JPH05344997A - 医用実体顕微鏡 - Google Patents
医用実体顕微鏡Info
- Publication number
- JPH05344997A JPH05344997A JP4155420A JP15542092A JPH05344997A JP H05344997 A JPH05344997 A JP H05344997A JP 4155420 A JP4155420 A JP 4155420A JP 15542092 A JP15542092 A JP 15542092A JP H05344997 A JPH05344997 A JP H05344997A
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- JP
- Japan
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- light
- optical system
- wavelength
- observation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、肉眼では観察できないような波長
(例えば赤外光)を用いた場合や可視光等の波長を用い
た場合でも、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察
できるようにした医用実体顕微鏡を提供すること。 【構成】波長感度を異にする複数のエリアCCDが設けら
れていると共に、この各エリアCCDに対応する波長の被
観察像を前記各エリアCCDに案内させる波長分離案内手
段が電子撮像光学系に設けられた医用実体顕微鏡。
(例えば赤外光)を用いた場合や可視光等の波長を用い
た場合でも、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察
できるようにした医用実体顕微鏡を提供すること。 【構成】波長感度を異にする複数のエリアCCDが設けら
れていると共に、この各エリアCCDに対応する波長の被
観察像を前記各エリアCCDに案内させる波長分離案内手
段が電子撮像光学系に設けられた医用実体顕微鏡。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、観察部位を電子的に
撮像する電子撮像素子を有する医用実体顕微鏡に関する
ものである。
撮像する電子撮像素子を有する医用実体顕微鏡に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の医用実体顕微鏡においては、照
明光源からの照明光を観察部位に照明光学系を介して投
影して、この観察部位からの反射光による被観察像をメ
インの観察光学系の2つのメイン光路を介して接眼レン
ズまで案内することにより、術者が観察部位(例えば手
術部位等)を双眼で観察できるようにしている。
明光源からの照明光を観察部位に照明光学系を介して投
影して、この観察部位からの反射光による被観察像をメ
インの観察光学系の2つのメイン光路を介して接眼レン
ズまで案内することにより、術者が観察部位(例えば手
術部位等)を双眼で観察できるようにしている。
【0003】しかも、手術助手は術者と共同して手術を
行うので、術者と同じ様に観察部位を観察できる必要が
ある。このため、医用実体顕微鏡では、一方のメイン光
路の途中から分岐するサブ観察光学系を設けて、手術の
為の助手にも観察部位を観察し得るようにしている。
行うので、術者と同じ様に観察部位を観察できる必要が
ある。このため、医用実体顕微鏡では、一方のメイン光
路の途中から分岐するサブ観察光学系を設けて、手術の
為の助手にも観察部位を観察し得るようにしている。
【0004】また、最近の治療法としては、赤外光ある
いは波長400nm付近や700nm付近等の人間の眼
の感度が低かったりあるいは感度がない波長域の光(以
下、これらを総称して不可視光と呼ぶ)を利用すること
が増えている。例えば、脳外科においては、蛍光物質が
ガン細胞に選択的に残留する性質を利用して、悪性腫瘍
の摘出手術を行ったり、眼科においては網膜剥離の進行
を押えるために、赤外レーザー光を用いて網膜深層の光
凝固手術を行ったりすることが行われている。
いは波長400nm付近や700nm付近等の人間の眼
の感度が低かったりあるいは感度がない波長域の光(以
下、これらを総称して不可視光と呼ぶ)を利用すること
が増えている。例えば、脳外科においては、蛍光物質が
ガン細胞に選択的に残留する性質を利用して、悪性腫瘍
の摘出手術を行ったり、眼科においては網膜剥離の進行
を押えるために、赤外レーザー光を用いて網膜深層の光
凝固手術を行ったりすることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不可視光に対
して人間の眼の感度は低いため、この光を用いた手術を
肉眼で直接観察しようとしても、通常の観察が困難であ
る。
して人間の眼の感度は低いため、この光を用いた手術を
肉眼で直接観察しようとしても、通常の観察が困難であ
る。
【0006】このため、この様な不可視光を用いた手術
を観察するために、観察部位からの反射光の一部をメイ
ン観察光学系の他方の光路から取り出して例えば紫外光
に感度のあるTVカメラや赤外光に感度のあるTVカメラに
導いて、観察部位をTVカメラで撮影しモニターテレビに
映し出させるようにすることが考えられる。
を観察するために、観察部位からの反射光の一部をメイ
ン観察光学系の他方の光路から取り出して例えば紫外光
に感度のあるTVカメラや赤外光に感度のあるTVカメラに
導いて、観察部位をTVカメラで撮影しモニターテレビに
映し出させるようにすることが考えられる。
【0007】この場合、可視光と不可視光による観察部
位の撮影を同時にできることが望ましい。また、波長を
異にする複数の不可視光による撮影を同時にできること
が望ましい場合もある。
位の撮影を同時にできることが望ましい。また、波長を
異にする複数の不可視光による撮影を同時にできること
が望ましい場合もある。
【0008】そこで、この発明は、この要望に沿うもの
で、波長感度を異にする複数の電子撮像手段を設けるこ
とにより、肉眼では観察できないような波長(例えば赤
外光)を用いた場合や可視光等の波長を用いた場合で
も、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察できるよ
うにした医用実体顕微鏡を提供することを目的とするも
のである。
で、波長感度を異にする複数の電子撮像手段を設けるこ
とにより、肉眼では観察できないような波長(例えば赤
外光)を用いた場合や可視光等の波長を用いた場合で
も、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察できるよ
うにした医用実体顕微鏡を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、照明光源からの照明光を観察部位に投
影する照明光学系と、前記観察部位から反射された反射
光による被観察像を導く2つのメイン光路が設けられた
メイン観察光学系と、前記メイン光路の途中から分岐す
る電子撮像光学系と、前記電子撮像光学系により導かれ
る被観察像を結像させる電子撮像手段を備える医用実体
顕微鏡において、前記電子撮像手段は波長感度を異にす
る複数の電子撮像素子からなる医用実体顕微鏡としたこ
とを特徴とするものである。
め、この発明は、照明光源からの照明光を観察部位に投
影する照明光学系と、前記観察部位から反射された反射
光による被観察像を導く2つのメイン光路が設けられた
メイン観察光学系と、前記メイン光路の途中から分岐す
る電子撮像光学系と、前記電子撮像光学系により導かれ
る被観察像を結像させる電子撮像手段を備える医用実体
顕微鏡において、前記電子撮像手段は波長感度を異にす
る複数の電子撮像素子からなる医用実体顕微鏡としたこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0011】[第1実施例]図1,2において、OPは例
えば被検眼眼底や他の手術部等の観察部位、Kは観察部
位を観察するための医用実体顕微鏡である。この医用実
体顕微鏡Kは、ハウジングHに設けられた照明光学系1
(図2参照),メイン観察光学系2,サブ観察光学系3
(図1参照),電子撮像光学系4を有する。
えば被検眼眼底や他の手術部等の観察部位、Kは観察部
位を観察するための医用実体顕微鏡である。この医用実
体顕微鏡Kは、ハウジングHに設けられた照明光学系1
(図2参照),メイン観察光学系2,サブ観察光学系3
(図1参照),電子撮像光学系4を有する。
【0012】照明光学系1は、観察撮影用の照明系1a
と撮影用の照明系1bを有する。この照明系1aは、ハ
ロゲンランプ10,照明用レンズ11,プリズム12,
対物レンズ13をこの順に有する。このハロゲンランプ
10からの照明光は照明用レンズ11,プリズム12,
対物レンズ13を介して観察部位OPを照明する。この
ハロゲンランプ10は、CCU(コントロール サーキ
ット ユニット)即ち制御回路66により発光制御され
る。
と撮影用の照明系1bを有する。この照明系1aは、ハ
ロゲンランプ10,照明用レンズ11,プリズム12,
対物レンズ13をこの順に有する。このハロゲンランプ
10からの照明光は照明用レンズ11,プリズム12,
対物レンズ13を介して観察部位OPを照明する。この
ハロゲンランプ10は、CCU(コントロール サーキ
ット ユニット)即ち制御回路66により発光制御され
る。
【0013】また、照明系1bは、水銀キセノンランプ
20,ライトガイド21,650nmの励起光のみを透
過させるエキサイタフィルター22,集光レンズ23,
クイックリターンミラー24,プリズム12,対物レン
ズ13をこの順に有する。このエキサイタフィルター2
2は、赤外光を透過させるようになっている。しかも、
ボタン(図示せず)を押すと制御回路66は、ソレノイド
Sを作動させて、クイックリターンミラー24を照明系
1aの光路途中に挿入させると共に、ハロゲンランプ1
0を消灯させて水銀キセノンランプ20を発光制御させ
るようになっている。
20,ライトガイド21,650nmの励起光のみを透
過させるエキサイタフィルター22,集光レンズ23,
クイックリターンミラー24,プリズム12,対物レン
ズ13をこの順に有する。このエキサイタフィルター2
2は、赤外光を透過させるようになっている。しかも、
ボタン(図示せず)を押すと制御回路66は、ソレノイド
Sを作動させて、クイックリターンミラー24を照明系
1aの光路途中に挿入させると共に、ハロゲンランプ1
0を消灯させて水銀キセノンランプ20を発光制御させ
るようになっている。
【0014】そして、ソレノイド24を作動させてクイ
ックリターンミラー24を実線のごとく照明系1aの光
路途中に挿入し、この状態で水銀キセノンランプ20を
発光させると、この水銀キセノンランプ20からの照明
光がライトガイド21を介してエキサイタフィルター2
2に導かれて、このエキサイタフィルター22を650
nmの光のみが透過すると共に、この光が集光レンズ2
3,クイックリターンミラー24,プリズム12,対物
レンズ13を介して観察部位OPに照射される。そし
て、この照射により、観察部位に存在する蛍光物質を励
起し、650nmより長い蛍光を発する。
ックリターンミラー24を実線のごとく照明系1aの光
路途中に挿入し、この状態で水銀キセノンランプ20を
発光させると、この水銀キセノンランプ20からの照明
光がライトガイド21を介してエキサイタフィルター2
2に導かれて、このエキサイタフィルター22を650
nmの光のみが透過すると共に、この光が集光レンズ2
3,クイックリターンミラー24,プリズム12,対物
レンズ13を介して観察部位OPに照射される。そし
て、この照射により、観察部位に存在する蛍光物質を励
起し、650nmより長い蛍光を発する。
【0015】メイン観察光学系2は、双眼にするための
左右2つのメイン光路即ち光学系2a,2bを有する。
光学系2aは、対物レンズ13,変倍レンズ30,ビー
ムスプリッタ31,結像レンズ32,正立プリズム3
3,眼幅調整用の菱型プリズム34,接眼レンズ35を
この順に有する。光学系2bは、光学系2aと同様に対
物レンズ13,変倍レンズ40,ビームスプリッタ4
1,結像レンズ42,正立プリズム43,眼幅調整用の
プリズム44,接眼レンズ45をこの順に有する。
左右2つのメイン光路即ち光学系2a,2bを有する。
光学系2aは、対物レンズ13,変倍レンズ30,ビー
ムスプリッタ31,結像レンズ32,正立プリズム3
3,眼幅調整用の菱型プリズム34,接眼レンズ35を
この順に有する。光学系2bは、光学系2aと同様に対
物レンズ13,変倍レンズ40,ビームスプリッタ4
1,結像レンズ42,正立プリズム43,眼幅調整用の
プリズム44,接眼レンズ45をこの順に有する。
【0016】そして、観察部位OPからの反射光による
被観察像は、左右の光学系2a,2bを介して術者の両
眼により観察される。
被観察像は、左右の光学系2a,2bを介して術者の両
眼により観察される。
【0017】また、ハウジングHにはビームスプリッタ
31,41に対応して小径の鏡筒部h1,h2が側方に
向けて夫々突設され、鏡筒部h1にはサブ観察光学系3
が設けられ、鏡筒部h2内には電子撮像光学系4が設け
られている。
31,41に対応して小径の鏡筒部h1,h2が側方に
向けて夫々突設され、鏡筒部h1にはサブ観察光学系3
が設けられ、鏡筒部h2内には電子撮像光学系4が設け
られている。
【0018】サブ観察光学系3は、ビームスプリッタ3
1,結像レンズ50,反射ミラー51,図示を省略した
光学部材,接眼レンズ52を有する。そして、観察部位
OPからの反射光による被観察像は、対物レンズ13,
変倍レンズ30,ビームスプリッタ31,結像レンズ5
0,反射ミラー51,図示を省略した光学部材,接眼レ
ンズ52等を介して、手術助手に観察される。
1,結像レンズ50,反射ミラー51,図示を省略した
光学部材,接眼レンズ52を有する。そして、観察部位
OPからの反射光による被観察像は、対物レンズ13,
変倍レンズ30,ビームスプリッタ31,結像レンズ5
0,反射ミラー51,図示を省略した光学部材,接眼レ
ンズ52等を介して、手術助手に観察される。
【0019】電子撮像光学系4は、ビームスプリッタ4
1,結像レンズ60,波長分離プリズム61をこの順に
有する。この波長分離プリズム61は、ダハプリズム6
2,楔型プリズム63,台形状のプリズム64を貼り合
わせたものである。
1,結像レンズ60,波長分離プリズム61をこの順に
有する。この波長分離プリズム61は、ダハプリズム6
2,楔型プリズム63,台形状のプリズム64を貼り合
わせたものである。
【0020】しかも、ダハプリズム62と楔型プリズム
63の貼り合わせ部にはダイクロイック面63aが形成
されている。このダイクロイック面63aは、図3に特
性曲線Wで示した様に、略650nm以下の波長域の光
を反射し、これを越える波長域の光を透過する様になっ
ている。そして、波長分離プリズム61に入射してダイ
クロイック面63aで反射した光はカラーTVカメラ64
に入射して、カラーTVカメラ64のエリアCCD64aに
被観察像を結像させる。また、波長分離プリズム61に
入射してダイクロイック面63aを透過した光は、赤外
TVカメラ65に入射して赤外TVカメラ65のエリアCCD
65aに被観察像を結像させるようになっている。
63の貼り合わせ部にはダイクロイック面63aが形成
されている。このダイクロイック面63aは、図3に特
性曲線Wで示した様に、略650nm以下の波長域の光
を反射し、これを越える波長域の光を透過する様になっ
ている。そして、波長分離プリズム61に入射してダイ
クロイック面63aで反射した光はカラーTVカメラ64
に入射して、カラーTVカメラ64のエリアCCD64aに
被観察像を結像させる。また、波長分離プリズム61に
入射してダイクロイック面63aを透過した光は、赤外
TVカメラ65に入射して赤外TVカメラ65のエリアCCD
65aに被観察像を結像させるようになっている。
【0021】尚、TVカメラ64,65は鏡筒部h2に固
定されている。また、上述したような波長分離プリズム
61に用いたのは、この波長分離プリズム61への入射
光を奇数回反射させる目的と、TVカメラ64,65同士
を干渉しないように鏡筒部h2に近接して取り付けるた
めである。
定されている。また、上述したような波長分離プリズム
61に用いたのは、この波長分離プリズム61への入射
光を奇数回反射させる目的と、TVカメラ64,65同士
を干渉しないように鏡筒部h2に近接して取り付けるた
めである。
【0022】この TVカメラ64,65からの画像信号
はCCU(コントロール サーキット ユニット)即ち
制御回路66を介してモニターテレビ67に入力され、
モニターテレビ67に観察部位の像が映し出される。
はCCU(コントロール サーキット ユニット)即ち
制御回路66を介してモニターテレビ67に入力され、
モニターテレビ67に観察部位の像が映し出される。
【0023】次に、この様な構成の医用実体顕微鏡の作
用を説明する。
用を説明する。
【0024】(照明系1aによる照明時の観察)通常の
観察時には制御回路66は、クイックリターンミラー2
4を図2の破線の如く照明系1aの光路から外してお
き、この状態でハロゲンランプ10を点灯させる。この
ハロゲンランプ10からの照明光は、照明用レンズ1
1,プリズム12,対物レンズ13を介して観察部位O
Pを照明する。この観察部位OPからの反射光による被
観察像は、左右の光学系2a,2bを介して術者の両眼
により観察される。
観察時には制御回路66は、クイックリターンミラー2
4を図2の破線の如く照明系1aの光路から外してお
き、この状態でハロゲンランプ10を点灯させる。この
ハロゲンランプ10からの照明光は、照明用レンズ1
1,プリズム12,対物レンズ13を介して観察部位O
Pを照明する。この観察部位OPからの反射光による被
観察像は、左右の光学系2a,2bを介して術者の両眼
により観察される。
【0025】一方、観察部位OPからの反射光は、対物
レンズ13,変倍レンズ40,ビームスプリッタ41,
結像レンズ60を介して波長分離プリズム61に入射す
る。この波長分離プリズム61に反射光のうちの可視光
は、ダイクロイック面63aで反射してカラーTVカメラ
64に入射して、カラーTVカメラ64のエリアCCD64
aに被観察像を結像させる。
レンズ13,変倍レンズ40,ビームスプリッタ41,
結像レンズ60を介して波長分離プリズム61に入射す
る。この波長分離プリズム61に反射光のうちの可視光
は、ダイクロイック面63aで反射してカラーTVカメラ
64に入射して、カラーTVカメラ64のエリアCCD64
aに被観察像を結像させる。
【0026】(照明系1aによる照明時の撮影)また、
撮影時には例えば650nmの波長を吸収して650n
mを超える波長の励起光を発す蛍光剤を患者に静注す
る。
撮影時には例えば650nmの波長を吸収して650n
mを超える波長の励起光を発す蛍光剤を患者に静注す
る。
【0027】この状態で、図示しない撮影スイッチをON
させると制御回路66は、ソレノイド24を作動させて
クイックリターンミラー24を実線のごとく照明系1a
の光路途中に挿入した後、水銀キセノンランプ20を発
光させる。
させると制御回路66は、ソレノイド24を作動させて
クイックリターンミラー24を実線のごとく照明系1a
の光路途中に挿入した後、水銀キセノンランプ20を発
光させる。
【0028】この水銀キセノンランプ20からの照明光
は、ライトガイド21を介してエキサイタフィルター2
2に導かれて、このエキサイタフィルター22を650
nmの光のみが透過すると共に、この光が集光レンズ2
3,クイックリターンミラー24,プリズム12,対物
レンズ13を介して観察部位OPに照射される。そし
て、この照射により、患者の観察部位に存在する蛍光物
質を励起し、650nmより長い蛍光を発する。
は、ライトガイド21を介してエキサイタフィルター2
2に導かれて、このエキサイタフィルター22を650
nmの光のみが透過すると共に、この光が集光レンズ2
3,クイックリターンミラー24,プリズム12,対物
レンズ13を介して観察部位OPに照射される。そし
て、この照射により、患者の観察部位に存在する蛍光物
質を励起し、650nmより長い蛍光を発する。
【0029】そして、観察部位OPからの反射光(励起
光)及び蛍光は、対物レンズ13,変倍レンズ40,ビ
ームスプリッタ41,結像レンズ60を介して波長分離
プリズム61に入射する。この波長分離プリズム61に
入射した650nm波長の光は、ダイクロイック面63
aで反射して可視TVカメラ64に入射する。
光)及び蛍光は、対物レンズ13,変倍レンズ40,ビ
ームスプリッタ41,結像レンズ60を介して波長分離
プリズム61に入射する。この波長分離プリズム61に
入射した650nm波長の光は、ダイクロイック面63
aで反射して可視TVカメラ64に入射する。
【0030】一方、波長分離プリズム61に入射した6
50nmを超える波長の光は、ダイクロイック面63a
を透過して赤外TVカメラ65に入射して、赤外TVカメラ
65のエリアCCD65aに被観察像を結像させるように
なっている。この TVカメラ65からの画像信号はCC
U(コントロール サーキット ユニット)即ち制御回
路66を介してモニターテレビ67に入力され、モニタ
ーテレビ67に観察部位の蛍光による像が映し出され
る。
50nmを超える波長の光は、ダイクロイック面63a
を透過して赤外TVカメラ65に入射して、赤外TVカメラ
65のエリアCCD65aに被観察像を結像させるように
なっている。この TVカメラ65からの画像信号はCC
U(コントロール サーキット ユニット)即ち制御回
路66を介してモニターテレビ67に入力され、モニタ
ーテレビ67に観察部位の蛍光による像が映し出され
る。
【0031】尚、可視TVカメラ64のエリアCCD64
aに650nm以下の波長に感度のあるものを使用し、
エキサイターフィルター22に650nm以下の波長を
透過するものを用いれば、観察部位OPからの反射光は
波長分離プリズム61に入射した650nm以下の波長
の光は、ダイクロイック面63aで反射して可視TVカメ
ラ64に入射し、可視TVカメラ64のエリアCCD64a
に被観察像を結像させるようになっている。この TVカ
メラ64からの画像信号はCCU(コントロール サー
キット ユニット)即ち制御回路66を介してモニター
テレビ67に入力され、モニターテレビ67に観察部位
の反射励起光による全体像が映し出される。
aに650nm以下の波長に感度のあるものを使用し、
エキサイターフィルター22に650nm以下の波長を
透過するものを用いれば、観察部位OPからの反射光は
波長分離プリズム61に入射した650nm以下の波長
の光は、ダイクロイック面63aで反射して可視TVカメ
ラ64に入射し、可視TVカメラ64のエリアCCD64a
に被観察像を結像させるようになっている。この TVカ
メラ64からの画像信号はCCU(コントロール サー
キット ユニット)即ち制御回路66を介してモニター
テレビ67に入力され、モニターテレビ67に観察部位
の反射励起光による全体像が映し出される。
【0032】従って、このTVカメラ64による全体像と
TVカメラ65による蛍光像とを合成することで、蛍光像
の位置を知ることができる。
TVカメラ65による蛍光像とを合成することで、蛍光像
の位置を知ることができる。
【0033】また、撮影時に、エキサイターフィルター
22を省略すれば、可視TVカメラ64によるカラー撮影
と、赤外TVカメラ65による赤外光像の撮影ができる。
22を省略すれば、可視TVカメラ64によるカラー撮影
と、赤外TVカメラ65による赤外光像の撮影ができる。
【0034】[第2実施例]以上説明した実施例では、波
長分離プリズム61を用いてTVカメラ64,65に可視
光と赤外光を分離案内させるようにしたが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、例えば、図4,図5に示
した様に構成してもよい。
長分離プリズム61を用いてTVカメラ64,65に可視
光と赤外光を分離案内させるようにしたが、必ずしもこ
れに限定されるものではなく、例えば、図4,図5に示
した様に構成してもよい。
【0035】本実施例では、カラーTVカメラ64と赤外
TVカメラ65の光軸O1,O2及び結像レンズ60の光
軸Oを互いに直交させた状態で、このカラーTVカメラ6
4と赤外TVカメラ65を鏡筒部h2に取り付けている。
また、鏡筒部h2内の光軸O,O1,O2が交差する部
分には、波長分離プリズム61に代わる光束案内手段す
なわち斜設ミラー68が光軸Oを中心に回動操作可能に
配設されている。この斜設ミラー68は、制御回路66
により駆動制御されるパルスモータ69の出力軸69a
に固定されている。この斜設ミラー68と赤外TVカメラ
65との間には、図6に特性曲線BWで示した様に65
0nm以上の波長域の光を透過可能なバリヤフィルター
70が配設されている。
TVカメラ65の光軸O1,O2及び結像レンズ60の光
軸Oを互いに直交させた状態で、このカラーTVカメラ6
4と赤外TVカメラ65を鏡筒部h2に取り付けている。
また、鏡筒部h2内の光軸O,O1,O2が交差する部
分には、波長分離プリズム61に代わる光束案内手段す
なわち斜設ミラー68が光軸Oを中心に回動操作可能に
配設されている。この斜設ミラー68は、制御回路66
により駆動制御されるパルスモータ69の出力軸69a
に固定されている。この斜設ミラー68と赤外TVカメラ
65との間には、図6に特性曲線BWで示した様に65
0nm以上の波長域の光を透過可能なバリヤフィルター
70が配設されている。
【0036】しかも、制御回路66は、第1実施例のボ
タン(図示せず)を押して、クイックリターンミラー23
を照明系1aの光路途中に挿入させると共に、ハロゲン
ランプ10を消灯させて水銀キセノンランプ20を発光
制御させると、パルスモータ69を作動させて、反射光
を赤外TVカメラ65側に案内可能に斜設ミラー68を赤
外TVカメラ65側に向けさせるようになっている。
タン(図示せず)を押して、クイックリターンミラー23
を照明系1aの光路途中に挿入させると共に、ハロゲン
ランプ10を消灯させて水銀キセノンランプ20を発光
制御させると、パルスモータ69を作動させて、反射光
を赤外TVカメラ65側に案内可能に斜設ミラー68を赤
外TVカメラ65側に向けさせるようになっている。
【0037】また、制御回路66は、クイックリターン
ミラー23を照明系1aの光路途中から破線のごとく外
すと、水銀キセノンランプ20を消灯させてハロゲンラ
ンプ10を発光制御させ、パルスモータ69を作動させ
て、反射光をカラーTVカメラ64側に案内可能に斜設ミ
ラー68をカラーTVカメラ64側に向けさせるようにな
っている。
ミラー23を照明系1aの光路途中から破線のごとく外
すと、水銀キセノンランプ20を消灯させてハロゲンラ
ンプ10を発光制御させ、パルスモータ69を作動させ
て、反射光をカラーTVカメラ64側に案内可能に斜設ミ
ラー68をカラーTVカメラ64側に向けさせるようにな
っている。
【0038】[その他の実施例]以上説明した実施例で
は、観察部から反射する650nmの励起光像とこの励
起光により観察部から発する蛍光像をTVカメラ64,6
5により撮影して、この2つの像による合成画像をモニ
ターテレビ67に映し出すか、あるいは、可視光による
観察部像と上記蛍光像をTVカメラ64,65により撮影
して、この2つの像による合成画像をモニターテレビ6
7に映し出す様にした例を説明したが、必ずしもこの組
み合せに限定されるものではない。
は、観察部から反射する650nmの励起光像とこの励
起光により観察部から発する蛍光像をTVカメラ64,6
5により撮影して、この2つの像による合成画像をモニ
ターテレビ67に映し出すか、あるいは、可視光による
観察部像と上記蛍光像をTVカメラ64,65により撮影
して、この2つの像による合成画像をモニターテレビ6
7に映し出す様にした例を説明したが、必ずしもこの組
み合せに限定されるものではない。
【0039】例えば、第1実施例において、可視光によ
るカラー像と紫外光による紫外光像を2つのTVカメラ6
4,65でそれぞれ撮影可能にダイクロイック面63a
に干渉膜を設けてもよいし、赤外光による赤外光像と紫
外光による紫外光像を2つのTVカメラ64,65でそれ
ぞれ撮影可能にダイクロイック面63aに干渉膜を設け
てもよい。
るカラー像と紫外光による紫外光像を2つのTVカメラ6
4,65でそれぞれ撮影可能にダイクロイック面63a
に干渉膜を設けてもよいし、赤外光による赤外光像と紫
外光による紫外光像を2つのTVカメラ64,65でそれ
ぞれ撮影可能にダイクロイック面63aに干渉膜を設け
てもよい。
【0040】また、図7に示した様に、菱型プリズム3
4の上部に張り合わせた直角プリズム70と、結像レン
ズ71と,カラー液晶ディスプレー72からなる内部表
示系を設けて、制御回路66によりモニターテレビ67
と同一の画像をカラー液晶ディスプレー72に表示させ
ることができるようにしてもよい。この場合の表示のON
・OFFは観察者がスイッチ操作で任意に行い得るように
してもよい。
4の上部に張り合わせた直角プリズム70と、結像レン
ズ71と,カラー液晶ディスプレー72からなる内部表
示系を設けて、制御回路66によりモニターテレビ67
と同一の画像をカラー液晶ディスプレー72に表示させ
ることができるようにしてもよい。この場合の表示のON
・OFFは観察者がスイッチ操作で任意に行い得るように
してもよい。
【0041】
【効果】以上説明したように、この発明は、照明光源か
らの照明光を観察部位に投影する照明光学系と、前記観
察部位から反射された反射光による被観察像を導く2つ
のメイン光路が設けられたメイン観察光学系と、前記メ
イン光路の途中から分岐する電子撮像光学系と、前記電
子撮像光学系により導かれる被観察像を結像させる電子
撮像手段を備える医用実体顕微鏡において、前記電子撮
像手段は波長感度を異にする複数の電子撮像素子からな
る構成としたので、肉眼では観察できないような波長
(例えば赤外光)を用いた場合や可視光等の波長を用い
た場合でも、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察
できる。
らの照明光を観察部位に投影する照明光学系と、前記観
察部位から反射された反射光による被観察像を導く2つ
のメイン光路が設けられたメイン観察光学系と、前記メ
イン光路の途中から分岐する電子撮像光学系と、前記電
子撮像光学系により導かれる被観察像を結像させる電子
撮像手段を備える医用実体顕微鏡において、前記電子撮
像手段は波長感度を異にする複数の電子撮像素子からな
る構成としたので、肉眼では観察できないような波長
(例えば赤外光)を用いた場合や可視光等の波長を用い
た場合でも、各波長に合わせて観察部位を電子的に観察
できる。
【図1】この発明の医用実体顕微鏡の光学系の一例を示
す概略説明図である。
す概略説明図である。
【図2】図1のA−A線に沿う段面の概略説明図であ
る。
る。
【図3】図1に示したダイクロイック面の光学特性を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】この発明の医用実体顕微鏡の光学系の他の例を
示す概略説明図である。
示す概略説明図である。
【図5】図4のTVカメラの部分の右側面図である。
【図6】図5のバリヤフィルターの光学特性曲線図であ
る。
る。
【図7】この発明の医用実体顕微鏡の光学系の他の例を
示す概略説明図である。
示す概略説明図である。
1…照明光学系 2…メイン観察光学系 3…サブ観察光学系 4…電子撮像光学系 10…ハロゲンランプ(照明光源) 20…水銀キセノンランプ(照明光源) 64a,65a…撮像素子(電子撮像手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 照明光源からの照明光を観察部位に投影
する照明光学系と、 前記観察部位から反射された反射光による被観察像を導
く2つのメイン光路が設けられたメイン観察光学系と、 前記メイン光路の途中から分岐する電子撮像光学系と、 前記電子撮像光学系により導かれる被観察像を結像させ
る電子撮像手段を備える医用実体顕微鏡において、 前記電子撮像手段は波長感度を異にする複数の電子撮像
素子からなることを特徴とする医用実体顕微鏡。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155420A JPH05344997A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 医用実体顕微鏡 |
| DE4320579A DE4320579C2 (de) | 1992-06-15 | 1993-06-15 | Operationsmikroskop |
| US08/559,802 US5865829A (en) | 1992-06-15 | 1995-11-17 | Medical optical apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155420A JPH05344997A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 医用実体顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344997A true JPH05344997A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15605615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4155420A Pending JPH05344997A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 医用実体顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05344997A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001133690A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-18 | Olympus Optical Co Ltd | 手術用顕微鏡 |
| JP2005165330A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Leica Microsystems (Schweiz) Ag | 光学要素用変換装置及び立体顕微鏡 |
| JP2006301523A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Olympus Medical Systems Corp | 医療用顕微鏡 |
| JP2007534428A (ja) * | 2004-04-30 | 2007-11-29 | キム,ボンヒョン | 映像取得/出力装置及びこれを用いた眼科手術用の画像システム |
| JP2009291358A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Olympus Medical Systems Corp | 手術用顕微鏡 |
| JP2010213995A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Olympus Medical Systems Corp | 手術用顕微鏡 |
| JP2013003495A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Mitaka Koki Co Ltd | 顕微鏡システム |
| WO2017073323A1 (ja) * | 2015-10-26 | 2017-05-04 | ソニー株式会社 | 手術顕微鏡、画像処理装置、及び、画像処理方法 |
| JP2021015273A (ja) * | 2019-07-09 | 2021-02-12 | カール ツアイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト | 光学撮像機器及び表示画像の改善方法 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4155420A patent/JPH05344997A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN108135740A (zh) * | 2015-10-26 | 2018-06-08 | 索尼公司 | 手术显微镜、图像处理装置和图像处理方法 |
| EP3369405A4 (en) * | 2015-10-26 | 2018-11-14 | Sony Corporation | Surgical microscope, image processing device, and image processing method |
| US10681339B2 (en) | 2015-10-26 | 2020-06-09 | Sony Corporation | Surgical microscope, image processing device, and image processing method |
| CN112274105A (zh) * | 2015-10-26 | 2021-01-29 | 索尼公司 | 手术显微镜、图像处理装置和图像处理方法 |
| CN112274105B (zh) * | 2015-10-26 | 2024-06-07 | 索尼公司 | 手术显微镜、图像处理装置和图像处理方法 |
| JP2021015273A (ja) * | 2019-07-09 | 2021-02-12 | カール ツアイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト | 光学撮像機器及び表示画像の改善方法 |
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