JPH0534876B2 - - Google Patents
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- JPH0534876B2 JPH0534876B2 JP58104106A JP10410683A JPH0534876B2 JP H0534876 B2 JPH0534876 B2 JP H0534876B2 JP 58104106 A JP58104106 A JP 58104106A JP 10410683 A JP10410683 A JP 10410683A JP H0534876 B2 JPH0534876 B2 JP H0534876B2
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- signal
- phase
- modulation
- signals
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
本発明は直角2相のPM変調方式及びPM変復
調方式に関し、詳言すれば、1つのカラー映像信
号中の2つの色信号あるいは2つの別々の輝度信
号を変調して伝送しまたは磁気記録など任意の方
式で蓄積する場合に全体としての占有帯域を広く
ならず、情報の欠落がなく、且つAMノイズの影
響を受けない変調方式、並びにPM変復調方式に
関する。したがつて、本発明はカラー映像信号の
伝送はもとより、ムービー録画とスチル録画をと
わず磁気録画など任意の画像情報の蓄積における
高画質化に有用である。 磁気テープや磁気デイスクを用いた磁気録画に
おいては、従来、輝度信号は周波数変調(FM)
し、2つの色信号は振幅変調(AM)するか又は
2つの色信号を1水平走査期間(1H)毎に交互
に即ち線順次化してFM変調し、これらFM輝度
信号と2つのAM色信号あるいは線順次FM色信
号とを磁気媒体に多重記録していた。また最近で
は、特公昭56−51406号公報あるいは特開昭53−
41126号公報に開示された如く、輝度信号は位相
変調(PM)して記録する方式(PM変調記録方
式)がある。 上述したPM変調記録方式は、ムービー画像
(動画像)の高密度記録化を図つたものであり、
記録時にガードバンドレスあるいは一部重ね書き
となるように高密度記録しても、再生時にトラツ
キングエラーがあつてもクロストークの支障なく
復調できるという利点がある。概要は次項(1)〜(5)
の通りである。 (1) 輝度信号で変調すべきキヤリアを、磁気媒体
と磁気ヘツド間の相対移動に同期させ、 (2) 変調指数mpを1.3ラジアン以下に抑えて輝度
信号でキヤリアをPM変調し、 (3) このPM輝度信号を、垂直及び水平同期信号
の位置が隣接トラツク間で揃い且つキヤリアの
位相も隣接トラツク間で揃うように記録する。 このようにPM変調記録を行うと、 (4) mp1.3であるため各トラツクに記録された
キヤリア成分の振幅が略一定であり、しかもキ
ヤリア成分はトラツク間で同相であるから、磁
気ヘツドが隣接トラツクに跨つても、再生信号
中のキヤリア成分が一定となる。 (5) mp1.3であるため2次以上の側帯波成分が
無視でき、しかも同期信号がトラツク間で揃つ
ているから、再生時に磁気ヘツドが隣接トラツ
クに跨つても、再生信号の側帯波成分は単に複
数フレーム又は複数フイールドの合成となるだ
けであり、ムービーの場合は相関の強い画面の
合成なので何ら差支えない。 一方、前述したFM変調記録方式では、隣接ト
ラツクでアジマスを異ならせて記録する所謂傾斜
アジマス方式により高密度記録を行つている。 以上の如く従来では、高密度記録化のために
種々の記録方式と採られているが、画質の点では
不十分であつた。特にスチル画像の録画で甚だし
い。 即ち、高画質で磁気録画を行うには、輝度信号
Y及び2つの色信号Cにそれぞれ広い占有帯域を
割当てて変調すれば良い。しかし、色信号にはR
−Y,B−Yの如く2種類あり、これらは再生に
おいて互いに独立して検出する必要があるため、
種々の問題が生じている。色信号の変調方式の代
表例(i)、(ii)、(iii)について説明する。 (i) 2つの色信号R−Y,B−Yに第1図aの如
く互いに分離可能な占有帯域を割当て、FM変
調して記録する方式。磁気記録の周波数特性に
は上限があるため、輝度信号及び2つの色信号
の変調にそれぞれ独立の占有帯域を割当てる
と、全体の周波数帯域内での各信号の占有帯域
が狭くならざるを得ず、その結果、画質低下を
免れえない。 (ii) 同じくFM変調するが、占有帯域は1つとし
R−YとB−Yの各色信号を1水平走査(1
H)毎に交互に切替えて記録するいわゆる線順
次記録方式。各信号の占有帯域は限られた周波
数帯域内で広くなるが、R−Y及びB−Yとも
に色情報の1/2が欠落するため、これによつて
画質が低下する。 (iii) AM変調の一種である平衡変調(BM)を用
い、同一周波数で位相が90度づれた2つのキヤ
リアをR−YとB−Yの各色信号を別々にBM
変調して記録する方式。2つの色信号に同一の
占有帯域が割当てられるため各信号の占有帯域
を広くとれ、また、色情報の欠落もない。しか
し、AM方式であるがために、記録・再生にお
ける磁気ヘツドのタツチの変動などによりAM
ノイズを受けると、これを除去できないから画
質が低下する。これらの画質低下は、スチル画
像の記録、伝送の場合、視覚特性上問題であ
る。 上述した従来技術の問題点を解消するため、本
願発明者は占有帯域を全体としては広くすること
なく、色情報の欠落もなく、しかもAMノイズを
除去することができる高画質記録に適した変調方
式を開発した。この記録方式は、2つの色信号を
直角2相でPM変調して記録する方式(以下、直
角2相PM変調方式)であり、概要は次項(a)〜(d)
の通りである。 (a) カラー映像信号の2つの色信号については、
互いに直交する同一周波数の第1及び第2の副
キヤリアを2つの色信号の片方づつでPM変調
する。輝度信号の方は主キヤリアをPMあるい
はFMで角度変調する。こうすると、各信号を
全て角度変調することになるので、AMノイズ
を受けても振幅リミツタに通すくことにより除
去することができる。また、色信号には直角2
相のPM変調を施すことになるから、第2図の
如く2つのPM色信号は同一の占有帯域を占
め、限られた周波数帯域内でも各信号の占有帯
域が広くとれる。もちろん、色情報の欠落はな
い。 但し、2つのPM色信号を単純に多重化して
記録してしまうと、再生の際の復調出力に直流
成分が残留する。 (b) そこで、2つのPM色信号、第1副キヤリア
及び第2副キヤリアのうち少なくとも1つのを
1水平走査期間毎に反転または移相し、記録ま
での過程で2つのPM色信号が1水平走査期間
毎に相対的に180度づつ移送するように処理し
ておく。 (c) このような移相処理を施しておけば、再生時
には、多重化されているPM色信号を1水平走
査時間(1H)遅延させ1H遅延前後の信号の加
算処理と減算処理とでまず2つのPM色信号に
分離でき、次いで各PM色信号をそれぞれの記
録時における移相と同じに移相する位相基準信
号で復調することにより、直流残留成分なく完
全に復調することができる。 なお、PM色信号の加減算処理による分離に
は、カラー映像信号の色信号は水平走査期間に
強い垂直相関を有することを利用している。 (d) 色信号の直角2相PM変調には、平衡変調器
を利用すると、回路構成が簡単である。また復
調も平衡変調器を用いて簡単に行うことができ
都合が良い。但しに、任意のPM復調方式を用
いて良いことは言うまでもない。 上記の説明はカラー映像信号を磁気テープや
磁気デイスクに記録することを前提としている
が、磁気記録することなく有線等で伝送し次い
で復調するといつた伝送系でもあるいは他の各
種画像情報記録用蓄積装置でも全く同じことが
言える。また伝送系などは磁気記録よりも周波
数帯域を広くとれるので、第3図に示す如く、
2つのカラー映像信号A,Bに対しそれぞれ2
つの色信号(R−Y)Aと(B−Y)A,(R−Y)
Bと(B−Y)Bどうし、2つの輝度信号YA,YB
どうしを直角2相のPM変調で多重化すること
ができる。もちろん磁気記録でも可能である。 以下、具体的な回路例によつて本発明を詳説す
る。第4図は磁気媒体として磁気デイスクを用
い、輝度信号をFM変調して記録する場合の例の
記録系に示し、第5図はこれに対応する再生系を
示す。 第4図において、1は色信号用直角2相PM変
調回路、2は輝度信号用FM変調回路、3は基準
信号作用カウンタ、4は合成回路、5は記録用ア
ンプ、6は磁気ヘツド、7は磁気デイスク、8は
駆動モータである。この実施例での直角2相PM
変調回路1は、キヤリア発振器9と、位相器10
と、2つの平衡変調器11,12と、合成回路1
3,14,15と、反転回路16とから構成され
ている。発振器9の出力(fHを水平走査周波数と
すれば、例えば48fH相当の756KHz)から位相器
10によつて3種のキヤリアAcosωct、−
Asinωct、−Asinωctが作られる。一方の平衡変
調器11には例えばR−Yの色信号と−Asinωc
tを入力して平衡変調信号を作り、これに副キヤ
アとしてAcosωctを加えてR−Yの搬送色信号
即ちPM色信号CR(t)を作る。他方の平衡調器1
2にはB−Yの色信号とAcosωctを入力して平
衡変調信号を作り、これに副キヤリアとして
Acosωctを加えてB−YのPM色信号CB(t)を作
る。かくして得たPM色信号のうち、例えばCR(t)
を反転回路16に入力し、1/2fHの矩形波で位相
反転を制御して1水平走査期間(1H)毎に位相
反転(180°づつずれる)した交互反転PM色信号
±CR(t)を作る。±CR(t)と±CB(t)を合成して多重化
したPM色信号C(t)を作り、これに輝度信号Yを
FM変調してなるFM輝度信号CY(t)と、カウンタ
3でキヤリアを例えば8分周してなる6fHの基準
信号fPとを周波数多重により合成し、磁気デイス
ク7に記録する。記録トラツクは一般に、スチル
録画では同心円状、ムービー録画ではスパイラル
に形成される。記録モードでは例えばNTSCにお
いては磁気デイスクを1800rpmで回転させ1トラ
ツク/1フレームのフレーム記録をするものと、
3600rpmで回転させ1トラツク/1フイールドの
フイールド記録あるいは2トラツク/1フレーム
のフレーム記録をするものとがある。 ここで平衡変調器を用いたPM変調の原理を説
明する。今、キヤリアをAcosωct、変調信号を
f(t)とし、定数項を無視すれば、位相変調を受け
たPM信号C(t)は、次式(1)となる。 C(t)=Acos〔ωct+k・f(t)〕 ……式(1) 但し、kは定数 全ての時間tでk・f(t)≪1とすると、上式(1)
は次式(2)となる。 C(t)=Acosωct−A・k・f(t)sinωct ……式(2) 式(2)中の第1項はキヤリアであり、第2項は平
衡変調波を表わしている。従つてk・f(t)≪1の
範囲では平衡変調器を用いてPM変調することが
でき、また2次以上の側帯波が無視できることが
わかる。ここで、k・f(t)≪1の成立条件を検討
すると、 f(t)=a・sinωnt ……式(3) とし、これを式(2)に代入して整理すれば、 C(t)=A〔cosω+mp/2{cos(ωc+ωn)t−−cos
(ωc−ωn)t}〕……式(4) となる。但し、mp=k・aであり、最大変調指
数を表わす。一方、式(3)を式(1)に代入し第1種ベ
ツセル関数で1次まで展開すると、 C(t)=J0(mp)〔cosωct+J1(mp)/J0(mp){cos
(ωc+ωn)t−cos(ωc−ωn)t}〕……式(5) となる。式(4)、式(5)より J1(mp)/J0(mp)=1/2mp ……式(6) の成立範囲がk・f(t)≪1を満たす範囲と考えら
れる。そこで、第1種ベツセル関数の値を検討す
ると、第6図より mp1.3実用上はmp1.5 ……式(7) であれば式(6)が良い近似で成立する。 以上の検討より、変調指数が或る程度以下であ
れば平衡変調器によつてPM変調できることがわ
かる。また、直角2相変調によるPM信号の多重
化もできることがわかる。 ここで変調指数の上限について考察すると、
mpの上限は多分に視覚的に定められる。特公昭
56−51406号公報や特開昭53−41126号公報に開示
されている所の、隣接トラツクからのクロストー
クを許容する目的で輝度信号をPM変調する場合
は、mp1.0実用上mp1.3とされている。しか
し、色信号は輝度信号よりも帯域が狭いことを考
慮するとmp≒1.5程度でも実用上問題ないと考え
られる。特に、平衡変調器を用いてPM変調する
場合は、2次の側帯波がないので、通常のPM変
調よりも更にmpを大きく許容できる。またスチ
ル録画ではクロストークが生じないように記録す
るので大きなmpが許容される。なお、mpが大き
いとS/Nが良くなるのに対し歪が増すが、この
歪は補正可能である。 次に、2つの色信号R−YとB−Yを変調信号
とし、それぞれ互いに直交関係にあるAsinωct
とAcosωctとを平衡変調器でPM変調すると、
次式(8)、(9)となる。但し、R−Y,B−Yの電圧
をそれぞれER-Y、EB-Yとする。KR、KBは定数で
ある。 CR(t)=Acosωct−AKR・ER-Y(t)sinωct ……(8) CB(t)=Acosωct−AKB・EB-Y(t)sinωct ……(9) 式(8)、式(9)において夫々ER-Y、EB-Yを別々に復
調するには、CR(t)×sinωct、CB(t)×cosωctの
如く同期検波すれば良い。しかし C(t)=CR(t)+CB(t) ……式(10) と単純に多重化してしまうと、sinωct、cosωct
いずれの位相基準信号を用いて同期検波しても、
これらと同相のキヤリアがC(t)に含まれているた
め、直流分が残つてしまい完全には除去できな
い。 そこで、本発明では上述した直流分を除くた
め、CR(t)とCB(t)が互いに周波数インターリーブ
するようにし、即ち映像信号の垂直相関を利用し
て再生時に櫛型フイルタで分離できるように、
CR(t)またはCB(t)のいずれか一方を1水平走査周
期で位相反転させたり、あるいは、一方は1水平
走査周期毎に90度づつ位相を進ませ他方は逆に90
度づつ位相を遅らせたりすることにより、CR(t)
とCB(t)が1水平走査期間毎に相対的な180度づつ
移相するようにして多重化する。移相の方法には
変調器出力を±180度、±90度と移相する方法と、
キヤリアを±180度、±90度と移相する方法とがあ
る。 第4図の場合は、 C(t)=±CR(t)+CB(t)=〔Acosωct−AKR・ER-Y(t)si
nωct〕 +〔Asinωct−AKB・EB-Y(t)cosωct〕 ……式(11) としている。これに対する復調の場合は、映像信
号の隣接する水平走査間には強い垂直相関がある
のでC(t)を1水平走査時間遅延させ、遅延後の信
号を加算処理及び減算処理することによりCR(t)
とCB(t)に分離できる。分離後はそれぞれを同期
検波すれば良い。但し、減算処理では±CR(t)と
なるので、これの同期検波に用いられる位送基準
信号も1水平走査期間毎に位相反転して±sinωc
(t)とする。このような1水平走査期間毎の位相基
準信号の移相は、例えばCR(t)を1水平走査期間
毎に90度進めると共にCB(t)を90度遅らせる場合
も同様に必要である。即ち、移相基準信号の位相
角は記録時のCR(t)、CB(t)の移相角に従つて決ま
る。なお、角各水平走査で各割キヤリアの位相が
揃わないと上記の分離が不完全になるので、副キ
ヤリアの周波数ωc/2πを水平走査周波数fHと関連
づけておく。例えば回転デイスクの場合、1トラ
ツク/1フレームではωc/2π=n・fH、1トラツ
ク/1フイールドではωc/2π=(2+1/2)fHとす る。但し、nは自然数である。 スチル画像の磁気記録では、フレーム記録、フ
イールド記録いずれの場合も撮像単位が異なる隣
接する記録トラツクに記録されているスチル画ど
うしには一般に絵の相関がないので、隣接する記
録トラツクの他の画像とクロストークが生じては
ならない。そこで、一般的には第7図aの如く、
記録トラツクto、to+1との間にガードハンドgoを
形成している。但し、一般には、再生用磁気ヘツ
ド17の走査幅lHPは記録トラツクの幅ltと同じで
ある。しかし、第7図aのガードバンド付の場
合、クロストークこそ生じ難いlHP=ltであるた
め、再生ヘツド17が記録トラツクtoから少しで
もずれると再生出力が低下し、S/Nが悪くな
る。そのため、かなり精度の良いトラツキングサ
ーボを必要とするが、磁気デイスク7の装填に偏
心があつたりして1回転中に再生ヘツド17が記
録トラツクtoからランダムにずれる場合は、再生
出力のランダムな変動となりこれによるランダム
なS/N変動は補償しきれない。このような不都
合を解消するには、第7図bあるいは同図cの如
く、記録ヘツド6の走査幅lHRと再生ヘツド17
の走査幅lHPとの関係を lHR>lHP ……式(12) とすれば良い。例えば40mmφ程度のプラスチツク
フイルム・ベースの磁気デイスクを考えた場合、
熱伸縮、湿度伸縮、偏心等を勘案して最悪±20μ
m程度のトラツクずれとなるので、記録トラツク
の幅ltを80μm(lHR=80μm)とするならば再生ヘ
ツド17の走査幅lHPは40μmであれば、簡単なト
ラツキングを行うだけで常に一定の再生出力が得
られる。再生ヘツド幅が40μmであれば、現在の
技術では十分なS/Nとなる。なお、上式(12)を満
足すれば第7図bの如くガードバンドが形成され
ても、また同図cの如くガードバンドが無い場合
いずれでも良い。 第5図は第4図の記録系に対する再生系の一実
施例を示し、図中、17は再生用磁気ヘツド、1
8は再生アンプ、19〜21はそれぞれFM輝度
信号に対する分離用ハイパスフイルタ、振幅リミ
ツタ、FM復調器、22は多重化されたPM色信
号の復調回路である。この実施例の復調回路22
は、PM色信号抽出用バンドパスフイルタ
(BPF)23、1水平走査時間の遅延線(1HDL)
24、減算器25、加算器26、振幅リミツタ2
7,28、平衡変調器29,30、ローパスフイ
ルタ31,32及び位相基準信号発生器33から
なる。また、この例の位相基準信号発生器33
は、48fHの発振器34、移相器35及び反転回路
36からなる。更にこの例の発振器34は、6fH
の基準信号抽出用バンドパスフイルタ(BPF)
34a、振幅リミツタ34b、電圧制御発振器3
4c、1/8分周用のカウンタ34d及び位相比較
器34eからなる。 第5図において、再生信号37のうちFM輝度
信号CY(t)は従来と同じくFM復調される。多重化
されているPM色信号(±CR(t)+CB(t))はバンド
パスフイルタ23で抽出されたのち、遅延線2
4、減算器25及び加算器26により、±CR(t)と
CB(t)に分離され、次いで振幅リミツト27,2
8を通つて各平衡変調器(BM)29,30へ入
力される。各平衡変調器29,30へ与える位相
基準信号は±sinωctとcosωctであるが、これら
は次のようにして作られる。電圧制御発振器34
cの出力48fHをカウンタ34dで8分周し、こ
れとバンドパスフイルタ34a及び振幅リミツタ
34bを通して得た6fHの基準信号f′Pとを位相比
較器34cで位相比較して発振出力の位相を制御
する。この発振出力から移相器35でsinωctと
cosωctを作り、cosωctはそのままB−Y復調
用の平衡変調器30へ与える。sinωctは1H毎に
反転する1/2fHの矩形波信号38で制御される反
転回路36を通し、±sinωctとしてからR−Y復
調用の平衡変調器29へ与える。各平衡変調器2
9,30の出力をローパスフイルタ31,32に
通すと、キヤリア及び高次成分が除かれ、ER-Y(t)
とEB-Y(t)の各信号が得られる。 ここで位相基準信号について述べる。同期検出
波に必要な位相基準信号としては、磁気デイスク
と磁気ヘツド間の相対移動が記録時、再生時いず
れで変動しても、これらによる時間軸変動を吸収
する必要がある。そこで、第4図、第5図の実施
例では6fHの基準信号fPをFM輝度信号とPM信号
ととも周波数多重で記録しておき、復調時にはこ
の6fHの再生信号f′Pを利用して位相基準信号の位
相を時間軸変動に合わせている。上記の基準信号
は6fHの如くPM色信号帯域よりも下側に設定した
が、PM色信号帯域とFM輝度信号帯域との間で
も良く、例えば幅キヤリアを1.3MHz程度、基準
信号をその2倍の周波数に設定すると、ジツタや
位相遅れ、S/Nを考慮した場合、位相基準信号
発生器の設計及び回路構成が簡単になる。位相基
準信号を得る他の方法としては、磁気デイスクに
補助トラツクを用意し、ここに副キヤリアのいず
れか一方を記録しておく方法、水平帰線消去期間
中の第1と第2の副キヤリアの合成信号を利用す
る方法、あるいは、FG(周波数発生器)でデイス
ク駆動用モータの回転変動を検出して位相を制御
する方法などがある。補助トラツクやFGを利用
する方法では、記録時の場合にも副キヤリアの位
相を制御しておく。 ところで、第4図に示した記録系の如く一方の
PM色信号CR(t)を1H(1水平走査時間)毎に±CR
(t)と交互反転させた場合、再生復調の際 +CR(t)に対しては−sinωct −CR(t)に対しては+sinωct の如く位相基準信号が正しく対応して反転しない
と、復調された色信号は−(R−Y)と反転して
しまい正しいカラー映像信号が得られない。位相
基準信号の反転制御の一方法としては、記録時に
特別の判別用パルスを映像信号とともに記録して
おく方法がある。しかし、このように判別パルス
をわざわざ記録することは好ましくない。つま
り、特別な判別パルスを記録しておかずとも、簡
単且つ正確に位相基準信号を反転制御できること
が望まれている。 そこで、第8図に示す如く第5図の回路にPM
復調回路39を1個追加し、交互反転PM色信号
±CR(t)からゲート回路40により水平帰線消去
期間(水平ブランキング期間)中の信号±C′R(t)
だけを抽出し、この信号±C′R(t)を一定位相の信
号例えばCB(t)復調用位相基準信号cosωctでPM
復調し、このPM復調出力39aから反転回路3
6に対する制御信号38を作ることとした。交互
反転PM色信号±CR(t)は前出の式(8)から、一般に
は ±CB(t)=±〔Acosωct−AkR・ER-Y(t)sinωct〕……
式(12) であり、第9図aの如く位相が変化している。し
かし、水平ブランキング期間では色信号がない
(無変調)ので ±C′R(t)=±Acosωct ……式(13) となり、1H毎に位相反転するだけである。そこ
で第9図bに示す如く1H毎に水平ブランキング
期間TBLKだけONとなるゲートパルス41でゲー
ト回路40を制御して±C′R(t)を抽出し、これを
cosωctでPM復調すると、復調出力39aは第
9図cの如く1H毎に正、負のパルスとなる。こ
のパルス39aをヒステリシス特性を有するコン
パレータ42に入力すると、第9図dの如く1H
毎にレベルが遷移する1/2fHのパルス信号38を
得る。Vrefはスレツシヨルドである。このパルス
信号38のレベルは、水平ブランキング期間中の
復調出力39aの極性が交互反転PM色信号±CR
(t)に必ず対応するから、これに追従して±CR(t)
に対応する。従つて特別なパルスを記録としてお
かなくても判別用パルス信号を得ることができ
る。また、たとえバースト状エラーが発生しても
そこを通過すれば、パルス信号38は±CR(t)に
対応したレベル遷移に自動的に戻る。なお、第4
図の例では反転回路36をインバータ36aとス
イツチ36bで構成し、スイツチ36bをパルス
信号38のレベルに対応して切替えている。第8
図中で第4図と同一部分には同一符号を付して説
明の重複を省いた。 第10図に、PM復調器36、ゲート回路40
及びヒステリシス特性をもつコンパレータA2の
具体的回路を示しておく。 第11図は位相基準信号の作成を他の方法で実
現した場合の第4図の記録系に対する再生系を示
す。但し、記録系には第4図のうちカウンタ3が
不要である。また第11図中、第5図に示した再
生系と同一部分には同一符号を付し、説明の重複
を省く。 第11図において、ゲートパルス回路43は水
平同期信号44を入力して水平帰線消去期間の幅
のパルス43aを出し、基準信号ゲート回路45
はこのパルス43aを受けている間だけ開いてバ
ースト状の基準信号(48fH)45aをAPC(自
動位相制御)回路46に送り込む。色信号の水平
帰線消去期間は信号成分がないので副キヤリアの
位相が一定となり、従つて、基準信号ゲート回路
45の出力45aは単に第1及び第2副キヤリア
が合成されているだけである。APC回路46で
はVCO(電圧制御発振器)47の発振出力47a
と入力されてきた基準信号45aとの位相比較を
位相検波回路48で行い、その出力48aで
VCO47を制御することによりバースト状基準
信号45aと同位相で同周波数の出力47aが得
られる。この発振出力47aは時間変動に対応し
た連続信号である。この発振出力47aは90度位
相器49を通つてB−Y復調用の平衡変調器30
に対する一定位相の位相基準信号cosωctとな
る。一方、フリツプフロツプ(F/F)50は水
平同期信号44をクロツクとし、位相検波回路4
8がバースト状基準信号45aの入力毎にその位
相を検出して出す信号48bでリセツトされる。
従つて、このフリツプフロツプの出力でスイツチ
51を1水平走査毎に切替え、VCOから直接の
出力47aと180度位相器(反転回路)52を通
つた出力52aとを交互にR−Y復調用の平衡変
調器29に与えることにより、±sinωctなる位相
基準信号となる。これにより時間軸変動を吸収し
た安定な復調が行われる。なお、第11図の例で
は一方の副キヤリアが±sinωctと記録時に反転
しているので、バースト状基準信号45aの位相
はPAL方式におけるバースト信号と同様に1水
平走査期間毎に90度異つたものとなる。従つて、
時間軸変動に強いだけでなく、APC回路の位相
検波回路48から、位相基準信号を1水平走査期
間毎に±sinωctと正しく反転させるための信号
48bを得ることができる。 以上の説明では輝度信号をFM変調して記録し
ている。従つて、再生時に磁気ヘツドが隣接トラ
ツクに跨つて再生してしまうと、隣接トラツクの
FM輝度信号間の干渉でビート障害が生じてしま
う。また隣接トラツクのPM色信号間でも副キヤ
リアどうしの位相が必らずしも揃つていない、再
生画像の色も狂つてしまう。そこで、第12図
a,bに傾線で示す如く、ある記録トラツクtoと
その隣接トラツクto-1、to+1とでは異なるアジマ
スとなるように、いわゆる傾斜アジマスFM記録
方式を採用すると良い。また、記録系は第4図の
発振器9の代りに例えば第13図に示す如く、電
圧制御発振器VCO53a、カウンタ53b及び
位相比較器53cで構成した発振器53を用いる
と良い。つまり、既に記録されたトラツクから補
助ヘツドを用いてそこに記録されている基準信号
f′Pを再生したり、あるいは補助トラツクにこの
基準信号f′Pを記録しておいて再生し、この基準
信号f′Pを発振器53に入力することにより、隣
接トラツク間で副キヤリアの位相が揃う。後者の
場合は信号干渉がないので、キヤリアの中心周波
数を基準信号にできる。なお、垂直及び水平同期
信号の記録位置も隣接トラツク間で揃つている方
が良いが、水平同期信号の記録位置が揃つていれ
ば十分である。このように、水平同期信号の記録
位置位置及び副キヤリアの位置を隣接トラツク間
で揃えておき、且つ傾斜アジマス方式を採用すれ
ば、スチル録画の際に第3図a,b,cの如くク
ロストーク発生防止を図つたにも拘らず万一トラ
ツキングエラーがあつても再生画像はさほど乱れ
ない。ムービー録画の場合は、隣接トラツクの強
い相関ある画像が重なるだけなので全く問題な
く、高密度記録が可能である。逆にムービ録画の
場合は、第12図cに示す如く再生ヘツド17の
走査幅lHPを記録トラツクの幅lTより若干広くして
も問題がなく、かえつてトラツキングエラーが生
じても再生出力が変動しないという利点がある。
なお、第13図中、第4図と同一部分には同一符
号を付してある。 以上、輝度信号をFM変調して記録する場合に
ついて、種々の例を説明した。 次に輝度信号をPM変調して記録する場合につ
いて説明する。但し、基本的には記録系において
はFM変調器の代りにPM変調器を用い、再生系
ではFM復調器の代りにPM復調器を用いれば良
い。またPM変調器及びPM復調器は色信号の変
調・復調と同様に平衡変調器を用いれば簡単に実
現する。 色信号及び輝度信号を共にPM変調して記録す
る場合、スチル録画とムービー録画とで分けて考
えてみると、スチル録画では基本的には第7図
a,b,cに示す如くクロストークが生じないよ
うに記録・再生を行うので、隣接トラツク間で水
平同期信号の記録位置や多重化されたPM色信号
の各副キヤリアの位相及びPM輝度信号の主キヤ
リアの位相をそれぞれ揃える必要が必らずしもな
い。もちろん傾斜アジマス方式も採用する必要は
必らずしもない。 一方、ムービー録画の場合は水平同期信号の記
録位置並びに多重化されたPM色信号の各副キヤ
リアの位相及びPM輝度信号の主キヤリアの位相
をそれぞれ隣接トラツク間で揃えて記録を行うこ
とにより、高密度記録が可能となる。この場合、
隣接トラツク間に再生ヘツドが跨つてもビート障
害は発生せず相関の極めて強い複数の画像が重な
るだけなので、傾斜アジマスの方式を採用する必
要は全くなく、むしろ複数のトラツクに跨るよう
広い再生ヘツドを用いた方が再生出力が大きく好
ましく、またトラツキング精度も低くて済む。も
ちろん、スチル録画の場合にも水平同期信号の記
録位置や各キヤリアの位相を隣接トラツク間で揃
えて記録すれば、万一トラツキングエラーが生じ
ても相関のない複数の画像が重るだけで済む。 第14図に輝度信号をPM変調して記録する場
合の記録系の例を、第15図にその再生系の例を
示す。各図において、輝度信号のPM変調記録部
分を除き基本的には第4図、第5図と大差がない
ので、同一部分には同一符号を付して説明の重複
を省く。 第14図の記録系を説明する。この例では、
PM輝度信号の中心キヤリアを7.8MHz程度とし、
PM色信号の中心キヤリアはその1/6(1.3MHz程
度)、基準信号は同じく1/3(2.6MHz程度)に設
定している。2.6MHzはPM輝度信号の帯域とPM
色信号の帯域との間の空き周波数である。 第14図において、54はキヤリア発生回路で
あり、2.6MHzの発振器55と、2.6MHzのパンド
パス・フイルタ56と、振幅リミツタ57と、切
替スイツチ58と、1/2分周器59と、3逓倍回
路60と、移相器61及び62とからなる。63
は輝度信号(Y)をPM変調するための平衡変調器、
64は合成回路である。 動作として、未記録の磁気デイスクに初めて記
録する場合は、スイツチ58を接点aに入れ、発
振器55の固定周波数出力を用いてPM変調を行
い、PM輝度信号CY(t)と多重化されたPM色信号
C(t)と共に2.6MHzの基準信号fPを1つのトラツ
クに多重記録する。次いで、次のトラツクに記録
する場合は、スイツチ58を接点bに入れ、既に
記録されているトラツクから補助ヘツド(図示せ
ず)及びBPF56で基準信号f′P(2.6MHz)を抽出
し、これから所要のキヤリアを作る。これによ
り、全トラツクにおいて、各キヤリアの位相が互
いに揃う。なお、各キヤリアの中心周波数を補助
トラツクに記録して基準信号としてもよい。 第15図は再生系を示す。第4図あるいは第8
図と異るのは、平衡変調器65でPM輝度信号を
復調する点と、2.6MHzの基準信号f′Pを1/2に分周
してPM色信号復調用の位相基準信号を作り、ま
た3逓倍してPM輝度信号復調用の位相基準信号
を作つている点である。なお、図中、66はバン
ドパスフイルタ、67は振幅リミツタ、68は1/
2分周器、69は3逓倍回路、70は移相器であ
る。 第16図は、上記各種説明のうち輝度信号を
FM変調してスチル画像を磁気記録・再生する場
合の方式を適用し、アニメーシヨン再生を可能と
した磁気デイスク録画装置の例を示す。もちろ
ん、輝度信号をPM変調してスチル画像を磁気記
録・再生する場合も同様である。第16図中、第
4図、第5図、第8図に示す回路を流用している
ので、それらと同一部分には同符号を付し、説明
の重複を省く。第16図aの例ではアニメーシヨ
ン再生に、磁気デイスク7の例えば最外周に形成
した補助トラツクを利用している。71はスチル
録画用の複合主ベツドであり、幅広ヘツド6と幅
狭ヘツド17とがトラツク方向一列に並んで一体
形成されている。72はアニメーシヨン再生用の
複合補助ヘツドであり、これも幅広ヘツド73と
幅狭ヘツド74とがトラツク方向一列に一体形成
されている。更に、75は消去信号用発振器、7
6は制御部、77はヘツド位置制御装置、78は
磁気デイスクの回転数カウンタ、79と80は記
録用と再生用の各アンプ、81はトラツキング用
パイロツト信号を抽出するためのアンプ、S1〜S4
はモード切替用スイツチである。なお、スチル録
画用の主ヘツド71は磁気デイスクの径方向に移
動して所望のトラツク上に位置決めされるが、ア
ニメーシヨン再生用の補助ヘツド72は補助トラ
ツク上に固定的に位置決めされている。 第16図aに示す装置には、スチル記録モード
SR、スチル再生モードSP、アニメーシヨン再生
モードAPの3種があり、制御部76に対してモ
ード指令が入力される。今、1トラツク/1フイ
ールドで磁気デイスクにスチル画像をフイールド
記録するものとして各モードの動作を、第1表を
参照して説明する。第1表はモードに対応した各
スイツチの接点選択を示す。なお、各スイツチの
接点cはOFF(オフ)を示す。
調方式に関し、詳言すれば、1つのカラー映像信
号中の2つの色信号あるいは2つの別々の輝度信
号を変調して伝送しまたは磁気記録など任意の方
式で蓄積する場合に全体としての占有帯域を広く
ならず、情報の欠落がなく、且つAMノイズの影
響を受けない変調方式、並びにPM変復調方式に
関する。したがつて、本発明はカラー映像信号の
伝送はもとより、ムービー録画とスチル録画をと
わず磁気録画など任意の画像情報の蓄積における
高画質化に有用である。 磁気テープや磁気デイスクを用いた磁気録画に
おいては、従来、輝度信号は周波数変調(FM)
し、2つの色信号は振幅変調(AM)するか又は
2つの色信号を1水平走査期間(1H)毎に交互
に即ち線順次化してFM変調し、これらFM輝度
信号と2つのAM色信号あるいは線順次FM色信
号とを磁気媒体に多重記録していた。また最近で
は、特公昭56−51406号公報あるいは特開昭53−
41126号公報に開示された如く、輝度信号は位相
変調(PM)して記録する方式(PM変調記録方
式)がある。 上述したPM変調記録方式は、ムービー画像
(動画像)の高密度記録化を図つたものであり、
記録時にガードバンドレスあるいは一部重ね書き
となるように高密度記録しても、再生時にトラツ
キングエラーがあつてもクロストークの支障なく
復調できるという利点がある。概要は次項(1)〜(5)
の通りである。 (1) 輝度信号で変調すべきキヤリアを、磁気媒体
と磁気ヘツド間の相対移動に同期させ、 (2) 変調指数mpを1.3ラジアン以下に抑えて輝度
信号でキヤリアをPM変調し、 (3) このPM輝度信号を、垂直及び水平同期信号
の位置が隣接トラツク間で揃い且つキヤリアの
位相も隣接トラツク間で揃うように記録する。 このようにPM変調記録を行うと、 (4) mp1.3であるため各トラツクに記録された
キヤリア成分の振幅が略一定であり、しかもキ
ヤリア成分はトラツク間で同相であるから、磁
気ヘツドが隣接トラツクに跨つても、再生信号
中のキヤリア成分が一定となる。 (5) mp1.3であるため2次以上の側帯波成分が
無視でき、しかも同期信号がトラツク間で揃つ
ているから、再生時に磁気ヘツドが隣接トラツ
クに跨つても、再生信号の側帯波成分は単に複
数フレーム又は複数フイールドの合成となるだ
けであり、ムービーの場合は相関の強い画面の
合成なので何ら差支えない。 一方、前述したFM変調記録方式では、隣接ト
