JPH053497Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH053497Y2 JPH053497Y2 JP1988111078U JP11107888U JPH053497Y2 JP H053497 Y2 JPH053497 Y2 JP H053497Y2 JP 1988111078 U JP1988111078 U JP 1988111078U JP 11107888 U JP11107888 U JP 11107888U JP H053497 Y2 JPH053497 Y2 JP H053497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber ring
- stopper
- bobbin
- screw holes
- drilled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は、騒音低減対策を施した紡糸巻取機に
関するものである。
関するものである。
〓従来の技術〓
合成繊維の紡糸巻取機は、近年著しく高速化が
進んでいるが、高速化は騒音のレベルも高くし易
く、機械各部において発生する騒音をきめ細かく
押さえ込むことが必要になる。
進んでいるが、高速化は騒音のレベルも高くし易
く、機械各部において発生する騒音をきめ細かく
押さえ込むことが必要になる。
本考案者らは紡糸巻取機の回転部分各部の騒音
発生度を入念に調べた結果、高速回転するボビン
ホルダから生じる騒音が意外と大きいことを知つ
た。そして、更に詳細な測定を重ねた結果、ボビ
ンホルダの端部の風切り音が騒音レベルを高くし
ていることを知つた。即ち、ボビンホルダの端部
には、ボビンホルダが高速回転しても異常振動を
生じないよう、重量バランスをとるための重錘と
してのねじを捩込む穴が多数穿設されているが、
それにより凹凸面となつたボビンホルダ端部が、
回転数が高くなるほど大きな風切り音を発するの
である。
発生度を入念に調べた結果、高速回転するボビン
ホルダから生じる騒音が意外と大きいことを知つ
た。そして、更に詳細な測定を重ねた結果、ボビ
ンホルダの端部の風切り音が騒音レベルを高くし
ていることを知つた。即ち、ボビンホルダの端部
には、ボビンホルダが高速回転しても異常振動を
生じないよう、重量バランスをとるための重錘と
してのねじを捩込む穴が多数穿設されているが、
それにより凹凸面となつたボビンホルダ端部が、
回転数が高くなるほど大きな風切り音を発するの
である。
〓考案が解決しようとする課題〓
本考案は、上記知見に基づき、ボビンホルダ端
部における風切り音の発生を防止し、紡糸巻取機
の高速運転時の騒音レベルを低くすること、及び
上記騒音レベルの低下を生じさせるための部材を
できるだけ少ない部品点数の増加に押さえて設け
ることを目的とする。
部における風切り音の発生を防止し、紡糸巻取機
の高速運転時の騒音レベルを低くすること、及び
上記騒音レベルの低下を生じさせるための部材を
できるだけ少ない部品点数の増加に押さえて設け
ることを目的とする。
〓課題を解決するための手段〓
本考案の紡糸巻取機は、回転筒外周に、ボビン
固定用のゴムリング、該ゴムリング押圧用の押動
リングを交互に緩挿し、基部端部にゴムリング支
え用ストツパーを固定し、回転筒先端及び基部
に、重量バランス調整用重錘としてのねじを取り
付けるための複数の穴を穿設した紡糸巻取機にお
いて、回転筒先端部のねじ穴穿設面を表面平滑な
カバー材で覆うと共に、回転筒基端部外周面に複
数のねじ穴を穿設し、前記回転筒に固定したスト
ツパーに設けた張り出し部により上記ねじ穴を隠
蔽した。
固定用のゴムリング、該ゴムリング押圧用の押動
リングを交互に緩挿し、基部端部にゴムリング支
え用ストツパーを固定し、回転筒先端及び基部
に、重量バランス調整用重錘としてのねじを取り
付けるための複数の穴を穿設した紡糸巻取機にお
いて、回転筒先端部のねじ穴穿設面を表面平滑な
カバー材で覆うと共に、回転筒基端部外周面に複
数のねじ穴を穿設し、前記回転筒に固定したスト
ツパーに設けた張り出し部により上記ねじ穴を隠
蔽した。
バランス調整用ねじ穴は、ボビンホルダ先端と
基部側の両方に設けられているのが普通であり、
その両方にカバー材を装着する対策を施すことが
望ましいが、騒音レベルの特に高い一方だけをカ
バー材で覆つてもよい。
基部側の両方に設けられているのが普通であり、
その両方にカバー材を装着する対策を施すことが
望ましいが、騒音レベルの特に高い一方だけをカ
バー材で覆つてもよい。
〓作用〓
本考案の巻取機におけるカバー材は、重量バラ
ンス調整用ねじのためのねじ穴の全てを覆つて、
ねじ穴穿設面を平らにし、高速回転時にねじ穴に
よる風切り音の発生を防止する。
ンス調整用ねじのためのねじ穴の全てを覆つて、
ねじ穴穿設面を平らにし、高速回転時にねじ穴に
よる風切り音の発生を防止する。
また、ボビン固定用のゴムリングを支えるスト
ツパーに設けた張り出し部が、回転筒基部に穿設
したねじ穴をカバーする。
ツパーに設けた張り出し部が、回転筒基部に穿設
したねじ穴をカバーする。
〓実施例〓
第1図に示した本考案実施例のボビンホルダ
は、回転数制御機構付きのモータ(図示してない
が図面右端が接続される)によつて回転筒1が直
接駆動される方式のもので、回転筒1の外周に、
変形し易い断面形状のゴムリング2および押動リ
ング3を各複数個、交互に緩挿し、回転筒1の先
端にキヤツプ状部材4を緩挿して、これを該キヤ
ツプ状部材4に固定されたロツド5に作用するバ
ネ6で回転筒1の基部方向に付勢することによ
り、上記ゴムリング2および押動リング3を回転
筒1上で押圧可能にし、一方、ロツド5に作用す
るエアシリンダ7を設けて、上記バネ6によるキ
ヤツプ状部材4の付勢を解除可能にしたものであ
る。なお、回転筒1の基部側端部には、上述のよ
うにして回転筒1の基部側に押圧されるゴムリン
グ2および押動リング3を受け止めるストツパー
8が、ねじ9により回転筒1に固定されている。
は、回転数制御機構付きのモータ(図示してない
が図面右端が接続される)によつて回転筒1が直
接駆動される方式のもので、回転筒1の外周に、
変形し易い断面形状のゴムリング2および押動リ
ング3を各複数個、交互に緩挿し、回転筒1の先
端にキヤツプ状部材4を緩挿して、これを該キヤ
ツプ状部材4に固定されたロツド5に作用するバ
ネ6で回転筒1の基部方向に付勢することによ
り、上記ゴムリング2および押動リング3を回転
筒1上で押圧可能にし、一方、ロツド5に作用す
るエアシリンダ7を設けて、上記バネ6によるキ
ヤツプ状部材4の付勢を解除可能にしたものであ
る。なお、回転筒1の基部側端部には、上述のよ
うにして回転筒1の基部側に押圧されるゴムリン
グ2および押動リング3を受け止めるストツパー
8が、ねじ9により回転筒1に固定されている。
キヤツプ状部材4の図上右側側面には、第2図
に示したように、等間隔で円形に配置されたねじ
穴10が全部で12個あり、また、回転筒1の基部
側端部の外周面には、中心軸に向かうねじ穴11
がやはり12個、穿設されている(第3図参照)。
これらのねじ穴には、高速回転するボビンホルダ
の重量不平衡による異常振動を防ぐための、重錘
としてのねじが、必要に応じて必要な箇所に捩込
まれる。
に示したように、等間隔で円形に配置されたねじ
穴10が全部で12個あり、また、回転筒1の基部
側端部の外周面には、中心軸に向かうねじ穴11
がやはり12個、穿設されている(第3図参照)。
これらのねじ穴には、高速回転するボビンホルダ
の重量不平衡による異常振動を防ぐための、重錘
としてのねじが、必要に応じて必要な箇所に捩込
まれる。
このボビンホルダ2にボビン12を保持させる
ときは、エアシリンダ7を非作動状態にして、ロ
ツド5およびキヤツプ状部材4を介して伝達され
るバネ6の復元力により、回転筒1周面のゴムリ
ング2を図上右方向へ圧縮して拡径変形させて回
転筒1とボビン12内周面に圧接させることによ
り、ボビン12を回転筒1上に固定する。その
際、キヤツプ状部材4によるゴムリング2の押圧
力は、ゴムリング2と交互に緩挿された押動リン
グ3を介して図上右方向へ順次伝達され、すべて
のゴムリング2を変形させ、回転筒1上の複数の
ボビン12のすべてを固定可能な状態にする。一
方、ボビン12をホルダから外すときは、エアシ
リンダ7を作動させ、バネ6の力に抗してロツド
5およびキヤツプ状部材4を図上左方向に移動さ
せることにより、上記ゴムリング2の圧縮を解除
する。
ときは、エアシリンダ7を非作動状態にして、ロ
ツド5およびキヤツプ状部材4を介して伝達され
るバネ6の復元力により、回転筒1周面のゴムリ
ング2を図上右方向へ圧縮して拡径変形させて回
転筒1とボビン12内周面に圧接させることによ
り、ボビン12を回転筒1上に固定する。その
際、キヤツプ状部材4によるゴムリング2の押圧
力は、ゴムリング2と交互に緩挿された押動リン
グ3を介して図上右方向へ順次伝達され、すべて
のゴムリング2を変形させ、回転筒1上の複数の
ボビン12のすべてを固定可能な状態にする。一
方、ボビン12をホルダから外すときは、エアシ
リンダ7を作動させ、バネ6の力に抗してロツド
5およびキヤツプ状部材4を図上左方向に移動さ
せることにより、上記ゴムリング2の圧縮を解除
する。
以上の構造および作動は、ストツパー8の形状
が後述のように工夫されていることを除けば、公
知のボビンホルダのそれと特に異なるものではな
い。
が後述のように工夫されていることを除けば、公
知のボビンホルダのそれと特に異なるものではな
い。
次に本考案独自のカバー材について説明する。
キヤツプ状部材4のねじ穴穿設面には、ねじ穴
10のすべてを覆う円板状のカバー材13が、皿
ねじ14で固定されている。また、回転筒1の基
部側端部にあるねじ穴11の穿設面は、そこを覆
うような張り出し部15をストツパー8に設けて
完全に隠蔽してある。つまり、ストツパー8はね
じ穴11穿設面のカバー材を兼ねている。
10のすべてを覆う円板状のカバー材13が、皿
ねじ14で固定されている。また、回転筒1の基
部側端部にあるねじ穴11の穿設面は、そこを覆
うような張り出し部15をストツパー8に設けて
完全に隠蔽してある。つまり、ストツパー8はね
じ穴11穿設面のカバー材を兼ねている。
以上のようなカバー材でねじ穴10,11の穿
設面を覆つて凹凸のない面にしたことにより、こ
のボビンホルダは、カバー材を付けない場合に比
べて、5000〜6000rpmの高速回転時の騒音が約10
〜20dB低下した。
設面を覆つて凹凸のない面にしたことにより、こ
のボビンホルダは、カバー材を付けない場合に比
べて、5000〜6000rpmの高速回転時の騒音が約10
〜20dB低下した。
〓考案の効果〓
本考案の紡糸巻取機は、上述のようにボビンホ
ルダ部の重量バランス調整用ねじ穴穿設面をカバ
ー材で覆つて凹凸のない面にしたので、上記ねじ
穴穿設面の凹凸に基づく風切り音が解消して、巻
取機全体としてみた騒音レベルも顕著に低減し、
低騒音の高速運転が可能になつたものである。
ルダ部の重量バランス調整用ねじ穴穿設面をカバ
ー材で覆つて凹凸のない面にしたので、上記ねじ
穴穿設面の凹凸に基づく風切り音が解消して、巻
取機全体としてみた騒音レベルも顕著に低減し、
低騒音の高速運転が可能になつたものである。
また、本考案紡糸巻取機は、回転筒の基部側端
部のねじ穴を外周面に穿設し、ゴムリングを受け
止めるストツパーに張り出し部を設け、この張り
出し部で上記ねじ穴を隠蔽するようにしている。
このため、ストツパーでねじ穴のカバー材を兼ね
ることができ、部品点数を減らすことができる。
また、軸基部のねじ穴を外周面に穿設したため、
ねじ穴を端面に穿設した場合、バランス用のねじ
を取り付けるのに軸部が邪魔になるのと異なり、
バランス用のねじの取り付けが楽に行えるように
なるという効果を生ずるものである。
部のねじ穴を外周面に穿設し、ゴムリングを受け
止めるストツパーに張り出し部を設け、この張り
出し部で上記ねじ穴を隠蔽するようにしている。
このため、ストツパーでねじ穴のカバー材を兼ね
ることができ、部品点数を減らすことができる。
また、軸基部のねじ穴を外周面に穿設したため、
ねじ穴を端面に穿設した場合、バランス用のねじ
を取り付けるのに軸部が邪魔になるのと異なり、
バランス用のねじの取り付けが楽に行えるように
なるという効果を生ずるものである。
第1図は本考案実施例のボビンホルダ部断面
図、第2図は第1図のボビンホルダのカバー材1
3装着部の側面図、第3図は第1図のボビンホル
ダの回転筒1のカバー材兼用ストツパー8装着部
の側面図である。 1……回転筒、2……ゴムリング、3……押動
リング、4……キヤツプ状部材、8……ストツパ
ー兼用カバー材、10,11……重量バランス調
整用ねじ穴、12……ボビン、13……カバー
材。
図、第2図は第1図のボビンホルダのカバー材1
3装着部の側面図、第3図は第1図のボビンホル
ダの回転筒1のカバー材兼用ストツパー8装着部
の側面図である。 1……回転筒、2……ゴムリング、3……押動
リング、4……キヤツプ状部材、8……ストツパ
ー兼用カバー材、10,11……重量バランス調
整用ねじ穴、12……ボビン、13……カバー
材。
Claims (1)
- 回転筒外周に、ボビン固定用のゴムリング、該
ゴムリング押圧用の押動リングを交互に緩挿し、
基部端部にゴムリング支え用ストツパーを固定
し、回転筒先端及び基部に、重量バランス調整用
重錘としてのねじを取り付けるための複数の穴を
穿設した紡糸巻取機において、回転筒先端部のね
じ穴穿設面を表面平滑なカバー材で覆うと共に、
回転筒基端部外周面に複数のねじ穴を穿設し、前
記回転筒に固定したストツパーに設けた張り出し
部により上記ねじ穴を隠蔽したことを特徴とする
紡糸巻取機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111078U JPH053497Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111078U JPH053497Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231273U JPH0231273U (ja) | 1990-02-27 |
| JPH053497Y2 true JPH053497Y2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=31348819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988111078U Expired - Lifetime JPH053497Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053497Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5301774B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2013-09-25 | オークマ株式会社 | 主軸構造 |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP1988111078U patent/JPH053497Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0231273U (ja) | 1990-02-27 |
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