JPH0538249Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0538249Y2 JPH0538249Y2 JP7993989U JP7993989U JPH0538249Y2 JP H0538249 Y2 JPH0538249 Y2 JP H0538249Y2 JP 7993989 U JP7993989 U JP 7993989U JP 7993989 U JP7993989 U JP 7993989U JP H0538249 Y2 JPH0538249 Y2 JP H0538249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fulcrum
- ring
- fulcrum ring
- pressure plate
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はダイヤフラムスプリングを備えたクラ
ツチカバーアツセンブリに関する。
ツチカバーアツセンブリに関する。
(従来技術)
この種クラツチカバーアツセンブリにおいて、
タクシーや商用車等のクラツチの長寿命化が大き
く要求されてきている。クラツチの長寿命化を図
る一つの例として、リベツト等を使用せずにフエ
ーシングをクラツチデイスクに固定することによ
り、フエーシングの有効使用厚みを増加させるこ
とが試みられている。
タクシーや商用車等のクラツチの長寿命化が大き
く要求されてきている。クラツチの長寿命化を図
る一つの例として、リベツト等を使用せずにフエ
ーシングをクラツチデイスクに固定することによ
り、フエーシングの有効使用厚みを増加させるこ
とが試みられている。
ところが一般のクラツチカバーアツセンブリは
例えば第7図のような構造になつており、第8図
に示すように荷重特性によつてウエアイン代Dを
確保している。ところがウエアイン代Dの幅にも
限度があるのでフエーシング6の摩耗量が増加す
ると、押し付け荷重は初期セツト位置Psから変
化し、ピークを通り(踏力の増加)、その後は
徐々に低下する。そしてついにはダイヤフラムス
プリング8が大きくプレツシヤープレート側に傾
くことにより、押し付け荷重が不足して滑りが生
じ、フエーシング6を最大摩耗量まで活用できな
くなる。
例えば第7図のような構造になつており、第8図
に示すように荷重特性によつてウエアイン代Dを
確保している。ところがウエアイン代Dの幅にも
限度があるのでフエーシング6の摩耗量が増加す
ると、押し付け荷重は初期セツト位置Psから変
化し、ピークを通り(踏力の増加)、その後は
徐々に低下する。そしてついにはダイヤフラムス
プリング8が大きくプレツシヤープレート側に傾
くことにより、押し付け荷重が不足して滑りが生
じ、フエーシング6を最大摩耗量まで活用できな
くなる。
本願出願人はウエアイン代を増加させてフエー
シングの長寿命化及び押し付け荷重の一定化を図
るために、例えば特開昭63−270925において、フ
エーシングの摩耗に伴つて自動的に支点部の高さ
を増加させることができるクラツチカバーアツセ
ンブリを提案している。即ちダイヤフラムばねに
当接する支点部を内外の2つのフアルクラムリン
グに分割し、フエーシングの摩耗に従つて、スラ
イドキーとばねの作用により自動的にフアルクラ
ムリングをダイヤフラムばね側に押し上げるよう
にしている。
シングの長寿命化及び押し付け荷重の一定化を図
るために、例えば特開昭63−270925において、フ
エーシングの摩耗に伴つて自動的に支点部の高さ
を増加させることができるクラツチカバーアツセ
ンブリを提案している。即ちダイヤフラムばねに
当接する支点部を内外の2つのフアルクラムリン
グに分割し、フエーシングの摩耗に従つて、スラ
イドキーとばねの作用により自動的にフアルクラ
ムリングをダイヤフラムばね側に押し上げるよう
にしている。
ところが部品点数が多く、組立等にも手間がか
かり、またスライドキーは半径方向に移動可能に
プレツシヤープレートに嵌合しているため、クラ
ツチ回転による遠心力が影響し、フアルクラムリ
ングを押し上げ過ぎたりする場合があり、フアル
クラクリング及びスライドキーの重量の調整が難
しい。
かり、またスライドキーは半径方向に移動可能に
プレツシヤープレートに嵌合しているため、クラ
ツチ回転による遠心力が影響し、フアルクラムリ
