JPH0536639Y2 - - Google Patents

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JPH0536639Y2
JPH0536639Y2 JP16136387U JP16136387U JPH0536639Y2 JP H0536639 Y2 JPH0536639 Y2 JP H0536639Y2 JP 16136387 U JP16136387 U JP 16136387U JP 16136387 U JP16136387 U JP 16136387U JP H0536639 Y2 JPH0536639 Y2 JP H0536639Y2
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cutting
cutter
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ガラスエポキシプリント基板・非鉄
金属板等の切断用のカツター走行方式のパネルカ
ツテイングマシンに関する。
〈従来の技術〉 エポキシプリント基板、ベークライト基板等の
積層材は大版のサイズで成形された後、所要サイ
ズに裁断して製品化する。従来、そのための積層
材(加工材)のカツテイングにはシヤリング切断
方式と回転切削方式とが使用されているが、カツ
テイング面の平滑度とか切断エツジの直角性と
か、切断バリ(かえり)の発生などの関係から回
転切削方式が推奨されている。そして、この種の
積層材の裁断には複数枚の積層板を重ねてクラン
プし、これを一度に切断するようにして作業の高
精度から高能率化を図つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、プリント基板の切断には、硬質材料
またはプラスチツク、金層箔等、各異質材料より
成る積層材を、一つのカツターにより一回で切削
するという切削条件の悪さから、カツターの切れ
味を長期にわたつて一定に維持できるとはいい難
く、加工中、強力なクランプ装置によつて素材を
押え付けたとしても多層の素材のうちの上、下
材、特にカツター送り方向の素材に切削かえりが
発生する。
従来は、その切断バリが発生した一枚の素材は
切断加工の後、廃棄せざるを得ず、そのため切断
加工に伴なう材料ロスを無視することができない
程になつている。
そこで本考案は、上記回転切削型のパネルカツ
テイングマシンにおいて、カツター走行方式を採
用すると共に、ダウンカツトとし、これに対応し
て下部刃口の調整機構を装備することによつて、
従来装置の内在する前述すべての問題点を解消す
るようにしたカツテイングマシンを提供すること
を目的とするものである。
ロ 考案の構成 〈問題点を解決するための手段〉 本考案マシンは上記目的を達成するために、以
下に述べるような構成要件を具備している。
(1) 切断面に沿つて加工材を上、下から押圧して
クランプし、カツターを前記切断面に沿つて相
対的に走行(送りを与える)させるようにする
と共に、カツターの刃の駆動方向をダウンカツ
トにしたとき、前記カツターが、クランプ手段
の下側テーブル面刃口の一側面を若干、切削す
るようにする一方、前記下側テーブル面刃口
は、切断サイクルが終了する毎に、これに同期
して間欠的に一定量カツター切削側面に向つて
送り出されるようにしたことを特徴とするパネ
ルカツテイングマシン。
(2) 加工材の切断面に沿つて設けたクランプ手段
の下側テーブル面刃口はカツター走行面に対し
て対称的に、かつカツターの刃厚よりも僅かに
狭い間隔を置いて一対取付けられ、各刃口部材
は、それぞれカツター走行面に対して直角方向
に軸支され、かつ互に反対向きに切つた一対の
リードねじを備えた送りねじ軸に、そのリード
ねじに螺合するナツトによつて連結し、切断サ
イクルが終了する毎に、前記送りねじ軸を一定
量駆動して、もとの刃口間隙を維持するように
したことより成る上記第(1)項記載のパネルカツ
テイングマシン。
(3) 下側テーブル面刃口材はベークライト材より
成り、テーブル面に対し着脱可能に取付けたこ
とより成る上記第(1)または第(2)項記載のパネル
カツテイングマシン。
(4) 加工材をクランプした後、相対的に円板状カ
ツターが下降し、次いで加工材をダウンカツト
しながら走行(送りを与える)し、加工材の切
断が終了したらクランプ手段および円板状カツ
ターが上昇し、前記カツターは旧位置に復帰し
て、次の加工準備を調えることより成る上記第
(1)ないし第(3)項記載のパネルカツテイングマシ
ン。
〈作用〉 (1) 加工材のトリミングカツトは、次に述べる工
程に従つて行われる。
(a) 加工材(パネル)を複数枚、積み重ねて加
工材テーブルにセツトすると、クランプフイ
ンガーが前進して、加工材の基準面エツジカ
ツトのための位置決めをする。
(b) 加工材を送り、その端面を、前記クランプ
フインガーの先端に押し当て、位置決めをし
た後、前記加工材をクランプして、その基準
面エツジをカツトする。
(c) 前記基準面エツジを割出し定規に押し当
て、クランプフインガーにより当該個所をク
ランプする。
(d) クランプフインガーおよび割出し定規をマ
シンのカツテイング面を越えて反対側まで後
退させ、その後、加工材共々前進させ、前記
加工材を設定寸法に位置決めする。
(e) 加工材をクランプして、基準面エツジと反
対側の端面をカツトし、新しいエツジを形成
する。
(f) 加工材をカツテイング面に対して定寸前進
せしめ、そこで加工材をクランプしてカツト
する。以下、前記加工を繰返す。かくして加
工材は、すべて定寸カツトされた状態で旧の
加工材テーブル面に戻る。
(g) さらに前記被加工材を90°ターンさせ、上
記(a)〜(f)の工程を繰返す。
(2) 円板状カツターの切断サイクル (a) 円板状カツターおよび加工材のクランプ手
段が下降し加工材を切断面に沿つてクランプ
した後、切断カツトを行う。
(b) この際、カツター刃先の切削方向は加工材
に対する送り方向に対応してダウンカツトに
なるようにする。同時にカツター刃先はクラ
ンプ手段の下側テーブル面刃口の側面を僅か
に切削するようにして切削加工中、重積した
加工材の一番下側の一枚の下面をテーブル面
刃口部で支え、切断面に、カツトによる「か
えり」が生じないようにしている。
(c) 加工材の切断加工終了後、クランプ手段お
よびカツターが上昇して、旧位置に戻り、次
の加工のために待機する。
このときは加工材がカツテイング面に対し
て定寸だけ前進できるようクランプ手段が解
放されている。
以上のことからみて、カツターは必ずしも円板
状カツターでなくとも目的を達成し得るものと解
される。ここで重要な条件はカツター刃先の切削
方向がダウンカツト、すなわち加工材のクランプ
手段中の一方の部材、下側テーブル面刃口側に向
いていること、および前記刃先がテーブル面の刃
口側面を若干切削することである。したがつて、
前述技術を変形し、カツターの切刃が送りに対し
加工材を上向き方向に切削する場合には、クラン
プのテーブル上側面刃口を微量移動調整させて、
加工材の切断によるかえりの発生を防止する手段
が当然採用されるであろう。
(3) 下側テーブル面刃口移動手段 (a) 前記第(2)項で述べたとおり、切断サイクル
が終了する毎にテーブル下側刃口面が微量カ
ツトされて行くため、刃口面隙間を一定に維
持する必要上、切断サイクル終了後に間欠的
に刃口面を切断面方向に一定量宛送り出すよ
うにしている。
(b) 刃口はベークライト材を使用し、ワンタツ
チで取付け、取外しができ、その切断(カツ
テイング)面方向への送りは切断サイクルに
関連して作動する駆動モータと、同モータに
連動して回転するリードねじ付き軸とによつ
て行われる。
〈実施例〉 以下に本考案マシンの実施例につき説明する
が、同実施例は本考案の典型的な一例を挙げたに
過ぎないのであつて、その構造に基づいて本考案
構成要件を限定的に解すことは許されない。
第1図および第2図は、それぞれ本考案の好ま
しい一実施例の全体平面図および正面図を示し、
図中、1はカツター走行レールで、ここに円板状
カツターと、その駆動モータを搭載したサドル2
を載せ、リードねじによつてレール上を長手方向
に沿い往復・移動させる。走行レールに隣接し、
連続して円板状カツターの周りをカバーする蛇腹
3を設け加工中常時、回転する切刃を被覆して危
険を防止し、またカツターの切削による加工材の
切粉の飛散を防いで、その回収を容易にすると共
に、機械周辺の粉塵からスライド部分を保護する
ようにしている。
4は、クランプフインガー付割出し定規(横定
規)、5は、前部加工材ターンテーブル、6は、
ターンテーブル5の一辺に設けた竪定規、7は、
