JPH05344846A - アセロラ果汁を用いた冷菓 - Google Patents

アセロラ果汁を用いた冷菓

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JPH05344846A
JPH05344846A JP3334555A JP33455591A JPH05344846A JP H05344846 A JPH05344846 A JP H05344846A JP 3334555 A JP3334555 A JP 3334555A JP 33455591 A JP33455591 A JP 33455591A JP H05344846 A JPH05344846 A JP H05344846A
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JP
Japan
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juice
acerola
fruit juice
vitamin
flavor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3334555A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamane
浩 山根
Teruaki Miyazaki
照明 宮崎
Kiyoshi Takada
喜代司 高田
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、アセロラ果汁を酸味成分の補酸とし
て用いることにより天然のビタミンCを豊富に含んだこ
とを特徴とするアセロラ果汁を用いた冷菓。 【効果】アセロラ果汁を補酸として用いることにより天
然のビタミンCを豊富に含む、新規で美味な冷菓が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアセロラ果汁を含んでな
る冷菓に関する。詳しくはアセロラ果汁を加えることに
より、天然のビタミンCを豊富に含む冷菓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、果汁を含んでなる冷菓としては、
ストロベリー、オレンジ、パインアップル、リンゴ、ピ
ーチ、メロン等多くのものが知られている。しかし、そ
れらに含まれるビタミンCの量は案外に少ないものであ
る。これはコストの面から新鮮な果汁を大量に用いるこ
とが出来ないという場合もあろうが、大体が果汁そのも
のに含まれるビタミンCが消費者の持つイメージ程には
多くないことに原因がある。
【0003】ビタミンCを多く含む果汁としてアセロラ
果汁が知られている。アセロラ果汁にはイチゴの約20
倍、温州みかんの約30倍のビタミンCが含まれていると
いわれる。この特徴を消費者に訴えたアセロラ入り飲料
が幾つか知られている。しかしアセロラを用いた冷菓は
見かけない。冷菓への応用が進んでいない理由は、アセ
ロラ果汁の持つ独特の風味が必ずしも冷菓に合わない、
具体的には酸味が強く、芳醇な香り、おいしさ、ジュー
シー感に欠けることによるものと思われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アセロラ果汁に含まれ
るビタミンCの量の多さは、果汁類のなかでも群を抜い
ており、アセロラの利用が進んでないことは、栄養学的
な面から見ても残念なことである。また、近年の消費者
は化学的に合成されたものを使用した場合よりも、天然
に存在するものを使用した場合の方を好む場合が多い。
【0005】レモン果汁を酸味料として加えることは公
知であるが、レモン果汁に含まれるビタミンCの含量は
少なく、冷菓中のビタミンCの含量を大幅に増やすこと
は出来ない。更にレモン果汁は酸度が非常に高く、多量
に添加すると風味が著しく損ねる。我々は、アセロラの
持つ高酸味性および比較的低い呈味性に注目し、他の果
汁果肉成分を併用することにより美味でかつビタミンC
の豊富な冷果が可能となることを見出した。本発明は、
アセロラ果汁を含むことにより天然のビタミンCを豊富
に含む新規で美味な冷果を開発することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来の果汁を含む冷菓を
製造する場合、ミックスの甘味と酸味のバランスを好ま
しくするためにクエン酸等の有機酸を加える場合が多
い。これは加える果汁によってもたらされる酸度が不足
しているためである。これを補酸というが、この補酸を
アセロラ果汁によって行うことが出来る。ベースミック
スに目的となる風味をもたらす果汁を加え、これにアセ
ロラ果汁を上乗せして加えるか、またもとの果汁と部分
的に置き換えることによって好ましい甘味と酸味のバラ
ンスを得ることができる。冷菓の甘味と酸味の官能的バ
ランスをとることはフレーバーの発現を強化し、美味し
さの基本となるものである。これにより冷菓のビタミン
C含量を著しく高めることが出来る。さらに通常の有機
酸を用いた場合のように刺激的な風味となることはな
く、よりまろやかで好ましい風味とすることができる。
【0007】アセロラ果汁の添加量はベースミックスの
甘味度、風味原料として加えられる果汁果肉類、その
量、好みなどにより加減すればよいが、原料果汁分とし
てアセロラは、概ね1〜50%、好ましくは5〜30%の範
囲で用いることが出来る。添加量が原料果汁分1%以下
では補酸として不足であり、50%を越えれば酸味が過剰
となり、また最終製品にアセロラの風味が発現し好まし
くない。
【0008】本発明に用いるアセロラ果汁は濃縮タイプ
でもストレートタイプでも良いが、衛生的に取り扱われ
た、不純物の少ないものが好ましく、保存にあたっては
凍結したものの方がビタミンCの残存量が多く好まし
い。併用する果汁果肉類は公知のもののなかから好みに
より選択すればよい。以下に実施例に基づき説明する。
【0009】
【実施例】
(a)原料果汁 用いた原料果汁とそのビタミンC含量(分析値)を表に
示す。
【0010】
【表1】 (b)ベースミックスの製造 用いたベースミックスの組成を表2(水物ミックス)及
び表3(クリームベース)に示す。
【0011】
【表2】 ※ローカストビーンガム、タマリンドシードガム、グア
ーガム、結晶ぶどう糖が2:5:2:1の比率よりな
る。
【0012】各原料を秤量し、水と混合分散せしめ、湯
浴にて攪拌しながら加温する。85℃に達したら、ホモミ
キサー(特殊機化工業製)で高速にて3分間処理し、均
質機(三和機械製)により100kg/cm2 で均質にして、直
ちに流水にて5℃まで冷却した。一晩5℃で放置したの
ち、使用に供した。
【0013】
【表3】 ※ローカストビーンガム、グアーガム、カラギーナン、
結晶ぶどう糖が5:3:1:1の比率よりなる。
【0014】水物ベースと基本的に同様に調合するが、
均質圧力は第一段150kg/cm2 、第二段50kg/cm2とした。 (c)オレンジソルベの製造 試作品及び比較品のミックスの組成を表4に示す。表4
は、オレンジソルベの配合であり、水物ベースミックス
100 に対する重量%で示した。
【0015】
【表4】 2種の賦香したミックスをバッチ式フリーザー(源フリ
ーザー製)にてオーバーランが約30%になるようにフリ
ージングし、市販の紙カップに充填し、−30℃に硬化し
た。 (d)いちごアイスクリームの製造 試作品及び比較品のミックスの組成を表5に示す。表5
は、いちごアイスクリームの配合であり、クリームベー
スミックス100 に対する重量%で示した。
【0016】
【表5】 2種の賦香したミックスをバッチ式フリーザー(源フリ
ーザー製)にてオーバーランが約60%になるようにフリ
ージングし、市販の紙カップに充填し、−30℃に硬化し
た。 (e)リンゴアイスキャンデーの製造 試作品及び比較品のミックスの組成を表6に示す。表6
は、リンゴアイスキャンデーの配合であり、水物ベース
ミックス100 に対する重量%で示した。
【0017】
【表6】 2種の賦香したミックスを氷管に充填し、−30℃に冷却
して塩化カルシウムブライン液に振漬し、箸を差して硬
化した。外側を温水に漬け、抜き取り、袋詰めした。 (f)風味及びビタミンC含量の比較 表7に各試作品と比較品の風味とビタミンC含量の比較
を示す。尚、風味の評価は男子5人女子5人による10点
法評価の平均とし、ビタミンCの含量は果汁分析値より
の計算値である。
【0018】
【表7】 表7に示したとおり、試作品はビタミンCを豊富に含
み、また従来公知の酸味料であるレモン果汁を用いた比
較品より風味に優れる冷菓であった。
【0019】
【発明の効果】以上述べたとおり、アセロラ果汁を補酸
として用いることにより天然のビタミンCを豊富に含
む、新規で美味な冷菓が得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アセロラ果汁を酸味成分の補酸として用い
    ることにより天然のビタミンCを豊富に含んだことを特
    徴とするアセロラ果汁を用いた冷菓。
  2. 【請求項2】冷菓の配合において、原料果汁分としてア
    セロラ果汁を1〜50%含む請求項1記載のアセロラ果汁
    を用いた冷菓。
JP3334555A 1991-11-25 1991-11-25 アセロラ果汁を用いた冷菓 Pending JPH05344846A (ja)

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JP3334555A JPH05344846A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 アセロラ果汁を用いた冷菓

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JP3334555A JPH05344846A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 アセロラ果汁を用いた冷菓

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005055725A1 (ja) * 2003-12-12 2005-06-23 Nichirei Foods Inc. アセロラ果実由来物質を用いた細菌増殖抑制又は阻止剤
JP2006176454A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Nichirei Biosciences Inc アセロラ由来の新規ポリフェノール配糖体

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