JPH0535903A - 磁気記録媒体の情報読み取り装置 - Google Patents
磁気記録媒体の情報読み取り装置Info
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- JPH0535903A JPH0535903A JP3190253A JP19025391A JPH0535903A JP H0535903 A JPH0535903 A JP H0535903A JP 3190253 A JP3190253 A JP 3190253A JP 19025391 A JP19025391 A JP 19025391A JP H0535903 A JPH0535903 A JP H0535903A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、マグネットビュアー等に感知されな
い低保磁力の磁性体を用いた磁気バーコードの固定情報
により多くの情報を与えて、偽造防止効果を著しく高め
ることを最も主要な特徴としている。 【構成】磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも
低い低保磁力磁性体であり、所定値未満の外磁場で飽和
する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気材料として、
情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であ
り、所定値以上の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気
パターンとを組合わせて磁気パターンを構成し、読取り
用磁気ヘッドに直流バイアス電流を流して記録情報を読
取る場合に、バイアス電流の大きさを順次増加/減少さ
せて変化させ、それに対応してスライスレベル電圧を順
次増加/減少させながら磁気パターンを読取り、その異
なった出力信号パターンによって、記録、情報、真偽判
定を行なうことを特徴としている。
い低保磁力の磁性体を用いた磁気バーコードの固定情報
により多くの情報を与えて、偽造防止効果を著しく高め
ることを最も主要な特徴としている。 【構成】磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも
低い低保磁力磁性体であり、所定値未満の外磁場で飽和
する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気材料として、
情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であ
り、所定値以上の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気
パターンとを組合わせて磁気パターンを構成し、読取り
用磁気ヘッドに直流バイアス電流を流して記録情報を読
取る場合に、バイアス電流の大きさを順次増加/減少さ
せて変化させ、それに対応してスライスレベル電圧を順
次増加/減少させながら磁気パターンを読取り、その異
なった出力信号パターンによって、記録、情報、真偽判
定を行なうことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気パターンにより情
報が記録されている、磁気カード、磁気切符,磁気定期
券,磁気回数券,磁気シ―ト等の磁気記録媒体におい
て、特に磁気パターンの固定情報により多くの情報を与
えて、偽造防止効果を著しく高め得るようにした磁気記
録媒体の情報読み取り装置に関するものである。
報が記録されている、磁気カード、磁気切符,磁気定期
券,磁気回数券,磁気シ―ト等の磁気記録媒体におい
て、特に磁気パターンの固定情報により多くの情報を与
えて、偽造防止効果を著しく高め得るようにした磁気記
録媒体の情報読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我々の社会生活においては、磁気
カード、磁気切符,磁気定期券,磁気回数券,磁気シ―
ト等の磁気記録媒体が多く用いられてきている。このう
ち、例えば磁気カードは、通常、100〜250μmの
厚さの非磁性基板上に、10〜15μm程度の厚さの磁
気記録層を塗布する。この磁気記録層から、トップコー
トである保護層までの間には、磁気パターンである磁気
バーコード、隠蔽層、感熱印字層などが積層される。こ
の場合、層数、層の種類は、磁気カードの所要出力、所
要特性によって設定される。
カード、磁気切符,磁気定期券,磁気回数券,磁気シ―
ト等の磁気記録媒体が多く用いられてきている。このう
ち、例えば磁気カードは、通常、100〜250μmの
厚さの非磁性基板上に、10〜15μm程度の厚さの磁
気記録層を塗布する。この磁気記録層から、トップコー
トである保護層までの間には、磁気パターンである磁気
バーコード、隠蔽層、感熱印字層などが積層される。こ
の場合、層数、層の種類は、磁気カードの所要出力、所
要特性によって設定される。
【0003】このうち、磁気バーコードは、磁性体を含
有している磁気バーコードと、磁性体を含有していない
ダミーバーコードとを組み合わせることにより、カード
に固定情報(例えば、金額や発行機関別のパターン情
報)を持たせて、すなわちセキュリティを付加してい
る。
有している磁気バーコードと、磁性体を含有していない
ダミーバーコードとを組み合わせることにより、カード
に固定情報(例えば、金額や発行機関別のパターン情
報)を持たせて、すなわちセキュリティを付加してい
る。
【0004】図5は、この種の磁気カードの構成例を示
す断面図である。すなわち、磁気カードは、図5に示す
ように、基体51上に磁気記録層52を形成した後に、
磁気記録層52に使用されている磁性体よりも低保磁力
の磁性粉を含んだ磁気バーコード53を、オフセット印
刷、スクリーン印刷等の方法で設け、さらにダミーバー
コード54を磁気バーコード53と同様の方法で設け
る。さらに、通常カードにおいては、この上に隠蔽層5
5、保護層56を、磁気バーコード53と同様の方法で
形成している。
す断面図である。すなわち、磁気カードは、図5に示す
ように、基体51上に磁気記録層52を形成した後に、
磁気記録層52に使用されている磁性体よりも低保磁力
の磁性粉を含んだ磁気バーコード53を、オフセット印
刷、スクリーン印刷等の方法で設け、さらにダミーバー
コード54を磁気バーコード53と同様の方法で設け
る。さらに、通常カードにおいては、この上に隠蔽層5
5、保護層56を、磁気バーコード53と同様の方法で
形成している。
【0005】ところで、この種の磁気カードにおいて、
磁気バーコード53としては、従来から2種類のものが
使用されており、その読み取り方も種類によって異な
る。その一つは、磁気記録層52に影響のない程度の保
磁力で、かつ記録も充分に行なえるような磁性材料を用
いて、磁気バーコード53を形成し、磁気記録層52に
用いるのと同様の方法で、記録の書き込み・読み取りを
行なう方法である。この場合用いられる磁性材料として
は、例えば、マグネタイト(Fe3 O4 )やγ−酸化鉄
(γ−Fe2 O3 )等がある。
磁気バーコード53としては、従来から2種類のものが
使用されており、その読み取り方も種類によって異な
る。その一つは、磁気記録層52に影響のない程度の保
磁力で、かつ記録も充分に行なえるような磁性材料を用
いて、磁気バーコード53を形成し、磁気記録層52に
用いるのと同様の方法で、記録の書き込み・読み取りを
行なう方法である。この場合用いられる磁性材料として
は、例えば、マグネタイト(Fe3 O4 )やγ−酸化鉄
(γ−Fe2 O3 )等がある。
【0006】しかしながら、この方法で使用される磁気
記録された磁気バーコード53は、市販されているマグ
ネットビュアー等を当てると、磁気バーコード53とダ
ミーバーコード54とを見分けることができる。そし
て、これを防ぐためには、磁気バーコード53に記録さ
れた情報を読み取った後に消磁しなければならず、磁気
バーコード読み取りのシステムとしては、複雑で大きな
ものになってしまうという問題があった。
記録された磁気バーコード53は、市販されているマグ
ネットビュアー等を当てると、磁気バーコード53とダ
ミーバーコード54とを見分けることができる。そし
て、これを防ぐためには、磁気バーコード53に記録さ
れた情報を読み取った後に消磁しなければならず、磁気
バーコード読み取りのシステムとしては、複雑で大きな
ものになってしまうという問題があった。
【0007】そこで、かかる問題を解消するために、例
えば“特開平1−109524号”に示されるように、
磁気記録に用いるような保磁力を持った磁性材料でな
く、さらに低保磁力のマグネットビュアーに感知されな
