JPH0534986A - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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Publication number
JPH0534986A
JPH0534986A JP3307223A JP30722391A JPH0534986A JP H0534986 A JPH0534986 A JP H0534986A JP 3307223 A JP3307223 A JP 3307223A JP 30722391 A JP30722391 A JP 30722391A JP H0534986 A JPH0534986 A JP H0534986A
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JP
Japan
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toner
parts
chemical
developer
charge amount
Prior art date
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Application number
JP3307223A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Yamamoto
純子 山本
Masayuki Kiyoyanagi
正幸 清柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記式(1)で表される化合物を少なくとも1
種含有することを特徴とする電子写真用トナー 【化1】 (式(1)において、R1 〜R4 はそれぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、アル
コキシ基、ニトロ基、シアノ基、又はアリール基他を、
又A+ は、カチオンをそれぞれ表す。) 【効果】本発明の電子写真用トナーは、シャープな帯電
量分布と耐湿性及び経時安定性を有することが特徴であ
り、また荷電制御剤自体が無色であることから、カラー
トナーに要求される色相に合わせて任意の着色剤を選定
することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真、静電記録等に
於て静電潜像を現像するために用いられるトナーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】静電気を利用した静電記録、静電写真等
の画像形成プロセスは、フタロシアニン顔料、セレン、
硫化カドミウム、アモルファスシリコン等の光導電性物
質をアルミ、紙等の基材上に塗布することにより得られ
た感光体上に光信号により静電潜像を形成する過程と、
トナーと称される5−50μに調整された着色微粒子を
二成分系現像法では該トナーをキャリヤー(鉄粉、フェ
ライト粉等)により接触帯電させ、また、一成分系現像
法ではトナーを直接帯電させた後静電潜像に作用せしめ
顕像化させる過程から構成されている。尚、トナーは感
光体上に形成される静電潜像の極性に対応した電荷、す
なわち正、負のいずれかの電荷が付与される必要があ
る。
【0003】一般にトナーと称される着色微粒子はバイ
ンダー樹脂と着色材とを必須成分としその他任意成分と
しての磁性粉等から構成されている。トナーに電荷を付
与する方法としては荷電制御剤を用いることなくバイン
ダー樹脂そのものの帯電特性を利用することもできるが
それらは経時安定性、耐湿性に劣り良好な画質を得るこ
とが出来ない。従って通常はトナーの電荷保持、荷電制
御の目的で荷電制御剤が加えられる。
【0004】トナーに要求される品質特性としては帯電
性、流動性、定着性等に優れていることが挙げられる
が、これらの品質特性はトナーに用いられる荷電制御剤
によって大きく影響される。従来トナーに添加される荷
電制御剤としては、(1)有色の負電荷制御剤としての
2:1型含金属錯塩染料(例、特公昭45−2647
8、特公昭41−201531)フタロシアニン顔料
(例、特開昭52−45931)また、無色の負電荷制
御剤の例として特公昭59−7384または特開昭61
−3149等に記載された荷電制御剤等が、又(2)正
荷電制御剤としてはニグロシン系染料、ジブチル錫オキ
サイド等の有機スズ化合物(例、特公昭57−2970
4)等が知られているが、これらを荷電制御剤として含
有したトナーは、帯電性、経時安定性等トナーに要求さ
れる品質特性を充分に満足させるものではない。
【0005】即ち負荷電制御剤として知られる2:1含
金属錯塩染料、又正帯電制御剤として知られるニグロシ
ン系染料はそれ自体着色しているため、黒を中心とした
限定された色相のトナーにしか使用できず、また、トナ
ーの連続複写に対する経時安定性が良好でないという欠
点がある。また、無色に近い負荷電制御剤の例として芳
香族ダイカルボン酸の金属錯体が挙げられるが(特公昭
59−7384)このものは完全な無色とは成りえない
という欠点やその分散性に難点がある。また、無色の負
荷電制御剤としては特開昭61−3149に紹介された
化合物があるがこのものは融点が低いためトナー生産時
の熱安定性が悪く安定したトナーを製出することが困難
であるという欠点がある。この様に公知の荷電制御剤
