JPH0536720Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0536720Y2 JPH0536720Y2 JP1987091050U JP9105087U JPH0536720Y2 JP H0536720 Y2 JPH0536720 Y2 JP H0536720Y2 JP 1987091050 U JP1987091050 U JP 1987091050U JP 9105087 U JP9105087 U JP 9105087U JP H0536720 Y2 JPH0536720 Y2 JP H0536720Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photochromic
- temperature
- dependent
- compound
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Paints Or Removers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は温度依存性を有するホトクロミツク組
成物を応用した装飾体に関する。
成物を応用した装飾体に関する。
従来の技術
従来、スピロピランなどの有機ホトクロミツク
化合物の応用化が試みられていたが、光照射によ
る劣化が著しく実用に至つていない。
化合物の応用化が試みられていたが、光照射によ
る劣化が著しく実用に至つていない。
また耐光性により優れたスピロオキサジンにお
いては多数のコーテイング組成物などが提案され
ているが、温度依存性を有するようなホトクロミ
ツク材料及びその応用については提案されていな
い。
いては多数のコーテイング組成物などが提案され
ているが、温度依存性を有するようなホトクロミ
ツク材料及びその応用については提案されていな
い。
考案が解決しようとする問題点
従来、耐光性に優れたスピロオキサジン化合物
を用いたコーテイング材料は数多く提案されてい
るが、これらコーテイング材料により塗装された
物品のホトクロミツク機能は紫外線または太陽光
照射により発色し、更に暗所にて復色するという
単純な色変化を示すものである。
を用いたコーテイング材料は数多く提案されてい
るが、これらコーテイング材料により塗装された
物品のホトクロミツク機能は紫外線または太陽光
照射により発色し、更に暗所にて復色するという
単純な色変化を示すものである。
本考案は光照射と温度変化の両方の作用に反応
して多用の色変化を可逆的に示すホトクロミツク
装飾体を提供しようとするものである。
して多用の色変化を可逆的に示すホトクロミツク
装飾体を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
本考案のホトクロミツク装飾体は所定の温度以
下でのみホトクロミツク性を示し、前記温度を越
えるとホトクロミツク性を示さないという温度依
存性を有するホトクロミツク顔料を含有するイン
キまたは塗料による塗布層を基体表面の全体また
は特定部分に設けてなつている。
下でのみホトクロミツク性を示し、前記温度を越
えるとホトクロミツク性を示さないという温度依
存性を有するホトクロミツク顔料を含有するイン
キまたは塗料による塗布層を基体表面の全体また
は特定部分に設けてなつている。
本考案に用いられる基体としては布、プラスチ
ツクス、紙、ガラス、金属、セラミツクス等の材
料からなる物があげられる。
ツクス、紙、ガラス、金属、セラミツクス等の材
料からなる物があげられる。
前記ホトクロミツク顔料は先に本出願人が提案
したスピロオキサジン化合物と沸点150℃以上の
有機媒質化合物からなる温度依存性ホトクロミツ
ク組成物を公知の手法で微小カプセル化して得ら
れるものである。
したスピロオキサジン化合物と沸点150℃以上の
有機媒質化合物からなる温度依存性ホトクロミツ
ク組成物を公知の手法で微小カプセル化して得ら
れるものである。
前記スピロオキシサジン化合物としては1,
3,3−トリメチル−スピロインドリンナフトオ
キサジン、1,3,3−トリメチル−5−クロロ
−スピロインドリンナフトオキサジン及び1,
3,3−トリメチル−スピロフエナトロオキサジ
ン等が挙げられ、沸点150℃以上の有機媒体質化
合物としてはアルコール類、エステル類、ケトン
類、カルボン酸類、酸アミド類、エーテル類、ア
ゾメチン類、スルフイド類、芳香族炭化水素類、
及び脂肪族炭化水素類から選ばれる化合物があげ
られる。具体的な化合物名としてセチルアルコー
ル、ステアリン酸、ラウリン酸ラウリル、ステア
リン酸アマイド等を例示することができる。
3,3−トリメチル−スピロインドリンナフトオ
キサジン、1,3,3−トリメチル−5−クロロ
−スピロインドリンナフトオキサジン及び1,
3,3−トリメチル−スピロフエナトロオキサジ
