JPH0534491A - 炉心内計装系の隔離弁用切断弁 - Google Patents
炉心内計装系の隔離弁用切断弁Info
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- JPH0534491A JPH0534491A JP3188903A JP18890391A JPH0534491A JP H0534491 A JPH0534491 A JP H0534491A JP 3188903 A JP3188903 A JP 3188903A JP 18890391 A JP18890391 A JP 18890391A JP H0534491 A JPH0534491 A JP H0534491A
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- detector
- cutting blade
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】検出器ケーブルを両断した後の残存エネルギに
よって切断刃の不特定箇所が破損してシール機能が損な
われるので、シール機能が損なわれないように確実に維
持すること。 【構成】切断刃13の特定箇所が容易に破損するように、
その特定箇所に切欠部36を設ける。検出器ケーブル20の
両断後、特定箇所が破損して切断刃13は弁座21に着座
し、弁シート34と密接してシール性を損なうことはな
い。切欠部36の位置は両断後にシール機能に影響しない
弁シート34より下方となる。
よって切断刃の不特定箇所が破損してシール機能が損な
われるので、シール機能が損なわれないように確実に維
持すること。 【構成】切断刃13の特定箇所が容易に破損するように、
その特定箇所に切欠部36を設ける。検出器ケーブル20の
両断後、特定箇所が破損して切断刃13は弁座21に着座
し、弁シート34と密接してシール性を損なうことはな
い。切欠部36の位置は両断後にシール機能に影響しない
弁シート34より下方となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉格納容器外から原
子炉圧力容器内に挿入する移動用炉心内計装(以下、T
IPという)系のうち原子炉格納容器バウンダリを構成
する炉心内計装系の隔離弁用切断弁に関する。
子炉圧力容器内に挿入する移動用炉心内計装(以下、T
IPという)系のうち原子炉格納容器バウンダリを構成
する炉心内計装系の隔離弁用切断弁に関する。
【0002】
【従来の技術】TIP系は図5に例示するように、原子
炉圧力容器1内の所定位置に配置された複数個の出力領
域検出器2と、これらの出力領域検出器2に内設された
較正管3と、その下端に連結された検出器案内管4と、
索引装置5と、貫通部フランジ6を通して原子炉格納容
器7外に引き出された検出器案内管4が貫通するボール
弁8a及び切断弁8bからなる隔離弁8と、遮蔽容器9
及び検出器駆動装置10とから構成されている。
炉圧力容器1内の所定位置に配置された複数個の出力領
域検出器2と、これらの出力領域検出器2に内設された
較正管3と、その下端に連結された検出器案内管4と、
索引装置5と、貫通部フランジ6を通して原子炉格納容
器7外に引き出された検出器案内管4が貫通するボール
弁8a及び切断弁8bからなる隔離弁8と、遮蔽容器9
及び検出器駆動装置10とから構成されている。
【0003】TIP検出器(図示せず)は検出器案内管
4内を挿通する検出器ケーブル20(図示せず)の先端に
取付けられ、不使用時には遮蔽容器9内に収納されてお
り、検出器ケーブルは検出器駆動装置10内のリールに巻
き取られている。
4内を挿通する検出器ケーブル20(図示せず)の先端に
取付けられ、不使用時には遮蔽容器9内に収納されてお
り、検出器ケーブルは検出器駆動装置10内のリールに巻
き取られている。
【0004】一方、原子炉圧力容器1内の中性子束を測
定する場合には、TIP検出器は検出器駆動装置10のリ
ールからほどかれた検出器ケーブル20により検出器案内
管4内に送り出される。TIP検出器は送り出された検
出器ケーブル20の長さ分だけ検出器案内管4内を前進す