後部割出し定盤、8は、機械制御盤、9は、加工
材である。第1図は、走行レール1を一部切断し
てクランプフインガー付割出し定規4を示してお
り、前記定規は加工材9のクランプ基準面エツジ
をカツテイングした後、同エツジをクランプフイ
ンガーによりクランプした工程である。
第3図は、本考案マシンの基本的カツテイング
サイクルの説明図で、9は加工材、10は加工材
9を切断面に沿つてマシンのテーブル面11側に
クランプする押圧板、12はサドルに搭載された
円板状カツターであつて、図中、印の位置は円
板状カツター12の原(定)位置、 印の位置は、円板状カツター12が加工材9
をカツテイングするため下降した切断加工準備位
置で、ここでは既にカツター12はテーブル下側
刃口の側面を切削している。円板状カツター12
は、図で反時計方向の回転が与えられ、加工材9
に対しダウンカツトが行われるようにされてい
る。この操作は、サドル内において空気圧機構に
よつて行われる。
印の位置は、円板状カツター12の回転軸に
加工材9面に平行して移動するよう送りが与えら
れた終点位置で、カツター12は印位置から
印位置にわたつて実質上、加工材9およびテーブ
ル下側刃口側面のカツトを行つている。その際、
テーブル下側刃口側面が加工材の切断面下側を支
承しているため、加工材9の下面には切断かえり
が発生しない。
印の位置は、カツテイング終了後の円板状カ
ツター12を原位置にリターン(早送り)させ
るため位置から上昇した位置である。
円板状カツター12の加工材切断方向の送りお
よびリターンは、走行レールに沿つて設けられた
リードねじ軸によるサドルの送り移動によつて行
われる。
第4図は、加工材のカツトの工程を示すもの
で、(1)〜(8)の順序に加工が進行する。
図中、その(1)は、加工材9を前部ターンテーブ
ル竪定規に沿わせてセツトした状態、 (2)は、クランプフインガーが前進して加工材9
の基準面エツジカツトのための位置決めをしたと
ころに、加工材9を送り基準面エツジ相当縁をク
ランプフインガーの先端部に押し当て、それによ
つて加工材9の位置決めをして上記カツテイング
サイクルで説明した工程に基づきエツジカツトし
たところ。
(3)は、加工材9を割出し定規4に押し当て、ク
ランプフインガーにより基準面エツジをクランプ
した工程。
(4)は、クランプフインガー、割出し定規4を、
加工材9をクランプしたままカツターによる切断
面を越えて加工材テーブルに対し反対側に後退さ
せた状態。
(5)は、後退した加工材9を、加工材設定寸法に
位置決めするためカツターの切断面を越えて若干
前進させ(割出し定規共々)、余分な加工材の端
面カツト、符号10はクランプ手段を示す。
(6)および(7)は、加工材9を設定寸法だけ前進さ
せ、定寸カツト工程を繰返えすところ。
(8)かくして定寸カツトされた加工材9がすべて
前部加工材ターンテーブル上に戻され並置された
後、そのままの状態で前記ターンテーブルを90°
回転し、その上に載つた定寸カツト加工材9に対
し、90°交叉する方向で再び前述(1)〜(8)工程を繰
り返す。かくして加工材のすべてを無駄なく切断
して所要サイズのプリント基板を得ることができ
る。
第5図および第6図は、加工材の切断面に直交
する平面に沿いテーブル11を切断して示す下側
テーブル刃口拡大断面図および第5図中−線
に沿う一部断面図であつて、図中、13は、一対
の刃口板であつてペークライト板より成り、ワン
タツチで刃口板受け台15に取付け、取外しがで
きる。14は円板状カツターの通り路で、通常は
カツター刃の厚さよりも僅かに狭い巾を備える。
15は刃口板13の受け台で、アルミ合金ダイキ
ヤストにより成形され、それぞれナツト部材16
により、リードねじ軸17に連結している。ねじ
軸17はテーブル枠に軸承されていて、それぞれ
逆向きのリードねじ18が切つてあり、各ねじ1
8に前記ナツト部材16がそれぞれ螺着してい
て、ねじ軸17を回転させると、各ナツト部材1
6を介して受け台15および切口板13がカツタ
ーの通路14に対し互に近接したり、遠ざかつた
りするように構成されている。19は、ねじ軸1
7の一端に固着されたウオームホイール、20
は、同ホイール19に噛合うウオームで、前記フ
オーム20は、駆動モータ21の出力軸に固着さ
れている。
駆動モータ21は、前述カツターサイクルの終
了毎に一定時間通電され、その回転を歯車伝導機
構19,20を介してリードねじ軸17に伝達
し、これによつてナツト部材16、したがつて刃
口板13を、互に一定量(たとえば0.02〜0.03
mm)、カツター通路14側に移送する。これによ
つて加工材の切断は常に下面にバツクアツプシー
トを備えたカツテイングと同様な状態となり、下
側加工材のエツジに切断バリが発生するおそれが
ない。
ハ 考案の効果 以上のとおりであるから本考案マシンによれ
ば、従来のシヤリング切断方式に比較して加工材
の切断面が滑かで、エツジの直角の精度を高める
ことができる。殊に多重の加工材(プリント基
板)のカツトを行う場合、切刃の移動方向をダウ
ンカツトにすると共に加工材支持テーブルに対し
下部刃口移動方式を施すことによつて最下層プリ
ント基板にバツクアツプシートを重ねたのと同効
となり、これによつて上、下加工材の切断による
加工面のバリや欠けの発生を防ぎ、切断による材
料ロスを最小限に押えることができるといつた、
従来マシンでは期待することができなかつた格別
の作用、効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本考案マシン
の一実施例の一部を切断して示す全体平面図およ
び正面図、第3図は、本考案カツターの基本的カ
ツテイングサイクルの説明図、第4図は、加工材
のカツトの工程順序図、第5図および第6図は、
切削面に直交する平面によりマシンのテーブルを
切断して示す下側テーブル刃口拡大断面図および
同図中の−線に沿う一部断面図である。 1……カツター走行レール、2……サドル、3
……蛇腹、4……クランプフインガー付割出し定
規、5……前部加工材ターンテーブル、6……竪
定規、7……後部割出し定盤、8……機械制御
盤、9……加工材(プリント基板)、10……ク
ランプ板、11……テーブル面、12……円板状
カツター、13……刃口板、14……カツター通
路、15……刃口板受け台、16……ナツト部
材、17……リードねじ軸、18……リードね
じ、19……ウオームホイール、20……ウオー
ム、21……駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 切断面に沿つて加工材を上、下から押圧して
    クランプし、カツターを前記切断面に沿つて相
    対的に走行させるようにすると共に、カツター
    の刃の駆動方向をダウンカツトにしたとき、前
    記カツターが、クランプ手段の下側テーブル面
    刃口の一側面を若干、切削するようにする一
    方、前記下側テーブル面刃口は、切断サイクル
    が終了する毎に、これに同期して間欠的に一定
    量カツター切削側面に向つて送り出されるよう
    にしたことを特徴とするパネルカツテイングマ
    シン。 (2) 加工材の切断面に沿つて設けたクランプ手段
    の下側テーブル面刃口はカツター走行面に対し
    て対称的に、かつカツターの刃厚よりも僅かに
    狭い間隔を置いて一対取付けられ、各刃口部材
    は、それぞれカツター走行面に対して直角方向
    に軸支され、かつ互に反対向きに切つた一対の
    リードねじを備えた送りねじ軸に、そのリード
    ねじに螺合するナツトによつて連結し、切断サ
    イクルが終了する毎に、前記送りねじ軸を一定
    量駆動して、もとの刃口間隔を維持するように
    したことより成る実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載のパネルカツテイングマシン。 (3) 下側テーブル面刃口材はベークライト材より
    成り、テーブル面に対し着脱可能に取付けたこ
    とより成る実用新案登録請求の範囲第(1)または
    第(2)項記載のパネルカツテイングマシン。 (4) 加工材をクランプした後、相対的に円板状カ
    ツターが下降し、次いで加工材をダウンカツト
    しながら走行し、加工材の切断が終了したらク
    ランプ手段および円板状カツターが上昇し、前
    記カツターは旧位置に復帰して次の加工準備を
    調えることより成る実用新案登録請求の範囲第
    (1)ないし第(3)項記載のパネルカツテイングマシ
    ン。
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