JPH0536529A - 脱磁方法および脱磁装置 - Google Patents
脱磁方法および脱磁装置Info
- Publication number
- JPH0536529A JPH0536529A JP18992191A JP18992191A JPH0536529A JP H0536529 A JPH0536529 A JP H0536529A JP 18992191 A JP18992191 A JP 18992191A JP 18992191 A JP18992191 A JP 18992191A JP H0536529 A JPH0536529 A JP H0536529A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- demagnetization
- magnetic
- alternating current
- poles
- Prior art date
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- Pending
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- Arc Welding Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークを完全脱磁できるような方法および装
置を提供すること。 【構成】 ワーク上の所定方向に属する2点間に、減衰
性直流交番電流による磁界を作用させ、次いで前記2点
の属する方向とは異なる方向に属する2点間に、前記減
衰性直流交番電流による磁界と同様の磁界を作用させる
ことにより脱磁を行うようにした脱磁方法、および非直
線状に配され、極面が非磁性の蓋で覆われた少なくとも
3個の磁極(A、B、C)と、減衰性直流交番電流を供
給する電源(6)と、前記磁極のそれぞれに設けられ、
前記電源により通電される少なくとも3個のコイル
(3)とをそなえ、前記磁極中、2磁極づつの各相互間
に順次磁界を作用させるようにした脱磁装置。
置を提供すること。 【構成】 ワーク上の所定方向に属する2点間に、減衰
性直流交番電流による磁界を作用させ、次いで前記2点
の属する方向とは異なる方向に属する2点間に、前記減
衰性直流交番電流による磁界と同様の磁界を作用させる
ことにより脱磁を行うようにした脱磁方法、および非直
線状に配され、極面が非磁性の蓋で覆われた少なくとも
3個の磁極(A、B、C)と、減衰性直流交番電流を供
給する電源(6)と、前記磁極のそれぞれに設けられ、
前記電源により通電される少なくとも3個のコイル
(3)とをそなえ、前記磁極中、2磁極づつの各相互間
に順次磁界を作用させるようにした脱磁装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性体の残留磁気を除去
する方法および装置に係り、とくに減衰性直流交番電流
による脱磁方法および装置に関する。
する方法および装置に係り、とくに減衰性直流交番電流
による脱磁方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】効果
的な脱磁方法としては回転磁界法が知られている。これ
はワークに回転磁界を作用させ、さらにワークを回転磁
界から徐々に遠ざけることによって脱磁を行うことにな
る。
的な脱磁方法としては回転磁界法が知られている。これ
はワークに回転磁界を作用させ、さらにワークを回転磁
界から徐々に遠ざけることによって脱磁を行うことにな
る。
【0003】この場合、回転磁界が磁極の形状に制約さ
れる問題とか、強い磁界を作ることが難しい問題などが
ある。
れる問題とか、強い磁界を作ることが難しい問題などが
ある。
【0004】これを考慮して提案されたものとして特願
平2-233633号に示すものがあり、これは減衰性直流交番
電流による発生磁界を磁極からワークに作用させて有効
に脱磁を行うことができる。
平2-233633号に示すものがあり、これは減衰性直流交番
電流による発生磁界を磁極からワークに作用させて有効
に脱磁を行うことができる。
【0005】この場合、形成される磁界は脱磁に適した
ものであるが、磁極の中心位置では磁束密度が低くな
り、ワーク上に脱磁が良好に行われない部分ができる。
ものであるが、磁極の中心位置では磁束密度が低くな
り、ワーク上に脱磁が良好に行われない部分ができる。
【0006】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、ワークを完全脱磁できるような方法および装置を提
供することを目的とする。
で、ワークを完全脱磁できるような方法および装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、ワーク上の所定方向に属する2点間に、減衰
性直流交番電流による磁界を作用させ、次いで前記2点
の属する方向とは異なる方向に属する2点間に、前記減
衰性直流交番電流による磁界と同様の磁界を作用させる
ことにより脱磁を行うようにした脱磁方法、および非直
線状に配され、極面が非磁性の蓋で覆われた少なくとも
3個の磁極と、減衰性直流交番電流を供給する電源と、
前記磁極のそれぞれに設けられ、前記電源により通電さ
れる少なくとも3個のコイルとをそなえ、前記磁極中、
対極の各相互間に順次磁界を作用させるようにした脱磁
装置、を提供するものである。
発明では、ワーク上の所定方向に属する2点間に、減衰
性直流交番電流による磁界を作用させ、次いで前記2点
の属する方向とは異なる方向に属する2点間に、前記減
衰性直流交番電流による磁界と同様の磁界を作用させる
ことにより脱磁を行うようにした脱磁方法、および非直
線状に配され、極面が非磁性の蓋で覆われた少なくとも
3個の磁極と、減衰性直流交番電流を供給する電源と、
前記磁極のそれぞれに設けられ、前記電源により通電さ
れる少なくとも3個のコイルとをそなえ、前記磁極中、
対極の各相互間に順次磁界を作用させるようにした脱磁
装置、を提供するものである。
【0008】
【作用】減衰性直流交番電流による磁界は、脱磁特性に
優れた磁界であり、この磁界が有効に作用する限り良好
な脱磁ができる。この磁界をワークに有効に作用させる
ために、まず一方向に最初の磁界を作用させる。これに
よりあらましの脱磁が行われる。次いで、最初の磁界と
は異なる方向に同様の磁界を作用させる。これによっ
て、最初の磁界による脱磁では脱磁効果の悪い部分も磁
気が完全に近く脱磁される。このように、磁界作用を繰
り返すに連れて脱磁が進む。
優れた磁界であり、この磁界が有効に作用する限り良好
な脱磁ができる。この磁界をワークに有効に作用させる
ために、まず一方向に最初の磁界を作用させる。これに
よりあらましの脱磁が行われる。次いで、最初の磁界と
は異なる方向に同様の磁界を作用させる。これによっ
て、最初の磁界による脱磁では脱磁効果の悪い部分も磁
気が完全に近く脱磁される。このように、磁界作用を繰
り返すに連れて脱磁が進む。
【0009】
【発明の効果】本発明は上述のように、減衰性直流交番
電流による磁界をワークに対し複数方向に順次作用させ
るため、単一方向の磁界作用では除去しきれなかった残
留磁気をほぼ完全に除去することができる。
電流による磁界をワークに対し複数方向に順次作用させ
るため、単一方向の磁界作用では除去しきれなかった残
留磁気をほぼ完全に除去することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明に係る脱磁装置の側面を示し
たもので、厚鋼板製の底板1の上に丸形とか角型の鋼材
製の鉄心2を3極以上設ける。鉄心2には励磁コイル3
が巻装されており、また鉄心2の上には極板4を設け
る。極板4の上には非磁性の金属板またはプラスチック
製の蓋5を設ける。この蓋5は、磁気回路における空隙
に役割を有し、脱磁効果の上で重要なものである。鉄心
2はそれ自身の脱磁を完全にしておく必要があるから、
減衰性直流交番電流により脱磁のための励磁を行う。効
果を高めるため、脱磁操作を2回以上方向を変えて行
う。
たもので、厚鋼板製の底板1の上に丸形とか角型の鋼材
製の鉄心2を3極以上設ける。鉄心2には励磁コイル3
が巻装されており、また鉄心2の上には極板4を設け
る。極板4の上には非磁性の金属板またはプラスチック
製の蓋5を設ける。この蓋5は、磁気回路における空隙
に役割を有し、脱磁効果の上で重要なものである。鉄心
2はそれ自身の脱磁を完全にしておく必要があるから、
減衰性直流交番電流により脱磁のための励磁を行う。効
果を高めるため、脱磁操作を2回以上方向を変えて行
う。
【0011】図2ないし図5は、互いに直交する関係に
ある2方向について励磁を行う場合を示している。
ある2方向について励磁を行う場合を示している。
【0012】このうち図2は、正方形の底板1に4極が
対称的に配置されている場合であり、これら4極を対角
方向にA、B2組に組み合わせ、各組毎に励磁する。例
えばA組を励磁し、次いで90°回転してB組を励磁す
る。これによればワークの磁気方向を含めて全ての位置
が一度は条件の良い磁路内に入り脱磁される。
対称的に配置されている場合であり、これら4極を対角
方向にA、B2組に組み合わせ、各組毎に励磁する。例
えばA組を励磁し、次いで90°回転してB組を励磁す
る。これによればワークの磁気方向を含めて全ての位置
が一度は条件の良い磁路内に入り脱磁される。
【0013】図3は、図2の場合を2極毎に一体の極と
みなして励磁した方法で、4極を左上がA1、左下がA
2、右上がB1、右下がB2としたとき、最初の励磁は
A1,B1−A2,B2でと図における縦方向に行い、
次にA1,A2−B1,B2でと図における横方向に行
う。この方法では2回とも4極が同時に使用される。
みなして励磁した方法で、4極を左上がA1、左下がA
2、右上がB1、右下がB2としたとき、最初の励磁は
A1,B1−A2,B2でと図における縦方向に行い、
次にA1,A2−B1,B2でと図における横方向に行
う。この方法では2回とも4極が同時に使用される。
【0014】図4は、底板1に設けた4極に、図2の励
磁方法と図3の励磁方法とを組み合わせて脱磁を行うも
のである。すなわちA,D−B,Cなる組み合わせの第
1の励磁、A,B−C,Dなる組み合わせの第2の励
磁、A−Cなる組み合わせの第3の励磁、B−Dなる組
み合わせの第4の励磁を順次行う。順序は問わない。こ
れにより各極は45°間隔で励磁され、全体の脱磁が行
われる。
磁方法と図3の励磁方法とを組み合わせて脱磁を行うも
のである。すなわちA,D−B,Cなる組み合わせの第
1の励磁、A,B−C,Dなる組み合わせの第2の励
磁、A−Cなる組み合わせの第3の励磁、B−Dなる組
み合わせの第4の励磁を順次行う。順序は問わない。こ
れにより各極は45°間隔で励磁され、全体の脱磁が行
われる。
【0015】図5は、底板1に3極を形成した例を示し
ており、3極のそれぞれを1極と2極との組み合わせと
し、この組み合わせにしたがって順次励磁していく。す
なわち3極A、BおよびCを、A−B,C、B−
C,A、C−A,Bなる3組に分けて励磁していく。
ており、3極のそれぞれを1極と2極との組み合わせと
し、この組み合わせにしたがって順次励磁していく。す
なわち3極A、BおよびCを、A−B,C、B−
C,A、C−A,Bなる3組に分けて励磁していく。
【0016】図6(a) 、(b) は本発明による脱磁コイル
への印加電圧および脱磁電流の波形を示したものであ
る。印加電圧は、同図(a) に示すように休止期間toを
交えながら直流印加電圧Vを印加時間が漸減するように
脱磁電流Iのピーク値が直線状に減少するようにする。
への印加電圧および脱磁電流の波形を示したものであ
る。印加電圧は、同図(a) に示すように休止期間toを
交えながら直流印加電圧Vを印加時間が漸減するように
脱磁電流Iのピーク値が直線状に減少するようにする。
【0017】コイルに直流電圧を所定時間印加すると電
流は指数関数的に立上がり、所定時間経過後に直線的に
立ち下がる。この立ち下がり直前がピーク値になる。同
図(b) における破線は、コイル電流の正、負各ピーク値
を順次結んでいったもので、直線をなしている。直線を
形成するには、各ピーク値が最大ピーク値Imから図に
おける左から右に減じていく必要がある。
流は指数関数的に立上がり、所定時間経過後に直線的に
立ち下がる。この立ち下がり直前がピーク値になる。同
図(b) における破線は、コイル電流の正、負各ピーク値
を順次結んでいったもので、直線をなしている。直線を
形成するには、各ピーク値が最大ピーク値Imから図に
おける左から右に減じていく必要がある。
【0018】そして、このピーク値の減少が実現するよ
うに印加電圧Vの印加時間T1、T2、T3、T4、T
5…を、同図(b) に示すように漸減させる。最初の印加
時間T1はたとえば数秒程度の比較的長い時間とする。
そして、少なくとも脱磁電流のピーク値がある程度の大
きさを有する領域では脱磁電流を直線状に減じる必要が
ある。
うに印加電圧Vの印加時間T1、T2、T3、T4、T
5…を、同図(b) に示すように漸減させる。最初の印加
