JPH05343036A - 平面型蛍光ランプ装置 - Google Patents
平面型蛍光ランプ装置Info
- Publication number
- JPH05343036A JPH05343036A JP16833092A JP16833092A JPH05343036A JP H05343036 A JPH05343036 A JP H05343036A JP 16833092 A JP16833092 A JP 16833092A JP 16833092 A JP16833092 A JP 16833092A JP H05343036 A JPH05343036 A JP H05343036A
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- Japan
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- fluorescent lamp
- flat fluorescent
- plate member
- trigger wire
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- Pending
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電開始時の点灯装置より印加する始動電圧
をより低くすることにより、始動性を改善して暗黒効果
の影響を低減し、周辺機器への影響を軽減する。 【構成】 上板部材および下板部材ならびに枠スペーサ
部材により密閉された偏平空間が形成され、この偏平空
間内に細長い陽極および陰極が対向配置され、これら上
板部材ならびに下板部材の内面に蛍光体が塗布されてな
る平面型蛍光ランプと、この平面型蛍光ランプを点灯さ
せるパルス点灯回路とよりなる平面型蛍光ランプ装置に
おいて、前記平面型蛍光ランプは、前記陰極に対向する
下板部材の背面位置に、幅が2mm以下で、この陰極と
同程度の長さのトリガー線が配設されるとともに、この
トリガー線が接地されてなり、前記パルス点灯回路は、
前記陰極に負高圧を印加する回路構成であることを特徴
とする。
をより低くすることにより、始動性を改善して暗黒効果
の影響を低減し、周辺機器への影響を軽減する。 【構成】 上板部材および下板部材ならびに枠スペーサ
部材により密閉された偏平空間が形成され、この偏平空
間内に細長い陽極および陰極が対向配置され、これら上
板部材ならびに下板部材の内面に蛍光体が塗布されてな
る平面型蛍光ランプと、この平面型蛍光ランプを点灯さ
せるパルス点灯回路とよりなる平面型蛍光ランプ装置に
おいて、前記平面型蛍光ランプは、前記陰極に対向する
下板部材の背面位置に、幅が2mm以下で、この陰極と
同程度の長さのトリガー線が配設されるとともに、この
トリガー線が接地されてなり、前記パルス点灯回路は、
前記陰極に負高圧を印加する回路構成であることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイのバ
ックライト用として好適に使用される平面型蛍光ランプ
装置に関する。
ックライト用として好適に使用される平面型蛍光ランプ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高密度化にともなって、
あらゆる商品が小型化されていく傾向にあり、パソコン
やワープロ、ビデオカメラなども例外ではない。この小
型化のためには、ディスプレイ装置も小型化、薄型化し
なければならず、この小型化、薄型化に最も適したもの
として、液晶ディスプレイが主に使用されるようになっ
てきている。
あらゆる商品が小型化されていく傾向にあり、パソコン
やワープロ、ビデオカメラなども例外ではない。この小
型化のためには、ディスプレイ装置も小型化、薄型化し
なければならず、この小型化、薄型化に最も適したもの
として、液晶ディスプレイが主に使用されるようになっ
てきている。
【0003】この液晶ディスプレイとしては、反射型と
透過型があるが、画面が明るくて見やすくカラー化が可
能なことから、近年は透過型が主流になりつつある。こ
の透過型液晶ディスプレイは、背面より照明するバック
ライトを必要とし、このバックライトとしては、主に蛍
光ランプが使用されている。そして、ビデオカメラのビ
ューファインダー用としても液晶ディスプレイが用いら
れるようになってきたが、近年、ビデオカメラの小型化