いような磁性材料を用いた磁気バーコードがある。
えば“特開平1−109524号”に示されるように、
磁気記録に用いるような保磁力を持った磁性材料でな
く、さらに低保磁力のマグネットビュアーに感知されな
いような磁性材料を用いた磁気バーコードがある。
【0008】これが、二つ目のものであり、マグネット
ビュアーで感知されない、保磁力が30Oe以下の低保
磁力の磁性材料のカルボニル鉄粉やMn−Znフェライ
ト等を用いている。これらの磁性材料を用いて形成され
た磁気バーコードの読み取り方法は、次のようである。
すなわち、読取り用磁気ヘッドに直流バイアス電流を流
して、磁気バーコードの部分に、磁気記録に影響のない
程度の弱い直流バイアス磁場を印加する。すると、低保
磁力である磁気バーコードは直流バイアス磁場によって
磁化され、これを読取り用磁気ヘッドで同時に読み取る
と、図6に示すような出力信号波形を得ることができ
る。この場合、ダミーバーコードの部分は、磁化される
ことがないので出力はなく、磁気バーコードとダミーバ
ーコードとの組み合わせである特定パターンの出力信号
波形を得ることができる。
ビュアーで感知されない、保磁力が30Oe以下の低保
磁力の磁性材料のカルボニル鉄粉やMn−Znフェライ
ト等を用いている。これらの磁性材料を用いて形成され
た磁気バーコードの読み取り方法は、次のようである。
すなわち、読取り用磁気ヘッドに直流バイアス電流を流
して、磁気バーコードの部分に、磁気記録に影響のない
程度の弱い直流バイアス磁場を印加する。すると、低保
磁力である磁気バーコードは直流バイアス磁場によって
磁化され、これを読取り用磁気ヘッドで同時に読み取る
と、図6に示すような出力信号波形を得ることができ
る。この場合、ダミーバーコードの部分は、磁化される
ことがないので出力はなく、磁気バーコードとダミーバ
ーコードとの組み合わせである特定パターンの出力信号
波形を得ることができる。
【0009】一方、上記以外にも、セキュリティ性を付
与するために、保磁力の異なる磁気バーコードを組み合
わせたもの(例えば、“特開昭63−133321
号”、あるいは“特開昭63−308724号”)、磁
化量の異なる磁気バーコードを組み合わせたもの(例え
ば、“特開昭63−223892号”)、キュリー点の
異なる磁気材料を使った磁気バーコードを組み合わせた
もの(例えば、“実開昭62−147191号”)等
の、各種のものが提案されてきている。これらのもの
は、全て通常の磁気記録層における磁気記録とは異なる
固定情報であり、一般に、磁気カード上に磁気バーコー
ドを設けることは、セキュリティ性の付与に他ならない
のである。
与するために、保磁力の異なる磁気バーコードを組み合
わせたもの(例えば、“特開昭63−133321
号”、あるいは“特開昭63−308724号”)、磁
化量の異なる磁気バーコードを組み合わせたもの(例え
ば、“特開昭63−223892号”)、キュリー点の
異なる磁気材料を使った磁気バーコードを組み合わせた
もの(例えば、“実開昭62−147191号”)等
の、各種のものが提案されてきている。これらのもの
は、全て通常の磁気記録層における磁気記録とは異なる
固定情報であり、一般に、磁気カード上に磁気バーコー
ドを設けることは、セキュリティ性の付与に他ならない
のである。
【0010】しかしながら、従来のバーコードは、バー
コード中に磁気材料を用いたものと磁気材料を用いない
ものとが混在しているか否かを判定するだけの非常に単
純なものであり、偽造防止のシステムとしてそれ程大き
な効果を上げているとは言えない。
コード中に磁気材料を用いたものと磁気材料を用いない
ものとが混在しているか否かを判定するだけの非常に単
純なものであり、偽造防止のシステムとしてそれ程大き
な効果を上げているとは言えない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
磁気パターンを形成した磁気カード等の磁気記録媒体に
おいては、1種類の出力信号パターンしか得られないこ
とから、偽造防止の効果が低いという問題があった。
磁気パターンを形成した磁気カード等の磁気記録媒体に
おいては、1種類の出力信号パターンしか得られないこ
とから、偽造防止の効果が低いという問題があった。
【0012】本発明は上述のような問題を解決するため
に成されたもので、マグネットビュアー等に感知されな
い低保磁力の磁性体を用いた磁気パターンの固定情報に
より多くの情報を与えて、偽造防止効果を著しく高める
ことが可能な磁気記録媒体の情報読み取り装置を提供す
ることを目的とする。
に成されたもので、マグネットビュアー等に感知されな
い低保磁力の磁性体を用いた磁気パターンの固定情報に
より多くの情報を与えて、偽造防止効果を著しく高める
ことが可能な磁気記録媒体の情報読み取り装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、磁気材料として、情報読取り時の外磁
場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の
外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気
材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力
磁性体であり、かつ所定値以上の外磁場で飽和する磁性
体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成した磁
気パターンにより情報が記録されている磁気記録媒体の
情報を読み取る装置において、所定の大きさの第1の直
流バイアス電流を設定する第1のバイアス手段と、第1
の直流バイアス電流と異なった大きさの第2の直流バイ
アス電流を設定する第2のバイアス手段と、第1のバイ
アス手段により設定された第1の直流バイアス電流で磁
気記録媒体の磁気パターンを読み取る第1の読取り用磁
気ヘッドと、第2のバイアス手段により設定された第2
の直流バイアス電流で磁気記録媒体の磁気パターンを読
み取る第2の読取り用磁気ヘッドと、第1および第2の
各読取り用磁気ヘッドからの出力信号を直流バイアス電
流に対応した所定のスライスレベル電圧でスライスする
スライスレベル手段と、スライスレベル手段によりスラ
イスされた第1および第2の読取り用磁気ヘッドからの
出力信号をそれぞれ2値データに変換する第1の2値化
手段および第2の2値化手段と、第1の2値化手段から
の出力データと第2の2値化手段からの出力データとを
比較照合し、かつ当該比較照合データをコード解読して
磁気記録媒体の真偽判定を行なう真偽判定手段とを備え
て構成している。
めに本発明では、磁気材料として、情報読取り時の外磁
場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の
外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気
材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力
磁性体であり、かつ所定値以上の外磁場で飽和する磁性
体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成した磁
気パターンにより情報が記録されている磁気記録媒体の
情報を読み取る装置において、所定の大きさの第1の直
流バイアス電流を設定する第1のバイアス手段と、第1
の直流バイアス電流と異なった大きさの第2の直流バイ
アス電流を設定する第2のバイアス手段と、第1のバイ
アス手段により設定された第1の直流バイアス電流で磁
気記録媒体の磁気パターンを読み取る第1の読取り用磁
気ヘッドと、第2のバイアス手段により設定された第2
の直流バイアス電流で磁気記録媒体の磁気パターンを読
み取る第2の読取り用磁気ヘッドと、第1および第2の
各読取り用磁気ヘッドからの出力信号を直流バイアス電
流に対応した所定のスライスレベル電圧でスライスする
スライスレベル手段と、スライスレベル手段によりスラ
イスされた第1および第2の読取り用磁気ヘッドからの
出力信号をそれぞれ2値データに変換する第1の2値化
手段および第2の2値化手段と、第1の2値化手段から
の出力データと第2の2値化手段からの出力データとを
比較照合し、かつ当該比較照合データをコード解読して
磁気記録媒体の真偽判定を行なう真偽判定手段とを備え
て構成している。
【0014】ここで、特に真偽判定手段としては、第1
の2値化手段からの出力データを反転させる反転回路
と、反転回路からの出力データと第2の2値化手段から
の出力データとの論理積(AND)条件をとる論理積回
路と、磁気パターン情報から得られたクロック信号に基
づいて、論理積回路からの出力データをサンプリングす
るレジスタ回路と、レジスタ回路によりサンプリングさ
