JPH0537064U - マメコバチの人工巣 - Google Patents

マメコバチの人工巣

Info

Publication number
JPH0537064U
JPH0537064U JP6657591U JP6657591U JPH0537064U JP H0537064 U JPH0537064 U JP H0537064U JP 6657591 U JP6657591 U JP 6657591U JP 6657591 U JP6657591 U JP 6657591U JP H0537064 U JPH0537064 U JP H0537064U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nest
artificial
paper
bee
wax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6657591U
Other languages
English (en)
Inventor
利男 真弓
広昭 大坪
Original Assignee
新日本コア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本コア株式会社 filed Critical 新日本コア株式会社
Priority to JP6657591U priority Critical patent/JPH0537064U/ja
Publication of JPH0537064U publication Critical patent/JPH0537064U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マメコバチの人工巣に関し、定着率、産卵率
の高い巣を提供することを目的とする。 【構成】 中空セルを有する紙製体を複数層積層した上
でワックス処理をしたものを巣材とし、前記巣材を巣箱
内に配置したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマメコバチの人工巣に関するもので、特に巣材として中空セルを有す る紙製体を用いてつくられた人工巣に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように果実の栽培においては、その開花期に人工授粉を行い結実の効果 を上げるようにしている。そして前記人工授粉の方法としては蜂類を用いること が行われ、特にリンゴの授粉にはマメコバチを利用することが多い。
【0003】 ところで前記マメコバチは元来野生の年一化性で、成虫越冬し4月〜5月下旬 に成虫活動を行って筒状のものに産卵し、6月〜7月にかけて成虫となり、7月 〜8月中旬に蛹、8月下旬〜4月下旬まで繭内成虫という生態が知られている。 そして前記マメコバチを果実の授粉に用いるための養殖方法としては、マメコ バチが成虫活動中に筒状のものに産卵するという習性から、水辺に生息する葦萱 の茎を巣材として用いることが行われていた。 しかしながら前記葦萱は湖沼の埋め立て、護岸整備などで入手困難となり、し かもこれを所定寸法に揃えて切断することは大変な労力を要し、これに代わるも のが待ち望まれていた。 そこで、前記葦萱に代えて葦萱の径とほぼ同径の紙管や紙製のストローを束ね て巣材としたものが提案されている。 しかしながら前記紙管、ストローはその加工に特殊な技術を要し、必然的にコ スト高となるばかりではなく、葦萱のものに比較して人為的な感じとなりマメコ バチの産卵率、定着率が悪いという難点がある。
【0004】 また本願出願人は前記葦萱、紙管およびストローに代えて、紙製の中空セルを 有するペーパーロールコア等を巣材に用いた人工巣を考案し、実願昭62−15 6716号をもって出願した。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記出願人考案の人工巣は、低コスト化、使い安さという点にお いてはある程度の評価を得たが、ハチの産卵率、定着化という点においては天然 の葦萱を巣材としたものに及び得なかった。 そこで出願人は前記難点を解消するためハチの生態、習性に基づき種々研究を 重ね、低コスト、使い安さはいうに及ばずハチの産卵率、定着率も天然の葦萱を もちいた人工巣にひけをとらないような人工巣を得ることができた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のマメコバチの人工巣は、中空セルを有する紙製体を複数層積層した上 でワックス処理したものを素材とし、前記素材を巣箱内に配置したものである。
【0007】
【作用】
前記構成のマメコバチの人工巣は、ハチの活動期において巣材を構成する中空 セル内にハチが仕切壁によって複数の独房を形成し、この中に産卵する。
【0008】
【実施例】
以下図示の実施例に基づき本考案を具体的に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す巣箱の一部省略した斜視図、図2は巣材の一部 省略した斜視図で図中符号10は前部が開放され、屋根板11が葺かれた巣箱で 巣箱10の開放端面には防鳥用のネット12が張ってある。
【0009】 巣箱10内には木材パルプ等からなる無脱色のシートを基材とし、これをルー プ状に交互に屈曲してセル13、13…を形成したロール状ペーパーコア14か らなる複数の巣材15が配置されている。 前記各巣材15はロール状ペーパーコア14を積層したもので以下の方法によ って得ることが出来る。すなわちロール状ペーパーコア14を幅6センチメート ル、最大奥行15センチメートル程度に切断し、これらを多数のセル13、13 が連設状態となるように奥行き方向複数箇所で接着して高さ8センチメートル程 度(本実施例においては6段)に積層する。このとき開放端面の一方、すなわち 巣材を巣箱に配置したときに入口に面する部分には凹凸を形成し、他端面は面を そろえて不織布よりなる閉鎖部材16を貼着しておくものである。そして前記の とおり積層されたペーパーコア14を、75〜90度に溶融したパラフィン系の ワックス槽内に約3〜5秒間投入し、ワックスを含浸させるものである。これに より図2に示すようにセル13とセル13の間にワックスが入り込み、またセル 13の壁にワックスが付着してセル13の断面が丸くなる。
【0010】 前記複数層に積層され、ワックスを含浸された巣材15は、図3に示すように 巣箱10内に縦横の仕切板17、18を用いて区画配置されるもので、本実施例 においては縦横ともに26センチメートル、奥行き18センチメートルの耐水性 段ボール性の箱からなる巣箱10内に横3列、縦3段に配置した。
【0011】 前記構成のマメコバチの人工巣は、マメコバチの活動期において図4に示すよ うに巣材15のセル13内にマメコバチが仕切り壁13aによって複数の独房を 形成しこの中に産卵する。この卵は幼虫、蛹、成虫と成長し、成虫は大体4月下 旬〜5月上旬位まで前記独房で生息し、りんごの開花期をまって巣立ちを行う。
【0012】 なお前記実施例においては、巣箱10内に複数の巣材15を仕切板17、18 を用いて配置したが、これに限定されるものではなく巣箱10の大きさにペーパ ーコア14を積層し、ワックス処理を行い単一の巣材を巣箱内に収納し、巣箱前 面に仕切板を配置してもよく、また単位巣材を前、後面が開口した小箱に入れ、 これを積み重ねて巣箱としてもよい。
【0013】 さらに前記実施例においては、中空セルを有する紙製体として、ペーパーロー ルコアを用いたが、これに限定されるものではなく紙製のハニカムコア、紙管を 用いてもよく、さらに巣材に含浸させるワックスはパラフィン系などの化学系ワ ックスのみならず、木ロウ、蜜ロウなどを用いてもよい。
【0014】 また本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を変更しない 限度において種々の修正、設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の人工巣は前記のとおり中空紙製体を積層してワックス処理を施したも のを巣材として用い、前記巣材は各セルとセルの隙間がワックスで埋められ、ま たセルの内部にワックスが附着して断面が円に近い状態となり、またワックス処 理により巣材の温度、湿度の変化による伸縮が防止され、かつ過乾燥がなく適度 の湿度を保持することできるので、天然素材を用いた巣箱同様にマメコバチの定 着率、産卵率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略した斜視図で
ある。
【図2】巣材を示す一部省略した斜視図である。
【図3】巣材の配置状態を示す正面図である。
【図4】産卵後の巣材の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 マメコバチの人工巣 11 屋根板 12 ネット 13 セル 14 ペーパーロールコア 15 巣材 16 閉鎖部材 17、18 仕切板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空セルを有する紙製体を複数層積層し
    た上でワックス処理をしたものを巣材とし、前記巣材を
    巣箱内に配置してなるマメコバチの人工巣。
  2. 【請求項2】 巣材は巣箱内に配置した縦横の仕切板に
    よって区画状態で配置されている請求項1項記載のマメ
    コバチの人工巣。
  3. 【請求項3】 巣材の開放端面の一方には不織布からな
    る閉鎖部材を貼着した請求項1項又は2項記載のマメコ
    バチの人工巣。
JP6657591U 1991-07-29 1991-07-29 マメコバチの人工巣 Pending JPH0537064U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6657591U JPH0537064U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 マメコバチの人工巣

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6657591U JPH0537064U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 マメコバチの人工巣

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0537064U true JPH0537064U (ja) 1993-05-21

Family

ID=13319893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6657591U Pending JPH0537064U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 マメコバチの人工巣

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0537064U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226469B2 (ja) * 1983-02-23 1990-06-11 Fuji Electric Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226469B2 (ja) * 1983-02-23 1990-06-11 Fuji Electric Co Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3316881A (en) Artificial oyster cultch
US4491994A (en) Wild bee nesting domicile
US4319371A (en) Leafcutter bee nest
JP2015116164A (ja) 魚類卵回収具および魚類卵回収方法
CA2364123A1 (en) Solitary bee nesting block
KR20200031844A (ko) 해충 유인용 인조벌집 및 이를 이용한 친환경 벌꿀 생산방법
JP4260569B2 (ja) 受粉用ミツバチの紙製巣箱
US4455699A (en) Pollen trap for double queen colony with queen excluder
KR101970312B1 (ko) 귀뚜라미 사육설비
US4787108A (en) Nest for and method of managing megachile rotundata
EP3426023B1 (en) Breeding comb for solitaire bees
US4332045A (en) Method and apparatus for economically maintaining and breeding bees in a bee compound unit
JP2748966B2 (ja) ハナバチ類用人工巣
CN112970677B (zh) 一种利用无子繁育提升蜂群基数的方法
GB2175784A (en) Growing mushrooms
Semlitsch et al. Annual emergence of juvenile mud snakes (Farancia abacura) at aquatic habitats
CN117223682A (zh) 一种抑制蜂螨繁殖的检测方法及装置
Leborgne et al. Experimental study of foundation and development of Anelosimus eximius colonies in the tropical forest of French Guiana
JP3579537B2 (ja) 蜜 蜂 用 巣 箱
JP3163775U (ja) 蜂用越冬巣、およびそれに利用する単位構成板
DE202013000232U1 (de) Nistplatte fûr Brutstätte für Wildbienen
Salkeld The chorionic structure of the eggs of some species of bumblebees (Hymenoptera: Apidae: Bombinae), and its use in taxonomy
JPH0649189Y2 (ja) マメコバチ増殖装置
US4435866A (en) Pollen trap for beehives with dual entranceways
CN213095602U (zh) 一种高效茧蜂繁育箱