にともない、液晶ディスプレイとしては1インチ以下の
小型のものが求められるようになってきた。このため、
バックライトとして従来使用されてきた直管型の蛍光ラ
ンプでは対処しきれなくなり、平面型の蛍光ランプが求
められるようになってきた。
透過型があるが、画面が明るくて見やすくカラー化が可
能なことから、近年は透過型が主流になりつつある。こ
の透過型液晶ディスプレイは、背面より照明するバック
ライトを必要とし、このバックライトとしては、主に蛍
光ランプが使用されている。そして、ビデオカメラのビ
ューファインダー用としても液晶ディスプレイが用いら
れるようになってきたが、近年、ビデオカメラの小型化
にともない、液晶ディスプレイとしては1インチ以下の
小型のものが求められるようになってきた。このため、
バックライトとして従来使用されてきた直管型の蛍光ラ
ンプでは対処しきれなくなり、平面型の蛍光ランプが求
められるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、小型の平
面型蛍光ランプは、ビデオカメラのビューファインダー
用として主に使用されているが、ビデオカメラは電池駆
動であり、かつ周辺機器への影響を考慮すると、始動電
圧はより低いことが望まれている。しかし、ビデオカメ
ラのビューファインダーに組み込んで平面型蛍光ランプ
を使用する場合は、光のない条件下で点灯されるので、
いわゆる暗黒効果のために、点灯装置より印加する電圧
は、通常よりも高い電圧にしないと放電が全面に移行し
ないという問題点がある。
面型蛍光ランプは、ビデオカメラのビューファインダー
用として主に使用されているが、ビデオカメラは電池駆
動であり、かつ周辺機器への影響を考慮すると、始動電
圧はより低いことが望まれている。しかし、ビデオカメ
ラのビューファインダーに組み込んで平面型蛍光ランプ
を使用する場合は、光のない条件下で点灯されるので、
いわゆる暗黒効果のために、点灯装置より印加する電圧
は、通常よりも高い電圧にしないと放電が全面に移行し
ないという問題点がある。
【0005】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、放
電開始時の点灯装置より印加する始動電圧をより低くす
ることにより、始動性を改善して暗黒効果の影響を低減
し、周辺機器への影響を軽減した平面型蛍光ランプ装置
を提供することにある。
めになされたものであり、その目的とするところは、放
電開始時の点灯装置より印加する始動電圧をより低くす
ることにより、始動性を改善して暗黒効果の影響を低減
し、周辺機器への影響を軽減した平面型蛍光ランプ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の平面型蛍光ラン
プ装置は、上板部材および下板部材ならびに枠スペーサ
部材により密閉された偏平空間が形成され、この偏平空
間内に細長い陽極および陰極が対向配置され、これら上
板部材ならびに下板部材の内面に蛍光体が塗布されてな
る平面型蛍光ランプと、この平面型蛍光ランプを点灯さ
せるパルス点灯回路とよりなる平面型蛍光ランプ装置に
おいて、前記平面型蛍光ランプは、前記陰極に対向する
下板部材の背面位置に、幅が2mm以下で、この陰極と
同程度の長さのトリガー線が配設されるとともに、この
トリガー線が接地されてなり、前記パルス点灯回路は、
前記陰極に負高圧を印加する回路構成であることを特徴
とする。またトリガー線は、陽極の背面にまで伸び、先
端が陽極と電気的に接続されていることが好ましい。そ
してこのトリガー線は、略M字型に形成されていること
が好ましい。またこのトリガー線は、下板部材の背面に
貼付された導電性金属部材もしくは平面型蛍光ランプが
取り付けられる基板にプリントされたものであることが
好ましい。
プ装置は、上板部材および下板部材ならびに枠スペーサ
部材により密閉された偏平空間が形成され、この偏平空
間内に細長い陽極および陰極が対向配置され、これら上
板部材ならびに下板部材の内面に蛍光体が塗布されてな
る平面型蛍光ランプと、この平面型蛍光ランプを点灯さ
せるパルス点灯回路とよりなる平面型蛍光ランプ装置に
おいて、前記平面型蛍光ランプは、前記陰極に対向する
下板部材の背面位置に、幅が2mm以下で、この陰極と
同程度の長さのトリガー線が配設されるとともに、この
トリガー線が接地されてなり、前記パルス点灯回路は、
前記陰極に負高圧を印加する回路構成であることを特徴
とする。またトリガー線は、陽極の背面にまで伸び、先
端が陽極と電気的に接続されていることが好ましい。そ
してこのトリガー線は、略M字型に形成されていること
が好ましい。またこのトリガー線は、下板部材の背面に
貼付された導電性金属部材もしくは平面型蛍光ランプが
取り付けられる基板にプリントされたものであることが
好ましい。
【0007】
【作用】陰極に対向する下板部材の背面に、幅が2mm
以下で陰極とほぼ同程度の長さのトリガー線を配設し、
該トリガー線を接地するとともに、パルス点灯回路より
陰極に負高圧を印加する構成としたので、放電開始の際
の2次電子放出に大きく影響する陰極近傍の電位勾配が
大きくなり、2次電子放出後の全面放電に到るまでの過
程において、全面放電に移行し易いように働く。
以下で陰極とほぼ同程度の長さのトリガー線を配設し、
該トリガー線を接地するとともに、パルス点灯回路より
陰極に負高圧を印加する構成としたので、放電開始の際
の2次電子放出に大きく影響する陰極近傍の電位勾配が
大きくなり、2次電子放出後の全面放電に到るまでの過
程において、全面放電に移行し易いように働く。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明に係わる平面型蛍光ランプ装置の説明
図であり、Lは出力0.4Wの平面型蛍光ランプで、液
晶ディスプレイの0.7インチ対応の大きさを有しして
いる。そして内部には水銀2mgとアルゴン60トール
を封入するか、もしくはキセノンとアルゴンの混合希ガ
スが50トール封入されている。8は、この平面型蛍光
ランプLを点灯させるパルス点灯回路である。
る。図1は本発明に係わる平面型蛍光ランプ装置の説明
図であり、Lは出力0.4Wの平面型蛍光ランプで、液
晶ディスプレイの0.7インチ対応の大きさを有しして
いる。そして内部には水銀2mgとアルゴン60トール
を封入するか、もしくはキセノンとアルゴンの混合希ガ
スが50トール封入されている。8は、この平面型蛍光
ランプLを点灯させるパルス点灯回路である。
【0009】平面型蛍光ランプLは、図2の斜視図に示
すように、1の上板部材と、2の下板部材および3の枠
スペーサ部材により密閉された偏平な空間が形成され、
この密閉空間の両端側には細長い陽極4と陰極5が対向
配置されている。この上板部材1は、厚さ1.0mmの
透光性のガラス板で、内面には厚さがおみそ8μmの蛍
光体が塗布されている。また下板部材2と枠スペーサ部
材3は、例えば、商品名ステアタイト(MgOとSiO
2 の焼結体)として知られているセラミックで一体的に
成形され、下板部材2の内面には厚さがおよそ30μm
の蛍光体が塗布されている。そして、6は下板部材2の
背面に略M字型に貼付されたトリガー線である。
すように、1の上板部材と、2の下板部材および3の枠
スペーサ部材により密閉された偏平な空間が形成され、
この密閉空間の両端側には細長い陽極4と陰極5が対向
配置されている。この上板部材1は、厚さ1.0mmの
透光性のガラス板で、内面には厚さがおみそ8μmの蛍
光体が塗布されている。また下板部材2と枠スペーサ部
材3は、例えば、商品名ステアタイト(MgOとSiO
2 の焼結体)として知られているセラミックで一体的に
成形され、下板部材2の内面には厚さがおよそ30μm
の蛍光体が塗布されている。そして、6は下板部材2の
背面に略M字型に貼付されたトリガー線である。
【0010】陽極4および陰極5は、Fe−Ni−Cr
の合金製で、枠スペーサ部材3もしくは枠スペーサ部材
3と上板部材1との間隙を気密に貫通する陽極リード4
1ならびに陰極リード51にそれぞれ接続されている。
これら陽極リード41および陰極リード51は、後に詳
述するパルス点灯回路8に接続されるが、陽極リード4
1は低電圧側に接続され、陰極リード51は高電圧側に
接続されて、この高電圧側が負高圧とされる。そして、
陽極リード41にはトリガー線6の一端側が巻回接続さ
れ、電気的に導通されている。
の合金製で、枠スペーサ部材3もしくは枠スペーサ部材
3と上板部材1との間隙を気密に貫通する陽極リード4
1ならびに陰極リード51にそれぞれ接続されている。
これら陽極リード41および陰極リード51は、後に詳
述するパルス点灯回路8に接続されるが、陽極リード4
1は低電圧側に接続され、陰極リード51は高電圧側に
接続されて、この高電圧側が負高圧とされる。そして、
陽極リード41にはトリガー線6の一端側が巻回接続さ
れ、電気的に導通されている。
【0011】トリガー線6は、アルミニウムや銅などの
導電性金属箔が使用され、幅は1.0mm、厚みは50
μm程度のものが好ましい。そして、図2に示すよう
に、陽極4および陰極5の背面に対向してほぼ同じ長さ
だけ貼付され、これらを結ぶ中間部分は略Vの字型に形
成され、全体としてはトリガー線6は略M字型に形成さ
れている。そして、後述するパルス点灯回路8の説明か
らもわかるように、陽極リード51が接地されているの
で、結果としてトリガー線6が接地されることとなる。
導電性金属箔が使用され、幅は1.0mm、厚みは50
μm程度のものが好ましい。そして、図2に示すよう
に、陽極4および陰極5の背面に対向してほぼ同じ長さ
だけ貼付され、これらを結ぶ中間部分は略Vの字型に形
成され、全体としてはトリガー線6は略M字型に形成さ
れている。そして、後述するパルス点灯回路8の説明か
らもわかるように、陽極リード51が接地されているの
で、結果としてトリガー線6が接地されることとなる。
【0012】パルス点灯回路8としては種々のものを用
いることができるが、一例として、図2に示すようなフ
ライバック方式のパルス点灯回路を用いることができ
る。すなわち、同期信号に合わせてタイミングおよびド
ライブ回路81から発生するパルスをFET82のゲー
トに加える。FET82が昇圧トランス83の1次側の
電流をスイッチングすることにより、2次高圧を発生さ
せ、平面型蛍光ランプLを点灯させる。このとき、昇圧
トランス83の1次側への結線は、2次側の高圧側が負
高圧とされるように結線されている。そして、ランプL
の下板部材2の外表面に貼付されたトリガー線6が昇圧
トランス83の2次側の低圧側に陽極リード41ととも
に接続されている。
いることができるが、一例として、図2に示すようなフ
ライバック方式のパルス点灯回路を用いることができ
る。すなわち、同期信号に合わせてタイミングおよびド
ライブ回路81から発生するパルスをFET82のゲー
トに加える。FET82が昇圧トランス83の1次側の
電流をスイッチングすることにより、2次高圧を発生さ
せ、平面型蛍光ランプLを点灯させる。このとき、昇圧
トランス83の1次側への結線は、2次側の高圧側が負
高圧とされるように結線されている。そして、ランプL
の下板部材2の外表面に貼付されたトリガー線6が昇圧
トランス83の2次側の低圧側に陽極リード41ととも
に接続されている。
【0013】次に本発明の実験例について説明する。表
1は、水銀を2mgとアルゴンを60トール封入した水
銀蛍光ランプと、キセノンとアルゴンの混合希ガスを5
0トール封入した希ガス蛍光ランプのそれぞれについ
て、陰極5に負高圧を印加し、下板部材2の背面に貼る
導電性金属の形状を変化させて、その時の始動電圧の変
化を測定した結果である。測定方法は、室温で6V、
0.4Wになるようにインバータを調整し、電源を一旦
0Vにして切り、再びONして手動で徐々に電圧を上げ
ていき、陰極近傍で放電が開始するときの電源電圧を記
録したものである。ランプは水銀蛍光ランプ、希ガス蛍
光ランプともそれぞれ同じランプを用い、各5回測定し
て平均値を求めた。表1において、No.1〜No.3が従来例
であり、No.4が本発明で、トリガー線の幅は1mmのも
のを用いた。
1は、水銀を2mgとアルゴンを60トール封入した水
銀蛍光ランプと、キセノンとアルゴンの混合希ガスを5
0トール封入した希ガス蛍光ランプのそれぞれについ
て、陰極5に負高圧を印加し、下板部材2の背面に貼る
導電性金属の形状を変化させて、その時の始動電圧の変
化を測定した結果である。測定方法は、室温で6V、
0.4Wになるようにインバータを調整し、電源を一旦
0Vにして切り、再びONして手動で徐々に電圧を上げ
ていき、陰極近傍で放電が開始するときの電源電圧を記
録したものである。ランプは水銀蛍光ランプ、希ガス蛍
光ランプともそれぞれ同じランプを用い、各5回測定し
て平均値を求めた。表1において、No.1〜No.3が従来例
であり、No.4が本発明で、トリガー線の幅は1mmのも
のを用いた。
【0014】
【表1】
【0015】表1に示すように、水銀蛍光ランプおよび
希ガス蛍光ランプとも、導電性金属を背面に貼付しない
場合(No.1)が一番始動電圧が高く、それぞれ3.00
Vと3.01Vであった。そして背面全体に導電性金属
を貼付した場合(No.2)は、水銀蛍光ランプおよび希ガ
ス蛍光ランプとも始動電圧が2割程度減少し、接地した
場合(No.3)は、さらに若干低下するが、本発明に係わ
るNo.4の場合は、始動電圧が一番低く、それぞれ2.1