は、トナーに要求される品質特性を充分に満足させるも
のではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バイ
ンダー樹脂に対する分散性が良好で、温度、湿度の変化
に対して影響を受けることなく、高い帯電制御性を有す
る無色の負帯電性荷電制御剤を提供し、更に、荷電の立
ち上がり、経時安定性及び対環境性に優れ(環境汚染の
危険のあるクロム金属等を含まない)、階調性の高い画
像を与える負荷電性トナーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記したよ
うな課題を解決すべく鋭意努力した結果特定の化合物を
トナーに含有せしめることにより、トナーの帯電分布が
シャープになり帯電特性が大幅に改善されることを見い
だし本発明を完成させた。即ち本発明は式(1)
【0008】
【化2】
【0009】(式(1)において、R1 〜R4 はそれぞ
れ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアル
キル基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基又はアリー
ル基を表し、R1 とR2 及びR3 とR4 は互いに結合し
て環を形成してもよく、又A+ は、カチオンを表す。)
で表される化合物を少なくとも1種含有することを特徴
とする電子写真用トナーを提供する。
【0010】式(1)の化合物は負の荷電制御剤として
働くが、このものはバインダー樹脂に対する相溶性が良
好であり、これを含有せしめたトナーは比帯電量が高
く、その経時安定性も良好であることからトナーを長時
間保存しても静電記録の画像形成に於て安定して鮮明な
画像を与えるものである。又環境汚染の恐れのある金属
も含まれない。本発明を詳細に説明する。式(1)にお
いてA+ (カチオン)の具体例としては水素イオン、ナ
トリウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオ
ン、脂肪族アンモニウムイオン、脂環族アンモニウムイ
オン、ヘテロ環状アンモニウムイオン、ホスホニウムイ
オン等が挙げられ、これらは、置換基を有していてもよ
い。又式(1)で表される化合物の具体例としては下記
の構造式で表される化合物が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。尚、具体例においてMeはメチ
ル基、Etはエチル基、Phはフェニル基、tBuはタ
−シャリブチル基をそれぞれ示す。
【0011】化合物の具体例
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】
【化12】
【0021】
【化13】
【0022】
【化14】
【0023】
【化15】
【0024】
【化16】
【0025】
【化17】
【0026】
【化18】
【0027】
【化19】
【0028】
【化20】
【0029】
【化21】
【0030】
【化22】
【0031】
【化23】
【0032】
【化24】
【0033】
【化25】
【0034】
【化26】
【0035】
【化27】
【0036】
【化28】
【0037】
【化29】
【0038】
【化30】
【0039】
【化31】
【0040】
【化32】
【0041】
【化33】
【0042】
【化34】
【0043】
【化35】
【0044】
【化36】
【0045】
【化37】
【0046】
【化38】
【0047】
【化39】
【0048】
【化40】
【0049】
【化41】
【0050】
【化42】
【0051】
【化43】
【0052】
【化44】
【0053】
【化45】
【0054】
【化46】
【0055】
【化47】
【0056】
【化48】
【0057】
【化49】
【0058】これらの化合物は例えば、チオサリチル酸
又はチオサリチル酸誘導体をメタノールなどの溶媒に溶
解させ、これに酢酸亜鉛水溶液をモル比で2:1に成る
ように加えて、反応させることにより得られる。又、生
成した錯塩は、公知の方法により、その陽イオンを他の
陽イオンに交換することができる。次に本発明の式
(1)の化合物の合成例を示す。合成例中部は特に限定
しない限り重量部を表す。
【0059】合成例1.(具体例(1)) チオサリチル酸12.3部を300部のメタノールに溶
解させ、これに酢酸亜鉛8.8部を水100部に溶解さ
せたものを滴下し、還流下で1時間加熱する。放冷した
後、濾過し、メタノールで洗浄し、無色の結晶9.2部
を得た。
【0060】合成例2.(具体例(10)) 合成例1によって得られた、反応液に水酸化ナトリウム
水溶液を加えて、pH9〜10に調節した後結晶を濾別
し、メタノール次いで水でpH7になるまで洗浄して無
色の結晶11.6部を得た。
【0061】合成例3.(具体例(13)) 合成例1によって得られた、反応液にアンモニア水を加
えて、pH9〜10に調節した後結晶を濾別し、メタノ
ール次いで水でpH7になるまで洗浄して無色の結晶1
0.5部を得た。
【0062】合成例4.(具体例(18)) チオサリチル酸6.2部を150部のメタノールに溶解
させ、これに酢酸亜鉛8.8部を水100部に溶解させ
たものを滴下し、還流下で1時間加熱した後、5−クロ
ロチオサリチル酸7.6部を150部のメタノールに溶
解させたものを加え、還流下で1時間加熱する。放冷し
た後、濾過し、メタノールで洗浄し、無色の結晶11.
