JPH053422A - リングオシレータ回路 - Google Patents

リングオシレータ回路

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JPH053422A
JPH053422A JP3180356A JP18035691A JPH053422A JP H053422 A JPH053422 A JP H053422A JP 3180356 A JP3180356 A JP 3180356A JP 18035691 A JP18035691 A JP 18035691A JP H053422 A JPH053422 A JP H053422A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子形成時の拡散条件等に拘らず、所定の周
波数の発振信号を得ることができるリングオシレータ回
路を提供することを目的とする。 【構成】 リングオシレータ15は、その内部に設けら
れた容量回路により発振周波数を変更することができる
ようになっている。比較器18は、クロック信号CLK
が与えられるカウンタ1の出力に基づく信号と、リング
オシレータ15の出力が与えられるカウンタ2の出力に
基づく信号とを比較する。双方向シフトレジスタ19
は、比較器18の出力に基づいて負荷制御信号D1 乃至
n を発生する。この負荷制御信号D1 乃至Dn は前記
容量回路に与えられ、リングオシレータ15の発振周波
数が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に設けら
れたリングオシレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のリングオシレータ回路を示
す回路図である。従来のリングオシレータ回路は、2入
力NANDゲート26、遅延回路27乃至30及びバッ
ファ31により構成されている。即ち、NANDゲート
26の一方の入力端に信号Hとして発振停止信号STO
B が与えられるようになっており、このNANDゲー
ト26とバッファ31との間に偶数個(図では4個)の
遅延回路27乃至30が介装されている。そして、遅延
回路30からバッファ31に与えられる信号が、NAN
Dゲート26の他方の入力端に信号Gとして与えられる
ようになっている。
【0003】図5は、遅延回路27乃至30を示す回路
図である。
【0004】これらの遅延回路27乃至30は、いずれ
も2つのインバータ32,33と、このインバータ3
2,33間に介装された抵抗34と、インバータ33の
入力端と接地との間に介装されたコンデンサ35とによ
り構成されている。そして、インバータ32の入力端に
信号Iが与えられると、この信号Iに対して所定の時間
だけ遅延した信号OB を出力するようになっている。
【0005】次に、このように構成されたリングオシレ
ータ回路の動作について説明する。
【0006】NANDゲート26の前記一方の入力端に
与えられる発振停止信号STOPBが“1”であると共
に、前記他方の入力端に与えられる信号Gが“1”であ
るとする。このとき、NANDゲート26は“0”を出
力する。このNANDゲート26の出力信号は、遅延回
路27乃至30に順次伝達される。この場合に、各遅延
回路27及び30においては、抵抗34及びコンデンサ
35により決定される時定数に基づいた時間だけ信号が
遅延される。そして、遅延回路27乃至30の遅延時間
を合計した時間後に、バッファ31の入力端及びNAN
Dゲート26の前記他方の入力端には“0”が与えられ
る。
【0007】これにより、出力信号OUTが“1”にな
ると共に、NANDゲート26の出力は“1”になる。
このNANDゲート26の出力信号は遅延回路27乃至
30に順次伝達され、遅延回路27乃至30の遅延時間
を合計した時間後に、バッファ31及びNANDゲート
26の前記他方の入力端に“1”が与えられる。そうす
ると、出力信号OUTが“0”になる共に、NANDゲ
ート26の出力も“0”になる。
【0008】このようにして、このリングオシレータ回
路は発振状態になる。この場合に、この回路のループ内
の遅延時間の総和により発振周波数が決定される。な
お、発振停止信号STOPB として“0”が与えられる
と、NANDゲート26の出力は“1”に固定され、リ
ングオシレータ回路は、発振を停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のリングオシレータ回路には以下に示す問題点が
ある。即ち、従来のリングオシレータ回路においては、
遅延回路27乃至30内の抵抗34及びコンデンサ35
により遅延時間が決定される。従って、素子形成時の拡
散条件のバラツキ及び周囲の温度変化等により抵抗34
の抵抗値及びコンデンサ35の容量値が変動し、所定の
遅延時間とすることが困難である。このため、従来のリ
ングオシレータ回路においては、所望の周波数の発振信
号を得ることが困難である。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、素子形成時の条件等に拘らず、所望の周波
数の発振信号を得ることができるリングオシレータ回路
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリングオシ
レータ回路は、クロック信号をカウントする第1のカウ
ンタと、周波数変更手段が設けられたリングオシレータ
と、このリングオシレータの出力が与えられる第2のカ
ウンタと、前記第1のカウンタの出力に基づく信号と前
記第2のカウンタの出力に基づく信号とを比較する比較
器と、この比較器の出力に基づいて前記周波数変更手段
を制御することにより前記リングオシレータの発振周波
数を制御する周波数制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明においては、周波数変更手段が設けられ
たリングオシレータを備えていると共に、クロック信号
をカウントする第1のカウンタ及び前記リングオシレー
タの出力が与えられる第2のカウンタを備えている。比
較器は、この第1のカウンタの出力に基づく信号と第2
のカウンタの出力に基づく信号とを比較する。これによ
り、比較器は、リングオシレータの発振周波数が所定の
周波数であるか否かを検知することができる。周波数制
御手段は、この比較器の出力に基づいてリングオシレー
タに設けられた周波数変更手段を制御することにより、
リングオシレータの発振周波数を制御する。その後、比
較器は、第1のカウンタの出力に基づく信号と第2のカ
ウンタの出力に基づく信号とを比較し、リングオシレー
タの発振周波数が所定の周波数と一致しているか否かを
調べる。そして、リングオシレータの発振周波数が所定
の周波数と異なる場合は、周波数制御手段によりリング
オシレータの発振周波数が変更される。
【0013】本発明に係るリングオシレータ回路におい
ては、このように、クロック信号に基づく信号と比較し
つつリングオシレータの発振周波数を制御する。従っ
て、素子形成時の条件等に拘らず、所定の周波数の発振
信号を得ることができる。
【0014】なお、リングオシレータの発振周波数の変
更は、リングオシレータのループ回路内に時定数を変更
する回路を設けることにより容易に実施することができ
る。この時定数を変更する回路は、例えば、複数個のス
イッチング素子と、各スイッチング素子に接続された複
数個の容量素子とにより構成することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施例に係るリングオシレ
ータ回路を示す回路図である。
【0017】システムクロック入力端子T1 に入力され
たクロック信号CLKはカウンタ1に与えられる。この
カウンタ1の2つのビット出力のうちの一方の出力がイ
ンバータ7及び2入力ANDゲート5の一方の入力端に
与えられ、他方のビット出力がインバータ4,6に与え
られるようになっている。また、ANDゲート5の他方
の入力端にはインバータ4の出力が与えれる。更に、2
入力ANDゲート8には、インバータ6,7の出力が与
えられる。そして、ANDゲート5は、カウンタ1の値
が4n+1(nは自然数)になると“1”を出力し、A
NDゲート8はカウンタ1の値が4nになると“1”を
出力する。
【0018】ANDゲート8の出力信号Eは、2入力N
ANDゲート14の一方の入力端に与えられると共に、
ディレイ回路13を介してNANDゲート14の他方の
入力端に与えられる。そして、このNANDゲート14
の出力信号Bは、リングオシレータ15に与えられる。
【0019】図2は、このリングオシレータ15を示す
回路図である。
【0020】2入力NANDゲート20の一方の入力端
には、発振停止信号STOPB として、NANDゲート
14の出力信号Bが与えられる。また、NANDゲート
20の他方の入力端にはトリガ信号Aが与えられる。
【0021】NANDゲート20の出力はインバータ2
1,22を介して端子T3 から出力信号Cとして出力さ
れる。また、この出力信号Cは、インバータ23を介し
てインバータ24に与えられる。このインバータ24の
出力端はNANDゲート20の前記他方の入力端に接続
されていると共に、容量回路25に接続されている。こ
の容量回路25は、Nチャネルトランジスタからなる複
数個の容量素子M1 乃至Mn と、これらの容量素子M1
乃至Mn の各ゲートとインバータ24の出力端との間に
夫々介装されたNチャネルトランジスタからなるスイッ
チング素子L1乃至Ln とにより構成されている。スイ
ッチング素子L1 乃至Ln の各ゲートには、夫々負荷制
御信号D1 乃至Dn が与えられるようになっている。
【0022】このリングオシレータ15のNANDゲー
ト20の前記他方の入力端と接地との間には、Nチャネ
ルトランジスタ9乃至11が直列に接続されている。こ
のトランジスタ9のゲートにはANDゲート5の出力が
与えられるようになっている。また、トランジスタ10
のゲートにはクロック信号CLKが与えられ、トランジ
スタ11のゲートには、ディレイ回路12を介してクロ
ック信号CLKが与えられるようになっている。
【0023】リングオシレータ15の出力信号Cは、バ
ッファ17に与えられると共にカウンタ2に与えられ
る。バッファ17は、信号Cを反転し、この信号をリン
グオシレータ出力端子T2 から出力信号OUTとして出
力する。一方、カウンタ2の4つのビット出力はいずれ
も4入力ANDゲート16に与えられる。このANDゲ
ート16は、カウンタ2のカウント値が32nになる
と、“1”を出力する。
【0024】比較器18は、ANDゲート8の出力信号
E及びANDゲート16の出力信号Fを比較し、その結
果を双方向シフトレジスタ19及びカウンタ3に与え
る。シフトレジスタ19は、この比較器18の出力に基
づいて、負荷制御信号D1 乃至Dn を発生し、この負荷
制御信号D1 乃至Dn をリングオシレータ15に出力す
る。一方、カウンタ3は、比較器18の出力をカウント
し、所定のカウント数に到達すると、停止信号STOP
を出力し、カウンタ1の動作を停止させる。
【0025】次に、このように構成された本実施例回路
の動作について説明する。
【0026】図3は本実施例に係るリングオシレータ回
路の動作を示すタイミングチャート図である。
【0027】端子T1 には、所定の周波数のクロック信
号CLKが与えられる。カウンタ1は、このクロック信
号CLKをカウントする。そして、ANDゲート5はカ
ウンタ1の値が4n+1になると“1”を出力し、AN
Dゲート8はカウンタ1の値が4nになると“1”を出
力する。これにより、クロック信号CLKの4n+1パ
ルス毎に、図中t1 ,t2 に示すタイミングで“0”に
なる信号A及びクロック信号CLKの4nパルス毎に
“0”になる信号Bが出力される。この信号A及び信号
Bのパルス幅は夫々ディレイ回路12,13の遅延時間
に依存する。なお、信号Aは、“0”以外のときは“ハ
イインピーダンス状態”である。また、信号Aのパルス
幅は、リングオシレータ15の出力信号Cの発振周期の
1/2以下であることが必要である。
【0028】リングオシレータ15は、信号Aをトリガ
として入力し、発振を開始して発振信号Cを出力する。
この信号Cは、バッファ17により波形成形されて、出
力端子T2 から出力信号OUTとして出力される。
【0029】カウンタ2は、リングオシレータ15の出
力信号Cをカウントし、ANDゲート16は、このカウ
ンタ2のカウント値が32nになると、“1”を出力す
る。比較器18は、このANDゲート16の出力信号F
とANDゲート8の出力信号Eの任意の倍数(本実施例
においては、クロック信号CLKの4つのパルスに対し
てリングオシレータの出力信号Cのパルス数が32であ
るため、8倍)とを比較し、その結果を双方向シフトレ
ジスタ19に出力する。即ち、リングオシレータ15の
出力信号Cの発振周波数が所定の周波数に比して高い場
合、比較回路18は双方向シフトレジスタ19の下位ビ
ット(又は上位ビット)から順に“1”を与える。ま
た、リングオシレータ15の出力信号Cの発振周波数が
所定の周波数に比して低い場合、比較回路18は双方向
シフトレジスタ19の上位ビット(又は、下位ビット)
から順に“0”を与える。
【0030】双方向シフトレジスタ19の各ビットの値
は、負荷制御信号D1 乃至Dn としてリングオシレータ
15に与えられる。リングオシレータ15においては、
負荷制御信号D1 乃至Dn の状態値に基づいて、スイッ
チングトランジスタL1 乃至Ln が選択的にオン状態に
なる。そして、このオン状態のトランジスタL1乃至Ln
に接続された容量素子M1 乃至Mn がインバータ24
の出力端に電気的に接続される。例えば、負荷制御信号
1 乃至Dn が全て“1”であり、トランジスタL1
至Ln が全てオンになった場合、インバータ24の出力
端と接地との間の容量値は最大となり、インバータ24
の出力の立上り及び立下り時の変化は緩やかになる。こ
れにより、リングオシレータ15の発振周波数は最小と
なる。また、トランジスタL1 乃至Ln が全てオフにな
った場合、インバータ24の出力端における時定数が最
小となり、インバータ24の出力の立上り及び立下りの
変化が急峻になる。これにより、リングオシレータ15
の発振周波数は最大になる。
【0031】ところで、ANDゲート8からは、カウン
タ1の値が4nになると“0”になる信号Eが出力され
る。この信号EはANDゲート14の一方の入力端に直
接与えられると共に、ディレイ回路12を介してAND
ゲート14の他方の入力端に与えられる。これにより、
ANDゲート14の出力として、カウンタ1の値が4n
になると“0”になる信号B(発振停止信号STOP
B )が出力される。この信号Bのパルス幅はディレイ回
路13の遅延時間により決定されるが、リングオシレー
タ15の発振周期以上であることが必要である。また、
この信号Bのパルスは、カウンタ1の値が4n+1にな
る前に“1”になることが必要である。
【0032】リングオシレータ15は、この信号Bが
“0”になると発振動作を停止する。そして、次のクロ
ック信号CLKのパルスに同期して信号Aが“0”にな
ると、リングオシレータ15は発振動作を開始する。
【0033】このような動作を繰り返すことにより、比
較器18の出力は一定の値に近付き、リングオシレータ
15の発振周波数も、クロック信号CLK及びカウンタ
1等により決定される所定の周波数に収束する。そし
て、オシレータ15の発振周波数が所定の周波数になっ
たとき(又は、所定の値に最も近い状態になったとき)
に、双方向シフトレジスタ19の出力が固定されると共
に、カウンタ3によりカウンタ1の動作を停止させる。
これにより、信号Bは常に“1”、信号Aは常に“ハイ
インピーダンス状態”に維持され、リングオシレータ1
5からは所定の周波数の信号が継続的に出力される。
【0034】本実施例においては、クロック信号CLK
をカウントするカウンタ1のカウント値を基準にしてリ
ングオシレータ15の発振周波数を制御するから、素子
形成時の条件に影響されずに、常に所定の発振周波数を
得ることができる。
【0035】なお、容量回路25を構成するスイッチン
グトランジスタ及び容量素子の個数を増加することによ
り、リングオシレータ回路の発振周波数をより一層高精
度で制御することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
クロック信号をカウントする第1のカウンタの出力に基
づく信号とリングオシレータの出力が与えられる第2の
カウンタの出力に基づく信号とを比較器により比較し、
この比較器の出力に基づいてリングオシレータの発振周
波数を制御するから、素子形成時の条件等に拘らず、常
に所定の周波数の発振信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るリングオシレータ回路を
示す回路図である。
【図2】同じくそのリングオシレータを示す回路図であ
る。
【図3】同じくその動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【図4】従来のリングオシレータ回路を示す回路図であ
る。
【図5】同じくその遅延回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1,2,3;カウンタ 5,8;ANDゲート 12,13;ディレイ回路 15;リングオシレータ 18;比較器 19;双方向シフトレジスタ 25;容量回路 27乃至30;遅延回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号をカウントする第1のカウ
    ンタと、周波数変更手段が設けられたリングオシレータ
    と、このリングオシレータの出力が与えられる第2のカ
    ウンタと、前記第1のカウンタの出力に基づく信号と前
    記第2のカウンタの出力に基づく信号とを比較する比較
    器と、この比較器の出力に基づいて前記周波数変更手段
    を制御することにより前記リングオシレータの発振周波
    数を制御する周波数制御手段とを有することを特徴とす
    るリングオシレータ回路。
  2. 【請求項2】 前記周波数変更手段は、複数個のスイッ
    チング素子と、各スイッチング素子に接続された複数個
    の容量素子とにより構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のリングオシレータ回路。
JP3180356A 1991-06-24 1991-06-24 リングオシレータ回路 Expired - Lifetime JP2953821B2 (ja)

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