ングを押し上げ過ぎたりする場合があり、フアル
クラクリング及びスライドキーの重量の調整が難
しい。
(考案の目的)
本考案は、フエーシングの摩耗量に対応して自
動的に初期のセツト荷重を維持できるようにして
クラツチの長寿命化及び性能の安定性を図ると共
に、部品点数を節約できるようにすることを目的
としている。
動的に初期のセツト荷重を維持できるようにして
クラツチの長寿命化及び性能の安定性を図ると共
に、部品点数を節約できるようにすることを目的
としている。
(目的を達成するための技術的手段)
上記目的を達成するために本考案は、プレツシ
ヤープレートに形成したサポートねじ部の外周
に、内側と外側のフアルクラムリングを配置し、
両フアルクラムリングにはダイヤフラムばねに当
接する支点部を互いに半径方向に間隔を隔てて形
成すると共に、外側の支点部が内側の支点部より
も支点高さが高くならないように規制する段部を
形成し、内側フアルクラムリングの内周ねじ部
を、プレツシヤープレートに対して内側フアルク
ラムリングが相対的にクラツチ回転方向と逆方向
に回転することにより内側の支点高さが高くなる
ように、上記サポートねじ部に螺合し、外側フア
ルクラムリングの内周ねじ部を、内側フアルクラ
ムリングに対して外側フアルクラムリングが相対
的にクラツチ回転方向と逆方向に回転することに
より外側フアルクラムリングの支点高さが高くな
るように、内側フアルクラムリングの外周ねじ部
に螺合し、各フアルクラムリングとプレツシヤー
プレートの間には、各フアルクラムリングの支点
が高くなる回転方向へのみ、プレツシヤープレー
トに対して相対的な回転を許すラチエツト機構を
設けている。
ヤープレートに形成したサポートねじ部の外周
に、内側と外側のフアルクラムリングを配置し、
両フアルクラムリングにはダイヤフラムばねに当
接する支点部を互いに半径方向に間隔を隔てて形
成すると共に、外側の支点部が内側の支点部より
も支点高さが高くならないように規制する段部を
形成し、内側フアルクラムリングの内周ねじ部
を、プレツシヤープレートに対して内側フアルク
ラムリングが相対的にクラツチ回転方向と逆方向
に回転することにより内側の支点高さが高くなる
ように、上記サポートねじ部に螺合し、外側フア
ルクラムリングの内周ねじ部を、内側フアルクラ
ムリングに対して外側フアルクラムリングが相対
的にクラツチ回転方向と逆方向に回転することに
より外側フアルクラムリングの支点高さが高くな
るように、内側フアルクラムリングの外周ねじ部
に螺合し、各フアルクラムリングとプレツシヤー
プレートの間には、各フアルクラムリングの支点
が高くなる回転方向へのみ、プレツシヤープレー
トに対して相対的な回転を許すラチエツト機構を
設けている。
(実施例)
第1図は本考案を適用したクラツチカバーアツ
センブリの縦断面図であり、クラツチカバー2は
入力側のフライホイール1の後面に固着されると
共に軸方向前方に延びている。クラツチカバー2
の前端壁とフライホイール1の間にはフライホイ
ール1側(後側)から順にクラツチデイスク3の
フエーシング6、プレツシヤープレート7及びダ
イヤフラムばね8が配置されている。ダイヤフラ
ムばね8は2本のワイヤリング9に挾持されてお
り、ワイヤリング9は複数本のスタツドピン10
により円形に保持され、スタツドピン10はクラ
ツチカバー2の端壁に固着されている。ダイヤフ
ラムばね8の内周端部は図示しないがレリーズベ
アリングに対向しており、レリーズベアリングの
レリーズ作用によりワイヤリング9を回動支点と
してダイヤフラムばね8の外周端部が前方へと移
動するようになつている。
センブリの縦断面図であり、クラツチカバー2は
入力側のフライホイール1の後面に固着されると
共に軸方向前方に延びている。クラツチカバー2
の前端壁とフライホイール1の間にはフライホイ
ール1側(後側)から順にクラツチデイスク3の
フエーシング6、プレツシヤープレート7及びダ
イヤフラムばね8が配置されている。ダイヤフラ
ムばね8は2本のワイヤリング9に挾持されてお
り、ワイヤリング9は複数本のスタツドピン10
により円形に保持され、スタツドピン10はクラ
ツチカバー2の端壁に固着されている。ダイヤフ
ラムばね8の内周端部は図示しないがレリーズベ
アリングに対向しており、レリーズベアリングの
レリーズ作用によりワイヤリング9を回動支点と
してダイヤフラムばね8の外周端部が前方へと移
動するようになつている。
プレツシヤープレート7は複数の外周突起20
を一体に有し、該突起20部分がストラツププレ
ート21を介して軸方向移動可能にクラツチカバ
ー2に連結されている。プレツシヤープレート7
の前面には前方に突出する環状のサポート部7a
が一体に形成されており、該サポート部7aの外
周面側には、前端に内側支点部23を有する内側
フアルクラムリング14が配置され、該内側フア
ルクラムリング側14の外周側には前端に外側支
点部24を有する外側フアルクラムリング15が
配置されている。
を一体に有し、該突起20部分がストラツププレ
ート21を介して軸方向移動可能にクラツチカバ
ー2に連結されている。プレツシヤープレート7
の前面には前方に突出する環状のサポート部7a
が一体に形成されており、該サポート部7aの外
周面側には、前端に内側支点部23を有する内側
フアルクラムリング14が配置され、該内側フア
ルクラムリング側14の外周側には前端に外側支
点部24を有する外側フアルクラムリング15が
配置されている。
サポート部7aの外周面にはサポートねじ部1
1が形成され、内側フアルクラムリング14の内
周面には上記サポートねじ部11に螺合する内周
ねじ部26が形成され、これらのねじ部11,2
6は、内側フアルクラムリング14をプレツシヤ
ープレート7に対してクラツチ回転方向R側に相
対的に回転することにより内側フアルクラムリン
グ14を後方に移動するように構成されている。
言い換えると、内側フアルクラムリング14をプ
レツシヤープレート7に対してクラツチ回転方向
R側と逆方向N側に相対的に回転することによ
り、内側フアルクラムリング14が前方に移動し
て内側支点部23の高さが高くなるようになつて
いる。
1が形成され、内側フアルクラムリング14の内
周面には上記サポートねじ部11に螺合する内周
ねじ部26が形成され、これらのねじ部11,2
6は、内側フアルクラムリング14をプレツシヤ
ープレート7に対してクラツチ回転方向R側に相
対的に回転することにより内側フアルクラムリン
グ14を後方に移動するように構成されている。
言い換えると、内側フアルクラムリング14をプ
レツシヤープレート7に対してクラツチ回転方向
R側と逆方向N側に相対的に回転することによ
り、内側フアルクラムリング14が前方に移動し
て内側支点部23の高さが高くなるようになつて
いる。
内側フアルクラムリング14の外周面には外周
ねじ部27が形成され、外側フアルクラムリング
15の内周面には上記内側フアルクラムリング1
4の外周ねじ部27に螺合する内周ねじ部28が
形成され、これらのねじ部27,28は、外側フ
アルクラムリング15を内側フアルクラムリング
14に対してクラツチ回転方向R側に相対的に回
転することにより外側フアルクラムリング15を
後方に移動するように構成されている。言い換え
ると、外側フアルクラムリング15を内側フアル
クラムリング14に対してクラツチ回転方向R側
と逆方向N側に相対的に回転することにより、外
側フアルクラムリング15が前方に移動して外側
支点部24の高さが高くなるようになつている。
ねじ部27が形成され、外側フアルクラムリング
15の内周面には上記内側フアルクラムリング1
4の外周ねじ部27に螺合する内周ねじ部28が
形成され、これらのねじ部27,28は、外側フ
アルクラムリング15を内側フアルクラムリング
14に対してクラツチ回転方向R側に相対的に回
転することにより外側フアルクラムリング15を
後方に移動するように構成されている。言い換え
ると、外側フアルクラムリング15を内側フアル
クラムリング14に対してクラツチ回転方向R側
と逆方向N側に相対的に回転することにより、外
側フアルクラムリング15が前方に移動して外側
支点部24の高さが高くなるようになつている。
両フアルクラムリング14,15の環状の支点
部23,24は、互いに半径方向に少しの間隔を
隔てるように形成されている。また両フアルクラ
ムリング14,15間の嵌合部分には互いに相対
向する段部18,19形成されており、両段部1
8,19の当接により内側フアルクラムリング1
4に対して外側フアルクラムリング15が前方に
ずれないように規制すると共に両支点部23,2
4が略同一垂直面内に揃うように維持している。
部23,24は、互いに半径方向に少しの間隔を
隔てるように形成されている。また両フアルクラ
ムリング14,15間の嵌合部分には互いに相対
向する段部18,19形成されており、両段部1
8,19の当接により内側フアルクラムリング1
4に対して外側フアルクラムリング15が前方に
ずれないように規制すると共に両支点部23,2
4が略同一垂直面内に揃うように維持している。
各フアルクラムリング14,15とプレツシヤ
ープレート7の間には、各フアルクラムリング1
4,15の支点部23,24が高くなる回転方
向、即ちN側へのみ、プレツシヤープレート7に
対して相対的な回転を許すラチエツト機構29,
30がそれぞれ設けられている。各ラチエツト機
構29,30は第3図に示すようにプレツシヤー
プレート7の前面に形成された内外の環状ラチエ
ツト歯31,32と、第1図のようにそれらに噛
合うと共に各フアルクラムリング14,15に固
定されたラチエツト爪37,38から構成されて
いる。
ープレート7の間には、各フアルクラムリング1
4,15の支点部23,24が高くなる回転方
向、即ちN側へのみ、プレツシヤープレート7に
対して相対的な回転を許すラチエツト機構29,
30がそれぞれ設けられている。各ラチエツト機
構29,30は第3図に示すようにプレツシヤー
プレート7の前面に形成された内外の環状ラチエ
ツト歯31,32と、第1図のようにそれらに噛
合うと共に各フアルクラムリング14,15に固
定されたラチエツト爪37,38から構成されて
いる。
内側ラチエツト機構29の構造を詳しく説明す
ると、内側フアルクラムリング14の後端面に環
状凹部35が形成され、該環状凹部35の底部に
第2図に示すようにリベツト45により板ばね材
のラチエツト爪37が固定されている。ラチエツ
ト爪37の自由端部は回転方向R側にゆくに従い
後方にくるように傾斜して、内側ラチエツト歯3
1に係合している。内側ラチエツト爪37は第4
図に示すように回転方向に等間隔を隔てて複数個
配置されている。なお環状凹部35の各ラチエツ
ト爪37に対応する部分には、フアルクラムリン
グ装着時にラチエツト爪37を凹部35の底部側
に押さえ付けておくための治具を挿入する挿通孔
39がそれぞれ形成されている。
ると、内側フアルクラムリング14の後端面に環
状凹部35が形成され、該環状凹部35の底部に
第2図に示すようにリベツト45により板ばね材
のラチエツト爪37が固定されている。ラチエツ
ト爪37の自由端部は回転方向R側にゆくに従い
後方にくるように傾斜して、内側ラチエツト歯3
1に係合している。内側ラチエツト爪37は第4
図に示すように回転方向に等間隔を隔てて複数個
配置されている。なお環状凹部35の各ラチエツ
ト爪37に対応する部分には、フアルクラムリン
グ装着時にラチエツト爪37を凹部35の底部側
に押さえ付けておくための治具を挿入する挿通孔
39がそれぞれ形成されている。
第1図の外側ラチエツト機構30も内側ラチエ
ツト機構29と同様な構造になつており、板ばね
材製の外側ラチエツト爪38は外側フアルクラム
リング15の環状凹部36の底部にリベツトによ
り固定されている。ラチエツト爪37の自由端部
は回転方向R側にゆくに従い後方にくるように傾
斜して、外側ラチエツト歯32に係合している。
また環状凹部36の各ラチエツト爪38に対応す
る部分には、第4図のようにフアルクラムリング
装着時にラチエツト爪38を凹部36の底部側に
押さえ付けておくための治具を挿入する挿通孔3
9aがそれぞれ形成されている。
ツト機構29と同様な構造になつており、板ばね
材製の外側ラチエツト爪38は外側フアルクラム
リング15の環状凹部36の底部にリベツトによ
り固定されている。ラチエツト爪37の自由端部
は回転方向R側にゆくに従い後方にくるように傾
斜して、外側ラチエツト歯32に係合している。
また環状凹部36の各ラチエツト爪38に対応す
る部分には、第4図のようにフアルクラムリング
装着時にラチエツト爪38を凹部36の底部側に
押さえ付けておくための治具を挿入する挿通孔3
9aがそれぞれ形成されている。
作動を説明する。第1図は初期のセツト状態を
示しており、例えば第8図のピーク位置Ps′にセ
ツトされている。第1図の初期の状態においてレ
リーズ操作すると、プレツシヤープレート7はス
トラツプレート21の反力により前方に移動し、
ダイヤフラムばね8は外周端部が前側に来るよう
に傾くが、段部18,19同志の係合により外側
フアルクラムリング15は前方に押し出されるこ
とはなく、両支点部23,24は略同一垂直面内
に揃う状態に維持される。
示しており、例えば第8図のピーク位置Ps′にセ
ツトされている。第1図の初期の状態においてレ
リーズ操作すると、プレツシヤープレート7はス
トラツプレート21の反力により前方に移動し、
ダイヤフラムばね8は外周端部が前側に来るよう
に傾くが、段部18,19同志の係合により外側
フアルクラムリング15は前方に押し出されるこ
とはなく、両支点部23,24は略同一垂直面内
に揃う状態に維持される。
第5図は使用によりフエーシング6に摩耗が生
じた時、即ちウエアイン時の状態を示しており、
ダイヤフラムばね8は外周端部が後方にくるよう
に傾斜するので、外側フアルクラムリング15の
支点部24のみで支えられることになり、内側フ
アルクラムリング14の支点部23とダイヤフラ
ムばね8の間には隙間が生じる。即ち内側フアル
クラムリング14はプレツシヤープレート7に対
して相対的に回転しうるフリーな状態になるの
で、エンジン回転速度変化を外力として受け、慣
性量により内側フアルクラムリング14がプレツ
シヤープレート7に対して相対的に回転方向Rと
逆方向Nに回転することになり、それにより内側
支点部23がダイヤフラムばね8に当接するまで
前方に移動し、高くなる。その際段部18,19
間に隙間Cが生じる。
じた時、即ちウエアイン時の状態を示しており、
ダイヤフラムばね8は外周端部が後方にくるよう
に傾斜するので、外側フアルクラムリング15の
支点部24のみで支えられることになり、内側フ
アルクラムリング14の支点部23とダイヤフラ
ムばね8の間には隙間が生じる。即ち内側フアル
クラムリング14はプレツシヤープレート7に対
して相対的に回転しうるフリーな状態になるの
で、エンジン回転速度変化を外力として受け、慣
性量により内側フアルクラムリング14がプレツ
シヤープレート7に対して相対的に回転方向Rと
逆方向Nに回転することになり、それにより内側
支点部23がダイヤフラムばね8に当接するまで
前方に移動し、高くなる。その際段部18,19
間に隙間Cが生じる。
第5図の状態からレリーズ操作を行なうと、第
6図のようにダイヤフラムばね8の外周端部が前
方に移動することにより、ダイヤフラムばね8は
内側支点部23のみで支持され、外側支点部24
とダイヤフラムばね8の間に隙間が生じる。即ち
外側フアルクラムリング15はプレツシヤープレ
ート7及び内側支点部23に対して相対的に回転
しうるフリーな状態になつているので、エンジン
回転速度変化を外力として受け、慣性量により外
側フアルクラムリング15がプレツシヤープレー
ト7及び内側フアルクラムリング14に対して相
対的に回転方向R側と逆方向Nに回転することに
なり、それにより外側支点部24は、前方に押し
出され、前記隙間C(第5図)を埋め、段部18,
19の係合により係止される。
6図のようにダイヤフラムばね8の外周端部が前
方に移動することにより、ダイヤフラムばね8は
内側支点部23のみで支持され、外側支点部24
とダイヤフラムばね8の間に隙間が生じる。即ち
外側フアルクラムリング15はプレツシヤープレ
ート7及び内側支点部23に対して相対的に回転
しうるフリーな状態になつているので、エンジン
回転速度変化を外力として受け、慣性量により外
側フアルクラムリング15がプレツシヤープレー
ト7及び内側フアルクラムリング14に対して相
対的に回転方向R側と逆方向Nに回転することに
なり、それにより外側支点部24は、前方に押し
出され、前記隙間C(第5図)を埋め、段部18,
19の係合により係止される。
即ちウエアイン時には、レリーズ操作によりフ
エーシング6の摩耗量に相当する量だけ、両支点
部23,24は自動的に前進し(高くなり)、そ
れによりダイヤフラムばね8のセツト状態は初期
状態に戻る。
エーシング6の摩耗量に相当する量だけ、両支点
部23,24は自動的に前進し(高くなり)、そ
れによりダイヤフラムばね8のセツト状態は初期
状態に戻る。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によると:
(1) ウエアイン時に普通のレリーズ操作を行なう
だけで、エンジンの回転力の変化、ねじ結合及
びラチエツト機構29,30を利用したフアル
クラムリング14,15の相対的な回転動作に
より、フエーシング6の摩耗量に応じて自動的
に支点部23,24の高さを増すことができ
る。
だけで、エンジンの回転力の変化、ねじ結合及
びラチエツト機構29,30を利用したフアル
クラムリング14,15の相対的な回転動作に
より、フエーシング6の摩耗量に応じて自動的
に支点部23,24の高さを増すことができ
る。
従つてメンテナンスを行なうことなく、フエ
ーシングを摩耗限界量迄充分に使用でき、クラ
ツチ交換迄の期間か延び、クラツチ寿命の向上
を達成できる。
ーシングを摩耗限界量迄充分に使用でき、クラ
ツチ交換迄の期間か延び、クラツチ寿命の向上
を達成できる。
(2) フエーシング6の摩耗量に対応して自動的に
支点部23,24が高くなるので、使用期間中
セツト荷重を常に一定値に保つことができる。
支点部23,24が高くなるので、使用期間中
セツト荷重を常に一定値に保つことができる。
即ち組み付け時にセツト荷重を荷重特性のピ
ークで設定しておくことにより、フエーシング
の摩耗にかかわらず常に上記組み付け時と同じ
セツト荷重を維持でき、クラツチのトルク伝達
性能が変化しない。
ークで設定しておくことにより、フエーシング
の摩耗にかかわらず常に上記組み付け時と同じ
セツト荷重を維持でき、クラツチのトルク伝達
性能が変化しない。
(3) フエーシング6の摩耗量に対応して自動的に
支点部23,24が高くなるので、クラツチ接
続時のダイヤフラムばね8の姿勢(傾き)が変
化せず、レリーズ特性が変化することはない。
支点部23,24が高くなるので、クラツチ接
続時のダイヤフラムばね8の姿勢(傾き)が変
化せず、レリーズ特性が変化することはない。
従つて常に同じレリーズ操作でレリーズする
ことができる。
ことができる。
(4) 内側フアルクラムリング14をプレツシヤー
プレート7にねじ結合し、外側フアルクラムリ
ング15を内側フアルクラムリング14にねじ
結合し、そして両フアルクラムリング14,1
5とプレツシヤープレート7の間にラチエツト
機構を29,30を備えるだけなので、例えば
スライドキーや押し上げ用のばね等を備える場
合に比べて部品点数を削減できる。
プレート7にねじ結合し、外側フアルクラムリ
ング15を内側フアルクラムリング14にねじ
結合し、そして両フアルクラムリング14,1
5とプレツシヤープレート7の間にラチエツト
機構を29,30を備えるだけなので、例えば
スライドキーや押し上げ用のばね等を備える場
合に比べて部品点数を削減できる。
第1図は本考案を適用したクラツチカバーアツ
センブリの初期のセツト状態を示す縦断面図、第
2図は第1図の−断面部分拡大図、第3図は
第2図のプレツシヤープレートの矢視図、第4
図は第2図のフアルクラムリングの矢視図、第
5図はウエアイン時の状態を示す縦断面図、第6
図はウエアイン時のレリーズ時の状態を示す縦断
面図、第7図は従来例の縦断面図、第8図は荷重
特性線図である。6……フエーシング、7……プ
レツシヤープレート、8……ダイヤフラムばね、
11……サポートねじ部、14……内側フアルク
ラムリング、15……外側フアルクラムリング、
23……内側支点部、24……外側支点部、26
……内周ねじ部、27……外周ねじ部、28……
内周ねじ部、29,30……ラチエツト機構。
センブリの初期のセツト状態を示す縦断面図、第
2図は第1図の−断面部分拡大図、第3図は
第2図のプレツシヤープレートの矢視図、第4
図は第2図のフアルクラムリングの矢視図、第
5図はウエアイン時の状態を示す縦断面図、第6
図はウエアイン時のレリーズ時の状態を示す縦断
面図、第7図は従来例の縦断面図、第8図は荷重
特性線図である。6……フエーシング、7……プ
レツシヤープレート、8……ダイヤフラムばね、
11……サポートねじ部、14……内側フアルク
ラムリング、15……外側フアルクラムリング、
23……内側支点部、24……外側支点部、26
……内周ねじ部、27……外周ねじ部、28……
内周ねじ部、29,30……ラチエツト機構。
Claims (1)
- プレツシヤープレートに形成したサポートねじ
部の外周に、内側と外側のフアルクラムリングを
配置し、両フアルクラムリングにはダイヤフラム
ばねに当接する支点部を互いに半径方向に間隔を
隔てて形成すると共に、外側の支点部が内側の支
点部よりも支点高さが高くならないように規制す
る段部を形成し、内側フアルクラムリングの内周
ねじ部を、プレツシヤープレートに対して内側フ
アルクラムリングが相対的にクラツチ回転方向と
逆方向に回転することにより内側の支点高さが高
くなるように、上記サポートねじ部に螺合し、外
側フアルクラムリングの内周ねじ部を、内側フア
ルクラムリングに対して外側フアルクラムリング
が相対的にクラツチ回転方向と逆方向に回転する
ことにより外側フアルクラムリングの支点高さが
高くなるように、内側フアルクラムリングの外周
ねじ部に螺合し、各フアルクラムリングとプレツ
シヤープレートの間には、各フアルクラムリング
の支点が高くなる回転方向へのみ、プレツシヤー
プレートに対して相対的な回転を許すラチエツト
機構を設けたことを特徴とするクラツチカバーア
ツセンブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7993989U JPH0538249Y2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7993989U JPH0538249Y2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319131U JPH0319131U (ja) | 1991-02-25 |
| JPH0538249Y2 true JPH0538249Y2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=31624555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7993989U Expired - Lifetime JPH0538249Y2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538249Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4244995B4 (de) * | 1991-11-26 | 2005-05-19 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Reibungskupplung |
| SE512355C2 (sv) * | 1991-11-26 | 2000-03-06 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Friktionskoppling, särskilt för motorfordon, motorfordon med en dylik koppling samt kopplingsaggregat och drivenhet, speciellt för motorfordon |
| DE4245035B4 (de) * | 1991-11-26 | 2005-04-21 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Reibungskupplung |
| DE4322677B4 (de) * | 1992-07-11 | 2005-05-12 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Reibungskupplung |
| DE4345215B4 (de) * | 1992-07-11 | 2005-05-04 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Kupplungsaggregat |
| GB2278894B (en) * | 1993-05-26 | 1997-12-24 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Friction clutch |
| JP5974450B2 (ja) * | 2011-10-27 | 2016-08-23 | アイシン精機株式会社 | クラッチ装置 |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP7993989U patent/JPH0538249Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319131U (ja) | 1991-02-25 |
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