JPH0537453U - ワイヤソー用のメインローラ - Google Patents
ワイヤソー用のメインローラInfo
- Publication number
- JPH0537453U JPH0537453U JP10681491U JP10681491U JPH0537453U JP H0537453 U JPH0537453 U JP H0537453U JP 10681491 U JP10681491 U JP 10681491U JP 10681491 U JP10681491 U JP 10681491U JP H0537453 U JPH0537453 U JP H0537453U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- roller
- roller portion
- shaft portion
- wire saw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 16
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラ部の熱的変形を低く抑え、ワイヤの軸
線方向への変位を阻止して、切断精度を高めることであ
る。 【構成】 軸部の両端部にフランジを一体的に形成し、
軸部の外周で両フランジ間に形成された空間に樹脂を充
填して、ローラ部を形成し、このローラ部の外周面にワ
イヤ巻き掛け用の溝を所定ピッチで形成するようにして
いる。
線方向への変位を阻止して、切断精度を高めることであ
る。 【構成】 軸部の両端部にフランジを一体的に形成し、
軸部の外周で両フランジ間に形成された空間に樹脂を充
填して、ローラ部を形成し、このローラ部の外周面にワ
イヤ巻き掛け用の溝を所定ピッチで形成するようにして
いる。
Description
【0001】
本考案は、ワイヤソーに用いられるメインローラの改良に関する。
【0002】
図1は、ワイヤソー1の概要を示している。切断対象のインゴット2は、ワイ ヤ3にあてがわれ、切り込み方向に送り移動される。ワイヤ3は、複数例えば3 本のメインローラ4に所定のピッチで多重に巻き掛けられており、往復移動しな がら送り出し側から巻き取り側に移動していく。この切断時に、ワイヤ3が摩擦 熱を発生するため、メインローラ4もその熱の影響を受ける。
【0003】 図2は、従来のメインローラ4の一般的な構成を示している。一般のメインロ ーラ4は、軸部5に筒状のローラ部6を圧入または接着などの手段によって固定 した構造となっている。ここで、ローラ部6は、その外周に所定のピッチすなわ ちインゴット2を切断すべき厚さに対応するピッチでワイヤ巻き掛け用の溝7を 多数形成している。このローラ部6の材質は、ワイヤ3の切断機能を保護するた めに、ワイヤ3よりも低い硬度の樹脂によって成形されている。このため、ワイ ヤ3が発熱すると、この樹脂製のローラ部6が熱膨脹し、中心位置を境として両 端部分で軸部5の端部の方向に延びる。
【0004】 図3は、ローラ部6の熱変形による切断位置の変化の状況を示している。切断 初期の状態では、ローラ部6に熱変形がほとんど現れていないため、ワイヤ3の 巻き掛けピッチは、溝7によって正しく規制されている。ところが、切断が進む と、樹脂製のローラ部6が熱膨脹を起こし、軸部5の軸線方向に延びるため、ロ ーラ部6のワイヤ3は、中心位置から端部に位置するものほど、軸部5の端部の 方向に大きく変位する。この変位量は、ローラ部6の端部で最大となる。このた め、インゴット2は、軸部5の軸線に対して直角な目標の切断線Aの方向に切断 されず、切断線Aより端部の位置で、端部側に弓状に曲がった切断線Bに沿って 切断されるため、切断された薄いインゴット2に反りが発生する。
【0005】
本考案は、ローラ部の熱的変形を低く抑え、ワイヤの軸線方向への変位を阻止 して、切断精度を高めることである。
【0006】
上記目的の下に、本考案は、軸部の両端部にフランジを一体的に形成し、軸部 の外周で両フランジ間に形成された空間に樹脂を充填して、ローラ部を形成し、 このローラ部の外周面にワイヤ巻き掛け用の溝を所定ピッチで形成するようにし ている。この構造によると、ローラ部の軸線方向の熱変形が両端部のフランジに よって抑えられているため、切断位置の熱的影響が少なくなり、切断加工精度が 高められる。
【0007】
図4は、本考案のワイヤソー用のメインローラ10を示している。このメイン ローラ10は、軸部11、この軸部11と一体の一対のフランジ12および両フ ランジ12の間に形成されたローラ部13によって構成されている。軸部11は 熱膨脹率の低い金属材料によって中空状として構成されており、その両端部でフ
【0008】 ランジ12を切削加工などによって一体的に構成されている。そしてローラ部1 3は、軸部11の外周側で、両フランジ12の間に形成された空間に樹脂を充填 することによって、両フランジ12の間に挟み込まれた状態として形成される。 もちろん、このローラ部13の外周面は、ワイヤ巻き掛け用の溝14を所定のピ ッチで形成している。 切断加工中に、ワイヤ3が発熱し、その熱がローラ部13に伝達される。ここ
【0009】 で、ローラ部13が軸部11の軸線方向に熱膨脹を起こそうとする。しかし、ロ ーラ部13の両端面がフランジ12に当たっており、それによって阻止されてい るため、ローラ部13は、ワイヤ3から熱を受けても、ほとんど変形せず、した がって溝14の所定のピッチを維持する。したがって、切断加工中に、ワイヤ3 のピッチが変化せず、特に両側のフランジ12の部分でも従来のものほど変位し ないため、インゴット2の加工位置の精度すなわち厚みや、その切り口面の反り などが従来のものよりも低く抑えられる。
【0010】
上記実施例は、軸部11と両端部のフランジ12とを同一材料で一体的に構成 しているが、これらは別部材として組み立て過程で一体化してもよい。その場合 ローラ部13は、軸部11の製造過程と別に、射出成形などによって成形し、軸 部11に挿入され、軸部11に対するフランジ12の固定によって一体化する。
【0011】
本考案では、熱膨脹率の小さい軸部の両端にこれと一体のフランジが形成され ており、このフランジ間で樹脂製のローラ部が挟み込まれているため、ローラ部 がワイヤの熱的影響を受けても、両フランジ間に挟まれて軸部の軸線方向にほと んど変形しないため、ワイヤ間の所定のピッチが熱的影響によって大きく変化せ ず、また外側のワイヤの変位による切り口の反りなどが低く抑えられる。
【図1】ワイヤソーの概略的な正面図である。
【図2】従来のワイヤソー用のメインローラの断面図で
ある。
ある。
【図3】ローラ部の熱膨脹によるワイヤの切断位置の変
位の状況を示す側面図である。
位の状況を示す側面図である。
【図4】本考案のワイヤソー用のメインローラの断面図
である。
である。
1 ワイヤソー 2 インゴット 3 ワイヤ 4 従来のワイヤソー用のメインローラ 10 本考案のワイヤソー用のメインローラ 11 軸部 12 フランジ 13 ローラ部 14 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 軸部の両端にフランジを一体的に設け、
軸部の周囲で両フランジ間に形成された空間に樹脂を充
填してローラ部を形成し、このローラ部の外周面にワイ
ヤ巻き掛け用の溝を所定のピッチで形成してなることを
特徴とするワイヤソー用のメインローラ。 - 【請求項2】 軸部とフランジとを別部材によって構成
し、軸部の端部にフランジを固定することによって、両
者を一体化することを特徴とする請求項1記載のワイヤ
ソー用のメインローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106814U JP2567366Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ワイヤソー用のメインローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106814U JP2567366Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ワイヤソー用のメインローラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537453U true JPH0537453U (ja) | 1993-05-21 |
| JP2567366Y2 JP2567366Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=14443304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106814U Expired - Fee Related JP2567366Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | ワイヤソー用のメインローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567366Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859558U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-22 | 株式会社東芝 | ワイヤ切断装置 |
| JPS62251063A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-10-31 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ワイヤソ−における溝ロ−ラの温度制御方法 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP1991106814U patent/JP2567366Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859558U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-22 | 株式会社東芝 | ワイヤ切断装置 |
| JPS62251063A (ja) * | 1986-04-24 | 1987-10-31 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ワイヤソ−における溝ロ−ラの温度制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567366Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8944688B2 (en) | Radial foil bearing | |
| US20040217664A1 (en) | Adhesion structure for motor | |
| KR20110003364A (ko) | 스태빌라이저 장치 및 그 제조 방법 | |
| EP1624227B1 (en) | Ball screw device | |
| JPH0537453U (ja) | ワイヤソー用のメインローラ | |
| JPS58129518A (ja) | 制御レバ | |
| JPH0541664U (ja) | ワイヤソー用のメインローラ | |
| US4760301A (en) | Commutator usable for an electric motor | |
| US20150204898A1 (en) | Wheel speed sensor | |
| KR970007037A (ko) | 핀붙이관 및 그 제조 방법 | |
| JP3977585B2 (ja) | 基板収容ケース | |
| JP2903056B2 (ja) | スパイラル刃物 | |
| JPH0622071Y2 (ja) | 平面アール状窓枠の額縁 | |
| JPS6336914Y2 (ja) | ||
| JPS5924005Y2 (ja) | 眼鏡 | |
| JPS6259661B2 (ja) | ||
| JPS6145096B2 (ja) | ||
| KR960005080Y1 (ko) | 낚싯대 | |
| JPH05288176A (ja) | スクリュ式ポンプ装置用スクリュロータ | |
| JPH0846129A (ja) | リードフレーム | |
| JP4609348B2 (ja) | 鋳込みスリーブ構造およびその製造方法 | |
| JP2530962Y2 (ja) | 外装モール | |
| JP2515811B2 (ja) | 金属型材の曲げ加工法 | |
| JPS6141227Y2 (ja) | ||
| JPH0632503Y2 (ja) | 開放形リニアブッシング |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |