JPH05343661A - カラー光センサ - Google Patents
カラー光センサInfo
- Publication number
- JPH05343661A JPH05343661A JP4173811A JP17381192A JPH05343661A JP H05343661 A JPH05343661 A JP H05343661A JP 4173811 A JP4173811 A JP 4173811A JP 17381192 A JP17381192 A JP 17381192A JP H05343661 A JPH05343661 A JP H05343661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amorphous silicon
- light
- type
- layer
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程,信号検出を複雑化させずに、高S
/N比で高密度化が可能であって、充分な色分解を行な
うことが可能である。 【構成】 本発明のカラー光センサは、単結晶半導体基
板502に形成されるpn接合フォトダイオード(50
2,503)と、該pn接合フォトダイオード(50
2,503)上に積層されているアモルファスシリコン
部506とを有している。該アモルファスシリコン部5
06は、前記pn接合フォトダイオード(502,50
3)に面する側と反対の側から光が入射するときに、短
波長側可視光を吸収する厚さに形成され、所定のバイア
ス電圧が印加されることによって、青色光,緑色光のい
ずれか一方の光成分を吸収してキャリアを生成する領域
と、他方の光成分を吸収してキャリアを消滅させる領域
とが形成されるようになっている。
/N比で高密度化が可能であって、充分な色分解を行な
うことが可能である。 【構成】 本発明のカラー光センサは、単結晶半導体基
板502に形成されるpn接合フォトダイオード(50
2,503)と、該pn接合フォトダイオード(50
2,503)上に積層されているアモルファスシリコン
部506とを有している。該アモルファスシリコン部5
06は、前記pn接合フォトダイオード(502,50
3)に面する側と反対の側から光が入射するときに、短
波長側可視光を吸収する厚さに形成され、所定のバイア
ス電圧が印加されることによって、青色光,緑色光のい
ずれか一方の光成分を吸収してキャリアを生成する領域
と、他方の光成分を吸収してキャリアを消滅させる領域
とが形成されるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ,イメー
ジスキャナ等のカラー画像の入力を必要とする分野など
に利用されるカラー光センサに関する。
ジスキャナ等のカラー画像の入力を必要とする分野など
に利用されるカラー光センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリおよびイメージスキ
ャナでカラー原稿を読み取る場合、図13(a)に示す
ように、赤(R),緑(G),青(B)の光をそれぞれ
透過するフィルタ101,102,103を内蔵した一
次元イメージセンサを3ライン分、並行に並べたカラー
イメージセンサや、あるいは図13(b)に示すよう
に、1画素分の受光領域内にR,G,Bの各フィルタを
内蔵した光センサを配置した1ラインの一次元イメージ
センサ107が用いられている。なお、図13(a),
(b)において、104は白色光源,105は原稿,1
06は集光レンズである。
ャナでカラー原稿を読み取る場合、図13(a)に示す
ように、赤(R),緑(G),青(B)の光をそれぞれ
透過するフィルタ101,102,103を内蔵した一
次元イメージセンサを3ライン分、並行に並べたカラー
イメージセンサや、あるいは図13(b)に示すよう
に、1画素分の受光領域内にR,G,Bの各フィルタを
内蔵した光センサを配置した1ラインの一次元イメージ
センサ107が用いられている。なお、図13(a),
(b)において、104は白色光源,105は原稿,1
06は集光レンズである。
【0003】前者のカラーイメージセンサでは、R,
G,Bの各光センサは1画素分の受光領域を最大限に使
用できるため高S/N比が得られ、フィルタの形成方法
も簡単である等の利点を有している。しかしながら、こ
のカラーイメージセンサでは、各ライン間で位置ずれが
発生し易いので、原稿を正確に読み取ることは難しく、
読み取った後の再生画像では色ずれなどが発生し易いと
いう問題があった。また、3ライン分のイメージセンサ
を必要とし、さらに、各ライン間の位置ずれを補正する
場合には、各ラインからの信号を一時記憶するためのメ
モリが必要となるので、寸法が大きくなるという問題も
あった。
G,Bの各光センサは1画素分の受光領域を最大限に使
用できるため高S/N比が得られ、フィルタの形成方法
も簡単である等の利点を有している。しかしながら、こ
のカラーイメージセンサでは、各ライン間で位置ずれが
発生し易いので、原稿を正確に読み取ることは難しく、
読み取った後の再生画像では色ずれなどが発生し易いと
いう問題があった。また、3ライン分のイメージセンサ
を必要とし、さらに、各ライン間の位置ずれを補正する
場合には、各ラインからの信号を一時記憶するためのメ
モリが必要となるので、寸法が大きくなるという問題も
あった。
【0004】一方、後者のカラーイメージセンサでは、
原稿1ラインを1ラインのイメージセンサで読み取るた
め、前者に比べ正確な画像読み出しが可能である。しか
しながら、このカラーイメージセンサでは、1画素を3
分割するため、各光センサからの電気信号は前者の約1
/3と小さく高密度化した場合S/N比の面で不利であ
る。また、フィルタの形成も前者に比べて困難であると
いう問題があった。
原稿1ラインを1ラインのイメージセンサで読み取るた
め、前者に比べ正確な画像読み出しが可能である。しか
しながら、このカラーイメージセンサでは、1画素を3
分割するため、各光センサからの電気信号は前者の約1
/3と小さく高密度化した場合S/N比の面で不利であ
る。また、フィルタの形成も前者に比べて困難であると
いう問題があった。
【0005】このように、上述したカラーイメージセン
サでは、いずれも、光学フィルタを使用して色分解を行
なうために、光センサは平面上に配置する必要があるこ
と、またR,G,Bの光学フィルタの形成工程が複雑で
あり、光学フィルタによる光の減衰があることなどか
ら、高S/N比でかつ高密度化可能なカラーイメージセ
ンサを実現することは難しかった。
サでは、いずれも、光学フィルタを使用して色分解を行
なうために、光センサは平面上に配置する必要があるこ
と、またR,G,Bの光学フィルタの形成工程が複雑で
あり、光学フィルタによる光の減衰があることなどか
ら、高S/N比でかつ高密度化可能なカラーイメージセ
ンサを実現することは難しかった。
【0006】このような問題を解決するため、フィルタ
を使用せずに色分解を行なうカラー光センサが提案され
ている。一般に、光が物質に入射した場合、物質の光透
過率Tは次式に従うことが知られている。
を使用せずに色分解を行なうカラー光センサが提案され
ている。一般に、光が物質に入射した場合、物質の光透
過率Tは次式に従うことが知られている。
【0007】
【数1】T=(1−R)2 exp(−α・d)
【0008】ここで、Rは物質の表面反射率,αは物質
の吸収係数,dは物質の厚さであり、吸収係数αは、S
iあるいはアモルファスシリコン(a−Si:H)で
は、次式によって与えられる。
の吸収係数,dは物質の厚さであり、吸収係数αは、S
iあるいはアモルファスシリコン(a−Si:H)で
は、次式によって与えられる。
【0009】
【数2】α=B(hν−Eg)2
【0010】ここで、Bは比例定数,hはプランク定
数,νは光の周波数,Egは半導体の光学的エネルギー
バンドキャップである。数2から光の波長が短くなる
と、吸収係数αが大きくなり入射表面近傍で吸収され、
波長が長くなると、吸収係数αが小さくなり、光は物質
の奥まで侵入し、そこで吸収される。この性質を利用し
光を分光すれば、光学フィルタを使用しないで、しかも
各色の光センサを積層したカラー光センサを実現するこ
とができる。
数,νは光の周波数,Egは半導体の光学的エネルギー
バンドキャップである。数2から光の波長が短くなる
と、吸収係数αが大きくなり入射表面近傍で吸収され、
波長が長くなると、吸収係数αが小さくなり、光は物質
の奥まで侵入し、そこで吸収される。この性質を利用し
光を分光すれば、光学フィルタを使用しないで、しかも
各色の光センサを積層したカラー光センサを実現するこ
とができる。
【0011】文献「センサエレクトロニクス 高橋・小
長井編 昭晃堂 昭和59年 第60〜62頁」(従来
技術1),文献「Vertical-Type a-Si:H Back-to-Back
Schottky Diode for High-Speed Color Image Sensor,
Y. K. Fang et.al., IEEE ELECTRON D
EVICE LETTERS,vol.12,No.4,19
91」(従来技術2),特開平2−292873号(従
来技術3)には、上述したような原理を利用し、光学フ
ィルタを用いずに、各色の光センサを積層したカラー光
センサが示されている。
長井編 昭晃堂 昭和59年 第60〜62頁」(従来
技術1),文献「Vertical-Type a-Si:H Back-to-Back
Schottky Diode for High-Speed Color Image Sensor,
Y. K. Fang et.al., IEEE ELECTRON D
EVICE LETTERS,vol.12,No.4,19
91」(従来技術2),特開平2−292873号(従
来技術3)には、上述したような原理を利用し、光学フ
ィルタを用いずに、各色の光センサを積層したカラー光
センサが示されている。
【0012】図14は上記従来技術1に示されているカ
ラー光センサの構成図である。このカラー光センサは、
p型単結晶Si基板203にn型領域202,p型領域
201を順次に形成しpnp接合を形成したものであっ
て、光の波長によって結晶中を透過する距離が異なるこ
とを利用してカラー信号を読み取っている。すなわち、
波長の短かい青などの光hν1を光入射側から見て手前
のpn接合フォトダイオードで検出し、波長の長い黄色
などの光hν2を奥のnp接合フォトダイオードで検出
するようにしている。なお、図14において、204,
205,206は電極であり、207は保護膜である。
ラー光センサの構成図である。このカラー光センサは、
p型単結晶Si基板203にn型領域202,p型領域