3部を得た。
【0063】前記式(1)の化合物を含有するトナーを
製造する方法としては、式(1)の化合物、着色剤及び
バインダー樹脂からなる混合物を加熱ニーダー、二本ロ
ール等の加熱混合処理可能な装置によりバインダー樹脂
の溶融下で混練し、次いで冷却固化したものをジェット
ミル、ボールミル等の粉砕機により3〜20μ粒径に粉
砕することによって得る方法、着色剤とバインダー樹脂
と式(1)の化合物を溶媒(例;アセトン、酢酸エチ
ル)に溶解し、撹はん処理後、水中に投じて再沈澱せし
め、濾過、乾燥後、ボールミル等の粉砕機により3〜2
0μ粒径に粉砕することによって得る方法等がある。式
(1)の化合物、着色剤およびバインダー樹脂の単量体
とを水中に均一に懸濁させ攪拌下に於て単量体を微粒子
状で重合させて沈澱を生成させ、沈澱物を濾過、水洗、
乾燥して微粒子状粉末とし、これを分級して3−20μ
の粒経の目的物を得る方法等があり、また圧力定着用低
融点樹脂、着色成分、磁性体等を含む軟質粒子上芯材
(芯粒子)を、保護機能及び荷電制御機能を有する硬い
外殻で覆った形態を有するマイクロカプセルトナーの外
殻材料として使用することもできる。さらに、荷電制御
剤を含まない着色微粒子を上記方法等により調整し、つ
いで式(1)の化合物を単独もしくはコロイダルシリカ
等の外添剤と共にメカノケミカル的な方法等により粒子
表面に固着添加することもできる。この場合通常バイン
ダー樹脂は99〜65%より好ましくは98〜85%、
着色剤は1.0〜15%より好ましくは1.5〜10
%、荷電制御剤は0.1〜30%より好ましくは0.5
〜5%の割合(いずれも重量比)で使用される。
【0064】本発明の電子写真用トナーに用いうる着色
剤の例としては、カーボンブラック、群青等の無機顔
料、CI.Pigment Yellow 1、CI.Pigment Red 9 、
CI.Pigment Blue 15 、等の有機顔料、CI.Solven
t Yellow 93 、CI.SolventRed 146 、CI.Solvent
Blue 35 、CI.Disperse Yellow 42 、CI.Dispe
rse Red 59 、CI.Disperse Blue 81 (CIはカラ
ーインデックスの略、以下同様)等の油溶性染料等従来
公知の着色剤を挙げることが出来る。また、バインダー
樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、アクリ
ル樹脂、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、オレフィン樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等が単独または、
混合して使用することが出来る。更に本発明の電子写真
用トナーには酸化珪素のごとき流動剤、鉱物油のごとき
被り防止剤、一成分系用としての各種磁性体、酸化亜鉛
のごとき導電性付与剤等を必要に応じ加えてもよい。
【0065】本発明で得られたトナーは、例えば200
メッシュ程度の鉄粉(キャリヤー)と例えば3−8:9
7−92(トナー:鉄粉)というような重量比で混合し
現像剤となし、電子写真に於ける現像工程に使用される
ものである。本発明の電子写真用トナーは、従来の荷電
制御剤を用いたトナーに比べシャープな帯電量分布及び
良好な経時安定性を有している。その結果極めて階調性
の高い画像が得られ且つ反復画像形成能が極めて良好で
あることが特徴である。又式(1)の化合物が無色であ
ることからトナーに使用される着色剤の色相に左右され
ることなく種々の着色剤と共に使用することが可能であ
るという利点がある。
【0066】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明が、これらの実施例に限定されるもので
はない。実施例中、部は特に限定しない限り重量部を表
す。
【0067】実施例1 スチレン−ブチルアクリレート共重合体(バインダー) 100部 低分子量ポリエチレン 3部 CI.Disperse Yellow 164(着色剤) 1.2部 具体例(1)の化合物 1.5部 上記組成の混合物を120〜140℃に調整されたニー
ダーにて溶融混合処理(10分)した後冷却、固化せし
めた。次いで、粗粉砕機により粗粉砕した後、ジェット
ミル粉砕機にて微粉砕を行い、さらに気流式分級機にて
分級し粒径5〜20μのトナーを得た。得られたトナー
を約200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:97(トナ
ー:鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し現像剤Aを得
た。次にブローオフ帯電量測定装置によりこの現像剤A
の初期比帯電量を測定したところ、−33.9μC/g
であった。更にこの現像剤Aを用いて複写機によりコピ
ーを行ったところ階調性に優れ、着色剤本来の色相を阻
害することのない鮮明な黄色の画像が得られた。また、
現像剤Aを用いて経時安定性試験(帯電量経時変化試
験、帯電量耐湿安定性試験)を実施したところ下記表1
及び表2の結果を得た。
【0068】 表1 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 A 33.9 35.8 36.4 36.5 36.6 36.6
【0069】 表2 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 33.9 30.7 9.4
【0070】以上の結果のごとく現像剤Aの経時安定性
が極めて優れていた。経時安定性試験は次の方法によっ
た。 帯電量経時安定性試験 現像剤(トナーと鉄粉キャリヤーとの混合物)をポリ容
器中に計量し、120rpmのボールミルにて6時間接
触帯電させ、その際の時間毎のトナーの帯電量をブロー
オフ法により測定する。 帯電量耐湿安定性試験 上記帯電量経時安定性試験と同様にポリ容器中に現像剤
を計量し、容器をオープンにして35℃,90%RHの
条件下に2日間放置し、120rpmのボールミルにて
15分接触帯電後、トナーの帯電量をブローオフ法によ
り測定する。
【0071】実施例2 ポリエステル樹脂 100部 カーボンブラック 6.0部 具体例(10)の化合物 1.5部 上記組成の混合物を120−140℃に調整されたニー
ダーにて溶融混合処理(10分)した後、冷却、固化せ
しめた。次いで粗粉砕機により粗粉砕後、ジェットミル
粉砕機にて微粉砕を行い、さらに気流式分級機にて分級
し粒径5−20μのトナーを得た。得られたトナーを約
200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:97(トナー:
鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し現像剤Bを得た。次
にブローオフ帯電量測定装置によりこの現像剤Bの初期
比帯電量を測定したところ−29.1μC/gであっ
た。更にこの現像剤Bを用いて複写機によりコピーを行
ったところ階調性に優れた黒色の画像が得られた。ま
た、現像剤Bを用いて実施例1と同様に経時安定性試験
を実施したところ下記表3及び表4の結果を得た。
【0072】 表3 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 B 29.1 31.0 33.3 33.3 33.4 33.5
【0073】 表4 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 29.1 26.5 8.9
【0074】以上の結果のごとく、現像剤Bの経時安定
性及び耐湿安定性が極めて優れていた。
【0075】実施例3 スチレンーアクリル酸メチルエステル共重合体 100部 低分子量ポリプロピレン 3部 CI.Solvent Blue 111 1.5部 具体例(14)の化合物 1.5部
【0076】上記混合物を1000部のアセトン、酢酸
エチルの混合溶剤(容量比8:2)に溶解させ、常温に
て1時間撹はんした。次いで、この混合物を10000
部の水中へ撹はん下に滴下し沈澱せしめた。生成した沈
澱を濾過、乾燥することにより粗粒子のトナーを得た。
次いでジェットミル粉砕機にて微粉砕を行い、更に気流
式分級機にて分級し5−20μのトナーを得た。得られ
たトナーを約200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:9
7(トナー:鉄粉キャリヤー)重量比で混合し現像剤C
を得た。次いでブローオフ帯電量測定装置によりこの現
像剤Cの初期比帯電量を測定したところ−32.1μC
/gであった。更にこの現像剤Cを用いて複写機により
コピーを行ったところ階調性に優れ着色剤本来の色相を
阻害することのない鮮明な青色の画像が得られた。ま
た、現像剤Cを用いて実施例1と同様に経時安定性試験
を実施したところ下記表5及び表6の結果を得た。
【0077】 表5 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 C 32.1 32.4 32.3 32.3 32.9 33.0
【0078】 表6 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 32.1 30.4 5.3
【0079】以上の結果のごとく現像剤Cの経時安定性
及び耐湿安定性が極めて優れていた。
【0080】実施例4 エポキシ樹脂 100部 CI.Disperse Red 60 1.2部 CI.Disperse Violet 17 0.3部 具体例(16)の化合物 2.0部 上記組成の混合物を110−130℃に調整されたニー
ダーにて溶融混合処理した後自然冷却、固化せしめた。
次いで粗粉砕機、ジェットミル粉砕機にて微粉砕を行
い、さらに気流式分級機にて分級し粒径5−20μのト
ナーを得た。得られたトナー100部に対しコロイダル
シリカ0.3部をヘンシェルミキサーで混合した。この
ものを約200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:97
(トナー:鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し現像剤D
を得た。次いでブローオフ帯電量測定装置によりこの現
像剤Dの初期比帯電量を測定したところ−21.8μC
/gであった。さらにこの現像剤Dを用いて複写機によ
りコピーを行ったところ階調性に優れ、着色剤本来の色
相を阻害することのない鮮明な赤色の画像が得られた。
また、現像剤Dを用いて実施例1と同様に経時安定性試
験を実施したところ下記表7及び表8の結果を得た。
【0081】 表7 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 D 21.8 23.7 24.1 24.3 24.5 24.5
【0082】 表8 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 21.8 18.7 14.2
【0083】以上の結果のごとく現像剤Dの経時安定性
が極めて優れていた。
【0084】実施例5 エポキシ樹脂 100部 CI.Disperse Red 60 1.2部 具体例(21)の化合物 2.0部 上記組成の混合物を120−130℃に調整されたニー
ダーにて溶融混合処理した後自然冷却、固化せしめた。
次いで粗粉砕機、ジェットミル粉砕機にて微粉砕を行
い、さらに気流式分級機にて分級し粒径5−20μのト
ナーを得た。得られたトナー100部に対しコロイダル
シリカ0.3部を加え、ヘンシェルミキサーで混合し
た。このものを約200メッシュの鉄粉キャリヤーと
3:97(トナー:鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し
現像剤Eを得た。次いでブローオフ帯電量測定装置によ
りこの現像剤Eの初期比帯電量を測定したところ−2
7.8μC/gであった。さらにこの現像剤Eを用いて
複写機によりコピーを行ったところ階調性に優れ、着色
剤本来の色相を阻害することのない鮮明な赤色の画像が
得られた。また、現像剤Eを用いて実施例1と同様に経
時安定性試験を実施したところ下記表9及び表10の結
果を得た。
【0085】 表9 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 E 27.8 29.2 31.8 31.9 32.5 32.8
【0086】 表10 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 27.8 26.3 5.4
【0087】以上の結果のごとく現像剤Eの経時安定性
が極めて優れていた。
【0088】実施例6 スチレンーブチルアクリレート共重合体 100部 分子量ポリエチレン 3部 Kayaset Yellow 963 1.2部 具体例(22)の化合物 1.5部 上記組成の混合物を125−140℃に調整されたニー
ダーにて、溶融混合処理(10分)した後、冷却、固化
せしめた。次いで粗粉砕機により粗粉砕した後、ジェッ
トミル粉砕機にて微粉砕を行い、さらに気流式分級機に
て分級し粒径5−20μのトナーを得た。得られたトナ
ーを約200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:97(ト
ナー:鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し現像剤Fを得
た。次いでブローオフ帯電量測定装置によりこの現像剤
Fの初期比帯電量を測定したところ−27.3μC/g
であった。さらにこの現像剤Fを用いて複写機によりコ
ピーを行ったところ階調性に優れ、着色剤本来の色相を
阻害することのない鮮明な黄色の画像が得られた。ま
た、現像剤Fを用いて実施例1と同様に経時安定性試験
(帯電量経時変化試験、帯電量耐湿安定性試験)を実施
したところ下記表11及び表12の結果を得た。
【0089】 表11 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時 間 (h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 現 像 剤 F 27.3 30.0 30.7 31.1 31.5 31.4
【0090】 表12 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 27.3 25.0 8.4 以上の結果のごとく現像剤Fの経時安定性がきわめて優
れていた。
【0091】実施例7 メチルスチレンモノマー 75部 アクリル酸エチルモノマー 20部 Kayaset Blue 814 1.8部 過酸化ベンゾイル 6部 前記具体例(47)の化合物 2部 上記組成の混合物をホモミキサーを用い5分間攪拌混合
して均質な液状物とし、これを水:120部/炭酸マグ
ネシウム:2.3部の分散液に加え、ホモミキサーによ
り6500rpmで5分間攪拌し均一な懸濁液を得る。
この懸濁液を300mlの3つ口フラスコに入れ200
rpmで攪拌しながら70℃で5時間重合反応を行い、
40℃まで放冷後5%希塩酸水溶液90部を加え、濾過
水洗した後40℃にて乾燥して粒径5〜20μのトナー
を得た。得られたトナー100部に対しコロイダルシリ
カ0.3部をヘンシェルミキサーで混合した。このもの
を約200メッシュの鉄粉キャリヤーと3:97(トナ
ー:鉄粉キャリヤー)の重量比で混合し現像剤Gを得
た。次いでブローオフ帯電量測定装置によりこの現像剤
Gの初期比帯電量を測定したところ−20.3μC/g
であった。さらにこの現像剤Gを用いて複写機によりコ
ピーを行ったところ階調性に優れ、着色剤本来の色相を
阻害することのない鮮明な青色の画像が得られた。ま
た、現像剤Gを用いて実施例1と同様に経時安定性試験
を実施したところ下記表13及び表14の結果を得た。
【0092】
【0093】 表14 帯電量耐湿安定性試験(単位−μC/g) 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 20.3 19.1 6.0
【0094】以上の結果のごとく現像剤Gの経時安定性
が極めて優れていた。
【0095】実施例8−19 表15−18の「化合物」の欄に示される化合物及び
「着色剤」の欄に示される着色剤を用いて実施例1と同
様にして現像剤を調製し、得られた各々のトナーにつき
初期比帯電量を測定し、実施例1と同様に経時安定性試
験を実施した。いずれの化合物を用いたトナーも帯電量
の変化が少なく、現像剤の経時安定性は極めて優れてい
た。また、複写機にてコピーしたところいずれの現像剤
も階調性に優れ、着色剤本来の色相である鮮明な画像が
得られた。
【0096】 表15 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 実施例 時間(h) 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 8.具体例(2) CI.Dis.Y.164 23.5 24.5 24.6 24.8 25.1 25.3 9.具体例(4) CI.Dis.B.81 21.2 21.4 21.7 23.0 23.2 23.5 10.具体例(5) CI.Dis.R.60 20.1 21.5 21.5 21.3 21.1 21.9 11.具体例(6) CI.Pig.R.9 25.1 27.9 28.3 28.4 28.5 28.5 12.具体例(7) CI.Pig.R.146 26.8 27.5 28.8 29.0 29.2 29.2
【0097】 表16 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 実施例 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 8. 23.5 19.9 15.3 9. 21.2 18.0 15.1 10. 20.1 18.1 10.0 11. 25.1 21.6 13.9 12. 26.8 23.6 12.0
【0098】 表17 帯電量経時変化試験(単位、−μC/g) 時間(h) 実施例 化合物 着色剤 0.25 0.5 1.0 2.0 4.0 6.0 13.具体例(8) CARBON BLACK 26.8 28.3 29.3 29.5 29.9 29.6 14.具体例(9) CI.Pig.Y.1 17.2 19.1 19.2 20.2 20.8 21.2 15.具体例(11) CI.Sol.R.146 28.7 29.4 29.8 30.2 30.5 30.7 16.具体例(13) Kayaset.Y.963 24.9 27.8 28.2 28.5 28.9 29.2 17.具体例(15) CI.Sol.B.111 21.8 24.2 24.6 24.5 24.3 24.3 18.具体例(19) CI.Dis.B.35 20.2 21.9 22.2 22.0 22.1 22.3 19.具体例(24) CI.Pig.R.146 18.7 19.5 19.9 19.8 19.6 19.5
【0099】 表18 帯電量耐湿安定性試験(単位、−μC/g) 実施例 初期帯電 耐湿試験後 減衰率(%) 13. 26.8 23.9 10.8 14. 17.2 16.2 5.8 15. 28.7 26.2 8.7 16. 24.9 23.2 6.8 17. 21.8 21.0 3.7 18. 20.2 19.5 3.5 19. 18.7 17.6 5.9
【0100】(注)着色剤 CI.:Color Index,Sol:Solve
nt,Dis:Disperse,Pig:Pigme
nt,B:Blue,R:Red,Y:Yellow,
Kayasetは日本化薬(株)の商品名,有機顔料
【00101】
【発明の効果】本発明で得られる電子写真用トナーは従
来の荷電制御剤を用いたトナーに比べてシャープな帯電
量分布と耐湿性及び経時安定性を有している。その結果
極めて階調性の高い画像が得られ、且つ反復画像形成能
が極めて良好であることが特徴である。また、荷電制御
剤自体が本質的に無色であることから、カラートナーに
要求される色相に合わせて任意の着色剤を選定すること
が可能であり、且つ染料、顔料が有する本来の色相を何
ら阻害することが無いことも特徴である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】下記式(1)で表される化合物を少なくと
    も1種含有することを特徴とする電子写真用トナー 【化1】 (式(1)において、R1 〜R4 はそれぞれ独立に水素
    原子、ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、アル
    コキシ基、ニトロ基、シアノ基又はアリール基を表し、
    1 とR2 及びR3 とR4 は互いに結合して環を形成し
    てもよく、又A+ は、カチオンを表す。)
JP3307223A 1991-05-09 1991-10-28 電子写真用トナー Pending JPH0534986A (ja)

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JP13226391 1991-05-09
JP3-132263 1991-05-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015057459A (ja) * 2013-08-09 2015-03-26 日本化薬株式会社 粉体凝集の抑制方法
JP2015057458A (ja) * 2013-08-09 2015-03-26 日本化薬株式会社 粉体凝集の抑制方法
JP2015131934A (ja) * 2013-08-09 2015-07-23 日本化薬株式会社 ブリードアウトの抑制方法

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JP2015057459A (ja) * 2013-08-09 2015-03-26 日本化薬株式会社 粉体凝集の抑制方法
JP2015057458A (ja) * 2013-08-09 2015-03-26 日本化薬株式会社 粉体凝集の抑制方法
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