ン等が挙げられ、沸点150℃以上の有機媒体質化
合物としてはアルコール類、エステル類、ケトン
類、カルボン酸類、酸アミド類、エーテル類、ア
ゾメチン類、スルフイド類、芳香族炭化水素類、
及び脂肪族炭化水素類から選ばれる化合物があげ
られる。具体的な化合物名としてセチルアルコー
ル、ステアリン酸、ラウリン酸ラウリル、ステア
リン酸アマイド等を例示することができる。
前記組成物が微小カプセル化されてなるホトク
ロミツク顔料はカプセル壁膜の隔離作用により、
スピロオキサジン化合物と有機媒質化合物の分離
を抑止し、温度依存性をもつホトクメミツク組成
物を所定の媒体中に保持できる利点がある。
ロミツク顔料はカプセル壁膜の隔離作用により、
スピロオキサジン化合物と有機媒質化合物の分離
を抑止し、温度依存性をもつホトクメミツク組成
物を所定の媒体中に保持できる利点がある。
ホトクロミツク塗布層は前記ホトクロミツク顔
料を高分子樹脂溶液または樹脂エマルシヨンに混
合、分散して得られるインキまたは塗料を刷毛
塗、スプレー塗布、スクリーン印刷、グラビア印
刷、捺染等の方法により基体表面に形成される。
料を高分子樹脂溶液または樹脂エマルシヨンに混
合、分散して得られるインキまたは塗料を刷毛
塗、スプレー塗布、スクリーン印刷、グラビア印
刷、捺染等の方法により基体表面に形成される。
更に必要に応じて、前記塗布層表面に耐摩耗
性、耐水性等の物理的強度及び耐光性の向上を目
的として、保護層を設けてもよい。
性、耐水性等の物理的強度及び耐光性の向上を目
的として、保護層を設けてもよい。
尚、前記インキまたは塗料には通常の染顔料、
体質顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止
剤などが添加されていてもよく、また前記塗布量
には不変色の図柄層が併設されてもよい。
体質顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止
剤などが添加されていてもよく、また前記塗布量
には不変色の図柄層が併設されてもよい。
前記塗布層のホトクロミツク特性の発現を左右
する温度は、用いられるホトクロミツク顔料の有
機媒化合物によつて調節可能であるが、概略10乃
至50℃の温度範囲で所定の温度を設定できる。
する温度は、用いられるホトクロミツク顔料の有
機媒化合物によつて調節可能であるが、概略10乃
至50℃の温度範囲で所定の温度を設定できる。
作 用
本考案のホトクロミツク装飾体の塗布層は紫外
線や太陽光の照射に応じて色変化を起こすばかり
でなく、温度変化によつても前記光照射による色
変化の生起を制御できるので、光照射と温度変化
を組み合わせて適用することにより、多段の色変
化を繰り返して展開させることができる。また基
体表面の特定部分毎にホトクロミズム生起温度が
異なる種類のホトクロミツク組成物を含む塗布層
を設けれは、更に多用の色変化を生起する装飾体
となる。
線や太陽光の照射に応じて色変化を起こすばかり
でなく、温度変化によつても前記光照射による色
変化の生起を制御できるので、光照射と温度変化
を組み合わせて適用することにより、多段の色変
化を繰り返して展開させることができる。また基
体表面の特定部分毎にホトクロミズム生起温度が
異なる種類のホトクロミツク組成物を含む塗布層
を設けれは、更に多用の色変化を生起する装飾体
となる。
実施例
1,3,3−トリメチルスピロインドリンナフ
トオキサジン2g、制御散るアルコール30g、ラ
ウリン酸ステアリル20g及びエポキシ樹脂(エピ
コート807、油化シエル社製)12gを120℃にて均
一相溶させ、80℃にて溶液状態に保つた。
トオキサジン2g、制御散るアルコール30g、ラ
ウリン酸ステアリル20g及びエポキシ樹脂(エピ
コート807、油化シエル社製)12gを120℃にて均
一相溶させ、80℃にて溶液状態に保つた。
別に15%アラビアガム水溶液100gを調製し、
70℃に保ちながら前記溶液をホモミキサーを用い
て平均粒子径5μmに乳化し、ジエチレントリアミ
ン3gを徐々に滴下する。更に3時間攪拌を続け
た後、生成した微小カプセル形態のホトクロミツ
ク顔料を遠心分離した。
70℃に保ちながら前記溶液をホモミキサーを用い
て平均粒子径5μmに乳化し、ジエチレントリアミ
ン3gを徐々に滴下する。更に3時間攪拌を続け
た後、生成した微小カプセル形態のホトクロミツ
ク顔料を遠心分離した。
このホトクロミツク顔料を脱水乾燥後、適宜量
を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂を含むビ
ビクルに均一分散し、溶剤で希釈してスプレー用
塗料を得た。
を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂を含むビ
ビクルに均一分散し、溶剤で希釈してスプレー用
塗料を得た。
前記塗料により表面塗装された、肌色に着色さ
