JPH0534424U - 煤吹装置 - Google Patents
煤吹装置Info
- Publication number
- JPH0534424U JPH0534424U JP8428791U JP8428791U JPH0534424U JP H0534424 U JPH0534424 U JP H0534424U JP 8428791 U JP8428791 U JP 8428791U JP 8428791 U JP8428791 U JP 8428791U JP H0534424 U JPH0534424 U JP H0534424U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 煤吹用噴射媒体の供給管とランス管との嵌合
部に設けられるシール部材によるシール性能の向上を図
る。 【構成】 ランス管21と煤吹用噴射媒体の供給管22
とを、歯車箱23を介してランス管21の行う回転動作
と軸方向の往復移動動作とのうち、往復移動動作のみ一
体に行うことができるように連結金具24で連結し、こ
れによりランス管21と供給管22との嵌合部に設けら
れるシール部材(図示せず)には回転動作のみ作用する
ようにする。また、供給管22の端部と、噴射媒体供給
源(図示せず)につながる母管25との間を、接手26
及びヘッドバルブ27を介してフレキシブルホース28
で連通し、これによりフレキシブルホース28がランス
管21の往復動作に追従して自由に湾曲できるようにす
る。
部に設けられるシール部材によるシール性能の向上を図
る。 【構成】 ランス管21と煤吹用噴射媒体の供給管22
とを、歯車箱23を介してランス管21の行う回転動作
と軸方向の往復移動動作とのうち、往復移動動作のみ一
体に行うことができるように連結金具24で連結し、こ
れによりランス管21と供給管22との嵌合部に設けら
れるシール部材(図示せず)には回転動作のみ作用する
ようにする。また、供給管22の端部と、噴射媒体供給
源(図示せず)につながる母管25との間を、接手26
及びヘッドバルブ27を介してフレキシブルホース28
で連通し、これによりフレキシブルホース28がランス
管21の往復動作に追従して自由に湾曲できるようにす
る。
Description
【0001】
本考案は、煤吹装置に関し、特に抜差型煤吹装置の構造の改良に関する。
【0002】
図4に全体構成を示すように、抜差型煤吹装置1は、よく知られているように 、回転しながら軸方向に往復移動(横移動)するランス管2の先端に設けた複数 のノズル3より、蒸気等の高温,高圧の噴射媒体を噴射させて、ボイラ又はその 他の熱交換器4内のチューブ群の表面に付着又は堆積した煤を吹き落とし、熱効 率を向上させるようにする装置である。
【0003】 この煤吹装置1は、その先端側を熱交換器4の炉壁5に固定されたウォールボ ックス6に取り付けられ、また後部側を支持枠7によって支持され、ランス管2 はケーシング8内に横置きの状態で配置されている。また、ランス管2の内部に は、ヘッドバルブ9を介して噴射媒体をランス管2に供給する供給管10がゆる く嵌入されている。そして、ランス管2と供給管10との嵌合部には、供給され た噴射媒体の漏洩を防ぐためシール部材(図示せず)が設けられている。
【0004】 さらに、ランス管2は、その先端部を複数の支持ローラ11によって支持され 、また後部をランス管2に一体に取り付けられた歯車箱12を介して、ガイドロ ーラ13によって支持されている。そして、歯車箱12の上部にはピニオン14 が設けられており、ケーシング8の上壁に取り付けられたラック15と噛み合っ ている。したがって、モータ16の回転が歯車箱12によって減速されてピニオ ン14に伝達されると、歯車箱12はランス管2を伴い、ラック15に沿って移 動することになる。モータ16の回転は、同時にランス管2に対して軸まわり回 転を与えるようになっている。つまり、ランス管2は、回転しながら横移動する ように構成されている。
【0005】 一方、供給管10に噴射媒体を供給又は停止するためのヘッドバルブ9の開閉 は、移動する歯車箱12を介してバルブ開閉装置(図示せず)を作動させること により行う。また、ケーシング8には、後退用リミットスイッチ17および停止 用リミットスイッチ18が設けられており、歯車箱12の動き、すなわちランス 管2の移動範囲の規制及び前進・後退動作を制御するようになっている。
【0006】 なお、図4において、(A)点は煤吹装置1の起動前(又は動作終了時)のラ ンス管2の先端位置を示す。この場合、歯車箱12は(D)点の位置となる。ま た、(B)点は噴射媒体の噴射開始(又は噴射停止)位置を示す。さらに、(C )点はランス管2の最大突出位置(伸切り位置)を示す。この場合、歯車箱12 は(E)点の位置となる。
【0007】
上述したように、従来の煤吹装置1においては、ヘッドバルブ9に取り付けら れた固定状態の噴射媒体供給管10に対して、ランス管2は回転しながら、かつ 軸方向に往復動作をしながら噴射媒体を噴射するようになっている。したがって 、ランス管2と供給管10との嵌合部に設けられているシール部材(図示せず) は、回転動作と軸方向移動動作とを同時に受け、かつそのシール位置が刻々変わ ることになる。このため、高温,高圧の噴射媒体の外部への漏洩を完全にシール することが非常に難しく、噴射媒体のリークに基づく種々の問題が発生していた 。
【0008】 本考案は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、ラン ス管と煤吹用噴射媒体の供給管との嵌合部に設けられるシール部材によるシール 性能の向上を図ることのできる煤吹装置を提供することを目的とする。
【0009】
上記の課題を解決するために、本考案は、先端に煤吹用のノズルを有するラン ス管を回転させながら軸方向に往復移動させて熱交換器の内部に抜き差し、噴射 媒体供給源から供給管を経由して供給した噴射媒体を上記ノズルより噴射するよ う構成した煤吹装置において、上記供給管とランス管とを一体に往復移動し得る 構成にすると共に、上記供給管を噴射媒体供給源側に可撓管を介して接続したも のである。
【0010】
上記の手段によれば、回転動作と往復移動動作とを同時に行うランス管に対し 、その往復移動動作のみ一体に行うように供給管を取り付けたので、ランス管と 供給管とは一体に往復移動する。したがって、ランス管と供給管との嵌合部に設 けられるシール部材には回転動作のみ作用するようになる。
【0011】 また、供給管を噴射媒体供給源側に可撓管を介して接続したので、可撓管はラ ンス管の往復動作に追従して自由に湾曲することができる。したがって、ランス 管は自由に往復移動して、煤吹作業を行うことができる。
【0012】
以下、図1〜図3を参照して本考案の一実施例について詳細に説明する。図1 は本実施例に係る煤吹装置を示す全体構成図、図2は図1中の歯車箱周辺の一部 破断詳細構成図、図3の(a)〜(c)はそれぞれフレキシブルホースの支持状 態を示す図である。
【0013】 図1に示すように、本実施例に係る煤吹装置20のランス管21と煤吹用噴射 媒体の供給管22とは、歯車箱23を介してランス管21の行う回転動作と軸方 向の往復移動動作とのうち、往復移動動作のみ一体に行うことができるように連 結金具24を介して連結された構成とされている。また、供給管22の端部と、 噴射媒体供給源(図示せず)につながる母管25との間は、それぞれ、接手26 及びヘッドバルブ27を介して可撓管、つまりフレキシブルホース28で連通さ れた構成となっている。
【0014】 なお、その他の構成、すなわち熱交換器29、炉壁30、ウォールボックス3 1、ノズル32、支持ロール33、ガイドローラ34、ケーシング35、リミッ トスイッチ36,37、モータ38、ピニオン39、ラック40、支持枠41は 図4に示した従来のものと同様なので、その説明は省略する。
【0015】 次に、図2は上記煤吹装置20の歯車箱23の周辺の詳細を示したものである 。図示するように、ランス管21の端部にはスピンドル42が一体に固定されて おり、該スピンドル42の内部には供給管22がゆるく嵌入されている。このス ピンドル42と供給管22との間にはブッシュ43及び複数のシール部材44が 嵌着されており、押込みリング45を介してボルト46により強く締め付けられ ている。
【0016】 さらに、上記スピンドル42には従動歯車47が嵌合されており、この従動歯 車47の外周を蔽うごとくして歯車箱23が設けられている。該歯車箱23内に はモータ(図示せず)によって駆動する駆動歯車48が設けられており、該駆動 歯車48は従動歯車47と噛み合っている。したがって、駆動歯車48を駆動す ることににより、従動歯車47を介してスピンドル42、それ故ランス管21を 回転し得るようになっている。
【0017】 一方、歯車箱23の上部にはモータ(図示せず)によって駆動するピニオン3 9が設けられており、該ピニオン39は装置上壁に設けられたラック40と常時 噛合した状態にある。したがって、該ピニオン39を駆動することにより、ラン ス管21はラック40に沿って軸方向に移動し得るようになっている。
【0018】 また、供給管22の端部には、前述したように、接手26を介してフレキシブ ルホース28が連結されており、該フレキシブルホース28の他端には図1に示 したようにヘッドバルブ27が設置され、母管25より供給される噴射媒体の流 通を制御し得るように構成されている。
【0019】 さらに、上記接手26と歯車箱23との間には連結金具24が取り付けられて おり、これによって供給管22とランス管21とを一体に往復移動させると同時 に、ランス管21すなわちスピンドル42が回転した際、シール部材44と供給 管22とは回転摩擦のみ受け得るようになっている。
【0020】 次に、図3の(a)〜(c)は、それぞれ、図1に示したヘッドバルブ27の 設置位置及びランス管21の移動に伴うフレキシブルホース28の支持状態を示 したものである。図示するように、ヘッドバルブ27は、ランス管21(又は歯 車箱23)の移動範囲lの略中央位置に設けられており、またその移動軌跡に沿 ってホースガイド49を設けてフレキシブルホース28の動きをガイドするよう になっている。そして、図3の(a)はランス管21の動作前の状態を示し、ま た(b)はランス管21の動作中の状態で、該フレキシブルホース28が湾曲し ながら移動する状態を示し、さらに(c)はランス管21が伸び切ったときの状 態を示している。
【0021】 次に、以上のように構成された煤吹装置20の作用について説明する。動作前 は、図1に示すように、ランス管21の先端に設けられている煤吹用ノズル32 は(A)点の位置に、また歯車箱23は(D)点の位置にあり、フレキシブルホ ース28は図3の(a)に示すようにホースガイド49によって支持されている 。