201を順次に形成しpnp接合を形成したものであっ
て、光の波長によって結晶中を透過する距離が異なるこ
とを利用してカラー信号を読み取っている。すなわち、
波長の短かい青などの光hν1を光入射側から見て手前
のpn接合フォトダイオードで検出し、波長の長い黄色
などの光hν2を奥のnp接合フォトダイオードで検出
するようにしている。なお、図14において、204,
205,206は電極であり、207は保護膜である。
【0013】また、図15は従来技術2に示されている
カラー光センサの構成図である。このカラー光センサ
は、Siよりも吸収係数αが大きく、光を吸収し易いア
モルファスシリコン(a−Si:H)303を使用し、
印加電圧および極性を変えることによって3色の色分解
を行なうようになっている。より具体的に説明すれば、
この光センサは光入射側より、ガラス基板301,IT
O302,a−Si:H303,Cr304が順次形成
された構成となっており、ITO302とa−Si:H
303との界面に形成されたショットキー障壁を逆バイ
アス状態として青色光を吸収し、また、逆バイアスを増
して空乏層の幅を伸ばして緑色光を吸収するようになっ
ており、次にa−Si:H303とCr304との界面
に形成されたショットキー障壁が逆バイアス状態となる
ように電圧を印加することで、赤色光を吸収するように
なっている。このように、バイアス状態に応じて、3色
の光をそれぞれ吸収し光電変換して、3色を検出するこ
とができる。
カラー光センサの構成図である。このカラー光センサ
は、Siよりも吸収係数αが大きく、光を吸収し易いア
モルファスシリコン(a−Si:H)303を使用し、
印加電圧および極性を変えることによって3色の色分解
を行なうようになっている。より具体的に説明すれば、
この光センサは光入射側より、ガラス基板301,IT
O302,a−Si:H303,Cr304が順次形成
された構成となっており、ITO302とa−Si:H
303との界面に形成されたショットキー障壁を逆バイ
アス状態として青色光を吸収し、また、逆バイアスを増
して空乏層の幅を伸ばして緑色光を吸収するようになっ
ており、次にa−Si:H303とCr304との界面
に形成されたショットキー障壁が逆バイアス状態となる
ように電圧を印加することで、赤色光を吸収するように
なっている。このように、バイアス状態に応じて、3色
の光をそれぞれ吸収し光電変換して、3色を検出するこ
とができる。
【0014】また、図16は従来技術3に示されている
カラー光センサの構成図である。このカラー光センサ
は、導電性基板401上に、第1のpinフォトダイオ
ード402と、第2のpinフォトダイオード404
と、第3のpinフォトダイオード406とが順次に積
層されて構成されており、光入射側の第3のpinフォ
トダイオード406により青色光を検出し、次の第2の
pinフォトダイオード404により緑色光を検出し、
最も奥に配置された第1のpinフォトダイオード40
2により波長の長い赤色光を検出するようになってい
る。なお、図16において、403,405,407は
透明導電膜であり、また、408,409,410,4
11は電極である。
カラー光センサの構成図である。このカラー光センサ
は、導電性基板401上に、第1のpinフォトダイオ
ード402と、第2のpinフォトダイオード404
と、第3のpinフォトダイオード406とが順次に積
層されて構成されており、光入射側の第3のpinフォ
トダイオード406により青色光を検出し、次の第2の
pinフォトダイオード404により緑色光を検出し、
最も奥に配置された第1のpinフォトダイオード40
2により波長の長い赤色光を検出するようになってい
る。なお、図16において、403,405,407は
透明導電膜であり、また、408,409,410,4
11は電極である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図14,図15,図1
6に示した従来のカラー光センサはいずれもフィルタを
形成する必要がなく、光電変換材料自身の透過率の波長
依存性を利用して分光するため、光センサの構造は縦型
となりカラー光センサの寸法を小さくすることができ
る。
6に示した従来のカラー光センサはいずれもフィルタを
形成する必要がなく、光電変換材料自身の透過率の波長
依存性を利用して分光するため、光センサの構造は縦型
となりカラー光センサの寸法を小さくすることができ
る。
【0016】しかしながら、図14のカラー光センサで
は、2つのpn接合フォトダイオードしか形成されてい
ないので、基本的には2色しか検出できない。また、図
15のカラー光センサでは、青色光および緑色光の検出
に、光入射側手前の同じ空乏層を使用しその厚みをバイ
アス電圧で制御することにより、色分解しているので、
緑色光を読み取った場合には青色光の信号も同時に取り
込んでしまい、明瞭な色分解を行なうことができない。
また、図16のカラー光センサでは、3個のpinフォ
トダイオードをa−Si:H膜により形成し、その前後
に、さらに透明導電膜403,405,407を形成す
るため、製造工程が非常に複雑になり、また、このカラ
ー光センサは4端子素子となるため信号検出においても
複雑になる。
は、2つのpn接合フォトダイオードしか形成されてい
ないので、基本的には2色しか検出できない。また、図
15のカラー光センサでは、青色光および緑色光の検出
に、光入射側手前の同じ空乏層を使用しその厚みをバイ
アス電圧で制御することにより、色分解しているので、
緑色光を読み取った場合には青色光の信号も同時に取り
込んでしまい、明瞭な色分解を行なうことができない。
また、図16のカラー光センサでは、3個のpinフォ
トダイオードをa−Si:H膜により形成し、その前後
に、さらに透明導電膜403,405,407を形成す
るため、製造工程が非常に複雑になり、また、このカラ
ー光センサは4端子素子となるため信号検出においても
複雑になる。
【0017】このように、上述した従来のカラー光セン
サでは、フィルタを形成する必要がないものの、充分な
色分解を行なうことができず、また、製造工程,信号検
出が複雑になるなどの欠点があった。
サでは、フィルタを形成する必要がないものの、充分な
色分解を行なうことができず、また、製造工程,信号検
出が複雑になるなどの欠点があった。
【0018】本発明は、上述したような従来の欠点を解
決し、製造工程,信号検出を複雑化させずに、高S/N
比で高密度化が可能であって、充分な色分解を行なうこ
との可能なカラー光センサを提供することを目的として
いる。
決し、製造工程,信号検出を複雑化させずに、高S/N
比で高密度化が可能であって、充分な色分解を行なうこ
との可能なカラー光センサを提供することを目的として
いる。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るカラ
ー光センサの構成例を示す図である。このカラー光セン
サは、n型単結晶Si基板502にp型領域503が形
成され、該p型領域503上に、下部電極505,アモ
ルファスシリコン膜506,上部電極507が順次に積
層されている。また、n型単結晶Si基板502のp型
領域503が形成されている側と反対の側には、電極5
01が形成されている。なお、504は保護膜である。
ー光センサの構成例を示す図である。このカラー光セン
サは、n型単結晶Si基板502にp型領域503が形
成され、該p型領域503上に、下部電極505,アモ
ルファスシリコン膜506,上部電極507が順次に積
層されている。また、n型単結晶Si基板502のp型
領域503が形成されている側と反対の側には、電極5
01が形成されている。なお、504は保護膜である。
【0020】ここで、n型単結晶Si基板502とp型
領域503とによって、pn接合フォトダイオードを構
成している。また、下部電極505,上部電極507
は、導電性酸化物であるITO,TiO2,In2O3,
SnO2などのうち少なくとも一種類の透明導電膜によ
り形成されている。また、アモルファスシリコン膜50
6は、SiH4ガスを用いたプラズマCVD法などによ
りi型a−Si:H膜として形成される。なお、i型a
−Si:H膜とは、SiH4をプラズマCVD法で分解
して堆積する場合に不純物を故意に添加しないで作られ
る僅かにn型のa−Si:H膜,あるいは、微量の第3
族元素を添加することによって作られる真性のa−S
i:H膜を意味している。
領域503とによって、pn接合フォトダイオードを構
成している。また、下部電極505,上部電極507
は、導電性酸化物であるITO,TiO2,In2O3,
SnO2などのうち少なくとも一種類の透明導電膜によ
り形成されている。また、アモルファスシリコン膜50
6は、SiH4ガスを用いたプラズマCVD法などによ
りi型a−Si:H膜として形成される。なお、i型a
−Si:H膜とは、SiH4をプラズマCVD法で分解
して堆積する場合に不純物を故意に添加しないで作られ
る僅かにn型のa−Si:H膜,あるいは、微量の第3
族元素を添加することによって作られる真性のa−S
i:H膜を意味している。
【0021】この際、透明導電膜として形成された下部
電極505,上部電極507のうちの少なくとも一方と
アモルファスシリコン膜506との間には、その界面に
おいてショットキー障壁が形成されている。
電極505,上部電極507のうちの少なくとも一方と
アモルファスシリコン膜506との間には、その界面に
おいてショットキー障壁が形成されている。
【0022】例えば、上部電極507とアモルファスシ
リコン膜506との界面に第1のショットキー障壁が形
成されるとともに、下部電極505とアモルファスシリ
コン膜506との界面に第2のショットキー障壁が形成
されている。このカラー光センサでは、ショットキー障
壁に逆バイアスを印加して空乏層を形成し、この空乏層
によって所定波長の光成分を吸収してキャリアを発生さ
せ光電流として取り出すことを意図している。従って、
第1,第2のショットキー障壁が逆バイアスとなるよ
う、上部電極507に負または正の電圧が印加されるよ
うになっている。すなわち、図1の例では、上部電極5
07に所定の負電圧V1を印加するために、バッテリE1
が設けられ、また、上部電極507に所定の正電圧V2
を印加するために、バッテリE2が設けられており、そ
れぞれスイッチS1,S2によってバイアスを加えるか否
かを制御するようになっている。
リコン膜506との界面に第1のショットキー障壁が形
成されるとともに、下部電極505とアモルファスシリ
コン膜506との界面に第2のショットキー障壁が形成
されている。このカラー光センサでは、ショットキー障
壁に逆バイアスを印加して空乏層を形成し、この空乏層
によって所定波長の光成分を吸収してキャリアを発生さ
せ光電流として取り出すことを意図している。従って、
第1,第2のショットキー障壁が逆バイアスとなるよ
う、上部電極507に負または正の電圧が印加されるよ
うになっている。すなわち、図1の例では、上部電極5
07に所定の負電圧V1を印加するために、バッテリE1
が設けられ、また、上部電極507に所定の正電圧V2
を印加するために、バッテリE2が設けられており、そ
れぞれスイッチS1,S2によってバイアスを加えるか否
かを制御するようになっている。
【0023】さらに、このカラー光センサでは、n型単
結晶Si基板502とp型領域503とで構成されるp
n接合フォトダイオードに対しても逆バイアスを印加し
て、所定波長の光成分を吸収し、光電流として取り出す
ことを意図している。従って、図1の例では、電極50
1と下部電極505との間には、pn接合フォトダイオ
ードに対して逆バイアスとなるよう所定の電圧V3を印
加するためのバッテリE3が設けられている。
結晶Si基板502とp型領域503とで構成されるp
n接合フォトダイオードに対しても逆バイアスを印加し
て、所定波長の光成分を吸収し、光電流として取り出す
ことを意図している。従って、図1の例では、電極50
1と下部電極505との間には、pn接合フォトダイオ
ードに対して逆バイアスとなるよう所定の電圧V3を印
加するためのバッテリE3が設けられている。
【0024】このような構成のカラー光センサの動作原
理について説明する。図2(a)乃至(d)は上記カラ
ー光センサのエネルギーバンドを示す図であり、図2
(a)はバイアス電圧V1,V2,V3が印加されていな
い状態を示す図,図2(b)はバイアス電圧V1が印加
されている状態を示す図,図2(c)はバイアス電圧V
2が印加されている状態を示す図,図2(d)はバイア
ス電圧V3が印加されている状態を示す図である。
理について説明する。図2(a)乃至(d)は上記カラ
ー光センサのエネルギーバンドを示す図であり、図2
(a)はバイアス電圧V1,V2,V3が印加されていな
い状態を示す図,図2(b)はバイアス電圧V1が印加
されている状態を示す図,図2(c)はバイアス電圧V
2が印加されている状態を示す図,図2(d)はバイア
ス電圧V3が印加されている状態を示す図である。
【0025】先づ、図2(a)を参照すると、バイアス
電圧V1,V2,V3が印加されていない状態では、エネ
ルギーレベルは、フェルミ準位VFが水平となってい
る。また、上部電極507とアモルファスシリコン膜5
06との界面には、ショットキー障壁601が形成さ
れ、下部電極505とアモルファスシリコン膜506と
の界面には、ショットキー障壁602が形成されてい
る。
電圧V1,V2,V3が印加されていない状態では、エネ
ルギーレベルは、フェルミ準位VFが水平となってい
る。また、上部電極507とアモルファスシリコン膜5
06との界面には、ショットキー障壁601が形成さ
れ、下部電極505とアモルファスシリコン膜506と
の界面には、ショットキー障壁602が形成されてい
る。
【0026】この状態で、スイッチS1をオンにし、光
入射側の障壁601が逆バイアスになるように上部電極
507に負の電圧V1を印加すると、図2(b)のよう
に、上部電極507とアモルファスシリコン膜506と
の界面に、バイアス電圧V1に応じた幅d1の空乏層60
8が形成される。このようにアモルファスシリコン膜5
06の光入射側の表面に近い所に空乏層608を形成す
ると、この空乏層608内では、波長の短かい光(hν
1)のみが吸収されて電子・正孔対が発生し、これが再
結合せずに光電流として外部に取り出される。このと
き、外部に検出される光電流IBは、透明導電膜である
上部電極507における吸収,および上部電極507と
アモルファスシリコン膜506との界面での入射光の反
射を無視し、空乏層608に入射した光(hν1)が全
て吸収されて電流に変換されたと仮定すると、次式によ
って与えられる。
入射側の障壁601が逆バイアスになるように上部電極
507に負の電圧V1を印加すると、図2(b)のよう
に、上部電極507とアモルファスシリコン膜506と
の界面に、バイアス電圧V1に応じた幅d1の空乏層60
8が形成される。このようにアモルファスシリコン膜5
06の光入射側の表面に近い所に空乏層608を形成す
ると、この空乏層608内では、波長の短かい光(hν
1)のみが吸収されて電子・正孔対が発生し、これが再
結合せずに光電流として外部に取り出される。このと
き、外部に検出される光電流IBは、透明導電膜である
上部電極507における吸収,および上部電極507と
アモルファスシリコン膜506との界面での入射光の反
射を無視し、空乏層608に入射した光(hν1)が全
て吸収されて電流に変換されたと仮定すると、次式によ
って与えられる。
【0027】
【数3】 IB=(p/hν)・q・〔1−exp(−α・d1)〕 α=B(hν−Eg)2
【0028】ここで、pは単位面積当たりの光パワー,
qは素電荷,d1は空乏層608の厚さ,αはアモルフ
ァスシリコン膜506(すなわちa−Si:H)の吸収
係数,Bは比例定数,Egはa−Si:Hの光学的エネ
ルギーバンドギャップである。a−Si:Hの光学的エ
ネルギーバンドギャップは、1.6〜1.9eVであ
り、望ましくは、1.7eV程度であるのが良い。また
a−Si:Hの吸収係数αは480nmの青色光(hν
1)では約1×105cm-1であり、この青色光(hν1)
は、空乏層608の厚さd1が2500Å程度であれば
ほとんど吸収される。なお、上記値はあくまでも一例を
示すものであって、a−Si:Hの成膜条件等で吸収係
数は異なる。
qは素電荷,d1は空乏層608の厚さ,αはアモルフ
ァスシリコン膜506(すなわちa−Si:H)の吸収
係数,Bは比例定数,Egはa−Si:Hの光学的エネ
ルギーバンドギャップである。a−Si:Hの光学的エ
ネルギーバンドギャップは、1.6〜1.9eVであ
り、望ましくは、1.7eV程度であるのが良い。また
a−Si:Hの吸収係数αは480nmの青色光(hν
1)では約1×105cm-1であり、この青色光(hν1)
は、空乏層608の厚さd1が2500Å程度であれば
ほとんど吸収される。なお、上記値はあくまでも一例を
示すものであって、a−Si:Hの成膜条件等で吸収係
数は異なる。
【0029】ところで、波長の短かい上記光(hν1)
よりも波長の長い光(hν2)は、上記幅dの空乏層6
08で吸収される確率が低く、エネルギーバンドが図2
(b)の状態の場合、主に空乏層608を透過して、a
−Si:H膜506の中性領域609で吸収される。し
かしながら、a−Si:H膜506がi型のものである
場合、i型a−Si:Hでは少数キャリアの拡散長が数
1000Åと短かいため、この領域で生成されたキャリ
アはすぐに再結合し、外部には取り出されない。従っ
て、光入射側のショットキー障壁601が逆バイアスと
なるように上部電極507に負の電圧V1を印加した図
2(b)の状態では、青色光(hν1)のみを検出する
ことができる。
よりも波長の長い光(hν2)は、上記幅dの空乏層6
08で吸収される確率が低く、エネルギーバンドが図2
(b)の状態の場合、主に空乏層608を透過して、a
−Si:H膜506の中性領域609で吸収される。し
かしながら、a−Si:H膜506がi型のものである
場合、i型a−Si:Hでは少数キャリアの拡散長が数
1000Åと短かいため、この領域で生成されたキャリ
アはすぐに再結合し、外部には取り出されない。従っ
て、光入射側のショットキー障壁601が逆バイアスと
なるように上部電極507に負の電圧V1を印加した図
2(b)の状態では、青色光(hν1)のみを検出する
ことができる。
【0030】一方、図2(a)の状態で、スイッチS2
をオンにし、障壁602が逆バイアスとなるように上部
電極507に正の電圧V2を印加すると、図2(c)の
ように、アモルファスシリコン膜506の深部に、バイ
アス電圧V2に応じた幅d2の空乏層608が形成され
る。この場合、波長の短かい光(hν1)はa−Si:
H膜506の中性領域610で吸収され消滅し、残った
長波長領域の光(hν2)のみが空乏層611内で吸収
されて光電流として外部に取り出される。このときの光
電流IGは、次式によって与えられる。
をオンにし、障壁602が逆バイアスとなるように上部
電極507に正の電圧V2を印加すると、図2(c)の
ように、アモルファスシリコン膜506の深部に、バイ
アス電圧V2に応じた幅d2の空乏層608が形成され
る。この場合、波長の短かい光(hν1)はa−Si:
H膜506の中性領域610で吸収され消滅し、残った
長波長領域の光(hν2)のみが空乏層611内で吸収
されて光電流として外部に取り出される。このときの光
電流IGは、次式によって与えられる。
【0031】
【数4】 IG=(p/hν)・q・Tn・〔1−exp(−α・d2)〕 Tn=exp(−α・w)
【0032】ここで、Tnは空乏層611の手前にある
中性領域610の透過率であり、またwは中性領域61
0の厚さである。550nmの緑色光ではαは約5×1
04cm-1であるので、空乏層611の厚さd2は5000
Å程度であれば緑色光をほとんど吸収することができ
る。このように、ショットキー障壁602が逆バイアス
となるように上部電極507に正の電圧V2を印加した
図2(c)の状態では、緑色光のみを検出することがで
きる。
中性領域610の透過率であり、またwは中性領域61
0の厚さである。550nmの緑色光ではαは約5×1
04cm-1であるので、空乏層611の厚さd2は5000
Å程度であれば緑色光をほとんど吸収することができ
る。このように、ショットキー障壁602が逆バイアス
となるように上部電極507に正の電圧V2を印加した
図2(c)の状態では、緑色光のみを検出することがで
きる。
【0033】一方、n型単結晶Si基板502とp型領
域503とで構成されたpn接合フォトダイオードに対
して、逆バイアス電圧V3を印加すると、エネルギーバ
ンドは図2(d)のようになる。この場合、青色光(h
ν1),緑色光(hν2)は、a−Si:H膜506で吸
収されるが、a−Si:H膜506には空乏層が形成さ
れていないので、この領域で生成されたキャリアはすぐ
に再結合し、外部には取り出されない。これに対し、青
色光(hν1),緑色光(hν2)よりも長波長の光成分
(hν3)は、a−Si:H膜506,下部電極505
を透過してpn接合フォトダイオードに入射し、逆バイ
アス状態となっているpn接合フォトダイオードに吸収
され、外部に光電流として取り出される。このときの光
電流IRは、次式によって与えられる。
域503とで構成されたpn接合フォトダイオードに対
して、逆バイアス電圧V3を印加すると、エネルギーバ
ンドは図2(d)のようになる。この場合、青色光(h
