JPH0538156A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH0538156A JPH0538156A JP3187998A JP18799891A JPH0538156A JP H0538156 A JPH0538156 A JP H0538156A JP 3187998 A JP3187998 A JP 3187998A JP 18799891 A JP18799891 A JP 18799891A JP H0538156 A JPH0538156 A JP H0538156A
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- time
- command
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- delay time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、PWM指令信号のデッドタイム付
加によって出力電圧に生じる誤差を補正して、電流波形
の歪とトルクの変動を除去する。 【構成】 本発明は、PWM指令に対する出力電圧の遅
れ時間を計測および記憶する手段と、前回のオン遅れ時
間と今回のオン遅れ時間から決められる時間だけ次のオ
フ指令に対して出力電圧のオフを遅らせ、前回のオフ遅
れ時間と今回のオフ遅れ時間から決められる時間だけ次
のオン指令に対して出力電圧のオンを遅らせる手段を備
える。
加によって出力電圧に生じる誤差を補正して、電流波形
の歪とトルクの変動を除去する。 【構成】 本発明は、PWM指令に対する出力電圧の遅
れ時間を計測および記憶する手段と、前回のオン遅れ時
間と今回のオン遅れ時間から決められる時間だけ次のオ
フ指令に対して出力電圧のオフを遅らせ、前回のオフ遅
れ時間と今回のオフ遅れ時間から決められる時間だけ次
のオン指令に対して出力電圧のオンを遅らせる手段を備
える。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置に係
り、特にデッドタイム補償機能を有するインバータ装置
に関する。
り、特にデッドタイム補償機能を有するインバータ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に電圧型インバータ装置の主回路構
成を示す。PWM指令信号生成回路1により生成される
PWM指令u* 、v* 、w* に基づいてトランジスタ2
u、2v、2w、2x、2y、2zがオンまたはオフを
繰り返し、出力電圧が決定される。一般にトランジスタ
はベースにオフ信号を与えられても即座にオフすること
はできず、しばらくの時間オン状態を持続してからオフ
する。このベースにオフ信号が与えられてからオン状態
を持続する時間をストレージタイムと称する。各アーム
の上下のトランジスタはいずれか一方がオンされるの
で、例えばオン状態にあるトランジスタ2uにオフ指令
が与えられたときトランジスタ2xにはオン指令が与え
られることになる。この場合トランジスタ2uにオフ指
令を与えると同時にトランジスタ2xにオン指令が与え
られると、トランジスタ2uはオフ指令後ストレージタ
イム遅れてオフするためストレージタイムの間はトラン
ジスタ2u、2xがともにオン状態となり、主回路母線
3、4間が短絡してしまう。そこで通常はデッドタイム
回路5uによりPWM指令信号にデッドタイムを付加
し、トランジスタ2uにオフ指令を与えてからデッドタ
イム遅らせてトランジスタ2xにオン指令を与える。
成を示す。PWM指令信号生成回路1により生成される
PWM指令u* 、v* 、w* に基づいてトランジスタ2
u、2v、2w、2x、2y、2zがオンまたはオフを
繰り返し、出力電圧が決定される。一般にトランジスタ
はベースにオフ信号を与えられても即座にオフすること
はできず、しばらくの時間オン状態を持続してからオフ
する。このベースにオフ信号が与えられてからオン状態
を持続する時間をストレージタイムと称する。各アーム
の上下のトランジスタはいずれか一方がオンされるの
で、例えばオン状態にあるトランジスタ2uにオフ指令
が与えられたときトランジスタ2xにはオン指令が与え
られることになる。この場合トランジスタ2uにオフ指
令を与えると同時にトランジスタ2xにオン指令が与え
られると、トランジスタ2uはオフ指令後ストレージタ
イム遅れてオフするためストレージタイムの間はトラン
ジスタ2u、2xがともにオン状態となり、主回路母線
3、4間が短絡してしまう。そこで通常はデッドタイム
回路5uによりPWM指令信号にデッドタイムを付加
し、トランジスタ2uにオフ指令を与えてからデッドタ
イム遅らせてトランジスタ2xにオン指令を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PWM指令信号にデッ
ドタイムを付加すると、PWM指令に対する図7のU相
の電圧は電流がインバータからモータへ流れているとき
には図8、電流がモータからインバータへ流れていると
きには図9に示すようになる。こうしてPWM指令と出
力電圧にはデッドタイムTd とストレージタイムTs の
差に相当する誤差が生じるので、図10に示すように電
流波形が歪むうえにトルクにも周期的な変動が現れる。
ドタイムを付加すると、PWM指令に対する図7のU相
の電圧は電流がインバータからモータへ流れているとき
には図8、電流がモータからインバータへ流れていると
きには図9に示すようになる。こうしてPWM指令と出
力電圧にはデッドタイムTd とストレージタイムTs の
差に相当する誤差が生じるので、図10に示すように電
流波形が歪むうえにトルクにも周期的な変動が現れる。
【0004】そこで、本発明の目的は、PWM指令信号
のデッドタイム付加によって出力電圧に生じる誤差を補
正して、電流波形の歪とトルクの変動を除去するインバ
ータ装置を提供することにある。 [発明の構成]
のデッドタイム付加によって出力電圧に生じる誤差を補
正して、電流波形の歪とトルクの変動を除去するインバ
ータ装置を提供することにある。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を鑑
みてなされたもので、PWM指令のオン指令が発生して
から実際にインバータ出力電圧がオンするまでの遅れ時
間を計測する計時手段と、次のPWM指令のオフ指令に
対してインバータ出力電圧のオフを遅らせる遅延手段
と、前記遅れ時間を記憶する記憶手段と、前記PWM指
令のオフ指令に対してインバータ出力電圧のオフを遅ら
せる時間を、記憶しておいた前回の出力電圧オン遅れ時
間と今回の出力電圧オン遅れ時間とを用いて決定する決
定手段とを備えたインバータ装置及び、PWM指令信号
に付加されるデッドタイムによりインバータ出力電圧に
生じる誤差を補償する手段を有するインバータ装置にお
いて、PWM指令のオフ指令が発生してから実際にイン
バータ出力電圧がオフするまでの遅れ時間を計測する計
時手段と、次のPWM指令のオン指令に対してインバー
タ出力電圧のオンを遅らせる遅延手段と、前記遅れ時間
を記憶する記憶手段と、前記PWM指令のオン指令に対
してインバータ出力電圧のオンを遅らせる時間を、記憶
しておいた前回の出力電圧オフ遅れ時間と今回の出力電
圧オフ遅れ時間とを用いて決定する決定手段とを備えた
インバータ装置を提供する。
みてなされたもので、PWM指令のオン指令が発生して
から実際にインバータ出力電圧がオンするまでの遅れ時
間を計測する計時手段と、次のPWM指令のオフ指令に
対してインバータ出力電圧のオフを遅らせる遅延手段
と、前記遅れ時間を記憶する記憶手段と、前記PWM指
令のオフ指令に対してインバータ出力電圧のオフを遅ら
せる時間を、記憶しておいた前回の出力電圧オン遅れ時
間と今回の出力電圧オン遅れ時間とを用いて決定する決
定手段とを備えたインバータ装置及び、PWM指令信号
に付加されるデッドタイムによりインバータ出力電圧に
生じる誤差を補償する手段を有するインバータ装置にお
いて、PWM指令のオフ指令が発生してから実際にイン
バータ出力電圧がオフするまでの遅れ時間を計測する計
時手段と、次のPWM指令のオン指令に対してインバー
タ出力電圧のオンを遅らせる遅延手段と、前記遅れ時間
を記憶する記憶手段と、前記PWM指令のオン指令に対
してインバータ出力電圧のオンを遅らせる時間を、記憶
しておいた前回の出力電圧オフ遅れ時間と今回の出力電
圧オフ遅れ時間とを用いて決定する決定手段とを備えた
インバータ装置を提供する。
【0006】
【作用】このように構成された本発明のインバータ装置
においては、PWM指令に対する出力電圧の遅れ時間を
計測および記憶し、前回のオン遅れ時間と今回のオン遅
れ時間から決められる時間だけ次のオフ指令に対して出
力電圧のオフを遅らせ、前回のオフ遅れ時間と今回のオ
フ遅れ時間から決められる時間だけ次のオン指令に対し
て出力電圧のオンを遅らせることで、PWM指令信号と
インバータ出力電圧の誤差が補償され、電流波形の歪と
トルクの変動が除去される。
においては、PWM指令に対する出力電圧の遅れ時間を
計測および記憶し、前回のオン遅れ時間と今回のオン遅
れ時間から決められる時間だけ次のオフ指令に対して出
力電圧のオフを遅らせ、前回のオフ遅れ時間と今回のオ
フ遅れ時間から決められる時間だけ次のオン指令に対し
て出力電圧のオンを遅らせることで、PWM指令信号と
インバータ出力電圧の誤差が補償され、電流波形の歪と
トルクの変動が除去される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面によって説
明する。
明する。
【0008】まず本実施例が適用される電圧型インバー
タ装置の概略的構成を図1に示す。デッドタイム補償回
路10u、10v、10wはPWM指令信号発生回路1
1と、デッドタイム回路12u、12v、12wの間に
設置され、PWM指令信号u* 、v* 、w* と、電圧検
出回路13によって検出されるインバータ出力電圧の検
出信号VDTC に基づいてデッドタイム補償信号を生成
し、デッドタイム回路12u、12v、12wに出力す
る。デッドタイムはこのデッドタイム補償信号に付加さ
れる。
タ装置の概略的構成を図1に示す。デッドタイム補償回
路10u、10v、10wはPWM指令信号発生回路1
1と、デッドタイム回路12u、12v、12wの間に
設置され、PWM指令信号u* 、v* 、w* と、電圧検
出回路13によって検出されるインバータ出力電圧の検
出信号VDTC に基づいてデッドタイム補償信号を生成
し、デッドタイム回路12u、12v、12wに出力す
る。デッドタイムはこのデッドタイム補償信号に付加さ
れる。
【0009】次に、デッドタイム補償回路のU相分10
uを図2に示す。14はPWM指令信号u* 、出力電圧
検出信号VDTC 、クロック信号fCKを入力とし、オーバ
ーフローすると出力端子OCYから、アンダーフローす
ると出力端子UCKからキャリーパルスを出力し、出力
端子DATAからカウンターを出力し、PWM指令の発
生に応じてデータ入力端子SETにデッドタイム補償出
力を遅らせるカウント量が入力されるプリセッタブルア
ップダウンカウンタ、15は前回のオン指令が発生した
時点のプリセッタブルアップダウンカウンタ14のカウ
ンタ値を記憶している記憶手段、16は前回のオフ指令
が発生した時点のプリセッタブルアップダウンカウンタ
14のカウンタ値を記憶している記憶手段、17はPW
M指令がオン指令の時はS1 側に、オフ指令の時はS2
側に切り替わるスイッチ、18は前回のPWM指令発生
時のプリセッタブルアップダウンカウンタ14のカウン
タ値から今回のPWM指令が発生した時点のプリセッタ
ブルアップダウンカウンタ14のカウンタ値を減じた値
を2分の1にする2分割回路、19はプリセッタブルア
ップダウンカウンタ14から出力されるキャリーパルス
をラッチしてデッドタイム補償回路出力とするラッチ回
路である。
uを図2に示す。14はPWM指令信号u* 、出力電圧
検出信号VDTC 、クロック信号fCKを入力とし、オーバ
ーフローすると出力端子OCYから、アンダーフローす
ると出力端子UCKからキャリーパルスを出力し、出力
端子DATAからカウンターを出力し、PWM指令の発
生に応じてデータ入力端子SETにデッドタイム補償出
力を遅らせるカウント量が入力されるプリセッタブルア
ップダウンカウンタ、15は前回のオン指令が発生した
時点のプリセッタブルアップダウンカウンタ14のカウ
ンタ値を記憶している記憶手段、16は前回のオフ指令
が発生した時点のプリセッタブルアップダウンカウンタ
14のカウンタ値を記憶している記憶手段、17はPW
M指令がオン指令の時はS1 側に、オフ指令の時はS2
側に切り替わるスイッチ、18は前回のPWM指令発生
時のプリセッタブルアップダウンカウンタ14のカウン
タ値から今回のPWM指令が発生した時点のプリセッタ
ブルアップダウンカウンタ14のカウンタ値を減じた値
を2分の1にする2分割回路、19はプリセッタブルア
ップダウンカウンタ14から出力されるキャリーパルス
をラッチしてデッドタイム補償回路出力とするラッチ回
路である。
【0010】以上の構成におけるデッドタイム補償回路
の動作タイミングチャートの一例を図3に示す。
の動作タイミングチャートの一例を図3に示す。
【0011】PWM指令のオン指令が時刻Aに発生し、
カウンタ値NA からカウンタアップを開始するとする。
プリセッタブルアップダウンカウンタ14は、カウンタ
値が上限値N1 に達した時点でキャリーパルスを出力
し、これと同時にカウンタ値を(N1 −NU )に等しい
ND にセットする。このキャリーパルスによってラッチ
回路19が動作して補償出力が時刻A´でオン指令とな
る。カウント値(NU −NA )はトランジスタのストレ
ージタイムTS をカウントした値とし、カウント値(N
1 −NU )のカウント時間をTdly とすると時刻A´は
時刻Aから(TS+Tdly)だけ遅れることになる。更に
出力電圧は時刻A´からデッドタイムTd 遅れた時刻
A”でオンする。プリセッタブルアップダウンカウンタ
14のカウントアップは出力電圧がオンした時刻A”で
停止する。
カウンタ値NA からカウンタアップを開始するとする。
プリセッタブルアップダウンカウンタ14は、カウンタ
値が上限値N1 に達した時点でキャリーパルスを出力
し、これと同時にカウンタ値を(N1 −NU )に等しい
ND にセットする。このキャリーパルスによってラッチ
回路19が動作して補償出力が時刻A´でオン指令とな
る。カウント値(NU −NA )はトランジスタのストレ
ージタイムTS をカウントした値とし、カウント値(N
1 −NU )のカウント時間をTdly とすると時刻A´は
時刻Aから(TS+Tdly)だけ遅れることになる。更に
出力電圧は時刻A´からデッドタイムTd 遅れた時刻
A”でオンする。プリセッタブルアップダウンカウンタ
14のカウントアップは出力電圧がオンした時刻A”で
停止する。
【0012】次に時刻AからTon時間経過した時刻Bで
PWM指令のオフ指令が発生し、カウンタ値NB からカ
ウントダウンを開始するとする。プリセッタブルアップ
ダウンカウンタ14はカウンタ値がゼロになった時点で
キャリーパルスを出力すると同時にカウンタ値をNU に
セットする。このキャリーパルスによってラッチ開路1
9が動作して補償出力が時刻B´でオフ指令となる。カ
ウント値(NA −ND)はデッドタイムTd をカウント
した値でありカウント値ND は(N1 −NU )に等しい
ので、時刻B´時刻Bから(Td +Tdly )だけ遅れる
ことになる。
PWM指令のオフ指令が発生し、カウンタ値NB からカ
ウントダウンを開始するとする。プリセッタブルアップ
ダウンカウンタ14はカウンタ値がゼロになった時点で
キャリーパルスを出力すると同時にカウンタ値をNU に
セットする。このキャリーパルスによってラッチ開路1
9が動作して補償出力が時刻B´でオフ指令となる。カ
ウント値(NA −ND)はデッドタイムTd をカウント
した値でありカウント値ND は(N1 −NU )に等しい
ので、時刻B´時刻Bから(Td +Tdly )だけ遅れる
ことになる。
【0013】更に出力電圧は時刻B´からトランジスタ
のストレージタイムTS 遅れた時刻B”でオフする。プ
リセッタブルアップダウンカウンタ14は出力電圧がオ
フした時刻B”でカウントダウンを停止する。
のストレージタイムTS 遅れた時刻B”でオフする。プ
リセッタブルアップダウンカウンタ14は出力電圧がオ
フした時刻B”でカウントダウンを停止する。
【0014】次に時刻BからToff 時間経過した時刻C
でPWM指令のオン指令が発生すると、この時点でカウ
ンタ値NC と前回のオン指令発生時のカウンタ値NA は
等しいため、プリセッタブルアップダウンカウンタ14
はそのままカウンタ値NC からカウントアップを開始
し、時刻Cから(TS +Tdly )だけ遅れた時刻C´で
補償出力がオン指令となる。
でPWM指令のオン指令が発生すると、この時点でカウ
ンタ値NC と前回のオン指令発生時のカウンタ値NA は
等しいため、プリセッタブルアップダウンカウンタ14
はそのままカウンタ値NC からカウントアップを開始
し、時刻Cから(TS +Tdly )だけ遅れた時刻C´で
補償出力がオン指令となる。
【0015】ここで時刻Cから時刻C´までの間に電流
極性が変化したとすると、デッドタイムとストレージタ
イムの発生場所が変わり、出力電圧は時刻C´からスト
レージタイムTS 遅れた時刻C”でオンする。
極性が変化したとすると、デッドタイムとストレージタ
イムの発生場所が変わり、出力電圧は時刻C´からスト
レージタイムTS 遅れた時刻C”でオンする。
【0016】次に時刻CからTonに時間経過した時刻D
にPWM指令のオフ指令が発生した時、カウンタ値NB
とカウンタ値ND が異なるため、カウントダウンを開始
するカウンタ値はNB とND の差を2分の1にした値で
補正され、ND −(NB −ND )/2となる。カウント
値NB は時間(Td +Tdly )をスウントし、カウント
値ND は時間(TS +Tdly )をカウントするので、カ
ウント値(ND −(NB −ND )/2)は時間(TS −
(Td −TS )/2+Tdly )をカウントすることにな
る。
にPWM指令のオフ指令が発生した時、カウンタ値NB
とカウンタ値ND が異なるため、カウントダウンを開始
するカウンタ値はNB とND の差を2分の1にした値で
補正され、ND −(NB −ND )/2となる。カウント
値NB は時間(Td +Tdly )をスウントし、カウント
値ND は時間(TS +Tdly )をカウントするので、カ
ウント値(ND −(NB −ND )/2)は時間(TS −
(Td −TS )/2+Tdly )をカウントすることにな
る。
【0017】したがって、補正出力は時刻Dから時間
(TS −(Td −TS )/2+Tdly)遅れた時刻D´
でオフ指令となり、出力電力は時刻D´からデッドタイ
ムTd遅れた時刻D”でオフする。
(TS −(Td −TS )/2+Tdly)遅れた時刻D´
でオフ指令となり、出力電力は時刻D´からデッドタイ
ムTd遅れた時刻D”でオフする。
【0018】次に、時刻DからToff まで時間経路した
時刻EでPWM指令のオン指令が発生した時、やはりカ
ウンタ値NC とカウンタ値NE が異なるためカウントア
ップを開始するカウンタ値はNC とNE の差を2分の1
した値で補正されるNE −(NC −NE )/2となる。
カウント値NC は時間(TS +Tdly )をカウントし、
カウント値NE は時間(Td +Tdly )をカウントする
ので、カウント値(NE −(NC −NE )/2)は時間
(Td +(Td −TS )/2)をカウントすることにな
る。
時刻EでPWM指令のオン指令が発生した時、やはりカ
ウンタ値NC とカウンタ値NE が異なるためカウントア
ップを開始するカウンタ値はNC とNE の差を2分の1
した値で補正されるNE −(NC −NE )/2となる。
カウント値NC は時間(TS +Tdly )をカウントし、
カウント値NE は時間(Td +Tdly )をカウントする
ので、カウント値(NE −(NC −NE )/2)は時間
(Td +(Td −TS )/2)をカウントすることにな
る。
【0019】したがって、補正出力は時刻Eから時間
(Td +(Td −TS )/2)遅れた時刻E´でオン指
令となり、出力電圧は時刻E´からストレージタイムT
S 遅れた時刻E”でオフする。次に時刻Eから時間TON
経過した時刻FでPWM指令のオフ指令が発生した時の
カウンタ値NF はカウンタ値ND と等しいため、カウン
トダウンを開始する。よって補正出力は時刻Fから時間
(TS +Tdly )遅れた時刻F´でオフ指令となり、出
力電圧は時刻F´からデッドタイムTd 遅れた時刻F”
でオフする。ここで出力電圧のオン時間のオン時間とオ
フ時間をPWM指令のオン指令時間とオフ指令時間を比
較すると以下のことがわかる。まず時刻Aから時刻Aま
でのオン指令に対して出力電圧のオン時間は時刻A”か
ら時刻B”までの時間で TA"B"=Ton のようにオン指令時間と等しくなり、デッドタイムの補
償がなされている。次に時刻Bから時刻Cまでのオフ指
令に対して出力電圧のオフ時間TB"C"は、 TB"C"=Toff −(Td −TS ) となり、オフ指令時間よりも(Td −TS )だけ短くな
る。時刻Cから時刻Dまでのオン指令に対して出力電圧
のオン時間TC"D"は TC"D"=Ton+(Td −TS )/2 となり、オン指令時間よりも(Td −TS )/2だけ長
くなる。一方時刻Dから時刻までのオフ指令に対して出
力電圧のオフ時間TD"E"は TD"E"=Toff +(Td −TS ) となり、前回出力電圧のオフ時間が指令時間よりも短く
なった時間(Td −TS)だけ長くなる。また時刻Eか
ら時刻Fまでのオン指令に対して出力電圧のオン時間T
E"F"は TE"F"=Ton−(Td −TS )/2 となり、前回出力電圧のオン時間が指令時間よりも長く
なった時間(Td −TS)/2だけ短くなる。
(Td +(Td −TS )/2)遅れた時刻E´でオン指
令となり、出力電圧は時刻E´からストレージタイムT
S 遅れた時刻E”でオフする。次に時刻Eから時間TON
経過した時刻FでPWM指令のオフ指令が発生した時の
カウンタ値NF はカウンタ値ND と等しいため、カウン
トダウンを開始する。よって補正出力は時刻Fから時間
(TS +Tdly )遅れた時刻F´でオフ指令となり、出
力電圧は時刻F´からデッドタイムTd 遅れた時刻F”
でオフする。ここで出力電圧のオン時間のオン時間とオ
フ時間をPWM指令のオン指令時間とオフ指令時間を比
較すると以下のことがわかる。まず時刻Aから時刻Aま
でのオン指令に対して出力電圧のオン時間は時刻A”か
ら時刻B”までの時間で TA"B"=Ton のようにオン指令時間と等しくなり、デッドタイムの補
償がなされている。次に時刻Bから時刻Cまでのオフ指
令に対して出力電圧のオフ時間TB"C"は、 TB"C"=Toff −(Td −TS ) となり、オフ指令時間よりも(Td −TS )だけ短くな
る。時刻Cから時刻Dまでのオン指令に対して出力電圧
のオン時間TC"D"は TC"D"=Ton+(Td −TS )/2 となり、オン指令時間よりも(Td −TS )/2だけ長
くなる。一方時刻Dから時刻までのオフ指令に対して出
力電圧のオフ時間TD"E"は TD"E"=Toff +(Td −TS ) となり、前回出力電圧のオフ時間が指令時間よりも短く
なった時間(Td −TS)だけ長くなる。また時刻Eか
ら時刻Fまでのオン指令に対して出力電圧のオン時間T
E"F"は TE"F"=Ton−(Td −TS )/2 となり、前回出力電圧のオン時間が指令時間よりも長く
なった時間(Td −TS)/2だけ短くなる。
【0020】したがって、時刻B”から時刻F”までの
時間領域を考えるとオフ指令時間と出力電圧のオフ時間
は等しく、オン指令時間と出力電圧のオン時間は等しく
なる。こうして電流極性が変化した場合にも、極性変化
の直後に生じる出力電力とPWM指令との誤差を補正す
ることが可能となる。なおV相、W相についても上記U
相の回路構成とその動作は等しい。
時間領域を考えるとオフ指令時間と出力電圧のオフ時間
は等しく、オン指令時間と出力電圧のオン時間は等しく
なる。こうして電流極性が変化した場合にも、極性変化
の直後に生じる出力電力とPWM指令との誤差を補正す
ることが可能となる。なおV相、W相についても上記U
相の回路構成とその動作は等しい。
【0021】以上の方法でテッドタイム補償を行った時
の電流とトルクの様子を図4に示す。同図によれば、図
10にみられる電流波形の歪と大きなトルク変動がほと
んどみられなくなることがわかる。このように本実施例
によれば、PWM指令信号に直接テッドタイム付加する
場合に生じる電流歪とトルク変動を除去することができ
るものである。
の電流とトルクの様子を図4に示す。同図によれば、図
10にみられる電流波形の歪と大きなトルク変動がほと
んどみられなくなることがわかる。このように本実施例
によれば、PWM指令信号に直接テッドタイム付加する
場合に生じる電流歪とトルク変動を除去することができ
るものである。
【0022】次に、図5は本発明の第2実施例を示すも
のである。20はプリセッタブルアップダウンカウンタ
14をセットする値を、前回のPWM指令発生時のカウ
ンタ値から今回のPWM指令の発生時のカウンタ値を減
じた値を今回のPWM指令発生時のカウンタ値から指し
引いた値と、何の補正も加えない今回のPWM指令発生
時のカウンタ値に切り替えるスイッチである。スイッチ
20はPWM指令信号が発生する度に切り替える。
のである。20はプリセッタブルアップダウンカウンタ
14をセットする値を、前回のPWM指令発生時のカウ
ンタ値から今回のPWM指令の発生時のカウンタ値を減
じた値を今回のPWM指令発生時のカウンタ値から指し
引いた値と、何の補正も加えない今回のPWM指令発生
時のカウンタ値に切り替えるスイッチである。スイッチ
20はPWM指令信号が発生する度に切り替える。
【0023】図6は第2実施例の動作タイミングチャー
トの一例である。時刻Bと時刻B´の間で電流極性が変
化すると時刻Cにおけるカウンタ値NC と時刻Aでのカ
ウンタ値NA は異なる。この時スイッチ20が端子S2
側にあると、カウントダウンを開始するカウンタ値はN
C −(NA −NC )に補正される。また時刻Dにおける
カウンタ値ND も時刻Bでのカウンタ値と異なるが、こ
こでスイッチ20を端子S1 に切り替えることにより、
カウンタ値ND のままカウントアップを開始する。
トの一例である。時刻Bと時刻B´の間で電流極性が変
化すると時刻Cにおけるカウンタ値NC と時刻Aでのカ
ウンタ値NA は異なる。この時スイッチ20が端子S2
側にあると、カウントダウンを開始するカウンタ値はN
C −(NA −NC )に補正される。また時刻Dにおける
カウンタ値ND も時刻Bでのカウンタ値と異なるが、こ
こでスイッチ20を端子S1 に切り替えることにより、
カウンタ値ND のままカウントアップを開始する。
【0024】このように本実施例では、カウンタ値の補
正を行った直後は補正を行わないようにスイッチ20を
切り替える。時刻Aから時刻Bまでのオフ指令に対して
出力電圧のオフ時間TA"B"は時刻A”から時刻B”まで
の時間で TA"B"=Toff −(Td −TS ) となり、オフ指令時間よりも(Td −TS )だけ短くな
る。時刻Bから時刻Cまでのオン指令に対して出力電圧
のオン時間TB"C"は TB"C"=Ton となり、オン指令時間と等しい。一方時刻Cから時刻D
までのオフ指令に対して出力電圧のオフ時間TC"D"は TC"D"=Toff +(Td −TS ) となり、前回出力電圧のオフ時間が指令時間よりも短く
なった時間(Td −TS)だけ長くなる。また、時刻D
から時刻Eまでのオン指令に対して出力電圧のオン時間
TD"E"は TD"E"=Ton となり、オン指令時間と等しい。したがって時刻A”か
ら時刻E”までの時間領域で考えるとオフ指令時間と出
力電圧のオフ時間は等しく、オン指令時間と出力電圧の
オン時間は等しくなる。
正を行った直後は補正を行わないようにスイッチ20を
切り替える。時刻Aから時刻Bまでのオフ指令に対して
出力電圧のオフ時間TA"B"は時刻A”から時刻B”まで
の時間で TA"B"=Toff −(Td −TS ) となり、オフ指令時間よりも(Td −TS )だけ短くな
る。時刻Bから時刻Cまでのオン指令に対して出力電圧
のオン時間TB"C"は TB"C"=Ton となり、オン指令時間と等しい。一方時刻Cから時刻D
までのオフ指令に対して出力電圧のオフ時間TC"D"は TC"D"=Toff +(Td −TS ) となり、前回出力電圧のオフ時間が指令時間よりも短く
なった時間(Td −TS)だけ長くなる。また、時刻D
から時刻Eまでのオン指令に対して出力電圧のオン時間
TD"E"は TD"E"=Ton となり、オン指令時間と等しい。したがって時刻A”か
ら時刻E”までの時間領域で考えるとオフ指令時間と出
力電圧のオフ時間は等しく、オン指令時間と出力電圧の
オン時間は等しくなる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、P
WM指令に対するインバータ出力電圧の遅れ時間を計測
し、前回のオン遅れ時間と今回の遅れ時間から決められ
る時間だけ次のオフ指令に対して出力電圧のオフを遅ら
せ、前回のオフ遅れ時間と今回のオフ遅れ時間から決め
られる時間だけ次のオン指令に対して出力電圧のオンを
遅らせることにより、インバータ出力電圧のオン時間と
オフ時間をそれぞれPWM指令のオン指令時間とオフ指
令時間と等しくすることができるので、歪の少ない電流
波形と変動の少ないトルクが得られる。
WM指令に対するインバータ出力電圧の遅れ時間を計測
し、前回のオン遅れ時間と今回の遅れ時間から決められ
る時間だけ次のオフ指令に対して出力電圧のオフを遅ら
せ、前回のオフ遅れ時間と今回のオフ遅れ時間から決め
られる時間だけ次のオン指令に対して出力電圧のオンを
遅らせることにより、インバータ出力電圧のオン時間と
オフ時間をそれぞれPWM指令のオン指令時間とオフ指
令時間と等しくすることができるので、歪の少ない電流
波形と変動の少ないトルクが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】本発明を備えた電圧型インバータ装置の概略構
成図。
成図。
【図3】U相分のデッドタイム補償回路の動作タイミン
グを示す図。
グを示す図。
【図4】本発明を施した場合のモータ電流波形とトルク
波形。
波形。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図6】U相分の第2実施例の動作を示す図。
【図7】従来の電圧型インバータ装置の概略構成図。
【図8】電流がインバータからモータへ流れるときのP
WM指令信号と出力電圧に生じる誤差を示す図。
WM指令信号と出力電圧に生じる誤差を示す図。
【図9】電流がモータからインバータへ流れるときのP
WM指令信号と出力電圧に生じる誤差を示す図。
WM指令信号と出力電圧に生じる誤差を示す図。
【図10】従来のモータ電流波形とトルク波形。
2u,2v,2w,2x,2y,2z…トランジスタ
10u,10v,10w…デッドタイム補償回路
11…PWM指令信号発生回路
12u,12v,12w…デッドタイム回路
14…プリセッタブルアップダウンカウンタ
15,16…記憶手段
17,20…スイッチ
18…2分割回路
19…ラッチ回路
Claims (2)
- 【請求項1】 PWM指令信号にデッドタイムを付加す
ることにより、主回路のスイッチング素子を制御する制
御手段を有するインバータ装置において、PWM指令の
オン指令が発生してから実際にインバータ出力電圧がオ
ンするまでの遅れ時間を計測する計時手段と、次のPW
M指令のオフ指令に対してインバータ出力電圧のオフを
遅らせる遅延手段と、前記遅れ時間を記憶する記憶手段
と、前記PWM指令のオフ指令に対してインバータ出力
電圧のオフを遅らせる時間を、記憶しておいた前回の出
力電圧オン遅れ時間と今回の出力電圧オン遅れ時間とを
用いて決定する決定手段とを具備したことを特徴とする
インバータ装置。 - 【請求項2】 PWM指令信号に付加されるデッドタイ
ムによりインバータ出力電圧に生じる誤差を補償する手
段を有するインバータ装置において、PWM指令のオフ
指令が発生してから実際にインバータ出力電圧がオフす
るまでの遅れ時間を計測する計時手段と、次のPWM指
令のオン指令に対してインバータ出力電圧のオンを遅ら
せる遅延手段と、前記遅れ時間を記憶する記憶手段と、
前記PWM指令のオン指令に対してインバータ出力電圧
のオンを遅らせる時間を、記憶しておいた前回の出力電
圧オフ遅れ時間と今回の出力電圧オフ遅れ時間とを用い
て決定する決定手段とを具備したことを特徴とするイン
バータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3187998A JPH0538156A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3187998A JPH0538156A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | インバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538156A true JPH0538156A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16215851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3187998A Pending JPH0538156A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538156A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9539903B2 (en) | 2013-04-18 | 2017-01-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | External power supply system |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3187998A patent/JPH0538156A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9539903B2 (en) | 2013-04-18 | 2017-01-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | External power supply system |
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