【0022】 今、煤吹装置20が起動されて駆動歯車48が駆動すると、従動歯車47を介 してスピンドル42及びランス管21が回転し、同時にピニオン39が駆動して 歯車箱23を介してスピンドル42及びランス管21が軸方向に移動する。一方 、これと連動して、連結金具24を介して供給管22及びフレキシブルホース2 8も移動する。これらの動作により、供給管22とスピンドル42との間に嵌着 されたシール部材44には、スピンドル42の回転運動のみ作用することになり 、またフレキシブルホース28は図3の(b)に示すように、湾曲しながらホー スガイド49に支持されて移動することになる。
【0023】 そして、ノズル32が図1の(B)点に達すると、ヘッドバルブ27が開いて 噴射媒体がフレキシブルホース28、供給管22を経てランス管21に供給され 、ノズル32より噴射されて煤吹作業が開始される。ランス管21が完全に伸び 切り、ノズル32が図1の(C)点に達しても、フレキシブルホース28は図3 の(C)に示すようにホースガイド49により安全に支持される。ノズル32が (C)点に達すると、ランス管21は縮み動作に移り、フレキシブルホース28 は図3の(b)と反対方向に湾曲しながらホースガイド49に支持されて移動す る。
【0024】 それかえら、ノズル32が図1の(B)点に達すると、ヘッドバルブ27が閉 じ、噴射は停止し、さらにノズル32が図1の(A)点に達すると装置は停止さ れ、煤吹動作は完了する。そして、このときフレキシブルホース28は図3の( a)に示すように元の状態に戻ることになる。
【0025】 以上述べたような煤吹動作1サイクルを通じ、シール部材44にはスピンドル 42による回転動作のみ作用する。また、供給管22に伴って移動するフレキシ ブルホース28は常時ホースガイド49によって支持され、湾曲しながら自由に 移動することができる。
【0026】
以上述べたように、本考案に係る煤吹装置によれば、煤吹用噴射媒体の供給管 とランス管とを一体に往復移動し得る構成にしたので、該供給管とランス管との 両方は一体に往復移動できる。したがって、両者の嵌合部に設けられるシール部 材には軸方向移動動作は作用せず、回転動作のみ作用するようになり、これによ ってシール性能の向上を図ることができる共に、シール部材の寿命を長くできる という効果を奏する。
【0027】 また、上記供給管を噴射媒体供給源側にフレキシブルホース等の可撓管を介し て接続した構成としたので、該可撓管はランス管の往復動作に追従して自由に湾 曲することができ、したがってランス管は自由に往復移動して煤吹作業を実行す ることができるという効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係る煤吹装置を示す全体構
成図である。
成図である。
【図2】図1中の歯車箱周辺の一部破断詳細構成図であ
る。
る。
【図3】フレキシブルホースの支持状態を示し、(a)
はランス管の動作前におけるフレキシブルホースの支持
状態を、(b)はランス管の動作中におけるフレキシブ
ルホースの支持状態を、(c)はランス管が伸び切った
状態におけるフレキシブルホースの支持状態をそれぞれ
示す。
はランス管の動作前におけるフレキシブルホースの支持
状態を、(b)はランス管の動作中におけるフレキシブ
ルホースの支持状態を、(c)はランス管が伸び切った
状態におけるフレキシブルホースの支持状態をそれぞれ
示す。
【図4】従来の煤吹装置を示す概略構成図である。
20 煤吹装置 21 ランス管 22 供給管 23 歯車箱 24 連結金具 28 フレキシブルホース(可撓管) 29 熱交換器 32 ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】先端に煤吹用のノズルを有するランス管を
回転させながら軸方向に往復移動させて熱交換器の内部
に抜き差し、噴射媒体供給源から供給管を経由して供給
した噴射媒体を上記ノズルより噴射するよう構成した煤
吹装置において、上記供給管とランス管とを一体に往復
移動し得る構成にすると共に、上記供給管を噴射媒体供
給源側に可撓管を介して接続したことを特徴とする煤吹
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8428791U JPH0534424U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8428791U JPH0534424U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534424U true JPH0534424U (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13826257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8428791U Withdrawn JPH0534424U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534424U (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP8428791U patent/JPH0534424U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |