JPH0538335A - 超音波探触子およびその製造方法 - Google Patents
超音波探触子およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0538335A JPH0538335A JP3195572A JP19557291A JPH0538335A JP H0538335 A JPH0538335 A JP H0538335A JP 3195572 A JP3195572 A JP 3195572A JP 19557291 A JP19557291 A JP 19557291A JP H0538335 A JPH0538335 A JP H0538335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- array
- main surface
- piezoelectric vibrator
- ultrasonic probe
- conductor layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は超音波探触子およびその製造方法に関
し、短軸方向のサイドローブレベルの抑圧を図り、さら
に、製造を容易にすることを目的とする。 【構成】アレイ状に配列された多数の振動子を用いて超
音波ビームを制御する超音波探触子において、2つの主
面1、2を持つ圧電振動子板3の一方の主面1における
前記探触子の各アレイ素子4に対応する電極5の形状
を、アレイの配列方向Sに直交する短軸方向Tにおいて
前記圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行くに
したがって狭く形成するとともに、前記圧電振動子板3
の他の主面2から、前記配列方向Sと平行に複数個の溝
6、6・・を設け、前記溝6により分割された主面2上
に導体層7を設けて該主面2上の各分割部を短絡すると
ともに、前記導体層7と圧電振動子板3を配列方向Sに
アレイ状に分割して構成する。
し、短軸方向のサイドローブレベルの抑圧を図り、さら
に、製造を容易にすることを目的とする。 【構成】アレイ状に配列された多数の振動子を用いて超
音波ビームを制御する超音波探触子において、2つの主
面1、2を持つ圧電振動子板3の一方の主面1における
前記探触子の各アレイ素子4に対応する電極5の形状
を、アレイの配列方向Sに直交する短軸方向Tにおいて
前記圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行くに
したがって狭く形成するとともに、前記圧電振動子板3
の他の主面2から、前記配列方向Sと平行に複数個の溝
6、6・・を設け、前記溝6により分割された主面2上
に導体層7を設けて該主面2上の各分割部を短絡すると
ともに、前記導体層7と圧電振動子板3を配列方向Sに
アレイ状に分割して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波探触子、および
その製造方法に関するものである。例えば、超音波探触
子を使用した診断装置において鮮明な画像を得るために
は、細く絞られた超音波ビームを使用する必要がある。
一方、一般に、圧電振動子から図10(a)に示すよう
な均一放射音圧で超音波を送波した場合には、超音波の
放射パターンは(b)および(c)に示すように、サイ
ドローブレベルが高くなり、超音波ビームを細く絞るこ
とができないために、図11に示すように、圧電振動子
の中央部で大きく端に行くにしたがって小さく超音波を
送波する手法(振幅重み付け)が用いられる。
その製造方法に関するものである。例えば、超音波探触
子を使用した診断装置において鮮明な画像を得るために
は、細く絞られた超音波ビームを使用する必要がある。
一方、一般に、圧電振動子から図10(a)に示すよう
な均一放射音圧で超音波を送波した場合には、超音波の
放射パターンは(b)および(c)に示すように、サイ
ドローブレベルが高くなり、超音波ビームを細く絞るこ
とができないために、図11に示すように、圧電振動子
の中央部で大きく端に行くにしたがって小さく超音波を
送波する手法(振幅重み付け)が用いられる。
【0002】この振幅重み付けによれば、サイドローブ
レベルは図11(b)および(c)に示すように大きく
抑圧され、超音波ビームを細く絞ることができることが
知られている。
レベルは図11(b)および(c)に示すように大きく
抑圧され、超音波ビームを細く絞ることができることが
知られている。
【0003】一方、超音波診断装置に接続されるアレイ
型超音波探触子におけるアレイ素子4の振幅重み付け
は、図12に示すように、探触子の走査方向(配列方向
S)に対しては、探触子に接続される受信増幅器A0、
A1、A2のゲインを開口の中央部で大きく、端に行くに
したがって小さくなるようにすることが行なわれている
が、走査方向に垂直な短軸方向Tに対する振幅重み付け
は一般になされず、該方向での振幅重み付けの有効な手
法が求められていた。
型超音波探触子におけるアレイ素子4の振幅重み付け
は、図12に示すように、探触子の走査方向(配列方向
S)に対しては、探触子に接続される受信増幅器A0、
A1、A2のゲインを開口の中央部で大きく、端に行くに
したがって小さくなるようにすることが行なわれている
が、走査方向に垂直な短軸方向Tに対する振幅重み付け
は一般になされず、該方向での振幅重み付けの有効な手
法が求められていた。
【0004】なお、図12において5は電極、11はバ
ッキングを示すものである。
ッキングを示すものである。
【0005】
【従来の技術】短軸方向Tに振幅重み付けを行ない、サ
イドローブレベルを抑圧するための手法として、従来、
図13に示すように、アレイ型超音波探触子の短軸方向
Tに対して、同図において矢印で示すように、分極強度
12をアレイ素子4の中央部で大きく、端に行くにした
がって小さくしたものや、図14に示すように、アレイ
型超音波探触子の短軸方向Tに対して各配列アレイ素子
4の形状を中央部で広く、両端部に行くにしたがって狭
くしたものが提案されていた。
イドローブレベルを抑圧するための手法として、従来、
図13に示すように、アレイ型超音波探触子の短軸方向
Tに対して、同図において矢印で示すように、分極強度
12をアレイ素子4の中央部で大きく、端に行くにした
がって小さくしたものや、図14に示すように、アレイ
型超音波探触子の短軸方向Tに対して各配列アレイ素子
4の形状を中央部で広く、両端部に行くにしたがって狭
くしたものが提案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に示し
たものは、アレイ素子4の分極強度12は分極時の分極
電圧、分極温度、分極時間等に左右されるために、所望
の分極強度12を所望の分布で得ることが困難であり、
図14に示したものは、両端部が狭くなるように加工さ
れた配列アレイ素子4の端部において、割れ、欠けが生
じやすい上に、配列アレイ素子4の中央部と先細りに加
工された両端部とでは、その形状効果によって放射され
る超音波の共振周波数が異なるという欠点を有するもの
であった。
たものは、アレイ素子4の分極強度12は分極時の分極
電圧、分極温度、分極時間等に左右されるために、所望
の分極強度12を所望の分布で得ることが困難であり、
図14に示したものは、両端部が狭くなるように加工さ
れた配列アレイ素子4の端部において、割れ、欠けが生
じやすい上に、配列アレイ素子4の中央部と先細りに加
工された両端部とでは、その形状効果によって放射され
る超音波の共振周波数が異なるという欠点を有するもの
であった。
【0007】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、短軸方向のサイドローブレベルの抑圧
を図ることができ、しかも製造の容易な超音波探触子、
およびその製造方法を提供することを目的とする。
たものであって、短軸方向のサイドローブレベルの抑圧
を図ることができ、しかも製造の容易な超音波探触子、
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、アレイ状に配
列された多数の振動子を用いて超音波ビームを制御する
超音波探触子において、2つの主面1、2を持つ圧電振
動子板3の一方の主面1における前記探触子の各アレイ
素子4に対応する電極5の形状を、アレイの配列方向S
に直交する短軸方向Tにおいて前記圧電振動子板3の中
央で面積が広く、端部に行くにしたがって狭く形成する
とともに、前記圧電振動子板3の他の主面2から、前記
配列方向Sと平行に複数個の溝6、6・・を設け、前記
溝6により分割された主面2上に導体層7を設けて該主
面2上の各分割部を短絡するとともに、前記導体層7と
圧電振動子板3を配列方向Sにアレイ状に分割したこと
を特徴とする超音波探触子を提供することにより達成さ
れる。
は、実施例に対応する図1に示すように、アレイ状に配
列された多数の振動子を用いて超音波ビームを制御する
超音波探触子において、2つの主面1、2を持つ圧電振
動子板3の一方の主面1における前記探触子の各アレイ
素子4に対応する電極5の形状を、アレイの配列方向S
に直交する短軸方向Tにおいて前記圧電振動子板3の中
央で面積が広く、端部に行くにしたがって狭く形成する
とともに、前記圧電振動子板3の他の主面2から、前記
配列方向Sと平行に複数個の溝6、6・・を設け、前記
溝6により分割された主面2上に導体層7を設けて該主
面2上の各分割部を短絡するとともに、前記導体層7と
圧電振動子板3を配列方向Sにアレイ状に分割したこと
を特徴とする超音波探触子を提供することにより達成さ
れる。
【0009】また、図7に示すように、上記電極5の形
状を、その周縁が前記配列方向Sと平行に設けられる溝
6あるいはアレイ分割による溝8上にくるように階段状
にすることも可能であり、更に、導体層7の厚みを探触
子が放射する超音波の中心周波数で約λ/4になるよう
に形成して音響整合層9とすることも可能であり、前記
導体層7の上に音響インピーダンスが前記導体層7より
も小さな材料で1層以上の音響整合層9を形成すること
も可能である。
状を、その周縁が前記配列方向Sと平行に設けられる溝
6あるいはアレイ分割による溝8上にくるように階段状
にすることも可能であり、更に、導体層7の厚みを探触
子が放射する超音波の中心周波数で約λ/4になるよう
に形成して音響整合層9とすることも可能であり、前記
導体層7の上に音響インピーダンスが前記導体層7より
も小さな材料で1層以上の音響整合層9を形成すること
も可能である。
【0010】また、以上の圧電振動子板3の前面に音響
レンズ10を配する場合には、音響レンズ10の焦点を
超音波診断装置の最大診断深さの2/3以上の深さにす
ることが望ましい。
レンズ10を配する場合には、音響レンズ10の焦点を
超音波診断装置の最大診断深さの2/3以上の深さにす
ることが望ましい。
【0011】更に、以上の超音波探触子は、2つの主面
1、2を持つ圧電振動子板3の一方の主面1に、短軸方
向Tにおいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部
に行くに従って狭くなる形状の電極5を探触子の各アレ
イ素子4に対応させて形成し、次いで、前記一方の主面
1にバッキング11を形成した後、該主面1に対向する
他の主面2から配列方向Sと平行に複数の溝6を切り込
み、この後、前記溝6で複数個に分割された主面2上に
導体層7を設けた後、導体層7と圧電振動子板3を配列
方向Sにアレイ分割することを特徴とする超音波探触子
の製造方法により得られる。
1、2を持つ圧電振動子板3の一方の主面1に、短軸方
向Tにおいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部
に行くに従って狭くなる形状の電極5を探触子の各アレ
イ素子4に対応させて形成し、次いで、前記一方の主面
1にバッキング11を形成した後、該主面1に対向する
他の主面2から配列方向Sと平行に複数の溝6を切り込
み、この後、前記溝6で複数個に分割された主面2上に
導体層7を設けた後、導体層7と圧電振動子板3を配列
方向Sにアレイ分割することを特徴とする超音波探触子
の製造方法により得られる。
【0012】
【作用】本発明において、2つの主面1、2を持つ圧電
振動子板3の一方の主面1にアレイ探触子の各アレイ素
子4に対応する電極5の形状を、アレイの短軸方向Tに
おいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行く
にしたがって狭くなるように形成されており、短軸方向
Tにおける重み付けがなされる。
振動子板3の一方の主面1にアレイ探触子の各アレイ素
子4に対応する電極5の形状を、アレイの短軸方向Tに
おいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行く
にしたがって狭くなるように形成されており、短軸方向
Tにおける重み付けがなされる。
【0013】さらに、上記圧電振動子板3の一方の主面
2から他の主面1に向けて複数の溝6、6・・が配列方
向Sと平行に設けられ、短軸方向Tにおける微小圧電素
子13間の機械的結合が取り除かれる。
2から他の主面1に向けて複数の溝6、6・・が配列方
向Sと平行に設けられ、短軸方向Tにおける微小圧電素
子13間の機械的結合が取り除かれる。
【0014】また、上記溝6が形成される側の主面2に
は導体層7が形成されており、該主面2における微小圧
電素子13の電位を均一にし、圧電振動子板3のアース
とされる。
は導体層7が形成されており、該主面2における微小圧
電素子13の電位を均一にし、圧電振動子板3のアース
とされる。
【0015】アレイ型超音波探触子は、上記圧電振動子
板3を配列方向Sにアレイ分割して形成されるもので、
かかる分割溝8、8・・により配列方向Sの機械的結合
が取り除かれる。
板3を配列方向Sにアレイ分割して形成されるもので、
かかる分割溝8、8・・により配列方向Sの機械的結合
が取り除かれる。
【0016】以上の構成の下、短軸方向Tと配列方向S
の溝6、8によって形成される微小アレイ素子13群は
全て同じ矩形をしているために、部分的に異なった共振
周波数での超音波の放射が防止され、さらに、各振動子
は先端が鋭利な形状とはならないために、加工時におけ
る割れ、欠けが防がれる。
の溝6、8によって形成される微小アレイ素子13群は
全て同じ矩形をしているために、部分的に異なった共振
周波数での超音波の放射が防止され、さらに、各振動子
は先端が鋭利な形状とはならないために、加工時におけ
る割れ、欠けが防がれる。
【0017】また、請求項2記載の発明においては、電
極5の形状は微小圧電素子13の集合形状に形成され、
不要な振動が防止される。さらに、請求項3、4記載の
発明において、導体層7を利用して音響整合層9が形成
され、超音波の振幅が大きくされるとともに、探触子の
帯域が広げられる。
極5の形状は微小圧電素子13の集合形状に形成され、
不要な振動が防止される。さらに、請求項3、4記載の
発明において、導体層7を利用して音響整合層9が形成
され、超音波の振幅が大きくされるとともに、探触子の
帯域が広げられる。
【0018】また、圧電振動子板3の前面に音響レンズ
10を配した超音波探触子を対象とした請求項5記載の
発明においては、音響レンズ10の焦点を超音波診断装
置の最大診断深さの2/3以上の深さに設定されてお
り、遠距離領域まで良好なビーム形状が維持できる。
10を配した超音波探触子を対象とした請求項5記載の
発明においては、音響レンズ10の焦点を超音波診断装