れたデータをコード解読して磁気記録媒体の真偽判定を
行なうデコーダとから成っている。
の2値化手段からの出力データを反転させる反転回路
と、反転回路からの出力データと第2の2値化手段から
の出力データとの論理積(AND)条件をとる論理積回
路と、磁気パターン情報から得られたクロック信号に基
づいて、論理積回路からの出力データをサンプリングす
るレジスタ回路と、レジスタ回路によりサンプリングさ
れたデータをコード解読して磁気記録媒体の真偽判定を
行なうデコーダとから成っている。
【0015】
【作用】従って、本発明の磁気記録媒体の情報読み取り
装置においては、磁気材料として、情報読取り時の外磁
場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の
外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気
材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力
磁性体であり、かつ所定値以上の外磁場で飽和する磁性
体を用いた磁気パターンとの組み合わせから磁気パター
ンを構成し、さらに第1および第2の読取り用磁気ヘッ
ドに、それぞれ互いに異なった大きさの直流バイアス電
流を流して磁気記録媒体の磁気パターンを読み取り、第
1および第2の各読取り用磁気ヘッドからの出力信号を
所定のスライスレベル電圧でスライスし、このスライス
された各出力信号をそれぞれ2値データに変換し、この
各2値データを比較照合し、かつ当該比較照合データを
コード解読して磁気記録媒体の真偽判定を行なうことに
より、少なくとも2種類以上の異なった出力信号パター
ンを得ることが可能となる。
装置においては、磁気材料として、情報読取り時の外磁
場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の
外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気
材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力
磁性体であり、かつ所定値以上の外磁場で飽和する磁性
体を用いた磁気パターンとの組み合わせから磁気パター
ンを構成し、さらに第1および第2の読取り用磁気ヘッ
ドに、それぞれ互いに異なった大きさの直流バイアス電
流を流して磁気記録媒体の磁気パターンを読み取り、第
1および第2の各読取り用磁気ヘッドからの出力信号を
所定のスライスレベル電圧でスライスし、このスライス
された各出力信号をそれぞれ2値データに変換し、この
各2値データを比較照合し、かつ当該比較照合データを
コード解読して磁気記録媒体の真偽判定を行なうことに
より、少なくとも2種類以上の異なった出力信号パター
ンを得ることが可能となる。
【0016】これにより、従来の磁気パターンよりも複
雑な記録、情報を、磁気パターンに持たせることができ
るため、磁気記録媒体の偽造に関して言えば、従来より
も多くの情報を磁気パターンに内包せしめることがで
き、セキュリティ性の著しい向上を図ることができる。
雑な記録、情報を、磁気パターンに持たせることができ
るため、磁気記録媒体の偽造に関して言えば、従来より
も多くの情報を磁気パターンに内包せしめることがで
き、セキュリティ性の著しい向上を図ることができる。
【0017】
【実施例】本発明は、磁性体を含有している磁気パター
ンにより情報が記録されている磁気記録媒体における磁
気パターンとして、磁気材料として、情報読取り時の外
磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満
の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁
気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁
力磁性体であり、かつ上記所定値以上の外磁場で飽和す
る磁性体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成
するものである。
ンにより情報が記録されている磁気記録媒体における磁
気パターンとして、磁気材料として、情報読取り時の外
磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満
の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁
気材料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁
力磁性体であり、かつ上記所定値以上の外磁場で飽和す
る磁性体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成
するものである。
【0018】すなわち、低保磁力の磁性体を用いた磁気
パターンは、前述したように、読取り用磁気ヘッドに直
流バイアス電流を流して読み取る。この場合、例えば図
4に示すような実験結果から、飽和タイプの磁性体
(A)11を用いた磁気パターンと、不飽和タイプの磁
性体(B)12を用いた磁気パターンとにおいては、流
す直流バイアス電流の大きさによって出力電圧特性が大
きく異なることがわかる。すなわち、飽和タイプの磁性
体(A)11においては、出力電圧値は、小さい直流バ
イアス電流で不飽和タイプの磁性体(B)12に比較し
て大きい値を示し、かつ飽和する。一方、不飽和タイプ
の磁性体(B)12の出力電圧値は、磁気パターンの下
地である磁気記録層に影響のない範囲の直流バイアス電
流においては、リニアに上昇していく。従って、かかる
性質を利用すれば、異なる大きさの直流バイアス電流で
磁気パターンを読み取った時、ダミー、飽和タイプの磁
性体(A)11、不飽和タイプの磁性体(B)12の組
み合わせからなる磁気パターンで、少なくとも2種類以
上の情報を読み取ることができる。
パターンは、前述したように、読取り用磁気ヘッドに直
流バイアス電流を流して読み取る。この場合、例えば図
4に示すような実験結果から、飽和タイプの磁性体
(A)11を用いた磁気パターンと、不飽和タイプの磁
性体(B)12を用いた磁気パターンとにおいては、流
す直流バイアス電流の大きさによって出力電圧特性が大
きく異なることがわかる。すなわち、飽和タイプの磁性
体(A)11においては、出力電圧値は、小さい直流バ
イアス電流で不飽和タイプの磁性体(B)12に比較し
て大きい値を示し、かつ飽和する。一方、不飽和タイプ
の磁性体(B)12の出力電圧値は、磁気パターンの下
地である磁気記録層に影響のない範囲の直流バイアス電
流においては、リニアに上昇していく。従って、かかる
性質を利用すれば、異なる大きさの直流バイアス電流で
磁気パターンを読み取った時、ダミー、飽和タイプの磁
性体(A)11、不飽和タイプの磁性体(B)12の組
み合わせからなる磁気パターンで、少なくとも2種類以
上の情報を読み取ることができる。
【0019】本発明では、例えば図4に示すような直流
バイアス電流値I1、I2 (I1 <I2 )、および出力
電圧値のスライスレベルV1 、V2 (V1 <V2)をそ
れぞれ設定する。ここで、(I1 ,V1 )の組み合わせ
で磁気パターンを読み取ると、出力信号として得られる
のは、飽和タイプの磁性体(A)11を用いた磁気パタ
ーンのみである。また、(I2 ,V2 )の組み合わせで
は、飽和タイプの磁性体(A)11および不飽和タイプ
の磁性体(B)12を用いた両方の磁気パターンを読み
取ることになる。
バイアス電流値I1、I2 (I1 <I2 )、および出力
電圧値のスライスレベルV1 、V2 (V1 <V2)をそ
れぞれ設定する。ここで、(I1 ,V1 )の組み合わせ
で磁気パターンを読み取ると、出力信号として得られる
のは、飽和タイプの磁性体(A)11を用いた磁気パタ
ーンのみである。また、(I2 ,V2 )の組み合わせで
は、飽和タイプの磁性体(A)11および不飽和タイプ
の磁性体(B)12を用いた両方の磁気パターンを読み
取ることになる。
【0020】以上により、前述したような構成で磁気パ
ターンを形成し、情報を読み取ることによって、従来一
種類のパターンの出力信号しか得られなかった磁気パタ
ーンにおいて、少なくとも2種類以上の異なった出力信
号パターンを得ることができる。
ターンを形成し、情報を読み取ることによって、従来一
種類のパターンの出力信号しか得られなかった磁気パタ
ーンにおいて、少なくとも2種類以上の異なった出力信
号パターンを得ることができる。
【0021】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図2は、本発明に適用される磁気カードの
構成例を示す断面図である。本実施例の磁気カードは、
図2に示すように、基材21と、この基体21上に設け
られた磁気記録層22と、この磁気記録層22上に設け
られた磁気パターンである複数の磁気バーコード23,
24およびダミーバーコード25と、これら磁気バーコ
ード23,24、ダミーバーコード25および磁気記録
層22上に設けられ、これらを隠蔽する隠蔽層26と、
この隠蔽層26上に設けられた保護層27とから構成し
ている。なお、通常、層数、層の種類、層厚等は、磁気
カードの所要出力、所要特性によって設定される。
構成例を示す断面図である。本実施例の磁気カードは、
図2に示すように、基材21と、この基体21上に設け
られた磁気記録層22と、この磁気記録層22上に設け
られた磁気パターンである複数の磁気バーコード23,
24およびダミーバーコード25と、これら磁気バーコ
ード23,24、ダミーバーコード25および磁気記録
層22上に設けられ、これらを隠蔽する隠蔽層26と、
この隠蔽層26上に設けられた保護層27とから構成し
ている。なお、通常、層数、層の種類、層厚等は、磁気
カードの所要出力、所要特性によって設定される。
【0023】ここで、基材21としては、カード状に形
成され、その材質としては、例えばポリエステル(PE
T)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のプラスチック
類や、紙、合成紙等を単独または複合体として用いるこ
とができる。また、磁気記録層22は、例えば公知のB
a−フェライト、Sr−フェライト、γ−酸化鉄等の磁
性微粒子を適当な樹脂、例えばポリウレタン樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂等に分
散させて作られた磁気インキを用い、この磁気インキを
ロールコート、グラビアコート、スクリーン印刷等の手
法で塗布し、乾燥させて形成することができる。この場
合、磁気インキの組成としては、基材21との接着性
や、塗膜になった場合の柔軟性,耐摩耗性,耐薬品性等
を考慮する。
成され、その材質としては、例えばポリエステル(PE
T)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のプラスチック
類や、紙、合成紙等を単独または複合体として用いるこ
とができる。また、磁気記録層22は、例えば公知のB
a−フェライト、Sr−フェライト、γ−酸化鉄等の磁
性微粒子を適当な樹脂、例えばポリウレタン樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂等に分
散させて作られた磁気インキを用い、この磁気インキを
ロールコート、グラビアコート、スクリーン印刷等の手
法で塗布し、乾燥させて形成することができる。この場
合、磁気インキの組成としては、基材21との接着性
や、塗膜になった場合の柔軟性,耐摩耗性,耐薬品性等
を考慮する。
【0024】一方、磁気バーコード23,24は、磁性
微粒子を適当な樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル樹脂等に分散させて作られた磁気
インキを用い、またダミーバーコード25は、通常の市
販されているインキを用いることができる。この場合、
磁気バーコード23の磁性微粒子は、マグネットビュア
ーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ所
定値(例えば、5000Oe)未満の外磁場で飽和する
磁性体、すなわち例えば前述した図4の11に示すよう
な飽和タイプの磁性体(A)を用いることができる。ま
た、磁気バーコード24の磁性微粒子は、マグネットビ
ュアーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、か
つ所定値(例えば、5000Oe)以上の外磁場で飽和
する磁性体、すなわち例えば前述した図4の12に示す
ような不飽和タイプの磁性体(B)を用いることができ
る。
微粒子を適当な樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリエステル樹脂等に分散させて作られた磁気
インキを用い、またダミーバーコード25は、通常の市
販されているインキを用いることができる。この場合、
磁気バーコード23の磁性微粒子は、マグネットビュア
ーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ所
定値(例えば、5000Oe)未満の外磁場で飽和する
磁性体、すなわち例えば前述した図4の11に示すよう
な飽和タイプの磁性体(A)を用いることができる。ま
た、磁気バーコード24の磁性微粒子は、マグネットビ
ュアーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、か
つ所定値(例えば、5000Oe)以上の外磁場で飽和
する磁性体、すなわち例えば前述した図4の12に示す
ような不飽和タイプの磁性体(B)を用いることができ
る。
【0025】一方、隠蔽層26は、磁気バーコード2
3,24、ダミーバーコード25および磁気記録層22
が目視にて判別できないように隠蔽するものであり、隠
蔽性の高いインキ、例えばAg、Cr、Al、Zn、S
n、Pb、Cu、Bi、Ge、In等の非磁性金属粉末
を、バインダー溶液に分散させて作られたインキを用い
て形成する。また、保護層27は、隠蔽層26を保護す
る役割を有するものであり、その材質としては、例えば
UV硬化性のインキ等を用いることができる。
3,24、ダミーバーコード25および磁気記録層22
が目視にて判別できないように隠蔽するものであり、隠
蔽性の高いインキ、例えばAg、Cr、Al、Zn、S
n、Pb、Cu、Bi、Ge、In等の非磁性金属粉末
を、バインダー溶液に分散させて作られたインキを用い
て形成する。また、保護層27は、隠蔽層26を保護す
る役割を有するものであり、その材質としては、例えば
UV硬化性のインキ等を用いることができる。
【0026】次に、実際の試作磁気カードの一例につい
て述べる。
て述べる。
【0027】基材21である188μmのPETフィル
ム(東レE−22)に、磁気記録用インキとして、 Ba−フェライト 30 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 10 重量部 トルエン 30 重量部 メチルエチルケトン 30 重量部 の組成のものを、15μmの厚さにグラビアコーティン
グによって塗布した。
ム(東レE−22)に、磁気記録用インキとして、 Ba−フェライト 30 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 10 重量部 トルエン 30 重量部 メチルエチルケトン 30 重量部 の組成のものを、15μmの厚さにグラビアコーティン
グによって塗布した。
【0028】一方、飽和タイプ(A)である磁気バーコ
ード23用の磁性インキとしては、 Mn−Znフェライト 70 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 10 重量部 シクロヘキサノン 10 重量部 ブチルセロソルブ 10 重量部 の組成のものを使用した。
ード23用の磁性インキとしては、 Mn−Znフェライト 70 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 10 重量部 シクロヘキサノン 10 重量部 ブチルセロソルブ 10 重量部 の組成のものを使用した。
【0029】また、不飽和タイプ(B)である磁気バー
コード24用の磁性インキとしては 、 カルボニル鉄粉 50 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 20 重量部 シクロヘキサノン 15 重量部 ブチルセロソルブ 15 重量部 の組成のものを使用した。
コード24用の磁性インキとしては 、 カルボニル鉄粉 50 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 20 重量部 シクロヘキサノン 15 重量部 ブチルセロソルブ 15 重量部 の組成のものを使用した。
【0030】さらに、ダミーバーコード25用のインキ
としては、セイコーアドバンス社製グレーインキを使用
した。
としては、セイコーアドバンス社製グレーインキを使用
した。
【0031】以上のバーコード用の各インキを使用し
て、幅1mm、長さ5mmの形に、5本(A,A,B,
ダミー,A)パターンで、300線/インチのスクリー
ン版を用いてスクリーン印刷により形成した。
て、幅1mm、長さ5mmの形に、5本(A,A,B,
ダミー,A)パターンで、300線/インチのスクリー
ン版を用いてスクリーン印刷により形成した。
【0032】一方、隠蔽層26用のインキとしては、
アルミペースト 30 重量部
ポリエステル樹脂 60 重量部
シクロヘキサノン 5 重量部
ブチルセロソルブ 5 重量部
の組成のものを使用し、3μmの厚さで200線/イン
チのスクリーン版を用いてスクリーン印刷により形成し
た。
チのスクリーン版を用いてスクリーン印刷により形成し
た。
【0033】また、保護層27用のインキとしては、市
販の東洋インキ製造(株)製のFDOPニスを使用し
て、2μmの厚さでUV乾燥型オフセット印刷によって
形成した。
販の東洋インキ製造(株)製のFDOPニスを使用し
て、2μmの厚さでUV乾燥型オフセット印刷によって
形成した。
【0034】以上の印刷の後、カードの規定の大きさに
抜いて、本実施例の磁気カードを製作した。
抜いて、本実施例の磁気カードを製作した。
【0035】次に、図1は、本発明による磁気カードの
情報読み取り装置の構成例を示すブロック図である。
情報読み取り装置の構成例を示すブロック図である。
【0036】本実施例の情報読み取り装置は、図1に示
すように、第1のバイアス回路1と、第2のバイアス回
路2と、第1の読取り用磁気ヘッド3と、第2の読取り
用磁気ヘッド4と、スライスレベル回路5と、第1の2
値化増幅回路6と、第2の2値化増幅回路7と、反転
(NOT)回路8と、論理積(AND)回路9と、レジ
スタ回路10と、デコーダ15とから成っている。な
お、反転(NOT)回路8と、論理積(AND)回路9
と、レジスタ回路10と、デコーダ115とにより、真
偽判定手段を構成している。
すように、第1のバイアス回路1と、第2のバイアス回
路2と、第1の読取り用磁気ヘッド3と、第2の読取り
用磁気ヘッド4と、スライスレベル回路5と、第1の2
値化増幅回路6と、第2の2値化増幅回路7と、反転
(NOT)回路8と、論理積(AND)回路9と、レジ
スタ回路10と、デコーダ15とから成っている。な
お、反転(NOT)回路8と、論理積(AND)回路9
と、レジスタ回路10と、デコーダ115とにより、真
偽判定手段を構成している。
【0037】ここで、第1のバイアス回路1は、所定の
大きさの第1の直流バイアス電流を設定するものであ
る。また、第2のバイアス回路2は、第1の直流バイア
ス電流と異なった大きさの第2の直流バイアス電流を設
定するものである。さらに、第1の読取り用磁気ヘッド
3は、第1のバイアス回路1により設定された第1の直
流バイアス電流で、前記磁気カード16のバーコード情
報を読み取るものである。さらにまた、第2の読取り用
磁気ヘッド4は、第2のバイアス回路2により設定され
た第2の直流バイアス電流で、前記磁気カード16のバ
ーコード情報を読み取るものである。
大きさの第1の直流バイアス電流を設定するものであ
る。また、第2のバイアス回路2は、第1の直流バイア
ス電流と異なった大きさの第2の直流バイアス電流を設
定するものである。さらに、第1の読取り用磁気ヘッド
3は、第1のバイアス回路1により設定された第1の直
流バイアス電流で、前記磁気カード16のバーコード情
報を読み取るものである。さらにまた、第2の読取り用
磁気ヘッド4は、第2のバイアス回路2により設定され
た第2の直流バイアス電流で、前記磁気カード16のバ
ーコード情報を読み取るものである。
【0038】一方、スライスレベル回路5は、第1およ
び第2の各読取り用磁気ヘッド1および2からの出力信
号を、直流バイアス電流に対応した所定のスライスレベ
ル電圧でスライスするものである。また、第1の2値化
増幅回路6は、スライスレベル回路5によりスライスさ
れた第1の読取り用磁気ヘッド1からの出力信号を2値
データに変換するものである。さらに、第2の2値化増
幅回路7は、スライスレベル回路5によりスライスされ
た第2の読取り用磁気ヘッド2からの出力信号を2値デ
ータに変換するものである。
び第2の各読取り用磁気ヘッド1および2からの出力信
号を、直流バイアス電流に対応した所定のスライスレベ
ル電圧でスライスするものである。また、第1の2値化
増幅回路6は、スライスレベル回路5によりスライスさ
れた第1の読取り用磁気ヘッド1からの出力信号を2値
データに変換するものである。さらに、第2の2値化増
幅回路7は、スライスレベル回路5によりスライスされ
た第2の読取り用磁気ヘッド2からの出力信号を2値デ
ータに変換するものである。
【0039】一方、反転(NOT)回路8は、第1の2
値化増幅回路6からの出力データを反転させるものであ
る。また、論理積(AND)回路9は、反転回路8から
の出力データと、第2の2値化増幅回路7からの出力デ
ータとの論理積(AND)条件をとるものである。さら
に、レジスタ回路10は、バーコード情報に基づいて図
示しない基準パルス発生器を動作させて作成されたクロ
ック信号17に基づいて、論理積回路9からの出力デー
タをサンプリングするものである。さらにまた、デコー
ダ15は、レジスタ回路10によりサンプリングされた
データをコード解読して、磁気カード16の真偽判定を
行なうものである。
値化増幅回路6からの出力データを反転させるものであ
る。また、論理積(AND)回路9は、反転回路8から
の出力データと、第2の2値化増幅回路7からの出力デ
ータとの論理積(AND)条件をとるものである。さら
に、レジスタ回路10は、バーコード情報に基づいて図
示しない基準パルス発生器を動作させて作成されたクロ
ック信号17に基づいて、論理積回路9からの出力デー
タをサンプリングするものである。さらにまた、デコー
ダ15は、レジスタ回路10によりサンプリングされた
データをコード解読して、磁気カード16の真偽判定を
行なうものである。
【0040】次に、以上のように構成した情報読み取り
装置により、磁気カード12におけるバーコードの部分
の情報の読み取りを行なう場合の作用について、図3を
用いて説明する。
装置により、磁気カード12におけるバーコードの部分
の情報の読み取りを行なう場合の作用について、図3を
用いて説明する。
【0041】バーコードのパターンが、図3の(c)に
示すように、(A,A,B,ダミー,A)となっている
磁気カード16に対して、まず直流バイアス電流の大き
さが、第1のバイアス回路1でI1 =10mAに設定さ
れた第1の読取り用磁気ヘッド3によって、磁気カード
16のバーコードのパターンが読み取られる。この場合
の出力信号波形は、図3の(a)に示すようなものとな
る。この第1の読取り用磁気ヘッド3からの出力信号
は、スライスレベル回路5でV1 =0.6Vに設定され
たスライスレベル電圧で、バーコードパターン中の不飽
和タイプの磁性体(B)12を用いた磁気バーコード2
4からの出力がスライスされる(切り捨てられる)。そ
して、このスライスレベル回路5でスライスされた信号
は、第1の2値化増幅回路6で2値データにデジタル変
換され、バーコードパターン中の飽和タイプの磁性体
(A)11を用いた磁気バーコード23からの出力のみ
について“1”の信号が得られる。すなわち、(A,
A,B,ダミー,A)のパターンのバーコードから、
(1,1,0,0,1)のデータが検出される。さら
に、この(1,1,0,0,1)のデータは、反転(N
OT)回路8で反転され、(0,0,1,1,0)のデ
ータが論理積(AND)回路9に入力される。
示すように、(A,A,B,ダミー,A)となっている
磁気カード16に対して、まず直流バイアス電流の大き
さが、第1のバイアス回路1でI1 =10mAに設定さ
れた第1の読取り用磁気ヘッド3によって、磁気カード
16のバーコードのパターンが読み取られる。この場合
の出力信号波形は、図3の(a)に示すようなものとな
る。この第1の読取り用磁気ヘッド3からの出力信号
は、スライスレベル回路5でV1 =0.6Vに設定され
たスライスレベル電圧で、バーコードパターン中の不飽
和タイプの磁性体(B)12を用いた磁気バーコード2
4からの出力がスライスされる(切り捨てられる)。そ
して、このスライスレベル回路5でスライスされた信号
は、第1の2値化増幅回路6で2値データにデジタル変
換され、バーコードパターン中の飽和タイプの磁性体
(A)11を用いた磁気バーコード23からの出力のみ
について“1”の信号が得られる。すなわち、(A,
A,B,ダミー,A)のパターンのバーコードから、
(1,1,0,0,1)のデータが検出される。さら
に、この(1,1,0,0,1)のデータは、反転(N
OT)回路8で反転され、(0,0,1,1,0)のデ
ータが論理積(AND)回路9に入力される。
【0042】一方、同じ磁気カード16に対して、直流
バイアス電流の大きさが、第2のバイアス回路2でI1
=40mAに設定された第2の読取り用磁気ヘッド4に
よって、磁気カード16のバーコードのパターンが読み
取られる。この場合の出力信号波形は、図3の(b)に
示すようなものとなる。この第2の読取り用磁気ヘッド
4からの出力信号は、スライスレベル回路5でV1 =
1.0Vに設定されたスライスレベル電圧でスライスさ
れる。そして、このスライスレベル回路5でスライスさ
れた信号は、第2の2値化増幅回路7で2値データにデ
ジタル変換され、バーコードパターン中の飽和タイプの
磁性体(A)11を用いた磁気バーコード23、および
不飽和タイプの磁性体(B)12を用いた磁気バーコー
ド24の双方からの出力について“1”の信号が得られ
る。すなわち、(A,A,B,ダミー,A)のパターン
のバーコードから、(1,1,1,0,1)のデータが
検出される。さらに、この(1,1,1,0,1)のデ
ータが、論理積(AND)回路9に入力される。
バイアス電流の大きさが、第2のバイアス回路2でI1
=40mAに設定された第2の読取り用磁気ヘッド4に
よって、磁気カード16のバーコードのパターンが読み
取られる。この場合の出力信号波形は、図3の(b)に
示すようなものとなる。この第2の読取り用磁気ヘッド
4からの出力信号は、スライスレベル回路5でV1 =
1.0Vに設定されたスライスレベル電圧でスライスさ
れる。そして、このスライスレベル回路5でスライスさ
れた信号は、第2の2値化増幅回路7で2値データにデ
ジタル変換され、バーコードパターン中の飽和タイプの
磁性体(A)11を用いた磁気バーコード23、および
不飽和タイプの磁性体(B)12を用いた磁気バーコー
ド24の双方からの出力について“1”の信号が得られ
る。すなわち、(A,A,B,ダミー,A)のパターン
のバーコードから、(1,1,1,0,1)のデータが
検出される。さらに、この(1,1,1,0,1)のデ
ータが、論理積(AND)回路9に入力される。
【0043】これにより、論理積(AND)回路9で
は、反転回路8からの出力データと、第2の2値化増幅
回路7からの出力データとの論理積(AND)条件がと
られ、その結果(0,0,1,0,0)のデータが得ら
れ、これがレジスタ回路10に入力される。すなわち、
本実施例では、飽和タイプの磁性体(A)11をリファ
レンスとして、不飽和タイプの磁性体(B)12が読み
取られることになる。
は、反転回路8からの出力データと、第2の2値化増幅
回路7からの出力データとの論理積(AND)条件がと
られ、その結果(0,0,1,0,0)のデータが得ら
れ、これがレジスタ回路10に入力される。すなわち、
本実施例では、飽和タイプの磁性体(A)11をリファ
レンスとして、不飽和タイプの磁性体(B)12が読み
取られることになる。
【0044】一方、レジスタ回路10では、バーコード
情報に基づいて図示しない基準パルス発生器を動作させ
て作成されたクロック信号17が入力され、このクロッ
ク信号17に基づいて、論理積回路9からの出力データ
(0,0,1,0,0)がサンプリングされる。さら
に、デコーダ15では、このサンプリングされたデータ
(0,0,1,0,0)をコード解読して、本情報読み
取り装置にインプットされた磁気カード16の真偽判定
が行なわれる。その結果、磁気カード16が“真”であ
る場合には、次の処理(磁気記録層22の読み取り等)
に移行し、磁気カード16が“偽”である場合には、本
情報読み取り装置にインプットされた磁気カード16の
排出処理、あるいは磁気カード16が異常であることを
知らせるブザー音の発生等の警報処理が行なわれること
になる。
情報に基づいて図示しない基準パルス発生器を動作させ
て作成されたクロック信号17が入力され、このクロッ
ク信号17に基づいて、論理積回路9からの出力データ
(0,0,1,0,0)がサンプリングされる。さら
に、デコーダ15では、このサンプリングされたデータ
(0,0,1,0,0)をコード解読して、本情報読み
取り装置にインプットされた磁気カード16の真偽判定
が行なわれる。その結果、磁気カード16が“真”であ
る場合には、次の処理(磁気記録層22の読み取り等)
に移行し、磁気カード16が“偽”である場合には、本
情報読み取り装置にインプットされた磁気カード16の
排出処理、あるいは磁気カード16が異常であることを
知らせるブザー音の発生等の警報処理が行なわれること
になる。
【0045】よって、以上のようにしてバーコードを読
み取り、その異なった出力信号パターンによって、記
録、情報、真偽判定を行なうことができる。すなわち、
出力電圧レベルの差が生じることで、そのパターンに対
応した読取り方式および認識方式を、図3のようにあら
かじめ設定しておくことにより、その磁気カードの正当
性を知ることができ、従ってもしパターン通りの出力電
圧レベルの差が生じなければ、それは該当の磁気カード
ではないことになる。
み取り、その異なった出力信号パターンによって、記
録、情報、真偽判定を行なうことができる。すなわち、
出力電圧レベルの差が生じることで、そのパターンに対
応した読取り方式および認識方式を、図3のようにあら
かじめ設定しておくことにより、その磁気カードの正当
性を知ることができ、従ってもしパターン通りの出力電
圧レベルの差が生じなければ、それは該当の磁気カード
ではないことになる。
【0046】上述したように、本実施例では、基材21
と、この基体21上に設けられた磁気記録層22と、こ
の磁気記録層22上に設けられた磁気パターンである複
数の磁気バーコード23,24およびダミーバーコード
25と、これら磁気バーコード23,24、ダミーバー
コード25および磁気記録層22上に設けられ、これら
を隠蔽する隠蔽層26と、この隠蔽層26上に設けられ
た保護層27とから構成される磁気カードにおいて、磁
気バーコード23の磁気材料として、マグネットビュア
ーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ5
000Oe未満の外磁場で飽和する磁性体を用い、また
磁気バーコード24の磁気材料として、マグネットビュ
アーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ
5000Oe以上の外磁場で飽和する磁性体を用いて磁
気バーコードを構成し、さらに読取り装置を、所定の大
きさの第1の直流バイアス電流を設定する第1のバイア
ス回路1と、第1の直流バイアス電流と異なった大きさ
の第2の直流バイアス電流を設定する第2のバイアス回
路2と、第1のバイアス回路1により設定された第1の
直流バイアス電流で、磁気カード16のバーコード情報
を読み取る第1の読取り用磁気ヘッド3と、第2のバイ
アス回路2により設定された第2の直流バイアス電流
で、前記磁気カード16のバーコード情報を読み取る第
2の読取り用磁気ヘッド4と、第1および第2の各読取
り用磁気ヘッド1および2からの出力信号を、直流バイ
アス電流に対応した所定のスライスレベル電圧でスライ
スするスライスレベル回路5と、スライスレベル回路5
によりスライスされた第1の読取り用磁気ヘッド1から
の出力信号を2値データに変換する第1の2値化増幅回
路6と、スライスレベル回路5によりスライスされた第
2の読取り用磁気ヘッド2からの出力信号を2値データ
に変換する第2の2値化増幅回路7と、第1の2値化増
幅回路6からの出力データを反転させる反転(NOT)
回路8と、反転回路8からの出力データと、第2の2値
化増幅回路7からの出力データとの論理積(AND)条
件をとる論理積(AND)回路9と、バーコード情報に
基づいて作成されたクロック信号17に基づいて、論理
積回路9からの出力データをサンプリングするレジスタ
回路10と、レジスタ回路10によりサンプリングされ
たデータをコード解読して、磁気カード16の真偽判定
を行なうデコーダ15とから構成したものである。
と、この基体21上に設けられた磁気記録層22と、こ
の磁気記録層22上に設けられた磁気パターンである複
数の磁気バーコード23,24およびダミーバーコード
25と、これら磁気バーコード23,24、ダミーバー
コード25および磁気記録層22上に設けられ、これら
を隠蔽する隠蔽層26と、この隠蔽層26上に設けられ
た保護層27とから構成される磁気カードにおいて、磁
気バーコード23の磁気材料として、マグネットビュア
ーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ5
000Oe未満の外磁場で飽和する磁性体を用い、また
磁気バーコード24の磁気材料として、マグネットビュ
アーに感知されない程度の低保磁力磁性体であり、かつ
5000Oe以上の外磁場で飽和する磁性体を用いて磁
気バーコードを構成し、さらに読取り装置を、所定の大
きさの第1の直流バイアス電流を設定する第1のバイア
ス回路1と、第1の直流バイアス電流と異なった大きさ
の第2の直流バイアス電流を設定する第2のバイアス回
路2と、第1のバイアス回路1により設定された第1の
直流バイアス電流で、磁気カード16のバーコード情報
を読み取る第1の読取り用磁気ヘッド3と、第2のバイ
アス回路2により設定された第2の直流バイアス電流
で、前記磁気カード16のバーコード情報を読み取る第
2の読取り用磁気ヘッド4と、第1および第2の各読取
り用磁気ヘッド1および2からの出力信号を、直流バイ
アス電流に対応した所定のスライスレベル電圧でスライ
スするスライスレベル回路5と、スライスレベル回路5
によりスライスされた第1の読取り用磁気ヘッド1から
の出力信号を2値データに変換する第1の2値化増幅回
路6と、スライスレベル回路5によりスライスされた第
2の読取り用磁気ヘッド2からの出力信号を2値データ
に変換する第2の2値化増幅回路7と、第1の2値化増
幅回路6からの出力データを反転させる反転(NOT)
回路8と、反転回路8からの出力データと、第2の2値
化増幅回路7からの出力データとの論理積(AND)条
件をとる論理積(AND)回路9と、バーコード情報に
基づいて作成されたクロック信号17に基づいて、論理
積回路9からの出力データをサンプリングするレジスタ
回路10と、レジスタ回路10によりサンプリングされ
たデータをコード解読して、磁気カード16の真偽判定
を行なうデコーダ15とから構成したものである。
【0047】従って、直流バイアス電流Iの大きさを順
次増加させるように変化させ、さらにその時に当該直流
バイアス電流Iに対応してスライスレベル電圧Vを順次
増加させるように変化させながらバーコード23,2
4,25を読取り、その異なった出力信号パターンによ
って、記録、情報、真偽判定を行なうことができる。す
なわち、従来では1種類の出力信号パターンしか持たせ
ることができなかったが、本実施例の磁気カード12で
は、少なくとも3種類の出力信号パターンを持たせるこ
とができる。これにより、従来の磁気バーコードよりも
複雑な記録、情報を、磁気パターンに持たせることがで
きるため、磁気カードの偽造に関して言えば、従来より
も多くの情報を磁気パターンに内包せしめることがで
き、セキュリティ性の著しい向上を図ることができる。
これにより、偽造防止効果を著しく高めることが可能と
なる。換言すれば、出力信号をパターン化しておくこと
により、そのパターンに対応する再生出力電圧レベルを
利用した読取り方式および認識方式を用いることによ
り、一つまたは二つの磁気記録方式に対するデータの改
ざん、変造に対して、極めて高い偽造防止効果を有する
ものとなる。
次増加させるように変化させ、さらにその時に当該直流
バイアス電流Iに対応してスライスレベル電圧Vを順次
増加させるように変化させながらバーコード23,2
4,25を読取り、その異なった出力信号パターンによ
って、記録、情報、真偽判定を行なうことができる。す
なわち、従来では1種類の出力信号パターンしか持たせ
ることができなかったが、本実施例の磁気カード12で
は、少なくとも3種類の出力信号パターンを持たせるこ
とができる。これにより、従来の磁気バーコードよりも
複雑な記録、情報を、磁気パターンに持たせることがで
きるため、磁気カードの偽造に関して言えば、従来より
も多くの情報を磁気パターンに内包せしめることがで
き、セキュリティ性の著しい向上を図ることができる。
これにより、偽造防止効果を著しく高めることが可能と
なる。換言すれば、出力信号をパターン化しておくこと
により、そのパターンに対応する再生出力電圧レベルを
利用した読取り方式および認識方式を用いることによ
り、一つまたは二つの磁気記録方式に対するデータの改
ざん、変造に対して、極めて高い偽造防止効果を有する
ものとなる。
【0048】尚、本発明は、上述した実施例に限定され
るものではなく、次のようにしても同様に実施できるも
のである。
るものではなく、次のようにしても同様に実施できるも
のである。
【0049】上記各実施例では、直流バイアス電流、お
よびスライスレベル電圧の大きさを3段階に変化させて
3種類の出力信号パターンを得る場合について説明した
が、これに限らず4種類以上の出力信号パターンを得る
ようにすることもできるものである。
よびスライスレベル電圧の大きさを3段階に変化させて
3種類の出力信号パターンを得る場合について説明した
が、これに限らず4種類以上の出力信号パターンを得る
ようにすることもできるものである。
【0050】また、上記実施例では、磁気バーコードを
設ける場合について説明したが、これに限らず特定の磁
気パターンを有するものであれば、前述と同様の方法で
従来よりも複雑な出力信号パターンを得ることができる
ものである。
設ける場合について説明したが、これに限らず特定の磁
気パターンを有するものであれば、前述と同様の方法で
従来よりも複雑な出力信号パターンを得ることができる
ものである。
【0051】さらに、上記実施例では、直流バイアス電
流、およびスライスレベル電圧の大きさを順次増加させ
るように変化させて情報を読み取る場合について説明し
たが、これに限らず直流バイアス電流、およびスライス
レベル電圧の大きさを順次減少させるように変化させて
情報を読み取るようにすることもできるものである。
流、およびスライスレベル電圧の大きさを順次増加させ
るように変化させて情報を読み取る場合について説明し
たが、これに限らず直流バイアス電流、およびスライス
レベル電圧の大きさを順次減少させるように変化させて
情報を読み取るようにすることもできるものである。
【0052】さらにまた、上記実施例では、飽和タイプ
の磁性体(A)11をリファレンスとして、不飽和タイ
プの磁性体(B)12を読み取る場合について説明した
が、これに限らず逆に、不飽和タイプの磁性体(B)1
2をリファレンスとして、飽和タイプの磁性体(A)1
1を読み取ることもできるものである。この場合には、
前記反転(NOT)回路8を、第2の2値化増幅回路7
の出力段に設けるようにすればよい。
の磁性体(A)11をリファレンスとして、不飽和タイ
プの磁性体(B)12を読み取る場合について説明した
が、これに限らず逆に、不飽和タイプの磁性体(B)1
2をリファレンスとして、飽和タイプの磁性体(A)1
1を読み取ることもできるものである。この場合には、
前記反転(NOT)回路8を、第2の2値化増幅回路7
の出力段に設けるようにすればよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
性体を含有している磁気パターンにより情報が記録され
ている磁気記録媒体において、磁気材料として、情報読
取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ
所定値未満の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パタ
ーンと、磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも
低い低保磁力磁性体であり、かつ上記所定値以上の外磁
場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンとの組み合わ
せから構成し、さらに所定の大きさの第1の直流バイア
ス電流を設定する第1のバイアス手段と、第1の直流バ
イアス電流と異なった大きさの第2の直流バイアス電流
を設定する第2のバイアス手段と、第1のバイアス手段
により設定された第1の直流バイアス電流で磁気記録媒
体の磁気パターンを読み取る第1の読取り用磁気ヘッド
と、第2のバイアス手段により設定された第2の直流バ
イアス電流で磁気記録媒体の磁気パターンを読み取る第
2の読取り用磁気ヘッドと、第1の読取り用磁気ヘッド
からの出力信号を直流バイアス電流に対応した所定のス
ライスレベル電圧でスライスするスライスレベル手段
と、スライスレベル手段によりスライスされた第1およ
び第2の読取り用磁気ヘッドからの出力信号をそれぞれ
2値データに変換する第1の2値化手段および第2の2
値化手段と、第1の2値化手段からの出力データと第2
の2値化手段からの出力データとを比較照合し、かつ当
該比較照合データをコード解読して磁気記録媒体の真偽
判定を行なう真偽判定手段とを備えて構成するようにし
たので、マグネットビュアー等に感知されない低保磁力
の磁性体を用いた磁気バーコードの固定情報により多く
の情報を与えて、偽造防止効果を著しく高めることが可
能な磁気記録媒体の情報読み取り装置が提供できる。
性体を含有している磁気パターンにより情報が記録され
ている磁気記録媒体において、磁気材料として、情報読
取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ
所定値未満の外磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パタ
ーンと、磁気材料として、情報読取り時の外磁場よりも
低い低保磁力磁性体であり、かつ上記所定値以上の外磁
