JPH0537049A - 固体レーザ装置 - Google Patents
固体レーザ装置Info
- Publication number
- JPH0537049A JPH0537049A JP3189957A JP18995791A JPH0537049A JP H0537049 A JPH0537049 A JP H0537049A JP 3189957 A JP3189957 A JP 3189957A JP 18995791 A JP18995791 A JP 18995791A JP H0537049 A JPH0537049 A JP H0537049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- laser
- solid
- state laser
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 title abstract description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 25
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 18
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001443 photoexcitation Effects 0.000 description 4
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
- G02F1/37—Non-linear optics for second-harmonic generation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/08059—Constructional details of the reflector, e.g. shape
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/08072—Thermal lensing or thermally induced birefringence; Compensation thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固体レーザ媒体の熱レンズ効果が大きい状態
で、高い品質の平行なレーザ出力光を効率的に得ると共
に高い平均出力の波長変換レーザ光を得る。 【構成】 固体レーザ媒体11と、この媒体11を励起
するフラッシュランプ14と、発振するレーザ光を全反
射させる全反射鏡12と、反射面13Aに反射率分布が
施され発振するレーザ光の一部を透過する出力鏡13と
を備え、出力鏡13の反射面13Aの曲率半径R1を、
全反射鏡12との間で効率的にレーザ発振するように設
定すると共に、出力鏡13の出力面13Aの曲率半径R
2を、熱レンズ効果を生じた状態でレーザ発振すると
き、固体レーザ媒体11を介して入射する共振光が平行
光になるように設定する。さらに、出力鏡13の外側に
はレーザ出力光の波長を変換する非線形結晶を設ける。
で、高い品質の平行なレーザ出力光を効率的に得ると共
に高い平均出力の波長変換レーザ光を得る。 【構成】 固体レーザ媒体11と、この媒体11を励起
するフラッシュランプ14と、発振するレーザ光を全反
射させる全反射鏡12と、反射面13Aに反射率分布が
施され発振するレーザ光の一部を透過する出力鏡13と
を備え、出力鏡13の反射面13Aの曲率半径R1を、
全反射鏡12との間で効率的にレーザ発振するように設
定すると共に、出力鏡13の出力面13Aの曲率半径R
2を、熱レンズ効果を生じた状態でレーザ発振すると
き、固体レーザ媒体11を介して入射する共振光が平行
光になるように設定する。さらに、出力鏡13の外側に
はレーザ出力光の波長を変換する非線形結晶を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大出力で高い品質のレ
ーザ出力を得ることができる固体レーザ装置に関する。
ーザ出力を得ることができる固体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】第2図は米国特許第4,918,704号(199
0)に記載されている従来の固体レーザ装置である。図
中1はロッド型固体レーザ媒体、2は全反射鏡、3は反
射率がレーザ共振器の光軸9に対して半径方向(光軸9
に垂直な方向)にガウス関数の形状に分布している部分
透過の出力鏡、4はロッド型固体レーザ媒体1を光励起
するフラッシュランプ、5,6,7はQ−スイッチのため
の固体素子であり、5は誘電体多層膜の偏光子、6は1/
4 波長板、7はポッケルスセルである。
0)に記載されている従来の固体レーザ装置である。図
中1はロッド型固体レーザ媒体、2は全反射鏡、3は反
射率がレーザ共振器の光軸9に対して半径方向(光軸9
に垂直な方向)にガウス関数の形状に分布している部分
透過の出力鏡、4はロッド型固体レーザ媒体1を光励起
するフラッシュランプ、5,6,7はQ−スイッチのため
の固体素子であり、5は誘電体多層膜の偏光子、6は1/
4 波長板、7はポッケルスセルである。
【0003】全反射鏡2の反射面2Aの曲率半径は、全
反射鏡2で反射したレーザ光が平行光になるように設定
されている。出力鏡3の反射面3Aの曲率半径は、全反
射鏡2との関係で、そのビーム径が拡大しながら全反射
鏡2側へ進行するレーザ光が全反射鏡2の反射面2A内
に入射してレーザ発振をするように設定されている。出
力鏡3の出力面3Bは反射面3Aと同様の曲率半径を有
している。また、固体レーザ媒体1は光励起により熱レ
ンズ効果を生じる性質を有している。
反射鏡2で反射したレーザ光が平行光になるように設定
されている。出力鏡3の反射面3Aの曲率半径は、全反
射鏡2との関係で、そのビーム径が拡大しながら全反射
鏡2側へ進行するレーザ光が全反射鏡2の反射面2A内
に入射してレーザ発振をするように設定されている。出
力鏡3の出力面3Bは反射面3Aと同様の曲率半径を有
している。また、固体レーザ媒体1は光励起により熱レ
ンズ効果を生じる性質を有している。
【0004】以上の構成により、次のように作用する。
固体レーザ媒体1はフラッシュランプ4によって光励起
され、固体レーザ媒体1の励起度が最大値に達したとき
に電気的にポッケルスセル7が駆動され、偏光子5と1/
4 波長板6とで遮断されていたレーザ共振器内部の光路
が光学的に透明になり、レーザ動作する。これによりレ
ーザ共振器内部でレーザ発振が始まる。
固体レーザ媒体1はフラッシュランプ4によって光励起
され、固体レーザ媒体1の励起度が最大値に達したとき
に電気的にポッケルスセル7が駆動され、偏光子5と1/
4 波長板6とで遮断されていたレーザ共振器内部の光路
が光学的に透明になり、レーザ動作する。これによりレ
ーザ共振器内部でレーザ発振が始まる。
【0005】出力鏡3の反射面3Aで反射したレーザ光
は、図3に示すように、そのビーム径が拡大しながら固
体レーザ媒体1を通過して増幅作用を受け、さらにその
ビーム径が拡大しながら全反射鏡2に入射し、この全反
射鏡2の反射面2Aで反射する。そして、反射面2Aで
反射したレーザ光はレーザ共振器の光軸9と平行になっ
て再び固体レーザ媒体1に入射し、この固体レーザ媒体
1を通過して増幅作用を受け、出力鏡3の反射面3Aに
レーザ共振器の光軸9と平行に入射する。ここで、出力
鏡3の反射面3Aは反射率がガウス型に分布しているの
で、これを透過してレーザ発振器の外部に取り出される
レーザ出力光の横モードはスムースなプロファイルで、
レーザ共振器の光軸9と平行になる。
は、図3に示すように、そのビーム径が拡大しながら固
体レーザ媒体1を通過して増幅作用を受け、さらにその
ビーム径が拡大しながら全反射鏡2に入射し、この全反
射鏡2の反射面2Aで反射する。そして、反射面2Aで
反射したレーザ光はレーザ共振器の光軸9と平行になっ
て再び固体レーザ媒体1に入射し、この固体レーザ媒体
1を通過して増幅作用を受け、出力鏡3の反射面3Aに
レーザ共振器の光軸9と平行に入射する。ここで、出力
鏡3の反射面3Aは反射率がガウス型に分布しているの
で、これを透過してレーザ発振器の外部に取り出される
レーザ出力光の横モードはスムースなプロファイルで、
レーザ共振器の光軸9と平行になる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、前記固体
レーザ媒体1では、高温になって熱レンズ効果が生じる
と、内部を通過するレーザ光はその進路を曲げられてし
まう。このため、熱レンズ効果が生じると、レーザ共振
器内のレーザ光が集光したり、発散したりして出力鏡3
に入射し、外部に取り出されるレーザ出力光も集光、発
散してしまう。
レーザ媒体1では、高温になって熱レンズ効果が生じる
と、内部を通過するレーザ光はその進路を曲げられてし
まう。このため、熱レンズ効果が生じると、レーザ共振
器内のレーザ光が集光したり、発散したりして出力鏡3
に入射し、外部に取り出されるレーザ出力光も集光、発
散してしまう。
【0007】このため、レーザ発振器の出力を大きくす
るために光励起の入力を大きくすると、固体レーザ媒体
1の熱レンズ効果が大きくなってしまい、レーザ光が集
光又は発散しつつ出力鏡3に入射し、この出力鏡3の出
力面3Bから集光又は発散しながら出力する。
るために光励起の入力を大きくすると、固体レーザ媒体
1の熱レンズ効果が大きくなってしまい、レーザ光が集
光又は発散しつつ出力鏡3に入射し、この出力鏡3の出
力面3Bから集光又は発散しながら出力する。
【0008】一方、非線形結晶(図示せず)の波長変換
効率は入射レーザ光の発散角が大きくなると低下する。
このため、非線形結晶に前記レーザ出力光を入射させた
場合には、波長変換効率が低下し、高い平均出力の波長
変換レーザ光が得られないという問題点があった。
効率は入射レーザ光の発散角が大きくなると低下する。
このため、非線形結晶に前記レーザ出力光を入射させた
場合には、波長変換効率が低下し、高い平均出力の波長
変換レーザ光が得られないという問題点があった。
【0009】また、この問題を解決するために、全反射
鏡2で反射したレーザ光が固体レーザ媒体1から出射す
るときに平行光になるように、全反射鏡2の反射面2A
の局率半径を大きくすることが考えられる。
鏡2で反射したレーザ光が固体レーザ媒体1から出射す
るときに平行光になるように、全反射鏡2の反射面2A
の局率半径を大きくすることが考えられる。
【0010】しかし、全反射鏡2の反射面2Aの曲率半
径を大きくすると、この反射面2Aで反射して固体レー
ザ媒体1を透過するレーザ光は図4に示すようになり、
固体レーザ媒体1内において、レーザ発振時にその作用
に寄与しない無駄な領域10が大きくなるという問題点
がある。
径を大きくすると、この反射面2Aで反射して固体レー
ザ媒体1を透過するレーザ光は図4に示すようになり、
固体レーザ媒体1内において、レーザ発振時にその作用
に寄与しない無駄な領域10が大きくなるという問題点
がある。
【0011】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、光励起の入力を大きくして固体レーザ媒
体の熱レンズ効果が大きくなった状態で、高い品質の平
行なレーザ出力光が効率的に得られ、かつ高い平均出力
の波長変換レーザ光が得られる固体レーザ装置を提供す
ることを目的とする。
されたもので、光励起の入力を大きくして固体レーザ媒
体の熱レンズ効果が大きくなった状態で、高い品質の平
行なレーザ出力光が効率的に得られ、かつ高い平均出力
の波長変換レーザ光が得られる固体レーザ装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、第1の発明は、固体
レーザ媒体と、該固体レーザ媒体を励起すべく設けられ
たレーザ媒体光励起手段と、発振するレーザ光を全反射
させる全反射側及び発振するレーザ光の一部を透過して
外部に取り出す出力側の一対の部材からなり、出力側部
材の反射面に反射率分布が施された反射光学手段とを備
えた固体レーザ装置に関する。この固体レーザ装置おい
て、前記出力側部材の反射面の曲率半径であって前記反
射率分布との関係で決まる曲率半径を、前記全反射側部
材との間で効率的にレーザ発振するように設定すると共
に、前記出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ発振
時に前記固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行
光になるように設定したものである。
成するためになされたものであり、第1の発明は、固体
レーザ媒体と、該固体レーザ媒体を励起すべく設けられ
たレーザ媒体光励起手段と、発振するレーザ光を全反射
させる全反射側及び発振するレーザ光の一部を透過して
外部に取り出す出力側の一対の部材からなり、出力側部
材の反射面に反射率分布が施された反射光学手段とを備
えた固体レーザ装置に関する。この固体レーザ装置おい
て、前記出力側部材の反射面の曲率半径であって前記反
射率分布との関係で決まる曲率半径を、前記全反射側部
材との間で効率的にレーザ発振するように設定すると共
に、前記出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ発振
時に前記固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行
光になるように設定したものである。
【0013】第2の発明は、前記出力側部材の反射面及
び全反射側部材の反射面を、これらの反射面で反射した
レーザ光のビーム径(最大強度の1/e2の部分の断面
直径)と、前記固体レーザ媒体の両側入出力面の主寸法
(最も大きな寸法をいう。円では直径、矩形では対角線
寸法)との比が0.3〜0.7(好ましくは0.4〜0.6)になる
ように設定して効率的にレーザ発振させるようにしたも
のである。
び全反射側部材の反射面を、これらの反射面で反射した
レーザ光のビーム径(最大強度の1/e2の部分の断面
直径)と、前記固体レーザ媒体の両側入出力面の主寸法
(最も大きな寸法をいう。円では直径、矩形では対角線
寸法)との比が0.3〜0.7(好ましくは0.4〜0.6)になる
ように設定して効率的にレーザ発振させるようにしたも
のである。
【0014】また、第3の発明は、前記反射光学手段の
出力側部材の外側に位置し、この出力側部材からのレー
ザ出力光の波長を変換する非線形結晶を設けたものであ
る。
出力側部材の外側に位置し、この出力側部材からのレー
ザ出力光の波長を変換する非線形結晶を設けたものであ
る。
【0015】
【作用】第1の発明により、全反射側部材の反射面と曲
率半径を設定した出力側部材の反射面との間で固体レー
ザ媒体によって効率的にレーザ発振され、熱レンズ効果
によって固体レーザ媒体から共振光となって出射するレ
ーザ光は、曲率半径を設定した出力側部材の出力面から
平行光となって出力する。ここで、共振光とは収束光と
発散光を含む概念である。
率半径を設定した出力側部材の反射面との間で固体レー
ザ媒体によって効率的にレーザ発振され、熱レンズ効果
によって固体レーザ媒体から共振光となって出射するレ
ーザ光は、曲率半径を設定した出力側部材の出力面から
平行光となって出力する。ここで、共振光とは収束光と
発散光を含む概念である。
【0016】第2の発明により、出力側部材と全反射側
部材の各反射面間で効率的にレーザ発振する。即ち、レ
ーザ発振時にその作用に寄与し得る固体レーザ媒体内の
領域を最大限に利用して効率的にレーザ発振させること
ができる。
部材の各反射面間で効率的にレーザ発振する。即ち、レ
ーザ発振時にその作用に寄与し得る固体レーザ媒体内の
領域を最大限に利用して効率的にレーザ発振させること
ができる。
【0017】第3の発明により、平行光として取り出さ
れるレーザ出力光は、その波長が非線形結晶で効率的に
変換される。
れるレーザ出力光は、その波長が非線形結晶で効率的に
変換される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を基に説
明する。
明する。
【0019】図1は実施例の固体レーザ装置を示す概略
構成図である。図中の11はロッド型固体レーザ媒体
で、例えば、Y3-XNdxAl5O12という組成の結晶、即ちN
d:YAGで構成されている。12は反射光学手段の全反射
側部材としての全反射鏡、13は反射光学手段の出力側
部材としての出力鏡で、この出力鏡13は、反射率がレ
ーザ共振器の光軸19の半径方向にガウス関数の形状に
分布するように、SiO2等の透明基板上に蒸着等の手段に
より、例えば、SiO2 ,ZnO2 ,TiO2等の誘電体多層膜を形
成して、レーザ共振器の光軸19からの距離rの場所の
電界振幅反射率ρ(r) が ρ(r) =ρo×exp[-(r/W)2] となる反射膜が反射面13Aに施される。出力鏡13の
出力面13Bは誘電体多層膜により無反射コートが施さ
れ、レーザ光の一部が透過するようになっている。な
お、図5は反射面13Aの反射率分布形状を示すグラフ
である。
構成図である。図中の11はロッド型固体レーザ媒体
で、例えば、Y3-XNdxAl5O12という組成の結晶、即ちN
d:YAGで構成されている。12は反射光学手段の全反射
側部材としての全反射鏡、13は反射光学手段の出力側
部材としての出力鏡で、この出力鏡13は、反射率がレ
ーザ共振器の光軸19の半径方向にガウス関数の形状に
分布するように、SiO2等の透明基板上に蒸着等の手段に
より、例えば、SiO2 ,ZnO2 ,TiO2等の誘電体多層膜を形
成して、レーザ共振器の光軸19からの距離rの場所の
電界振幅反射率ρ(r) が ρ(r) =ρo×exp[-(r/W)2] となる反射膜が反射面13Aに施される。出力鏡13の
出力面13Bは誘電体多層膜により無反射コートが施さ
れ、レーザ光の一部が透過するようになっている。な
お、図5は反射面13Aの反射率分布形状を示すグラフ
である。
【0020】14は固体レーザ媒体11を励起すべく設
けられたレーザ媒体光励起手段としてのフラッシュラン
プ、15,16,17はQ−スイッチのための固体素子
であり、15は誘電体多層膜の偏光子、16は1/4波長
板、17はKD*P結晶からなるポッケルスセルである。ま
た、18は出力鏡13の出力面13B側に位置して設け
られ、この出力鏡13からのレーザ出力光の波長を反波
長だけ変換する非線形結晶である。この非線形結晶18
としては、KD*P(KD2PO4)の他にKTP(KTiOPO4 )、LBO
(LiB3O5)、BBO(BaB2O4)等が適用可能である。
けられたレーザ媒体光励起手段としてのフラッシュラン
プ、15,16,17はQ−スイッチのための固体素子
であり、15は誘電体多層膜の偏光子、16は1/4波長
板、17はKD*P結晶からなるポッケルスセルである。ま
た、18は出力鏡13の出力面13B側に位置して設け
られ、この出力鏡13からのレーザ出力光の波長を反波
長だけ変換する非線形結晶である。この非線形結晶18
としては、KD*P(KD2PO4)の他にKTP(KTiOPO4 )、LBO
(LiB3O5)、BBO(BaB2O4)等が適用可能である。
【0021】そして、前記出力鏡13の反射面13A及
び全反射鏡12の反射面12Aの各曲率半径R1,R
3は、各反射面13A,12Aから反射するレーザ光が
固体レーザ媒体11の両側の入出射面11A,11Bに
入射するときの各レーザ光の最大直径が、各入出射面1
1A,11Bの直径に対して0.3から0.7になるように設
定されている。なお、出力鏡13の反射面13Aにはガ
ウス型の反射率分布が施されており、この反射率分布に
よっても入出射面11Bに入射するレーザ光の最大直径
が影響されるので、この反射率分布も考慮に入れて曲率
半径R1が設定される。これにより、全反射鏡12から
反射するレーザ光は発散光となって固体レーザ媒体11
の入出射面11Aに入射する。
び全反射鏡12の反射面12Aの各曲率半径R1,R
3は、各反射面13A,12Aから反射するレーザ光が
固体レーザ媒体11の両側の入出射面11A,11Bに
入射するときの各レーザ光の最大直径が、各入出射面1
1A,11Bの直径に対して0.3から0.7になるように設
定されている。なお、出力鏡13の反射面13Aにはガ
ウス型の反射率分布が施されており、この反射率分布に
よっても入出射面11Bに入射するレーザ光の最大直径
が影響されるので、この反射率分布も考慮に入れて曲率
半径R1が設定される。これにより、全反射鏡12から
反射するレーザ光は発散光となって固体レーザ媒体11
の入出射面11Aに入射する。
【0022】さらに、前記出力鏡13の出射面13Bの
曲率半径R2は、固体レーザ媒体11の熱レンズ効果に
よって集束しながら出力鏡13に入射しこれを透過する
レーザ光を、レーザ共振器の光軸と平行なレーザ光とす
るように設定されている。
曲率半径R2は、固体レーザ媒体11の熱レンズ効果に
よって集束しながら出力鏡13に入射しこれを透過する
レーザ光を、レーザ共振器の光軸と平行なレーザ光とす
るように設定されている。
【0023】そして、前記出力鏡13の反射面13A、
出射面13B及び全反射鏡12の反射面12Aの各曲率
半径R1,R2,R3は、具体的には次のようにして設定さ
れる。即ち、出力鏡13の反射面13Aと出力面13B
の各曲率半径R1,R2の関係は、レーザ共振器内部のTEM
ooビームの前記反射面13Aでの波面の曲率を計算し、
この反射面13Aと出力面13Bの凹凸面を透過してこ
の波面の曲率が無限大になるような値の曲率を計算すれ
ばよい。この計算方法としては例えば公知文献(A.E.Si
egman著“Lasers”)等に開示されているマトリクス計
算方法が適用できる。第6図のように、固体レーザ媒体
11と出力鏡13の反射面13Aとの間の距離をL1、固
体レーザ媒体11と全反射鏡12の反射面12Aとの間
の距離をL2、出力鏡13の反射面13Aの電界振幅反射
率分布ρ(r) をρ(r)=ρo×exp[-(r/W)2]、固体レー
ザ媒体11の熱レンズ効果による焦点距離をf、全反射
鏡12の曲率半径をR3、出力鏡13の反射面13Aの
曲率半径をR1、出力鏡13の出力面13Bの曲率半径
をR2とすると、
出射面13B及び全反射鏡12の反射面12Aの各曲率
半径R1,R2,R3は、具体的には次のようにして設定さ
れる。即ち、出力鏡13の反射面13Aと出力面13B
の各曲率半径R1,R2の関係は、レーザ共振器内部のTEM
ooビームの前記反射面13Aでの波面の曲率を計算し、
この反射面13Aと出力面13Bの凹凸面を透過してこ
の波面の曲率が無限大になるような値の曲率を計算すれ
ばよい。この計算方法としては例えば公知文献(A.E.Si
egman著“Lasers”)等に開示されているマトリクス計
算方法が適用できる。第6図のように、固体レーザ媒体
11と出力鏡13の反射面13Aとの間の距離をL1、固
体レーザ媒体11と全反射鏡12の反射面12Aとの間
の距離をL2、出力鏡13の反射面13Aの電界振幅反射
率分布ρ(r) をρ(r)=ρo×exp[-(r/W)2]、固体レー
ザ媒体11の熱レンズ効果による焦点距離をf、全反射
鏡12の曲率半径をR3、出力鏡13の反射面13Aの
曲率半径をR1、出力鏡13の出力面13Bの曲率半径
をR2とすると、
【0024】
【数1】
【0025】という関係式となり、この式のA,B,
C,Dにおいてq=(Aq+B)/(Cq+D)である複
素数qが求まる。さらに、出力鏡13の基板厚さをt、
屈折率をnB とすると、
C,Dにおいてq=(Aq+B)/(Cq+D)である複
素数qが求まる。さらに、出力鏡13の基板厚さをt、
屈折率をnB とすると、
【0026】
【数2】
【0027】という関係式となり、この式のA′,B′,
C′,D′においてq′=(A′q+B′)/(C′q+
D′)である複素数q′の実数部分が0、即ち(Re
[q′])=0となるように出力鏡13の出力面13B
の曲率半径R2を決めればよい。これにより、固体レー
ザ媒体11から出力鏡13に入射し透過するレーザ光を
平行光とすることができる。
C′,D′においてq′=(A′q+B′)/(C′q+
D′)である複素数q′の実数部分が0、即ち(Re
[q′])=0となるように出力鏡13の出力面13B
の曲率半径R2を決めればよい。これにより、固体レー
ザ媒体11から出力鏡13に入射し透過するレーザ光を
平行光とすることができる。
【0028】本実施例の固体レーザ装置は以上のように
構成されるが、次にその作用について説明する。
構成されるが、次にその作用について説明する。
【0029】ロッド型固体レーザ媒体11はフラッシュ
ランプ14によって光励起され、固体レーザ媒体11の
励起度が最大値に達したときに電気的にポッケルスセル
17が駆動され、偏光子15と1/4 波長板16とで遮断
されていたレーザ共振器内部の光路が光学的に透明にな
り、レーザ動作する。これにより、レーザ共振器内部で
レーザ発振が始る。出力鏡13で反射したレーザ光は、
図6に示すようにそのビーム径が拡大しながら固体レー
ザ媒体11を通過して増幅作用を受ける。
ランプ14によって光励起され、固体レーザ媒体11の
励起度が最大値に達したときに電気的にポッケルスセル
17が駆動され、偏光子15と1/4 波長板16とで遮断
されていたレーザ共振器内部の光路が光学的に透明にな
り、レーザ動作する。これにより、レーザ共振器内部で
レーザ発振が始る。出力鏡13で反射したレーザ光は、
図6に示すようにそのビーム径が拡大しながら固体レー
ザ媒体11を通過して増幅作用を受ける。
【0030】このとき、固体レーザ媒体11は光励起に
より凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じており、その
焦点距離f(m) と固体レーザ媒体11による光励起の平
均パワーP(KW)とは、f(m) ×P(KW)=一定の関係があ
る。このため、レーザ光の拡大率はこの関係式によって
制限される。そして、レーザ光はこの関係式に従ってさ
らにそのビーム径が拡大しながら全反射鏡12に入射
し、反射される。全反射鏡12で反射したレーザ光は発
散光となって再び固体レーザ媒体11を通過して増幅作
用を受ける。
より凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じており、その
焦点距離f(m) と固体レーザ媒体11による光励起の平
均パワーP(KW)とは、f(m) ×P(KW)=一定の関係があ
る。このため、レーザ光の拡大率はこの関係式によって
制限される。そして、レーザ光はこの関係式に従ってさ
らにそのビーム径が拡大しながら全反射鏡12に入射
し、反射される。全反射鏡12で反射したレーザ光は発
散光となって再び固体レーザ媒体11を通過して増幅作
用を受ける。
【0031】このとき、固体レーザ媒体11は光励起に
より凸レンズと同等の熱レンズ効果をもっているので、
レーザ光は集束しつつ出力鏡13の反射面13Aに入射
する。これに対して、出力鏡13の反射面13A及び出
力面13Bの曲率半径R1,R2は前述のように設定して
いるので、出力鏡13は透過するレーザ光に対しては凹
レンズとして作用し、集束しつつ反射面13Aに入射す
るレーザ光は出力鏡13を通過するとコリメートされて
レーザ共振器の光軸19と平行になる。さらに、出力鏡
13の反射面13Aは反射率がガウス型に分布している
ため、これを透過するレーザ出力光は、その横モードが
スムースなプロファイルとなった平行光としてレーザ発
振器外部に取り出され、非線形結晶18によって効率的
にレーザ出力光の波長が変調される。
より凸レンズと同等の熱レンズ効果をもっているので、
レーザ光は集束しつつ出力鏡13の反射面13Aに入射
する。これに対して、出力鏡13の反射面13A及び出
力面13Bの曲率半径R1,R2は前述のように設定して
いるので、出力鏡13は透過するレーザ光に対しては凹
レンズとして作用し、集束しつつ反射面13Aに入射す
るレーザ光は出力鏡13を通過するとコリメートされて
レーザ共振器の光軸19と平行になる。さらに、出力鏡
13の反射面13Aは反射率がガウス型に分布している
ため、これを透過するレーザ出力光は、その横モードが
スムースなプロファイルとなった平行光としてレーザ発
振器外部に取り出され、非線形結晶18によって効率的
にレーザ出力光の波長が変調される。
【0032】ここで具体的に数値を挙げて説明すると、
固体レーザ媒体11の両側入出射面11A,11Bの主
寸法である直径6mm、長さ100mmのNd:YAG結晶を用い、出
力鏡13の反射面13Aの曲率半径R1を650mm、出力鏡
13の出射面13Bの曲率半径R2を390mm、固体レーザ
媒体11と出力鏡13の反射面13Aとの間の距離L1を
50mm、固体レーザ媒体11と全反射鏡12の反射面12
Aとの間の距離L2を350mm、全反射鏡12の反射面12
Aの曲率半径R3を5000mmとする。固体レーザ媒体11
が焦点距離2mの凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じる
光励起を行うと、両側入出射面11A,11Bでのビー
ム径が0.36mmφであり、この両側入出射面11A,11
Bの直径(6mm)の0.6倍に当るピークパワーが30MWを超
え、平均出力6Wの高品質でTEMooに近い波長1064nmのQ-
スイッチパルスレーザがコリメートされた状態で得ら
れ、非線形結晶18に入射することで、平均出力3W、波
長532nmの波長変換レーザ出力が得られた。
固体レーザ媒体11の両側入出射面11A,11Bの主
寸法である直径6mm、長さ100mmのNd:YAG結晶を用い、出
力鏡13の反射面13Aの曲率半径R1を650mm、出力鏡
13の出射面13Bの曲率半径R2を390mm、固体レーザ
媒体11と出力鏡13の反射面13Aとの間の距離L1を
50mm、固体レーザ媒体11と全反射鏡12の反射面12
Aとの間の距離L2を350mm、全反射鏡12の反射面12
Aの曲率半径R3を5000mmとする。固体レーザ媒体11
が焦点距離2mの凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じる
光励起を行うと、両側入出射面11A,11Bでのビー
ム径が0.36mmφであり、この両側入出射面11A,11
Bの直径(6mm)の0.6倍に当るピークパワーが30MWを超
え、平均出力6Wの高品質でTEMooに近い波長1064nmのQ-
スイッチパルスレーザがコリメートされた状態で得ら
れ、非線形結晶18に入射することで、平均出力3W、波
長532nmの波長変換レーザ出力が得られた。
【0033】以上により、固体レーザ媒体11が光励起
により凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じた場合にも
大出力で高い品質のレーザ出力光を、平行光として確実
に取り出すことができるようになる。
により凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じた場合にも
大出力で高い品質のレーザ出力光を、平行光として確実
に取り出すことができるようになる。
【0034】レーザ発振器の外部に取り出される平行な
レーザ出力光により、非線形結晶18での波長変換効率
が大幅に向上し、高い平均出力の波長変換レーザ出力が
得られる。
レーザ出力光により、非線形結晶18での波長変換効率
が大幅に向上し、高い平均出力の波長変換レーザ出力が
得られる。
【0035】全反射鏡12の反射面12Aの曲率半径R
3を前述のように設定したので、図7に示すように固体
レーザ媒体11を有効に使用することができ、レーザ発
振時にその作用に寄与しない無駄な領域20を大幅に減
少させることができる。
3を前述のように設定したので、図7に示すように固体
レーザ媒体11を有効に使用することができ、レーザ発
振時にその作用に寄与しない無駄な領域20を大幅に減
少させることができる。
【0036】固体レーザ媒体11から出力鏡13に出力
するレーザ光を平行光にする必要がなくなるので、この
条件が外れて設計の自由度が大幅に増す。
するレーザ光を平行光にする必要がなくなるので、この
条件が外れて設計の自由度が大幅に増す。
【0037】さらに、設計の自由度が増すので、出力鏡
13の反射面13Aから反射したレーザ光の一部が集束
光として固体レーザ媒体11の入出射面11Bに焦点を
むすんで固体レーザ媒体11を損傷する、いわゆるホッ
トスポットの問題を設計段階で確実に防止することがで
きる。
13の反射面13Aから反射したレーザ光の一部が集束
光として固体レーザ媒体11の入出射面11Bに焦点を
むすんで固体レーザ媒体11を損傷する、いわゆるホッ
トスポットの問題を設計段階で確実に防止することがで
きる。
【0038】なお、前記実施例では、レーザ媒体光励起
手段として側面励起のフラッシュランプ14を用いた
が、端面励起のフラッシュランプ14でもよい。
手段として側面励起のフラッシュランプ14を用いた
が、端面励起のフラッシュランプ14でもよい。
【0039】また、レーザ媒体光励起手段としてフラッ
シュランプ14を用いたが、ブロードエリアタイプのレ
ーザダイオードでもよい。
シュランプ14を用いたが、ブロードエリアタイプのレ
ーザダイオードでもよい。
【0040】本実施例では、全反射鏡12の反射面12
Aを凹面とし、出力鏡13の反射面13Aを凸面とした
が、これと逆に、全反射鏡12の反射面12Aを凸面と
し、出力鏡13の反射面13Aを凹面としてもよい。
Aを凹面とし、出力鏡13の反射面13Aを凸面とした
が、これと逆に、全反射鏡12の反射面12Aを凸面と
し、出力鏡13の反射面13Aを凹面としてもよい。
【0041】さらに、本実施例では、固体レーザ媒体1
1が凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じる場合を例に
説明したが、凹レンズと同等の熱レンズ効果を生じる性
質を有する固体レーザ媒体の場合でも前記同様の効果を
奏する。なお、この場合は出力鏡に入射する共振光とし
てのレーザ光は発散光となる。
1が凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じる場合を例に
説明したが、凹レンズと同等の熱レンズ効果を生じる性
質を有する固体レーザ媒体の場合でも前記同様の効果を
奏する。なお、この場合は出力鏡に入射する共振光とし
てのレーザ光は発散光となる。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の固体レー
ザ装置によれば、出力側部材の反射面の曲率半径を、全
反射側部材との間で効率的にレーザ発振するように設定
すると共に、出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ
発振時に固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行
光になるように設定したので、固体レーザ媒体が光励起
により凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じた場合にも
大出力で高い品質のレーザ出力光を、平行光として確実
に取り出すことができる。
ザ装置によれば、出力側部材の反射面の曲率半径を、全
反射側部材との間で効率的にレーザ発振するように設定
すると共に、出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ
発振時に固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行
光になるように設定したので、固体レーザ媒体が光励起
により凸レンズと同等の熱レンズ効果を生じた場合にも
大出力で高い品質のレーザ出力光を、平行光として確実
に取り出すことができる。
【0043】さらに、反射光学手段の出力側部材の出力
側に、この出力側部材からのレーザ出力光の波長を変換
する非線形結晶を設けたので、レーザ発振器の外部に取
り出される平行なレーザ出力光により波長変換効率が大
幅に向上し、高い平均出力の波長変換レーザ出力が得ら
れた。
側に、この出力側部材からのレーザ出力光の波長を変換
する非線形結晶を設けたので、レーザ発振器の外部に取
り出される平行なレーザ出力光により波長変換効率が大
幅に向上し、高い平均出力の波長変換レーザ出力が得ら
れた。
【図1】本発明の固体レーザ装置を示す概略構成図であ
る。
る。
【図2】従来の固体レーザ装置を示す概略構成図であ
る。
る。
【図3】図2の固体レーザ装置におけるレーザ発振動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】従来の固体レーザ媒体のレーザ発振に寄与しな
い無駄な領域を示す説明図である。
い無駄な領域を示す説明図である。
【図5】出力鏡の反射面における反射率分布形状を示す
グラフである。
グラフである。
【図6】図1の固体レーザ装置におけるレーザ発振動作
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】本発明の固体レーザ媒体のレーザ発振に寄与し
ない無駄な領域を示す説明図である。
ない無駄な領域を示す説明図である。
11 ロッド型固体レーザ媒体
12 全反射鏡
13 出力鏡
13A 反射面
13B 出力面
14 フラッシュランプ
15 偏光子
16 1/4波長板
17 ポッケルスセル
18 非線形結晶
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】14は固体レーザ媒体11を励起すべく設
けられたレーザ媒体光励起手段としてのフラッシュラン
プ、15,16,17はQ−スイッチのための固体素子
であり、15は誘電体多層膜の偏光子、16は1/4 波長
板、17はKD* P 結晶からなるポッケルスセルである。
また、18は出力鏡13の出力面13B側に位置して設
けられ、この出力鏡13からのレーザ出力光の波長を半
波長だけ変換する非線形結晶である。この非線形結晶1
8としては、KD* P(KD2 PO4 ) の他にKTP(KTi OPO 4 )
、LBO(L i B 3 O 5 ) 、BBO(B a B 2 O 4 ) 等が適用
可能である。
けられたレーザ媒体光励起手段としてのフラッシュラン
プ、15,16,17はQ−スイッチのための固体素子
であり、15は誘電体多層膜の偏光子、16は1/4 波長
板、17はKD* P 結晶からなるポッケルスセルである。
また、18は出力鏡13の出力面13B側に位置して設
けられ、この出力鏡13からのレーザ出力光の波長を半
波長だけ変換する非線形結晶である。この非線形結晶1
8としては、KD* P(KD2 PO4 ) の他にKTP(KTi OPO 4 )
、LBO(L i B 3 O 5 ) 、BBO(B a B 2 O 4 ) 等が適用
可能である。
Claims (3)
- 【請求項1】 固体レーザ媒体と、該固体レーザ媒体を
励起すべく設けられたレーザ媒体光励起手段と、発振す
るレーザ光を全反射させる全反射側及び発振するレーザ
光の一部を透過して外部に取り出す出力側の一対の部材
からなり、出力側部材の反射面に反射率分布が施された
反射光学手段とを備えた固体レーザ装置において、 前記出力側部材の反射面の曲率半径であって前記反射率
分布との関係で決まる曲率半径を、前記全反射側部材と
の間で効率的にレーザ発振するように設定すると共に、
前記出力側部材の出力面の曲率半径を、レーザ発振時に
前記固体レーザ媒体を介して入射する共振光が平行光に
なるように設定することを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項2】 前記出力側部材の反射面及び全反射側部
材の反射面を、これらの反射面で反射したレーザ光のビ
ーム径と前記固体レーザ媒体の両側入出力面の主寸法と
の比が0.3から0.7になるように設定して効率的にレーザ
発振させる請求項1記載の固体レーザ装置。 - 【請求項3】 前記反射光学手段の出力側部材の外側に
位置し、この出力側部材からのレーザ出力光の波長を変
換する非線形結晶を設けた請求項1又は2記載の固体レ
ーザ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189957A JPH0537049A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 固体レーザ装置 |
| US07/921,245 US5255275A (en) | 1991-07-30 | 1992-07-29 | Solid state laser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3189957A JPH0537049A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 固体レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537049A true JPH0537049A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16250025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3189957A Pending JPH0537049A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 固体レーザ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5255275A (ja) |
| JP (1) | JPH0537049A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001320114A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Inst Of Physical & Chemical Res | レーザー共振器 |
| CN102104232A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-06-22 | 中国科学院国家授时中心 | 基于半导体光放大芯片的激光器 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5432811A (en) * | 1993-03-04 | 1995-07-11 | Tecnal Products, Inc. | Laser rod with polyhedron shaped ends |
| US5554153A (en) * | 1994-08-29 | 1996-09-10 | Cell Robotics, Inc. | Laser skin perforator |
| EP1089404A1 (en) * | 1999-09-28 | 2001-04-04 | ENEL S.p.A. | Resonator for solid-state laser source |
| JP4242141B2 (ja) * | 2002-11-19 | 2009-03-18 | 株式会社トプコン | 固体レーザ装置 |
| US7463667B2 (en) * | 2005-11-22 | 2008-12-09 | The Boeing Company | Solid-state laser and multi-pass resonator |
| EP2523277B1 (de) * | 2011-05-09 | 2017-01-04 | Trumpf Laser Marking Systems AG | Laser-Resonator zur Erzeugung frequenzkonvertierter Laserstrahlung |
| US8995052B1 (en) * | 2013-09-09 | 2015-03-31 | Coherent Kaiserslautern GmbH | Multi-stage MOPA with first-pulse suppression |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4553244A (en) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Gte Communications Products Corporation | Laser beam energy profile synthesizer |
| US4872181A (en) * | 1988-11-21 | 1989-10-03 | Spectra-Physics | Laser resonator with laser medium exhibiting thermally induced birefringence |
| US4955725A (en) * | 1989-02-17 | 1990-09-11 | Spectra Physics | Laser oscillator/amplifier with compensation for stress birefringence |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3189957A patent/JPH0537049A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-29 US US07/921,245 patent/US5255275A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001320114A (ja) * | 2000-05-10 | 2001-11-16 | Inst Of Physical & Chemical Res | レーザー共振器 |
| CN102104232A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-06-22 | 中国科学院国家授时中心 | 基于半导体光放大芯片的激光器 |
| CN102104232B (zh) | 2010-12-31 | 2012-04-18 | 中国科学院国家授时中心 | 基于半导体光放大芯片的激光器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5255275A (en) | 1993-10-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6590911B1 (en) | Passively modelocked harmonic-generating laser | |
| JP2007081415A (ja) | 高出力レーザ装置 | |
| JP2004503918A (ja) | 深紫外発生用ダイオード励起カスケードレーザ | |
| JPH09510836A (ja) | ダイオード励起多軸モード空洞内周波数2倍型レーザ | |
| US5148441A (en) | Solid state laser | |
| JP2020127000A (ja) | 圧縮パルス幅を有する受動qスイッチ型固体レーザ | |
| JPH0537049A (ja) | 固体レーザ装置 | |
| US6141369A (en) | Low-noise frequency-multiplied laser | |
| JP2011521447A (ja) | キャビティ内周波数二倍化結合キャビティダイオード励起ndレーザによってポンピングされたルビーレーザのキャビティ内第2高調波発生 | |
| EP0957546A2 (en) | solid-state laser device and solid-state laser amplifier provided therewith | |
| JP3053273B2 (ja) | 半導体励起固体レーザ | |
| JP2005039093A (ja) | レーザ装置 | |
| JP4242141B2 (ja) | 固体レーザ装置 | |
| US7593439B2 (en) | Laser diode-pumped monolithic solid state laser device and method for application of said device | |
| JPH0563264A (ja) | 半導体レーザ端面励起固体レーザ装置 | |
| JPH03233986A (ja) | 端面励起型固体レーザー発振器 | |
| JP3060493B2 (ja) | 固体レーザー発振器 | |
| JPH01274487A (ja) | 光波長変換装置 | |
| JPH10150238A (ja) | 光パラメトリック発振器とその設計方法 | |
| JPH04302186A (ja) | 固体レーザ発振器とレーザ露光装置 | |
| JPH0669569A (ja) | 光波長変換装置 | |
| JP2865057B2 (ja) | レーザダイオード励起固体レーザ発振器 | |
| CN111404015A (zh) | 一种高重复频率激光器 | |
| JPH06265955A (ja) | 波長変換素子 | |
| JPH08274402A (ja) | スラブレーザ発振器 |