JPH0536368A - 回転陽極x線管用ターゲツトおよび回転陽極x線管 - Google Patents
回転陽極x線管用ターゲツトおよび回転陽極x線管Info
- Publication number
- JPH0536368A JPH0536368A JP21300491A JP21300491A JPH0536368A JP H0536368 A JPH0536368 A JP H0536368A JP 21300491 A JP21300491 A JP 21300491A JP 21300491 A JP21300491 A JP 21300491A JP H0536368 A JPH0536368 A JP H0536368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- target
- rotating anode
- focal plane
- rays
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数種類の線質のX線を放射できる回転陽極X
線管用ターゲットおよびそれを用いたX線管を提供す
る。 【構成】回転陽極ターゲットのターゲット基板上に複数
の異なる材質からなるリング状の焦点面を接合した。ま
た、このターゲットを回転陽極X線管に組み込み、ター
ゲットの複数の焦点面の各々に対向して陰極を配設し
た。 【効果】1個のX線管で被写体に応じた適切な線種のX
線を選択使用できる。
線管用ターゲットおよびそれを用いたX線管を提供す
る。 【構成】回転陽極ターゲットのターゲット基板上に複数
の異なる材質からなるリング状の焦点面を接合した。ま
た、このターゲットを回転陽極X線管に組み込み、ター
ゲットの複数の焦点面の各々に対向して陰極を配設し
た。 【効果】1個のX線管で被写体に応じた適切な線種のX
線を選択使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転陽極X線管用ターゲ
ットに係り、特に複数種類の線質のX線を放射できる回
転陽極X線管用ターゲットに関する。
ットに係り、特に複数種類の線質のX線を放射できる回
転陽極X線管用ターゲットに関する。
【0002】
【従来の技術】各種のX線撮影を行う場合に、放射する
X線の線質を変えたい場合がある。従来、1個のX線管
から複数種類の線質の異なるX線を発生させるために
は、特公昭41−17814 号公報に記載されている如くX線
管のX線放射方向に異なる材料のフィルタを付加するこ
とによって行われていた。
X線の線質を変えたい場合がある。従来、1個のX線管
から複数種類の線質の異なるX線を発生させるために
は、特公昭41−17814 号公報に記載されている如くX線
管のX線放射方向に異なる材料のフィルタを付加するこ
とによって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、フィ
ルタを取り付ける際の耐電圧の問題およびX線管から放
射されるX線の線種の問題について考慮されていなかっ
た。すなわち、フィルタをX線管の表面近くに接近して
取り付けると耐電圧不良が生ずることがあり、絶縁を強
化すると装置が大型化する問題が生ずる。また、放射さ
れるX線については、フィルタを付加して吸収率の差に
より波長分布の異なるX線を得ることになるため、X線
の線種が限られること、X線量の減弱の問題がある。本
発明の目的は、これらの問題点を対策して所望の線質の
X線を、装置を大型化せずに安定に発生させることので
きる回転陽極X線管用ターゲットを提供することにあ
る。
ルタを取り付ける際の耐電圧の問題およびX線管から放
射されるX線の線種の問題について考慮されていなかっ
た。すなわち、フィルタをX線管の表面近くに接近して
取り付けると耐電圧不良が生ずることがあり、絶縁を強
化すると装置が大型化する問題が生ずる。また、放射さ
れるX線については、フィルタを付加して吸収率の差に
より波長分布の異なるX線を得ることになるため、X線
の線種が限られること、X線量の減弱の問題がある。本
発明の目的は、これらの問題点を対策して所望の線質の
X線を、装置を大型化せずに安定に発生させることので
きる回転陽極X線管用ターゲットを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、回転陽極X線管ターゲットにおいて、ターゲット
基材上に複数の異なる材質からなるリング状の焦点面を
設けたものである。さらに、回転陽極X線管において、
上記ターゲットを具備し、該ターゲットの複数の焦点面
の各々に対向して陰極を設けたものである。
めに、回転陽極X線管ターゲットにおいて、ターゲット
基材上に複数の異なる材質からなるリング状の焦点面を
設けたものである。さらに、回転陽極X線管において、
上記ターゲットを具備し、該ターゲットの複数の焦点面
の各々に対向して陰極を設けたものである。
【0005】
【作用】複数の焦点面とその各々に対向する陰極を設け
ることにより、焦点面の材質に応じた線質のX線を発生
することができる。このとき、各陰極と焦点面材質に対
応したフィルタを設けることにより所望の線質のX線が
得られる。また本発明を適用したX線管では、従来のX
線管に比べて陰極数が増加するが、これらの陰極は管球
に内蔵されるため、X線管の外形寸法は従来と同じとな
る。また構造も従来のX線管と同様であることから、同
等の信頼性が得られる。
ることにより、焦点面の材質に応じた線質のX線を発生
することができる。このとき、各陰極と焦点面材質に対
応したフィルタを設けることにより所望の線質のX線が
得られる。また本発明を適用したX線管では、従来のX
線管に比べて陰極数が増加するが、これらの陰極は管球
に内蔵されるため、X線管の外形寸法は従来と同じとな
る。また構造も従来のX線管と同様であることから、同
等の信頼性が得られる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図により説明
する。図1は本発明の一実施例のターゲットの断面図で
ある。図3は本発明のターゲットを用いたX線管の要部
断面図である。図1のターゲットは、ターゲット基材3
の上に2種類のドーナツ状の焦点面、焦点面A1と焦点
面B2とが接合されている。ターゲット基材3としては
モリブデンやグラファイトが用いられる。焦点面A1と
焦点面B2は異なる金属、例えばタングステンとモリブ
デンからなる。焦点面とターゲット基材3との接合は、
ターゲット基材3がモリブデンの場合は鍛造またはろう
付で、ターゲット基材3がグラファイトの場合にはCV
D法等で行われる。焦点面の数は上記では2種類の場合
について説明したがそれ以上でも同様に実施できる。
する。図1は本発明の一実施例のターゲットの断面図で
ある。図3は本発明のターゲットを用いたX線管の要部
断面図である。図1のターゲットは、ターゲット基材3
の上に2種類のドーナツ状の焦点面、焦点面A1と焦点
面B2とが接合されている。ターゲット基材3としては
モリブデンやグラファイトが用いられる。焦点面A1と
焦点面B2は異なる金属、例えばタングステンとモリブ
デンからなる。焦点面とターゲット基材3との接合は、
ターゲット基材3がモリブデンの場合は鍛造またはろう
付で、ターゲット基材3がグラファイトの場合にはCV
D法等で行われる。焦点面の数は上記では2種類の場合
について説明したがそれ以上でも同様に実施できる。
【0007】図2においては、ターゲットを具備する陽
極と複数の陰極を支持する部分とが真空外囲器6内に対
向して封着されている。陰極としては、ターゲットの焦
点面A1,焦点面B2に対向して、陰極A4,陰極B5
が設けられている。陰極A4からの電子ビームは焦点面
A1に衝突してX線を発生し、陰極B5からの電子ビー
ムは焦点面B2に衝突してX線を発生する。この場合、
焦点面A1と焦点面B2とは材質が異なるので、それぞ
れ異なる線質のX線を発生する。本発明のX線管を使用
してX線を放射する場合は、撮影用途に合わせて焦点面
を選定し、その焦点面に対向する陰極とターゲットとの
間に高電圧を印加する。その結果用途に合った線質のX
線が放射される。また、X線管外には焦点面の材質に適
合したフィルタを設けることが望ましい。
極と複数の陰極を支持する部分とが真空外囲器6内に対
向して封着されている。陰極としては、ターゲットの焦
点面A1,焦点面B2に対向して、陰極A4,陰極B5
が設けられている。陰極A4からの電子ビームは焦点面
A1に衝突してX線を発生し、陰極B5からの電子ビー
ムは焦点面B2に衝突してX線を発生する。この場合、
焦点面A1と焦点面B2とは材質が異なるので、それぞ
れ異なる線質のX線を発生する。本発明のX線管を使用
してX線を放射する場合は、撮影用途に合わせて焦点面
を選定し、その焦点面に対向する陰極とターゲットとの
間に高電圧を印加する。その結果用途に合った線質のX
線が放射される。また、X線管外には焦点面の材質に適
合したフィルタを設けることが望ましい。
【0008】図2は本発明の他の実施例の断面図であ
る。ターゲット基板3をモリブデンとした場合、図1の
焦点面B2に対応する部分はターゲット基板3の傾斜面
をそのまま使用することができるので、焦点面A1のみ
接合すればよい。本発明のターゲットでは焦点面A1を
接合する部分に浅い溝を設けその中に焦点面A1を嵌合
し、鍛造またはろう付により接合するものである。
る。ターゲット基板3をモリブデンとした場合、図1の
焦点面B2に対応する部分はターゲット基板3の傾斜面
をそのまま使用することができるので、焦点面A1のみ
接合すればよい。本発明のターゲットでは焦点面A1を
接合する部分に浅い溝を設けその中に焦点面A1を嵌合
し、鍛造またはろう付により接合するものである。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、1個のX線管で被写体
に応じて適切な線種のX線を選択使用できるために、コ
ントラストの向上,かぶりの防止等による画質向上が可
能となる。また、複数の装置の機能を1台の装置で達成
できるために、コストの低減もできる。
に応じて適切な線種のX線を選択使用できるために、コ
ントラストの向上,かぶりの防止等による画質向上が可
能となる。また、複数の装置の機能を1台の装置で達成
できるために、コストの低減もできる。
【図1】本発明の一実施例のターゲットの断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施例のターゲットの断面図であ
る。
る。
【図3】本発明のターゲットを用いたX線管の要部断面
図である。
図である。
1 焦点面A
2 焦点面B
3 ターゲット基材
4 陰極A
5 陰極B
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 木津谷 稔
千葉県柏市新十余二2の1 株式会社日立
メデイコ柏工場内
Claims (2)
- 【請求項1】ターゲット基材上に複数の異なる材質から
なるリング状の焦点面を設けたことを特徴とする回転陽
