JPH0537212A - 電力分配合成器 - Google Patents

電力分配合成器

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JPH0537212A
JPH0537212A JP19306191A JP19306191A JPH0537212A JP H0537212 A JPH0537212 A JP H0537212A JP 19306191 A JP19306191 A JP 19306191A JP 19306191 A JP19306191 A JP 19306191A JP H0537212 A JPH0537212 A JP H0537212A
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JP
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JP19306191A
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Inventor
Hidemasa Ohashi
英征 大橋
Hideki Asao
英喜 浅尾
Osami Ishida
修己 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形の電力分配合成器を得る。 【構成】 1/4波長より短い線路3とその両端に線路
に並列に挿入したコンデンサ7、8によって構成された
第1のインピーダンス変換器を入力端子1と分岐部6の
間に挿入して分岐部6の見掛けのインピーダンスを低く
設定し、分岐部6と複数の分配出力端子2のそれぞれの
間に1/4波長より短い線路4とその両端に線路に並列
に挿入したコンデンサ9、10によって構成された第2
のインピーダンス変換器を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてVHF帯、
UHF帯、およびマイクロ波帯で用いられる電力分配合
成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として図9に示すよ
うなものがあった。この図は、1990年電子情報通信
学会春季全国大会講演論文集、C−121に示されたも
ので4分配の電力分配器を示している。図において、1
は入力端子、2は出力端子、3は入力側線路、4は出力
側線路、5はアイソレーション抵抗、6は分岐部であ
る。入力側線路3および出力側線路4は、設計周波数に
おいて1/4波長の長さであり、このうち4本の出力側
線路4は特性インピーダンスが等しい。また、4個のア
イソレーション抵抗5は一端を共通に接続され、もう一
端を4本の出力側線路4の出力端子2側にそれぞれ接続
されている。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1か
ら加えられた信号は、入力側線路3を通って分岐部6に
加えられ、4本の出力側線路4に等振幅で分配され、出
力端子2から取り出される。このとき、入力側線路3お
よび出力側線路4はそれぞれ1/4波長の長さになって
いるため、インピーダンス変換器として動作し、入力端
子1および出力端子2に接続される外部インピーダンス
整合をとる。また、アイソレーション抵抗5は、出力端
子2における信号の不平衡成分を吸収し、4つの出力端
子間相互のアイソレーションを得るものである。
【0004】1/4波長線路の特性インピーダンスZ
と、この線路をインピーダンス変換器として用いる場合
の線路両端のインピーダンスZa、Zbとの関係は
(1)式のように与えられる。
【0005】
【数1】
【0006】図9において、入力端子1に接続される負
荷インピーダンスをZi、出力端子2に接続される負荷
インピーダンスをZo、入力側線路3の特性インピーダ
ンスをZ1、出力側線路4の特性インピーダンスをZ2
とすると、入力側線路1を分岐部6から見たインピーダ
ンスZ1´は、(1)式の関係を用いて(2)式と求め
られる。
【0007】
【数2】
【0008】また、1本の出力側線路4を分岐部6から
見たインピーダンスZ2´も同様に(3)式となる。
【0009】
【数3】
【0010】分岐部6においては4本の出力側線路2が
並列に接続されているので、分岐部6から出力端子側を
見たインピーダンスはZ2´の1/4となる。分岐部6
において、入力端子側を見たインピーダンスと出力端子
側を見たインピーダンスを等しくして整合をとる条件か
ら(4)式とおける。
【0011】
【数4】
【0012】ここで、Zpは分岐部6の見掛けのインピ
ーダンスである。(4)式から、分岐部6の見掛けのイ
ンピーダンスZpを決定すると、入力側線路3および出
力側線路4の特性インピーダンスZ1、Z2はそれぞれ
(5)式、(6)式のように与えられる。
【0013】
【数5】
【0014】
【数6】
【0015】すなわち、分岐部6の見掛けのインピーダ
ンスZpを変化させれば、入力側線路3および出力側線
路4の特性インピーダンスZ1、Z2を任意に選ぶこと
ができる。このため、回路設計の自由度が大きくなり、
使うことのできる線路のインピーダンス範囲に制限があ
る場合などに都合が良い。
【0016】ここでは、電力分配器の場合について説明
したが、電力合成器の場合は複数の入力を1つの出力に
合成するもので、信号の流れが電力分配器とは逆にな
る。しかし、入出力端子が入れかわるのみで回路構成は
図9と同じであり、インピーダンスの関係などは電力分
配器についての説明がそのまま成り立つ。従って、以下
では電力分配器についてのみ説明し、電力合成器につい
ての説明は省略する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力分配合成器
は以上のように構成されているので、少なくとも1/2
波長の長さの線路が必要となり、特に低い周波数帯域で
用いる場合に電力分配合成回路の大きさが大形になると
いう問題点があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の電力分配器に
おいては、一つの入出力端子と、一端が上記入出力端子
に接続され、端子から見たインピーダンスとその端子に
接続される回路のインピーダンスを等しくするインピー
ダンス変換器としての1/4波長線路の特性インピーダ
ンスより高い特性インピーダンスの線路と容量素子から
形成された第1のインピーダンス変換器と、上記第1の
インピーダンス変換器の他端に配置された分岐部と、分
岐部にそれぞれの一端が接続され、端子から見たインピ
ーダンスとその端子に接続される回路のインピーダンス
を等しくするインピーダンス変換器としての1/4波長
線路の特性インピーダンスより高い特性インピーダンス
の線路と容量素子から形成された複数の第2のインピー
ダンス変換器と、第2のインピーダンス変換器のそれぞ
れの他端が接続された複数の入出力端子とを備えたもの
である。
【0019】請求項2の電力分配器においては、一つの
入出力端子と、一端が上記入出力端子に接続され、端子
から見たインピーダンスとその端子に接続される回路の
インピーダンスを等しくするインピーダンス変換器とし
ての1/4波長線路の特性インピーダンスより高い特性
インピーダンスの線路と容量素子から形成された第1の
インピーダンス変換器と、上記第1のインピーダンス変
換器の他端に配置された分岐部と、分岐部にそれぞれの
一端が接続され、端子から見たインピーダンスとその端
子に接続される回路のインピーダンスを等しくするイン
ピーダンス変換器としての1/4波長線路の特性インピ
ーダンスより高い特性インピーダンスの線路と容量素子
から形成された複数の第2のインピーダンス変換器と、
第2のインピーダンス変換器のそれぞれの他端が接続さ
れた複数の入出力端子とを備え、上記第1のインピーダ
ンス変換器と複数の第2のインピーダンス変換器を形成
する容量素子のうち1/4波長線路の特性インピーダン
スより高い特性インピーダンスの線路と分岐部との間に
配置される容量素子の複数個と等価の容量素子を上記第
1のインピーダンス変換器を形成する1/4波長線路の
特性インピーダンスより高い特性インピーダンスの線路
と分岐部との間に配置することにより上記複数個の容量
素子を置換したものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明によれば、第1のインピーダン
ス変換器と第2のインピーダンス変換器が、インピーダ
ンス変換器としての1/4波長線路の特性インピーダン
スより高い特性インピーダンスの線路と容量素子から形
成されているので、従来の1/4波長線路で形成したイ
ンピーダンス変換器に比べ、第1のインピーダンス変換
器と第2のインピーダンス変換器の線路全体の長さを短
くすることができ、電力分配合成器を小形にする。
【0021】請求項2の発明によれば、第1のインピー
ダンス変換器と複数の第2のインピーダンス変換器を形
成する容量素子の内1/4波長線路の特性インピーダン
スより高い特性インピーダンスの線路と分岐部との間に
配置される容量素子の複数個と等価の容量素子を第1の
インピーダンス変換器を形成する1/4波長線路の特性
インピーダンスより高い特性インピーダンスの線路と分
岐部との間に配置することにより上記複数個の容量素子
を置換したので、部品点数を削減し、電力分配合成器を
さらに小形にする。
【0022】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の電力分配合成器
の一実施例を示す回路構成図である。図において、1〜
6は図9に示したものに相当するものである。7〜10
は入力側線路3および出力側線路4の両端にそれぞれ並
列に接続された容量素子であるコンデンサである。
【0023】次に動作について説明する。インピーダン
スZの1/4波長線路のF行列[F]は次の(7)式の
ように表される。
【0024】
【数7】
【0025】一方、図2に示すようなZよりも高い特性
インピーダンスZhを持つ高インピーダンス線路11と
その両端に線路に並列に接続された静電容量Cのコンデ
ンサ12で構成された回路のF行列[Fh]は次の
(8)式のようになる。
【0026】
【数8】
【0027】ただし、θは高インピーダンス線路の電気
長で、線路の長さをL、信号の角周波数をω、位相速度
をvとすると次の(9)式のようになる。
【0028】
【数9】
【0029】従って、次式の条件を与えることにより、
インピーダンスZの1/4波長線路は図2に示される高
インピーダンス線路11とその両端に線路に並列に接続
されたコンデンサ12で構成された回路によって等価的
に置き換えられる。
【0030】
【数10】
【0031】
【数11】
【0032】このとき、ZhがZより大きいという条件
のもとで、高インピーダンス線路11の長さθは(1
0)式から(12)式のようになる。
【0033】
【数12】
【0034】(12)式から、ZhをZより大きくする
ことにより高インピーダンス線路11の長さを1/4波
長より短かくすることができ、ZhとZの比が大きいほ
ど線路長を短くできることがわかる。この時のコンデン
サ12の静電容量Cは(11)式から(13)式のよう
に求められる。
【0035】
【数13】
【0036】図1に示される電力分配合成器において
は、入力側線路3とコンデンサ7、8が従来例における
1/4波長の入力側線路3のみで構成された変換器と等
価であり、出力側線路4とコンデンサ10、11が従来
例における1/4波長の出力側線路4のみで構成された
インピーダンス変換器と等価である。このとき、入力側
線路3と出力側線路4を共にインピーダンスZhの高イ
ンピーダンス線路とし、入力端子1に接続される負荷イ
ンピーダンスをZi、出力端子2に接続される負荷イン
ピーダンスをZoとすると、入力側線路3および出力側
線路4の長さθ1、θ2とコンデンサ7、8、9、10
の静電容量C1、C2、C3、C4は、分岐部6の見掛
けのインピーダンスZpを決定すると次式のように求め
られる。
【0037】
【数14】
【0038】この場合、θ1、θ2はそれぞれ1/4波
長よりも短くなるので、電力分配合成器を従来例より小
形に構成することができる。
【0039】高インピーダンス線路とその両端に接続さ
れたコンデンサを用いて線路長を短くする電力分配合成
器の構成として、図3に入力側のインピーダンス変換器
を用いない構成を示す。この構成の場合、出力側線路4
の長さθ2およびコンデンサ9、10の静電容量C3、
C4は、入力端子に接続される負荷インピーダンスZ
i、Zoと出力側線路のインピーダンスZhのみによっ
て(20)〜(22)式のように一義的に決定される。
【0040】
【数15】
【0041】このため、図3の構成では線路幅を工作精
度以下に細い線路は実現できないなどの理由から決まる
線路インピーダンスの上限値によって線路長の最短値が
決まってしまうため、電力分配合成器の小形化には限度
がある。本発明による図1の構成では、実現できる線路
インピーダンスに上限があっても、分岐部6の見掛けの
インピーダンスZpを任意に変化させることができ、こ
れによって線路の長さを変えることができるため、図3
の構成よりもさらに線路長を短くすることが可能であ
る。
【0042】高インピーダンス線路の特性インピーダン
スZhおよび入出力端子に接続される負荷インピーダン
スZi、Zoを同じ条件にして電力分配合成器を構成し
た場合について、図1の構成における入力側線路3と出
力側線路4の長さの合計が、図3の構成の出力側線路4
の線路長よりも短くなる条件を(14)、(15)、
(20)式から導出すると次式で与えられる。
【0043】
【数16】
【0044】この条件を満足するように分岐部の見掛け
のインピーダンスZpを低く設計すれば、従来例はもと
より、図3に示した構成よりも小形の電力分配合成器を
得ることができる。
【0045】図4に、入出力インピーダンスを50Ω、
高インピーダンス線路の特性インピーダンスを120Ω
としたときの図1の構成の場合の分岐点6の見掛けのイ
ンピーダンスZpと入力側線路3と出力側線路4の線路
長の合計θ1+θ2の関係を計算した結果を示す。図中
破線で示した値は、図3の構成を用いた場合の線路長で
ある。Zpを27.7Ω以下にすれば図1の本発明によ
る電力分配合成器のほうが線路長が短くなることが分か
る。
【0046】ここでは、分配合成数が4の電力分配合成
器について説明したが、この原理は分配合成数が2以上
のすべての電力分配合成器について成り立つ。分配数が
Nの場合、(23)式に示したZpに関する条件は次式
のように書き改められる。
【0047】
【数17】
【0048】実施例2.図5はこの発明の電力分配合成
器の他の実施例を示す回路構成図であり、実施例1にお
ける入力側線路3および出力側線路4の分岐部6側にお
いて線路に並列に挿入されたコンデンサを、それぞれの
コンデンサの静電容量の和に等しい静電容量をもつ一つ
の相当するコンデンサにまとめて分岐部6に挿入したも
のである。図中、1〜7、10は図1と同一であり、1
3は図1におけるコンデンサ8、9をまとめたコンデン
サである。図5の実施例は図1の場合と同様の動作原理
および利点を有するほか、必要とするコンデンサの数を
削減できるという利点がある。
【0049】実施例3.図6はこの発明の電力分配合成
器のさらに他の実施例を示す回路構成図であり、実施例
1における線路に並列に挿入されたコンデンサの代りに
容量素子として先端開放スタブを用いたものである。図
中1〜6は図1と同一であり、14〜17は先端開放ス
タブである。線路に並列に接続された先端開放スタブ
は、線路に並列に挿入されたコンデンサと等価的に等し
くなる。この時、静電容量Csのコンデンサに等価な特
性インピーダンスZsの先端開放スタブの長さLsは次
式で与えられる。
【0050】
【数18】
【0051】従って、(16)〜(19)式で与えられ
る静電容量に対応した長さを持つ先端開放スタブを入力
側線路3および出力側線路4の両端に線路に並列に挿入
することにより、図1と等価な電力分配合成器を得るこ
とができる。図6の実施例は図1の場合と同様の動作原
理および利点を有するほか、コンデンサを使わずに線路
のパターンだけで電力分配合成器を構成できるという利
点がある。
【0052】実施例4.図7はこの発明の電力分配合成
器のさらに他の実施例を示す斜視図であり、トリプレー
ト形ストリップ線路を用いて分配数4の電力分配合成器
を構成したものである。図中1〜6、10は図1と同一
であり、18は誘電体基板、19は地導体、20はスト
リップ導体、21は垂直接続導体、22は抵抗間線路、
23は接続用パターン、24は接地パターンである。
【0053】誘電体基板18、地導体19、およびスト
リップ導体20によって上下2層のトリプレート形スト
リップ線路が構成されている。下側の層には入力側線路
3および出力側線路4が形成され、入力端子1および出
力端子2に接続されている。また、入力側線路3および
出力側線路4はそれぞれの端部において、垂直接続導体
21によって上側の層の接続用パターン23と接続され
ている。入力側線路3および出力側線路4は回路を小形
にするために蛇行させている。アイソレーション抵抗5
は接続用パターン23と抵抗接続用線路22の間に半田
付けされている。抵抗接続用線路22は、4つの出力端
子2のアイソレーション特性および反射特性を揃えるた
めに、4つの抵抗の間をそれぞれ等しい長さで接続する
ようなパターンになっている。コンデンサ7〜10は、
接続用パターン23と接地パターン24の間に半田付け
されており、垂直接続導体21によって地導体19と接
続された接地パターン24によって一端を接地されてい
る。
【0054】図7の実施例は図1の場合と同様の動作原
理および利点を有するほか、電力分配合成器を平面的か
つ小形に構成できるという利点がある。
【0055】以上の実施例においては図1などのように
従来例における1/4波長の入力側線路3のみで構成さ
れたインピーダンス変換器を入力側線路3とコンデンサ
7、8とで構成し、従来例における1/4波長の出力側
線路4のみで構成されたインピーダンス変換器を出力側
線路4とコンデンサ10、11とで構成したものを示し
たが、この発明はこれに限るものではなく、入力側線路
3とコンデンサ7、8または出力側線路4とコンデンサ
10、11で構成されたπ形の構成をこれと等価変換さ
れるT形の構成としても実現できる。図8に図1に対応
する構成の一例を示す。図において、25は第一の入力
側線路、26は第二の入力側線路、27はコンデンサ、
28は第一の出力側線路、29は第二の出力側線路、3
0はコンデンサである。なお、上記入力側線路、出力側
線路、およびコンデンサの設計値については電気回路理
論のπ形とT形との等価変換で求められるものであり、
ここでは省略する。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明によれば第1のインピー
ダンス変換器と第2のインピーダンス変換器がインピー
ダンス変換器としての1/4波長線路の特性インピーダ
ンスより高い特性インピーダンスの線路と容量素子から
形成されているので、従来の1/4波長線路で第1のイ
ンピーダンス変換器と第2のインピーダンス変換器を形
成したものに比べ、線路全体の長さを短くすることがで
き、小形の電力分配合成器を得られるという効果があ
る。
【0057】請求項2の発明によれば第1のインピーダ
ンス変換器と複数の第2のインピーダンス変換器を形成
する容量素子のうち1/4波長線路の特性インピーダン
スより高い特性インピーダンスの線路と分岐部との間に
配置される容量素子の複数個と等価の容量素子を第1の
インピーダンス変換器を形成する1/4波長線路の特性
インピーダンスより高い特性インピーダンスの線路と分
岐部との間に配置することにより上記複数個の容量素子
を置換したので、部品点数を削減でき、小形の電力分配
合成器を得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す回路構成図である。
【図2】高インピーダンス線路とコンデンサで構成され
た1/4波長線路と等価な回路を説明する回路構成図で
ある。
【図3】この発明の実施例1の効果を説明するための実
施例1の変形例を示す回路構成図である。
【図4】図1の回路構成における線路長の計算例を示す
図である。
【図5】この発明の実施例2を示す回路構成図である。
【図6】この発明の実施例3を示す回路構成図である。
【図7】この発明の実施例4を示す回路構成図である。
【図8】この発明の実施例1〜4の変形例を示す回路構
成図である。
【図9】従来の電力分配器を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 入力側線路 4 出力側線路 5 アイソレーション抵抗 6 分岐部 7〜10、12、13 コンデンサ 11 高インピーダンス線路 14〜17 先端開放スタブ 18 誘電体基板 19 地導体 20 ストリップ導体 21 垂直接続導体 22 抵抗間線路 23 接続用パターン 24 接地パターン 25 第一の入力側線路 26 第二の入力側線路 27 コンデンサ 28 第一の出力側線路 29 第二の出力側線路 30 コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】次に動作について説明する。入力端子1か
ら加えられた信号は、入力側線路3を通って分岐部6に
加えられ、4本の出力側線路4に等振幅で分配され、出
力端子2から取り出される。このとき、入力側線路3お
よび出力側線路4はそれぞれ1/4波長の長さになって
いるため、インピーダンス変換器として動作し、入力端
子1および出力端子2に接続される外部回路とインピー
ダンス整合をとる。また、アイソレーション抵抗5は、
出力端子2における信号の不平均成分を吸収し、4つの
出力端子間相互のアイソレーションを得るものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの入出力端子と、一端が上記入出力
    端子に接続され、端子から見たインピーダンスとその端
    子に接続される回路のインピーダンスを等しくするイン
    ピーダンス変換器としての1/4波長線路の特性インピ
    ーダンスより高い特性インピーダンスの線路と容量素子
    から形成された第1のインピーダンス変換器と、上記第
    1のインピーダンス変換器の他端に配置された分岐部
    と、分岐部にそれぞれの一端が接続され、端子から見た
    インピーダンスとその端子に接続される回路のインピー
    ダンスを等しくするインピーダンス変換器としての1/
    4波長線路の特性インピーダンスより高い特性インピー
    ダンスの線路と容量素子から形成された複数の第2のイ
    ンピーダンス変換器と、第2のインピーダンス変換器の
    それぞれの他端が接続された複数の入出力端子とを備え
    たことを特徴とする電力分配合成器。
  2. 【請求項2】 一つの入出力端子と、一端が上記入出力
    端子に接続され、端子から見たインピーダンスとその端
    子に接続される回路のインピーダンスを等しくするイン
    ピーダンス変換器としての1/4波長線路の特性インピ
    ーダンスより高い特性インピーダンスの線路と容量素子
    から形成された第1のインピーダンス変換器と、上記第
    1のインピーダンス変換器の他端に配置された分岐部
    と、分岐部にそれぞれの一端が接続され、端子から見た
    インピーダンスとその端子に接続される回路のインピー
    ダンスを等しくするインピーダンス変換器としての1/
    4波長線路の特性インピーダンスより高い特性インピー
    ダンスの線路と容量素子から形成された複数の第2のイ
    ンピーダンス変換器と、第2のインピーダンス変換器の
    それぞれの他端が接続された複数の入出力端子とを備
    え、上記第1のインピーダンス変換器と複数の第2のイ
    ンピーダンス変換器を形成する容量素子のうち1/4波
    長線路の特性インピーダンスより高い特性インピーダン
    スの線路と分岐部との間に配置される容量素子の複数個
    と等価の容量素子を上記第1のインピーダンス変換器を
    形成する1/4波長線路の特性インピーダンスより高い
    特性インピーダンスの線路と分岐部との間に配置するこ
    とにより上記複数個の容量素子を置換したことを特徴と
    する電力分配合成器。
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