れている塩化ゴニル製の人形は暗所では肌色を呈
しているが、外気温度25℃にて太陽光に曝したと
ころ瞬時に暗褐色に変化し、日焼けした肌の様相
を呈した。次いで太陽光に曝しながら、約35℃の
息を吹きかけたところ、ほぼ瞬時にもとの肌色に
戻つた。再び25度の外気温に放置しておくと暗褐
色となり、暗所に戻せば肌色となつた。この変化
は繰り返し行うことができた。
れている塩化ゴニル製の人形は暗所では肌色を呈
しているが、外気温度25℃にて太陽光に曝したと
ころ瞬時に暗褐色に変化し、日焼けした肌の様相
を呈した。次いで太陽光に曝しながら、約35℃の
息を吹きかけたところ、ほぼ瞬時にもとの肌色に
戻つた。再び25度の外気温に放置しておくと暗褐
色となり、暗所に戻せば肌色となつた。この変化
は繰り返し行うことができた。
尚、本実施例に用いてホトクロミツク顔料は30
℃未満でのみホトクロミズムを示し、30℃以上で
はホトクロミズムを示さない特性をもつ。
℃未満でのみホトクロミズムを示し、30℃以上で
はホトクロミズムを示さない特性をもつ。
考案の効果
本考案のホトクロミツク装飾体は従来のものに
較べ、温度依存性を有しているので、光照射と温
度変化の組合せにより、より複合的な外観変化を
延出させることができ、玩具、衣料、日用品をは
じめ調光材料、書籍、偽造防止、デイスプレー用
など幅広い応用展開ができる。
較べ、温度依存性を有しているので、光照射と温
度変化の組合せにより、より複合的な外観変化を
延出させることができ、玩具、衣料、日用品をは
じめ調光材料、書籍、偽造防止、デイスプレー用
など幅広い応用展開ができる。
第1図は本考案のホトクロミツク人形の条件1
所定温度未満での光照射下の状態1と条件2所定
温度以上での光照射下及び条件3暗所に置いた状
態2を表している。
所定温度未満での光照射下の状態1と条件2所定
温度以上での光照射下及び条件3暗所に置いた状
態2を表している。
Claims (1)
- 基体表面の全体または特定部分に、(イ)スピロナ
フトオキサジン化合物と(ロ)アルコール類、エステ
ル類、ケトン類、カルボン酸類、酸アミド類、エ
ーテル類、アゾメチン類、スルフイド類、芳香族
炭化水素類及び脂肪族炭化水素類から選ばれる沸
点150℃以上の有機媒質化合物からなる温度依存
性ホトクロミツク組成物を内蔵した微小カプセル
を含有するインキまたは塗料が塗布されてなる温
度依存性ホトクロミツク装飾体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091050U JPH0536720Y2 (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091050U JPH0536720Y2 (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63198599U JPS63198599U (ja) | 1988-12-21 |
| JPH0536720Y2 true JPH0536720Y2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=30951476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987091050U Expired - Lifetime JPH0536720Y2 (ja) | 1987-06-13 | 1987-06-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536720Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5257979B2 (ja) * | 2008-06-06 | 2013-08-07 | 学校法人同志社 | 色材と照明の組合せによる表現態様及び/又はパターン変化を含んでなる演出システム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61276882A (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-06 | Unitika Ltd | フオトクロミツク積層体 |
| JPH0730317B2 (ja) * | 1985-07-23 | 1995-04-05 | ユニチカ株式会社 | 発色性に優れたフオトクロミツク組成物 |
-
1987
- 1987-06-13 JP JP1987091050U patent/JPH0536720Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63198599U (ja) | 1988-12-21 |
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