極X線管用ターゲット。 - 【請求項2】請求項1のターゲットを具備し、該ターゲ
ットの複数の焦点面の各々に対向して陰極を設けたこと
を特徴とする回転陽極X線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21300491A JPH0536368A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 回転陽極x線管用ターゲツトおよび回転陽極x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21300491A JPH0536368A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 回転陽極x線管用ターゲツトおよび回転陽極x線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536368A true JPH0536368A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16631896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21300491A Pending JPH0536368A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 回転陽極x線管用ターゲツトおよび回転陽極x線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536368A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7649981B2 (en) * | 2003-10-15 | 2010-01-19 | Varian Medical Systems, Inc. | Multi-energy x-ray source |
| US7869862B2 (en) | 2003-10-15 | 2011-01-11 | Varian Medical Systems, Inc. | Systems and methods for functional imaging using contrast-enhanced multiple-energy computed tomography |
| US7991120B2 (en) | 2008-02-28 | 2011-08-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi X-ray generating apparatus and X-ray imaging apparatus |
| KR20220006399A (ko) * | 2020-07-08 | 2022-01-17 | 주식회사 동남케이티씨 | 엑스선관 타겟 및 이를 구비한 타겟 회전형 엑스선관 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21300491A patent/JPH0536368A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7649981B2 (en) * | 2003-10-15 | 2010-01-19 | Varian Medical Systems, Inc. | Multi-energy x-ray source |
| US7869862B2 (en) | 2003-10-15 | 2011-01-11 | Varian Medical Systems, Inc. | Systems and methods for functional imaging using contrast-enhanced multiple-energy computed tomography |
| US8311185B2 (en) | 2003-10-15 | 2012-11-13 | Varian Medical Systems, Inc. | Multi-energy x-ray source |
| US7991120B2 (en) | 2008-02-28 | 2011-08-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi X-ray generating apparatus and X-ray imaging apparatus |
| US8422637B2 (en) | 2008-02-28 | 2013-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi X-ray generating apparatus and X-ray imaging apparatus |
| US8666024B2 (en) | 2008-02-28 | 2014-03-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi-X-ray generating apparatus and X-ray imaging apparatus |
| KR20220006399A (ko) * | 2020-07-08 | 2022-01-17 | 주식회사 동남케이티씨 | 엑스선관 타겟 및 이를 구비한 타겟 회전형 엑스선관 |
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