ラツクでアジマスを異ならせて記録する所謂傾斜
アジマス方式により高密度記録を行つている。 以上の如く従来では、高密度記録化のために
種々の記録方式と採られているが、画質の点では
不十分であつた。特にスチル画像の録画で甚だし
い。 即ち、高画質で磁気録画を行うには、輝度信号
Y及び2つの色信号Cにそれぞれ広い占有帯域を
割当てて変調すれば良い。しかし、色信号にはR
−Y,B−Yの如く2種類あり、これらは再生に
おいて互いに独立して検出する必要があるため、
種々の問題が生じている。色信号の変調方式の代
表例(i)、(ii)、(iii)について説明する。 (i) 2つの色信号R−Y,B−Yに第1図aの如
く互いに分離可能な占有帯域を割当て、FM変
調して記録する方式。磁気記録の周波数特性に
は上限があるため、輝度信号及び2つの色信号
の変調にそれぞれ独立の占有帯域を割当てる
と、全体の周波数帯域内での各信号の占有帯域
が狭くならざるを得ず、その結果、画質低下を
免れえない。 (ii) 同じくFM変調するが、占有帯域は1つとし
R−YとB−Yの各色信号を1水平走査(1
H)毎に交互に切替えて記録するいわゆる線順
次記録方式。各信号の占有帯域は限られた周波
数帯域内で広くなるが、R−Y及びB−Yとも
に色情報の1/2が欠落するため、これによつて
画質が低下する。 (iii) AM変調の一種である平衡変調(BM)を用
い、同一周波数で位相が90度づれた2つのキヤ
リアをR−YとB−Yの各色信号を別々にBM
変調して記録する方式。2つの色信号に同一の
占有帯域が割当てられるため各信号の占有帯域
を広くとれ、また、色情報の欠落もない。しか
し、AM方式であるがために、記録・再生にお
ける磁気ヘツドのタツチの変動などによりAM
ノイズを受けると、これを除去できないから画
質が低下する。これらの画質低下は、スチル画
像の記録、伝送の場合、視覚特性上問題であ
る。 上述した従来技術の問題点を解消するため、本
願発明者は占有帯域を全体としては広くすること
なく、色情報の欠落もなく、しかもAMノイズを
除去することができる高画質記録に適した変調方
式を開発した。この記録方式は、2つの色信号を
直角2相でPM変調して記録する方式(以下、直
角2相PM変調方式)であり、概要は次項(a)〜(d)
の通りである。 (a) カラー映像信号の2つの色信号については、
互いに直交する同一周波数の第1及び第2の副
キヤリアを2つの色信号の片方づつでPM変調
する。輝度信号の方は主キヤリアをPMあるい
はFMで角度変調する。こうすると、各信号を
全て角度変調することになるので、AMノイズ
を受けても振幅リミツタに通すくことにより除
去することができる。また、色信号には直角2
相のPM変調を施すことになるから、第2図の
如く2つのPM色信号は同一の占有帯域を占
め、限られた周波数帯域内でも各信号の占有帯
域が広くとれる。もちろん、色情報の欠落はな
い。 但し、2つのPM色信号を単純に多重化して
記録してしまうと、再生の際の復調出力に直流
成分が残留する。 (b) そこで、2つのPM色信号、第1副キヤリア
及び第2副キヤリアのうち少なくとも1つのを
1水平走査期間毎に反転または移相し、記録ま
での過程で2つのPM色信号が1水平走査期間
毎に相対的に180度づつ移送するように処理し
ておく。 (c) このような移相処理を施しておけば、再生時
には、多重化されているPM色信号を1水平走
査時間(1H)遅延させ1H遅延前後の信号の加
算処理と減算処理とでまず2つのPM色信号に
分離でき、次いで各PM色信号をそれぞれの記
録時における移相と同じに移相する位相基準信
号で復調することにより、直流残留成分なく完
全に復調することができる。 なお、PM色信号の加減算処理による分離に
は、カラー映像信号の色信号は水平走査期間に
強い垂直相関を有することを利用している。 (d) 色信号の直角2相PM変調には、平衡変調器
を利用すると、回路構成が簡単である。また復
調も平衡変調器を用いて簡単に行うことができ
都合が良い。但しに、任意のPM復調方式を用
いて良いことは言うまでもない。 上記の説明はカラー映像信号を磁気テープや
磁気デイスクに記録することを前提としている
が、磁気記録することなく有線等で伝送し次い
で復調するといつた伝送系でもあるいは他の各
種画像情報記録用蓄積装置でも全く同じことが
言える。また伝送系などは磁気記録よりも周波
数帯域を広くとれるので、第3図に示す如く、
2つのカラー映像信号A,Bに対しそれぞれ2
つの色信号(R−Y)Aと(B−Y)A,(R−Y)
Bと(B−Y)Bどうし、2つの輝度信号YA,YB
どうしを直角2相のPM変調で多重化すること
ができる。もちろん磁気記録でも可能である。 以下、具体的な回路例によつて本発明を詳説す
る。第4図は磁気媒体として磁気デイスクを用
い、輝度信号をFM変調して記録する場合の例の
記録系に示し、第5図はこれに対応する再生系を
示す。 第4図において、1は色信号用直角2相PM変
調回路、2は輝度信号用FM変調回路、3は基準
信号作用カウンタ、4は合成回路、5は記録用ア
ンプ、6は磁気ヘツド、7は磁気デイスク、8は
駆動モータである。この実施例での直角2相PM
変調回路1は、キヤリア発振器9と、位相器10
と、2つの平衡変調器11,12と、合成回路1
3,14,15と、反転回路16とから構成され
ている。発振器9の出力(fHを水平走査周波数と
すれば、例えば48fH相当の756KHz)から位相器
10によつて3種のキヤリアAcosωct、−
Asinωct、−Asinωctが作られる。一方の平衡変
調器11には例えばR−Yの色信号と−Asinωc
tを入力して平衡変調信号を作り、これに副キヤ
アとしてAcosωctを加えてR−Yの搬送色信号
即ちPM色信号CR(t)を作る。他方の平衡調器1
2にはB−Yの色信号とAcosωctを入力して平
衡変調信号を作り、これに副キヤリアとして
Acosωctを加えてB−YのPM色信号CB(t)を作
る。かくして得たPM色信号のうち、例えばCR(t)
を反転回路16に入力し、1/2fHの矩形波で位相
反転を制御して1水平走査期間(1H)毎に位相
反転(180°づつずれる)した交互反転PM色信号
±CR(t)を作る。±CR(t)と±CB(t)を合成して多重化
したPM色信号C(t)を作り、これに輝度信号Yを
FM変調してなるFM輝度信号CY(t)と、カウンタ
3でキヤリアを例えば8分周してなる6fHの基準
信号fPとを周波数多重により合成し、磁気デイス
ク7に記録する。記録トラツクは一般に、スチル
録画では同心円状、ムービー録画ではスパイラル
に形成される。記録モードでは例えばNTSCにお
いては磁気デイスクを1800rpmで回転させ1トラ
ツク/1フレームのフレーム記録をするものと、
3600rpmで回転させ1トラツク/1フイールドの
フイールド記録あるいは2トラツク/1フレーム
のフレーム記録をするものとがある。 ここで平衡変調器を用いたPM変調の原理を説
明する。今、キヤリアをAcosωct、変調信号を
f(t)とし、定数項を無視すれば、位相変調を受け
たPM信号C(t)は、次式(1)となる。 C(t)=Acos〔ωct+k・f(t)〕 ……式(1) 但し、kは定数 全ての時間tでk・f(t)≪1とすると、上式(1)
は次式(2)となる。 C(t)=Acosωct−A・k・f(t)sinωct ……式(2) 式(2)中の第1項はキヤリアであり、第2項は平
衡変調波を表わしている。従つてk・f(t)≪1の
範囲では平衡変調器を用いてPM変調することが
でき、また2次以上の側帯波が無視できることが
わかる。ここで、k・f(t)≪1の成立条件を検討
すると、 f(t)=a・sinωnt ……式(3) とし、これを式(2)に代入して整理すれば、 C(t)=A〔cosω+mp/2{cos(ωc+ωn)t−−cos
(ωc−ωn)t}〕……式(4) となる。但し、mp=k・aであり、最大変調指
数を表わす。一方、式(3)を式(1)に代入し第1種ベ
ツセル関数で1次まで展開すると、 C(t)=J0(mp)〔cosωct+J1(mp)/J0(mp){cos
(ωc+ωn)t−cos(ωc−ωn)t}〕……式(5) となる。式(4)、式(5)より J1(mp)/J0(mp)=1/2mp ……式(6) の成立範囲がk・f(t)≪1を満たす範囲と考えら
れる。そこで、第1種ベツセル関数の値を検討す
ると、第6図より mp1.3実用上はmp1.5 ……式(7) であれば式(6)が良い近似で成立する。 以上の検討より、変調指数が或る程度以下であ
れば平衡変調器によつてPM変調できることがわ
かる。また、直角2相変調によるPM信号の多重
化もできることがわかる。 ここで変調指数の上限について考察すると、
mpの上限は多分に視覚的に定められる。特公昭
56−51406号公報や特開昭53−41126号公報に開示
されている所の、隣接トラツクからのクロストー
クを許容する目的で輝度信号をPM変調する場合
は、mp1.0実用上mp1.3とされている。しか
し、色信号は輝度信号よりも帯域が狭いことを考
慮するとmp≒1.5程度でも実用上問題ないと考え
られる。特に、平衡変調器を用いてPM変調する
場合は、2次の側帯波がないので、通常のPM変
調よりも更にmpを大きく許容できる。またスチ
ル録画ではクロストークが生じないように記録す
るので大きなmpが許容される。なお、mpが大き
いとS/Nが良くなるのに対し歪が増すが、この
歪は補正可能である。 次に、2つの色信号R−YとB−Yを変調信号
とし、それぞれ互いに直交関係にあるAsinωct
とAcosωctとを平衡変調器でPM変調すると、
次式(8)、(9)となる。但し、R−Y,B−Yの電圧
をそれぞれER-Y、EB-Yとする。KR、KBは定数で
ある。 CR(t)=Acosωct−AKR・ER-Y(t)sinωct ……(8) CB(t)=Acosωct−AKB・EB-Y(t)sinωct ……(9) 式(8)、式(9)において夫々ER-Y、EB-Yを別々に復
調するには、CR(t)×sinωct、CB(t)×cosωctの
如く同期検波すれば良い。しかし C(t)=CR(t)+CB(t) ……式(10) と単純に多重化してしまうと、sinωct、cosωct
いずれの位相基準信号を用いて同期検波しても、
これらと同相のキヤリアがC(t)に含まれているた
め、直流分が残つてしまい完全には除去できな
い。 そこで、本発明では上述した直流分を除くた
め、CR(t)とCB(t)が互いに周波数インターリーブ
するようにし、即ち映像信号の垂直相関を利用し
て再生時に櫛型フイルタで分離できるように、
CR(t)またはCB(t)のいずれか一方を1水平走査周
期で位相反転させたり、あるいは、一方は1水平
走査周期毎に90度づつ位相を進ませ他方は逆に90
度づつ位相を遅らせたりすることにより、CR(t)
とCB(t)が1水平走査期間毎に相対的な180度づつ
移相するようにして多重化する。移相の方法には
変調器出力を±180度、±90度と移相する方法と、
キヤリアを±180度、±90度と移相する方法とがあ
る。 第4図の場合は、 C(t)=±CR(t)+CB(t)=〔Acosωct−AKR・ER-Y(t)si
nωct〕 +〔Asinωct−AKB・EB-Y(t)cosωct〕 ……式(11) としている。これに対する復調の場合は、映像信
号の隣接する水平走査間には強い垂直相関がある
のでC(t)を1水平走査時間遅延させ、遅延後の信
号を加算処理及び減算処理することによりCR(t)
とCB(t)に分離できる。分離後はそれぞれを同期
検波すれば良い。但し、減算処理では±CR(t)と
なるので、これの同期検波に用いられる位送基準
信号も1水平走査期間毎に位相反転して±sinωc
(t)とする。このような1水平走査期間毎の位相基
準信号の移相は、例えばCR(t)を1水平走査期間
毎に90度進めると共にCB(t)を90度遅らせる場合
も同様に必要である。即ち、移相基準信号の位相
角は記録時のCR(t)、CB(t)の移相角に従つて決ま
る。なお、角各水平走査で各割キヤリアの位相が
揃わないと上記の分離が不完全になるので、副キ