0Vならびに2.13Vにまで低下することが確認され
た。
希ガス蛍光ランプとも、導電性金属を背面に貼付しない
場合(No.1)が一番始動電圧が高く、それぞれ3.00
Vと3.01Vであった。そして背面全体に導電性金属
を貼付した場合(No.2)は、水銀蛍光ランプおよび希ガ
ス蛍光ランプとも始動電圧が2割程度減少し、接地した
場合(No.3)は、さらに若干低下するが、本発明に係わ
るNo.4の場合は、始動電圧が一番低く、それぞれ2.1
0Vならびに2.13Vにまで低下することが確認され
た。
【0016】尚、本発明において始動電圧がより低下す
る主な理由は、次の2点に起因すると考えられる。 (1)導電性金属よりなるトリガー線が、陰極の背面に
貼付され、かつこのトリガー線の幅が非常に狭い。 (2)トリガー線が接地されている。 この理由を図3に示す陰極付近の電位勾配図に基づいて
説明する。図3の(イ)は本発明のトリガー線を備えた
場合の電位勾配図、(ロ)は従来の導電性金属が背面全
体に貼られている場合の電位勾配図、(ハ)は導電性金
属部材がない場合の電位勾配図である。すなわち図3よ
り言えることは、本発明の場合には電位勾配が大きく取
れることであり、この結果始動性がよくなるものと考え
られる。尚、トリガー線の幅は2mm以下、好ましくは
1mm以下にしないと始動電圧を低減させる効果が低く
なる。
る主な理由は、次の2点に起因すると考えられる。 (1)導電性金属よりなるトリガー線が、陰極の背面に
貼付され、かつこのトリガー線の幅が非常に狭い。 (2)トリガー線が接地されている。 この理由を図3に示す陰極付近の電位勾配図に基づいて
説明する。図3の(イ)は本発明のトリガー線を備えた
場合の電位勾配図、(ロ)は従来の導電性金属が背面全
体に貼られている場合の電位勾配図、(ハ)は導電性金
属部材がない場合の電位勾配図である。すなわち図3よ
り言えることは、本発明の場合には電位勾配が大きく取
れることであり、この結果始動性がよくなるものと考え
られる。尚、トリガー線の幅は2mm以下、好ましくは
1mm以下にしないと始動電圧を低減させる効果が低く
なる。
【0017】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明においては以上の実施例に限定されるものではな
く、種々の変更が可能である。例えば、トリガー線6は
下板部材2に貼付するのではなく、図4に示すように、
平面型蛍光ランプが取り付けられる基板7にその形状を
プリントしてもよい。またトリガー線の形状はM字に限
定されるものではなく、N字状、ジクザク状、螺旋状な
どの種々の形状のものが使用できる。そして、本発明に
おいては、最低限、陰極に負高圧が印加されるととも
に、陰極に対向する下板部材の裏面に幅が2mm以下の
トリガー線が貼られ、このトリガー線が接地されていれ
ばよく、この場合はただ単なる直線状の形状となる。
尚、この場合は、表1に示すものと同様の実験を行った
ところ、始動電圧は水銀蛍光ランプの場合が2.15
V、希ガス蛍光ランプの場合が2.23Vであった。
本発明においては以上の実施例に限定されるものではな
く、種々の変更が可能である。例えば、トリガー線6は
下板部材2に貼付するのではなく、図4に示すように、
平面型蛍光ランプが取り付けられる基板7にその形状を
プリントしてもよい。またトリガー線の形状はM字に限
定されるものではなく、N字状、ジクザク状、螺旋状な
どの種々の形状のものが使用できる。そして、本発明に
おいては、最低限、陰極に負高圧が印加されるととも
に、陰極に対向する下板部材の裏面に幅が2mm以下の
トリガー線が貼られ、このトリガー線が接地されていれ
ばよく、この場合はただ単なる直線状の形状となる。
尚、この場合は、表1に示すものと同様の実験を行った
ところ、始動電圧は水銀蛍光ランプの場合が2.15
V、希ガス蛍光ランプの場合が2.23Vであった。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の平
面型蛍光ランプ装置は、放電開始時の始動電圧をより低
くすることができるので、始動性が改善されて暗黒効果
の影響を低くでき、周辺機器への影響を軽減することが
できる。
面型蛍光ランプ装置は、放電開始時の始動電圧をより低
くすることができるので、始動性が改善されて暗黒効果
の影響を低くでき、周辺機器への影響を軽減することが
できる。
【図1】本発明に係わる平面型蛍光ランプ装置の説明図
である。
である。
【図2】平面型蛍光ランプの斜視図である。
【図3】陰極付近における電位勾配の説明図である。
【図4】本発明のに係わる平面型蛍光ランプの他の実施
例の斜視図である。
例の斜視図である。
1…上板部材 2…下板部材 3…枠スペーサ部材 4…陽極 41…陽極リード 5…陰極 51…陰極リード 6…トリガー線 7…基板 8…パルス点灯回路 81…タイミングおよびドライブ回路 82…FET 83…昇圧トランス 84…コンデンサ L…ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 啓史 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 亀ケ谷 武夫 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシオ 電機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 上板部材および下板部材ならびに枠スペ
ーサ部材により密閉された偏平空間が形成され、この偏
平空間内に細長い陽極および陰極が対向配置され、これ
ら上板部材ならびに下板部材の内面に蛍光体が塗布され
てなる平面型蛍光ランプと、この平面型蛍光ランプを点
灯させるパルス点灯回路とよりなる平面型蛍光ランプ装
置において、 前記平面型蛍光ランプは、前記陰極に対向する下板部材
の背面位置に、幅が2mm以下で、この陰極と同程度の
長さのトリガー線が配設されるとともに、このトリガー
線が接地されてなり、 前記パルス点灯回路は、前記陰極に負高圧を印加する回
路構成であることを特徴とする平面型蛍光ランプ装置。 - 【請求項2】 請求項1のトリガー線が陽極の背面にま
で延長され、先端が陽極と電気的に接続されてなること
を特徴とする請求項1記載の平面型蛍光ランプ装置。 - 【請求項3】 請求項1乃至請求項2のトリガー線が、
略M字型に形成されてなることを特徴とする請求項1乃
至請求項2記載の平面型蛍光ランプ装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のトリガー線が、
下板部材の背面に貼付された導電性金属部材であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の平面型蛍光ラ
ンプ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のトリガー線が、
平面型蛍光ランプが取り付けられる基板にプリントされ
たものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記
載の平面型蛍光ランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833092A JPH05343036A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 平面型蛍光ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16833092A JPH05343036A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 平面型蛍光ランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343036A true JPH05343036A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15866050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16833092A Pending JPH05343036A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 平面型蛍光ランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05343036A (ja) |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP16833092A patent/JPH05343036A/ja active Pending
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