JPH0537560A - パケツト網における送受信間クロツク同期方式及びクロツク同期装置 - Google Patents

パケツト網における送受信間クロツク同期方式及びクロツク同期装置

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JPH0537560A
JPH0537560A JP3212772A JP21277291A JPH0537560A JP H0537560 A JPH0537560 A JP H0537560A JP 3212772 A JP3212772 A JP 3212772A JP 21277291 A JP21277291 A JP 21277291A JP H0537560 A JPH0537560 A JP H0537560A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同期網上の非同期パケット網におけるクロッ
ク同期の際に、ネットワーク内の遅延の揺らぎの影響を
受けない。 【構成】 送信データ601を送信側非同期クロック6
02で送信バッファ603に書き込み、パケット長分の
データが溜った時、タイムスタンプブロック605はそ
の瞬間の送信側の非同期クロック602のクロックの位
相を非同期パケット網608のクロック604で表現し
てタイムスタンプの値を求め、パケット生成ブロック6
07でパケットを生成し送出する。受信側では、609
で当該パケットは情報部、タイムスタンプ部、ヘッダ・
トレイラ部に分けられ、情報部のデータは非同期パケッ
ト網のクロック604で受信バッファ610に書き込ま
れ、タイムスタンプ部はタイムスタンプ処理ブロック6
11に書き込まれ、そのタイムスタンプ値と非同期パケ
ット網のクロック604とから受信クロック613を修
正してデータを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパケット網における送受
信間のクロック同期方式及びクロック同期装置の構成技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期パケット網において、網とは独立
のクロックで動いている非同期ネットワークサービスの
送受信間ではクロックを伝達する必要がある。非同期ネ
ットワークサービスの例として、サーキットエミュレー
ションや動画サービスがある。例えば、DS3のような
非同期伝送路がパケット網につながっていて、DS3か
らDS3へのデータ伝送をパケット網を通して行なう場
合、DS3のクロック同期特性等の様々な要求条件を満
足するように伝送できる必要があり、これをサーキット
エミュレーションという。TV会議やTV電話等の動画
サービスでは、映像がきちんと送受信間でクロック同期
がとれて送れないと映像のフレームの飛びが起こったり
逆に欠落が起こったりするために、高品質な画像伝送の
ためにはクロック同期が不可欠である。
【0003】このような非同期パケット網においてのク
ロック同期手法として、国際学会:1985年グローブ
コム(Globecom)でジーンイブスコチェネック
(Jean−Yves Cochennec)らによっ
て発表された“非同期時分割ネットワーク:ビデオ・音
声信号用端末同期(Asynchronous Time-Division Netwo
rks:Terminal Synchronization for Video and Sound S
ignals)”に記載されているような技術が知られてい
る。この論文は、アメリカで出版され、学会論文集79
1ページから794ページまでに載せられている。
【0004】この論文の中では、非同期端末間のクロッ
ク同期手法として、バッファフィリング法を紹介してい
る。この手法では受信側でバッファにたまるデータを見
ていて、バッファの中のある位置以上にデータが溜った
時には、受信側の読みだしクロックのスピードを上げ、
逆にバッファのある位置以下にデータが減った場合には
受信側の読みだしクロックのスピードを下げることによ
って、常にデータ量をバッファのある位置のところにな
るようにしてクロックの同期をとっている。しかし、こ
の方法はバッファに溜るデータの到着速度に依存してお
り、これはすなわち単に送信側と受信側のクロック間の
クロック差だけではなく、ネットワーク内での遅延の揺
らぎの影響も直接的に受けることになり、純粋に送受信
端のクロックを合わせることはできない。図17にその
一例を示す。ここではパケット通信の場合を例にとって
説明し、この方式は送信側では全く何もクロック同期に
関する前処理は行なわないので、受信側のみの回路を図
17に示す。
【0005】図17において1701は非同期パケット
網を伝達されてきたパケットをビット系列に直した入力
である。この入力1701は、非同期パケット網のクロ
ック1703ごとに、ファーストインファーストアウト
(Fast−InFast−Out;FIFO)バッフ
ァ1705に書き込まれる。FIFOバッファ内のデー
タ量をバッファフィリングレベル1707といい、その
レベル1707を一定にするようにローカルな受信クロ
ックを修正する。この時このクロック修正がゆっくりと
起こるようにフェーズロックループ(Phase−Lo
cked Loop;PLL)1706によって制御し
ており、PLL1706の入力としてバッファフィリン
グレベルを用い、出力として送信クロックの再生クロッ
ク1704が得られる。この再生クロック1704によ
ってFIFOバッファ1705からデータを読みだし、
ビット系列1702が得られる。この入力1701は送
受信間のクロック差と非同期パケット網内のパケットレ
ベルの遅延の揺らぎとの両方の影響を受けているので、
PLL1706によって平滑化しても送信クロックの再
生クロック1704はその両方の影響を受けてしまい、
精度が悪くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバッファフィリ
ング法によるクロック同期手法では、送信側では送信パ
ケットに対して何の前処理も行なわずネットワークに送
信し、受信側では受信側の読みだしクロックを、送られ
てくるパケットの到着周波数を平滑化したものとしてい
たために、ネットワーク内の遅延の揺らぎの影響を直接
受けていた。このネットワーク内の遅延の揺らぎは、ネ
ットワーク内にある交換機(ノード)でパケットが交換
される時にパケットの待ち合わせにより、バッファ等で
多少遅延を生じさせられることに起因している。当該バ
ッファでの遅延は一定でなく、ある範囲で揺らぎがあ
り、その揺らぎは交換機を多く通れば通るほど大きくな
る傾向にある。
【0007】つまり、図17において、入力1701は
送受信間のクロック差と非同期パケットネットワーク内
の遅延の揺らぎとの両方の影響を受けているので、PL
L1706によって平滑化しても送信クロックの再生ク
ロック1704はその両方の影響を受けてしまい、精度
が悪くなってしまうという欠点があった。このようなネ
ットワーク内の遅延の揺らぎの影響は、非同期パケット
網が非同期網上に構成される場合には避けられないがC
CITTで標準化されたような同期網上に構成される場
合には解決可能である。本発明は、同期網上で従来の問
題点であったネットワーク内での遅延の揺らぎの影響を
全く受けない、クロック同期手法並びに当該同期装置の
構成法を与えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、クロック
同期のとれた網上でパケット通信を行なうパケット網に
対して網クロックとは非同期な端末・伝送路を接続し
て、送受信間で一定速度のデータの送受信をする場合に
おいて、送信側では当該データをパケット情報長に区切
ってパケットを作成する時に、情報ビット中の特定ビッ
トの時刻を同期網のクロックを基準にして測定し、それ
をタイムスタンプとして当該パケットのヘッダ又はトレ
イラに載せて送信し、受信側では当該パケットのヘッダ
又はトレイラを認識しタイムスタンプを解釈して、前記
同期網のクロックを基準にして当該パケットの再生タイ
ミングを抽出し、受信側の読みだしクロックを送信側の
クロックに同期させることを特徴とするクロック同期方
式である。
【0009】第2の発明は、クロック同期のとれた網上
でパケット通信を行なうパケット網に対して網クロック
とは非同期な端末・伝送路を接続して、送受信間でクロ
ック同期をとる必要のある可変速度データの送受信をす
る場合において、送信側では当該データをパケット情報
長に区切ってパケットを作成する時に、ある周期ごとに
当該可変速度のデータの情報ビット中の特定ビットの時
刻を同期網のクロックを基準にして測定し、それをタイ
ムスタンプとしてある周期毎に当該パケットのヘッダ又
はトレイラに載せて送信し、受信側では当該パケットの
ヘッダ又はトレイラを認識しタイムスタンプを解釈し
て、前記同期網のクロックを基準にして当該パケットの
再生タイミングを抽出し、受信側の読みだしクロックを
送信側のクロックに同期させることを特徴とするクロッ
ク同期方式である。
【0010】第3の発明は、クロック同期のとれた網上
でパケット通信を行なうパケット網に対して網クロック
とは非同期な端末・伝送路を接続して、送受信間でクロ
ック同期をとる必要のある一定速度または可変速度のデ
ータの送受信をする場合において、送信側では当該送信
データパケットとは独立に送信側のクロックを適当な間
隔ごとに同期網のクロックを基準にして測定し、それを
タイムスタンプとして、当該送信データパケットとは別
のパケットの情報部に載せて送信し、受信側ではタイム
スタンプの載っているパケットの情報部を認識しタイム
スタンプを解釈して、前記同期網のクロックを基準にし
てパケットの再生タイミングを抽出し、受信側の読みだ
しクロックを送信側のクロックに同期させることを特徴
とするクロック同期方式である。
【0011】第4の発明は、クロック同期のとれた網上
でパケット通信を行なうパケット網に対して網クロック
とは非同期な端末・伝送路を接続して、送受信間でクロ
ック同期をとる必要のある一定速度または可変速度のデ
ータの送受信をする場合において、送信側では当該送信
パケットとは独立に送信側のクロックを適当な間隔ごと
に同期網のクロックを基準にして測定し、それをタイム
スタンプとして適当なタイミング毎に当該送信パケット
のヘッダ又はトレイラに載せて送信し、受信側ではタイ
ムスタンプの載っている当該パケットのヘッダ又はトレ
イラを認識しタイムスタンプを解釈して、前記同期網の
クロックを基準にして当該パケットの再生タイミングを
抽出し、受信側の読みだしクロックを送信側のクロック
に同期させることを特徴とするクロック同期方式であ
る。
【0012】第5の発明は、タイムスタンプの値の誤り
検出又は誤り検出及び訂正を行なうための付加ビットを
持つことを特徴とする発明1,2,3又は4のクロック
同期方式である。
【0013】第6の発明は、ヘッダにタイムスタンプの
値を含むかどうかを示す付加ビットを持つことを特徴と
する発明1,2,3,4又は5のクロック同期方式であ
る。
【0014】第7の発明は、クロック同期のとれた網上
でパケット通信を行なうパケット網に対して網クロック
とは非同期な端末・伝送路を接続して、送受信間でクロ
ック同期をとる必要のある一定速度又は可変速度のデー
タの送受信をするクロック同期装置において、当該デー
タを書き込む送信バッファと、当該端末・伝送路のクロ
ックで表現されるパケット情報ビット中の特定ビットの
時刻を当該パケット網クロックをカウントして求めるタ
イムスタンプ生成ブロックと、パケットを送るのに必要
なその他のヘッダ・トレイラ作成ブロックと、送信バッ
ファ、タイムスタンプ生成ブロック・その他のヘッダ・
トレイラ生成ブロックの出力からパケットを生成するパ
ケット生成ブロックとからなる送信装置と、当該パケッ
ト網のクロックで送信されてきたパケット情報部・タイ
ムスタンプ部・その他のヘッダ・トレイラ部に分離する
ためのパケット分離ブロックと、情報部が書き込まれる
受信バッファと、タイムスタンプ部が書き込まれるタイ
ムスタンプ処理部と、その他のヘッダ・トレイラが書き
込まれるその他のヘッダ・トレイラ処理部と、タイムス
タンプ処理ブロックからのタイムスタンプ情報を基準と
して当該端末・伝送路のクロックを再生するクロック再
生ブロックとからなる受信装置とからなることを特徴と
する送受信間のクロック同期装置ある。
【0015】第8の発明は、前記発明7のクロック同期
装置における送信装置であって、前記タイムスタンプ生
成ブロックは、網クロックをカウントする第一のカウン
タと、網クロックとは非同期な端末・伝送路のクロック
をカウントする第二のカウンタと、前記第二のカウンタ
が一定値を計数するごとに前記第一のカウンタのカウン
ト値を取り込み出力するためのフリップフロップ回路と
からなることを特徴とする送信装置である。
【0016】第9の発明は、前記発明7のクロック同期
装置における受信装置であって、前記クロック再生ブロ
ックは、網クロックをカウントするカウンタと、当該カ
ウンタとタイムスタンプ処理ブロックの出力の一致を検
出するための検出器と、当該検出器の一致検出出力を基
準位相入力として動作するフェーズロックループ(Ph
ase−Locked Loop;PLL)とからなる
ことを特徴とする発明7の受信装置である。
【0017】第10の発明は、前記発明9の受信装置で
あって、前記PLLが、ボルテージコントロールオシレ
ータ(Voltage Control Oscill
ator;VCO)と、当該VCOの出力を分周するた
めの分周器と、該分周器の出力と基準位相入力との位相
を比較するための位相比較器と、当該位相比較器の出力
を平滑化して前記VCOに入力するローパスフィルタと
からなることを特徴とする受信装置である。
【0018】第11の発明は、網クロックの分周器の出
力周波数を基準にタイムスタンプをつける発明8の送信
装置と網クロックの分周器の出力周波数を基準に、送信
側の端末・伝送路のクロックを再生する発明9の受信装
置とからなることを特徴とするクロック同期装置であ
る。
【0019】第12の発明は、タイムスタンプの値の誤
り検出又は誤り検出及び訂正を行なうための付加ビット
によりスタンプ値の誤り検出を行なうタイムスタンプ誤
り検出器と、誤りが検出された時に位相比較器の出力を
保持するサンプルホールド回路とを付加したことを特徴
とする発明9の受信装置である。
【0020】第13の発明は、ヘッダおよびトレイラの
ビットによって、誤配送されてきたパケットや欠落した
パケットを検出するパケット有効判定器と、当該パケッ
ト有効判定器を参照して誤配送・欠落パケットを読む時
に位相比較器の出力を保持するサンプルホールド回路と
を付加したことを特徴とする発明9の受信装置である。
【0021】
【作用】本発明は、同期網上で非同期パケット通信を行
なうことを特徴とする非同期パケット網に対して、同期
網とは非同期な端末や伝送路が接続されている時に、送
受信間のクロック同期を実現する上で障害となるネット
ワーク内での遅延の揺らぎの影響を全く受けない方式と
その構成である。
【0022】同期網とは非同期な端末や伝送路のクロッ
クの情報を同期網のクロックを基準に図4のようにカウ
ントし、当該カウント値をタイムスタンプとしてパケッ
トのヘッダ又はトレイラに載せる。受信側では、当該タ
イムスタンプ値を読んで同期網のクロックを基準に再生
タイミングを再生する。同期網のクロックを送信側と受
信側でともに参照しているために、ネットワーク内の遅
延の揺らぎの影響は全く受けず、クロックの周波数のず
れは生じない。
【0023】送信側の非同期なクロックと、同期網のク
ロックの関係によっては同期網のクロック幅だけの位相
のずれが時々起こるが、この位相のずれは、PLLによ
って十分に減衰させることができ、タイムスタンプによ
り十分なクロック同期特性を得ることができる。但し、
タイムスタンプのビット長は限りがあり、送信側の非同
期なクロックと同期網のクロックとの関係によっては、
カウンタが溢れてしまうが、それぞれ適当な分周比を選
ぶことによってカウンタが溢れないようにすることも可
能である。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳しく説明す
る。初めに本クロック同期方式についての概要を述べ、
本方式が基づいているタイムスタンプ法の基本原理につ
いて説明し、タイムスタンプを如何にパケット情報の中
にいれるかについて説明する。次に本クロック同期方式
の機能ブロックの説明を行ない、さらに送信側、受信側
にわけて機能ブロックの詳細について説明し、また本方
式が基づいているタイムスタンプが誤った場合のエラー
対策についても説明する。最後に、ここで用いるプロト
コルの説明を行ない、提供すべきサービスによるプロト
コルの変形についても併せて説明する。
【0025】図1は本発明の実施例を示す図である。本
クロック同期方式は図1のように同期網101上に非同
期パケット通信網102があることを前提にして、同期
網クロック(周波数:fn )とは非同期な伝送路(クロ
ック周波数fs,fs’),103,104が非同期パケ
ット網102に接続されており、送信側103,受信側
104との間でデータ105の送受信をする場合に、同
期網101の基準クロックfn を用いて送受信間のクロ
ック同期手法である。
【0026】送信側103ではデータをパケットの情報
長に区切ってパケット105を作成する時に、その情報
ビット中の特定ビットの時刻、たとえば最後のビットの
時刻を同期網101のクロックを基準にして測定し,そ
れをタイムスタンプとしてパケット105のヘッダある
いはトレイラに載せて送信し、受信側104ではパケッ
ト105のヘッダあるいはトレイラを認識しタイムスタ
ンプを解釈して、同期網101のクロックを基準にして
パケットの再生タイミングを抽出し、受信側104の読
みだしクロックを同期させる。
【0027】図1と同じ機能を図2,3のように別の形
で実現させることも出来る。図2は、図1のタイムスタ
ンプ情報を送信データ205の情報ビットとは独立の間
隔で求め、タイムスタンプを送信パケットのチャネル2
05とは別の論理チャネル206でパケットの情報部に
載せて伝送し、送信データ205とは独立にクロックの
同期をとる手法である。この手法は、送信データとは全
く関係ないために、パケットのヘッダ部にタイムスタン
プフィールドをとる必要はなく、特別なタイムスタンプ
用のパケットで常にクロックの同期をとり続けていれば
良いという利点があり、様々な送受信間のクロック同期
精度に応じてタイムスタンプサイズ、また送信間隔を自
由に選ぶことが出来る利点がある。又、図3は、図1の
タイムスタンプ情報を送信データ305の情報ビットと
は独立の間隔で求め、タイムスタンプを送信データの適
当なパケット205のヘッダ又はトレイラに載せて伝送
しクロックの同期をとる手法である。図3の手法は、図
1と図2の中間の手法である。図1,2,3はともに送
受信間で網のクロックを基準に送信側のクロック情報を
表現することで、クロック同期を実現する。
【0028】タイムスタンプの原理を図4を用いて説明
する。401,402は横軸を時間軸として右方向が時
間の経過を表すとする。401は、網とは非同期な端末
や伝送路のクロック401−1〜401−3を表し、4
02は非同期パケット網のクロック402−1〜402
−8を表す。網と非同期な端末・伝送路のクロック40
1のあるクロックを同期網クロック402で表現する
時、401の該クロックに最も近い距離にある402の
クロックで表現すればよいが、ハード的な実現の容易さ
から401のクロックの時間を超えないという条件で最
も401のクロックに近い402のクロックを求める方
法が現実的である。どちらを選んでも実現は出来るが、
ここでは後者の方法について具体的に説明する。
【0029】402のクロック402−1〜402−8
をカウンタで1クロックごとに数えていく時、402−
1をカウンタの初期値0とすれば402−4は3,40
2−8は7の値をとり、このカウンタ値をタイムスタン
プ値として利用する。今401−1に対しては402−
1,401−2に対しては402−4,401−3に対
しては402−7が対応するので、タイムスタンプ値は
401−1が0,401−2が3,401−3が6とな
る。ここでは、402のクロックの1クロック分を基準
にタイムスタンプをつけたが、402のクロックを数ク
ロック分を基準に、即ち402を分周してそれを基準に
タイムスタンプをつけることも可能である。2クロック
分を基準にタイムスタンプをつけると、401−1に対
しては402−1,401−2に対しては402−3,
401−3に対しては402−7が対応し、401−1
は0,401−2は1,401−3は3のタイムスタン
プ値をとる。
【0030】タイムスタンプ値をパケットに載せる場
合、限られたビット数によって表現せねばならないので
同期網のクロックと網とは非同期な端末・伝送路のクロ
ックの関係によっては分周しないとカウントできない可
能性がある。従って、適当な分周比によるタイムスタン
プを定義する必要がある。
【0031】タイムスタンプ値を如何にパケットの情報
フィールドの中にいれるのかを図5を用いて説明する。
大きく分けると図1,3の方式の場合のように501の
パケットの中のヘッダ部またはトレイラ部に入れるか、
または図2の方式の場合のように501の情報ビット部
にそのままいれるかの方法がある。いずれの場合でも、
どこかのフィールドにタイムスタンプ情報やその他の付
加的な情報を載せる必要がある。ここでは特にヘッダの
部分にタイムスタンプフィールドやその他タイムスタン
プに関係のある付加的フィールドを設ける場合について
考え、502〜505までは当該フィールドを意味す
る。基本的には502のようにタイムスタンプ用の領域
をとる。タイムスタンプが存在するパケットと存在しな
いパケットの両方が存在する場合にはいずれかを示すた
めに503のようにタイムスタンプ使用フラグビットが
ある場合があり、タイムスタンプのビットに誤りがある
場合クロック同期特性の劣化につながるので504のよ
うにさらにタイムスタンプの誤り検出を行なうためのビ
ットを用意する場合がある。サイクリックリダンダンシ
チェック符号(Cyclic Redundancy
Check;CRC)のような誤り検出はその例であ
る。また、それらをくみあわせて505のような場合も
ある。
【0032】本クロック同期方式の具体的な機能ブロッ
ク構成を、図6を用いて説明する。送信すベきデータ6
01を送信側の非同期クロック602で送信バッファ6
03に書き込み、送るべきパケット長分のデータが溜っ
た時、タイムスタンプブロック605はその瞬間の送信
側の非同期クロック602のクロックを非同期パケット
網608のクロック604で表現してタイムスタンプの
値を求め、その他のヘッダ・トレイラ生成ブロック60
6はヘッダ・トレイラを生成する。603,605,6
06のそれぞれの出力からパケット生成ブロック607
でパケットを生成し、出来たパケットはその他のプロト
コル処理をされ、非同期パケット網608上のパケット
に変換された後、非同期パケット網608上を伝送す
る。
【0033】受信側では、非同期パケット網608のパ
ケットを受信し、タイムスタンプの含まれている層以下
のプロトコル処理を行ない、パケット分離ブロック60
9に入る。609で当該パケットは情報部、タイムスタ
ンプ部、その他のヘッダ・トレイラ部に分けられ、情報
部のデータは非同期パケット網608のクロック604
で受信バッファ610に書き込まれ、タイムスタンプ部
はタイムスタンプ処理ブロック611に書き込まれ、そ
の他のヘッダ・トレイラは、その他のヘッダ・トレイラ
処理ブロック612に書き込まれる。非同期パケット網
608のクロック604を基準にしてタイムスタンプ処
理ブロック611からのタイムスタンプ値からローカル
なクロック613を修正し、再生されたクロック613
で受信バッファ610に溜っているデータを読み出すこ
とにより、受信データ614は送信データ601とクロ
ック同期をとることが出来る。
【0034】図6は非同期パケット網608のクロック
周波数604を基準にして、タイムスタンプをつけてい
た。非同期パケット網のクロック604と送信側の網と
非同期な端末・伝送路のクロック602との関係によっ
ては(1)十分なクロック同期精度を得られない、
(2)タイムスタンプサイズが足りない場合があり、従
って適当な分周を行なう必要がある場合がある。図7は
図6の非同期パケット網のクロック604、送信側非同
期網のクロック602を適当な分周をさせたときの回路
である。図7は非同期パケット網のクロック704を分
周器715で分周したクロックを基準にタイムスタンプ
をつけることができ、非同期パケット網クロック704
と送信非同期クロック702とのクロック関係を変える
ことができ、かつタイムスタンプの所要ビット数を減ら
すことが出来る。図6との違いは、715の分周器が付
けられた点である。
【0035】次に本クロック同期方式の送信側のさらに
詳しい構成を図8を用いて説明する。図8は図6のタイ
ムスタンプ生成ブロック605を詳しく説明したもので
ある。
【0036】送信すべきデータ801が送信バッファに
入るのと同時に、送信側の非同期クロック802をカウ
ンタ820でカウントし、同様に非同期パケット網のク
ロック804をカウンタ821でカウントし始める。カ
ウンタ820がパケットの情報長の大きさになった時D
−FF824にパルスを出し、その時のカウンタ821
の値をタイムスタンプとしてパケット生成ブロック80
7に送る。更に、カウンタ820はパケットの情報長の
大きさになった後、値をリセットして新しい送信データ
801に合わせて再びカウントし始める。以後はこの動
作を繰り返し、カウンタ821の数がオーバーフローし
たら再び0からカウントを始める。カウンタの操作は常
にN進カウンタの役目を果たしており、N以上になると
パルスを発生してカウンタ値をリセットする動作を行な
い、当然受信側のタイムスタンプ処理側でもカウンタ動
作は同じである。
【0037】次に本クロック同期方式の受信側のさらに
詳しい構成を図9を用いて説明する。図9は図6のクロ
ック再生ブロック613を詳しく説明したものである。
【0038】パケット分離ブロック909から受信バッ
ファ910にデータが書き始められると同時に、非同期
パケット網のクロック904でカウンタ931をカウン
トし始める。カウンタ931の値とタイムスタンプ処理
ブロック911の値と大きさをマグニチュードコンパレ
ータ932で比較していて、大きさが同じになった時に
パルスを生成する。ボルテージコントロールオシレータ
(Voltage Control Oscillat
or;VCO)935の自走周波数を図6の送信側の非
同期網のクロックとほぼ同じ周波数とし、当該出力周波
数937をパケット長分だけ分周器936で分周した出
力の位相とマグニチュードコンパレータ932のパルス
の位相とを位相比較器933で比較して、位相のずれ分
をローパスフィルター(Low Pass Filte
r;LPF)934で平滑化し、その平滑化されたずれ
分をボルテージコントロールオシレータ935に入力す
るフェーズロックループ(Phase−Locked
Loop;PLL)回路930を構成する。本構成によ
るボルテージコントロールオシレータ935の出力93
7を受信側の再生クロックとする。この再生クロックは
PLLのためにジッタを十分抑えることができる。
【0039】次にタイムスタンプのビットが伝送中に何
らかの原因で誤っていた場合に、その影響を回避するた
めの本クロック同期方式の受信側の構成を図10を用い
て説明する。図10は図9にタイムスタンプエラー検出
1039とサンプルホールド回路1038とを付加した
ものである。
【0040】パケット分離ブロック1009からその他
のヘッダ・トレイラ処理ブロック1012にヘッダ・ト
レイラが渡され、その処理出力がタイムスタンプエラー
検出1039をした時にパルスを発生し、当該パルスは
サンプルホールド回路1038に入力される。この時サ
ンプルホールド回路1038がイネーブルになり位相比
較器1033の出力が以前の値のまま変動しない(ホー
ルドする)状態になり、再び1012がタイムスタンプ
値が正常であると検出した場合には再びパルスを送り、
サンプルホールド回路1038を無効にすることで、位
相比較器1033の出力をそのままLPF1034に出
すようになる。こうすることで、タイムスタンプが誤っ
ている場合には当該タイムスタンプ値は無視することが
出来る。
【0041】次に伝送中にヘッダのエラーにより他のパ
ケットが紛れ込んできたり、本来あるべきパケットが消
失する場合、本来あるべきはずのタイムスタンプがない
か、もしくはたとえあったとしてもパケットの中に書か
れているタイムスタンプが全然関係のない誤っている値
をとる可能性がある。そのような場合にその影響を回避
するための本クロック同期方式の受信側の構成を図11
を用いて説明する。図11は図9にパケット有効判定器
1140とサンプルホールド回路1138とを付加した
ものである。
【0042】パケットについて、当該パケットが有効な
のか、無効なのかをパケット有効判定器1140で判断
して、もし当該パケットが無効な場合には、サンプルホ
ールド回路1138に入力される。この時サンプルホー
ルド回路1138がイネーブルになり位相比較器113
3の出力が以前の値のまま変動しない(ホールドする)
状態になり、パケット有効判定器1140で当該パケッ
トが有効な場合には再びパルスを送り、サンプルホール
ド回路1138を無効にすることで、位相比較器113
3の出力をそのままLPF1134に出すようになる。
こうすることで、無効なパケットの場合には当該タイム
スタンプ値は無視することができる。このように図10
や11のような、誤りが起こった時に対処することで精
度良いクロック同期特性が得られる。
【0043】本クロック同期方式の階層化プロトコルに
ついて、図12,13,14,15,16で説明する。
伝送路のサーキットエミュレーションのような定速度
(CBR;Constant Bit Ratio)サ
ービスが一般には図12の方式をとり、その変形として
13,14,15も考えられる。可変レートの画像伝送
のような可変速度(VBR;Variable Bit
Ratio)サービスは一般的には図16の方式をと
り、その変形としては定速度サービスと同様に、図1
3,14,15もその変形として考えられるが、ここで
は図13,14,15は、特に定速度サービスを意識し
て述べる。
【0044】定速度(CBR)サービスのように送信す
べきデータを等長のビット長に分けてそれらを別々のパ
ケットで送信する場合のタイムスタンプの付け方につい
て図12で説明する。ここでは、プロトコル第N層の送
信すべきデータを等長のビット1202−1,1202
−2に分ける時を例にして、タイムスタンプをつける方
式について説明する。第N層の情報ビット系列1202
−1は情報ビットの最後のビットの位置と同期網クロッ
ク1201とを比較して、同期網クロック1201−1
の時点でのタイムスタンプカウンタ値がタイムスタンプ
となり、第N層の情報ビット系列1202−2は同期網
クロック1201−2の時点でのタイムスタンプカウン
タ値がタイムスタンプとなり、それぞれのタイムスタン
プ値を第N−1層の1203−1,1203−2のヘッ
ダ又はトレイラ領域の部分に1204−1,1204−
2のようにタイムスタンプを書き込む。
【0045】次に図12の変形として図13,14,1
5,16が考えられる。これらはタイムスタンプを書き
込む層が図12のように第N−1層ではなくて第N−2
層以下の場合についての例である。ここでは特に第N−
2層にタイムスタンプをおくことを考え、さらに第N−
2層でプロトコルデータユニット(ProtocolD
ata Unit;PDU)が4つに分割される場合を
あげている。第N−2層以下でプロトコルデータユニッ
トが分割されずにタイムスタンプがおかれる場合もある
がこれについても同様に考えられる。
【0046】図13ではプロトコル第N層の情報を等長
のビット1302−1,1302−2に分ける時に、第
N−2層でタイムスタンプをつける方式について説明す
る。第N−2層では第N層の情報ビットが4つに分けら
れて1304−1,1304−2〜1304−4の情報
部に入れられる。プロトコルデータユニット1304−
1は1305−1のヘッダ・トレイラ部を持ち、ヘッダ
部またはトレイラ部にタイムスタンプ領域1306−1
を持ち、この領域に同期網クロックが1301−1の時
点でのタイムスタンプカウンタ値をいれる。1304−
2〜1304−4はタイムスタンプを含んでいないの
で、タイムスタンプの存在判定フラグ1307−2〜1
307−4には無効ビットを立て、1307−1には有
効ビットを立てる。このように、図13は、N−1層の
プロトコルデータユニットの先頭ビットをN−2層のサ
ービスデータユニットに含むプロトコルデータユニット
のヘッダ又はトレイラ部分のみにタイムスタンプをおく
ことを意味し、それ以外のプロトコルデータユニットに
はタイムスタンプをおかず、そのかわりにタイムスタン
プをおいていないという指示ビットフィールドをもち、
その値でタイムスタンプの載っているプロトコルデータ
ユニットかそうでないかを判断する。図12と図13と
の違いはレイヤの違いと、タイムスタンプを持つプロト
コルデータユニットとそうでないユニットがあるという
違いである。但し、図13の場合特別な場合は、すべて
のプロトコルデータユニットでタイムスタンプを持つ場
合もある。
【0047】図14も図13と同様にプロトコル第N層
の情報を等長のビット1402−1,1402−2に分
ける時に、第N−2層でタイムスタンプをつける別の方
式について説明する。第N−2層では第N層の情報ビッ
トが4つに分けられて1404−1,1404−2〜1
404−4の情報部に入れられる。プロトコルデータユ
ニット1404−1,1404−2〜1404−4はそ
れぞれ1405−1〜1405−4のヘッダ・トレイラ
部を持ち、ヘッダ部またはトレイラ部にタイムスタンプ
領域1406−1〜1406−4を持つ。第N層の情報
ビット1402−1の中で、1404−1の情報部にの
るものの最後のビットのタイムスタンプは1401−1
であり、同様に1404−2に載るもののタイムスタン
プは1401−2、1404−4に載るもののタイムス
タンプは1401−4となる。これは図12の方式のよ
うに、第N層の情報ビットの周期毎にタイムスタンプを
つけるのではなくて、タイムスタンプをつけるべき情報
がタイムスタンプをつける層においてどのように分割さ
れているかによって、その分割されたデータの間隔でタ
イムスタンプを計算し、第N−2層にタイムスタンプを
載せている。
【0048】但し、この例とは異なり、第N−1層のヘ
ッダやトレイラが第N−2層のサービスデータユニット
の大きさ以上の場合、第N−2層のプロトコルデータユ
ニットの中で第N層の情報ビットを含んでいないような
場合、タイムスタンプはつけることが出来ない。従っ
て、この時にはタイムスタンプが書かれていないことを
第N−2層のプロトコルデータユニットのヘッダ又はト
レイラにタイムスタンプが有効か無効かを示すタイムス
タンプフラグ1407−1〜1407−4がある。もし
タイムスタンプを含んでいない時には1407−1,や
1407−4などで無効ビットを立てる。図14と図1
3との違いについては、図14はN−2層のサービスデ
ータユニットの中で、N層の情報ビットの部分だけに注
目し、そのビットごとにタイムスタンプをつける方法
で、間隔が一定でないタイムスタンプ方式であるが、図
13はN層の情報ビットのフレームの区切りごとにタイ
ムスタンプをつけるので間隔が一定の方式であり、それ
が大きな違いである。
【0049】図15は第N−2層にタイムスタンプをつ
ける点は図12と同様であるが、1504−1,150
4−2〜1504−4のヘッダ部又はトレイラ部である
1505−1〜1505−4のタイムスタンプ部に、第
N層の情報ビット1502−1の周期毎に求めたタイム
スタンプ1501−1のビットを4つに分けて、第N−
2層のヘッダ又はトレイラ部においておき、タイムスタ
ンプを再生する時には、第N−2層のタイムスタンプ1
506−1〜1506−4のなかで有効なタイムスタン
プ部を1507−1〜1507−4で判断して、有効な
タイムスタンプ部を集めると1508のタイムスタンプ
が得られる。すなわち、タイムスタンプのビットを分け
て格納しておく方式である。
【0050】図16は、図12の定速度のサービスとは
異なり、動画像伝送のような可変速度のサービスに適用
されるプロトコルである。動画像符号化にはさまざまな
手法があり、何らかの意味のある情報の固まりごとに符
号化される。クロック同期のために、フィールド、また
はフレームなどの一定間隔の区切りが必要で、例えば第
N−2層があるフレーム周期1602−0を持ちなが
ら、符号化の都合で1602−1,1602−2,16
02−3のように非等長の情報ごとにバケット化すると
仮定する。ここで1602−2がデータがなくて160
2−1,1602−3にしかデータがない場合もあり、
一般には単に動画像符号化装置から送られてくる信号だ
けだと不規則にデータが生じるので、何らかの一定の間
隔のデータの区切りがないとクロック同期をとることは
出来ないので、そのような区切りがあると仮定する。従
って、第N−1層のヘッダ・トレイラ部にタイムスタン
プを載せる場合、第N層のフレームの区切りの情報を含
んでいる第N−1層のヘッダ部・トレイラ部のみにタイ
ムスタンプ1605−1をのせタイムスタンプ有効フラ
グを有効にしておき、タイムスタンプが載っていない部
分にはタイムスタンプを無効にしておけば良い。この場
合は、タイムスタンプは1605−1のヘッダ部または
トレイラ部1604−1の領域1605−1におかれ、
タイムスタンプ値は1601−1の時点でのタイムスタ
ンプカウンタ値となり、タイムスタンプ使用フラグ16
05−1には有効ビットがたち、1605−2は無効ビ
ットが立つ。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、送
信側の非同期クロックの時間情報を同期網のクロックを
基準にカウントし、当該カウント値をタイムスタンプと
してバケットのヘッダ又はトレイラに載せ、受信側で
は、当該タイムスタンプ値を読んで同期網のクロックを
基準に再生タイミングを再生し、同期網のクロックを送
信側と受信側でともに参照しているために、ネットワー
ク内の遅延の揺らぎの影響は全く受けずに、クロックの
周波数のずれは生じない。送信側の非同期なクロック
と、同期網のクロックの関係によっては同期網のクロッ
ク幅だけの位相のずれが時々起こるが、この位相のずれ
をPLLによって十分に減衰させることができ、タイム
スタンプにより十分なクロック同期特性を得ることがで
きる。但し、タイムスタンプのビット長は限りがあり、
送信側の非同期なクロックと同期網のクロックとの関係
によっては、カウンタが溢れてしまうが、それぞれ適当
な分周を選ぶことによってカウンタが溢れないようにす
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期網上の非同期パケット網でのクロック同期
方式の概念図1。
【図2】同期網上の非同期パケット網でのクロック同期
方式の概念図2。
【図3】同期網上の非同期パケット網でのクロック同期
方式の概念図3。
【図4】タイムスタンプの原理を示す図。
【図5】プロトコル上でのタイムスタンプ領域を示す
図。
【図6】非同期パケット網でのクロック同期装置を示す
図。
【図7】非同期パケット網でのクロック同期装置の他の
例を示す図。
【図8】非同期パケット網でのクロック同期のための送
信装置を示す図。
【図9】非同期パケット網でのクロック同期のための受
信装置を示す図。
【図10】クロック同期のための受信装置でのタイムス
タンプエラー対処装置を示す図。
【図11】クロック同期のための受信装置でのパケット
エラー対処装置を示す図。
【図12】タイムスタンプのプロトコルスタック1を示
す図。
【図13】タイムスタンプのプロトコルスタック2を示
す図。
【図14】タイムスタンプのプロトコルスタック3を示
す図。
【図15】タイムスタンプのプロトコルスタック4を示
す図。
【図16】タイムスタンプのプロトコルスタック5を示
す図。
【図17】従来のクロック同期方式(バッファフィリン
グ法)を示す図。
【符号の説明】 【クロック同期装置関係】
101,201,301,402 同期網 102,202,302,608,708 非同期パ
ケット網 103,104,203,204,303,304,4
01 同期網とは非同期な端末・伝送路 601,614,701,714,801,914,1
014,1114,1701,1702 同期網とは
非同期な端末・伝送路のデータ 604,704,804,1703 非同期パケット
網のクロック 602,702,802 同期網とは非同期な端末・
伝送路のクロック 937,1037,1137,1704 受信側再生
クロツク 715,716,936,1036,1136 分周
器 820,821,931,1031,1131 カウ
ンタ 930,1030,1130,1706 PLL 1038,1138 サンプルホールド回路 932,1032,1132 Magnitude
Comparator 824 D−FF 933,1033,1133 位相比較器 934,1034,1134 LPF 935,1035,1135 VCO 1705 FIFO 1707 バッファフィリングレベル 603,703,803 送信バッファ 605,705,805 タイムスタンプ生成ブロッ
ク 606,706,806 その他のヘッダ・トレイラ
生成ブロック 607,707,807 パケット生成ブロック 609,709,909,1009,1109 パケ
ット分離ブロック 610,710,910,1010,1110 受信
バッファ 611,711,911,1011,1111 タイ
ムスタンプ処理ブロック 612,712,912,1012,1112 その
他のヘッダ・トレイラ処理ブロック 613,713,913,1013,1113 クロ
ック再生ブロック 1039 タイムスタンプエラー検出 1140 パケット有効判定器
【クロック同期方式関係】
105,206,305 タイムスタンプの載ったパ
ケット 205 タイムスタンブのないパケット 501〜505 プロトコル 401−1〜3 同期網とは非同期な端末・伝送路の
タイミング 402−1〜8,1201,1201−1〜2,130
1,1301−1〜2,1401,1401−1〜4,
1501,1501−1〜2,1601,1601−1
同期網のタイミング 1202,1202−1〜2,1203−1〜2,13
02,1302−1〜2,1303−1〜2,1304
−1〜4,1402,1402−1〜2,1403−1
〜2,1404−1〜4,1502,1502−1〜
2,1503−1〜2,1504−1〜4,1602,
1602−1〜3,1603−1〜2 情報ビット 1602−0 フレームの周期 1204−1〜2,1305−1〜4,1405−1〜
4,1505−1〜4,1604−1〜2 ヘッダ部 1306−1〜4,1406−1〜4,1506−1〜
4,1508,1605−1〜2 タイムスタンプ領
域 1307−1〜4,1407−1〜4,1507−1〜
4,1606−1〜2 タイムスタンプフラグ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間で一定速度のデータ
    の送受信をする場合において、 送信側では当該データをパケット情報長に区切ってパケ
    ットを作成する時に、情報ビット中の特定ビットの時刻
    を同期網のクロックを基準にして測定し、それをタイム
    スタンプとして当該パケットのヘッダ又はトレイラに載
    せて送信し、 受信側では当該パケットのヘッダ又はトレイラを認識し
    タイムスタンプを解釈して、前記同期網のクロックを基
    準にして当該パケットの再生タイミングを抽出し、受信
    側の読みだしクロックを送信側のクロックに同期させる
    ことを特徴とするクロック同期方式。
  2. 【請求項2】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある可変速度データの送受信をする場合におい
    て、 送信側では当該データをパケット情報長に区切ってパケ
    ットを作成する時に、ある周期ごとに当該可変速度のデ
    ータの情報ビット中の特定ビットの時刻を同期網のクロ
    ックを基準にして測定し,それをタイムスタンプとして
    ある周期毎に当該パケットのヘッダ又はトレイラに載せ
    て送信し、 受信側では当該パケットのヘッダ又はトレイラを認識し
    タイムスタンプを解釈して、前記同期網のクロックを基
    準にして当該パケットの再生タイミングを抽出し、受信
    側の読みだしクロックを送信側のクロックに同期させる
    ことを特徴とするクロック同期方式。
  3. 【請求項3】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある一定速度または可変速度のデータの送受信
    をする場合において、 送信側では当該送信データパケットとは独立に送信側の
    クロックを適当な間隔ごとに同期網のクロックを基準に
    して測定し、それをタイムスタンプとして、当該送信デ
    ータパケットとは別のパケットの情報部に載せて送信
    し、 受信側ではタイムスタンプの載っているパケットの情報
    部を認識しタイムスタンプを解釈して、前記同期網のク
    ロックを基準にしてパケットの再生タイミングを抽出
    し、受信側の読みだしクロックを送信側のクロックに同
    期させることを特徴とするクロック同期方式。
  4. 【請求項4】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある一定速度または可変速度のデータの送受信
    をする場合において、 送信側では当該送信パケットとは独立に送信側のクロッ
    クを適当な間隔ごとに同期網のクロックを基準にして測
    定し、それをタイムスタンプとして適当なタイミング毎
    に当該送信パケットのヘッダ又はトレイラに載せて送信
    し、 受信側ではタイムスタンプの載っている当該パケットの
    ヘッダ又はトレイラを認識しタイムスタンプを解釈し
    て、前記同期網のクロックを基準にして当該パケットの
    再生タイミングを抽出し、受信側の読みだしクロックを
    送信側のクロックに同期させることを特徴とするクロッ
    ク同期方式。
  5. 【請求項5】 タイムスタンプの値の誤り検出又は誤り
    検出及び訂正を行なうための付加ビットを持つことを特
    徴とする請求項1,2,3又は4に記載のクロック同期
    方式。
  6. 【請求項6】 ヘッダにタイムスタンプの値を含むかど
    うかを示す付加ビットを持つことを特徴とする請求項
    1,2,3,4又は5に記載のクロック同期方式。
  7. 【請求項7】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある一定速度又は可変速度のデータの送受信を
    するクロック同期装置において、 当該データを書き込む送信バッファと、当該端末・伝送
    路のクロックで表現されるパケット情報ビット中の特定
    ビットの時刻を当該パケット網クロックをカウントして
    求めるタイムスタンプ生成ブロックと、パケットを送る
    のに必要なその他のヘッダ・トレイラ作成ブロックと、
    送信バッファ、タイムスタンプ生成ブロック・その他の
    ヘッダ・トレイラ生成ブロックの出力からパケットを生
    成するパケット生成ブロックとからなる送信装置と、 当該パケット網のクロックで送信されてきたパケット情
    報部・タイムスタンプ部・その他のヘッダ・トレイラ部
    に分離するためのパケット分離ブロックと、情報部が書
    き込まれる受信バッファと、タイムスタンプ部が書き込
    まれるタイムスタンプ処理部と、その他のヘッダ・トレ
    イラが書き込まれるその他のヘッダ・トレイラ処理部
    と、タイムスタンプ処理ブロックからのタイムスタンプ
    情報を基準として当該端末・伝送路のクロックを再生す
    るクロック再生ブロックとからなる受信装置とからなる
    ことを特徴とする送受信間のクロック同期装置。
  8. 【請求項8】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある一定速度又は可変速度のデータの送受信を
    するクロック同期装置の送信装置において、 当該データを書き込む送信バッファと、 当該端末・伝送路のクロックで表現されるパケット情報
    ビット中の特定ビットの時刻を当該パケット網クロック
    をカウントして求めるタイムスタンプ生成ブロックと、 パケットを送るのに必要なその他のヘッダ・トレイラ作
    成ブロックと、 送信バッファ、タイムスタンプ生成ブロック・その他の
    ヘッダ・トレイラ生成ブロックの出力からパケットを生
    成するパケット生成ブロックとからなり、 前記タイムスタンプ生成ブロックは、網クロックをカウ
    ントする第一のカウンタと、網クロックとは非同期な端
    末・伝送路のクロックをカウントする第二のカウンタ
    と、前記第二のカウンタが一定値を計数するごとに前記
    第一のカウンタのカウント値を取り込み出力するための
    フリップフロップ回路とからなることを特徴とする送信
    装置。
  9. 【請求項9】 クロック同期のとれた網上でパケット通
    信を行なうパケット網に対して網クロックとは非同期な
    端末・伝送路を接続して、送受信間でクロック同期をと
    る必要のある一定速度又は可変速度のデータの送受信を
    するクロック同期装置の受信装置において、 当該パケット網のクロックで送信されてきたパケット情
    報部・タイムスタンプ部・その他のヘッダ・トレイラ部
    に分離するためのパケット分離ブロックと、 情報部が書き込まれる受信バッファと、 タイムスタンプ部が書き込まれるタイムスタンプ処理部
    と、 その他のヘッダ・トレイラが書き込まれるその他のヘッ
    ダ・トレイラ処理部と、 タイムスタンプ処理ブロックからのタイムスタンプ情報
    を基準として当該端末・伝送路のクロックを再生するク
    ロック再生ブロックとからなり、 前記クロック再生ブロックは、網クロックをカウントす
    るカウンタと、当該カウンタとタイムスタンプ処理ブロ
    ックの出力の一致を検出するための検出器と、当該検出
    器の一致検出出力を基準位相入力として動作するフェー
    ズロックループ(Phase−Locked Loo
    p;PLL)とからなることを特徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 前記フェーズロックループが、ボルテ
    ージコントロールオシレータ(Voltage Con
    trol Oscillator;VCO)と、当該V
    COの出力を分周するための分周器と、該分周器の出力
    と基準位相入力との位相を比較するための位相比較器
    と、当該位相比較器の出力を平滑化して前記VCOに入
    力するローパスフィルタとからなることを特徴とする請
    求項9に記載の受信装置。
  11. 【請求項11】 網クロックの分周器の出力周波数を基
    準にタイムスタンプをつける請求項8に記載の送信装置
    と網クロックの分周器の出力周波数を基準に、送信側の
    端末・伝送路のクロックを再生する請求項9に記載の受
    信装置とからなることを特徴とするクロック同期装置。
  12. 【請求項12】 タイムスタンプの値の誤り検出又は誤
    り検出及び訂正を行なうための付加ビットによりタイム
    スタンプ値の誤り検出を行なうタイムスタンプ誤り検出
    器と、誤りが検出された時に位相比較器の出力を保持す
    るサンプルホールド回路とを付加したことを特徴とする
    請求項9に記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 ヘッダおよびトレイラのビットによっ
    て、誤配送されてきたパケットや欠落したパケットを検
    出するパケット有効判定器と、当該パケット有効判定器
    を参照して誤配送・欠落パケットを読む時に位相比較器
    の出力を保持するサンプルホールド回路とを付加したこ
    とを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
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