JPH05347773A - ディジタル映像信号処理回路 - Google Patents

ディジタル映像信号処理回路

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JPH05347773A
JPH05347773A JP4154952A JP15495292A JPH05347773A JP H05347773 A JPH05347773 A JP H05347773A JP 4154952 A JP4154952 A JP 4154952A JP 15495292 A JP15495292 A JP 15495292A JP H05347773 A JPH05347773 A JP H05347773A
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督也 福田
Toshitaka Senuma
俊隆 瀬沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主ディジタル信号処理部に各々がフィールド・
メモリ等のメモリ手段を用いたディジタル処理を行う複
数の付属ディジタル信号処理部が連結されて成る構成
を、回路素子数が低減された比較的簡単なものとして実
現する。 【構成】ディジタル映像信号に同期データを付加して送
出する主ディジタル信号処理部(14)と、各々に対す
る入出力ディジタル信号のサンプリング周波数及びデー
タビット数が共通のものとされて作動し、カスケード接
続状態とされて主ディジタル信号処理部(14)に連結
された複数の付属ディジタル信号処理部(25,26,
27)とを備え、付属ディジタル信号処理部(25,2
6,27)の夫々が、同期データを伴うディジタル映像
信号にフィールド・メモリを用いたディジタル処理を順
次施すとともに、それらのうちの少なくとも1個が、そ
れから導出される同期データ及びディジタル映像信号
に、それに供給された同期データ及びディジタル映像信
号に対する時間軸変化を生じさせるものとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化された映
像信号に対して、そのフィールド期間分等の所定の単位
期間分ずつの書込み及び読出しがなされるメモリ手段を
用いたディジタル処理を含む、各種のディジタル処理を
順次施すディジタル映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の磁気テープへの記録及び映像
信号の記録がなされた磁気テープからの映像信号の再生
を行う映像信号記録再生装置(VTR)にあっては、映
像信号入力端子からの映像信号に基づいて形成した記録
用映像信号を磁気テープに記録する動作を行う記録系に
おいて、高品質の記録用映像信号を得べく、映像信号入
力端子からの映像信号をディジタル化された形態とし、
それに対する各種のディジタル処理を行って、記録用映
像信号を形成するようになすことが提案されている。こ
のようなディジタル化された映像信号、即ち、ディジタ
ル映像信号を扱う記録系において各種の処理に供される
ディジタル映像信号は、映像信号入力端子からの映像信
号に対して所定の周波数を有したサンプリング・クロッ
ク信号に従ってのサンプリング・ホールドが行われ、そ
れにより得られるサンプリング・ホールド出力に対する
アナログ−ディジタル変換が行われることによって形成
され、従って、サンプリング・クロック信号の周波数に
対応したサンプリング周波数を有したものとされる。
【0003】斯かる際におけるサンプリング・クロック
信号の周波数は、映像信号が輝度信号成分と搬送色信号
成分とを含んだ複合映像信号(カラー映像信号)である
場合、例えば、略3.58MHzとされる搬送色信号成
分の搬送波信号周波数(副搬送波周波数)fcの略4倍
となる、略15.75kHzとされる水平周波数(ライ
ン周波数)fH の910倍、即ち、910fH に選定さ
れる。従って、VTRの記録系で扱われるディジタル映
像信号は、サンプリング周波数を、例えば、fs=91
0fH とするものとなされる。また、このようなサンプ
リング周波数fsを有してVTRの記録系で扱われるデ
ィジタル映像信号は、例えば、8ビットとされる所定の
データビット数をもって構成される。
【0004】VTRの記録系における上述の如くのディ
ジタル映像信号に対する各種のディジタル処理は、ディ
ジタル映像信号の各垂直期間分(各フィールド分)ずつ
の書込み及び読出しがなされるメモリ手段(フィールド
・メモリ)が用いられることなく行われる、例えば、輝
度信号成分についての鮮鋭度改善処理,ノイズ打消処
理,周波数変調処理等、あるいは、色信号成分について
のレベル制御処理,周波数変換処理等と、フィールド・
メモリが用いられて行われる、例えば、輝度信号成分及
び色信号成分の夫々についての時間軸変動補正処理,ノ
イズ低減処理、さらには、映像信号入力端子からの映像
信号が携帯用撮像装置(ハンディ・ビデオカメラ)から
供給されるものである場合における手振れ補正処理等と
に大別される。
【0005】そして、このようなディジタル処理を行う
VTRの記録系を構成するディジタル回路部にあって
は、ディジタル映像信号に対するフィールド・メモリが
用いられて行われるディジタル処理が、フィールド・メ
モリ自体及びそれに対する駆動制御部を含んだ比較的大
掛りな回路構成を要求することからして、ディジタル映
像信号に対するフィールド・メモリが用いられることな
く行われる各種のディジタル処理を実行するための回路
構成が、一纏めにされ、例えば、1個の集積回路チップ
内に形成されて主ディジタル信号処理部を成すものとさ
れるとともに、ディジタル映像信号に対するフィールド
・メモリが用いられて行われるディジタル処理の夫々を
実行するための回路構成が、個々に纏められ、例えば、
個別の集積回路チップ内に形成されて、主ディジタル信
号処理部に連結される付属ディジタル信号処理部を成す
ものとされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、VTR
の記録系を構成するディジタル回路部が、主ディジタル
信号処理部とそれに連結される複数の付属ディジタル信
号処理部とを含む構成とされるにあたり、従来において
は、複数の付属ディジタル信号処理部は、各々がそれに
対する入出力ディジタル信号のサンプリング周波数及び
データビット数が個々別々に設定されており、入出力デ
ィジタル信号のサンプリング周波数及びデータビット数
に関して、主ディジタル信号処理部との間、あるいは、
付属ディジタル信号処理部の相互間における標準化等は
考慮されていない。
【0007】それゆえ、付属ディジタル信号処理部の主
ディジタル信号処理部に対する接続にあたっては、付属
ディジタル信号処理部のうちの、その入出力ディジタル
信号のサンプリング周波数及びデータビット数が主ディ
ジタル信号処理部において扱われるディジタル映像信号
のサンプリング周波数及びデータビット数に対応するも
のとされたもののみが直接的に接続でき、他のものにつ
いては、主ディジタル信号処理部において扱われるディ
ジタル映像信号を、付属ディジタル信号処理部の入出力
ディジタル信号のサンプリング周波数及びデータビット
数に対応したサンプリング周波数及びデータビット数を
有するものに作り直す、ディジタル信号変成部を介在さ
せて接続されることになる。
【0008】従って、従来の主ディジタル信号処理部と
それに連結される複数の付属ディジタル信号処理部とを
含んで構成されるディジタル回路部は、全体的にみると
極めて多数の回路素子が用いられた複雑な回路構成がと
られていて、製造コストが嵩むことになるとともに、消
費電力が比較的大となるものとされることになり、全体
に亙る構成の簡略化が図られることが望まれるところで
ある。
【0009】斯かる点に鑑み、本発明は、ディジタル映
像信号に対して、フィールド・メモリ等のディジタル映
像信号の所定の単位期間分ずつの書込み及び読出しがな
されるメモリ手段が用いられることなく行われる各種の
ディジタル処理を実行する主ディジタル信号処理部に、
各々がフィールド・メモリ等のディジタル映像信号の所
定の単位期間分ずつの書込み及び読出しがなされるメモ
リ手段が用いられて行われる各種のディジタル処理を実
行するものとされた複数の付属ディジタル信号処理部が
連結されて成り、回路素子数が低減されて比較的簡単な
ものとされ、従って、製造コスト及び消費電力の低減が
図られるディジタル映像信号処理回路を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るディジタル映像信号処理回路は、ディ
ジタル映像信号に所定のディジタル処理を施すととも
に、そのディジタル処理が施されたディジタル映像信号
に同期データを付加して送出する主ディジタル信号処理
部と、各々に対する入出力ディジタル信号のサンプリン
グ周波数及びデータビット数が共通のものとされて作動
し、カスケード接続状態とされて主ディジタル信号処理
部に連結された複数の付属ディジタル信号処理部とを備
え、複数の付属ディジタル信号処理部の夫々が、ディジ
タル信号処理部から送出される同期データを伴うディジ
タル映像信号に、そのディジタル映像信号の所定の単位
期間分ずつの書込み及び読出しがなされるメモリ手段を
用いたディジタル処理を順次施すとともに、複数の付属
ディジタル信号処理部のうちの少なくとも1個が、それ
から導出される同期データ及びディジタル映像信号に、
それに供給された同期データ及びディジタル映像信号に
対する時間軸変化を生じさせるものとされて、構成され
る。
【0011】
【作用】このような本発明に係るディジタル映像信号処
理回路にあっては、複数の付属ディジタル信号処理部
が、各々に対する入出力ディジタル信号のサンプリング
周波数及びデータビット数が共通のものとされて作動
し、カスケード接続状態とされて主ディジタル信号処理
部に連結されたものとされ、従って、各付属ディジタル
信号処理部に対する入出力ディジタル信号のサンプリン
グ周波数及びデータビット数が、主ディジタル信号処理
部において扱われるディジタル映像信号のサンプリング
周波数及びデータビット数に対応するものとされること
により、主ディジタル信号処理部に対する付属ディジタ
ル信号処理部の連結、及び、複数の付属ディジタル信号
処理部相互間の接続が、ディジタル信号変成部が介在せ
しめられることなく行われる。それにより、回路全体
が、回路素子数が低減された比較的簡単な構成を有し、
従って、製造コスト及び消費電力の低減が図られるもの
とされることになる。
【0012】しかも、カスケード接続状態におかれた複
数の付属ディジタル信号処理部に供給されるディジタル
映像信号が同期データが付加されたものとされるので、
いずれかの付属ディジタル信号処理部においてディジタ
ル映像信号の時間軸が変化せしめられる場合にも、それ
より後段の付属ディジタル信号処理部あるいは主ディジ
タル信号処理部の部分において、ディジタル映像信号に
伴って時間軸が変化せしめられた同期データに基づくデ
ィジタル映像信号についての時間軸調整が行われ得るこ
とになる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るディジタル映像信号処
理回路の一例を、それが適用されたVTRにおける回転
磁気ヘッドを含む記録部と共に示す。
【0014】図1に示される例においては、映像信号入
力端子11に、輝度信号と搬送色信号とを含んで形成さ
れたカラー映像信号(複合映像信号)SVが供給され
る。このカラー映像信号SVは、例えば、ハンディ・ビ
デオカメラから送出されるものとされる。そして、映像
信号入力端子11に供給されたカラー映像信号SVは、
アナログ−ディジタル変換部(A/D変換部)12に供
給されてディジタル化される。A/D変換部12には、
端子13からのサンプリング・クロック信号SCKが供
給され、サンプリング・クロック信号SCKは、その周
波数fscを、カラー映像信号SVにおける水平周波数
fH の910倍、即ち、910fH とするものとされ
る。
【0015】A/D変換部12においては、映像信号入
力端子11からのカラー映像信号SVが、サンプリング
・クロック信号SCKに応じたサンプリング・ホールド
に供され、それにより得られるサンプリング・ホールド
出力についてのA/D変換が施されて、サンプリング周
波数をfs=910fH とし、データビット数を、例え
ば、8とする、即ち、8ビット構成のディジタル映像信
号DVが形成される。そして、A/D変換部12から得
られるディジタル映像信号DVが、主ディジタル信号処
理部14における信号入力端子15に供給される。
【0016】主ディジタル信号処理部14においては、
信号入力端子15からのディジタル映像信号DVが、輝
度信号成分と搬送色信号成分とを分離するY/C分離部
16に供給され、Y/C分離部16から、サンプリング
周波数をfs=910fH とした8ビット構成のディジ
タル映像信号DVに基づくディジタル輝度信号DYとサ
ンプリング周波数をfs=910fH とした8ビット構
成のディジタル搬送色信号DCとが得られる。Y/C分
離部16から得られるディジタル輝度信号DYは、輝度
信号処理部17に供給され、輝度信号処理部17におい
て鮮鋭度改善処理,ノイズ打消処理等のディジタル処理
が施された後、可変遅延部18に供給される。また、Y
/C分離部16から得られるディジタル搬送色信号DC
は、色信号処理部19に供給され、色信号処理部19に
おいてレベル制御処理等のディジタル処理が施された
後、可変遅延部20に供給される。
【0017】可変遅延部18に供給されたディジタル輝
度信号DY及び可変遅延部20に供給されたディジタル
搬送色信号DCは、夫々、可変遅延部18及び可変遅延
部20によって各々の遅れ時間が等しくなるように遅延
されて、データ合成部21に供給される。データ合成部
21には、同期データ発生部22からのサンプリング周
波数をfs=910fH とした1ビット構成の同期デー
タDSも供給される。そして、データ合成部21におい
て、サンプリング周波数をfsとした8ビット構成のデ
ィジタル輝度信号DYと、ディジタル搬送色信号DCを
構成する赤色色差信号成分及び青色色差信号成分に夫々
基づく、サンプリング周波数をfsとした2ビット構成
の第1のディジタル色差信号成分DR及びサンプリング
周波数をfsとした2ビット構成の第2のディジタル色
差信号成分DBと、サンプリング周波数をfsとした1
ビット構成の同期データDSとが合成されて、サンプリ
ング周波数をfsとした13ビット構成の合成ディジタ
ルデータDMが形成される。この合成ディジタルデータ
DMは、ディジタル映像信号DVに同期データDSが多
重化されたものに相当し、同期データDSが付加された
ディジタル映像信号DVを形成していることになる。そ
して、データ合成部21により得られた合成ディジタル
データDMは、データ送出端子23から主ディジタル信
号処理部14の外部に送出される。
【0018】主ディジタル信号処理部14におけるデー
タ送出端子23には、各々が付属ディジタル信号処理部
を構成している時間軸変動補正部25,ノイズ低減部2
6及び手振れ補正部27がカスケード接続状態とされて
連結されている。時間軸変動補正部25,ノイズ低減部
26及び手振れ補正部27の夫々は、合成ディジタルデ
ータDM、即ち、同期データDSが付加されたディジタ
ル映像信号DVの各フィールド分についての書込み及び
読出しが行われるフィールド・メモリ及びそのフィール
ド・メモリに対する駆動制御回路を内蔵しており、各々
に対する入出力ディジタル信号のサンプリング周波数及
びデータビット数が共通のものとされ、クロック信号形
成部28から送出される共通のクロック信号CKに従っ
て作動するものとされている。そして、クロック信号形
成部28から送出されるクロック信号CKは、周波数を
fs=910fH とするものとされており、時間軸変動
補正部25,ノイズ低減部26及び手振れ補正部27の
夫々は、入出力ディジタル信号のサンプリング周波数が
fs=910fH に選定されるとともにデータビット数
が13に選定されている。
【0019】斯かるもとで、主ディジタル信号処理部1
4におけるデータ送出端子23から送出された合成ディ
ジタルデータDM、即ち、同期データDSが付加された
ディジタル映像信号DVは、時間軸変動補正部25にお
いてフィールド・メモリが用いられてのディジタル処理
である時間軸変動補正処理が施され、続いて、ノイズ低
減部26においてフィールド・メモリが用いられてのデ
ィジタル処理であるノイズ低減処理が施され、さらに、
手振れ補正部27においてフィールド・メモリが用いら
れてのディジタル処理である手振れ補正処理が施され
て、手振れ補正部27から、各種のディジタル処理が施
されたディジタル映像信号DV(ディジタル映像信号D
V’)及び同期データDSにより構成された合成ディジ
タルデータDM’として送出される。斯かる際、時間軸
変動補正部25における時間軸変動補正処理は、時間軸
変動補正部25から送出されるディジタル映像信号DV
及びそれに付加された同期データDSを、時間軸変動補
正部25に供給されるディジタル映像信号DV及びそれ
に付加された同期データDSに対して時間軸変化を生じ
たものとなし、さらに、手振れ補正部27における手振
れ補正処理も、手振れ補正部27から送出されるディジ
タル映像信号DV及びそれに付加された同期データDS
を、手振れ補正部27に供給されるディジタル映像信号
DV及びそれに付加された同期データDSに対して時間
軸変化を生じたものとなす。また、ノイズ低減部26及
び手振れ補正部27の夫々においては、それに供給され
る同期データDSに基づいてそれに供給されるディジタ
ル映像信号DVについての時間軸調整が、必要に応じて
行われる。
【0020】このようにして手振れ補正部27から送出
される各種のディジタル処理が施された合成ディジタル
データDM’は、主ディジタル信号処理部14における
データ入力端子29を通じて、再度、主ディジタル信号
処理部14に供給される。主ディジタル信号処理部14
においては、データ入力端子29からの合成ディジタル
データDM’が、可変遅延部30による遅れ時間調整が
なされた後、データ分解部31に供給される。そして、
データ分解部31においては、必要に応じて、合成ディ
ジタルデータDM’を形成するディジタル映像信号D
V’についての、ディジタル映像信号DV’と共に合成
ディジタルデータDM’を形成する同期データDSに基
づく時間軸調整が行われた後、ディジタル映像信号D
V’に基づいて、サンプリング周波数をfs=910f
H とした8ビット構成のディジタル輝度信号DY’とサ
ンプリング周波数をfsの1/4、即ち、fs/4=9
10f H /4=455fH /2とした8ビット構成のデ
ィジタル搬送色信号DC’とが形成される。
【0021】主ディジタル信号処理部14に設けられた
可変遅延部30は、主ディジタル信号処理部14に連結
される時間軸変動補正部25,ノイズ低減部26及び手
振れ補正部27等の付属ディジタル信号処理部が、主デ
ィジタル信号処理部14において扱われるディジタル映
像信号に応じてその数が変更されるものとされ、例え
ば、手振れ補正部27が設けられない場合もあるので、
付属ディジタル信号処理部の数の変化に応じた合成ディ
ジタルデータDM’の遅れ時間変化を補償する役割を果
たすものとされている。
【0022】データ分解部31から得られるディジタル
輝度信号DY’は、周波数変調部32に供給される。周
波数変調部32においては、ディジタル輝度信号DY’
に基づいてディジタル周波数変調輝度信号DYFが形成
されるディジタル処理が行われ、周波数変調部32にお
いて形成されたディジタル周波数変調輝度信号DYF
が、主ディジタル信号処理部14における輝度信号出力
端子33に導出される。また、データ分解部31から得
られるディジタル搬送色信号DC’は、周波数変換部3
4に供給される。周波数変換部34においては、ディジ
タル搬送色信号DC’に基づいてディジタル低域変換搬
送色信号DCCが形成されるディジタル処理が行われ、
周波数変換部34において形成されたディジタル低域変
換搬送色信号DCCが、主ディジタル信号処理部14に
おける色信号出力端子35に導出される。
【0023】このようにして、主ディジタル信号処理部
14における輝度信号出力端子33に得られるディジタ
ル周波数変調輝度信号DYF、及び、主ディジタル信号
処理部14における色信号出力端子35に得られるディ
ジタル低域変換搬送色信号DCCは、ディジタル−アナ
ログ変換部(D/A変換部)37及び38に夫々供給さ
れ、D/A変換部37から、ディジタル周波数変調輝度
信号DYFがアナログ化されて得られる周波数変調輝度
信号YFが導出され、また、D/A変換部38から、デ
ィジタル低域変換搬送色信号DCCがアナログ化されて
得られる低域変換搬送色信号CCが導出される。そし
て、D/A変換部37からの周波数変調輝度信号YFと
D/A変換部38からの低域変換搬送色信号CCとが、
信号合成部39において周波数多重合成されて記録用映
像信号SVRとされ、信号合成部39から得られる記録
用映像信号SVRが、記録増幅部40及び41を通じて
一対の回転磁気ヘッド42A及び42Bに夫々供給さ
れ、回転磁気ヘッド42A及び42Bにより交互に、例
えば、1フレーム分ずつ磁気テープTPに記録される。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るディジタル映像信号処理回路にあっては、主ディジ
タル信号処理部において扱われるディジタル映像信号に
対して、その所定の単位期間分ずつの書込み及び読出し
がなされるメモリ手段を用いたディジタル処理を施す複
数の付属ディジタル信号処理部が、各々に対する入出力
ディジタル信号のサンプリング周波数及びデータビット
数が共通のものとされて作動し、カスケード接続状態と
されて主ディジタル信号処理部に連結されたものとされ
るので、各付属ディジタル信号処理部に対する入出力デ
ィジタル信号のサンプリング周波数及びデータビット数
を、主ディジタル信号処理部において扱われるディジタ
ル映像信号のサンプリング周波数及びデータビット数に
対応するものとして、主ディジタル信号処理部に対する
付属ディジタル信号処理部の連結、及び、複数の付属デ
ィジタル信号処理部相互間の接続を、ディジタル信号変
成部が介在させることなく行うことができ、それによ
り、回路全体を、回路素子数が低減されて比較的簡単な
構成を有し、従って、製造コスト及び消費電力の低減が
図られるものとなすことができる。
【0025】また、カスケード接続状態におかれた複数
の付属ディジタル信号処理部に供給されるディジタル映
像信号が同期データが付加されたものとされるので、い
ずれかの付属ディジタル信号処理部においてディジタル
映像信号の時間軸が変化せしめられる場合にも、それよ
り後段の付属ディジタル信号処理部あるいは主ディジタ
ル信号処理部の部分において、ディジタル映像信号に伴
って時間軸が変化せしめられた同期データに基づくディ
ジタル映像信号についての時間軸調整を行うことができ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル映像信号処理回路の一
例をそれが適用されたVTRの要部と共に示すブロック
構成図である。
【符号の説明】
11 映像信号入力端子 12 A/D変換部 14 主ディジタル信号処理部 16 Y/C分離部 17 輝度信号処理部 18,20,30 可変遅延部 19 色信号処理部 21 データ合成部 22 同期データ発生部 25 時間軸変動補正部 26 ノイズ低減部 27 手振れ補正部 31 データ分解部 32 周波数変調部 34 周波数変換部 37,38 D/A変換部 39 信号合成部 42A,42B 回転磁気ヘッドTP 磁気テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル映像信号に所定のディジタル処
    理を施すとともに、該所定のディジタル処理が施された
    ディジタル映像信号に同期データを付加して送出する主
    ディジタル信号処理部と、各々に対する入出力ディジタ
    ル信号のサンプリング周波数及びデータビット数が共通
    のものとされて作動し、カスケード接続状態とされて上
    記主ディジタル信号処理部に連結された複数の付属ディ
    ジタル信号処理部とを備え、 上記複数の付属ディジタル信号処理部の夫々が、上記デ
    ィジタル信号処理部から送出される上記同期データを伴
    うディジタル映像信号に、該ディジタル映像信号の所定
    の単位期間分ずつの書込み及び読出しがなされるメモリ
    手段を用いたディジタル処理を順次施すとともに、 上記複数の付属ディジタル信号処理部のうちの少なくと
    も1個が、それから導出される同期データ及びディジタ
    ル映像信号に、それに供給された同期データ及びディジ
    タル映像信号に対する時間軸変化を生じさせるものとさ
    れたディジタル映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】主ディジタル信号処理部が、上記複数の付
    属ディジタル信号処理部を経た上記同期データを伴うデ
    ィジタル映像信号が再度供給され、該再度供給されたデ
    ィジタル映像信号に対してさらにディジタル処理を施す
    ものとされたことを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル映像信号処理回路。
  3. 【請求項3】主ディジタル信号処理部が、上記再度供給
    されたディジタル映像信号に対する遅れ時間調整を行う
    べく配された可変遅延手段を含むことを特徴とする請求
    項2記載のディジタル映像信号処理回路。
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