ、環境が変化した場合でも帯電電位の変動を
最小限にすることができる。
25kVの直流電圧を印加し、感光体ドラム3をA方向
に回転させると、図2に示すようににニップ部入口側の
約100μmの微小なギャップ部9で放電現象(気中放
電)が発生し、−1250V−(−550V)=−70
0Vの電圧に感光体ドラム3表面が帯電されることにな
る。コート層6は表面粗さが5μm以下、厚さが15μ
m以下にされているため、上述したように帯電電位は均
一に保たれ、環境が変化した場合でも帯電電位の変動を
最小限にすることができる。
【0027】また、ニップ部出口側においては、すでに
感光体ドラムが帯電された状態であり、ローラ−ドラム
間の電位差はしきい値に等しいので気中放電は生じず、
オゾンの発生も少ない。
感光体ドラムが帯電された状態であり、ローラ−ドラム
間の電位差はしきい値に等しいので気中放電は生じず、
オゾンの発生も少ない。
【0028】なお、本発明は帯電ローラに限るものでは
なく、帯電ブレード等によってもこの発明を同様に実施
することができる。
なく、帯電ブレード等によってもこの発明を同様に実施
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、帯
電部材に直流電圧のみ印加するのでオゾンの発生量が極
めて少なく、また電源装置のコストも低い。さらに帯電
部材の最外層が表面粗さ5μm以下、厚さ15μm以下
に被膜されているため、直流電圧制御であっても帯電む
らが少なく、かつ環境変化に対しても安定した帯電を行
える効果がある。
電部材に直流電圧のみ印加するのでオゾンの発生量が極
めて少なく、また電源装置のコストも低い。さらに帯電
部材の最外層が表面粗さ5μm以下、厚さ15μm以下
に被膜されているため、直流電圧制御であっても帯電む
らが少なく、かつ環境変化に対しても安定した帯電を行
える効果がある。
【図1】この実施例である接触帯電装置の断面図
【図2】この発明のDC印加方式の帯電機構を説明する
図
図
【図3】コート層の表面粗さと帯電均一性との関係を示
す図
す図
【図4】コート層の厚さと各環境下におけるローラ抵抗
との関係を示す図
との関係を示す図
【図5】接触帯電の等価電気回路モデルを示す図
【図6】帯電部材の抵抗と帯電電位の関係を示す図
【図7】この発明の帯電部材による各環境下での帯電特
性を示す図
性を示す図
【図8】ローラ帯電(接触)の印加電圧と帯電電圧の関
係を示す図
係を示す図
【図9】従来の帯電ローラによる各環境下での帯電特性
を示す図
を示す図
【図10】AC重畳方式の帯電機構を説明する図
【図11】DC印加方式帯電とAC帯電方式帯電によっ
て発生するオゾンの量を示す図
て発生するオゾンの量を示す図
1−帯電ローラ 2−コート層 3−感光体ドラム 4−電圧印加手段
フロントページの続き (72)発明者 新川 幸治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石井 洋 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 横田 昌吾 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 被帯電体と、この被帯電体に当接する帯
電部材と、この帯電部材に直流電圧を印加する電源部
と、を備え、 前記帯電部材は、前記直流電圧が印加される導電性基体
上に2層からなる抵抗層を被膜してなり、その最外層が
表面粗さ5μm以下、厚さ15μm以下に被膜されてい
ることを特徴とする接触帯電装置。 - 【請求項2】 前記最外層をウレタンで形成したことを
特徴とする請求項1記載の接触帯電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15360492A JPH05341620A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 接触帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15360492A JPH05341620A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 接触帯電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05341620A true JPH05341620A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15566121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15360492A Pending JPH05341620A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 接触帯電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05341620A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10282760A (ja) * | 1997-04-01 | 1998-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー電子写真装置 |
| JP2007225914A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Tokai Rubber Ind Ltd | 帯電ロール |
| KR100847038B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2008-07-18 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 및 층 두께 산출 방법 |
| US7732113B2 (en) | 2005-03-28 | 2010-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member, process cartridge and electrophotographic apparatus, and process for producing electrophotographic photosensitive member |
| CN105531631A (zh) * | 2013-09-19 | 2016-04-27 | 佳能株式会社 | 图像形成设备 |
| CN108139705A (zh) * | 2015-10-29 | 2018-06-08 | 惠普深蓝有限责任公司 | 电子照相打印 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15360492A patent/JPH05341620A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9665032B2 (en) * | 2013-09-19 | 2017-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with exposure controlled in dependence on cumulative operating time and humidity |
| CN105531631B (zh) * | 2013-09-19 | 2018-08-03 | 佳能株式会社 | 图像形成设备 |
| CN108139705A (zh) * | 2015-10-29 | 2018-06-08 | 惠普深蓝有限责任公司 | 电子照相打印 |
| CN108139705B (zh) * | 2015-10-29 | 2021-01-08 | 惠普深蓝有限责任公司 | 电子照相打印的方法和电子照相打印机 |
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