ν1),緑色光(hν2)は、a−Si:H膜506で吸
収されるが、a−Si:H膜506には空乏層が形成さ
れていないので、この領域で生成されたキャリアはすぐ
に再結合し、外部には取り出されない。これに対し、青
色光(hν1),緑色光(hν2)よりも長波長の光成分
(hν3)は、a−Si:H膜506,下部電極505
を透過してpn接合フォトダイオードに入射し、逆バイ
アス状態となっているpn接合フォトダイオードに吸収
され、外部に光電流として取り出される。このときの光
電流IRは、次式によって与えられる。
【0034】
【数5】 IR=(p/hν)・q・Ta・〔1−exp(−αs・ds)〕 Ta=exp(−αa・da)
【0035】ここで、Taはa−Si:H膜506の透
過率,daはa−Si:H膜506の膜厚,αaはa−S
i:H膜506の吸収係数,αsは単結晶Siの吸収係
数,dsはpn接合フォトダイオードの光電変換領域層
の厚さである。620nmの赤色光では単結晶Siの吸
収係数αsは約2×103cm-1であるので、光電変換領域
層の厚さdsは10μm程度であれば、赤色光をほぼ吸
収することができる。このように、pn接合フォトダイ
オードに逆バイアス電圧V3を印加した図2(d)の状
態では、赤色光のみを検出することができる。
過率,daはa−Si:H膜506の膜厚,αaはa−S
i:H膜506の吸収係数,αsは単結晶Siの吸収係
数,dsはpn接合フォトダイオードの光電変換領域層
の厚さである。620nmの赤色光では単結晶Siの吸
収係数αsは約2×103cm-1であるので、光電変換領域
層の厚さdsは10μm程度であれば、赤色光をほぼ吸
収することができる。このように、pn接合フォトダイ
オードに逆バイアス電圧V3を印加した図2(d)の状
態では、赤色光のみを検出することができる。
【0036】以上のように、a−Si:H膜506内の
空乏層の位置をバイアス電圧の極性により変化させるこ
とによって青(B)と緑(G)を検出し、また赤を長波
長領域の感度が高い単結晶Siにより検出することで、
正確かつ充分な色分解を行なうことができる。またカラ
ー光センサの各バイアス電圧の大きさにより空乏層の幅
を変化させ波長に対する感度スペクトルや、各色の感度
スペクトルの半値幅を任意に変えることができる。
空乏層の位置をバイアス電圧の極性により変化させるこ
とによって青(B)と緑(G)を検出し、また赤を長波
長領域の感度が高い単結晶Siにより検出することで、
正確かつ充分な色分解を行なうことができる。またカラ
ー光センサの各バイアス電圧の大きさにより空乏層の幅
を変化させ波長に対する感度スペクトルや、各色の感度
スペクトルの半値幅を任意に変えることができる。
【0037】上記構成のカラー光センサにおいて、上部
電極507の厚さは、これにITOを使用した場合、5
00〜2000Å程度であり、a−Si:H膜506の
厚さは5000〜20000Å程度であり、また、下部
電極505の厚さは、これにITOを使用した場合、5
00〜2000Å程度であり、また単結晶Si上に形成
されたpn接合フォトダイオードの厚さは光入射側のp
層が0.2〜5μm程度、n層が5〜20μm程度であ
る。従って、本カラー光センサは積層構成とすることに
より、従来に比べて、装置を小型化できる。また、上記
構成のカラー光センサは、構造が単純であるため、容易
に作製することができるという利点がある。
電極507の厚さは、これにITOを使用した場合、5
00〜2000Å程度であり、a−Si:H膜506の
厚さは5000〜20000Å程度であり、また、下部
電極505の厚さは、これにITOを使用した場合、5
00〜2000Å程度であり、また単結晶Si上に形成
されたpn接合フォトダイオードの厚さは光入射側のp
層が0.2〜5μm程度、n層が5〜20μm程度であ
る。従って、本カラー光センサは積層構成とすることに
より、従来に比べて、装置を小型化できる。また、上記
構成のカラー光センサは、構造が単純であるため、容易
に作製することができるという利点がある。
【0038】しかしながら、上記構成のカラー光センサ
では、第1,第2のショットキー障壁601,602を
逆バイアスすることにより形成される空乏層608,6
11を利用して光電変換を行なうため、バイアス電圧V
1,またはV2が大きくなると、i型a−Si:H膜50
6の全域にわたって空乏層が形成されてしまい、色分解
ができなくなる場合がある。このため、比較的低電圧
(0〜3V程度)の範囲で適正なバイアス電圧V1,V2
を設定しなければならないが、バイアス電圧は光センサ
の応答速度に影響し、一般に電圧が低いと応答速度は遅
くなる。従って、上記カラー光センサを高速で動作させ
る場合には、逆バイアス状態において空乏層の伸びを光
の波長に合わせた厚さに抑える構造を取る必要がある。
では、第1,第2のショットキー障壁601,602を
逆バイアスすることにより形成される空乏層608,6
11を利用して光電変換を行なうため、バイアス電圧V
1,またはV2が大きくなると、i型a−Si:H膜50
6の全域にわたって空乏層が形成されてしまい、色分解
ができなくなる場合がある。このため、比較的低電圧
(0〜3V程度)の範囲で適正なバイアス電圧V1,V2
を設定しなければならないが、バイアス電圧は光センサ
の応答速度に影響し、一般に電圧が低いと応答速度は遅
くなる。従って、上記カラー光センサを高速で動作させ
る場合には、逆バイアス状態において空乏層の伸びを光
の波長に合わせた厚さに抑える構造を取る必要がある。
【0039】図3は逆バイアス状態において、空乏層の
伸びを光の波長に合わせた厚さに抑える構造を有するカ
ラー光センサの構成例を示す図である。なお、図3にお
いて、図1と同様の箇所には同じ符号を付している。こ
のカラー光センサでは、図1に示したカラー光センサに
おいて、アモルファスシリコン膜506の一部がn型の
ものとして構成されている。すなわち、図1のカラー光
センサのi型a−Si:H膜506(706,708)
の中央に第5族元素をドープしたn型a−Si:H層7
07が形成されている。なお、n型a−Si:H層70
7は、SiH4をプラズマCVD法によって分解堆積す
るときに第5族元素を添加することによって、膜厚が5
00〜2000Å程度のものに形成される。
伸びを光の波長に合わせた厚さに抑える構造を有するカ
ラー光センサの構成例を示す図である。なお、図3にお
いて、図1と同様の箇所には同じ符号を付している。こ
のカラー光センサでは、図1に示したカラー光センサに
おいて、アモルファスシリコン膜506の一部がn型の
ものとして構成されている。すなわち、図1のカラー光
センサのi型a−Si:H膜506(706,708)
の中央に第5族元素をドープしたn型a−Si:H層7
07が形成されている。なお、n型a−Si:H層70
7は、SiH4をプラズマCVD法によって分解堆積す
るときに第5族元素を添加することによって、膜厚が5
00〜2000Å程度のものに形成される。
【0040】図4(a)乃至(d)には、図2(a)乃
至(d)に対応させて、各バイアス状態における図3の
カラー光センサのエネルギーバンドが示されている。図
4(b),図4(c)からわかるように、図3のカラー
光センサでは、i型a−Si:H層706,708の間
にn型a−Si:H層707を形成したことで、前後の
ショットキー障壁809,810によって形成される空
乏層811,812をi型a−Si:H層708,70
6の厚みにそれぞれ抑えることができる。また、不必要
な光をこのn型a−Si:H層707およびi型a−S
i:H層708,706の中性領域によって吸収して消
滅させ、青、緑の色分解を明瞭にすることができる。
至(d)に対応させて、各バイアス状態における図3の
カラー光センサのエネルギーバンドが示されている。図
4(b),図4(c)からわかるように、図3のカラー
光センサでは、i型a−Si:H層706,708の間
にn型a−Si:H層707を形成したことで、前後の
ショットキー障壁809,810によって形成される空
乏層811,812をi型a−Si:H層708,70
6の厚みにそれぞれ抑えることができる。また、不必要
な光をこのn型a−Si:H層707およびi型a−S
i:H層708,706の中性領域によって吸収して消
滅させ、青、緑の色分解を明瞭にすることができる。
【0041】このように、大きな逆バイアス電圧を加え
た場合にも、空乏層の伸びをi型a−Si:H層708
または706の厚さまでに抑え、a−Si:H膜(70
6,707,708)全域にわたって空乏層が形成され
るのを防止することができるので、高い電圧を印加して
高速なカラー光センサを実現することができる。また、
n型−Si:H層707は、不必要な光を吸収する層と
しても働き、これにより明瞭な色分解を行なうことがで
きる。
た場合にも、空乏層の伸びをi型a−Si:H層708
または706の厚さまでに抑え、a−Si:H膜(70
6,707,708)全域にわたって空乏層が形成され
るのを防止することができるので、高い電圧を印加して
高速なカラー光センサを実現することができる。また、
n型−Si:H層707は、不必要な光を吸収する層と
しても働き、これにより明瞭な色分解を行なうことがで
きる。
【0042】図5は本発明に係るカラー光センサの他の
構成例を示す図である。なお、図5において、図1,図
3と同様の箇所には同じ符号を付している。図5のカラ
ー光センサでは、導電性酸化膜からなる下部電極50
5,上部電極507間に、p型a−Si:H層906,
i型a−Si:H層907,n型a−Si:H層90
8,i型a−Si:H層909,p型a−Si:H層9
10が順次に形成されている。ここで、p型a−Si:
HはSiH4をプラズマCVD法によって分解堆積する
ときに第3族元素を添加することによって作ることがで
き、また、n型a−Si:Hは第5族元素を添加するこ
とによって作ることができる。
構成例を示す図である。なお、図5において、図1,図
3と同様の箇所には同じ符号を付している。図5のカラ
ー光センサでは、導電性酸化膜からなる下部電極50
5,上部電極507間に、p型a−Si:H層906,
i型a−Si:H層907,n型a−Si:H層90
8,i型a−Si:H層909,p型a−Si:H層9
10が順次に形成されている。ここで、p型a−Si:
HはSiH4をプラズマCVD法によって分解堆積する
ときに第3族元素を添加することによって作ることがで
き、また、n型a−Si:Hは第5族元素を添加するこ
とによって作ることができる。
【0043】このカラー光センサにおいては、a−S
i:H領域がp型a−Si:H層910,i型a−S
i:H層909,n型a−Si:H層908,p型a−
Si:H層906,i型a−Si:H層907,n型a
−Si:H層908のように、i型のa−Si:Hをp
