JPH05342414A - テンプレート作成装置及びパターン認識装置 - Google Patents
テンプレート作成装置及びパターン認識装置Info
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- JPH05342414A JPH05342414A JP4171509A JP17150992A JPH05342414A JP H05342414 A JPH05342414 A JP H05342414A JP 4171509 A JP4171509 A JP 4171509A JP 17150992 A JP17150992 A JP 17150992A JP H05342414 A JPH05342414 A JP H05342414A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テンプレートマッチングを行いパターン認識
を行うに際し、たとえ印字品質の悪い文字であっても、
正確にその文字を判別することのできるテンプレートを
作成すること 【構成】 基準となる文字画像を文字切出部14を介し
て所定の領域を設定しそれを文字部分テンプレート作成
部15及び背景部分テンプレート作成部16に送る。各
作成部では、それぞれ文字部分或いは背景部分に対して
距離変換を行い、文字のエッジから離れるにつれてテン
プレート値が大きくなるテンプレートを作成する。そし
て、両テンプレートを合成部17で加算(加算前に背景
部分は負号を付加)してテンプレートを作成し、テンプ
レート用メモリ7に格納する。必要に応じて作成したテ
ンプレートを読み出し修正部18にて各キー10a,1
0bの入力に基づき所望のテンプレート値を修正できる
ようになっている。
を行うに際し、たとえ印字品質の悪い文字であっても、
正確にその文字を判別することのできるテンプレートを
作成すること 【構成】 基準となる文字画像を文字切出部14を介し
て所定の領域を設定しそれを文字部分テンプレート作成
部15及び背景部分テンプレート作成部16に送る。各
作成部では、それぞれ文字部分或いは背景部分に対して
距離変換を行い、文字のエッジから離れるにつれてテン
プレート値が大きくなるテンプレートを作成する。そし
て、両テンプレートを合成部17で加算(加算前に背景
部分は負号を付加)してテンプレートを作成し、テンプ
レート用メモリ7に格納する。必要に応じて作成したテ
ンプレートを読み出し修正部18にて各キー10a,1
0bの入力に基づき所望のテンプレート値を修正できる
ようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された未知の文字
画像等のパターンをテンプレートマッチングを行うこと
により認識するパターン認識装置と、係るパターン認識
を行うためのテンプレートを作成するためのテンプレー
ト作成装置に関するものである。
画像等のパターンをテンプレートマッチングを行うこと
により認識するパターン認識装置と、係るパターン認識
を行うためのテンプレートを作成するためのテンプレー
ト作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮像装置から取り込んだ未知の文字画像
を予め作成した基準パターン(テンプレート)と比較
し、その一致度を判別することによりその文字の認識
(判別)する文字認識装置として、従来特開平3−24
0892号広報に示すものがあった。
を予め作成した基準パターン(テンプレート)と比較
し、その一致度を判別することによりその文字の認識
(判別)する文字認識装置として、従来特開平3−24
0892号広報に示すものがあった。
【0003】係る公報に開示された文字認識装置は、文
字の欠けてはいけない部分、すなわち文字の内部に関す
る第1マスクパターンと、食み出してはいけない部分す
なわち背景部分に関する第2マスクパターンとを作成
し、未知の文字画像データを両パターンと比較し、未知
の文字画像の文字部分と第1マスクパターンとの(不)
一致画素数と、未知の文字画像の背景部分と第2マスク
パターンとの(不)一致画素数の多少により、文字画像
がマスクパターンの文字であるか否か判定するようにな
っている。
字の欠けてはいけない部分、すなわち文字の内部に関す
る第1マスクパターンと、食み出してはいけない部分す
なわち背景部分に関する第2マスクパターンとを作成
し、未知の文字画像データを両パターンと比較し、未知
の文字画像の文字部分と第1マスクパターンとの(不)
一致画素数と、未知の文字画像の背景部分と第2マスク
パターンとの(不)一致画素数の多少により、文字画像
がマスクパターンの文字であるか否か判定するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の文字認識装置では、各パターンはいずれも「1.0」
の2値であり、文字の欠けやにじみの度合い(特にやせ
や太り方向の深さ)を考慮した判定ができない。すなわ
ち、例えば印刷した文字は、その一部が欠けていたり或
いはにじんだりして周辺がぼやけてしまうことがある。
すると、係るぼやけたりした文字に対する認識率が低下
し、誤認識したり判別不可となるおそれがある。その結
果、例えばシール等のラベルに印刷した文字が正しいか
否かの判断を行い、良品・不良品の判別を行おうとする
と、印字品質のぶれにより若干ぼやけたりした文字(但
し、文字として認識することはでき良品の範囲内にはあ
る)に対して正しく文字認識することができず、正確な
判別処理を行うことができなくなる等の問題を有する。
の文字認識装置では、各パターンはいずれも「1.0」
の2値であり、文字の欠けやにじみの度合い(特にやせ
や太り方向の深さ)を考慮した判定ができない。すなわ
ち、例えば印刷した文字は、その一部が欠けていたり或
いはにじんだりして周辺がぼやけてしまうことがある。
すると、係るぼやけたりした文字に対する認識率が低下
し、誤認識したり判別不可となるおそれがある。その結
果、例えばシール等のラベルに印刷した文字が正しいか
否かの判断を行い、良品・不良品の判別を行おうとする
と、印字品質のぶれにより若干ぼやけたりした文字(但
し、文字として認識することはでき良品の範囲内にはあ
る)に対して正しく文字認識することができず、正確な
判別処理を行うことができなくなる等の問題を有する。