ヤリアの周波数ωc/2πを水平走査周波数fHと関連
づけておく。例えば回転デイスクの場合、1トラ
ツク/1フレームではωc/2π=n・fH、1トラツ
ク/1フイールドではωc/2π=(2+1/2)fHとす る。但し、nは自然数である。 スチル画像の磁気記録では、フレーム記録、フ
イールド記録いずれの場合も撮像単位が異なる隣
接する記録トラツクに記録されているスチル画ど
うしには一般に絵の相関がないので、隣接する記
録トラツクの他の画像とクロストークが生じては
ならない。そこで、一般的には第7図aの如く、
記録トラツクto、to+1との間にガードハンドgoを
形成している。但し、一般には、再生用磁気ヘツ
ド17の走査幅lHPは記録トラツクの幅ltと同じで
ある。しかし、第7図aのガードバンド付の場
合、クロストークこそ生じ難いlHP=ltであるた
め、再生ヘツド17が記録トラツクtoから少しで
もずれると再生出力が低下し、S/Nが悪くな
る。そのため、かなり精度の良いトラツキングサ
ーボを必要とするが、磁気デイスク7の装填に偏
心があつたりして1回転中に再生ヘツド17が記
録トラツクtoからランダムにずれる場合は、再生
出力のランダムな変動となりこれによるランダム
なS/N変動は補償しきれない。このような不都
合を解消するには、第7図bあるいは同図cの如
く、記録ヘツド6の走査幅lHRと再生ヘツド17
の走査幅lHPとの関係を lHR>lHP ……式(12) とすれば良い。例えば40mmφ程度のプラスチツク
フイルム・ベースの磁気デイスクを考えた場合、
熱伸縮、湿度伸縮、偏心等を勘案して最悪±20μ
m程度のトラツクずれとなるので、記録トラツク
の幅ltを80μm(lHR=80μm)とするならば再生ヘ
ツド17の走査幅lHPは40μmであれば、簡単なト
ラツキングを行うだけで常に一定の再生出力が得
られる。再生ヘツド幅が40μmであれば、現在の
技術では十分なS/Nとなる。なお、上式(12)を満
足すれば第7図bの如くガードバンドが形成され
ても、また同図cの如くガードバンドが無い場合
いずれでも良い。 第5図は第4図の記録系に対する再生系の一実
施例を示し、図中、17は再生用磁気ヘツド、1
8は再生アンプ、19〜21はそれぞれFM輝度
信号に対する分離用ハイパスフイルタ、振幅リミ
ツタ、FM復調器、22は多重化されたPM色信
号の復調回路である。この実施例の復調回路22
は、PM色信号抽出用バンドパスフイルタ
(BPF)23、1水平走査時間の遅延線(1HDL)
24、減算器25、加算器26、振幅リミツタ2
7,28、平衡変調器29,30、ローパスフイ
ルタ31,32及び位相基準信号発生器33から
なる。また、この例の位相基準信号発生器33
は、48fHの発振器34、移相器35及び反転回路
36からなる。更にこの例の発振器34は、6fH
の基準信号抽出用バンドパスフイルタ(BPF)
34a、振幅リミツタ34b、電圧制御発振器3
4c、1/8分周用のカウンタ34d及び位相比較
器34eからなる。 第5図において、再生信号37のうちFM輝度
信号CY(t)は従来と同じくFM復調される。多重化
されているPM色信号(±CR(t)+CB(t))はバンド
パスフイルタ23で抽出されたのち、遅延線2
4、減算器25及び加算器26により、±CR(t)と
CB(t)に分離され、次いで振幅リミツト27,2
8を通つて各平衡変調器(BM)29,30へ入
力される。各平衡変調器29,30へ与える位相
基準信号は±sinωctとcosωctであるが、これら
は次のようにして作られる。電圧制御発振器34
cの出力48fHをカウンタ34dで8分周し、こ
れとバンドパスフイルタ34a及び振幅リミツタ
34bを通して得た6fHの基準信号f′Pとを位相比
較器34cで位相比較して発振出力の位相を制御
する。この発振出力から移相器35でsinωctと
cosωctを作り、cosωctはそのままB−Y復調
用の平衡変調器30へ与える。sinωctは1H毎に
反転する1/2fHの矩形波信号38で制御される反
転回路36を通し、±sinωctとしてからR−Y復
調用の平衡変調器29へ与える。各平衡変調器2
9,30の出力をローパスフイルタ31,32に
通すと、キヤリア及び高次成分が除かれ、ER-Y(t)
とEB-Y(t)の各信号が得られる。 ここで位相基準信号について述べる。同期検出
波に必要な位相基準信号としては、磁気デイスク
と磁気ヘツド間の相対移動が記録時、再生時いず
れで変動しても、これらによる時間軸変動を吸収
する必要がある。そこで、第4図、第5図の実施
例では6fHの基準信号fPをFM輝度信号とPM信号
ととも周波数多重で記録しておき、復調時にはこ
の6fHの再生信号f′Pを利用して位相基準信号の位
相を時間軸変動に合わせている。上記の基準信号
は6fHの如くPM色信号帯域よりも下側に設定した
が、PM色信号帯域とFM輝度信号帯域との間で
も良く、例えば幅キヤリアを1.3MHz程度、基準
信号をその2倍の周波数に設定すると、ジツタや
位相遅れ、S/Nを考慮した場合、位相基準信号
発生器の設計及び回路構成が簡単になる。位相基
準信号を得る他の方法としては、磁気デイスクに
補助トラツクを用意し、ここに副キヤリアのいず
れか一方を記録しておく方法、水平帰線消去期間
中の第1と第2の副キヤリアの合成信号を利用す
る方法、あるいは、FG(周波数発生器)でデイス
ク駆動用モータの回転変動を検出して位相を制御
する方法などがある。補助トラツクやFGを利用
する方法では、記録時の場合にも副キヤリアの位
相を制御しておく。 ところで、第4図に示した記録系の如く一方の
PM色信号CR(t)を1H(1水平走査時間)毎に±CR
(t)と交互反転させた場合、再生復調の際 +CR(t)に対しては−sinωct −CR(t)に対しては+sinωct の如く位相基準信号が正しく対応して反転しない
と、復調された色信号は−(R−Y)と反転して
しまい正しいカラー映像信号が得られない。位相
基準信号の反転制御の一方法としては、記録時に
特別の判別用パルスを映像信号とともに記録して
おく方法がある。しかし、このように判別パルス
をわざわざ記録することは好ましくない。つま
り、特別な判別パルスを記録しておかずとも、簡
単且つ正確に位相基準信号を反転制御できること
が望まれている。 そこで、第8図に示す如く第5図の回路にPM
復調回路39を1個追加し、交互反転PM色信号
±CR(t)からゲート回路40により水平帰線消去
期間(水平ブランキング期間)中の信号±C′R(t)
だけを抽出し、この信号±C′R(t)を一定位相の信
号例えばCB(t)復調用位相基準信号cosωctでPM
復調し、このPM復調出力39aから反転回路3
6に対する制御信号38を作ることとした。交互
反転PM色信号±CR(t)は前出の式(8)から、一般に
は ±CB(t)=±〔Acosωct−AkR・ER-Y(t)sinωct〕……
式(12) であり、第9図aの如く位相が変化している。し
かし、水平ブランキング期間では色信号がない
(無変調)ので ±C′R(t)=±Acosωct ……式(13) となり、1H毎に位相反転するだけである。そこ
で第9図bに示す如く1H毎に水平ブランキング
期間TBLKだけONとなるゲートパルス41でゲー
ト回路40を制御して±C′R(t)を抽出し、これを
cosωctでPM復調すると、復調出力39aは第
9図cの如く1H毎に正、負のパルスとなる。こ
のパルス39aをヒステリシス特性を有するコン
パレータ42に入力すると、第9図dの如く1H
毎にレベルが遷移する1/2fHのパルス信号38を
得る。Vrefはスレツシヨルドである。このパルス
信号38のレベルは、水平ブランキング期間中の
復調出力39aの極性が交互反転PM色信号±CR
(t)に必ず対応するから、これに追従して±CR(t)
に対応する。従つて特別なパルスを記録としてお
かなくても判別用パルス信号を得ることができ
る。また、たとえバースト状エラーが発生しても
そこを通過すれば、パルス信号38は±CR(t)に
対応したレベル遷移に自動的に戻る。なお、第4
図の例では反転回路36をインバータ36aとス
イツチ36bで構成し、スイツチ36bをパルス
信号38のレベルに対応して切替えている。第8
図中で第4図と同一部分には同一符号を付して説
明の重複を省いた。 第10図に、PM復調器36、ゲート回路40
及びヒステリシス特性をもつコンパレータA2の
具体的回路を示しておく。 第11図は位相基準信号の作成を他の方法で実
現した場合の第4図の記録系に対する再生系を示
す。但し、記録系には第4図のうちカウンタ3が
不要である。また第11図中、第5図に示した再
生系と同一部分には同一符号を付し、説明の重複
を省く。 第11図において、ゲートパルス回路43は水
平同期信号44を入力して水平帰線消去期間の幅
のパルス43aを出し、基準信号ゲート回路45
はこのパルス43aを受けている間だけ開いてバ
ースト状の基準信号(48fH)45aをAPC(自
動位相制御)回路46に送り込む。色信号の水平
帰線消去期間は信号成分がないので副キヤリアの
位相が一定となり、従つて、基準信号ゲート回路
45の出力45aは単に第1及び第2副キヤリア
が合成されているだけである。APC回路46で
はVCO(電圧制御発振器)47の発振出力47a
と入力されてきた基準信号45aとの位相比較を
位相検波回路48で行い、その出力48aで
VCO47を制御することによりバースト状基準
信号45aと同位相で同周波数の出力47aが得
られる。この発振出力47aは時間変動に対応し
た連続信号である。この発振出力47aは90度位
相器49を通つてB−Y復調用の平衡変調器30
に対する一定位相の位相基準信号cosωctとな
る。一方、フリツプフロツプ(F/F)50は水
平同期信号44をクロツクとし、位相検波回路4
8がバースト状基準信号45aの入力毎にその位
相を検出して出す信号48bでリセツトされる。
従つて、このフリツプフロツプの出力でスイツチ
51を1水平走査毎に切替え、VCOから直接の
出力47aと180度位相器(反転回路)52を通
つた出力52aとを交互にR−Y復調用の平衡変
調器29に与えることにより、±sinωctなる位相
基準信号となる。これにより時間軸変動を吸収し
た安定な復調が行われる。なお、第11図の例で
は一方の副キヤリアが±sinωctと記録時に反転
しているので、バースト状基準信号45aの位相
はPAL方式におけるバースト信号と同様に1水
平走査期間毎に90度異つたものとなる。従つて、
時間軸変動に強いだけでなく、APC回路の位相
検波回路48から、位相基準信号を1水平走査期
間毎に±sinωctと正しく反転させるための信号
48bを得ることができる。 以上の説明では輝度信号をFM変調して記録し
ている。従つて、再生時に磁気ヘツドが隣接トラ
ツクに跨つて再生してしまうと、隣接トラツクの
FM輝度信号間の干渉でビート障害が生じてしま
う。また隣接トラツクのPM色信号間でも副キヤ
リアどうしの位相が必らずしも揃つていない、再
生画像の色も狂つてしまう。そこで、第12図
a,bに傾線で示す如く、ある記録トラツクtoと
その隣接トラツクto-1、to+1とでは異なるアジマ
スとなるように、いわゆる傾斜アジマスFM記録
方式を採用すると良い。また、記録系は第4図の
発振器9の代りに例えば第13図に示す如く、電
圧制御発振器VCO53a、カウンタ53b及び
位相比較器53cで構成した発振器53を用いる
と良い。つまり、既に記録されたトラツクから補
助ヘツドを用いてそこに記録されている基準信号
f′Pを再生したり、あるいは補助トラツクにこの
基準信号f′Pを記録しておいて再生し、この基準
信号f′Pを発振器53に入力することにより、隣
接トラツク間で副キヤリアの位相が揃う。後者の
場合は信号干渉がないので、キヤリアの中心周波
数を基準信号にできる。なお、垂直及び水平同期
信号の記録位置も隣接トラツク間で揃つている方
が良いが、水平同期信号の記録位置が揃つていれ
ば十分である。このように、水平同期信号の記録
位置位置及び副キヤリアの位置を隣接トラツク間
で揃えておき、且つ傾斜アジマス方式を採用すれ
ば、スチル録画の際に第3図a,b,cの如くク
ロストーク発生防止を図つたにも拘らず万一トラ
ツキングエラーがあつても再生画像はさほど乱れ
ない。ムービー録画の場合は、隣接トラツクの強
い相関ある画像が重なるだけなので全く問題な
く、高密度記録が可能である。逆にムービ録画の
場合は、第12図cに示す如く再生ヘツド17の
走査幅lHPを記録トラツクの幅lTより若干広くして
も問題がなく、かえつてトラツキングエラーが生
じても再生出力が変動しないという利点がある。
なお、第13図中、第4図と同一部分には同一符
号を付してある。 以上、輝度信号をFM変調して記録する場合に
ついて、種々の例を説明した。 次に輝度信号をPM変調して記録する場合につ
いて説明する。但し、基本的には記録系において
はFM変調器の代りにPM変調器を用い、再生系
ではFM復調器の代りにPM復調器を用いれば良
い。またPM変調器及びPM復調器は色信号の変
調・復調と同様に平衡変調器を用いれば簡単に実
現する。 色信号及び輝度信号を共にPM変調して記録す
る場合、スチル録画とムービー録画とで分けて考
えてみると、スチル録画では基本的には第7図
a,b,cに示す如くクロストークが生じないよ
うに記録・再生を行うので、隣接トラツク間で水
平同期信号の記録位置や多重化されたPM色信号
の各副キヤリアの位相及びPM輝度信号の主キヤ
リアの位相をそれぞれ揃える必要が必らずしもな
い。もちろん傾斜アジマス方式も採用する必要は
必らずしもない。 一方、ムービー録画の場合は水平同期信号の記
録位置並びに多重化されたPM色信号の各副キヤ
リアの位相及びPM輝度信号の主キヤリアの位相
をそれぞれ隣接トラツク間で揃えて記録を行うこ
とにより、高密度記録が可能となる。この場合、
隣接トラツク間に再生ヘツドが跨つてもビート障
害は発生せず相関の極めて強い複数の画像が重な
るだけなので、傾斜アジマスの方式を採用する必
要は全くなく、むしろ複数のトラツクに跨るよう
広い再生ヘツドを用いた方が再生出力が大きく好
ましく、またトラツキング精度も低くて済む。も
ちろん、スチル録画の場合にも水平同期信号の記
録位置や各キヤリアの位相を隣接トラツク間で揃
えて記録すれば、万一トラツキングエラーが生じ
ても相関のない複数の画像が重るだけで済む。 第14図に輝度信号をPM変調して記録する場
合の記録系の例を、第15図にその再生系の例を
示す。各図において、輝度信号のPM変調記録部
分を除き基本的には第4図、第5図と大差がない
ので、同一部分には同一符号を付して説明の重複
を省く。 第14図の記録系を説明する。この例では、
PM輝度信号の中心キヤリアを7.8MHz程度とし、
PM色信号の中心キヤリアはその1/6(1.3MHz程
度)、基準信号は同じく1/3(2.6MHz程度)に設
定している。2.6MHzはPM輝度信号の帯域とPM
色信号の帯域との間の空き周波数である。 第14図において、54はキヤリア発生回路で
あり、2.6MHzの発振器55と、2.6MHzのパンド
パス・フイルタ56と、振幅リミツタ57と、切
替スイツチ58と、1/2分周器59と、3逓倍回
路60と、移相器61及び62とからなる。63
は輝度信号(Y)をPM変調するための平衡変調器、
64は合成回路である。 動作として、未記録の磁気デイスクに初めて記
録する場合は、スイツチ58を接点aに入れ、発
振器55の固定周波数出力を用いてPM変調を行
い、PM輝度信号CY(t)と多重化されたPM色信号
C(t)と共に2.6MHzの基準信号fPを1つのトラツ
クに多重記録する。次いで、次のトラツクに記録
する場合は、スイツチ58を接点bに入れ、既に
記録されているトラツクから補助ヘツド(図示せ
ず)及びBPF56で基準信号f′P(2.6MHz)を抽出
し、これから所要のキヤリアを作る。これによ
り、全トラツクにおいて、各キヤリアの位相が互
いに揃う。なお、各キヤリアの中心周波数を補助
トラツクに記録して基準信号としてもよい。 第15図は再生系を示す。第4図あるいは第8
図と異るのは、平衡変調器65でPM輝度信号を
復調する点と、2.6MHzの基準信号f′Pを1/2に分周
してPM色信号復調用の位相基準信号を作り、ま
た3逓倍してPM輝度信号復調用の位相基準信号
を作つている点である。なお、図中、66はバン
ドパスフイルタ、67は振幅リミツタ、68は1/
2分周器、69は3逓倍回路、70は移相器であ
る。 第16図は、上記各種説明のうち輝度信号を
FM変調してスチル画像を磁気記録・再生する場
合の方式を適用し、アニメーシヨン再生を可能と
した磁気デイスク録画装置の例を示す。もちろ
ん、輝度信号をPM変調してスチル画像を磁気記
録・再生する場合も同様である。第16図中、第
4図、第5図、第8図に示す回路を流用している
ので、それらと同一部分には同符号を付し、説明
の重複を省く。第16図aの例ではアニメーシヨ
ン再生に、磁気デイスク7の例えば最外周に形成
した補助トラツクを利用している。71はスチル
録画用の複合主ベツドであり、幅広ヘツド6と幅
狭ヘツド17とがトラツク方向一列に並んで一体
形成されている。72はアニメーシヨン再生用の
複合補助ヘツドであり、これも幅広ヘツド73と
幅狭ヘツド74とがトラツク方向一列に一体形成
されている。更に、75は消去信号用発振器、7
6は制御部、77はヘツド位置制御装置、78は
磁気デイスクの回転数カウンタ、79と80は記
録用と再生用の各アンプ、81はトラツキング用
パイロツト信号を抽出するためのアンプ、S1〜S4
はモード切替用スイツチである。なお、スチル録
画用の主ヘツド71は磁気デイスクの径方向に移
動して所望のトラツク上に位置決めされるが、ア
ニメーシヨン再生用の補助ヘツド72は補助トラ
ツク上に固定的に位置決めされている。 第16図aに示す装置には、スチル記録モード
SR、スチル再生モードSP、アニメーシヨン再生
モードAPの3種があり、制御部76に対してモ
ード指令が入力される。今、1トラツク/1フイ
ールドで磁気デイスクにスチル画像をフイールド
記録するものとして各モードの動作を、第1表を
参照して説明する。第1表はモードに対応した各
スイツチの接点選択を示す。なお、各スイツチの
接点cはOFF(オフ)を示す。
【表】
<ヘツド送り>
S2のみ接点bに入り、他のスイツチS1,S3,S4
はOFFにされる。主ヘツド71の幅広ヘツド6
の再生出力からトラツキング用パイロツト信号が
抽出されて制御部76に入力され、所望のトラツ
クへ主ヘツド71を位置決めされるための信号が
ヘツド位置制御装置77へ与えられ、主ヘツド7
1が位置決めされる。 <消去> S1は接点bに入り、S2は接点aに入り、他は
OFFとされる。発振器75の出力が記録用アン
プ5で増幅され、主ヘツド71の幅広ヘツド6に
消去電流が流される。なお、各トラツクに記録す
るに先立ち必ず消去をする場合は、この消去モー
ドはスチル記録モードSRに組み込まれる。 <スチル記録モードSR> S1とS2が接点aに入り、他はOFFとされる。
合成回路15でFM輝度信号CY(t)、PM色信号C
(t)及び基準信号fPが多重化され、増幅されたのち
主ヘツド11の幅広ヘツド6により所望のトラツ
クに映像信号の1フイールド分が記録される。 <スチル再生モードSP> S3のみが接点aに入り、他はOFFとされる。
主ヘツド71の幅狭ヘツド17の再生出がアンプ
18で増幅され、第5図又は第8図と同様に復調
される。これにより、1フイールド分の映像信号
が繰り返して得られ、静止画が再生される。 <アニメーシヨン再生モードAP> 変化のある被写体をスチル記録により連写した
場合、一般に、滑らかな動画にして再生すること
は難しい。基本的には、同一トラツクに対し複数
回づつ再生したら次のトラツクに移り、同じこと
を順次繰り返せば良い。しかし、ヘツドがあるト
ラツクから次のトラツクへ移る時に、再生画像が
乱れてしまう。そこで、 〔1〕 まずS3とS4だけを接点aに入れ、他をOFF
とし、主ヘツド71の幅狭ヘツド17の再生出
力を復調すると同時に、この再生出力をそのま
ま増幅して補助ヘツド72の幅広ヘツド73に
より補助トラツクに記録する。磁気デイスクが
1回転したことをカウンタ78が検出したら、 〔2〕 直ちにS3だけを接点bに入れ、直前に記録
した補助トラツクから補助ヘツド72の幅狭ヘ
ツド74を用いて再生する。この再生を磁気デ
イスクの所定回路に亘つて続け、その間に主ヘ
ツド71をゆつくり次のトラツクに送つてお
く。カウンタ78が所定回数の回転を検出した
ら、当該次のトラツクに対し上記〔1〕の動作
を繰り返す。以上の繰り返しにより、ヘツド移
動中に何ら再生画像が乱れず、好ましいアニメ
ーシヨン再生が行える。なお第16図aに対す
る以上の説明は1トラツク/1フイールドのフ
イールド記録についてのものであるが、1トラ
ツク/1フレームのフレーム記録の場合も全く
同様である。また、2トラツク/1フレームの
フレーム記録の場合はスチール録画の複合主ヘ
ツド71を第1フイールド用、第2フイールド
用と2個用意し、且つ、補助トラツク及びアニ
メーシヨン再生用の複合補助ヘツド72も第1
フイールド用、第2フイールド用と2個用意
し、フイールド毎に各ヘツドを電気的に切換え
て使用すれば良い。 第16図bは補助トラツクの代りに、1フイー
ルド分あるいは1フレーム分のデジタルメモリ8
2を利用した場合の例を示す。第16図aの例と
は、A/D変換器83及びD/A変換器84が使
用される他、同じである。 次に、本発明を伝送系に適用した場合の例を第
17図、第18図に示す。なお、これらの図にお
いて第4図、第5図、第8図と同一部分には同一
符号を付して説明の重複を省く。 第17図の例は1つのカラー映像信号を伝送す
る場合の例を示し、同図中、85はPMあるいは
FMによる輝度信号用角度変調器、86は伝送線
路、87は搬送輝度信号用のPMまたはFMの復
調器である。伝送線路86には第2図の如く帯域
を割当てた搬送輝度信号及び多重化されたPM色
信号が伝送される。 第18図は2つのカラー映像信号A、Bを伝送
する場合の例を示し、第3図の如く各信号に占有
帯域が割当てられ、それぞれ直角2相のPM変調
により多重化されている。同図中、1a,1b
は、PM変調回路1とはキヤリア用発振器を持た
ない点だけが異なるPM変調回路であり、その代
りにキヤリアを逓倍器88,89で得ている。2
2a,22bは、PM復調回路22とはバンドパ
スフイルタの通過帯域が異なるだけのPM復調回
路であり、また33a,33bは、位相基準信号
発生回路33とは周波数が異なるだけの同構成の
回路である。 最後に本発明の蓄積装置一般に適用した場合の
例を第19図、第20図に示す。第19図の例は
第17図の例に対応するものであり、伝送線路8
6の代りに蓄積装置90が用いられる他は変りが
ない。第20図の例は第18図の例に対応するも
であり、この場合も伝送線路86の代りに蓄積装
置が用いられる他は変わりがない。なお、伝送系
の場合も同じたが必要に応じて蓄積装置の入力側
及び出力側にそれぞれアンプが入る。 蓄積装置90としては通常用いられているもの
全てを対象とすることができ、例を挙げれば、 合成回路4から出力される変調されている信
号4aを電気/光変換器(LEDなどの他、レ
ーザも含む)で光信号に変換し、ビーム状の光
信号でハロゲン化銀の感光材を露光して光学的
に記憶するメモリや、同じくビーム状光信号を
光磁気記録媒体に照射して光磁気的に記録する
メモリ。 合成回路4の出力4aを磁気や光に変換する
ことなく、電気量として記録する半導体メモリ
や静電容量式の各種メモリ。 合成回路4の出力4aをデイジタル信号に変
換して記録する各種デイジタル磁気メモリ。 がある。光磁気メモリや半導体メモリ、磁気メモ
リは基本的に合成回路4の出力4aをPCMや
PNM方式によりデイジタル信号に変換して記録
するが、他の蓄積装置の場合はアナログ信号とし
てあるいはデイジタル信号として記録することが
できることが多い。このような場合は、合成回路
4の出力4aをそのままアナログ記録しても良
く、あるいはこれは一旦サンプリングしPAMの
形で記録したり、PWNの形に変換して記録して
も良い。但し、各蓄積装置90の出力90aは合
成回路4の出力4aが全体としてそのままアナロ
グ記録されている場合は別として、サンプリング
されてPAM、PWNの形で記録されたりあるい
はPNM、PCMの形で記録されている場合は検波
回路やD/A変換器などによつてベースバンド信
号即ち合成回路4の出力4aと同形式の信号に直
されている必要がある。
はOFFにされる。主ヘツド71の幅広ヘツド6
の再生出力からトラツキング用パイロツト信号が
抽出されて制御部76に入力され、所望のトラツ
クへ主ヘツド71を位置決めされるための信号が
ヘツド位置制御装置77へ与えられ、主ヘツド7
1が位置決めされる。 <消去> S1は接点bに入り、S2は接点aに入り、他は
OFFとされる。発振器75の出力が記録用アン
プ5で増幅され、主ヘツド71の幅広ヘツド6に
消去電流が流される。なお、各トラツクに記録す
るに先立ち必ず消去をする場合は、この消去モー
ドはスチル記録モードSRに組み込まれる。 <スチル記録モードSR> S1とS2が接点aに入り、他はOFFとされる。
合成回路15でFM輝度信号CY(t)、PM色信号C
(t)及び基準信号fPが多重化され、増幅されたのち
主ヘツド11の幅広ヘツド6により所望のトラツ
クに映像信号の1フイールド分が記録される。 <スチル再生モードSP> S3のみが接点aに入り、他はOFFとされる。
主ヘツド71の幅狭ヘツド17の再生出がアンプ
18で増幅され、第5図又は第8図と同様に復調
される。これにより、1フイールド分の映像信号
が繰り返して得られ、静止画が再生される。 <アニメーシヨン再生モードAP> 変化のある被写体をスチル記録により連写した
場合、一般に、滑らかな動画にして再生すること
は難しい。基本的には、同一トラツクに対し複数
回づつ再生したら次のトラツクに移り、同じこと
を順次繰り返せば良い。しかし、ヘツドがあるト
ラツクから次のトラツクへ移る時に、再生画像が
乱れてしまう。そこで、 〔1〕 まずS3とS4だけを接点aに入れ、他をOFF
とし、主ヘツド71の幅狭ヘツド17の再生出
力を復調すると同時に、この再生出力をそのま
ま増幅して補助ヘツド72の幅広ヘツド73に
より補助トラツクに記録する。磁気デイスクが
1回転したことをカウンタ78が検出したら、 〔2〕 直ちにS3だけを接点bに入れ、直前に記録
した補助トラツクから補助ヘツド72の幅狭ヘ
ツド74を用いて再生する。この再生を磁気デ
イスクの所定回路に亘つて続け、その間に主ヘ
ツド71をゆつくり次のトラツクに送つてお
く。カウンタ78が所定回数の回転を検出した
ら、当該次のトラツクに対し上記〔1〕の動作
を繰り返す。以上の繰り返しにより、ヘツド移
動中に何ら再生画像が乱れず、好ましいアニメ
ーシヨン再生が行える。なお第16図aに対す
る以上の説明は1トラツク/1フイールドのフ
イールド記録についてのものであるが、1トラ
ツク/1フレームのフレーム記録の場合も全く
同様である。また、2トラツク/1フレームの
フレーム記録の場合はスチール録画の複合主ヘ
ツド71を第1フイールド用、第2フイールド
用と2個用意し、且つ、補助トラツク及びアニ
メーシヨン再生用の複合補助ヘツド72も第1
フイールド用、第2フイールド用と2個用意
し、フイールド毎に各ヘツドを電気的に切換え
て使用すれば良い。 第16図bは補助トラツクの代りに、1フイー
ルド分あるいは1フレーム分のデジタルメモリ8
2を利用した場合の例を示す。第16図aの例と
は、A/D変換器83及びD/A変換器84が使
用される他、同じである。 次に、本発明を伝送系に適用した場合の例を第
17図、第18図に示す。なお、これらの図にお
いて第4図、第5図、第8図と同一部分には同一
符号を付して説明の重複を省く。 第17図の例は1つのカラー映像信号を伝送す
る場合の例を示し、同図中、85はPMあるいは
FMによる輝度信号用角度変調器、86は伝送線
路、87は搬送輝度信号用のPMまたはFMの復
調器である。伝送線路86には第2図の如く帯域
を割当てた搬送輝度信号及び多重化されたPM色
信号が伝送される。 第18図は2つのカラー映像信号A、Bを伝送
する場合の例を示し、第3図の如く各信号に占有
帯域が割当てられ、それぞれ直角2相のPM変調
により多重化されている。同図中、1a,1b
は、PM変調回路1とはキヤリア用発振器を持た
ない点だけが異なるPM変調回路であり、その代
りにキヤリアを逓倍器88,89で得ている。2
2a,22bは、PM復調回路22とはバンドパ
スフイルタの通過帯域が異なるだけのPM復調回
路であり、また33a,33bは、位相基準信号
発生回路33とは周波数が異なるだけの同構成の
回路である。 最後に本発明の蓄積装置一般に適用した場合の
例を第19図、第20図に示す。第19図の例は
第17図の例に対応するものであり、伝送線路8
6の代りに蓄積装置90が用いられる他は変りが
ない。第20図の例は第18図の例に対応するも
であり、この場合も伝送線路86の代りに蓄積装
置が用いられる他は変わりがない。なお、伝送系
の場合も同じたが必要に応じて蓄積装置の入力側
及び出力側にそれぞれアンプが入る。 蓄積装置90としては通常用いられているもの
全てを対象とすることができ、例を挙げれば、 合成回路4から出力される変調されている信
号4aを電気/光変換器(LEDなどの他、レ
ーザも含む)で光信号に変換し、ビーム状の光
信号でハロゲン化銀の感光材を露光して光学的
に記憶するメモリや、同じくビーム状光信号を
光磁気記録媒体に照射して光磁気的に記録する
メモリ。 合成回路4の出力4aを磁気や光に変換する
ことなく、電気量として記録する半導体メモリ
や静電容量式の各種メモリ。 合成回路4の出力4aをデイジタル信号に変
換して記録する各種デイジタル磁気メモリ。 がある。光磁気メモリや半導体メモリ、磁気メモ
リは基本的に合成回路4の出力4aをPCMや
PNM方式によりデイジタル信号に変換して記録
するが、他の蓄積装置の場合はアナログ信号とし
てあるいはデイジタル信号として記録することが
できることが多い。このような場合は、合成回路
4の出力4aをそのままアナログ記録しても良
く、あるいはこれは一旦サンプリングしPAMの
形で記録したり、PWNの形に変換して記録して
も良い。但し、各蓄積装置90の出力90aは合
成回路4の出力4aが全体としてそのままアナロ
グ記録されている場合は別として、サンプリング
されてPAM、PWNの形で記録されたりあるい
はPNM、PCMの形で記録されている場合は検波
回路やD/A変換器などによつてベースバンド信
号即ち合成回路4の出力4aと同形式の信号に直
されている必要がある。
第1図a,bは従来技術の問題を説明するため
の図、第2図、第3図は本発明を説明するための
図、第4図は記録系の一実施例を示すブロツク
図、第5図は第4図に対応する再生系の一実施例
を示すブロツク図、第6図はベツセル関数の値の
変化を示す図、第7図はクロストークのない記
録・再生方法の例を示す図、第8図は再生系の他
の実施例を示すブロツク図、第9図は位相基準信
号を反転制御する方法の説明図、第10図はその
具体的回路図、第11図は再生系の更に他の実施
例のブロツク図、第12図は傾斜アジマス方式の
説明図、第13図は記録系の他の実施例のブロツ
ク図、第14図は記録系の更に他の実施例のブロ
ツク図、第15図は第14図に対応する再生系の
ブロツク図、第16図a,bはアニメーシヨン再
生機能を有する装置二例の簡略ブロツク図、第1
7図、第18図は伝送系における2つの実施例の
簡略ブロツク図、第19図、第20図は蓄積装置
における2つの実施例の簡略ブロツク図である。 図面中、R−Y,B−Yは色信号、Yは輝度信
号、±CR(t),CB(t)はPM色信号、Cr(t)は角度変調
した輝度信号、C(t)は多重化したPM色信号、
Asinωct,Acosωctは副キヤリア、±sinωct,
Acosωctは位相基準信号、fp,f′pは基準信号、
1は直角2相のPM変調回路、2は輝度信号用
FM変調器、6,17は磁気ヘツド、7は磁気デ
イスク、9,34は発振回路、10,35は移相
回路、11,12,29,30は平衝変調器、1
6,36は反転回路、21はFM復調器、22は
PM復調回路、24は1水平走査時間の遅延線、
86は伝送線路、90は蓄積装置である。
の図、第2図、第3図は本発明を説明するための
図、第4図は記録系の一実施例を示すブロツク
図、第5図は第4図に対応する再生系の一実施例
を示すブロツク図、第6図はベツセル関数の値の
変化を示す図、第7図はクロストークのない記
録・再生方法の例を示す図、第8図は再生系の他
の実施例を示すブロツク図、第9図は位相基準信
号を反転制御する方法の説明図、第10図はその
具体的回路図、第11図は再生系の更に他の実施
例のブロツク図、第12図は傾斜アジマス方式の
説明図、第13図は記録系の他の実施例のブロツ
ク図、第14図は記録系の更に他の実施例のブロ
ツク図、第15図は第14図に対応する再生系の
ブロツク図、第16図a,bはアニメーシヨン再
生機能を有する装置二例の簡略ブロツク図、第1
7図、第18図は伝送系における2つの実施例の
簡略ブロツク図、第19図、第20図は蓄積装置
における2つの実施例の簡略ブロツク図である。 図面中、R−Y,B−Yは色信号、Yは輝度信
号、±CR(t),CB(t)はPM色信号、Cr(t)は角度変調
した輝度信号、C(t)は多重化したPM色信号、
Asinωct,Acosωctは副キヤリア、±sinωct,
Acosωctは位相基準信号、fp,f′pは基準信号、
1は直角2相のPM変調回路、2は輝度信号用
FM変調器、6,17は磁気ヘツド、7は磁気デ
イスク、9,34は発振回路、10,35は移相
回路、11,12,29,30は平衝変調器、1
6,36は反転回路、21はFM復調器、22は
PM復調回路、24は1水平走査時間の遅延線、
86は伝送線路、90は蓄積装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同一周波数で互いに直交する第1及び第2の
キヤリアを2つの色信号あるいは2つの輝度信号
の片方づつで平衝変調し、これら2つの信号の平
衡変調出力に各信号によつて平衡変調されるキヤ
リアに対して同一周波数で90度位相の遅れた他の
キヤリアを注入して合成することにより2つの信
号に対するPM変調を行うこと、これら2つの
PM信号がその入力手段に至るまでに、2つの
PM信号が1水平走査期間毎に相対的に180度づ
つ移相するように、2つのPM信号、第1キヤリ
ア及び第2キヤリアの4つの信号のうち少なくと
も1つを1水平走査期間毎に反転または移相させ
ること、この相対的に180度づつ移相するPM信
号を多重化して上記入力手段に入力することを特
徴とする直角2相のPM変調方式。 2 上記入力手段が蓄積装置であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の直角2相のPM
変調方式。 3 上記蓄積装置は磁気媒体とこれに相対移動す
る磁気ヘツドとを含み入力信号を記録する磁気記
録装置であることを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載の直角2相のPM変調方式。 4 PM変調するべき2つの信号がカラー映像信
号のうちの2つの色信号であり、上記磁気記録装
置は多重化されたPM色信号と共に当該カラー映
像信号中の輝度信号で主キヤリアを角度変調して
なる搬送輝度信号を周波数分割多重により磁気媒
体に記録することを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の直角2相のPM変調方式。 5 上記輝度信号の変調方式がPM変調方式であ
り、PM輝度信号の主キヤリア並びにPM色信号
の第1及び第2のキヤリアが磁気ヘツドと磁気媒
体間の相対移動にともに同期し、上記磁気記録装
置はカラー映像信号の少なくとも水平同期信号の
記録位置が隣接トラツク間で揃い且つ隣接トラツ
ク間で上記主キヤリアの位相並びに第1及び第2
のキヤリアの各位相がそれぞれ揃うように、PM
輝度信号及び多重化されたPM色信号を記録する
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の直
角2相のPM変調方式。 6 上記輝度信号の変調方式がFM変調方式であ
り、PM色信号の第1及び第2のキヤリアが磁気
ヘツドと磁気媒体間の相対移動に同期し、上記磁
気記録装置はカラー映像信号の少なくとも水平同
期信号の記録位置が隣接トラツク間で揃い且つ隣
接トラツク間で第1及び第2のキヤリアのがそれ
ぞれの位相が揃い更に隣接トラツク間でアジマス
が異なるように、FM輝度信号及び多重化された
PM色信号を記録することを特徴とする特許請求
の範囲第4項記載の直角2相のPM変調方式。 7 上記カラー映像信号がスチル画像の信号であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項または
第5項または第6項記載の直角2相のPM変調方
式。 8 上記磁気記録装置が形成する記録トラツクの
幅が再生用磁気ヘツドの走査幅よりも広いことを
特徴とする特許請求の範囲第7項記載の直角2相
のPM変調方式。 9 上記カラー映像信号がムービー画像の信号で
あることを特徴とする特許請求の範囲第5項また
は第6項記載の直角2相のPM変調方式。 10 上記磁気記録装置が形成する記録トラツク
の幅が再生用磁気ヘツドの走査幅よりも狭いこと
を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の直角2
相のPM変調方式。 11 上記磁気記録装置が記録トラツクどうしを
密接して形成することを特徴とする特許請求の範
囲第8項または第10項記載の直角2相のPM変
調方式。 12 上記入力手段が多重化されたPM信号を伝
送する装置であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の直角2相のPM変調方式。 13 上記PM変調するべき2つの信号がカラー
映像信号のうちの2つの色信号であり、上記伝送
装置は多重化されたPM色信号と共に当該カラー
映像信号中の輝度信号で主キヤリア角度変調して
なる搬送輝度信号を周波数多重により伝送するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第12項記載の直
角2相のPM変調方式。 14 上記PM変調するべき2つの信号が2つの
カラー映像信号の各輝度信号であり、上記伝送装
置は多重化されたPM輝度信号と共に、上記2つ
のカラー映像信号の4つの色信号を任意の角度変
調方式で変調してなる4つの搬送色信号を伝送す
ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載
の直角2相のPM変調方式。 15 同一周波数で互いに直交する第1及び第2
のキヤリアを2つの色信号あるいは2つの輝度信
号の片方づつで平衝変調し、これら2つの信号の
平衡変調出力によつて平衡変調されるキヤリアに
対して同一周波数で90度位相の遅れた他のキヤリ
アを注入して合成することにより2つの信号に対
するPM変調を行うこと、これら2つのPM信号
がその入力手段に至るまでに、2つのPM信号が
1水平走査期間毎に相対的に180度づつ移相する
ように、2つのPM信号、第1キヤリア及び第2
キヤリアの4つの信号のうち少なくとも1つを1
水平走査期間毎に反転または移相させること、こ
の相対的に180度づつ移相するPM信号を多重化
して上記入力手段に入力すること、上記入力手段
から多重化されたPM信号を得て1水平走査時間
遅延させ遅延前後の加算処理と減算処理とで2つ
のPM信号に分離すること、分離された各PM信
号を変調におけると同じに移相する位相基準信号
でPM復調することを特徴とする直角2相のPM
変復調方式。 16 上記入力手段は蓄積装置であることを特徴
とする特許請求の範囲第15項記載の直角2相の
PM変復調方式。 17 上記蓄積装置は磁気媒体とこれに相対移動
する磁気ヘツドとを含み入力信号を記録する磁気
記録装置であることを特徴とする特許請求の範囲
第16項記載の直角2相のPM変復調方式。 18 PM変調するべき2つの信号がカラー映像
信号のうちの2つの色信号であり、上記磁気媒体
には多重化されたPM色信号と共に当該カラー映
像信号中の輝度信号で主キヤリアを角度変調して
なる搬送輝度信号を周波数分割多重により記録
し、磁気ヘツドの出力から抽出して得た多重化さ
れたPM色信号を復調することを特徴とする特許
請求の範囲第17項記載の直角2相のPM変復調
方式。 19 上記磁気媒体に記録する輝度信号はPN変
調されており、当該磁気媒体にはカラー映像信号
の少なくとも水平同期信号の記録位置が隣接トラ
ツク間で揃い且つ隣接トラツク間でPM輝度信号
の主キヤリアの位相並びに多重化されたPM色信
号の第1及び第2の各キヤリアの位相がそれぞれ
揃つた状態でPM輝度信号及び多重化されたPM
色信号を記録することを特徴とする特許請求の範
囲第18項記載の直角2相のPM変復調方式。 20 上記磁気媒体に記録する輝度信号はFM変
調されており、当該磁気媒体にはカラー映像信号
の少なくとも水平同期信号の記録位置が隣接トラ
ツク間で揃い且つ多重化されたPM色信号に第1
及び第2キヤリアのそれぞれが隣接トラツク間で
揃い更に隣接トラツク間でアジマスが異なつた状
態でFM輝度信号及び多重化されたPM色信号を
記録することを特徴とする特許請求の範囲第18
項記載の直角2相のPM変復調方式。 21 上記磁気媒体に記録するカラー映像信号が
スチル画像の信号であることを特徴とする特許請
求の範囲第18項または第19項または第20項
記載の直角2相のPM変復調方式。 22 再生用磁気ヘツドの走査幅が磁気媒体に形
成された記録トラツクの幅よりも狭いことを特徴
とする特許請求の範囲第21項記載の直角2相の
PM変復調方式。 23 上記磁気媒体に記録するカラー映像信号が
ムービー画像であることを特徴とする特許請求の
範囲第19項または第20項記載の直角2相の
PM変復調方式。 24 再生用磁気ヘツドの走査幅が磁気媒体に形
成された記録トラツクの幅よりも広いことを特徴
とする特許請求の範囲第23項記載の直角2相の
PM変復調方式。 25 上記磁気媒体には記録トラツクが密接して
形成されることを特徴とする特許請求の範囲第2
2項または第24項記載の直角2相のPM変復調
方式。 26 上記入力手段が多重化されたPM信号を伝
送する装置であることを特徴とする特許請求の範
囲第15項記載の直角2相のPM変復調方式。 27 上記多重化されたPM信号がカラー映像信
号のうちの2つの色信号であり、上記伝送装置は
多重化されたPM色信号と共に当該カラー映像信
号中の輝度信号で主キヤリアを角度変調してなる
搬送輝度信号を周波数多重により伝送することを
特徴とする特許請求の範囲第26項記載の直角2
相のPM変復調方式。 28 上記多重化されたPM信号が2つのカラー
映像信号の各輝度信号であり、上記伝送装置は多
重化されたPM輝度信号と共に、上記2つのカラ
ー映像信号の4つの色信号を任意の角度変調で変
調してなる4つの搬送色信号を伝送することを特
徴とする特許請求の範囲第27項記載の直角2相
のPM変復調方式。 29 上記多重化されたPM信号は多重化までの
過程で2つのPM信号の一方あるいは第1及び第
2のキヤリアの一方が1水平走査期間毎に反転さ
れた信号であり、加算処理で分離された方のPM
信号の復調には一定位相の位相基準信号を用い、
減算処理で分離された方のPM信号即ち交互反転
PM信号の復調には、この交互反転PM信号を水
平帰線消去期間中のみ一定位相の信号で復調し且
つこの復調出力により1水平走査期間毎にレベル
遷移を繰り返す水平走査周波数の1/2の周波数の
パルス信号を作り、このパルス信号のレベル遷移
に従つて位相反転を制御した位相基準信号を用い
ることを特徴とする特許請求の範囲第15項から
第28項いずれか記載の直角2相のPM変復調方
式。 30 上記パルス信号は、交互反転PM信号の水
平帰線消去期間中における上記復調出力をヒステ
リシス特性を持つコンパレータに入力して作るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第29項記載の直
角2相のPM変復調方式。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58104106A JPS59229710A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 直角2相のpm変調方式及びpm変復調方式 |
| US06/519,730 US4626928A (en) | 1982-08-09 | 1983-08-02 | Orthogonal phase modulation and demodulation methods |
| EP83107866A EP0102552B1 (en) | 1982-08-09 | 1983-08-09 | Rectangular 2-phase modulation and demodulation methods for a colour picture signal |
| DE8383107866T DE3382449D1 (de) | 1982-08-09 | 1983-08-09 | Verfahren zur 2-phasen quadraturmodulation- und demodulation fuer ein farbvideosignal. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58104106A JPS59229710A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 直角2相のpm変調方式及びpm変復調方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59229710A JPS59229710A (ja) | 1984-12-24 |
| JPH0534876B2 true JPH0534876B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=14371868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58104106A Granted JPS59229710A (ja) | 1982-08-09 | 1983-06-13 | 直角2相のpm変調方式及びpm変復調方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59229710A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR930006538B1 (ko) * | 1990-05-31 | 1993-07-16 | 삼성전자 주식회사 | 보조 신호로써 인코드된 색도 채널 시스템 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51122320A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-26 | Hitachi Ltd | Magnetic record sound reproducing system |
| JPS5823997B2 (ja) * | 1975-06-12 | 1983-05-18 | ソニー株式会社 | 映像信号の記録装置 |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP58104106A patent/JPS59229710A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59229710A (ja) | 1984-12-24 |
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