JPH05347720A - 映像増幅器 - Google Patents

映像増幅器

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JPH05347720A
JPH05347720A JP4154628A JP15462892A JPH05347720A JP H05347720 A JPH05347720 A JP H05347720A JP 4154628 A JP4154628 A JP 4154628A JP 15462892 A JP15462892 A JP 15462892A JP H05347720 A JPH05347720 A JP H05347720A
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JP
Japan
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amplifier
transistor
grounded
voltage
emitter
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Satoru Sakai
覚 酒井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精細度CRTディスプレイ装置のカスケ−
ド増幅器とエミッタ接地増幅器からなる映像増幅器にお
いて、映像信号の低レベル側での伝送特性の劣化を改善
し、大振幅増幅を行う際の周波数特性を良好なものとす
る。 【構成】 負帰還増幅器でトランジスタ5のエミッタ接
地増幅器のゲインを大きくし、かつトランジスタ8のベ
−スバイアス供給端子30の電圧に対し、エミッタ接地
増幅器の電源電圧供給端子31の電圧を端子30に対
し、高く設定することによりトランジスタ特性の立ち上
がりにおける非直線領域での動作を無くし、直線領域の
みで駆動することにより、伝送特性の改善を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高精細度陰極線管ディス
プレイ装置の映像増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種ニュ−メディアの普及で、ク
リアビジョンテレビジョン(EDTV)/高精細度テレ
ビジョン(HDTV:High Definition
Television)をはじめとする映像表示や、
CAD/CAMをはじめとするグラフィック表示に対応
するディスプレイ装置の要求が高まり、広帯域、大振幅
特性を満たす陰極線管(以下、CRT:Cathode
Ray Tube、と記す)ドライブ用の映像増幅器
が重要になっている。以下に従来の映像増幅器について
説明する。
【0003】図2は従来の映像増幅器を示すものであ
る。図2において、1は信号源で映像信号処理された入
力信号である。2はトランジスタ、3はエミッタ抵抗で
ある。4は抵抗、5はトランジスタ、6は抵抗でエミッ
タ接地増幅器である。7はPNPトランジスタ、8はN
PNトランジスタ、9は抵抗、10はコンデンサでカス
ケ−ド増幅器を構成する。11はコンデンサである。1
2はピ−キングコイル、13はダンピング抵抗で高域の
利得低下を補償する直列ピ−キング回路である。14及
び15はダイオ−ドである。16はピ−キングコイル、
17はダンピング抵抗で中域の利得低下を補償する並列
ピ−キング回路である。18は負荷抵抗である。19は
PNPトランジスタ、20はNPNトランジスタ、21
および22は抵抗でコンプリメンタリ・エミッタフォロ
ア回路である。23及び24は抵抗で帰還回路である。
27はCRTでKはカソ−ド、G1は第1グリッドを示
す。28は高電源電圧供給端子、29は低電源電圧供給
端子である。以上のように構成された映像増幅器につい
て、以下その動作について説明する。
【0004】まず、信号源1は、映像信号処理された信
号源である。信号源1の映像信号は、トランジスタ2の
コレクタ接地増幅器でインピ−ダンス変換してトランジ
スタ5のベ−スへ抵抗4を通して入力される。トランジ
スタ5のベ−スにはトランジスタ2から入力される信号
に出力側から抵抗23及び抵抗24の帰還回路を通して
負帰還信号を加え、電圧増幅してカスケ−ド増幅器のP
NPトランジスタ7のコレクタ接地増幅器で電流増幅、
NPNトランジスタ8のベ−ス接地増幅器で電圧増幅
し、その出力をトランジスタ19及びトランジスタ20
のコンプリメンタリ・エミッタフォロアでロ−インピ−
ダンスに変換し、CRT27のカソ−ドを駆動する。
【0005】この負帰還増幅器の周波数特性や直線性等
の特性は負帰還量に比例して改善されるので開ル−プ・
ゲインと負帰還量を大きくする必要がある。そのために
はトランジスタ5のエミッタ接地増幅器のゲインとカス
ケ−ド増幅器のゲインを大きくすれば良いが、負荷抵抗
18と周波数特性は反比例関係にあるので、大振幅増幅
を行うカスケ−ド増幅器でのゲイン・アップには帯域特
性との関係で限界がある。このため、トランジスタ5の
ゲインを大きくとって負帰還増幅器の開ル−プ・ゲイン
を上げるほうが所望の性能は得やすい。
【0006】負荷抵抗18に流れる電流は、ベ−ス接地
トランジスタ8のエミッタ電圧とコレクタ接地トランジ
スタ7のエミッタ電圧との電圧差、つまり抵抗9の両端
電圧で制御されるが、トランジスタ8のエミッタ電圧
は、トランジスタ8のベ−ス・バイアツ電圧で決まる定
電圧であるから、トランジスタ7のエミッタ電圧で負荷
電流は制御さてる。トランジスタ8のベ−ス接地増幅器
の電流増幅はほぼ0デシベル、トランジスタ7のコレク
タ接地増幅器の電圧増幅もほぼ0デシベルであり、トラ
ンジスタ5の動作特性が、増幅器の基本特性を決定ずけ
る重要な要素になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、トランジスタ5のエミッタ接地増幅器の
ゲインが高く、トランジスタ特性の遮断領域から能動領
域へ至る非直線領域の入力レベルでトランジスタ8を動
作させる電圧がトランジスタ5のコレクタから出力され
るため、信号の低レベル側で伝送特性の劣化を生じると
いう問題を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、トランジスタ特性の遮断領域から十分離れた直線
性のよい能動領域でトランジスタを動作させ、伝送特性
の改善を図った映像増幅器を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像増幅器は、カスケ−ド増幅器のベ−ス接
地増幅器のベ−ス・バイアス電圧に対して、トランジス
タ5のエミッタ接地増幅器の供給電源電圧を高く設定
し、エミッタ接地増幅器のバイアス電流が一定レベル以
上に達するまではカスケ−ド増幅器はカット・オフ状態
にするよう構成している。
【0010】
【作用】この構成によって、エミッタ接地増幅器に無信
号時のバイアス電流を十分流し、トランジスタ特性の直
線領域でカスケ−ド増幅器を動作させる事ができるの
で、増幅器の伝送特性を改善することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1において、30はベ−ス・バイアス供
給端子、31は電源電圧供給端子である。上記以外の図
面は、従来例と共通の構成になっているので、図2の符
号と共通符号を付与し、共通符号の説明は省略する。以
上のように構成された映像増幅器について、図1を用い
てその動作を説明する。
【0013】信号源1から信号処理された映像信号をト
ランジスタ2のコレクタ接地増幅器でインピ−ダンス変
換し、抵抗4を介して、抵抗23及び24の帰還回路を
通して出力側から帰還された負帰還信号と加算し、トラ
ンジスタ5のエミッタ増幅器で電圧増幅して、PNPト
ランジスタ7とNPNトランジスタ8で構成するカスケ
−ド増幅器のPNPトランジスタのベ−スへ入力し、ト
ランジスタ7で電流増幅、トランジスタ8で電圧増幅し
てトランジスタ19及びトランジスタ20で構成された
コンプリメンタリ・エミッタフォロアを介して、CRT
27のカソ−ドKを駆動する。
【0014】トランジスタ8のコレクタ側に接続されて
いるピ−キング・コイル12及びダンピング抵抗13は
直列ピ−キング回路で高域周波数の補償を、ピ−キング
・コイル16及びダンピング抵抗17は並列ピ−キング
回路で、中域周波数の補償を行っている。抵抗9に並列
接続されたコンデンサ10はエミッタ・ピ−キングであ
る。また、ピ−キング・コイル25とダンピング抵抗2
6は、CRTカソ−ドの負荷容量による周波数帯域の劣
化を補償する直列ピ−キング回路である。
【0015】上記のような動作をする負帰還の映像増幅
器で周波数特性をはじめとする諸特性の基本特性の向上
を図るためには、開ル−プ・ゲインを大きくする必要が
ある。このためトランジスタ5のエミッタ接地増幅器と
カスケ−ド増幅器のゲインを大きくする必要があるが、
カスケ−ド増幅器のゲインは周波数特性が負荷抵抗18
と反比例関係にあること、トランジスタ8の電流容量と
コレクタ損失に制限があることで制限されるので、トラ
ンジスタ5のエミッタ増幅器のゲインを大きくしてい
る。
【0016】このことによってトランジスタ特性の立上
がりにおける非直線領域でカスケ−ド増幅器が駆動され
ないように、トランジスタ8のベ−ス・バイアス供給端
子30の電圧に対して、エミッタ接地増幅器の電源電圧
供給端子31の電圧を高く設定し、端子30と端子31
の差電圧に相当する電圧降下が、トランジスタ5のコレ
クタで得られるように無信号時のバイアス電流を与える
ことによって、トランジタ特性の立上がりにおける非直
線領域での動作をなくし、直線領域のみでカスケ−ド増
幅器を駆動することができるので、優れた伝送特性の映
像増幅器が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、エミッタ接地増
幅器の動作立上がりにおける非直線領域の情報が次段の
増幅器に伝達されないように逆バイアスをかけ、直線領
域に動作点があるとき、次段の増幅器を順方向にバイア
スして情報の伝達を行うので優れた伝送特性の映像増幅
器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における映像増幅器の回路図
【図2】従来の映像増幅器の回路図
【符号の説明】
1 信号源 2、5、7、8、9、19、20 トランジスタ 3、4、6、21、22、23、24 抵抗 10、11 コンデンサ 12、16、25 ピ−キング・コイル 13、17、26 ダンピング抵抗 14、15 ダイオ−ド 18 負荷抵抗 27 CRT 28 高電源電圧供給端子 29 低電源電圧供給端子 30 ベ−ス・バイアス電圧供給端子 31 電源電圧供給端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PNPトランジスタのコレクタ接地とN
    PNトランジスタのベ−ス接地とを縦続接続したカスケ
    −ド増幅器と、そのカスケ−ド増幅器のコレクタ接地ト
    ランジスタを駆動するエミッタ接地増幅器で構成する映
    像増幅器において、上記カスケ−ド増幅器のベ−ス接地
    トランジスタのベ−ス・バイアス電圧に対して、上記エ
    ミッタ接地増幅器の供給電源電圧を高く設定し、エミッ
    タ接地増幅器の無信号時におけるバイアス点が、トラン
    ジスタ特性の立上がり特性の非直線領域にあるときは、
    上記ベ−ス・バイアス電圧と供給電源電圧との電圧差に
    よって、カスケ−ド増幅器のコレクタ接地増幅器に逆バ
    イアスがかかり、トランジスタ特性の直線領域にバイア
    ス点が設定されたとき、コレクタ接地増幅器が順方向に
    バイアスしてカスケ−ド増幅器を動作させ、トランジス
    タ特性の直線領域のみでカスケ−ド増幅器を駆動するこ
    とによって伝送特性の改善を行うことを特徴とする映像
    増幅器。
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