ることになる。TIP検出器が遮蔽容器9を出ると隔離
弁8のボール弁8aが開き、TIP検出器は隔離弁8を
通って原子炉格納容器7内に導入され、最終的には較正
管3の炉心頂部で停止して原子炉圧力容器1内の中性子
束を測定するために引抜き動作に入る。この状態で原子
炉に何らかの異常が発生し、原子炉格納容器7の隔離信
号が発信されるが、このように切断弁8bには検出器案
内管4と検出器ケーブル20が貫通しているため、ボール
弁8aを閉じることができなくなる。このような場合に
切断弁8bに設けられている切断刃を動作させて検出器
案内管4と、この案内管4内に挿通している検出器ケー
ブルとを両断し、同時に検出器案内管4の切断端を切断
刃でシールすることによりTIP系の格納容器貫通部を
隔離する。
定する場合には、TIP検出器は検出器駆動装置10のリ
ールからほどかれた検出器ケーブル20により検出器案内
管4内に送り出される。TIP検出器は送り出された検
出器ケーブル20の長さ分だけ検出器案内管4内を前進す
ることになる。TIP検出器が遮蔽容器9を出ると隔離
弁8のボール弁8aが開き、TIP検出器は隔離弁8を
通って原子炉格納容器7内に導入され、最終的には較正
管3の炉心頂部で停止して原子炉圧力容器1内の中性子
束を測定するために引抜き動作に入る。この状態で原子
炉に何らかの異常が発生し、原子炉格納容器7の隔離信
号が発信されるが、このように切断弁8bには検出器案
内管4と検出器ケーブル20が貫通しているため、ボール
弁8aを閉じることができなくなる。このような場合に
切断弁8bに設けられている切断刃を動作させて検出器
案内管4と、この案内管4内に挿通している検出器ケー
ブルとを両断し、同時に検出器案内管4の切断端を切断
刃でシールすることによりTIP系の格納容器貫通部を
隔離する。
【0005】ここで、従来の切断弁8bについて図6を
参照しながら説明する。従来の切断弁8bは図6に示し
たように弁箱11内にシリンダ12が設けられ、このシリン
ダ12内に切断刃13を下方向に取付けたピストン14が組み
込まれ、ピストン14の上方のシリンダ12の開口に火薬15
を充填した火薬プラグ16が設けられている。また、シリ
ンダ12の下方には弁座21が設けられ、さらに検出器案内
管4を貫通させる貫通孔17が切断刃13と直角方向に設け
られている。貫通孔17を貫通した検出器案内管4の外側
は弁箱11と弁座21に案内管出口プラグ18(出口側)と案
内管入口プラグ(入口側)とによって固定される。弁箱
11は検出器案内管4を保持する保持具を兼ねている。
参照しながら説明する。従来の切断弁8bは図6に示し
たように弁箱11内にシリンダ12が設けられ、このシリン
ダ12内に切断刃13を下方向に取付けたピストン14が組み
込まれ、ピストン14の上方のシリンダ12の開口に火薬15
を充填した火薬プラグ16が設けられている。また、シリ
ンダ12の下方には弁座21が設けられ、さらに検出器案内
管4を貫通させる貫通孔17が切断刃13と直角方向に設け
られている。貫通孔17を貫通した検出器案内管4の外側
は弁箱11と弁座21に案内管出口プラグ18(出口側)と案
内管入口プラグ(入口側)とによって固定される。弁箱
11は検出器案内管4を保持する保持具を兼ねている。
【0006】この切断弁8bを動作させるには火薬プラ
グ16の火薬15中に設けたコイル(図示せず)に通電する
ことにより火薬15を爆発させ、その圧力でピストン14を
シリンダ12内の下方向に摺動させて切断刃13を検出器案
内管4に向けて駆動し、検出器案内管4とそれに挿通さ
れた検出器ケーブル20を両断すると共に切断刃13の先端
部が弁座21に当接し、その切断刃13の平面部で貫通孔17
を閉塞する。
グ16の火薬15中に設けたコイル(図示せず)に通電する
ことにより火薬15を爆発させ、その圧力でピストン14を
シリンダ12内の下方向に摺動させて切断刃13を検出器案
内管4に向けて駆動し、検出器案内管4とそれに挿通さ
れた検出器ケーブル20を両断すると共に切断刃13の先端
部が弁座21に当接し、その切断刃13の平面部で貫通孔17
を閉塞する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
隔離弁用切断弁8bには次のような課題がある。 (1) 切断刃13の駆動源に火薬15を取扱うための危険物取
扱専任者及び関係機関への届出または認可を必要とす
る。 (2) 点検補修時に火薬15を誤って爆発させると作業員に
危険が生じる恐れもある。 (3) 火薬プラグ16は一度使用するとピストン14やシリン
ダ12の内壁に火薬粉が焼き付いて再使用できなくなるた
め、繰り返して切断する場合、または定期検査時に動作
確認試験ができず信頼性が低下する。 (4) 検出器ケーブル20は通常ピアノ線等の材質(SW
P,SWPR等)が使用され、これを切断する切断刃13
の材質はさらに強度,硬度の高い合金工具鋼(SKS
等)を使用している。切断弁8bが作動時、検出器ケー
ブル20の両断は十分可能である。しかしながら、検出器
ケーブル20の両断後の切断刃13にはエネルギが未だ残っ
ているため、弁箱11内底部に衝突し、その時の衝撃力に
より切断刃13自身が破損する事態が発生する。このよう
な場合、切断刃13の破損位置が特定できないため、検出
器ケーブル20の両断後の切断刃13自身による弁シート機
能がなくなり、隔離機能が維持できなくなる。
隔離弁用切断弁8bには次のような課題がある。 (1) 切断刃13の駆動源に火薬15を取扱うための危険物取
扱専任者及び関係機関への届出または認可を必要とす
る。 (2) 点検補修時に火薬15を誤って爆発させると作業員に
危険が生じる恐れもある。 (3) 火薬プラグ16は一度使用するとピストン14やシリン
ダ12の内壁に火薬粉が焼き付いて再使用できなくなるた
め、繰り返して切断する場合、または定期検査時に動作
確認試験ができず信頼性が低下する。 (4) 検出器ケーブル20は通常ピアノ線等の材質(SW
P,SWPR等)が使用され、これを切断する切断刃13
の材質はさらに強度,硬度の高い合金工具鋼(SKS
等)を使用している。切断弁8bが作動時、検出器ケー
ブル20の両断は十分可能である。しかしながら、検出器
ケーブル20の両断後の切断刃13にはエネルギが未だ残っ
ているため、弁箱11内底部に衝突し、その時の衝撃力に
より切断刃13自身が破損する事態が発生する。このよう
な場合、切断刃13の破損位置が特定できないため、検出
器ケーブル20の両断後の切断刃13自身による弁シート機
能がなくなり、隔離機能が維持できなくなる。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的は切断刃13の駆動源に火薬を用いる
ことなく検出器ケーブル20を単独に、または検出器案内
管4と検出器ケーブル20とを同時に両断することがで
き、さらに、検出器ケーブル20の両断時に切断刃13の先
端部が特定箇所で破損して確実に隔離弁8の機能を維持
することができる炉心内計装系の隔離弁用切断弁を提供
することにある。
たもので、その目的は切断刃13の駆動源に火薬を用いる
ことなく検出器ケーブル20を単独に、または検出器案内
管4と検出器ケーブル20とを同時に両断することがで
き、さらに、検出器ケーブル20の両断時に切断刃13の先
端部が特定箇所で破損して確実に隔離弁8の機能を維持
することができる炉心内計装系の隔離弁用切断弁を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は弁箱と、この弁
箱内に形成されたシリンダと、このシリンダ内を摺動す
るピストンと、このピストンの端末部に取付けられた切
断刃と、前記シリンダの端末部に連通し前記ピストンの
摺動方向とほぼ直角方向に設けられた検出器ケーブルま
たは検出器案内管と検出器ケーブルを貫通する貫通孔と
を具備した炉心内計装系の隔離弁用切断弁において、前
記シリンダ内を放電によって加圧して前記ピストンを摺
動させ、前記切断刃で前記検出器ケーブルまたは検出器
案内管と検出器ケーブルを両断するように構成してな
り、前記切断刃は前記検出器ケーブル両断後に弁箱内に
着座した際にシール機能が損なわれない弁シートより下
方の位置に切欠部が形成されていることを特徴とする。
箱内に形成されたシリンダと、このシリンダ内を摺動す
るピストンと、このピストンの端末部に取付けられた切