置の最大診断深さの2/3以上の深さに設定されてお
り、遠距離領域まで良好なビーム形状が維持できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図2ないし図6は本発明の実
施例を示すもので、先ず2つの主面1、2を持つ圧電振
動子板3の一方の主面1に電極5を形成する。この電極
5は、銀の焼付、蒸着等の手段を利用してアレイ探触子
の各アレイ素子4に対応して形成され、図1(b)に示
すように、アレイの配列方向Sに直交する短軸方向Tに
おいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行く
にしたがって狭くなる菱形形状をなしている。
基づいて詳細に説明する。図2ないし図6は本発明の実
施例を示すもので、先ず2つの主面1、2を持つ圧電振
動子板3の一方の主面1に電極5を形成する。この電極
5は、銀の焼付、蒸着等の手段を利用してアレイ探触子
の各アレイ素子4に対応して形成され、図1(b)に示
すように、アレイの配列方向Sに直交する短軸方向Tに
おいて圧電振動子板3の中央で面積が広く、端部に行く
にしたがって狭くなる菱形形状をなしている。
【0020】なお、同図(a)は上記一方の主面1に対
向する他の主面2を示すもので、望ましくは、その全面
に同様の手法で電極5が形成される。この後、図3に示
すように、菱形形状の電極5が形成された主面1にフレ
キシブルプリント板14を固定して、各アレイ素子4に
対応する電極5からリード15を引き出し、次いで、該
主面1から放射される不用な超音波を吸収するために、
バッキング11を取り付ける。このバッキング11は、
超音波の吸収に加え、ダンパとしても機能するもので、
超音波放射側の主面2から放射される超音波パルスのリ
ンギングを抑える。
向する他の主面2を示すもので、望ましくは、その全面
に同様の手法で電極5が形成される。この後、図3に示
すように、菱形形状の電極5が形成された主面1にフレ
キシブルプリント板14を固定して、各アレイ素子4に
対応する電極5からリード15を引き出し、次いで、該
主面1から放射される不用な超音波を吸収するために、
バッキング11を取り付ける。このバッキング11は、
超音波の吸収に加え、ダンパとしても機能するもので、
超音波放射側の主面2から放射される超音波パルスのリ
ンギングを抑える。
【0021】この後、図4に示すように、圧電振動子板
3の放射側の主面2から対向主面1に向けて、配列方向
Sと平行に溝6、6・・を凹設する。この溝6は、ダイ
シングソウ等を使用して形成されるもので、切り込み深
さは、上記対向主面1、2に形成された電極5が分離し
ない程度とされ、望ましくは、隣接する部分からの振動
の干渉を防止するために、圧電振動子板3の厚みの50
%以上の切り込み深さで形成される。
3の放射側の主面2から対向主面1に向けて、配列方向
Sと平行に溝6、6・・を凹設する。この溝6は、ダイ
シングソウ等を使用して形成されるもので、切り込み深
さは、上記対向主面1、2に形成された電極5が分離し
ない程度とされ、望ましくは、隣接する部分からの振動
の干渉を防止するために、圧電振動子板3の厚みの50
%以上の切り込み深さで形成される。
【0022】次いで、図5に示すように、上記放射側の
主面2上にアース引出し用の金属箔16が固着される。
この金属箔16は、上記主面2の配列方向Sに沿う両端
縁部に固定されて側方に引き出される。さらに、この金
属箔16を挟み込むようにして主面2上に導電性ペース
ト等からなる導体層7が設けられ、各分割部が同電位に
なるようにされて圧電振動子板3のアースが形成され
る。
主面2上にアース引出し用の金属箔16が固着される。
この金属箔16は、上記主面2の配列方向Sに沿う両端
縁部に固定されて側方に引き出される。さらに、この金
属箔16を挟み込むようにして主面2上に導電性ペース
ト等からなる導体層7が設けられ、各分割部が同電位に
なるようにされて圧電振動子板3のアースが形成され
る。
【0023】この後、図6に示すように、導体層7と圧
電振動子板3を配列方向Sにアレイ分割し、次いで、そ
の上面に音響レンズ(図示せず)を取り付けて超音波探
触子が構成される。
電振動子板3を配列方向Sにアレイ分割し、次いで、そ
の上面に音響レンズ(図示せず)を取り付けて超音波探
触子が構成される。
【0024】本発明の第2の実施例を図7に示す。この
実施例において、電極5は、微小圧電素子13単位に形
成されており、その周縁は、配列方向Sと平行に設けら
れる溝6と、アレイ分割における溝8により分割される
階段状の周縁を有している。この結果、駆動対象となる
微小圧電素子13の全面に電極5が形成されることとな
り、不要な振動の発生が防止される。
実施例において、電極5は、微小圧電素子13単位に形
成されており、その周縁は、配列方向Sと平行に設けら
れる溝6と、アレイ分割における溝8により分割される
階段状の周縁を有している。この結果、駆動対象となる
微小圧電素子13の全面に電極5が形成されることとな
り、不要な振動の発生が防止される。
【0025】図8は本発明の第3の実施例であり、電極
5の形成面に対して切り込まれる溝6、6・・の深さd
を圧電振動子板3の板厚以上とした場合を示している。
この結果、該溝6は電極5の厚み方向の中間部にまで至
っており、短軸方向Tの機械的結合がより低減されてい
る。
5の形成面に対して切り込まれる溝6、6・・の深さd
を圧電振動子板3の板厚以上とした場合を示している。
この結果、該溝6は電極5の厚み方向の中間部にまで至
っており、短軸方向Tの機械的結合がより低減されてい
る。
【0026】なお、この場合、溝6により電極5が分割
されないようにする必要がある。図9は本発明の第4の
実施例を示すものである。この実施例は、圧電振動子板
3の配列方向Sと平行に設けられる溝6で分割された主
面2上に設けられる導体層7が導電ペースト等の樹脂材
が使用されることを利用して、音響整合層9として使用
するもので、(a)は1層整合の場合、(b)は導体層
7の上に音響インピーダンスが導体層7よりも小さな材
料でもう1層設けた2層整合の場合を示している。
されないようにする必要がある。図9は本発明の第4の
実施例を示すものである。この実施例は、圧電振動子板
3の配列方向Sと平行に設けられる溝6で分割された主
面2上に設けられる導体層7が導電ペースト等の樹脂材
が使用されることを利用して、音響整合層9として使用
するもので、(a)は1層整合の場合、(b)は導体層
7の上に音響インピーダンスが導体層7よりも小さな材
料でもう1層設けた2層整合の場合を示している。
【0027】これら音響整合層9の厚さは、探触子が放
射する超音波の中心周波数の約λ/4になるように設定
されており、探触子から放射される超音波の振幅を大き
くするとともに、探触子の帯域が広げられる。
射する超音波の中心周波数の約λ/4になるように設定
されており、探触子から放射される超音波の振幅を大き
くするとともに、探触子の帯域が広げられる。
【0028】なお、以上の実施例に対して音響レンズ1
0を配する場合には、該音響レンズ10の焦点をこれら
超音波探触子が接続される超音波診断装置の最大診断深
さdの2/3以上の深さdに設定するのが望ましい。
0を配する場合には、該音響レンズ10の焦点をこれら
超音波探触子が接続される超音波診断装置の最大診断深
さdの2/3以上の深さdに設定するのが望ましい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送波あるいは受波される超音波に対して振幅
重み付けを形成するアレイ型探触子を容易かつ確実に製
造することができる。
によれば、送波あるいは受波される超音波に対して振幅
重み付けを形成するアレイ型探触子を容易かつ確実に製
造することができる。
【0030】また、この振幅重み付けにより、短軸方向
のサイドローブレベルの抑圧を図ることができる。この
結果、近距離から遠距離に渡る広範囲で超音波ビームの
改善を図ることができる。
のサイドローブレベルの抑圧を図ることができる。この
結果、近距離から遠距離に渡る広範囲で超音波ビームの
改善を図ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第1工程を示す図であって、(a)は
一方の主面を示す図、(b)は反対側の主面を示す図で
ある。
一方の主面を示す図、(b)は反対側の主面を示す図で
ある。
【図3】本発明の第2工程を示す図である。
【図4】本発明の第3工程を示す図である。
【図5】本発明の第4工程を示す図である。
【図6】本発明の第5工程を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示す図であって、
(a)は1層整合を示す図、(b)は2層整合を示す図
である。
(a)は1層整合を示す図、(b)は2層整合を示す図
である。
【図10】圧電素子からの超音波放射を示す図である。
【図11】重み付けによる超音波放射を示す図であっ
て、(a)は放射音圧の分布を示す図、(b)は放射パ
ターンを示す図、(c)はビーム形状を示す図である。
て、(a)は放射音圧の分布を示す図、(b)は放射パ
ターンを示す図、(c)はビーム形状を示す図である。
【図12】重み付けの方法を示す図である。
【図13】従来例を示す図であって、(a)は放射音圧
の分布を示す図、(b)は分極状態を示す図である。
の分布を示す図、(b)は分極状態を示す図である。
【図14】他の従来例を示す図であって、(a)は放射
音圧の分布を示す図、(b)は分極状態を示す図であ
る。
音圧の分布を示す図、(b)は分極状態を示す図であ
る。
1、2 主面 3 圧電振動子板 4 素子 5 電極 6、8 溝 7 導体層 9 音響整合層 10 音響レンズ 11 バッキング S 配列方向 T 短軸方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 寛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 早川 健一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】アレイ状に配列された多数の振動子を用い
て超音波ビームを制御する超音波探触子において、 2つの主面(1、2)を持つ圧電振動子板(3)の一方の主
面(1)における前記探触子の各アレイ素子(4)に対応す
る電極(5)の形状を、アレイの配列方向(S)に直交する
短軸方向(T)において前記圧電振動子板(3)の中央で面
積が広く、端部に行くにしたがって狭く形成するととも
に、 前記圧電振動子板(3)の他の主面(2)から、前記配列方
向(S)と平行に複数個の溝(6、6・・)を設け、 前記溝(6)により分割された主面(2)上に導体層(7)を
設けて該主面(2)上の各分割部を短絡するとともに、前
記導体層(7)と圧電振動子板(3)を配列方向(S)にアレ
イ状に分割したことを特徴とする超音波探触子。 - 【請求項2】前記電極(5)の形状を、その周縁が前記配
列方向(S)と平行に設けられる溝(6)あるいは前記アレ
イ分割による溝(8)上にくるように階段状にしたことを
特徴とする請求項1記載の超音波探触子。 - 【請求項3】前記導体層(7)の厚みを探触子が放射する
超音波の中心周波数で約λ/4になるように形成して音
響整合層(9)とした請求項1または2記載の超音波探触
子。 - 【請求項4】前記導体層(7)の上に音響インピーダンス
が前記導体層(7)よりも小さな材料で1層以上の音響整
合層(9)を形成した請求項1、2または3記載の超音波
探触子。 - 【請求項5】前記圧電振動子板(3)の前面に音響レンズ
(10)を配した超音波探触子において、 前記音響レンズ(10)の焦点を超音波診断装置の最大診
断深さの2/3以上の深さにしたことを特徴とする請求
項1、2、3または4記載の超音波探触子。 - 【請求項6】アレイ状に配列された多数の振動子を用い
て超音波ビームを制御する超音波探触子の製造方法であ
って、 2つの主面(1、2)を持つ圧電振動子板(3)の一方の主
面(1)に、短軸方向(T)において圧電振動子板(3)の中
央で面積が広く、端部に行くに従って狭くなる形状の電
極(5)を探触子の各アレイ素子(4)に対応させて形成
し、 次いで、前記一方の主面(1)にバッキング(11)を形成
した後、該主面(1)に対向する他の主面(2)から配列方
向(S)と平行に複数の溝(6、6・・)を切り込み、 この後、前記溝(6)で複数個に分割された主面(2)上に
導体層(7)を設けた後、導体層(7)と圧電振動子板(3)
を配列方向Sにアレイ分割することを特徴とする超音波
探触子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195572A JPH0538335A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 超音波探触子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195572A JPH0538335A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 超音波探触子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538335A true JPH0538335A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16343359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3195572A Withdrawn JPH0538335A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 超音波探触子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538335A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7348712B2 (en) | 2004-04-16 | 2008-03-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus |
| WO2014156976A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 富士フイルム株式会社 | ユニモルフ型超音波探触子 |
| US11322676B2 (en) | 2018-03-22 | 2022-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multilayer ultrasonic transducer and ultrasonic inspection device |
| US11318497B2 (en) | 2019-03-19 | 2022-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic inspection device |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3195572A patent/JPH0538335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7348712B2 (en) | 2004-04-16 | 2008-03-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic probe and ultrasonic diagnostic apparatus |
| WO2014156976A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 富士フイルム株式会社 | ユニモルフ型超音波探触子 |
| JP5836537B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2015-12-24 | 富士フイルム株式会社 | ユニモルフ型超音波探触子 |
| US9656300B2 (en) | 2013-03-28 | 2017-05-23 | Fujifilm Corporation | Unimorph-type ultrasound probe |
| CN110251153A (zh) * | 2013-03-28 | 2019-09-20 | 富士胶片株式会社 | 单层压电片式超声波探头 |
| US11322676B2 (en) | 2018-03-22 | 2022-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multilayer ultrasonic transducer and ultrasonic inspection device |
| US11318497B2 (en) | 2019-03-19 | 2022-05-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic inspection device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6104126A (en) | Composite transducer with connective backing block | |
| US3833825A (en) | Wide-band electroacoustic transducer | |
| US5099459A (en) | Phased array ultrosonic transducer including different sized phezoelectric segments | |
| US4385255A (en) | Linear array ultrasonic transducer | |
| JP2651498B2 (ja) | 両面フエーズドアレイトランスデユーサ | |
| US4371805A (en) | Ultrasonic transducer arrangement and method for fabricating same | |
| EP0142215A2 (en) | Ultrasound transducer with improved vibrational modes | |
| US5706820A (en) | Ultrasonic transducer with reduced elevation sidelobes and method for the manufacture thereof | |
| US4640291A (en) | Bi-plane phased array for ultrasound medical imaging | |
| EP0426099A2 (en) | Ultrasonic transducer | |
| JPH0124479B2 (ja) | ||
| JPS58161493A (ja) | リニア・アレー超音波変換器 | |
| JPS597280B2 (ja) | インピ−ダンス整合装置及びそれを用いた音響変換器組立体 | |
| EP0212737B1 (en) | Ultrasonic imaging apparatus | |
| JPH0660896B2 (ja) | 超音波探触子 | |
| KR970706914A (ko) | 어포다이즈된 수직 포커스를 갖는 초음파 트랜스듀서 어레이(Ultrasonic Transducer Array with Apodized Elevation Focus) | |
| WO1991013588A1 (fr) | Sonde ultrasonique | |
| JPS586132B2 (ja) | 超音波探触子 | |
| JPH0538335A (ja) | 超音波探触子およびその製造方法 | |
| JPS592440B2 (ja) | アレイ型超音波振動子 | |
| JPS6052823B2 (ja) | 超音波診断装置用プロ−ブ | |
| US20030223310A1 (en) | Filigree electrode pattern apparatus for steering parametric mode acoustic beams | |
| JP3505296B2 (ja) | 超音波探触子及びその製造方法 | |
| JPH08275295A (ja) | 音響トランスデューサー | |
| JP2002152890A (ja) | 超音波探触子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |