JPH053417B2 - - Google Patents
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- JPH053417B2 JPH053417B2 JP61022382A JP2238286A JPH053417B2 JP H053417 B2 JPH053417 B2 JP H053417B2 JP 61022382 A JP61022382 A JP 61022382A JP 2238286 A JP2238286 A JP 2238286A JP H053417 B2 JPH053417 B2 JP H053417B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spinner
- foil
- layer
- rock wool
- metal
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/04—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor
- C03B37/05—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices
- C03B37/055—Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices by projecting onto and spinning off the outer surface of the rotating body
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は回転体の遠心力を利用してロツクウー
ルやスラグウール(以下単にロツクウールと呼称
する)を得る際の繊維化装置におけるスピンナー
ホイルに関するものである。 [従来の技術] ロツクウールを得る方法の1つに、得られるロ
ツクウールの組成と同一の組成に配合してある無
機質組成物を電気炉やキユポラ炉で溶融した後、
この溶湯を、水平回転軸上に固定されて高速回転
している2〜4個の金属製の中空体の円周表面に
供給し、続いて、前記中空体の円周表面周辺から
高速気流中に投射することによつて繊維状物を得
る繊維化方法がある。そして、この繊維化方法
は、品質の良好なロツクウールを効率良く得られ
る方法として知られている。 前述のロツクウールの製造方法に使用される金
属製の中空体は、ロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルと呼称されているもので、通常、円筒
体、円錐体または截頭円錐体をなす炭素鋼(SS)
等による金属製のものからなり、高速回転してい
る中空体の円周表面に前述の溶湯が供給される。 [発明が解決しようとする問題点] 前記した金属製の中空体からなるロツクウール
製造用のスピンナーホイルは、該スピンナーホイ
ル自体の寿命を高め、また、得られるロツクウー
ルの品質を安定化させる等の目的で、スピンナー
ホイルの回転軸や中空体の内部を水冷媒で冷却し
ているが、溶湯の供給面であるスピンナーホイル
の円周表面に腐食が発生し易く、この腐食のため
にスピンナーホイルは通常100〜200時間毎に交換
されている。このため、スピンナーホイルの交換
の手間が煩雑である。なお、円周表面の腐食が進
んでいるスピンナーホイルをそのまま利用し続け
ると、スピンナーホイルの円周表面への溶湯の付
着が十分でなくなり、繊維化に必要な遠心力が溶
湯に十分に掛からなくなるため、得られるロツク
ウールの繊維径分布が広くなり、また、非繊維化
物(シヨツト)の含有量が高くなる等により、品
質の良好なロツクウールが得られなくなる。 これに対して本発明は、耐用寿命が長いことに
より、繊維径分布が狭く非繊維化物の含有量の少
ない高品質のロツクウールを効率良く得ることが
でき、しかも、製造自体が容易である等の特徴を
有するロツクウール製造用のスピンナーホイルを
提供する。 [問題点を解決するための手段] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルは、円筒状もしくは円錐状をなす金属製の中空
体の少なくとも円周表面が耐熱性と耐蝕性とを兼
備する被覆層で被覆されており、前記被覆層が、
金属製の中空体に直接積層されている金属の溶射
層からなる下層と、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層と、該中間層に積
層されているセラミツクの溶射層からなる上層と
で形成されている。 前記構成による本発明のロツクウール製造用の
スピンナーホイルにおいて、金属製の中空体の少
なくとも円周表面を被覆している被覆層の厚さ
は、該被覆層の材質によつても相違するが、一般
的には0.1mm以上好ましくは0.5mm以上で十分であ
る。 金属製の中空体に直接積層されている金属の溶
射層からなる下層は、ステンレススチール、タン
グステン、モリブデン、ニツケル、タンタル、コ
バルト、クロム及びこれらの合金によつて形成さ
れる。 また、下層に積層されているサーメツトの溶射
層からなる中間層は、前述の各金属とチタン、ジ
ルコニウム、ボロン、珪素、ニオブ等の炭化物や
窒化物との混合物によつて形成される。 さらに、中間層に積層されているセラミツクの
溶射層からなる上層は、アルミナ、酸化クロム、
ジルコニア、マグネシア、チタニア、イツトリア
やマグネシア等で安定化させた安定化ジルコニ
ア、マグネシア・アルミナスピネル等の単独また
は混合物によつて形成される。 金属製の中空体に直接積層されている金属の溶
射層からなる下層、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層、及び該中間層に
積層されているセラミツクの溶射層は、それぞれ
の所定の材料を酸素・アセチレン(または水素)
焔によつて溶融させ、これを高速噴射させる爆発
溶射法、同じく所定の材料をノントランスフアー
アークとサーマルピンチ効果とによる高温・高速
プラズマ流で溶融させ、これを音速の早さで飛翔
させ、所定の箇所に衝突させるプラズマ溶射法、
金属類をアーク加熱法によつて溶融させ、所定の
箇所に高速噴射させるアーク溶射法等によつて形
成される。なお、被覆層を形成するための材質を
任意に選択し得ること及び得られる溶射層が緻密
であることから、プラズマ溶射法が最も好適であ
る。 [作用] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルは、円筒状もしくは円錐状をなす金属製の中空
体の少なくとも円周表面が耐熱性と耐蝕性とを兼
備する被覆層で被覆されており、前記被覆層が、
金属製の中空体に直接積層されている金属の溶射
層からなる下層と、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層と、該中間層に積
層されているセラミツクの溶射層からなる上層と
で形成されている。 かかる構成による本発明のロツクウール製造用
のスピンナーホイルにおける被覆層は、前述の通
り、金属製の中空体に直接積層されている金属の
容射層からなる下層と、該下層に積層されている
サーメツトの溶射層からなる中間層と、該中間層
に積層されているセラミツクの溶射層からなる上
層とで形成されているため、金属製の中空体と被
覆層との熱に対する寸法変化率の相違に起因する
被覆層の熱歪みが抑制され、しかも、金属製中空
体に対する被覆層の接着力が強固であり、また、
被覆層の層間の接着力も強固である。 また、本発明のロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルにおける被覆層は、該被覆層における中
間層及び上層のいずれもが金属より熱電伝導率の
小さい層で形成されているため、スピンナーホイ
ルの円周表面に供給される溶湯の熱がスピンナー
ホイルの内部に伝導し難く、中間層及び上層が断
熱層による温度低下の作用を果たす。これらのこ
とにより、本発明のロツクウール製造用のスピン
ナーホイルはその耐用寿命が大幅に向上する。 さらに本発明のロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルにおいては、ロツクウール製造用原料で
ある溶湯と直接接触する上層がセラミツクで形成
されているために、スピンナーホイルの表面に対
する溶湯の濡れ特性が高く、高速回転しているス
ピンナーホイルの円周表面に供給した溶湯が該円
周表面に良好に拡散し、溶湯に十分な遠心力が付
与されるようになる。このため、繊維径が小さ
く、繊維径分布が狭く、繊維長が大きく、しかも
非繊維状物の含有量の少ない極めて高品質のロツ
クウールを製造し得る。 [実施例] 以下本発明のロツクウール製造用のスピンナー
ホイルの具体的な構成を該スピンナーホイルを使
用したロツクウール製造工程とともに説明する。 図に示されるロツクウール製造工程は、得られ
るロツクウールの組成となるように配合された無
機質組成物が電気炉1で溶融されて得られた溶湯
2が、高速度回転しているスピンナーホイル3の
回転面すなわち円周表面4にトラフ5を経由して
供給されるとともに、前記スピンナーホイル3の
僅かに後方に設置されている高速気流供給口6か
らスピンナーホイル3の円周表面4の母戦方向と
略平行に噴出している高速空気流中に前記溶湯2
がスピンナーホイル3の周辺から投射され、繊維
化が達成されるものである。 なお、前記スピンナーホイル3は円周状の中空
体であり、符号7で表示される冷媒循環パイプの
配設空間を利用して配設される冷媒循環パイプを
通じて供給される冷却水によつて内部から水冷さ
れるシステムとされているものである。 実施例 スピンナーホイル3として、直径150mm、円筒
長75mm、肉厚25mmの炭素鋼(SS)製円筒体の円
周表面に、ニツケム・クロム合金による下層、ニ
ツケム・クロム合金を主成分としジルコン酸マグ
ネシウムを混合した成分からなる第1の中間層、
ジルコン酸マグネシウムを主成分としニツケム・
クロム合金を混合した成分からなる第2の中間
層、マグネシア・イトリア安定化ジルコニア混合
物からなる上層のそれぞれがプラズマ溶射法で形
成されている被覆層を有するスピンナーホイルを
利用した。なお、前記被覆層の厚さは0.5mmであ
る。 前記図面に示されているロツクウール製造工程
において、2個のスピンナーホイル3,3を両者
の円周表面間の距離を10mmとし、回転方向パラレ
ルに水平回転軸に取り付けるとともに、高速気流
供給口6から風速約100m/secの高速空気流を作
動させた。 以上の通りの工程からなるロツクウール製造工
程を利用し、SiO240〜42%、AlO312〜14%、
CaO38〜40%、MgO6〜8%、その他の微量成分
2〜4%の組成成分を形成するところの無機質組
成物、すなわち、鉄鉱スラグ、シリカ、ドロマイ
ト、玄武岩、石灰等の無機質組成物を約1600℃に
て電気炉1内で溶融し、6000rpmで回転している
スピンナーホイル3の円周表面4に温度1450〜
1470℃、湯量1.5〜1.6T/hrの溶湯として供給し、
ロツクウールを製造した。 比較のために、被覆層のないSS製円筒体から
なるスピンナーホイルを利用する以外は全て前記
実施例と同様に操作し、ロツクウールを製造し
た。 前記実施例におけるロツクウールの製造操作と
比較のために実施したロツクウールの製造操作と
で、それぞれ1時間操業時点での各ロツクウール
の性状を下表に表示する。
ルやスラグウール(以下単にロツクウールと呼称
する)を得る際の繊維化装置におけるスピンナー
ホイルに関するものである。 [従来の技術] ロツクウールを得る方法の1つに、得られるロ
ツクウールの組成と同一の組成に配合してある無
機質組成物を電気炉やキユポラ炉で溶融した後、
この溶湯を、水平回転軸上に固定されて高速回転
している2〜4個の金属製の中空体の円周表面に
供給し、続いて、前記中空体の円周表面周辺から
高速気流中に投射することによつて繊維状物を得
る繊維化方法がある。そして、この繊維化方法
は、品質の良好なロツクウールを効率良く得られ
る方法として知られている。 前述のロツクウールの製造方法に使用される金
属製の中空体は、ロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルと呼称されているもので、通常、円筒
体、円錐体または截頭円錐体をなす炭素鋼(SS)
等による金属製のものからなり、高速回転してい
る中空体の円周表面に前述の溶湯が供給される。 [発明が解決しようとする問題点] 前記した金属製の中空体からなるロツクウール
製造用のスピンナーホイルは、該スピンナーホイ
ル自体の寿命を高め、また、得られるロツクウー
ルの品質を安定化させる等の目的で、スピンナー
ホイルの回転軸や中空体の内部を水冷媒で冷却し
ているが、溶湯の供給面であるスピンナーホイル
の円周表面に腐食が発生し易く、この腐食のため
にスピンナーホイルは通常100〜200時間毎に交換
されている。このため、スピンナーホイルの交換
の手間が煩雑である。なお、円周表面の腐食が進
んでいるスピンナーホイルをそのまま利用し続け
ると、スピンナーホイルの円周表面への溶湯の付
着が十分でなくなり、繊維化に必要な遠心力が溶
湯に十分に掛からなくなるため、得られるロツク
ウールの繊維径分布が広くなり、また、非繊維化
物(シヨツト)の含有量が高くなる等により、品
質の良好なロツクウールが得られなくなる。 これに対して本発明は、耐用寿命が長いことに
より、繊維径分布が狭く非繊維化物の含有量の少
ない高品質のロツクウールを効率良く得ることが
でき、しかも、製造自体が容易である等の特徴を
有するロツクウール製造用のスピンナーホイルを
提供する。 [問題点を解決するための手段] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルは、円筒状もしくは円錐状をなす金属製の中空
体の少なくとも円周表面が耐熱性と耐蝕性とを兼
備する被覆層で被覆されており、前記被覆層が、
金属製の中空体に直接積層されている金属の溶射
層からなる下層と、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層と、該中間層に積
層されているセラミツクの溶射層からなる上層と
で形成されている。 前記構成による本発明のロツクウール製造用の
スピンナーホイルにおいて、金属製の中空体の少
なくとも円周表面を被覆している被覆層の厚さ
は、該被覆層の材質によつても相違するが、一般
的には0.1mm以上好ましくは0.5mm以上で十分であ
る。 金属製の中空体に直接積層されている金属の溶
射層からなる下層は、ステンレススチール、タン
グステン、モリブデン、ニツケル、タンタル、コ
バルト、クロム及びこれらの合金によつて形成さ
れる。 また、下層に積層されているサーメツトの溶射
層からなる中間層は、前述の各金属とチタン、ジ
ルコニウム、ボロン、珪素、ニオブ等の炭化物や
窒化物との混合物によつて形成される。 さらに、中間層に積層されているセラミツクの
溶射層からなる上層は、アルミナ、酸化クロム、
ジルコニア、マグネシア、チタニア、イツトリア
やマグネシア等で安定化させた安定化ジルコニ
ア、マグネシア・アルミナスピネル等の単独また
は混合物によつて形成される。 金属製の中空体に直接積層されている金属の溶
射層からなる下層、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層、及び該中間層に
積層されているセラミツクの溶射層は、それぞれ
の所定の材料を酸素・アセチレン(または水素)
焔によつて溶融させ、これを高速噴射させる爆発
溶射法、同じく所定の材料をノントランスフアー
アークとサーマルピンチ効果とによる高温・高速
プラズマ流で溶融させ、これを音速の早さで飛翔
させ、所定の箇所に衝突させるプラズマ溶射法、
金属類をアーク加熱法によつて溶融させ、所定の
箇所に高速噴射させるアーク溶射法等によつて形
成される。なお、被覆層を形成するための材質を
任意に選択し得ること及び得られる溶射層が緻密
であることから、プラズマ溶射法が最も好適であ
る。 [作用] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルは、円筒状もしくは円錐状をなす金属製の中空
体の少なくとも円周表面が耐熱性と耐蝕性とを兼
備する被覆層で被覆されており、前記被覆層が、
金属製の中空体に直接積層されている金属の溶射
層からなる下層と、該下層に積層されているサー
メツトの溶射層からなる中間層と、該中間層に積
層されているセラミツクの溶射層からなる上層と
で形成されている。 かかる構成による本発明のロツクウール製造用
のスピンナーホイルにおける被覆層は、前述の通
り、金属製の中空体に直接積層されている金属の
容射層からなる下層と、該下層に積層されている
サーメツトの溶射層からなる中間層と、該中間層
に積層されているセラミツクの溶射層からなる上
層とで形成されているため、金属製の中空体と被
覆層との熱に対する寸法変化率の相違に起因する
被覆層の熱歪みが抑制され、しかも、金属製中空
体に対する被覆層の接着力が強固であり、また、
被覆層の層間の接着力も強固である。 また、本発明のロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルにおける被覆層は、該被覆層における中
間層及び上層のいずれもが金属より熱電伝導率の
小さい層で形成されているため、スピンナーホイ
ルの円周表面に供給される溶湯の熱がスピンナー
ホイルの内部に伝導し難く、中間層及び上層が断
熱層による温度低下の作用を果たす。これらのこ
とにより、本発明のロツクウール製造用のスピン
ナーホイルはその耐用寿命が大幅に向上する。 さらに本発明のロツクウール製造用のスピンナ
ーホイルにおいては、ロツクウール製造用原料で
ある溶湯と直接接触する上層がセラミツクで形成
されているために、スピンナーホイルの表面に対
する溶湯の濡れ特性が高く、高速回転しているス
ピンナーホイルの円周表面に供給した溶湯が該円
周表面に良好に拡散し、溶湯に十分な遠心力が付
与されるようになる。このため、繊維径が小さ
く、繊維径分布が狭く、繊維長が大きく、しかも
非繊維状物の含有量の少ない極めて高品質のロツ
クウールを製造し得る。 [実施例] 以下本発明のロツクウール製造用のスピンナー
ホイルの具体的な構成を該スピンナーホイルを使
用したロツクウール製造工程とともに説明する。 図に示されるロツクウール製造工程は、得られ
るロツクウールの組成となるように配合された無
機質組成物が電気炉1で溶融されて得られた溶湯
2が、高速度回転しているスピンナーホイル3の
回転面すなわち円周表面4にトラフ5を経由して
供給されるとともに、前記スピンナーホイル3の
僅かに後方に設置されている高速気流供給口6か
らスピンナーホイル3の円周表面4の母戦方向と
略平行に噴出している高速空気流中に前記溶湯2
がスピンナーホイル3の周辺から投射され、繊維
化が達成されるものである。 なお、前記スピンナーホイル3は円周状の中空
体であり、符号7で表示される冷媒循環パイプの
配設空間を利用して配設される冷媒循環パイプを
通じて供給される冷却水によつて内部から水冷さ
れるシステムとされているものである。 実施例 スピンナーホイル3として、直径150mm、円筒
長75mm、肉厚25mmの炭素鋼(SS)製円筒体の円
周表面に、ニツケム・クロム合金による下層、ニ
ツケム・クロム合金を主成分としジルコン酸マグ
ネシウムを混合した成分からなる第1の中間層、
ジルコン酸マグネシウムを主成分としニツケム・
クロム合金を混合した成分からなる第2の中間
層、マグネシア・イトリア安定化ジルコニア混合
物からなる上層のそれぞれがプラズマ溶射法で形
成されている被覆層を有するスピンナーホイルを
利用した。なお、前記被覆層の厚さは0.5mmであ
る。 前記図面に示されているロツクウール製造工程
において、2個のスピンナーホイル3,3を両者
の円周表面間の距離を10mmとし、回転方向パラレ
ルに水平回転軸に取り付けるとともに、高速気流
供給口6から風速約100m/secの高速空気流を作
動させた。 以上の通りの工程からなるロツクウール製造工
程を利用し、SiO240〜42%、AlO312〜14%、
CaO38〜40%、MgO6〜8%、その他の微量成分
2〜4%の組成成分を形成するところの無機質組
成物、すなわち、鉄鉱スラグ、シリカ、ドロマイ
ト、玄武岩、石灰等の無機質組成物を約1600℃に
て電気炉1内で溶融し、6000rpmで回転している
スピンナーホイル3の円周表面4に温度1450〜
1470℃、湯量1.5〜1.6T/hrの溶湯として供給し、
ロツクウールを製造した。 比較のために、被覆層のないSS製円筒体から
なるスピンナーホイルを利用する以外は全て前記
実施例と同様に操作し、ロツクウールを製造し
た。 前記実施例におけるロツクウールの製造操作と
比較のために実施したロツクウールの製造操作と
で、それぞれ1時間操業時点での各ロツクウール
の性状を下表に表示する。
【表】
なお、前記実施例で説明したロツクウールの製
造工程と、比較のためのロツクウールの製造工程
とをそれぞれ100時間連続運転したところ、比較
のためのロツクウールの製造工程で使用したスピ
ンナーホイルの円周表面には深さ約3mm、幅約14
mmに亘る侵食部分が発生していたが、実施例にお
けるロツクウールの製造工程で使用したスピンナ
ーホイルの円周表面には侵食部分の発生は皆無で
あつた。 [発明の効果] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルによれば、該スピンナーホイルの耐用寿命が長
く、しかも、スピンナーホイルのセラミツク層面
にロツクウールの製造原料である溶湯を供給する
ものであることから、繊維径が小さく、繊維径分
布が狭く、繊維長が大きく、非繊維状物の含有量
の少ない極めて高品質のロツクウールを、効果良
く製造し得る。
造工程と、比較のためのロツクウールの製造工程
とをそれぞれ100時間連続運転したところ、比較
のためのロツクウールの製造工程で使用したスピ
ンナーホイルの円周表面には深さ約3mm、幅約14
mmに亘る侵食部分が発生していたが、実施例にお
けるロツクウールの製造工程で使用したスピンナ
ーホイルの円周表面には侵食部分の発生は皆無で
あつた。 [発明の効果] 本発明のロツクウール製造用のスピンナーホイ
ルによれば、該スピンナーホイルの耐用寿命が長
く、しかも、スピンナーホイルのセラミツク層面
にロツクウールの製造原料である溶湯を供給する
ものであることから、繊維径が小さく、繊維径分
布が狭く、繊維長が大きく、非繊維状物の含有量
の少ない極めて高品質のロツクウールを、効果良
く製造し得る。
第1図は本発明のロツクウール製造用のスピン
ナーホイルを利用したロツクウール製造工程の概
略を説明する側面図、第2図は第1図の−線
断面図である。 3:スピンナーホイル、4:スピンナーホイル
3における円周表面。
ナーホイルを利用したロツクウール製造工程の概
略を説明する側面図、第2図は第1図の−線
断面図である。 3:スピンナーホイル、4:スピンナーホイル
3における円周表面。
Claims (1)
- 1 円筒状もしくは円錐状をなす金属製の中空体
の少なくとも円周表面が耐熱性と耐蝕性とを兼備
する被覆層で被覆されているロツクウール製造用
のスピンナーホイルにおいて、前記被覆層が、金
属製の中空体に直接積層されている金属の溶射層
からなる下層と、該下層に積層されているサーメ
ツトの溶射層からなる中間層と、該中間層に積層
されているセラミツクの溶射層からなる上層とで
形成されていることを特徴とするロツクウール製
造用のスピンナーホイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2238286A JPS62182133A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ロツクウ−ル製造用のスピンナ−ホイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2238286A JPS62182133A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ロツクウ−ル製造用のスピンナ−ホイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62182133A JPS62182133A (ja) | 1987-08-10 |
| JPH053417B2 true JPH053417B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12081100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2238286A Granted JPS62182133A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | ロツクウ−ル製造用のスピンナ−ホイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62182133A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018111198A1 (en) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | Izoteh D.O.O. | Coated rotating wheel for mineral melt fiberization and method for coating of a rotating wheel for mineral melt fiberization |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129527A (ja) * | 1974-08-31 | 1976-03-12 | Matsushita Electric Works Ltd | Kobutsumennoseizosochi |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP2238286A patent/JPS62182133A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62182133A (ja) | 1987-08-10 |
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