断刃と、前記シリンダの端末部に連通し前記ピストンの
摺動方向とほぼ直角方向に設けられた検出器ケーブルま
たは検出器案内管と検出器ケーブルを貫通する貫通孔と
を具備した炉心内計装系の隔離弁用切断弁において、前
記シリンダ内を放電によって加圧して前記ピストンを摺
動させ、前記切断刃で前記検出器ケーブルまたは検出器
案内管と検出器ケーブルを両断するように構成してな
り、前記切断刃は前記検出器ケーブル両断後に弁箱内に
着座した際にシール機能が損なわれない弁シートより下
方の位置に切欠部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】コンデンサ設備に充電を開始し、充電後放電ス
イッチを入れることにより放電現象が発生し、ピストン
の上部に衝撃波が作用し、ピストンに取付けた切断刃が
シリンダ内を下降して検出器ケーブルのみ、または検出
器案内管と検出器ケーブルとを同時に両断することがで
きる。
イッチを入れることにより放電現象が発生し、ピストン
の上部に衝撃波が作用し、ピストンに取付けた切断刃が
シリンダ内を下降して検出器ケーブルのみ、または検出
器案内管と検出器ケーブルとを同時に両断することがで
きる。
【0011】また、切断弁が作動時に切断刃が検出器ケ
ーブルを両断し、さらに切断刃が弁箱の底部に衝突し、
その時の衝撃力を切欠部で吸収(破損)する。この破損
によって常に特定の部分(弁シート機能に影響しない部
分)で破損が起こり、弁シート機能は維持されることに
なる。
ーブルを両断し、さらに切断刃が弁箱の底部に衝突し、
その時の衝撃力を切欠部で吸収(破損)する。この破損
によって常に特定の部分(弁シート機能に影響しない部
分)で破損が起こり、弁シート機能は維持されることに
なる。
【0012】
【実施例】本発明に係る隔離弁用切断弁の一実施例を図
1から図4を参照して説明する。なお、各図中共に図5
及び図6と同一部分または同様な機能を有する部分には
同一符号を付して説明する。本実施例における切断弁は
図1に示すように、弁箱11内のシリンダ12の上部開口に
放電加圧するための放電プラグ22を具備している。この
放電プラグ22内には一対の電極23が設けられている。電
極23間にはワイヤ38が接続されている。弁箱11内にはシ
リンダ12が形成されており、このシリンダ12内にピスト
ン14が組み込まれている。このピストン14の先端部には
切断刃13が取付けられている。弁箱11内のシリンダ12の
下部に連通して切断刃13と直角方向に貫通孔17が設けら
れ、この貫通孔17の下面または下方に弁座21が設けられ
た形状になっている。検出器ケーブル20は弁箱11の両側
に対向させて設けられている検出器案内管4の継手とな
る出口フランジ24と入口フランジ25の貫通孔24a,25a
及び弁箱11の貫通孔17内を貫通している。弁箱11内のシ
リンダ12の下方と弁座21には、切断刃13が下降した際に
貫通孔17をシールする弁シート34が介在されている。ま
た、弁箱11と出口フランジ24との接触面及び弁箱11と入
口フランジ25との接触面にはそれぞれガスケット35が介
在されて、気密性が保持される。切断刃13は図2に拡大
して示したように刃先部に切欠部36が形成されている。
この切欠部36は図4に示したように検出器ケーブル20を
両断後、弁シート34より下方に位置するように形成され
る。
1から図4を参照して説明する。なお、各図中共に図5
及び図6と同一部分または同様な機能を有する部分には
同一符号を付して説明する。本実施例における切断弁は
図1に示すように、弁箱11内のシリンダ12の上部開口に
放電加圧するための放電プラグ22を具備している。この
放電プラグ22内には一対の電極23が設けられている。電
極23間にはワイヤ38が接続されている。弁箱11内にはシ
リンダ12が形成されており、このシリンダ12内にピスト
ン14が組み込まれている。このピストン14の先端部には
切断刃13が取付けられている。弁箱11内のシリンダ12の
下部に連通して切断刃13と直角方向に貫通孔17が設けら
れ、この貫通孔17の下面または下方に弁座21が設けられ
た形状になっている。検出器ケーブル20は弁箱11の両側
に対向させて設けられている検出器案内管4の継手とな
る出口フランジ24と入口フランジ25の貫通孔24a,25a
及び弁箱11の貫通孔17内を貫通している。弁箱11内のシ
リンダ12の下方と弁座21には、切断刃13が下降した際に
貫通孔17をシールする弁シート34が介在されている。ま
た、弁箱11と出口フランジ24との接触面及び弁箱11と入
口フランジ25との接触面にはそれぞれガスケット35が介
在されて、気密性が保持される。切断刃13は図2に拡大
して示したように刃先部に切欠部36が形成されている。
この切欠部36は図4に示したように検出器ケーブル20を
両断後、弁シート34より下方に位置するように形成され
る。
【0013】放電プラグ22の電極23はリード線26により
放電に必要な蓄電設備、例えばコンデンサ設備27に接続
している。このコンデンサ設備27は外部に別置きで設置
されている。コンデンサ設備27の充電及び放電回路は図
3に示すように、直流電源28,抵抗29,コンデンサ30,
電極23,スイッチS1 31,スイッチS2 32とから構成さ
れている。なお、図4は図1における切断弁が検出器ケ
ーブルを両断した状態を要部のみ示している。
放電に必要な蓄電設備、例えばコンデンサ設備27に接続
している。このコンデンサ設備27は外部に別置きで設置
されている。コンデンサ設備27の充電及び放電回路は図
3に示すように、直流電源28,抵抗29,コンデンサ30,
電極23,スイッチS1 31,スイッチS2 32とから構成さ
れている。なお、図4は図1における切断弁が検出器ケ
ーブルを両断した状態を要部のみ示している。
【0014】上述のように構成された本発明の炉心内計
装系の隔離弁用切断弁の作用について説明する。検出器
駆動装置10により送り出された検出器ケーブルは図5に
示すように、遮蔽容器9を出て隔離弁8(ボール弁8
a,切断弁8b)を通り、索引装置5を通って較正管3
に挿入される。その際、格納容器隔離信号が発信される
と検出器駆動装置10は自動的に検出器ケーブルを引抜き
駆動するが、このとき検出器駆動装置10に故障が生じた
りすると、検出器ケーブルを引抜くことができなくな
り、従って、隔離弁8のうちのボール弁8aを閉じるこ
とができなくなる。このような場合、コンデンサ設備27
内で図3に示したようにスイッチS1 31を閉じて直流電
流を流すことによりコンデンサ30が充電され、その後、
放電開始のスイッチS2 32を入れることにより放電プラ
グ22内の電極23により放電現象が発生する。このとき、
図4に示したようにピストン14の上面に衝撃波が発生
し、空気を伝わる放電加圧によってピストン14を下方へ
摺動せしめ、ピストン14の下降と共に切断刃13が下降し
て検出器ケーブル20を両断することができる。
装系の隔離弁用切断弁の作用について説明する。検出器
駆動装置10により送り出された検出器ケーブルは図5に
示すように、遮蔽容器9を出て隔離弁8(ボール弁8
a,切断弁8b)を通り、索引装置5を通って較正管3
に挿入される。その際、格納容器隔離信号が発信される
と検出器駆動装置10は自動的に検出器ケーブルを引抜き
駆動するが、このとき検出器駆動装置10に故障が生じた
りすると、検出器ケーブルを引抜くことができなくな
り、従って、隔離弁8のうちのボール弁8aを閉じるこ
とができなくなる。このような場合、コンデンサ設備27
内で図3に示したようにスイッチS1 31を閉じて直流電
流を流すことによりコンデンサ30が充電され、その後、
放電開始のスイッチS2 32を入れることにより放電プラ
グ22内の電極23により放電現象が発生する。このとき、
図4に示したようにピストン14の上面に衝撃波が発生
し、空気を伝わる放電加圧によってピストン14を下方へ
摺動せしめ、ピストン14の下降と共に切断刃13が下降し
て検出器ケーブル20を両断することができる。
【0015】すなわち、隔離信号によりコンデンサ設備
27に蓄電が開始され、数秒後に放電プラグ22で放電が開
始され、ピストン14が下降し、切断刃13で検出器ケーブ
ル20が切断される。その後、切断刃13は放電エネルギの
余力によってさらに下降し、弁座21に着座すると同時に
衝撃力を受ける。この衝撃力は切断刃13の一番弱い部分