時間T1はたとえば数秒程度の比較的長い時間とする。
そして、少なくとも脱磁電流のピーク値がある程度の大
きさを有する領域では脱磁電流を直線状に減じる必要が
ある。
【0019】このような脱磁動作が時間Tmにつき行わ
れると良好な脱磁が達成される。
れると良好な脱磁が達成される。
【図1】本発明に係る脱磁装置の側面を示す図。
【図2】正方形の底板1に4極が対称的に配置されてい
る場合を示す図。
る場合を示す図。
【図3】4極の中、2極毎にした図。
【図4】底板1に設けた4極に、図2の励磁方法と図3
の励磁方法とを組み合わせて脱磁を行う図。
の励磁方法とを組み合わせて脱磁を行う図。
【図5】底板1に3極を形成した例を示す図。
【図6】同図(a) は脱磁のためコイルに印加する電圧の
波形を示す図、同図(b) は実際にコイルに流れる電流の
波形を示す図。
波形を示す図、同図(b) は実際にコイルに流れる電流の
波形を示す図。
1 底板
2 鉄心
3 コイル
4 極板
5 蓋
Claims (4)
- 【請求項1】ワーク上の所定方向に属する2点間に、減
衰性直流交番電流による磁界を作用させ、次いで前記2
点の属する方向とは異なる方向に属する2点間に、前記
減衰性直流交番電流による磁界と同様の磁界を作用させ
ることにより脱磁を行うようにした脱磁方法。 - 【請求項2】請求項1の方法において、 前記磁界を作用させる方向を3方向以上とした脱磁方
法。 - 【請求項3】請求項1の方法において、 前記磁界を互いに交差する複数方向に作用させる脱磁方
法。 - 【請求項4】非直線状に配され、極面が非磁性の蓋で覆
われた少なくとも3個の磁極と、 減衰性直流交番電流を供給する電源と、 前記磁極のそれぞれに設けられ、前記電源により通電さ
れる少なくとも3個のコイルとをそなえ、 前記磁極中、対極の各相互間に順次磁界を作用させるよ
うにした脱磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992191A JPH0536529A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 脱磁方法および脱磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18992191A JPH0536529A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 脱磁方法および脱磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536529A true JPH0536529A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16249441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18992191A Pending JPH0536529A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 脱磁方法および脱磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536529A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100739381B1 (ko) * | 2006-02-17 | 2007-07-24 | 김영철 | 소형탈자기 |
| KR100872953B1 (ko) * | 2007-08-13 | 2008-12-08 | 김영철 | 휴대용 평면 관통형 탈자기 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP18992191A patent/JPH0536529A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100739381B1 (ko) * | 2006-02-17 | 2007-07-24 | 김영철 | 소형탈자기 |
| KR100872953B1 (ko) * | 2007-08-13 | 2008-12-08 | 김영철 | 휴대용 평면 관통형 탈자기 |
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