場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンとの組み合わ
せから構成し、さらに所定の大きさの第1の直流バイア
ス電流を設定する第1のバイアス手段と、第1の直流バ
イアス電流と異なった大きさの第2の直流バイアス電流
を設定する第2のバイアス手段と、第1のバイアス手段
により設定された第1の直流バイアス電流で磁気記録媒
体の磁気パターンを読み取る第1の読取り用磁気ヘッド
と、第2のバイアス手段により設定された第2の直流バ
イアス電流で磁気記録媒体の磁気パターンを読み取る第
2の読取り用磁気ヘッドと、第1の読取り用磁気ヘッド
からの出力信号を直流バイアス電流に対応した所定のス
ライスレベル電圧でスライスするスライスレベル手段
と、スライスレベル手段によりスライスされた第1およ
び第2の読取り用磁気ヘッドからの出力信号をそれぞれ
2値データに変換する第1の2値化手段および第2の2
値化手段と、第1の2値化手段からの出力データと第2
の2値化手段からの出力データとを比較照合し、かつ当
該比較照合データをコード解読して磁気記録媒体の真偽
判定を行なう真偽判定手段とを備えて構成するようにし
たので、マグネットビュアー等に感知されない低保磁力
の磁性体を用いた磁気バーコードの固定情報により多く
の情報を与えて、偽造防止効果を著しく高めることが可
能な磁気記録媒体の情報読み取り装置が提供できる。
【図1】本発明による磁気カードの情報読み取り装置の
一実施例を示すブロック図。
一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明に適用される磁気カードの構成例を示す
断面図。
断面図。
【図3】同実施例における磁気バーコードの出力信号パ
ターンの一例を示す波形図。
ターンの一例を示す波形図。
【図4】本発明の考え方を説明するための直流バイアス
電流と出力電圧値との関係の一例を示す特性図。
電流と出力電圧値との関係の一例を示す特性図。
【図5】従来の磁気カードの構成例を示す断面図。
【図6】従来の磁気バーコードの出力信号パターンの一
例を示す波形図。
例を示す波形図。
1…第1のバイアス回路、2…第2のバイアス回路、3
…第1の読取り用磁気ヘッド、4…第2の読取り用磁気
ヘッド、5…スライスレベル回路、6…第1の2値化増
幅回路、7…第2の2値化増幅回路、8…反転(NO
T)回路、9…論理積(AND)回路、10…レジスタ
回路、15…デコーダ、16…磁気カード、17…クロ
ック信号、21…基体、22…磁気記録層、23,24
…磁気バーコード、25…ダミーバーコード、26…隠
蔽層、27…保護層。
…第1の読取り用磁気ヘッド、4…第2の読取り用磁気
ヘッド、5…スライスレベル回路、6…第1の2値化増
幅回路、7…第2の2値化増幅回路、8…反転(NO
T)回路、9…論理積(AND)回路、10…レジスタ
回路、15…デコーダ、16…磁気カード、17…クロ
ック信号、21…基体、22…磁気記録層、23,24
…磁気バーコード、25…ダミーバーコード、26…隠
蔽層、27…保護層。
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気材料として、情報読取り時の外磁場
よりも低い低保磁力磁性体であり、かつ所定値未満の外
磁場で飽和する磁性体を用いた磁気パターンと、磁気材
料として、情報読取り時の外磁場よりも低い低保磁力磁
性体であり、かつ前記所定値以上の外磁場で飽和する磁
性体を用いた磁気パターンとの組み合わせから構成した
磁気パターンにより情報が記録されている磁気記録媒体
の情報を読み取る装置において、 所定の大きさの第1の直流バイアス電流を設定する第1
のバイアス手段と、 前記第1の直流バイアス電流と異なった大きさの第2の
直流バイアス電流を設定する第2のバイアス手段と、 前記第1のバイアス手段により設定された第1の直流バ
イアス電流で前記磁気記録媒体の磁気パターンを読み取
る第1の読取り用磁気ヘッドと、 前記第2のバイアス手段により設定された第2の直流バ
イアス電流で前記磁気記録媒体の磁気パターンを読み取
る第2の読取り用磁気ヘッドと、 前記第1および第2の各読取り用磁気ヘッドからの出力
信号を、前記直流バイアス電流に対応した所定のスライ
スレベル電圧でスライスするスライスレベル手段と、 前記スライスレベル手段によりスライスされた前記第1
および第2の読取り用磁気ヘッドからの出力信号をそれ
ぞれ2値データに変換する第1の2値化手段および第2
の2値化手段と、 前記第1の2値化手段からの出力データと前記第2の2
値化手段からの出力データとを比較照合し、かつ当該比
較照合データをコード解読して前記磁気記録媒体の真偽
判定を行なう真偽判定手段と、 を備えて成ることを特徴とする磁気記録媒体の情報読み
取り装置。 - 【請求項2】 前記真偽判定手段としては、前記第1の
2値化手段からの出力データを反転させる反転回路と、
前記反転回路からの出力データと前記第2の2値化手段
からの出力データとの論理積(AND)条件をとる論理
積回路と、前記磁気パターン情報から得られたクロック
信号に基づいて、前記論理積回路からの出力データをサ
ンプリングするレジスタ回路と、前記レジスタ回路によ
りサンプリングされたデータをコード解読して前記磁気
記録媒体の真偽判定を行なうデコーダとから成ることを
特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体の情報読み取
り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190253A JPH0535903A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 磁気記録媒体の情報読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190253A JPH0535903A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 磁気記録媒体の情報読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535903A true JPH0535903A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16255064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3190253A Pending JPH0535903A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 磁気記録媒体の情報読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535903A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0744709A3 (en) * | 1995-05-24 | 1998-04-15 | Eastman Kodak Company | Read-only magnetic security pattern |
| US9709415B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-07-18 | Google Inc. | Transportation routing |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3190253A patent/JPH0535903A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0744709A3 (en) * | 1995-05-24 | 1998-04-15 | Eastman Kodak Company | Read-only magnetic security pattern |
| US9709415B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-07-18 | Google Inc. | Transportation routing |
| US9778055B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-10-03 | Google Inc. | Transportation routing |
| US9945686B2 (en) | 2004-12-31 | 2018-04-17 | Google Llc | Transportation routing |
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