型およびn型のa−Si:Hで挾み込んだ構造となって
いる。このような構造に逆バイアスを印加すると、空乏
層はp型およびn型a−Si:H層にはほとんど形成さ
れず、従って、p型およびn型a−Si:H層は電界の
かからない中性領域となり、ここに入射した光によって
電子・正孔対が生成されるものの、電子・正孔対は少数
キャリアの拡散長が極めて短かいためすぐに再結合し、
光信号としては検出されない。これに対して、i型a−
Si:H層は空乏層となり、印加した電圧はほぼこの領
域に加わるので、光入射によって生成された電子・正孔
対は電界によって外部に取り出され、光信号として検出
される。
i:H領域がp型a−Si:H層910,i型a−S
i:H層909,n型a−Si:H層908,p型a−
Si:H層906,i型a−Si:H層907,n型a
−Si:H層908のように、i型のa−Si:Hをp
型およびn型のa−Si:Hで挾み込んだ構造となって
いる。このような構造に逆バイアスを印加すると、空乏
層はp型およびn型a−Si:H層にはほとんど形成さ
れず、従って、p型およびn型a−Si:H層は電界の
かからない中性領域となり、ここに入射した光によって
電子・正孔対が生成されるものの、電子・正孔対は少数
キャリアの拡散長が極めて短かいためすぐに再結合し、
光信号としては検出されない。これに対して、i型a−
Si:H層は空乏層となり、印加した電圧はほぼこの領
域に加わるので、光入射によって生成された電子・正孔
対は電界によって外部に取り出され、光信号として検出
される。
【0044】図6(a)乃至(d)には、図2(a)乃
至(d),図4(a)乃至(d)に対応させて、各バイ
アス状態における図5のカラー光センサのエネルギーバ
ンドが示されている。このカラー光センサにおいて、青
色光(hν1)を検出する場合には、光入射側のp型a
−Si:H層910とi型a−Si:H層909との接
合が逆バイアスになるように上部電極507に負の電圧
を印加する。そのときのエネルギーバンドは図6(b)
のようになり、i型a−Si:H層909が空乏層とな
って、入射した青色光(hν1)により電子・正孔対が
生成され、この領域に加わっている電界によって外部に
光電流として取り出すことができる。また、この場合、
青色光(hν1)よりも波長の長い緑色光(hν2)は入
射側のi型a−Si:H層909では吸収されずさらに
奥まで侵入し、そこで吸収されるが、i型a−Si:H
層909よりも奥の各層908,907,906は電圧
の加わらない中性領域となっているので、ここで吸収さ
れた緑色光(hν2)により生成される電子・正孔対は
すぐに再結合して消滅し、光信号としては検出されな
い。従って、図6(b)の状態とすることにより、青色
光(hν1)のみを検出することができる。
至(d),図4(a)乃至(d)に対応させて、各バイ
アス状態における図5のカラー光センサのエネルギーバ
ンドが示されている。このカラー光センサにおいて、青
色光(hν1)を検出する場合には、光入射側のp型a
−Si:H層910とi型a−Si:H層909との接
合が逆バイアスになるように上部電極507に負の電圧
を印加する。そのときのエネルギーバンドは図6(b)
のようになり、i型a−Si:H層909が空乏層とな
って、入射した青色光(hν1)により電子・正孔対が
生成され、この領域に加わっている電界によって外部に
光電流として取り出すことができる。また、この場合、
青色光(hν1)よりも波長の長い緑色光(hν2)は入
射側のi型a−Si:H層909では吸収されずさらに
奥まで侵入し、そこで吸収されるが、i型a−Si:H
層909よりも奥の各層908,907,906は電圧
の加わらない中性領域となっているので、ここで吸収さ
れた緑色光(hν2)により生成される電子・正孔対は
すぐに再結合して消滅し、光信号としては検出されな
い。従って、図6(b)の状態とすることにより、青色
光(hν1)のみを検出することができる。
【0045】次に、緑色光(hν2)を検出する場合に
は、上部電極507に正の電圧を印加して、i型a−S
i:H層907とp型a−Si:H層906との接合を
逆バイアス状態にする。そのときのエネルギーバンドは
図6(c)のようになり、i型a−Si:H層907が
空乏層となる。ここで、緑色光(hν2)よりも波長の
短かい青色光(hν1)は、空乏層となっているi型a
−Si:H層907に達する以前に、層910,90
9,908で吸収されるが、いまの場合、これらの層9
10,909,908は電圧の加わっていない中性領域
となっているので、ここで吸収された青色光(hν1)
により生成される電子・正孔対はすぐに再結合して消滅
し、光信号としては検出されない。これに対し、緑色光
(hν2)は、空乏層となっているi型a−Si:H層
907に達するので、緑色光(hν2)によってここで
生成された電子・正孔対を、この領域に加わっている電
界により光電流として外部に取り出すことができる。従
って、図6(c)の状態とすることにより、緑色光(h
ν2)のみを検出することができる。
は、上部電極507に正の電圧を印加して、i型a−S
i:H層907とp型a−Si:H層906との接合を
逆バイアス状態にする。そのときのエネルギーバンドは
図6(c)のようになり、i型a−Si:H層907が
空乏層となる。ここで、緑色光(hν2)よりも波長の
短かい青色光(hν1)は、空乏層となっているi型a
−Si:H層907に達する以前に、層910,90
9,908で吸収されるが、いまの場合、これらの層9
10,909,908は電圧の加わっていない中性領域
となっているので、ここで吸収された青色光(hν1)
により生成される電子・正孔対はすぐに再結合して消滅
し、光信号としては検出されない。これに対し、緑色光
(hν2)は、空乏層となっているi型a−Si:H層
907に達するので、緑色光(hν2)によってここで
生成された電子・正孔対を、この領域に加わっている電
界により光電流として外部に取り出すことができる。従
って、図6(c)の状態とすることにより、緑色光(h
ν2)のみを検出することができる。
【0046】次に、赤色光(hν3)を検出する場合に
は、図1の構成例と同様に、n型単結晶Si基板502
とp型領域503とで構成されたpn接合フォトダイオ
ードを逆バイアス状態にする。そのときのエネルギーバ
ンドは、図6(d)のようになり、a−Si:H層91
0乃至906を透過した赤色光(hν3)は、逆バイア
ス状態となっているpn接合フォトダイオードに吸収さ
れ、外部に光電流として取り出すことができる。なお、
赤色光(hν3)よりも波長の短かい青色光(hν1),
緑色光(hν2)は、このpn接合フォトダイオードに
達する前に、中性領域となっているa−Si:H領域に
おいて吸収され消滅するので、光電流として検出されな
い。従って、図6(d)の状態とすることにより、赤色
光(hν 3)のみを検出することができる。
は、図1の構成例と同様に、n型単結晶Si基板502
とp型領域503とで構成されたpn接合フォトダイオ
ードを逆バイアス状態にする。そのときのエネルギーバ
ンドは、図6(d)のようになり、a−Si:H層91
0乃至906を透過した赤色光(hν3)は、逆バイア
ス状態となっているpn接合フォトダイオードに吸収さ
れ、外部に光電流として取り出すことができる。なお、
赤色光(hν3)よりも波長の短かい青色光(hν1),
緑色光(hν2)は、このpn接合フォトダイオードに
達する前に、中性領域となっているa−Si:H領域に
おいて吸収され消滅するので、光電流として検出されな
い。従って、図6(d)の状態とすることにより、赤色
光(hν 3)のみを検出することができる。
【0047】このようにして、バイアス状態を変えて3
原色の光を検出することができる。ところで、図5の構
成例では、a−Si:Hによる光電変換領域に、光を吸
収してキャリアを消滅させる中性領域と光を吸収してキ
ャリアを生成する空乏層とを明確に形成し、青,緑の光
のうち必要な光を空乏層で吸収する一方、不必要な光を
中性領域によって消滅させることにより明瞭な色分解を
行なうことができる。また、図1に示したようなショッ
トキー障壁を利用したカラー光センサよりも暗電流が小
さく、高いS/N比を得ることができる。また、n型a
−Si:H層908を設けた構造となっていることによ
り、高い電圧を印加する場合にも、i型a−Si:H層
909または907の空乏層の伸びを抑えることがで
き、高速のカラー光センサを実現することができる。
原色の光を検出することができる。ところで、図5の構
成例では、a−Si:Hによる光電変換領域に、光を吸
収してキャリアを消滅させる中性領域と光を吸収してキ
ャリアを生成する空乏層とを明確に形成し、青,緑の光
のうち必要な光を空乏層で吸収する一方、不必要な光を
中性領域によって消滅させることにより明瞭な色分解を
行なうことができる。また、図1に示したようなショッ
トキー障壁を利用したカラー光センサよりも暗電流が小
さく、高いS/N比を得ることができる。また、n型a
−Si:H層908を設けた構造となっていることによ
り、高い電圧を印加する場合にも、i型a−Si:H層
909または907の空乏層の伸びを抑えることがで
き、高速のカラー光センサを実現することができる。
【0048】また、図5の構成において、検出される光
のスペクトルは、光電変換材料の吸収係数と層の厚さと
によって決定されるので、光電変換材料を決めれば、層
厚によって任意のスペクトルを実現することができる。
なお、上部電極の厚さは、これにITOを使用した場
合、500〜2000Å程度であり、また、p型a−S
i:H層910の厚さは100〜2000Å程度であ
り、また、i型a−Si:H層909の厚さは500〜
3000Å程度であり、また、n型a−Si:H層90
8の厚さは100〜2000Å程度であり、i型a−S
i:H層907の厚さは1000〜7000Å程度であ
り、また、p型a−Si:H層906の厚さは100〜
2000Å程度である。また、単結晶Si上に形成され
たpn接合フォトダイオードは光入射側のp層が0.2
〜5μm程度であり、また、n層が5〜20μm程度で
ある。
のスペクトルは、光電変換材料の吸収係数と層の厚さと
によって決定されるので、光電変換材料を決めれば、層
厚によって任意のスペクトルを実現することができる。
なお、上部電極の厚さは、これにITOを使用した場
合、500〜2000Å程度であり、また、p型a−S
i:H層910の厚さは100〜2000Å程度であ
り、また、i型a−Si:H層909の厚さは500〜
3000Å程度であり、また、n型a−Si:H層90
8の厚さは100〜2000Å程度であり、i型a−S
i:H層907の厚さは1000〜7000Å程度であ
り、また、p型a−Si:H層906の厚さは100〜
2000Å程度である。また、単結晶Si上に形成され
たpn接合フォトダイオードは光入射側のp層が0.2
〜5μm程度であり、また、n層が5〜20μm程度で
ある。
【0049】上述のように、本発明のカラー光センサ
は、短波長側の青色光および緑色光の検出に、可視光で
感度が高く、かつ下地基板の自由度の大きいa−Si:
Hを使用し、また、赤色光の検出に長波長において感度
の大きい単結晶Siによるpn接合フォトダイオードを
使用し、これらを積層しており、フィルタを使用しない
ので、3原色光を高感度で検出でき、高いS/N比を達
成することができる。また、各色の光センサが積層化さ
れていることにより、小型なものとなり、高密度なカラ
ー光センサアレイを実現できる。また、基板に単結晶S
iを使用することにより、単結晶Si内に画素選択用ア
ナログスイッチや増幅器,さらにはその他各種の信号処
理回路などを一体化して配置することができ、これによ
り、高機能カラー光センサを実現することも可能であ
る。
は、短波長側の青色光および緑色光の検出に、可視光で
感度が高く、かつ下地基板の自由度の大きいa−Si:
Hを使用し、また、赤色光の検出に長波長において感度
の大きい単結晶Siによるpn接合フォトダイオードを
使用し、これらを積層しており、フィルタを使用しない
ので、3原色光を高感度で検出でき、高いS/N比を達
成することができる。また、各色の光センサが積層化さ
れていることにより、小型なものとなり、高密度なカラ
ー光センサアレイを実現できる。また、基板に単結晶S
iを使用することにより、単結晶Si内に画素選択用ア
ナログスイッチや増幅器,さらにはその他各種の信号処
理回路などを一体化して配置することができ、これによ
り、高機能カラー光センサを実現することも可能であ
る。
【0050】また、本発明では、a−Si:Hの光電変
換部において、青色光,緑色光のいずれか一方の光成分
を吸収してキャリアを生成する領域と、他方の光成分を
吸収してキャリアを消滅させる領域とが交互に形成され
るので、これにより、正確な色分解を行なうことができ
る。また、各色の光センサを積層した構成となっている
ことで、同一箇所に積層したR,G,B各光センサによ
って同一画素を検出することが可能となり、色ずれを生
じさせずに読み取ることができる。
換部において、青色光,緑色光のいずれか一方の光成分
を吸収してキャリアを生成する領域と、他方の光成分を
吸収してキャリアを消滅させる領域とが交互に形成され
るので、これにより、正確な色分解を行なうことができ
る。また、各色の光センサを積層した構成となっている
ことで、同一箇所に積層したR,G,B各光センサによ
って同一画素を検出することが可能となり、色ずれを生
じさせずに読み取ることができる。
【0051】さらに、本発明のカラー光センサは、その
作製工程において、従来必要とされていた複雑なフィル
タ工程が不要となり、また、光センサ部をプラズマCV
D法により連続して形成することができるので、製造工
程を極めて簡単なものにすることができ、歩留りも高
く、特性的に安定したセンサを容易に得ることができ
る。
作製工程において、従来必要とされていた複雑なフィル
タ工程が不要となり、また、光センサ部をプラズマCV
D法により連続して形成することができるので、製造工
程を極めて簡単なものにすることができ、歩留りも高
く、特性的に安定したセンサを容易に得ることができ
る。
【0052】なお、上述した各構成例において、n型の
層をp型にし、またp型の層をn型にして、各層の導電
型を逆にした構成のものとすることも可能である。具体
的に、単結晶Siのpn接合フォトダイオードのn層と
p層とをそれぞれ逆の導電型のものにすることもでき
る。また、a−Si:Hの光電変換部において、n型a
−Si:H,p型a−Si:Hをそれぞれ逆の導電型の
ものにすることができる。このように、導電型を逆のも
のにしても、上述したと同様の作用効果を得ることがで
きる。
層をp型にし、またp型の層をn型にして、各層の導電
型を逆にした構成のものとすることも可能である。具体
的に、単結晶Siのpn接合フォトダイオードのn層と
p層とをそれぞれ逆の導電型のものにすることもでき
る。また、a−Si:Hの光電変換部において、n型a
−Si:H,p型a−Si:Hをそれぞれ逆の導電型の
ものにすることができる。このように、導電型を逆のも
のにしても、上述したと同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0053】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。実施例1 図7は実施例1の構成図である。実施例1のカラー光セ
ンサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極110
8と、i型a−Si:H層1107と、ITOの下部電
極1106と、単結晶Siのp層1103およびn層1
102からなるpn接合フォトダイオードとが積層され
て構成されたものとなっている。このカラー光センサで
は、p型単結晶Si1101上のnウエル領域1102
の一部に、第3族元素を添加してp層1103を作り、
pn接合フォトダイオードを形成した。なお、nウエル
領域1102は約5μm、p層1103は約1μmの厚
さにした。このようにpnp構成とすることにより、S
i基板の奥で生成されたキャリアがpn接合フォトダイ
オードに漏れないようにした。また、pn接合フォトダ
イオードのp層1103上に、ITOの下部電極110
6を約700Åの膜厚に形成し、不純物の添加されてい
ないi型a−Si:H層1107を約1μmの膜厚に形
成し、ITOの上部電極1108を約700Åの膜厚に
順次積層した。図8はこのカラー光センサの分光スペク
トルを示しており、図8から、実施例1のカラー光セン
サは光学フィルタなしでも明瞭に3原色を色分解できる
ことがわかる。
ンサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極110
8と、i型a−Si:H層1107と、ITOの下部電
極1106と、単結晶Siのp層1103およびn層1
102からなるpn接合フォトダイオードとが積層され
て構成されたものとなっている。このカラー光センサで
は、p型単結晶Si1101上のnウエル領域1102
の一部に、第3族元素を添加してp層1103を作り、
pn接合フォトダイオードを形成した。なお、nウエル
領域1102は約5μm、p層1103は約1μmの厚
さにした。このようにpnp構成とすることにより、S
i基板の奥で生成されたキャリアがpn接合フォトダイ
オードに漏れないようにした。また、pn接合フォトダ
イオードのp層1103上に、ITOの下部電極110
6を約700Åの膜厚に形成し、不純物の添加されてい
ないi型a−Si:H層1107を約1μmの膜厚に形
成し、ITOの上部電極1108を約700Åの膜厚に
順次積層した。図8はこのカラー光センサの分光スペク
トルを示しており、図8から、実施例1のカラー光セン
サは光学フィルタなしでも明瞭に3原色を色分解できる
ことがわかる。
【0054】実施例2 図9は実施例2の構成図である。実施例2のカラー光セ
ンサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極131
0と、i型a−Si:H層1309と、n型a−Si:
H層1308と、i型a−Si:H層1307と、IT
Oの下部電極1306と、単結晶Siのp層1303お
よびn層1302からなるpn接合フォトダイオードと
が積層されて構成されたものとなっている。
ンサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極131
0と、i型a−Si:H層1309と、n型a−Si:
H層1308と、i型a−Si:H層1307と、IT
Oの下部電極1306と、単結晶Siのp層1303お
よびn層1302からなるpn接合フォトダイオードと
が積層されて構成されたものとなっている。
【0055】このカラー光センサでは、p型単結晶Si
1301上のnウエル領域1302の一部に第3族元素
を添加しp層1303を作り、pn接合フォトダイオー
ドを形成した。なお、nウエル領域1302は約5μ
m、p層1303は約1μmの厚さにした。このように
pnp構成とすることにより、Si基板の奥で生成され
たキャリアがpn接合フォトダイオードに漏れないよう
にした。また、pn接合フォトダイオードのp層130
3上に、ITOの下部電極1306を約700Åの膜厚
に形成し、不純物の添加されていないi型a−Si:H
層1307を約5000Åの膜厚に形成し、第5族元素
の添加されたn型a−Si:H層1308を約2000
Åの膜厚に形成し、i型a−Si:H層1309を約3
000Åの膜厚に形成し、ITOの上部電極1310を
約700Åの膜厚に形成した。図10はこのカラー光セ
ンサの分光スペクトルを示しており、図10から、実施
例2のカラー光センサは、各波長に対する感度に関して
は実施例1のカラー光センサよりもやや小さいが、色分
解能については実施例1のカラー光センサよりも優れて
いることがわかる。また、実施例2のカラー光センサ
は、バイアス電圧を大きくすることができ、高速応答が
可能となる。
1301上のnウエル領域1302の一部に第3族元素
を添加しp層1303を作り、pn接合フォトダイオー
ドを形成した。なお、nウエル領域1302は約5μ
m、p層1303は約1μmの厚さにした。このように
pnp構成とすることにより、Si基板の奥で生成され
たキャリアがpn接合フォトダイオードに漏れないよう
にした。また、pn接合フォトダイオードのp層130
3上に、ITOの下部電極1306を約700Åの膜厚
に形成し、不純物の添加されていないi型a−Si:H
層1307を約5000Åの膜厚に形成し、第5族元素
の添加されたn型a−Si:H層1308を約2000
Åの膜厚に形成し、i型a−Si:H層1309を約3
000Åの膜厚に形成し、ITOの上部電極1310を
約700Åの膜厚に形成した。図10はこのカラー光セ
ンサの分光スペクトルを示しており、図10から、実施
例2のカラー光センサは、各波長に対する感度に関して
は実施例1のカラー光センサよりもやや小さいが、色分
解能については実施例1のカラー光センサよりも優れて
いることがわかる。また、実施例2のカラー光センサ
は、バイアス電圧を大きくすることができ、高速応答が
可能となる。
【0056】実施例3 図11は実施例3の構成図である。実施例3のカラー光
センサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極15
12と、p型a−Si:H層1511と、i型a−S
i:H層1510と、n型a−Si:H層1509と、
i型a−Si:H層1508と、p型a−Si:H層1
507と、ITOの下部電極1506と、単結晶Siの
p層1503およびn層1502からなるpn接合フォ
トダイオードとが積層されて構成されたものとなってい
る。
センサは、光入射側より順次に、ITOの上部電極15
12と、p型a−Si:H層1511と、i型a−S
i:H層1510と、n型a−Si:H層1509と、
i型a−Si:H層1508と、p型a−Si:H層1
507と、ITOの下部電極1506と、単結晶Siの
p層1503およびn層1502からなるpn接合フォ
トダイオードとが積層されて構成されたものとなってい
る。
【0057】このカラー光センサでは、p型単結晶Si
1501上のnウエル領域1502の一部に第3族元素
を添加しp層1503を作り、pn接合フォトダイオー
ドを形成した。なお、nウエル領域1502は約5μ
m、p層1503は約5μmの厚さにした。このように
pnp構成とすることにより、Si基板の奥で生成され
たキャリアがpn接合フォトダイオードに漏れないよう
にした。また、pn接合フォトダイオードのp層150
3上に、ITOの下部電極1506を約700Åの膜厚
に形成し、第3族元素の添加されたp型a−Si:H層
1507を約1000Åの膜厚に形成し、不純物の添加
されていないi型a−Si:H層1508を約5000
Åの膜厚に形成し、第5族元素の添加されたn型a−S
i:H層1509を約2000Åの膜厚に形成し、i型
a−Si:H層1510を約2000Åの膜厚に形成
し、第3族元素の添加されたp型a−Si:H層151
1を約500Åの膜厚に形成し、ITOの上部電極15
12を約700Åの膜厚に形成した。
1501上のnウエル領域1502の一部に第3族元素
を添加しp層1503を作り、pn接合フォトダイオー
ドを形成した。なお、nウエル領域1502は約5μ
m、p層1503は約5μmの厚さにした。このように
pnp構成とすることにより、Si基板の奥で生成され
たキャリアがpn接合フォトダイオードに漏れないよう
にした。また、pn接合フォトダイオードのp層150
3上に、ITOの下部電極1506を約700Åの膜厚
に形成し、第3族元素の添加されたp型a−Si:H層
1507を約1000Åの膜厚に形成し、不純物の添加
されていないi型a−Si:H層1508を約5000
Åの膜厚に形成し、第5族元素の添加されたn型a−S
i:H層1509を約2000Åの膜厚に形成し、i型
a−Si:H層1510を約2000Åの膜厚に形成
し、第3族元素の添加されたp型a−Si:H層151
1を約500Åの膜厚に形成し、ITOの上部電極15
12を約700Åの膜厚に形成した。
【0058】図12はこのカラー光センサの分光スペク
トルを示しており、図12から、実施例3のカラー光セ
ンサは、実施例2のカラー光センサと比べ、各波長に対
する感度についてはやや小さいが、色分解能については
さらに向上していることがわかる。
トルを示しており、図12から、実施例3のカラー光セ
ンサは、実施例2のカラー光センサと比べ、各波長に対
する感度についてはやや小さいが、色分解能については
さらに向上していることがわかる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1,2記
載の発明によれば、単結晶半導体基板に形成されるpn
接合フォトダイオードと、該pn接合フォトダイオード
上に積層されているアモルファスシリコン部とを有し、
該アモルファスシリコン部は、前記pn接合フォトダイ
オードに面する側と反対の側から光が入射するときに、
短波長側可視光を吸収する厚さに形成され、所定のバイ
アス電圧が印加されることによって、青色光,緑色光の
いずれか一方の光成分を吸収してキャリアを生成する領
域と、他方の光成分を吸収してキャリアを消滅させる領
域とが形成されるようになっているので、構造が簡単で
あり、3原色の光センサを積層化できて、装置を小型化
することができ、また、製造工程,信号検出を複雑化さ
せずに、高S/N比で高密度化が可能であり、また3色
の色分解能を著しく向上させることができる。
載の発明によれば、単結晶半導体基板に形成されるpn
接合フォトダイオードと、該pn接合フォトダイオード
上に積層されているアモルファスシリコン部とを有し、
該アモルファスシリコン部は、前記pn接合フォトダイ
オードに面する側と反対の側から光が入射するときに、
短波長側可視光を吸収する厚さに形成され、所定のバイ
アス電圧が印加されることによって、青色光,緑色光の
いずれか一方の光成分を吸収してキャリアを生成する領
域と、他方の光成分を吸収してキャリアを消滅させる領
域とが形成されるようになっているので、構造が簡単で
あり、3原色の光センサを積層化できて、装置を小型化
することができ、また、製造工程,信号検出を複雑化さ
せずに、高S/N比で高密度化が可能であり、また3色
の色分解能を著しく向上させることができる。
【0060】また、請求項3,4記載の発明によれば、
請求項1または2記載のカラー光センサにおいて、アモ
ルファスシリコン部の光入射側の面,pn接合フォトダ
イオード側の面のうち少なくとも一方がショットキー障
壁を形成しているので、ショットキー障壁にバイアス電
圧を印加することによって空乏層を形成し、この領域で
所定波長の光成分が吸収されるとき、キャリアを生成す
ることができる。
請求項1または2記載のカラー光センサにおいて、アモ
ルファスシリコン部の光入射側の面,pn接合フォトダ
イオード側の面のうち少なくとも一方がショットキー障
壁を形成しているので、ショットキー障壁にバイアス電
圧を印加することによって空乏層を形成し、この領域で
所定波長の光成分が吸収されるとき、キャリアを生成す
ることができる。
【0061】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項3記載のカラー光センサにおいて、アモルファスシリ
コン部は、光入射側の面から所定の厚さの層とpn接合
フォトダイオード側の面から所定の厚さの層とについて
はi型のアモルファスシリコン層で形成され、他の層に
ついては、n型またはp型のアモルファスシリコン層が
少なくとも一層、形成されているので、高いバイアス電
圧を印加することができ、高いバイアス電圧を印加する
ことで、高速応答動作を行なわせることができる。
項3記載のカラー光センサにおいて、アモルファスシリ
コン部は、光入射側の面から所定の厚さの層とpn接合
フォトダイオード側の面から所定の厚さの層とについて
はi型のアモルファスシリコン層で形成され、他の層に
ついては、n型またはp型のアモルファスシリコン層が
少なくとも一層、形成されているので、高いバイアス電
圧を印加することができ、高いバイアス電圧を印加する
ことで、高速応答動作を行なわせることができる。
【0062】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1記載のカラー光センサにおいて、前記アモルファス
シリコン部は、p型アモルファスシリコン層,i型アモ
ルファスシリコン層,n型アモルファスシリコン層,i
型アモルファスシリコン層,p型アモルファスシリコン
層が順次連続して積層され形成されているか、あるい
は、n型アモルファスシリコン層,i型アモルファスシ
リコン層,p型アモルファスシリコン層,i型アモルフ
ァスシリコン層,n型アモルファスシリコン層が順次連
続して積層され形成されているので、より明瞭な色分解
を行なうことができるとともに、ショットキー障壁を利
用したカラー光センサよりも暗電流が小さく、より高い
S/N比を得ることができる。
項1記載のカラー光センサにおいて、前記アモルファス
シリコン部は、p型アモルファスシリコン層,i型アモ
ルファスシリコン層,n型アモルファスシリコン層,i
型アモルファスシリコン層,p型アモルファスシリコン
層が順次連続して積層され形成されているか、あるい
は、n型アモルファスシリコン層,i型アモルファスシ
リコン層,p型アモルファスシリコン層,i型アモルフ
ァスシリコン層,n型アモルファスシリコン層が順次連
続して積層され形成されているので、より明瞭な色分解
を行なうことができるとともに、ショットキー障壁を利
用したカラー光センサよりも暗電流が小さく、より高い
S/N比を得ることができる。
【図1】本発明に係るカラ−光センサの構成例を示す図
である。
である。
【図2】(a)乃至(d)は図1のカラ−光センサの動
作原理を説明する図である。
作原理を説明する図である。
【図3】本発明に係るカラ−光センサの他の構成例を示
す図である。
す図である。
【図4】(a)乃至(d)は図3のカラ−光センサの動
作原理を説明する図である。
作原理を説明する図である。
【図5】本発明に係るカラ−光センサの他の構成例を示
す図である。
す図である。
【図6】(a)乃至(d)は図5のカラ−光センサの動
作原理を説明する図である。
作原理を説明する図である。
【図7】本発明のカラ−光センサの実施例1の構成図で
ある。
ある。
【図8】図7のカラ−光センサの分光スペクトルを示す
図である。
図である。
【図9】本発明のカラ−光センサの実施例2の構成図で
ある。
ある。
【図10】図9のカラ−光センサの分光スペクトルを示
す図である。
す図である。
【図11】本発明のカラ−光センサの実施例3の構成図
である。
である。
【図12】図11のカラ−光センサの分光スペクトルを
示す図である。
示す図である。
【図13】(a),(b)はフィルタを用いた従来のカ
ラ−イメ−ジセンサの構成例を示す図である。
ラ−イメ−ジセンサの構成例を示す図である。
【図14】従来のカラ−光センサの構成図である。
【図15】従来のカラ−光センサの構成図である。
【図16】従来のカラ−光センサの構成図である。
501 電極 502 n型単結晶Si基板 503 p型領域 504 保護膜 505 下部電極 506 アモルファスシリコン膜 507 上部電極 601,602 ショットキー障壁 608,611 空乏層 610 中性領域 706,708 i型a−Si:H層 707 n型a−Si:H層 809,810 ショットキー障壁 811,812 空乏層 906 p型a−Si:H層 907 i型a−Si:H層 908 n型a−Si:H層 909 i型a−Si:H層 910 p型a−Si:H層
Claims (6)
- 【請求項1】 単結晶半導体基板に形成されるpn接合
フォトダイオードと、該pn接合フォトダイオード上に
積層されているアモルファスシリコン部とを有し、該ア
モルファスシリコン部は、前記pn接合フォトダイオー
ドに面する側と反対の側から光が入射するときに、短波
長側可視光を吸収する厚さに形成され、所定のバイアス
電圧が印加されることによって、青色光,緑色光のいず
れか一方の光成分を吸収してキャリアを生成する領域
と、他方の光成分を吸収してキャリアを消滅させる領域
とが形成されるようになっていることを特徴とするカラ
ー光センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載のカラー光センサにおい
て、前記アモルファスシリコン部の光入射側の面には、
透明導電膜による上部電極が形成され、pn接合フォト
ダイオード側の面には、透明導電膜による下部電極が形
成されており、上部電極または下部電極に所定のバイア
ス電圧が印加されるようになっていることを特徴とする
カラー光センサ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のカラー光センサ
において、前記アモルファスシリコン部の光入射側の
面,pn接合フォトダイオード側の面のうち少なくとも
一方がショットキー障壁を形成していることを特徴とす
るカラー光センサ。 - 【請求項4】 請求項3記載のカラー光センサにおい
て、前記アモルファスシリコン部は、i型のアモルファ
スシリコン層で形成されていることを特徴とするカラー
光センサ。 - 【請求項5】 請求項3記載のカラー光センサにおい
て、前記アモルファスシリコン部は、光入射側の面から
所定の厚さの層とpn接合フォトダイオード側の面から
所定の厚さの層とについてはi型のアモルファスシリコ
ン層で形成され、他の層については、n型またはp型の
アモルファスシリコン層が少なくとも一層、形成されて
いることを特徴とするカラー光センサ。 - 【請求項6】 請求項1記載のカラー光センサにおい
て、前記アモルファスシリコン部は、p型アモルファス
シリコン層,i型アモルファスシリコン層,n型アモル
ファスシリコン層,i型アモルファスシリコン層,p型
アモルファスシリコン層が順次連続して積層され形成さ
れているか、あるいは、n型アモルファスシリコン層,
i型アモルファスシリコン層,p型アモルファスシリコ
ン層,i型アモルファスシリコン層,n型アモルファス
シリコン層が順次連続して積層され形成されていること
を特徴とするカラー光センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173811A JPH05343661A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | カラー光センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173811A JPH05343661A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | カラー光センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343661A true JPH05343661A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15967600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4173811A Pending JPH05343661A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | カラー光センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05343661A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002519853A (ja) * | 1998-06-24 | 2002-07-02 | インテル・コーポレーション | 赤外フィルタなしピクセル構造 |
| WO2004113854A1 (ja) * | 2003-06-23 | 2004-12-29 | Japan Science And Technology Agency | 入射光の測定方法及びそれを用いた分光機構を有するセンサー |
| WO2019045313A1 (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-07 | 주식회사 페타룩스 | 할로겐화구리 컬러 광센서 구조 및 제조방법 |
| JP2023506941A (ja) * | 2019-12-20 | 2023-02-20 | アリエル サイエンティフィック イノベーションズ リミテッド | 光信号から情報を抽出する方法及びシステム |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4173811A patent/JPH05343661A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002519853A (ja) * | 1998-06-24 | 2002-07-02 | インテル・コーポレーション | 赤外フィルタなしピクセル構造 |
| WO2004113854A1 (ja) * | 2003-06-23 | 2004-12-29 | Japan Science And Technology Agency | 入射光の測定方法及びそれを用いた分光機構を有するセンサー |
| KR100783335B1 (ko) * | 2003-06-23 | 2007-12-07 | 가즈아키 사와다 | 입사광의 측정 방법 및 그것을 이용한 분광 기구를 갖는센서 |
| US7465915B2 (en) | 2003-06-23 | 2008-12-16 | Japan Science And Technology Agency | Measuring method of incident light and sensor having spectroscopic mechanism employing it |
| WO2019045313A1 (ko) * | 2017-08-29 | 2019-03-07 | 주식회사 페타룩스 | 할로겐화구리 컬러 광센서 구조 및 제조방법 |
| US11038076B2 (en) | 2017-08-29 | 2021-06-15 | Petalux Inc. | Copper halide color photosensor structure and manufacturing method |
| JP2023506941A (ja) * | 2019-12-20 | 2023-02-20 | アリエル サイエンティフィック イノベーションズ リミテッド | 光信号から情報を抽出する方法及びシステム |
| US12345596B2 (en) | 2019-12-20 | 2025-07-01 | Ariel Scientific Innovations Ltd. | Method and system for extracting information from an optical signal |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4862237A (en) | Solid state image sensor | |
| US20080157254A1 (en) | Compound semiconductor image sensor | |
| US5453611A (en) | Solid-state image pickup device with a plurality of photoelectric conversion elements on a common semiconductor chip | |
| US6552320B1 (en) | Image sensor structure | |
| US7760254B2 (en) | Single plate-type color solid-state image sensing device | |
| US6281561B1 (en) | Multicolor-color sensor | |
| JPH06204445A (ja) | 光センサ及びそれを有する画像情報処理装置 | |
| US11594568B2 (en) | Image sensor and electronic device | |
| US20230128236A1 (en) | Photodiode and electronic device including the same | |
| US8835924B2 (en) | Photo-detecting device and method of making a photo-detecting device | |
| JP3236624B2 (ja) | 光感応性電子素子、その素子を使用したカラーセンサー、及びその素子の製造方法 | |
| JP2005347599A (ja) | カラー受光素子、及び撮像素子 | |
| US20100026824A1 (en) | Image sensor with reduced red light crosstalk | |
| US20060042677A1 (en) | Solid-state image pickup device | |
| JPH05343661A (ja) | カラー光センサ | |
| JPH0416948B2 (ja) | ||
| US5976906A (en) | Method for manufacturing a solid state image sensing device | |
| JP2020205339A (ja) | 赤外線検出器、及びこれを用いた撮像装置 | |
| Ryu et al. | 24.2: A Novel Amorphous Silicon Phototransistor Array for Name Card Reading | |
| JPS60192361A (ja) | カラ−イメ−ジセンサ | |
| JP2848345B2 (ja) | 赤外線検出器 | |
| US20250234672A1 (en) | Schottky-barrier photodetector device with germanium and image sensor including the photodetector device | |
| JP3451833B2 (ja) | 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法 | |
| JPS6242447A (ja) | 固体撮像装置 | |
| US20070085109A1 (en) | Single element optical sensor |