(切欠部36の部分)が破損することにより解放される。
切欠部36は弁シート34より下方に位置するため、破損
(切欠部から亀裂が発生)しても、シール機能に影響を
与えることはない。
27に蓄電が開始され、数秒後に放電プラグ22で放電が開
始され、ピストン14が下降し、切断刃13で検出器ケーブ
ル20が切断される。その後、切断刃13は放電エネルギの
余力によってさらに下降し、弁座21に着座すると同時に
衝撃力を受ける。この衝撃力は切断刃13の一番弱い部分
(切欠部36の部分)が破損することにより解放される。
切欠部36は弁シート34より下方に位置するため、破損
(切欠部から亀裂が発生)しても、シール機能に影響を
与えることはない。
【0016】しかして、従来の切断弁では、検出器ケー
ブル両断時、ケーブルを両断することは可能であった
が、両断後切断弁内の切断刃が不特定な位置で破損し、
破損位置によっては弁シート34へ完全な着座ができず、
シールが維持されない。これに対して本実施例による切
断刃を用いることにより破損位置が特定され、ケーブル
両断後、弁シート34への密接性と共に弁座21への着座が
確実に行われ、切断弁の隔離弁機能が向上することにな
る。
ブル両断時、ケーブルを両断することは可能であった
が、両断後切断弁内の切断刃が不特定な位置で破損し、
破損位置によっては弁シート34へ完全な着座ができず、
シールが維持されない。これに対して本実施例による切
断刃を用いることにより破損位置が特定され、ケーブル
両断後、弁シート34への密接性と共に弁座21への着座が
確実に行われ、切断弁の隔離弁機能が向上することにな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。 (1) 切断刃の駆動源に火薬を使用することなく、従来と
同様な機能を有する隔離弁用切断弁を提供できる。 (2) 従来に比べて火薬を使用しないため、危険物取扱専
任者及び関係機関への届出または認可が不要となる。 (3) 毎年の点検時に動作確認試験ができるので、信頼性
が向上する。 (4) 万一の原子炉一次冷却水漏れが発生した場合には、
加熱ヒータが故障しても弁を閉じることができるという
フェールセーフ機能を有している。 (5) 検出器ケーブルを両断後に切断刃が破損した場合
は、破損箇所を特定できるため、確実に隔離弁機能が維
持できる。
同様な機能を有する隔離弁用切断弁を提供できる。 (2) 従来に比べて火薬を使用しないため、危険物取扱専
任者及び関係機関への届出または認可が不要となる。 (3) 毎年の点検時に動作確認試験ができるので、信頼性
が向上する。 (4) 万一の原子炉一次冷却水漏れが発生した場合には、
加熱ヒータが故障しても弁を閉じることができるという
フェールセーフ機能を有している。 (5) 検出器ケーブルを両断後に切断刃が破損した場合
は、破損箇所を特定できるため、確実に隔離弁機能が維
持できる。
【図1】本発明に係る隔離弁用切断弁の一実施例を一部
ブロックで示す縦断面図。
ブロックで示す縦断面図。
【図2】図1における切断弁の切断刃を拡大して示す側
面図。
面図。
【図3】図1における切断弁に使用するコンデンサ設備
の電気回路図。
の電気回路図。
【図4】図1における切断弁のケーブル両断後の状態を
要部のみ示す縦断面図。
要部のみ示す縦断面図。
【図5】本発明が適用される移動式炉心内計装(TI
P)系を示す概略図。
P)系を示す概略図。
【図6】従来の炉心内計装系の隔離弁用切断弁を示す縦
断面図。
断面図。
1…原子炉圧力容器、2…出力領域検出器、3…較正
管、4…検出器案内管、5…索引装置、6…貫通部フラ
ンジ、7…原子炉格納容器、8…隔離弁、9…遮蔽容
器、10…検出器駆動装置、11…弁箱、12…シリンダ、13
…切断刃、14…ピストン、15…火薬、16…火薬プラグ、
17…貫通孔、18…案内管出口プラグ、19…案内管入口プ
ラグ、20…検出器ケーブル、21…弁座、22…放電プラ
グ、23…電極、24…出口フランジ、25…入口フランジ、
26…リード線、27…コンデンサ設備、28…直流電源、29
…抵抗、30…コンデンサ、31…スイッチS1 、32…スイ
ッチS2 、33…液体、34…弁シート、35…ガスケット、
36…切欠部、37…Oリング、38…ワイヤ。
管、4…検出器案内管、5…索引装置、6…貫通部フラ
ンジ、7…原子炉格納容器、8…隔離弁、9…遮蔽容
器、10…検出器駆動装置、11…弁箱、12…シリンダ、13
…切断刃、14…ピストン、15…火薬、16…火薬プラグ、
17…貫通孔、18…案内管出口プラグ、19…案内管入口プ
ラグ、20…検出器ケーブル、21…弁座、22…放電プラ
グ、23…電極、24…出口フランジ、25…入口フランジ、
26…リード線、27…コンデンサ設備、28…直流電源、29
…抵抗、30…コンデンサ、31…スイッチS1 、32…スイ
ッチS2 、33…液体、34…弁シート、35…ガスケット、
36…切欠部、37…Oリング、38…ワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 弁箱と、この弁箱内に形成されたシリン
ダと、このシリンダ内を摺動するピストンと、このピス
トンの端末部に取付けられた切断刃と、前記シリンダの
端末部に連通し前記ピストンの摺動方向とほぼ直角方向
に設けられた検出器ケーブルまたは検出器案内管と検出
器ケーブルを貫通する貫通孔とを具備した炉心内計装系
の隔離弁用切断弁において、前記シリンダ内を放電によ
って加圧して前記ピストンを摺動させ、前記切断刃で前
記検出器ケーブルまたは検出器案内管と検出器ケーブル
を両断するように構成してなり、前記切断刃は前記検出
器ケーブル両断後に弁箱内に着座した際にシール機能が
損なわれない弁シートより下方の位置に切欠部が形成さ
れていることを特徴とする炉心内計装系の隔離弁用切断
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188903A JPH0534491A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 炉心内計装系の隔離弁用切断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188903A JPH0534491A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 炉心内計装系の隔離弁用切断弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534491A true JPH0534491A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16231904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3188903A Pending JPH0534491A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 炉心内計装系の隔離弁用切断弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0534491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5891036A (en) * | 1996-09-11 | 1999-04-06 | Hitachi Medical Corporation | Ultrasonic wave Doppler diagnosing apparatus |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3188903A patent/JPH0534491A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5891036A (en) * | 1996-09-11 | 1999-04-06 | Hitachi Medical Corporation | Ultrasonic wave Doppler diagnosing apparatus |
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