【0005】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、たとえ印字品質の悪
い文字であっても、正確にその文字を判別することがで
き、認識率・品質検査精度の向上を図るためのテンプレ
ート作成装置及びパターン認識装置を提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、たとえ印字品質の悪
い文字であっても、正確にその文字を判別することがで
き、認識率・品質検査精度の向上を図るためのテンプレ
ート作成装置及びパターン認識装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るテンプレート作成装置では、入力
基準となる文字等のパターンの内側部分に対して距離変
換して第1テンプレートを作成する第1の変換手段と、
前記パターンの背景部分に対して距離変換して第2テン
プレートを作成する第2の変換手段と、前記第1,第2
の変換手段で作成された第1,第2テンプレートを合成
する手段とを備えた。
ために、本発明に係るテンプレート作成装置では、入力
基準となる文字等のパターンの内側部分に対して距離変
換して第1テンプレートを作成する第1の変換手段と、
前記パターンの背景部分に対して距離変換して第2テン
プレートを作成する第2の変換手段と、前記第1,第2
の変換手段で作成された第1,第2テンプレートを合成
する手段とを備えた。
【0007】また、好ましくは、前記の合成する手段に
て合成されることにより作成されたテンプレートの所定
位置を特定する手段と、その手段により特定された前記
所定位置のテンプレート値を修正する手段とさらに設け
ることである。
て合成されることにより作成されたテンプレートの所定
位置を特定する手段と、その手段により特定された前記
所定位置のテンプレート値を修正する手段とさらに設け
ることである。
【0008】また、パターン認識装置では、上記したテ
ンプレート作成装置により作成されたテンプレートを記
憶するテンプレート記憶手段と、そのテンプレート記憶
手段に格納されたテンプレートと、入力された未知の文
字画像等のパターンとを比較し、その一致度を算出する
手段と、その算出手段の出力を受けて所定の判定を行う
判定手段とを備えてなる。
ンプレート作成装置により作成されたテンプレートを記
憶するテンプレート記憶手段と、そのテンプレート記憶
手段に格納されたテンプレートと、入力された未知の文
字画像等のパターンとを比較し、その一致度を算出する
手段と、その算出手段の出力を受けて所定の判定を行う
判定手段とを備えてなる。
【0009】
【作用】テンプレート作成装置では、基準となるパター
ンに対し第1の変換手段を用いパターンの内部に対して
距離変換をする。これによりパターンの内側には、その
エッジから離れる、すなわち、内側にいくにしたがって
テンプレート値(絶対値)が大きくなるような第1テン
プレートが作成される。また、同様に、第2の変換手段
を用い、背景部分に対して距離変換を行う。これによ
り、パターンのエッジから外側に離れていくにしたがっ
てテンプレート値(絶対値)が大きくなるような第2テ
ンプレートが作成される。そして、合成する手段により
両テンプレートを合成することにより、パターンのエッ
ジ付近はテンプレート値(絶対値)が小さく、内側・外
側に離れるにしたがってテンプレート値が大きくなるテ
ンプレートが作成される。
ンに対し第1の変換手段を用いパターンの内部に対して
距離変換をする。これによりパターンの内側には、その
エッジから離れる、すなわち、内側にいくにしたがって
テンプレート値(絶対値)が大きくなるような第1テン
プレートが作成される。また、同様に、第2の変換手段
を用い、背景部分に対して距離変換を行う。これによ
り、パターンのエッジから外側に離れていくにしたがっ
てテンプレート値(絶対値)が大きくなるような第2テ
ンプレートが作成される。そして、合成する手段により
両テンプレートを合成することにより、パターンのエッ
ジ付近はテンプレート値(絶対値)が小さく、内側・外
側に離れるにしたがってテンプレート値が大きくなるテ
ンプレートが作成される。
【0010】一方、パターン認識装置では、このように
して作成されたテンプレートを記憶手段に格納してお
き、読み取った未知の画像データと記憶させたテンプレ
ートとを比較し、その一致度を求める。この時、未知の
画像データのエッジ周縁が、たとえば印刷のぶれ等によ
りにじんだり、欠けたりしていたとしても、基準のパタ
ーンのエッジ周縁のテンプレート値は小さくなっている
ため、係るにじみなどによるパターンのぼやけが、算出
する一致度へ与える影響は少ない。しかし、テンプレー
トのパターンと入力した未知の画像データとがことなる
場合には、本来有るべきパターンの中心部分(テンプレ
ート値(絶対値)が大きい)にパターンがなかったり、
本来背景となるべきところ(テンプレート値(絶対値)
が大きい)にパターンの一部が存在したりするため、係
る場合には、一致度へ与える影響が大きくなり、非常に
小さくなる。これにより、文字の欠けやにじみの度合い
(特にやせや太り方向の深さ)を考慮した判定が行われ
る。
して作成されたテンプレートを記憶手段に格納してお
き、読み取った未知の画像データと記憶させたテンプレ
ートとを比較し、その一致度を求める。この時、未知の
画像データのエッジ周縁が、たとえば印刷のぶれ等によ
りにじんだり、欠けたりしていたとしても、基準のパタ
ーンのエッジ周縁のテンプレート値は小さくなっている
ため、係るにじみなどによるパターンのぼやけが、算出
する一致度へ与える影響は少ない。しかし、テンプレー
トのパターンと入力した未知の画像データとがことなる
場合には、本来有るべきパターンの中心部分(テンプレ
ート値(絶対値)が大きい)にパターンがなかったり、
本来背景となるべきところ(テンプレート値(絶対値)
が大きい)にパターンの一部が存在したりするため、係
る場合には、一致度へ与える影響が大きくなり、非常に
小さくなる。これにより、文字の欠けやにじみの度合い
(特にやせや太り方向の深さ)を考慮した判定が行われ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るテンプレート作成装置及
びパターン認識装置の好適な実施例を添付図面を参照に
して詳述する。図1は本発明に係るテンプレート作成装
置、及びパターン認識装置の一例である文字認識装置の
両者を一体的に構成した装置の一例を示している。まず
ハードウェアの構成について主に説明すると同図に示す
ように、工業用ビデオカメラ等の撮像装置1にて、正対
する文字画像2を撮影し、その文字画像2の濃淡画像を
現すビデオ信号を出力するようになっている。そして、
その出力を2値化回路3に送り、そこにおいて適当なレ
ベルで2値化した後、RAM等で構成される2値画像メ
モリ4に格納するようになっている。なお、本例で用い
られる文字画像2は、ラベル上に印刷された複数の文字
から構成されている。
びパターン認識装置の好適な実施例を添付図面を参照に
して詳述する。図1は本発明に係るテンプレート作成装
置、及びパターン認識装置の一例である文字認識装置の
両者を一体的に構成した装置の一例を示している。まず
ハードウェアの構成について主に説明すると同図に示す
ように、工業用ビデオカメラ等の撮像装置1にて、正対
する文字画像2を撮影し、その文字画像2の濃淡画像を
現すビデオ信号を出力するようになっている。そして、
その出力を2値化回路3に送り、そこにおいて適当なレ
ベルで2値化した後、RAM等で構成される2値画像メ
モリ4に格納するようになっている。なお、本例で用い
られる文字画像2は、ラベル上に印刷された複数の文字
から構成されている。
【0012】また、この2値画像メモリ4に格納された
2値画像は、文字認識(検査)するための積和演算回路
5或いは基準パターンとなるテンプレートを作成するた
めのCPU6内のテンプレート作成部(具体的な構成は
後述する)に送られるようになっている。そして、それ
ら両者のうちどちらに向けて出力するかは、現在行って
いる作業の種類により決定される。また、テンプレート
作成部にて作成されたテンプレートは、DRAM等から
構成されるテンプレート用メモリ7に格納されるように
なっている。
2値画像は、文字認識(検査)するための積和演算回路
5或いは基準パターンとなるテンプレートを作成するた
めのCPU6内のテンプレート作成部(具体的な構成は
後述する)に送られるようになっている。そして、それ
ら両者のうちどちらに向けて出力するかは、現在行って
いる作業の種類により決定される。また、テンプレート
作成部にて作成されたテンプレートは、DRAM等から
構成されるテンプレート用メモリ7に格納されるように
なっている。
【0013】さらに、2値画像メモリ4とテンプレート
用メモリ7は、アドレス演算回路8により求められたア
ドレスにしたがって各格納されたデータをそれぞれ積和
演算回路5に送るようになっている。そして、この積和
演算回路5では、テンプレート用メモリ7に格納された
テンプレートのデータWと、2値画像メモリ4に格納さ
れた未知の入力文字のデータIを受け取り、次式 S=ΣI*W により積和演算を行い積和値Sを算出するようになって
いる。この積和値Sが大きいほど品質が高いものとな
る。そして、この積和値SをCPU6内に送るようにな
っている。
用メモリ7は、アドレス演算回路8により求められたア
ドレスにしたがって各格納されたデータをそれぞれ積和
演算回路5に送るようになっている。そして、この積和
演算回路5では、テンプレート用メモリ7に格納された
テンプレートのデータWと、2値画像メモリ4に格納さ
れた未知の入力文字のデータIを受け取り、次式 S=ΣI*W により積和演算を行い積和値Sを算出するようになって
いる。この積和値Sが大きいほど品質が高いものとな
る。そして、この積和値SをCPU6内に送るようにな
っている。
【0014】さらに、本例では、検査時に必要なテーブ
ル(具体的な構成は後述する)を格納するワークメモリ
9を有し、さらに、カーソルキー10a,テンキー10
b等の操作装置10並びに表示装置としてのCRT11
を備えている。そして、各回路等は、CPU6からの制
御信号により駆動するようになっている。
ル(具体的な構成は後述する)を格納するワークメモリ
9を有し、さらに、カーソルキー10a,テンキー10
b等の操作装置10並びに表示装置としてのCRT11
を備えている。そして、各回路等は、CPU6からの制
御信号により駆動するようになっている。
【0015】次に、CPU6内のテンプレート作成部に
ついて図2に基づいて説明する。まず前提として、本例
でテンプレートを作成するための基準となる文字画像2
は、上記したごとく複数の文字から構成されており、し
かも、テンプレート作成対象の文字の大きさ(ポイント
数)は等しいものを用いている。そして、図2に示すよ
うに、テンプレート作成部は、撮像装置1を介して撮影
し2値画像メモリ4内に格納した図3に示すような2値
画像を受け取り、文字画像2中の任意の1文字を抽出す
る文字切出部14を備えている。本例では各文字の大き
さが等しいため、この文字切出部14は、カーソルキー
10aを用いて入力した始点(xn ,yn )に基づい
て、自動的に所定の領域(幅w,高さh)を設定し、切
出すようになっている。また、全文字に対し通し番号を
付けるとともに、文字の種類ごとにコードNo.(本例
では、Aを11、Bを12、Cを13…としている)を
割り当てている。そして、その通し番号,コードNo.
とともに、上記始点(「xn,yn 」(nは通し番号と
一致))を関連付けたテーブル(図4参照)を作成し、
それをワークメモリ9に格納するようになっている。
ついて図2に基づいて説明する。まず前提として、本例
でテンプレートを作成するための基準となる文字画像2
は、上記したごとく複数の文字から構成されており、し
かも、テンプレート作成対象の文字の大きさ(ポイント
数)は等しいものを用いている。そして、図2に示すよ
うに、テンプレート作成部は、撮像装置1を介して撮影
し2値画像メモリ4内に格納した図3に示すような2値
画像を受け取り、文字画像2中の任意の1文字を抽出す
る文字切出部14を備えている。本例では各文字の大き
さが等しいため、この文字切出部14は、カーソルキー
10aを用いて入力した始点(xn ,yn )に基づい
て、自動的に所定の領域(幅w,高さh)を設定し、切
出すようになっている。また、全文字に対し通し番号を
付けるとともに、文字の種類ごとにコードNo.(本例
では、Aを11、Bを12、Cを13…としている)を
割り当てている。そして、その通し番号,コードNo.
とともに、上記始点(「xn,yn 」(nは通し番号と
一致))を関連付けたテーブル(図4参照)を作成し、
それをワークメモリ9に格納するようになっている。
【0016】一方、文字切出部14により切出された領
域内の画像データが、第1の変換手段たる文字部分テン
プレート作成部15並びに第2の変換手段たる背景部分
テンプレート作成部16にそれぞれ送られるようになっ
ている。そして、文字部分テンプレート作成部15で
は、画像データ(基準文字)を収縮し、次いで、文字部
分(エッジの内部)に対して距離変換(文字のエッジか
らの離反距離が長くなるにつれてテンプレート値を大き
く設定する)を行うようになっている。なお、エッジの
外側、すなわち、背景部分のテンプレート値は0とす
る。このように収縮させた後距離変換を行うため、本来
の基準となる文字(収縮前)のエッジの内側近傍のテン
プレート値も0となる。
域内の画像データが、第1の変換手段たる文字部分テン
プレート作成部15並びに第2の変換手段たる背景部分
テンプレート作成部16にそれぞれ送られるようになっ
ている。そして、文字部分テンプレート作成部15で
は、画像データ(基準文字)を収縮し、次いで、文字部
分(エッジの内部)に対して距離変換(文字のエッジか
らの離反距離が長くなるにつれてテンプレート値を大き
く設定する)を行うようになっている。なお、エッジの
外側、すなわち、背景部分のテンプレート値は0とす
る。このように収縮させた後距離変換を行うため、本来
の基準となる文字(収縮前)のエッジの内側近傍のテン
プレート値も0となる。
【0017】また、背景部分テンプレート作成部16で
は、画像データ(基準文字)を膨脹し、次いで、背景部
分(エッジの外側)に対して距離変換(文字のエッジか
らの離反距離が長くなるにつれてテンプレート値を大き
く設定する)を行うようになっている。そして、この背
景部分テンプレート作成部16では、さらに求めたテン
プレート値に負号をつけるようにしている。なお、この
作成部16でもエッジの内側、すなわち、文字部分のテ
ンプレート値は0とする。このように膨脹させた後距離
変換を行うため、基準となる本来の文字のエッジの外側
近傍のテンプレート値も0となる。
は、画像データ(基準文字)を膨脹し、次いで、背景部
分(エッジの外側)に対して距離変換(文字のエッジか
らの離反距離が長くなるにつれてテンプレート値を大き
く設定する)を行うようになっている。そして、この背
景部分テンプレート作成部16では、さらに求めたテン
プレート値に負号をつけるようにしている。なお、この
作成部16でもエッジの内側、すなわち、文字部分のテ
ンプレート値は0とする。このように膨脹させた後距離
変換を行うため、基準となる本来の文字のエッジの外側
近傍のテンプレート値も0となる。
【0018】そして、両テンプレート作成部15,16
の出力を合成部17に入力し、そこにおいて与えられた
2つのテンプレートを合成し、基準となる文字のテンプ
レートを作成するようになっている。具体的には両作成
部15,16で作成されたテンプレートを加算処理する
ようになっている。これにより、例えば「C」について
のテンプレートは、図5に示すようになる。そして、本
来の文字のエッジの内外周縁は、0(Don´t Ca
re)となる。すなわち、正のテンプレート値により形
成されるテンプレート上の文字は、本来の文字より一回
り小さくなり、また、背景の境目となる0と−1との境
界は、本来の文字より一回り大きくなる。これにより、
位置ずれに対しての許容量が大きくなる。
の出力を合成部17に入力し、そこにおいて与えられた
2つのテンプレートを合成し、基準となる文字のテンプ
レートを作成するようになっている。具体的には両作成
部15,16で作成されたテンプレートを加算処理する
ようになっている。これにより、例えば「C」について
のテンプレートは、図5に示すようになる。そして、本
来の文字のエッジの内外周縁は、0(Don´t Ca
re)となる。すなわち、正のテンプレート値により形
成されるテンプレート上の文字は、本来の文字より一回
り小さくなり、また、背景の境目となる0と−1との境
界は、本来の文字より一回り大きくなる。これにより、
位置ずれに対しての許容量が大きくなる。
【0019】さらに本例では、合成部17にリミッタ機
能を設けており、上記得られたテンプレートの各テンプ
レート値の絶対値が所定の値(例えば5)より大きくな
らないようにしている。すなわち、絶対値が6以上のテ
ンプレート値があったなら全て5にする。なお、この所
定の値は任意に設定でき、さらに、本例では合成部17
に設けていたが、上記した各テンプレート作成部15,
16内にそれぞれ設け、文字部分テンプレートと背景部
分テンプレートを作成した時に所定のリミット処理を行
い、各テンプレートを構成するテンプレート値の絶対値
を所定の値以下にするようにしても良い。そして、この
ようにして作成したテンプレートをコードNo.ととも
にテンプレート用メモリ7に格納するようになっている
(図6参照)。
能を設けており、上記得られたテンプレートの各テンプ
レート値の絶対値が所定の値(例えば5)より大きくな
らないようにしている。すなわち、絶対値が6以上のテ
ンプレート値があったなら全て5にする。なお、この所
定の値は任意に設定でき、さらに、本例では合成部17
に設けていたが、上記した各テンプレート作成部15,
16内にそれぞれ設け、文字部分テンプレートと背景部
分テンプレートを作成した時に所定のリミット処理を行
い、各テンプレートを構成するテンプレート値の絶対値
を所定の値以下にするようにしても良い。そして、この
ようにして作成したテンプレートをコードNo.ととも
にテンプレート用メモリ7に格納するようになっている
(図6参照)。
【0020】さらに、本例ではテンプレート用メモリ7
に格納されたテンプレートを読み出し、自動作成したテ
ンプレートを構成する各テンプレート値の値を大きく或
いは小さく修正するための修正部18を備えている。す
なわち、操作装置10により修正するテンプレートを修
正部18に読み込むとともに、CRT11に表示する。
そして、カーソルキー10aからの入力で修正するテン
プレート値を特定し、次いで、テンキー10bからの入
力で、具体的な修正値を入力するようになっている(図
7参照)。すなわち、本例では、カーソルキー10aが
特定する手段で、テンキー10bが修正する手段を構成
するようになっている。
に格納されたテンプレートを読み出し、自動作成したテ
ンプレートを構成する各テンプレート値の値を大きく或
いは小さく修正するための修正部18を備えている。す
なわち、操作装置10により修正するテンプレートを修
正部18に読み込むとともに、CRT11に表示する。
そして、カーソルキー10aからの入力で修正するテン
プレート値を特定し、次いで、テンキー10bからの入
力で、具体的な修正値を入力するようになっている(図
7参照)。すなわち、本例では、カーソルキー10aが
特定する手段で、テンキー10bが修正する手段を構成
するようになっている。
【0021】これにより、例えば「C」と「O」を区別
するためには、Cの右側中間の空白部分があるかないか
が大きなウエートを占めるため、背景部分の当該箇所に
位置するテンプレート値を例えば−4や−5のように大
きな値とすることにより、検出精度の向上を図るように
なっている。
するためには、Cの右側中間の空白部分があるかないか
が大きなウエートを占めるため、背景部分の当該箇所に
位置するテンプレート値を例えば−4や−5のように大
きな値とすることにより、検出精度の向上を図るように
なっている。
【0022】また、視点を変えると、「C」を印字した
時に、左側の部分の周縁がにじんだり欠けたりしても
「C」と判別することができるが、開環した右側の先端
部同士がにじんで両者の距離が短くなると、「O」と誤
判別する可能性が高くなる。すなわち、にじみの程度が
同じであったとしても、前者の場合には良品の範囲内に
入るが後者の場合には不良品となるおそれもあり、さら
に、後者の箇所では不良品と判断されるようなにじみの
程度より大きくにじんでいたとしても、そのにじんだ場
所が前者の場合には良品の範囲におさまることがある。
したがって、本例のようにテンプレート値の修正を行う
ことにより良品・不良品をさらに正しく判断することが
できるようになる。
時に、左側の部分の周縁がにじんだり欠けたりしても
「C」と判別することができるが、開環した右側の先端
部同士がにじんで両者の距離が短くなると、「O」と誤
判別する可能性が高くなる。すなわち、にじみの程度が
同じであったとしても、前者の場合には良品の範囲内に
入るが後者の場合には不良品となるおそれもあり、さら
に、後者の箇所では不良品と判断されるようなにじみの
程度より大きくにじんでいたとしても、そのにじんだ場
所が前者の場合には良品の範囲におさまることがある。
したがって、本例のようにテンプレート値の修正を行う
ことにより良品・不良品をさらに正しく判断することが
できるようになる。
【0023】なお、本例では、カーソルキー10aによ
りテンプレート値を1個ずつ特定して修正処理を行うよ
うにしたが、例えば、カーソルキー10a或いはマウス
等にて所定のエリアを特定し、そのエリア内に存在する
テンプレート値に所定の係数を掛けたり、或いは所定の
値を加減算したりする等により、複数のテンプレート値
を同時に修正する等種々の手段を採ることができる。
りテンプレート値を1個ずつ特定して修正処理を行うよ
うにしたが、例えば、カーソルキー10a或いはマウス
等にて所定のエリアを特定し、そのエリア内に存在する
テンプレート値に所定の係数を掛けたり、或いは所定の
値を加減算したりする等により、複数のテンプレート値
を同時に修正する等種々の手段を採ることができる。
【0024】そして、上記したテンプレート作成部(装
置)のうち、切出された文字に対するテンプレート作成
の処理フローは、図8のフローチャート図に示すように
なっている。そして、図中ステップ161,162が文
字部分テンプレート作成部15における処理フローで、
図中ステップ163,164が背景部分テンプレート作
成部16における処理フローで、図中ステップ165,
166が合成部17における処理フローである。
置)のうち、切出された文字に対するテンプレート作成
の処理フローは、図8のフローチャート図に示すように
なっている。そして、図中ステップ161,162が文
字部分テンプレート作成部15における処理フローで、
図中ステップ163,164が背景部分テンプレート作
成部16における処理フローで、図中ステップ165,
166が合成部17における処理フローである。
【0025】さらに、このCPU6内には、検査処理を
行うための文字認識装置の一部を構成する判定手段たる
判定部20を備えている。この判定部20は、積和演算
回路5にて算出された積和値Sと、ワークメモリ9内の
テーブルに格納されたしきい値Tn とを受け取るととも
に、両者を比較し、積和値Sがしきい値Tより大きい場
合には、その文字が良品と判断するようになっている。
なお、ワークメモリ9内に格納されたしきい値Tn は、
各文字に対して個々に設定されるが、例えばテンプレー
ト作成後、複数用意した良品と不良品の見本を撮像し、
それに対してそれぞれ上記積和値Sを求め、良品の積和
値と不良品の積和値との境界の値を求めることにより、
設定することができる。
行うための文字認識装置の一部を構成する判定手段たる
判定部20を備えている。この判定部20は、積和演算
回路5にて算出された積和値Sと、ワークメモリ9内の
テーブルに格納されたしきい値Tn とを受け取るととも
に、両者を比較し、積和値Sがしきい値Tより大きい場
合には、その文字が良品と判断するようになっている。
なお、ワークメモリ9内に格納されたしきい値Tn は、
各文字に対して個々に設定されるが、例えばテンプレー
ト作成後、複数用意した良品と不良品の見本を撮像し、
それに対してそれぞれ上記積和値Sを求め、良品の積和
値と不良品の積和値との境界の値を求めることにより、
設定することができる。
【0026】次に、上記した装置を用い、1枚の文字画
像2から複数種の文字のテンプレートを作成するための
作用について図9に基づいて説明すると、基準となる文
字画像2を撮像装置1で撮像するとともに、2値化回路
3を介して2値画像メモリ4に基準となる文字の2値画
像データを格納する(S110)。
像2から複数種の文字のテンプレートを作成するための
作用について図9に基づいて説明すると、基準となる文
字画像2を撮像装置1で撮像するとともに、2値化回路
3を介して2値画像メモリ4に基準となる文字の2値画
像データを格納する(S110)。
【0027】次いで、画像データの中の最初(通し番号
n=1)の文字(「C」)に対して、始点(x1 ,y1
)の切出し処理を行う。これにより、通し番号nと、
文字のコードNo.と始点を関連付けたテーブルを作成
し、ワークメモリ9に格納する。なお、通し番号n並び
に文字のコードNo.は、予めわかっているため、実際
には、例えば設定した始点(xn ,yn )を、ワークメ
モリ9内の通し番号nの始点を格納するエリアに記憶さ
せることになる(S120〜S140)。
n=1)の文字(「C」)に対して、始点(x1 ,y1
)の切出し処理を行う。これにより、通し番号nと、
文字のコードNo.と始点を関連付けたテーブルを作成
し、ワークメモリ9に格納する。なお、通し番号n並び
に文字のコードNo.は、予めわかっているため、実際
には、例えば設定した始点(xn ,yn )を、ワークメ
モリ9内の通し番号nの始点を格納するエリアに記憶さ
せることになる(S120〜S140)。
【0028】次いで、その文字が初めての種類(文字コ
ードNo)か否かが判断される(S150)。すなわ
ち、すでにその文字に対してテンプレートを作成してい
るか否かが判断され、テンプレートを作成していない場
合には、その文字に対して所定の処理を施し、テンプレ
ートを作成する(S160)。この作成の具体的な処理
は、図8に示すステップ161〜166のようになって
いる。そして、作成したテンプレートをコードNo.と
ともにテンプレート用メモリ7に格納し(S170)、
処理を行った文字(通し番号)が基準となる文字画像2
に有する文字の最後の番号Nか否かが判断され(S18
0)、Nより小さい場合には、まだ未処理の文字が残っ
ているためステップ130に戻り、次の通し番号の文字
に対する処理を行う。なお、上記ステップ150での判
断ですでに作成済みの文字であると判断されたなら、テ
ンプレートの作成処理は行わずに上記ステップ180に
飛び、「n=N」か否かの判断が行われる。このように
することにより、テンプレート用メモリ7には、文字の
種類の数(本例では6個)に相当するテンプレートが格
納されることになる。そして、必要に応じて修正部18
にて作成したテンプレートのテンプレート値の修正を行
う。
ードNo)か否かが判断される(S150)。すなわ
ち、すでにその文字に対してテンプレートを作成してい
るか否かが判断され、テンプレートを作成していない場
合には、その文字に対して所定の処理を施し、テンプレ
ートを作成する(S160)。この作成の具体的な処理
は、図8に示すステップ161〜166のようになって
いる。そして、作成したテンプレートをコードNo.と
ともにテンプレート用メモリ7に格納し(S170)、
処理を行った文字(通し番号)が基準となる文字画像2
に有する文字の最後の番号Nか否かが判断され(S18
0)、Nより小さい場合には、まだ未処理の文字が残っ
ているためステップ130に戻り、次の通し番号の文字
に対する処理を行う。なお、上記ステップ150での判
断ですでに作成済みの文字であると判断されたなら、テ
ンプレートの作成処理は行わずに上記ステップ180に
飛び、「n=N」か否かの判断が行われる。このように
することにより、テンプレート用メモリ7には、文字の
種類の数(本例では6個)に相当するテンプレートが格
納されることになる。そして、必要に応じて修正部18
にて作成したテンプレートのテンプレート値の修正を行
う。
【0029】なお、本例では同一種類の文字は1つのテ
ンプレートを作成し、共用するようにしたが、同一の文
字であっても印字箇所が違えばその都度各文字に対して
所定の処理を行いテンプレートを作成するようにしても
良い。
ンプレートを作成し、共用するようにしたが、同一の文
字であっても印字箇所が違えばその都度各文字に対して
所定の処理を行いテンプレートを作成するようにしても
良い。
【0030】次に、上記のようにして作成したテンプレ
ートを用いて、未知の文字画像に対する検査を行う本発
明に係る文字認識装置の作用について図10に示すフロ
ーチャート図にしたがって説明する。まず、撮像装置1
にて検査対象となる未知の文字画像2を撮像し、適当な
レベルで2値化した後2値化画像メモリ4に格納する
(S201〜203)。
ートを用いて、未知の文字画像に対する検査を行う本発
明に係る文字認識装置の作用について図10に示すフロ
ーチャート図にしたがって説明する。まず、撮像装置1
にて検査対象となる未知の文字画像2を撮像し、適当な
レベルで2値化した後2値化画像メモリ4に格納する
(S201〜203)。
【0031】次いで、CPU6を作動させて、積和演算
回路5にリセット信号を送り、前回算出した積和値を零
クリアする。またワークメモリ9にアクセスして通し番
号の小さい順にテーブルを読み取り、そのコードNO.
及び始点(xn ,yn )をアドレス演算回路8に与え
る。そして、アドレス演算回路8にて、与えられたコー
ドNo.で指定された文字のテンプレートをスキャンす
るためのアドレスを求め、そのアドレス信号をテンプレ
ート用メモリ7に出力する。また、それと同時に、与え
られた始点から検査対象の文字部分の領域分をテンプレ
ートに対する場合と同じ方法でスキャンするためのアド
レスを求め、そのアドレス信号を2値画像メモリ4に出
力する。これにより、両メモリ5,7から通し番号1の
文字データから順に同期して積和演算回路5に入力され
る(S204〜207)。
回路5にリセット信号を送り、前回算出した積和値を零
クリアする。またワークメモリ9にアクセスして通し番
号の小さい順にテーブルを読み取り、そのコードNO.
及び始点(xn ,yn )をアドレス演算回路8に与え
る。そして、アドレス演算回路8にて、与えられたコー
ドNo.で指定された文字のテンプレートをスキャンす
るためのアドレスを求め、そのアドレス信号をテンプレ
ート用メモリ7に出力する。また、それと同時に、与え
られた始点から検査対象の文字部分の領域分をテンプレ
ートに対する場合と同じ方法でスキャンするためのアド
レスを求め、そのアドレス信号を2値画像メモリ4に出
力する。これにより、両メモリ5,7から通し番号1の
文字データから順に同期して積和演算回路5に入力され
る(S204〜207)。
【0032】次いで、積和演算回路5にて、入力された
n番目の文字に関する未知の2値画像と距離変換された
テンプレートとのマッチング処理を行う。すなわち、1
または0であらわされる2値画像データとテンプレート
の各テンプレート値のデータとを積和演算し、積和値S
n を算出する。これにより、例えば未知の2値画像デー
タでの文字部分が欠けている場合には、その部分の2値
データは0となるため、その箇所のテンプレート値は加
算されず、また、にじみなどにより本来の文字の部分よ
り食み出して印刷されている場合には、背景部分のマイ
ナスのテンプレート値が加算されてしまう。すなわち、
高品質なものほど算出された積和値が高くなる。なお、
異なる文字が印字されている場合には、2値画像データ
での文字部分とテンプレートの文字部分(正のテンプレ
ート値の部分)との一致度が少なく、また、2値画像デ
ータの文字部分とテンプレートの背景部分(負のテンプ
レート値の部分)との一致度が多くなり、算出された積
和値が非常に小さくなる(S208)。
n番目の文字に関する未知の2値画像と距離変換された
テンプレートとのマッチング処理を行う。すなわち、1
または0であらわされる2値画像データとテンプレート
の各テンプレート値のデータとを積和演算し、積和値S
n を算出する。これにより、例えば未知の2値画像デー
タでの文字部分が欠けている場合には、その部分の2値
データは0となるため、その箇所のテンプレート値は加
算されず、また、にじみなどにより本来の文字の部分よ
り食み出して印刷されている場合には、背景部分のマイ
ナスのテンプレート値が加算されてしまう。すなわち、
高品質なものほど算出された積和値が高くなる。なお、
異なる文字が印字されている場合には、2値画像データ
での文字部分とテンプレートの文字部分(正のテンプレ
ート値の部分)との一致度が少なく、また、2値画像デ
ータの文字部分とテンプレートの背景部分(負のテンプ
レート値の部分)との一致度が多くなり、算出された積
和値が非常に小さくなる(S208)。
【0033】算出した積和値Sn をCPU6内の判定部
20に送り、ここにおいてワークメモリ9のテーブルか
ら読み出して通し番号nにおけるしきい値Tn と比較
し、与えられた積和値Sn しきい値より大きければ良品
と判断し、小さければ不良品と判断する(S209〜2
11)。
20に送り、ここにおいてワークメモリ9のテーブルか
ら読み出して通し番号nにおけるしきい値Tn と比較
し、与えられた積和値Sn しきい値より大きければ良品
と判断し、小さければ不良品と判断する(S209〜2
11)。
【0034】そして、すべての文字に対して良品・不良
品の判定を行ったか否か(通し番号nが最終値Nか否
か)を判断し(S212)、全文字終了していなければ
ステップ206に戻り、次の文字に対して上記処理を行
う。そして、全ての文字に対する処理が終了したなら、
不良の文字が有ったか否かを判断し、一つでも有った場
合には、その検査対象物は不良品とし、一つもない場合
に良品と判断する(S213〜215)。
品の判定を行ったか否か(通し番号nが最終値Nか否
か)を判断し(S212)、全文字終了していなければ
ステップ206に戻り、次の文字に対して上記処理を行
う。そして、全ての文字に対する処理が終了したなら、
不良の文字が有ったか否かを判断し、一つでも有った場
合には、その検査対象物は不良品とし、一つもない場合
に良品と判断する(S213〜215)。
【0035】なお、本例では各文字の個々に対する良品
・不良品の発生状況や品質の度合い等のデータを資料と
して抽出するためにステップ209〜211における各
文字に対する良・不良の判断で不良文字と判定されても
次の文字に対する処理を行うようにしたが、単に不良品
を排除するような場合には、そのステップ211で不良
品と判断された時に処理を終了するようにしても良く、
その使用方法は種々のものを用いることができるのはも
ちろんである。
・不良品の発生状況や品質の度合い等のデータを資料と
して抽出するためにステップ209〜211における各
文字に対する良・不良の判断で不良文字と判定されても
次の文字に対する処理を行うようにしたが、単に不良品
を排除するような場合には、そのステップ211で不良
品と判断された時に処理を終了するようにしても良く、
その使用方法は種々のものを用いることができるのはも
ちろんである。
【0036】なお、上記した実施例では撮像装置1とし
ては、工業用ビデオカメラを用いた例について説明した
が、これに限ることなく例えばイメージスキャナーその
他任意の装置を用いることができる。
ては、工業用ビデオカメラを用いた例について説明した
が、これに限ることなく例えばイメージスキャナーその
他任意の装置を用いることができる。
【0037】また、上記した実施例では、CPU6内に
設けたテンプレート作成部(装置)に基準となる文字画
像データを入力する際に、一旦2値画像メモリ4内に画
像データを格納するようにしたが、これは、一つの画像
データから複数の文字を切出し、各文字に対してテンプ
レートを作成するようにしたためで、例えば一つの文字
を撮像、或いは撮像した複数の文字全体を一つの画像と
してとらえ、1つのテンプレートを作成するような場合
には、切出し作用が不要であるため、直接(2値画像メ
モリに格納することなく)入力するようにしても良い
(係る場合でももちろん格納しても良いが)。また、係
る場合には、基本的には文字切出部14も不要となる
が、後の文字認識(検査)処理時の便宜性から始点
(x,y)を特定した方が良い場合には、設けておいて
も良い。
設けたテンプレート作成部(装置)に基準となる文字画
像データを入力する際に、一旦2値画像メモリ4内に画
像データを格納するようにしたが、これは、一つの画像
データから複数の文字を切出し、各文字に対してテンプ
レートを作成するようにしたためで、例えば一つの文字
を撮像、或いは撮像した複数の文字全体を一つの画像と
してとらえ、1つのテンプレートを作成するような場合
には、切出し作用が不要であるため、直接(2値画像メ
モリに格納することなく)入力するようにしても良い
(係る場合でももちろん格納しても良いが)。また、係
る場合には、基本的には文字切出部14も不要となる
が、後の文字認識(検査)処理時の便宜性から始点
(x,y)を特定した方が良い場合には、設けておいて
も良い。
【0038】さらにまた、本発明における対象物として
は、上記した実施例のように文字に限られることはな
く、例えばロゴやその他のマーク等の絵でも良く、一般
的なテンプレートマッチングによるパターン認識装置及
びそのパターン認識をするためのテンプレートを作成す
る装置であれば良いのである。
は、上記した実施例のように文字に限られることはな
く、例えばロゴやその他のマーク等の絵でも良く、一般
的なテンプレートマッチングによるパターン認識装置及
びそのパターン認識をするためのテンプレートを作成す
る装置であれば良いのである。
【0039】さらにまた、上記した実施例では、予め配
置の決まっている文字から構成された文字画像に対する
認識を行う例に付いて説明したが、本発明はこれに限る
ことなく、例えば未知の入力文字画像データ(文字の種
類も不明)に対して予め作成した複数のテンプレートと
マッチング処理をし、その一致度(上記例では積和値)
を求め、文字の種類を判別するような文字認識装置とし
ても使用することができる。そして、上記したごとく、
異なる文字のテンプレートとマッチングさせた時には、
その値は非常に小さくなるため、合否の判断が容易に行
える。
置の決まっている文字から構成された文字画像に対する
認識を行う例に付いて説明したが、本発明はこれに限る
ことなく、例えば未知の入力文字画像データ(文字の種
類も不明)に対して予め作成した複数のテンプレートと
マッチング処理をし、その一致度(上記例では積和値)
を求め、文字の種類を判別するような文字認識装置とし
ても使用することができる。そして、上記したごとく、
異なる文字のテンプレートとマッチングさせた時には、
その値は非常に小さくなるため、合否の判断が容易に行
える。
【0040】さらに、上記した実施例では、最適な実施
例として、テンプレート作成装置と、文字(パターン)
認識装置とを一体化したものについて説明したが、別途
分離して形成しても良いのはもちろんである。
例として、テンプレート作成装置と、文字(パターン)
認識装置とを一体化したものについて説明したが、別途
分離して形成しても良いのはもちろんである。
【0041】また、上記した実施例では、各テンプレー
ト作成部15,16で距離変換を行い作成したテンプレ
ート値は、一画素分ごとに1ずつ大きくするようにした
が、このアップ量は任意に設定でき、あるところは2以
上大きく(例えば1から3)することにより急峻な立ち
上がりを設けても良く、或いは逆に同一の数値を連続す
ることにより緩やかな立ち上がりをするようにしても良
く、適宜変更実施が可能である。
ト作成部15,16で距離変換を行い作成したテンプレ
ート値は、一画素分ごとに1ずつ大きくするようにした
が、このアップ量は任意に設定でき、あるところは2以
上大きく(例えば1から3)することにより急峻な立ち
上がりを設けても良く、或いは逆に同一の数値を連続す
ることにより緩やかな立ち上がりをするようにしても良
く、適宜変更実施が可能である。
【0042】さらにまた、合成部17における合成処理
として、上記した実施例では加算処理をするようにした
が、例えば、背景部分テンプレート作成部16で作成し
たテンプレート値に負号を付けることなく合成部17に
入力し、文字部分のテンプレートから背景部分のテンプ
レートを減算するようにしても良く、その他種々の変更
実施が可能である。
として、上記した実施例では加算処理をするようにした
が、例えば、背景部分テンプレート作成部16で作成し
たテンプレート値に負号を付けることなく合成部17に
入力し、文字部分のテンプレートから背景部分のテンプ
レートを減算するようにしても良く、その他種々の変更
実施が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るテンプレー
ト作成装置及びパターン認識装置では、背景部分のテン
プレート値に対しても距離変換を行い、基準パターンの
エッジから遠くなるほど大きなテンプレート値(絶対
値)としたため、たとえ欠けやにじみ等を有する印字品
質の悪い文字であっても、正確にその文字を判別するこ
とができ、認識率・品質検査精度を向上させることがで
きる。
ト作成装置及びパターン認識装置では、背景部分のテン
プレート値に対しても距離変換を行い、基準パターンの
エッジから遠くなるほど大きなテンプレート値(絶対
値)としたため、たとえ欠けやにじみ等を有する印字品
質の悪い文字であっても、正確にその文字を判別するこ
とができ、認識率・品質検査精度を向上させることがで
きる。
【図1】本発明に係るパターン(文字)認識装置並びら
にテンプレート作成装置の好適な一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
にテンプレート作成装置の好適な一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
【図2】図1に示すCPU内の具体的な構成の一部を示
す図である。
す図である。
【図3】文字画像を撮像して得られた2値画像の一例を
示す図である。
示す図である。
【図4】ワークメモリに格納するテーブルの一例を示す
図である。
図である。
【図5】本発明のテンプレート作成装置で作成したテン
プレートの一例を示す図である。
プレートの一例を示す図である。
【図6】テンプレート用メモリに格納するテンプレート
の状態を示す図である。
の状態を示す図である。
【図7】修正部の機能を説明するフローチャート図であ
る。
る。
【図8】1つのテンプレートを作成する手順を説明する
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図9】テンプレート作成装置の作用を説明するフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図10】文字認識装置の作用を説明するフローチャー
ト図である。
ト図である。
1 撮像装置 2 文字画像 3 2値化回路 4 2値化メモリ 5 積和演算回路(一致度を求める手段) 6 CPU 7 テンプレート用メモリ(テンプレート記憶手段) 8 アドレス演算回路 9 ワークメモリ 10a カーソルキー(特定する手段) 10b テンキー(修正する手段) 11 CRT 14 文字切出部 15 文字部分テンプレート作成部(第1の変換手段) 16 背景部分テンプレート作成部(第2の変換手段) 17 合成部(合成する手段) 18 修正部(特定する手段・修正する手段) 20 判定部(判定手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 入力基準となる文字等のパターンの内側
部分に対して距離変換して第1テンプレートを作成する
第1の変換手段と、 前記パターンの背景部分に対して距離変換して第2テン
プレートを作成する第2の変換手段と、 前記第1,第2の変換手段で作成された第1,第2テン
プレートを合成する手段とを備えたテンプレート作成装
置。 - 【請求項2】 前記作成したテンプレートの所定位置を
特定する手段と、 その手段により特定された前記所定位置のテンプレート
値を修正する手段とを備えた請求項1に記載のテンプレ
ート作成装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のテンプレート
作成装置により作成されたテンプレートを記憶するテン
プレート記憶手段と、 そのテンプレート記憶手段に格納されたテンプレート
と、入力された未知の文字画像等のパターンとを比較
し、その一致度を算出する手段と、 その算出手段の出力を受けて所定の判定を行う判定手段
とを備えたパターン認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171509A JPH05342414A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | テンプレート作成装置及びパターン認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171509A JPH05342414A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | テンプレート作成装置及びパターン認識装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05342414A true JPH05342414A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15924437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4171509A Pending JPH05342414A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | テンプレート作成装置及びパターン認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05342414A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001216470A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Keyence Corp | パターンマッチング方法及び装置 |
| JP2006133888A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Namco Ltd | プログラム、情報記憶媒体及び図形類似度判定装置 |
| JP2007072569A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Namco Bandai Games Inc | プログラム、情報記憶媒体及び手書き図類似度判定装置 |
| JP2008269572A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc | レンジ画像から物体の姿勢を求める方法及びシステム |
| JP2009211561A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ntt Comware Corp | 奥行きデータ生成装置及び奥行きデータ生成方法ならびにそのプログラム |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4171509A patent/JPH05342414A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001216470A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-10 | Keyence Corp | パターンマッチング方法及び装置 |
| JP2006133888A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Namco Ltd | プログラム、情報記憶媒体及び図形類似度判定装置 |
| JP2007072569A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Namco Bandai Games Inc | プログラム、情報記憶媒体及び手書き図類似度判定装置 |
| JP2008269572A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc | レンジ画像から物体の姿勢を求める方法及びシステム |
| JP2009211561A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Ntt Comware Corp | 奥行きデータ生成装置及び奥行きデータ生成方法ならびにそのプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |