JPH0538057Y2 - - Google Patents

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JPH0538057Y2
JPH0538057Y2 JP4785989U JP4785989U JPH0538057Y2 JP H0538057 Y2 JPH0538057 Y2 JP H0538057Y2 JP 4785989 U JP4785989 U JP 4785989U JP 4785989 U JP4785989 U JP 4785989U JP H0538057 Y2 JPH0538057 Y2 JP H0538057Y2
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hole
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fluid
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、走行中の線材等の表面に防錆処理、
洗浄処理等を施すに適した表面処理装置に係り、
特に、線径に対するノズル口径の切削精度を低く
しても走行線材の導入口及び導出口から防錆液、
洗浄液等の液体の漏洩を防止することができ、線
材の製品不良の発生を防止することができ、線材
の製品としての品質を向上し、線材の製品として
の品質の安定を図ることのできる表面処理装置に
関する。
【従来の技術】
一般に、線材をライン上に走行させて線材表面
になんらかの表面処理を行なう場合、線材表面が
油等で汚れていると表面処理が完全に行なえない
ため、線材表面の汚れを落とす洗浄が行なわれ
る。また、防錆処理を施した銅線の製造は次の如
く行なわれる。すなわち、炉より引つ張り出した
銅線は、電気炉から引き出され、伸線機に引き込
まれ、この伸線機において、引き込まれた銅線を
所望の径の太さに伸ばす。この伸線機において所
望の径に伸ばされた銅線は、上り釜によつて引つ
張られ、この上り釜より引き落とされた銅線を、
表面処理装置の中に送り、この表面処理装置にお
いて、銅線に防錆処理が施され巻取りドラムによ
つて巻き取られる。 このような線材表面の洗浄、防錆処理などの表
面処理に当つては、従来、第4図に示す如き表面
処理装置は用いられている。すなわち、表面処理
装置100は、円筒状に形成される2本の管材を
T字状に連結し、それぞれの管材を連通して形成
されるT字管101を有しており、このT字管1
01の直通する両端部には、線材200をガイド
するための外筒体102,103が嵌合されてお
り、この外筒体102,103は、袋ナツト10
4,105によつてT字管101に嵌着されてい
る。また、T字管101内には、開放空間106
が形成されており、この開放空間106は、外筒
体102,103によつて挟まれて形成されてい
る。このT字管101を構成する管材は、円筒状
として説明したが、角筒体であつても良い。ま
た、T字管101の下方に延びている部分が開放
空間106から外部に開口する排出口107であ
る。外筒体102,103のそれぞれの外側端側
略半分の長さに内筒体挿入孔108、内筒体挿入
孔109(外筒体103によつて外部から見えず
第4図では示されていない)が穿設されており、
この内筒体挿入孔108,109に内筒体11
0,111が螺進・螺退自在に螺着されている。
また、この外筒体102,103の内筒体挿入孔
108,109の孔底112、孔底113(外筒
体103によつて外部から見えず第4図では示さ
れていない)は摺鉢状に形成されており、外筒1
02,103の略中心には、孔底112,113
よりT字管101の開放空間106に通じる噴射
流体通過孔114、噴射流体通過孔115(外筒
体103によつて外部から見えず第4図では示さ
れていない)が穿設されている。内筒体110,
111の外筒体102,103の内筒体挿入孔1
08,109に挿入する挿入側端部はニードル弁
116、ニードル弁117(外筒体103によつ
て外部から見えず第4図では示されていない)を
形成している。このニードル弁116,117の
先端は、外筒体102,103の内筒体挿入孔1
08,109の孔底112,113に合うようテ
ーパに仕上げられており、このニードル弁11
6,117を調整することにより、このニールド
弁116,117と孔底112,113との間に
僅かな隙間を開成して、流体噴射口118、流体
噴射口119(外筒体103によつて外部から見
えず第4図では示されていない)が形成されてい
る。また、内筒体110の略中心位置、長手方向
に貫通し、線材200を導入する線材導入孔12
0が、内筒体111の略中心位置、長手方向に貫
通し、線材200を導出する線材導出孔121
(外筒体103によつて外部から見えず第4図で
は示されていない)が形成されている。この線材
導入孔120、線材導出孔121と流体噴射口1
18,119とのなす角度は15度から60度程度の
鋭角となつている。この流体噴射口118,11
9の間隔の調節、すなわちニードル弁116,1
17の開度調整は、内筒体110,111の螺入
量によつて行われ、調節後は調節ナツト122,
123を締め込んで固定する。ニードル弁11
6,117は内筒体挿入孔108,109よりか
なりの細径であるため、ニードル弁116,11
7の周囲に流体溜124、流体溜125(内筒体
111の内部構造であるため外部から見えず第4
図では示されていない)が生じる。この流体溜1
24,125には外部と通ずる流体供給口12
6,127が設けられている。また、内筒体11
0の線材200が導入される先端部にはノズル1
28が、また、内筒体111の線材200が導出
される後端部にはノズル129(内筒体111の
内部構造であるため外部から見えず第4図では示
されていない)が嵌着されている。このノズル1
28,129は、耐摩耗性向上のためセラミツク
ノズル、超硬ノズル、耐摩耗性樹脂ノズル等が使
用されている。また、このノズル128,129
は、袋ナツト130,131によつて内筒体11
0,111に固着されている。このノズル12
8,129の略中心には、線材導入孔120、線
材導出孔121に合わせて線材200が通過可能
な径の線材通過孔132、線材通過孔133(内
筒体111の内部構造であるため外部から見えず
第4図では示されていない)が形成されている。
この線材通過孔132,133は、線材200の
外径より若干太く(すなわち、流体供給口12
6,127から供給され、流体噴射口118,1
19から噴射される液体の流速により、線材導入
孔120及び線材導出孔121内が負圧になつて
流体が逆流しない程度の隙間である)噴射流体通
過孔114,115より若干細径に形成されてい
る。なお、流体供給口126,127に供給され
る流体には、気体、液体、粉体のそれぞれが含ま
れる。気体の例としては、例えば空気、水素
(H2)、窒素(N2)等がある。また、液体の例と
しては、防錆剤、洗浄用溶剤、研磨液、潤滑液等
がある。また、粉体の液体の例としては、非常に
微細な研磨粉、微細な塗装用粉体等がある。 このように構成されているものであるから、内
筒体110,111と外筒体102,103との
間に形成されている流体噴射口118,119か
ら流体供給口126,127を介して供給される
流体を所定圧力で噴射流体通過孔114,115
に向かつて噴射する。この流体の噴射で線材導入
孔120内及び線材導出孔121内を走行する線
材200の表面の処理(防錆処理、洗浄処理、乾
燥処理等)が行われる。この流体噴射口118,
119から流体を噴射流体通過孔114,115
に向かつて所定圧力で噴射すると、流体は、T字
管101の開放空間106に向かつて勢い良く噴
出されるため、線材導入孔120内及び線材導出
孔121内は、負圧となり、流体噴射口118,
119から噴射される流体によつて線材200
と、線材導入孔120及び線材導出孔121の内
壁面との間を介して外気が吸入される。このよう
に、流体噴射口118,119から流体を噴射す
ることによつて、線材導入孔120の線材導入端
部及び線材導出孔121の線材導出端部からの液
漏れの防止、すなわち線材導入孔120及び線材
導出孔121の端部のシールを行つている。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の表面処理装置100にあ
つては、流体噴射口118,119から流体を噴
射流体通過孔114,115に向かつて所定圧力
で噴射しても、内筒体110,112に形成され
る線材200を導入する線材導入孔120,12
1の径と、内筒体110,112の線材200導
入先後端部に嵌着されるノズル128,129に
形成される線材200を導入する線材通過孔13
2,133の径とが同一径の孔となつているた
め、線材導入孔120内及び線材導出孔121内
を、線材200と、線材導入孔120及び線材導
出孔121の内壁面との間を介して外気を吸入す
る充分な負圧を形成することができないという問
題点を有している。すなわち、線材200の線径
と線材導入孔120,121、線材通過孔13
2,133の内壁面との隙間が小さすぎると外気
流入が少なすぎ、また、隙間が大きすぎると負圧
よりも液圧が優り、ともに線材通過孔132,1
33の端部から液漏れを生じてしまうという問題
点を有している。 また、従来の表面処理装置100にあつては、
流体噴射口118,119から流体を噴射流体通
過孔114,115に向かつて所定圧力で噴射す
ることによつて線材通過孔132,133の端部
からの液漏れを防止するようにしているため、線
材200の線径と線材導入孔120,121、線
材通過孔132,133の項径の関係をシビアに
選定しなければならず、また、流体噴射口11
8,119から流体を噴射流体通過孔114,1
15に向かつて所定圧力で噴射することによつて
線材通過孔132,133の端部からの液漏れを
防止するには、流体の圧力・流量が左右でバラン
スがとれていることが条件となり、その条件も、
よりシビアに設定しなければならず、若干の圧
力・流体変化や左右の若干のアンバランスなどに
よつても液漏れを生じやすいため、表面処理作業
中頻繁な監視や調節作業を行わなければならず作
業性が悪いという問題点を有している。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、線径に対するノズル口径の切削精度を
低くしても走行線材の導入口及び導出口から防錆
液、洗浄液等の液体の漏洩を防止することがで
き、線材の製品不良の発生を防止することがで
き、線材の製品としての品質を向上し、線材の製
品としての品質の安定を図ることのできる表面処
理装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における表
面処理装置は、内部に開放空間の形成されている
T字管に直線状に開口する両端部に嵌着し線材が
走行するとともに噴射流体が通過する噴射流体通
過孔の形成されている外筒体と、該外筒体に嵌合
し前記噴射流体通過孔に連通する線材導入孔又は
線材導出孔の形成されている内筒体とを有し、前
記内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし前記
線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材通過孔
の形成されているノズルを前記内筒体に嵌着し、
前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形成して前
記内筒体と外筒体との対向面に流体噴射口を形成
し、該流体噴射口から線材導入孔又は線材導出孔
と線材導出孔を介して走行する線材の表面に流体
を噴射することによつて線材の表面処理を行う表
面処理装置において、上記ノズルに形成される線
材通過孔を外側に拡がるテーパに形成したもので
ある。 また、上記目的を達成するために、本考案にお
ける表面処理装置は、内部に開放空間の形成され
ているT字管に直線状に開口する両端部に嵌着し
線材が走行するとともに噴射流体が通過する噴射
流体通過孔の形成されている外筒体と、該外筒体
に嵌合し前記噴射流体通過孔に連通する線材導入
孔又は線材導出孔の形成されている内筒体とを有
し、前記内筒体の線材導入側端部に線材をガイド
し前記線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材
通過孔の形成されているノズルを前記内筒体に嵌
着し、前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形成
して前記内筒体と外筒体との対向面に流体噴射口
を形成し、該流体噴射口から線材導入孔又は線材
導出孔と線材導出孔を介して走行する線材の表面
に流体を噴射することによつて線材の表面処理を
行う表面処理装置において、上記内筒体に形成さ
れる線材導入孔を長手方向中央近傍から外側に拡
がるテーパに形成したものである。 さらに、上記目的を達成するために、本考案に
おける表面処理装置は、内部に開放空間の形成さ
れているT字管に直線状に開口する両端部に嵌着
し線材が走行するとともに噴射流体が通過する噴
射流体通過孔の形成されている外筒体と、該外筒
体に嵌合し前記噴射流体通過孔に連通する線材導
入孔又は線材導出孔の形成されている内筒体とを
有し、前記内筒体の線材導入側端部に線材をガイ
ドし前記線材導入孔又は線材導出孔に連通する線
材通過孔の形成されているノズルを前記内筒体に
嵌着し、前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形
成して前記内筒体と外筒体との対向面に流体噴射
口を形成し、該流体噴射口から線材導入孔又は線
材導出孔と線材導出孔を介して走行する線材の表
面に流体を噴射することによつて線材の表面処理
を行う表面処理装置において、上記内筒体に形成
される線材導入孔とノズルに形成される線材通過
孔とを線材導入孔の長手方向中央近傍から外側に
連続的に拡がるテーパに形成したものである。
【作用】
内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし、内
筒体の線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材
通過孔が形成されているノズルの線材通過孔を外
側に拡がるテーパに形成しているため、線径に対
するノズル口径の切削精度を低くしても走行線材
の導入口及び導出口から防錆液、洗浄液等の液体
の漏洩を防止することができ、線材の製品不良の
発生を防止することができ、線材の製品としての
品質を向上し、線材の製品としての品質の安定を
図ることができる。 また、外筒体に嵌合し外筒体の噴射流体通過孔
に連通する線材導入孔又は線材導出孔が形成され
ている内筒体の線材導入孔又は線材導出孔の長手
方向中央近傍から線材導入側に拡がるテーパに形
成してあるため、線径に対するノズル口径の切削
精度を低くしても走行線材の導入口及び導出口か
ら防錆液、洗浄液等の液体の漏洩を防止すること
ができ、線材の製品不良の発生を防止することが
でき、線材の製品としての品質を向上し、線材の
製品としての品質の安定を図ることができる。 さらに、外筒体に嵌合し外筒体の噴射流体通過
孔に連通する線材導入孔又は線材導出孔が形成さ
れている内筒体の線材導入孔又は線材導出孔と、
内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし、内筒
体の線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材通
過孔が形成されているノズルの線材通過孔を内筒
体の線材導入孔又は線材導出孔の長手方向中央近
傍から線材導入側に拡がるテーパに形成してある
ため、線径に対するノズル口径の切削精度を低く
しても走行線材の導入口及び導出口から防錆液、
洗浄液等の液体の漏洩を防止することができ、線
材の製品不良の発生を防止することはでき、線材
の製品としての品質を向上し、線材の製品として
の品質の安定を図ることができる。
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 第1図には、本考案に係る表面処理装置の一実
施例が示されている。 図において、表面処理装置1は、円筒状に形成
される2本の管材をT字状に連結し、それぞれの
管材を連通して形成されるT字管2を有してお
り、このT字管2の直通する両端部には、線材2
00をガイドするための外筒体3,4が嵌合され
ており、この外筒体3,4は、袋ナツト5,6に
よつてT字管2に嵌着されている。また、T字管
2内には、開放空間7が形成されており、この開
放空間7は、外筒体3,4によつて挟まれて形成
されている。このT字管2を構成する管材は、円
筒状として説明したが、角筒状であつても良い。
また、T字管2の下方に延びている部分が開放空
間7から外部に開口する排出口8である。外筒体
3,4のそれぞれの外側端側略半分の長さに内筒
体挿入孔9,10(内筒体挿入孔10は、外筒体
4によつて外部から見えず第1図では示されてい
ない)が穿設されており、この内筒体挿入孔9,
10に内筒体11,12が螺進・螺退自在に螺着
されている。また、この外筒体3,4の内筒体挿
入孔9,10の孔底13,14(孔底14は、外
筒体4によつて外部から見えず第1図では示され
ていない)は摺鉢状に形成されており、外筒3,
4の略中心には、孔底13,14よりT字管2の
開放空間7に通じる噴射流体通過孔15,16
(噴射流体通過孔16は、外筒体4によつて外部
から見えず第1図では示されていない)が穿設さ
れている。 また、内筒体11,12は、第2図に示す如く
構成されている。すなわち、内筒体11,12の
外筒体3,4の内筒体挿入孔9,10に挿入する
挿入側端部は、ニードル弁17,18(ニードル
弁18は、外筒体4によつて外部から見えず第1
図では示されていない)を形成している。このニ
ードル弁17,18の先端は、外筒体3,4の内
筒体挿入孔9,10の孔底13,14に合うよう
テーパに仕上げられており、このニードル弁1
7,18を調整することにより、このニールド弁
17,18と孔底13,14との間に僅かな隙間
を開成して、流体噴射口19,20(流体噴射口
20は、外筒体4によつて外部から見えず第1図
では示されていない)が形成されている。また、
内筒体11の略中心位置、長手方向に貫通し、線
材200を導入する線材導入孔21が、内筒体1
2の略中心位置、長手方向に貫通し、線材200
を導出する線材導出孔22(外筒体4によつて外
部から見えず第1図では示されていない)が形成
されている。この線材導入孔21、線材導出孔2
2と流体噴射口19,20とのなす角度は比較的
鋭角となつている。この流体噴射口19,20の
間隔の調節、すなわちニードル弁17,18の開
度調整は、内筒体11,12の螺入量によつて行
われ、調節後は調節ナツト23,24を締め込ん
で固定する。ニードル弁17,18は内筒体挿入
孔9,10よりかなりの細径であるため、ニード
ル弁17,18の周囲に流体溜25,26(流体
溜26は、内筒体12の内部構造であるため外部
から見えず第1図では示されていない)が生じ
る。この流体溜25,26には外部と通ずる流体
供給口27,28が設けられている。 また第1図に示す如く、内筒体11の線材20
0が導入される先端部には、ノズル29が、ま
た、内筒体12の線材200が導出される後端部
のはノズル30(内筒体12の内部構造であるた
め外部から見えず第1図では示されていない)
が、それぞれ嵌着されている。このノズル29,
30は、耐摩耗性向上のためセラミツクノズル、
超硬ノズル、耐摩耗性樹脂ノズル等が使用されて
おり、第2図に示す如く構成されている。すなわ
ち、ノズル29,30は、略中心に線材導入孔2
1、線材導出孔22に合わせて線材200が通過
可能な径の線材通過孔33,34(線材通過孔3
4は、内筒体12の内部構造であるため外部から
見えず第1図では示されていない)が形成されて
いる。このノズル29,30の線材通過孔33,
34は、外側に拡がるテーパに形成されている。
このテーパの角度は、10°〜45°が最適である。こ
のようにノズル29,30の線材通過孔33,3
4を、外側に拡がるテーパ状に形成することによ
り、線材導入孔21、線材導出孔22が負圧にな
つたときに外部から空気を吸入しやすくすること
ができる。このノズル29,30は、袋ナツト3
1,32によつて内筒体11,12に固着されて
いる。 なお、流体供給口27,28に供給される流体
には、気体、液体、粉体のそれぞれが含まれる。
気体の例としては、例えば空気、水素(H2)、窒
素(N2)等がある。また、液体の例としては、
ベンゾトリアゾール(C6H4N2・NH)溶液など
の防錆剤、洗浄用溶剤、研磨液、潤滑液等があ
る。また、粉体の液体の例としては、非常に微細
な研磨粉、微細な塗装用粉体等がある。 第3図には、本考案に係る表面処理装置の他の
実施例が示されている。 図において、本実施例が、第1図図示実施例と
異なる点は、第1図図示実施例が内筒体11の略
中心位置、長手方向に貫通して形成される線材導
入孔21、内筒体12の略中心位置、長手方向に
貫通して形成される線材導出孔22の径を全長に
渡つて一定に保持して形成されいいるものを、本
実施例は、内筒体11,12に形成される線材導
入孔21、線材導出孔22を長手方向中央近傍か
ら外側に拡がるテーパ状に形成した点である。す
なわち、内筒体40の先端部は、ニードル弁41
が形成されている。このニードル弁41の先端
は、テーパに仕上げられており、このニードル弁
41を調整することにより、流体噴射口の開口面
積が調整できるようになつている。また、内筒体
40の略中心位置、長手方向に貫通し、線材20
0を導入する線材導入孔42が形成されている。
この線材導入孔42は、長手方向略中央から外側
に向かつて拡がるテーパが形成されている。この
テーパー角度は、緩やかでよい。また、内筒体4
0の線材200が導入される側には、ノズル50
が嵌着されている。このノズル50は、耐摩耗性
向上のためセラミツクノズル、超硬ノズル、耐摩
耗性樹脂ノズル等が使用されており、第3図に示
す如く、ノズル50の線材通過孔51がテーパ状
に形成されている。このテーパラインは、線材導
入孔42のテーパラインと一致するようになつて
いる。このように線材導入孔42、ノズル50の
線材通過孔51を、外側に拡がるテーパ状に形成
することにより、線材導入孔42が負圧になつた
ときに外部から空気を吸入しやすくすることがで
きる。このノズル50は、袋ナツト60によつて
内筒体40に固着されている。この他は、第1図
図示実施例と同一である。 したがつて、本実施例によれば、線径に対する
ノズル口径の切削精度を低くしても走行線材の導
入口及び導出口から防錆液、洗浄液等の液体の漏
洩を防止することができ、線材の製品不良の発生
を防止することができ、線材の製品としての品質
を向上し、線材の製品としての品質の安定を図る
ことができる。
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。 請求項1の表面処理装置においては、内筒体の
線材導入側端部に線材をガイドし、内筒体の線材
導入孔又は線材導出孔に連通する線材通過孔が形
成されているノズルの線材通過孔を外側に拡がる
テーパに形成しているため、線径に対するノズル
口径の切削精度を低くしても走行線材の導入口及
び導出口から防錆液、洗浄液等の液体の漏洩を防
止することができ、線材の製品不良の発生を防止
することができ、線材の製品としての品質を向上
し、線材の製品としての品質の安定を図ることが
できる。 請求項2の表面処理装置においては、外筒体に
嵌合し外筒体の噴射流体通過孔に連通する線材導
入孔又は線材導出孔が形成されている内筒体の線
材導入孔又は線材導出孔の長手方向中央近傍から
線材導入側に拡がるテーパに形成してあるため、
線径に対するノズル口径の切削精度を低くしても
走行線材の導入口及び導出口から防錆液、洗浄液
等の液体の漏洩を防止することはでき、線材の製
品不良の発生を防止することができ、線材の製品
としての品質を向上し、線材の製品としての品質
の安定を図ることができる。 請求項2の表面処理装置においては、外筒体に
嵌合し外筒体の噴射流体通過孔に連通する線材導
入孔又は線材導出孔が形成されている内筒体の線
材導入孔又は線材導出孔と、内筒体の線材導入側
端部に線材をガイドし、内筒体の線材導入孔又は
線材導出孔に連通する線材通過孔が形成されてい
るノズルの線材通過孔を内筒体の線材導入孔又は
線材導出孔の長手方向中央近傍から線材導入側に
拡がるテーパに形成してあるため、線径に対する
ノズル口径の切削精度を低くしても走行線材の導
入口及び導出口から防錆液、洗浄液等の液体の漏
洩を防止することができ、線材の製品不良の発生
を防止することができ、線材の製品としての品質
を向上し、線材の製品としての品質の安定を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表面処理装置の実施例を
示す一部断面全体構成図、第2図は第1図図示表
面処理装置の内筒体とノズルの分解断面図、第3
図は本考案に係る表面処理装置の実施例を示す内
筒体とノズルの分解断面図、第4図は従来の表面
処理装置の一部断面全体構成図である。 1……表面処理装置、2……T字管、3,4…
…外筒体、7……開放空間、11,12,40…
…内筒体、15,16……噴射流体通過孔、1
9,20……流体噴射口、21,42……線材導
入孔、22……線材導出孔、27,28……流体
供給口、29,30,50……ノズル、33,3
4,51……線材通過孔、200……線材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に開放空間の形成されているT字管に直
    線状に開口する両端部に嵌着し線材が走行する
    とともに噴射流体が通過する噴射流体通過孔の
    形成されている外筒体と、該外筒体に嵌合し前
    記噴射流体通過孔に連通する線材導入孔又は線
    材導出孔の形成されている内筒体とを有し、前
    記内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし前
    記線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材通
    過孔の形成されているノズルを前記内筒体に嵌
    着し、前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形
    成して前記内筒体と外筒体との対向面に流体噴
    射口を形成し、該流体噴射口から線材導入孔又
    は線材導出孔と線材導出孔を介して走行する線
    材の表面に流体を噴射することによつて線材の
    表面処理を行う表面処理装置において、上記ノ
    ズルに形成される線材通過孔を外側に拡がるテ
    ーパに形成したことを特徴とする表面処理装
    置。 (2) 内部に開放空間の形成されているT字管に直
    線状に開口する両端部に嵌着し線材が走行する
    とともに噴射流体が通過する噴射流体通過孔の
    形成されている外筒体と、該外筒体に嵌合し前
    記噴射流体通過孔に連通する線材導入孔又は線
    材導出孔の形成されている内筒体とを有し、前
    記内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし前
    記線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材通
    過孔の形成されているノズルを前記内筒体に嵌
    着し、前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形
    成して前記内筒体と外筒体との対向面に流体噴
    射口を形成し、該流体噴射口から線材導入孔又
    は線材導出孔と線材導出孔を介して走行する線
    材の表面に流体を噴射することによつて線材の
    表面処理を行う表面処理装置において、上記内
    筒体に形成される線材導入孔を長手方向中央近
    傍から外側に拡がるテーパに形成したことを特
    徴とする表面処理装置。 (3) 内部に開放空間の形成されているT字管に直
    線状に開口する両端部に嵌着し線材が走行する
    とともに噴射流体が通過する噴射流体通過孔の
    形成されている外筒体と、該外筒体に嵌合し前
    記噴射流体通過孔に連通する線材導入孔又は線
    材導出孔の形成されている内筒体とを有し、前
    記内筒体の線材導入側端部に線材をガイドし前
    記線材導入孔又は線材導出孔に連通する線材通
    過孔の形成されているノズルを前記内筒体に嵌
    着し、前記内筒体の外筒体側にニードル弁を形
    成して前記内筒体と外筒体との対向面に流体噴
    射口を形成し、該流体噴射口から線材導入孔又
    は線材導出孔と線材導出孔を介して走行する線
    材の表面に流体を噴射することによつて線材の
    表面処理を行う表面処理装置において、上記内
    筒体に形成される線材導入孔とノズルに形成さ
    れる線材通過孔とを線材導入孔の長手方向中央
    近傍から外側に連続的に拡がるテーパに形成し
    たことを特徴とする表面処理装置。
JP4785989U 1989-04-24 1989-04-24 Expired - Lifetime JPH0538057Y2 (ja)

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JP4785989U JPH0538057Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24

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JPH02140975U JPH02140975U (ja) 1990-11-26
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