JPH0538821A - ドツトラインプリンタ - Google Patents
ドツトラインプリンタInfo
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- JPH0538821A JPH0538821A JP928905A JP890592A JPH0538821A JP H0538821 A JPH0538821 A JP H0538821A JP 928905 A JP928905 A JP 928905A JP 890592 A JP890592 A JP 890592A JP H0538821 A JPH0538821 A JP H0538821A
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- JP
- Japan
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- printing
- hammers
- hammer
- line printer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ハンマバンクの往復移動の過程で
同時に3以上のLドット行を印字する高印字品質のドッ
トラインプリンタを安価に提供することを目的としたも
のである。 【構成】 3以上の整数N個の印字ハンマを1グループ
として複数グループ設け、各グループ内の印字ハンマ
を、各印字ハンマが用紙に同時に衝突しないように紙送
り方向及び行方向に沿って所定量ずつずらして設けたも
のである。またLとNの最小公倍数に等しい数またはそ
の整数倍数の印字ハンマを一体成形したモジュール構成
の印字ハンマ組立体とすることにより、該組立体の製作
及び部品管理を容易にした。
同時に3以上のLドット行を印字する高印字品質のドッ
トラインプリンタを安価に提供することを目的としたも
のである。 【構成】 3以上の整数N個の印字ハンマを1グループ
として複数グループ設け、各グループ内の印字ハンマ
を、各印字ハンマが用紙に同時に衝突しないように紙送
り方向及び行方向に沿って所定量ずつずらして設けたも
のである。またLとNの最小公倍数に等しい数またはそ
の整数倍数の印字ハンマを一体成形したモジュール構成
の印字ハンマ組立体とすることにより、該組立体の製作
及び部品管理を容易にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は行方向に沿って並べて設
けられた複数のスプリングチャージ式ドット印字ハンマ
を保持したハンマバンクを行方向に沿って往復移動さ
せ、この往復移動の過程で同時にL(Lは3以上の整
数)ドット行を印字するドットラインプリンタに関する
ものである。
けられた複数のスプリングチャージ式ドット印字ハンマ
を保持したハンマバンクを行方向に沿って往復移動さ
せ、この往復移動の過程で同時にL(Lは3以上の整
数)ドット行を印字するドットラインプリンタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】板バネ状印字ハンマを例えば永久磁石の
磁気吸引力によって非印字位置に保持し、釈放用電磁コ
イル(以下単に電磁コイルという)に所定パルス幅の釈
放電流を供給することによって前記印字ハンマを釈放飛
行させて印字するスプリングチャージ式印字ハンマにお
いて、次のような問題があることは周知である。
磁気吸引力によって非印字位置に保持し、釈放用電磁コ
イル(以下単に電磁コイルという)に所定パルス幅の釈
放電流を供給することによって前記印字ハンマを釈放飛
行させて印字するスプリングチャージ式印字ハンマにお
いて、次のような問題があることは周知である。
【0003】例えば特公昭55−10385号に開示さ
れている如く、隣接桁の印字ハンマを同時に駆動するこ
とは困難であり、同時に駆動させるためには前記電磁コ
イルに供給する電流のパルス幅を長くするかピーク値を
大きくする必要があるということである。この同時駆動
を禁止するためにこの特許においては活字ドラム上の活
字を周方向に沿ってずらして設けることによって機械的
に同時駆動されないようにしている。
れている如く、隣接桁の印字ハンマを同時に駆動するこ
とは困難であり、同時に駆動させるためには前記電磁コ
イルに供給する電流のパルス幅を長くするかピーク値を
大きくする必要があるということである。この同時駆動
を禁止するためにこの特許においては活字ドラム上の活
字を周方向に沿ってずらして設けることによって機械的
に同時駆動されないようにしている。
【0004】本発明に関するドットラインプリンタにお
いても、特開昭58−11177号及び特公昭62−2
8755号に開示されている如く、ドット印字ハンマを
2グループに分け、第2グループの各印字ハンマを印字
密度の逆数の半分(以下ハーフドットという)だけ標準
セット位置からずらして設け、隣接印字ハンマの同時駆
動を禁止するようにしている。
いても、特開昭58−11177号及び特公昭62−2
8755号に開示されている如く、ドット印字ハンマを
2グループに分け、第2グループの各印字ハンマを印字
密度の逆数の半分(以下ハーフドットという)だけ標準
セット位置からずらして設け、隣接印字ハンマの同時駆
動を禁止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにハーフドッ
トだけシフトさせることによって、同時に駆動される印
字ハンマの数が減るので消費電力が小さくなると共に前
記電磁コイルに流れるコイル電流のピーク値が小さくな
り、電源を小型化できるという効果がある。
トだけシフトさせることによって、同時に駆動される印
字ハンマの数が減るので消費電力が小さくなると共に前
記電磁コイルに流れるコイル電流のピーク値が小さくな
り、電源を小型化できるという効果がある。
【0006】しかしドットラインプリンタの印字速度が
非常に高速になると、印字ハンマの数も例えば300弱
と多くなり、たとえ2グループに分けたとしても同時に
駆動される印字ハンマの数が多くなって電気的及び機械
的影響を避けることができなかった。また各印字ハンマ
間のピッチが狭くなると磁気干渉という新たな問題が発
生する。
非常に高速になると、印字ハンマの数も例えば300弱
と多くなり、たとえ2グループに分けたとしても同時に
駆動される印字ハンマの数が多くなって電気的及び機械
的影響を避けることができなかった。また各印字ハンマ
間のピッチが狭くなると磁気干渉という新たな問題が発
生する。
【0007】すなわち同時に駆動される印字ハンマの数
が多くなるので、流れる電流も大きくなって大きな電源
容量が必要となる。また機械的衝撃が大きくなって最悪
の場合には印字ハンマ打撃部と用紙間の距離が変化して
印字品質が低下するという問題があった。
が多くなるので、流れる電流も大きくなって大きな電源
容量が必要となる。また機械的衝撃が大きくなって最悪
の場合には印字ハンマ打撃部と用紙間の距離が変化して
印字品質が低下するという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、同時多数駆動に起因する印字品質の低下を防
止することである。
をなくし、同時多数駆動に起因する印字品質の低下を防
止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、印字ハンマを3以上のN個からなる
複数のグループに分け、該グループ内の各印字ハンマ
を、これら印字ハンマが同一タイミングで用紙に衝突し
ないように前記所定ピッチ位置から所定量ずらして設け
たことを特徴とするものである。また前記グループ内の
印字ハンマの個数Nは、同時に印字するドット行Lとの
最小公倍数に設定され、かつ該最小公倍数に等しい数ま
たはその整数倍数の印字ハンマを一体に成形したモジュ
ール構成とし、安価な印字ハンマ装置を提供できるよう
にしたものである。
ために、本発明は、印字ハンマを3以上のN個からなる
複数のグループに分け、該グループ内の各印字ハンマ
を、これら印字ハンマが同一タイミングで用紙に衝突し
ないように前記所定ピッチ位置から所定量ずらして設け
たことを特徴とするものである。また前記グループ内の
印字ハンマの個数Nは、同時に印字するドット行Lとの
最小公倍数に設定され、かつ該最小公倍数に等しい数ま
たはその整数倍数の印字ハンマを一体に成形したモジュ
ール構成とし、安価な印字ハンマ装置を提供できるよう
にしたものである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、同時に駆動される印字ハン
マの数が1/Nに減少するので、電気的及び機械的影響
が小さくなる。また印字ハンマを数値LとNとの最小公
倍数に等しい数またはその整数倍数を一体成形したモジ
ュール構成の印字ハンマ組立体とすることにより、一種
類の印字ハンマ組立体で済み、その製作及び部品管理が
容易になる。
マの数が1/Nに減少するので、電気的及び機械的影響
が小さくなる。また印字ハンマを数値LとNとの最小公
倍数に等しい数またはその整数倍数を一体成形したモジ
ュール構成の印字ハンマ組立体とすることにより、一種
類の印字ハンマ組立体で済み、その製作及び部品管理が
容易になる。
【0011】
【実施例】以下実施例図面を参照して本発明を説明す
る。図2はスプリングチャージ式ドット印字ハンマの一
例を示す斜視図、図3はその側面断面図である。
る。図2はスプリングチャージ式ドット印字ハンマの一
例を示す斜視図、図3はその側面断面図である。
【0012】印字ハンマを構成する板バネ1の自由端に
は印字ピン2が装着されており、前記板バネ2の固定端
には図示しないネジ等を介して、板バネ2の前面にフロ
ントヨーク4、後面にヨークベース5が固定されてい
る。また、該ヨークベース5には永久磁石6及びコムヨ
ーク7が固定されていて、フロントヨーク4、板バネ
1、ヨークベース5、永久磁石6及びコムヨーク7で磁
気回路を構成している。前記板バネ2は前述の永久磁石
6によりコムヨーク7のポール部に吸引保持されてお
り、釈放コイル8が励磁されたときに板バネ1のたわみ
エネルギにより飛翔し、前記印字ピン2により図示しな
い用紙上に印字する。
は印字ピン2が装着されており、前記板バネ2の固定端
には図示しないネジ等を介して、板バネ2の前面にフロ
ントヨーク4、後面にヨークベース5が固定されてい
る。また、該ヨークベース5には永久磁石6及びコムヨ
ーク7が固定されていて、フロントヨーク4、板バネ
1、ヨークベース5、永久磁石6及びコムヨーク7で磁
気回路を構成している。前記板バネ2は前述の永久磁石
6によりコムヨーク7のポール部に吸引保持されてお
り、釈放コイル8が励磁されたときに板バネ1のたわみ
エネルギにより飛翔し、前記印字ピン2により図示しな
い用紙上に印字する。
【0013】なお、以下の実施例においては説明を簡単
にするため、印字密度を180DPI(1インチ180
ドット)とし、同時に印字するドット行数Lを6とす
る。
にするため、印字密度を180DPI(1インチ180
ドット)とし、同時に印字するドット行数Lを6とす
る。
【0014】図1は本実施例の印字ハンマの配列を示す
もので、9個の印字ハンマを1グループ(9シフト)と
し、これら2グループ18個すなわち6と9の最小公倍
数である18個の印字ハンマを下方で連結した1枚の板
バネでモジュール構成とした印字ハンマ組立体10を示
す。該組立体10における各印字ハンマは中間部から分
岐され、その上端には印字ピン21〜29が例えば溶
接、かしめ等の手段を介して装着されている。各印字ピ
ンの数値21〜29は各グループ内において駆動される
順番を示し、また同時に6ドット行を印字できるように
紙送り方向に1ドット行ずつずらして配置され、更に図
示しない印字用紙に同時に衝突しないように行方向、す
なわち紙送り方向と直角の方向に所定量ずつずらして設
けられている。
もので、9個の印字ハンマを1グループ(9シフト)と
し、これら2グループ18個すなわち6と9の最小公倍
数である18個の印字ハンマを下方で連結した1枚の板
バネでモジュール構成とした印字ハンマ組立体10を示
す。該組立体10における各印字ハンマは中間部から分
岐され、その上端には印字ピン21〜29が例えば溶
接、かしめ等の手段を介して装着されている。各印字ピ
ンの数値21〜29は各グループ内において駆動される
順番を示し、また同時に6ドット行を印字できるように
紙送り方向に1ドット行ずつずらして配置され、更に図
示しない印字用紙に同時に衝突しないように行方向、す
なわち紙送り方向と直角の方向に所定量ずつずらして設
けられている。
【0015】前記組立体10は、周知の如く、回転モー
タ及びカム等から構成されるシャトル機構またはリニア
モータ等によって行方向に沿って往復移動される図示し
ないハンマバンク内に収納保持される。今各印字ハンマ
のリピータビリティすなわち吸引保持位置から釈放され
て印字してから再び吸引保持位置に戻るまでに要する時
間をT(ms)、ハンマバンクのシャトル速度をv(=
(1/180)/Tインチ/ms)とすると、各印字ハ
ンマの駆動開始タイミングピッチはt=T/9となり、
一つの印字ハンマが駆動されてから次の印字ハンマが駆
動されるまでにハンマバンクが移動する距離xはv・T
/9すなわち1/(9×180)=6.17×10~4イ
ンチとなる。
タ及びカム等から構成されるシャトル機構またはリニア
モータ等によって行方向に沿って往復移動される図示し
ないハンマバンク内に収納保持される。今各印字ハンマ
のリピータビリティすなわち吸引保持位置から釈放され
て印字してから再び吸引保持位置に戻るまでに要する時
間をT(ms)、ハンマバンクのシャトル速度をv(=
(1/180)/Tインチ/ms)とすると、各印字ハ
ンマの駆動開始タイミングピッチはt=T/9となり、
一つの印字ハンマが駆動されてから次の印字ハンマが駆
動されるまでにハンマバンクが移動する距離xはv・T
/9すなわち1/(9×180)=6.17×10~4イ
ンチとなる。
【0016】従って、各印字ハンマの印字ピン22〜2
9の印字ピン21からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表1のようになる。
9の印字ピン21からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表1のようになる。
【0017】
【表1】
【0018】印字ハンマすなわち印字ピン21〜29の
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/9(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で34個)となり、ピーク電流値が小さくな
るので、小さな容量の電源で済む。また機械的衝撃も小
さくなるので、印字品質が低下する恐れもなくなる。す
なわち高印字品質のドットラインプリンタを安価に提供
できるようになる。
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/9(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で34個)となり、ピーク電流値が小さくな
るので、小さな容量の電源で済む。また機械的衝撃も小
さくなるので、印字品質が低下する恐れもなくなる。す
なわち高印字品質のドットラインプリンタを安価に提供
できるようになる。
【0019】上記実施例においては、印字ハンマの駆動
順序を上記のように設定したが、左側から順序よく駆動
させてもよい。この場合、印字ピン22〜29の印字ピ
ン21からの距離がその駆動順番に対応した値になるこ
とは当然である。
順序を上記のように設定したが、左側から順序よく駆動
させてもよい。この場合、印字ピン22〜29の印字ピ
ン21からの距離がその駆動順番に対応した値になるこ
とは当然である。
【0020】次に、3個の印字ハンマを1つのグループ
(3シフト)とした場合について、図4を参照して説明
する。3シフトにした場合、これら2グループ6個すな
わち同時に印字するドット行数Lの6と1グループ内の
印字ハンマの数3の最小公倍数である6個の印字ハンマ
を下方で連結した1枚の板バネでモジュール構成とした
印字ハンマ組立体101とする。該組立体101におけ
る各印字ハンマは中間部から分岐され、その上端には印
字ピン31〜33が例えば溶接、かしめ等の手段を介し
て装着されている。各印字ピンの数値31〜33は各グ
ループ内において駆動される順番を示し、また同時に6
ドット行を印字できるように紙送り方向に1ドット行ず
つずらして配置され、更に図示しない印字用紙に同時に
衝突しないように行方向すなわち紙送り方向と直角の方
向に所定量ずつずらして設けられている。
(3シフト)とした場合について、図4を参照して説明
する。3シフトにした場合、これら2グループ6個すな
わち同時に印字するドット行数Lの6と1グループ内の
印字ハンマの数3の最小公倍数である6個の印字ハンマ
を下方で連結した1枚の板バネでモジュール構成とした
印字ハンマ組立体101とする。該組立体101におけ
る各印字ハンマは中間部から分岐され、その上端には印
字ピン31〜33が例えば溶接、かしめ等の手段を介し
て装着されている。各印字ピンの数値31〜33は各グ
ループ内において駆動される順番を示し、また同時に6
ドット行を印字できるように紙送り方向に1ドット行ず
つずらして配置され、更に図示しない印字用紙に同時に
衝突しないように行方向すなわち紙送り方向と直角の方
向に所定量ずつずらして設けられている。
【0021】この場合、各印字ハンマの駆動開始タイミ
ングピッチはt=T/3となり、一つの印字ハンマが駆
動されてから次の印字ハンマが駆動されるまでにハンマ
バンクが移動する距離xはv・T/3すなわち1/(3
×180)=1.85×10~3インチとなる。
ングピッチはt=T/3となり、一つの印字ハンマが駆
動されてから次の印字ハンマが駆動されるまでにハンマ
バンクが移動する距離xはv・T/3すなわち1/(3
×180)=1.85×10~3インチとなる。
【0022】従って、各印字ハンマの印字ピン32〜3
3の印字ピン31からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表2のようになる。
3の印字ピン31からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表2のようになる。
【0023】
【表2】
【0024】印字ハンマすなわち印字ピン31〜33の
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/3(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で100個)となり、ピーク電流値が小さく
なるので、ハーフドットシフトに比べ小さな容量の電源
で済む。また機械的衝撃も小さくなるので、印字品質が
低下する恐れもなくなる。すなわち高印字品質のドット
ラインプリンタを安価に提供できるようになる。
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/3(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で100個)となり、ピーク電流値が小さく
なるので、ハーフドットシフトに比べ小さな容量の電源
で済む。また機械的衝撃も小さくなるので、印字品質が
低下する恐れもなくなる。すなわち高印字品質のドット
ラインプリンタを安価に提供できるようになる。
【0025】最後に、4個の印字ハンマを1つのグルー
プ(4シフト)とした場合について、図5を参照して説
明する。4シフトにした場合、これら3グループ12個
すなわち同時に印字するドット行数Lの6と1グループ
内の印字ハンマの数4の最小公倍数である12個の印字
ハンマを下方で連結した1枚の板バネでモジュール構成
とした印字ハンマ組立体102とする。該組立体102
における各印字ハンマは中間部から分岐され、その上端
には印字ピン41〜44が例えば溶接、かしめ等の手段
を介して装着されている。各印字ピンの数値41〜44
は各グループ内において駆動される順番を示し、また同
時に6ドット行を印字できるように紙送り方向に1ドッ
ト行ずつずらして配置され、更に図示しない印字用紙に
同時に衝突しないように行方向すなわち紙送り方向と直
角の方向に所定量ずつずらして設けられている。
プ(4シフト)とした場合について、図5を参照して説
明する。4シフトにした場合、これら3グループ12個
すなわち同時に印字するドット行数Lの6と1グループ
内の印字ハンマの数4の最小公倍数である12個の印字
ハンマを下方で連結した1枚の板バネでモジュール構成
とした印字ハンマ組立体102とする。該組立体102
における各印字ハンマは中間部から分岐され、その上端
には印字ピン41〜44が例えば溶接、かしめ等の手段
を介して装着されている。各印字ピンの数値41〜44
は各グループ内において駆動される順番を示し、また同
時に6ドット行を印字できるように紙送り方向に1ドッ
ト行ずつずらして配置され、更に図示しない印字用紙に
同時に衝突しないように行方向すなわち紙送り方向と直
角の方向に所定量ずつずらして設けられている。
【0026】この場合、各印字ハンマの駆動開始タイミ
ングピッチはt=T/4となり、一つの印字ハンマが駆
動されてから次の印字ハンマが駆動されるまでにハンマ
バンクが移動する距離xはv・T/4すなわち1/(4
×180)=1.39×10~3インチとなる。
ングピッチはt=T/4となり、一つの印字ハンマが駆
動されてから次の印字ハンマが駆動されるまでにハンマ
バンクが移動する距離xはv・T/4すなわち1/(4
×180)=1.39×10~3インチとなる。
【0027】従って、各印字ハンマの印字ピン42〜4
4の印字ピン41からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表3のようになる。
4の印字ピン41からの距離、標準実装位置からの距離
及び左側印字ピンからの距離は表3のようになる。
【0028】
【表3】
【0029】印字ハンマすなわち印字ピン41〜44の
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/4(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で75個)となり、ピーク電流値が小さくな
るので、ハーフドットシフトに比べ小さな容量の電源で
済む。また機械的衝撃も小さくなるので、印字品質が低
下する恐れもなくなる。すなわち高印字品質のドットラ
インプリンタを安価に提供できるようになる。
配置を上記のようにすることにより、用紙に衝突する印
字ハンマの数が1/4(300個の印字ハンマを実装し
た場合最大で75個)となり、ピーク電流値が小さくな
るので、ハーフドットシフトに比べ小さな容量の電源で
済む。また機械的衝撃も小さくなるので、印字品質が低
下する恐れもなくなる。すなわち高印字品質のドットラ
インプリンタを安価に提供できるようになる。
【0030】本実施例においてはハンマバンクの1移動
で6ドット行を同時に印字するとしたが、4ドット行ま
たは8ドット行としてもよい。また1グループ内の印字
ハンマ数を奇数9、3、偶数4としたが、3より大きな
整数であれば数値を限定する必要はない。またモジュー
ル構成の印字ハンマ組立体内の印字ハンマ数はNとLの
最小公倍数またはその整数倍数とすればよい。なお数値
Nは、後述する如く、偶数よりは奇数の方が望ましい。
で6ドット行を同時に印字するとしたが、4ドット行ま
たは8ドット行としてもよい。また1グループ内の印字
ハンマ数を奇数9、3、偶数4としたが、3より大きな
整数であれば数値を限定する必要はない。またモジュー
ル構成の印字ハンマ組立体内の印字ハンマ数はNとLの
最小公倍数またはその整数倍数とすればよい。なお数値
Nは、後述する如く、偶数よりは奇数の方が望ましい。
【0031】すなわち1グループN個の印字ハンマを一
体成形したモジュール構成の印字ハンマ組立体としても
よいが、この場合、少なくとも2種類の印字ハンマ組立
体を必要(NがLの約数の時を除く)としその製作及び
部品管理が容易でなくなる。また最小公倍数より大きな
数(最小公倍数の整数倍でない)のモジュール構成とす
ると、1モジュール当たりの印字ハンマ数が多くなって
精度よく製作することが困難となる。
体成形したモジュール構成の印字ハンマ組立体としても
よいが、この場合、少なくとも2種類の印字ハンマ組立
体を必要(NがLの約数の時を除く)としその製作及び
部品管理が容易でなくなる。また最小公倍数より大きな
数(最小公倍数の整数倍でない)のモジュール構成とす
ると、1モジュール当たりの印字ハンマ数が多くなって
精度よく製作することが困難となる。
【0032】以下上記した数値Nとして奇数が望ましい
理由について説明する。1グループを奇数No(No=
2no+1:noは1以上の整数)とした時、隣どうし
の印字ハンマの駆動開始タイミングピッチの最小値to
は、 to=no・T/(2no+1) となる。1グループを偶数Ne(Ne=2ne:neは
2以上の整数)とした時、隣どうしの印字ハンマの駆動
開始タイミングピッチの最小値teは、 te=(ne−1)・T/2ne となる。
理由について説明する。1グループを奇数No(No=
2no+1:noは1以上の整数)とした時、隣どうし
の印字ハンマの駆動開始タイミングピッチの最小値to
は、 to=no・T/(2no+1) となる。1グループを偶数Ne(Ne=2ne:neは
2以上の整数)とした時、隣どうしの印字ハンマの駆動
開始タイミングピッチの最小値teは、 te=(ne−1)・T/2ne となる。
【0033】前記駆動開始タイミングピッチが大きくな
るほど、磁気干渉等の影響が小さくなることは明らかで
あるから、to−te>0が成立すれば奇数の方が望ま
しいことが分かる。 to−te=T{no/(2no+1)−(ne−1)/2ne} =(2no−ne+1)・T/{2ne・(2no+1)} =(No−Ne/2)・T/(Ne・No) すなわち、No>Ne/2の時、to>teとなる。 従って、偶数とした場合には、奇数とした場合の駆動開
始タイミングピッチと同等のタイミングピッチを得るに
は、1グループ内の印字ハンマ数が奇数の場合の2倍必
要とすることが分かる。この結果、ハンマ駆動制御が複
雑化すると共に印字ハンマ数によってはモジュール化の
作業が容易でなくなる恐れもでてくる。
るほど、磁気干渉等の影響が小さくなることは明らかで
あるから、to−te>0が成立すれば奇数の方が望ま
しいことが分かる。 to−te=T{no/(2no+1)−(ne−1)/2ne} =(2no−ne+1)・T/{2ne・(2no+1)} =(No−Ne/2)・T/(Ne・No) すなわち、No>Ne/2の時、to>teとなる。 従って、偶数とした場合には、奇数とした場合の駆動開
始タイミングピッチと同等のタイミングピッチを得るに
は、1グループ内の印字ハンマ数が奇数の場合の2倍必
要とすることが分かる。この結果、ハンマ駆動制御が複
雑化すると共に印字ハンマ数によってはモジュール化の
作業が容易でなくなる恐れもでてくる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、用紙に同
時に衝突する印字ハンマの個数を1/Nとしたので、電
気的影響及び機械的影響を小さくでき、高印字品質のド
ットラインプリンタを安価に提供できるようになる。ま
た1種類の印字ハンマ組立体で済むので、その製作及び
部品管理が容易になる。
時に衝突する印字ハンマの個数を1/Nとしたので、電
気的影響及び機械的影響を小さくでき、高印字品質のド
ットラインプリンタを安価に提供できるようになる。ま
た1種類の印字ハンマ組立体で済むので、その製作及び
部品管理が容易になる。
【図1】 本発明ドットラインプリンタに使用される印
字ハンマ組立体の一実施例を示す正面図である。
字ハンマ組立体の一実施例を示す正面図である。
【図2】 スプリングチャージ式ドット印字ハンマの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図3】 図2の正面図である。
【図4】 本発明ドットラインプリンタに使用される印
字ハンマ組立体の他の実施例を示す正面図である。
字ハンマ組立体の他の実施例を示す正面図である。
【図5】 本発明ドットラインプリンタに使用される印
字ハンマ組立体の他の実施例を示す正面図である。
字ハンマ組立体の他の実施例を示す正面図である。
10、101、102は印字ハンマ組立体、21〜2
9、31〜33、41〜44は印字ピンである。
9、31〜33、41〜44は印字ピンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7318−2C B41J 3/10 106 S (72)発明者 児玉 一成 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 印字行に沿って所定ピッチで並べて設け
られ、同時にL(Lは3以上の整数)ドット行を印字で
きるように紙送り方向にずらして配置された複数のドッ
ト印字ハンマと、該印字ハンマを非印字位置に保持する
ために磁気吸引力を発生する磁石手段と、前記印字ハン
マを駆動するために各印字ハンマに対応して設けられ、
所定幅のパルス電流が供給されて前記磁石手段の磁界を
打ち消す釈放用電磁コイルと、前記印字ハンマを保持
し、行方向に沿って往復移動するハンマバンクとを備
え、該ハンマバンクの往復移動の過程で前記各印字ハン
マを駆動して印字するドットラインプリンタであって、 前記印字ハンマをN(Nは3以上の整数)個からなる複
数のグループに分け、該グループ内の各印字ハンマを、
これら印字ハンマが同一タイミングで用紙に衝突しない
ように前記所定ピッチ位置から所定量ずらして設けたこ
とを特徴とするドットラインプリンタ。 - 【請求項2】単位長さ当りの印字ドット数をDとした
時、前記各グループ内において2番目以降n番目に駆動
される印字ハンマを、その印字ハンマの前記所定ピッチ
位置から(n−1)/(N・D)だけずらして設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のドットラインプリンタ。 - 【請求項3】 前記Nを、Lとの最小公倍数に設定した
ことを特徴とする請求項1記載のドットラインプリン
タ。 - 【請求項4】 前記L及びNの最小公倍数の整数倍に等
しい数の印字ハンマを一体に成形したモジュール構成と
したことを特徴とする請求項1記載のドットラインプリ
ンタ。 - 【請求項5】 前記Nを奇数としたことを特徴とする請
求項1記載のドットラインプリンタ。 - 【請求項6】 前記L及びNを夫々6及び9とし、印字
ハンマの駆動開始タイミングピッチをtとした時、隣接
する印字ハンマがその配列位置に応じて4tまたは5t
ずらして駆動するようにしたことを特徴とする請求項1
記載のドットラインプリンタ。 - 【請求項7】 前記L及びNを夫々6及び3とし、印字
ハンマの駆動開始タイミングピッチをtとした時、tず
らして駆動するようにしたことたことを特徴とする請求
項1記載のドットラインプリンタ。 - 【請求項8】 前記L及びNを夫々6及び4とし、印字
ハンマの駆動開始タイミングピッチをtとした時、隣接
する印字ハンマがその配列位置に応じてtまたは2tず
らして駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記
載のドットラインプリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008905A JP2882159B2 (ja) | 1991-03-18 | 1992-01-22 | ドットラインプリンタ |
| US07/853,600 US5263782A (en) | 1991-03-18 | 1992-03-18 | Print hammer arrangement in dot line printer minimizing number of hammers simultaneously fired |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234991 | 1991-03-18 | ||
| JP3-52349 | 1991-06-11 | ||
| JP4008905A JP2882159B2 (ja) | 1991-03-18 | 1992-01-22 | ドットラインプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538821A true JPH0538821A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2882159B2 JP2882159B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12912336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008905A Expired - Lifetime JP2882159B2 (ja) | 1991-03-18 | 1992-01-22 | ドットラインプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2882159B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089769A (en) * | 1998-09-29 | 2000-07-18 | Printronix, Inc. | Line printer hammerbank cover with spaced apart thickened sections |
| EP1354716A3 (en) * | 2002-04-10 | 2003-12-03 | Printronix, Inc. | Line printer with staggered magnetics |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4008905A patent/JP2882159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089769A (en) * | 1998-09-29 | 2000-07-18 | Printronix, Inc. | Line printer hammerbank cover with spaced apart thickened sections |
| EP1354716A3 (en) * | 2002-04-10 | 2003-12-03 | Printronix, Inc. | Line printer with staggered magnetics |
| US6821035B2 (en) | 2002-04-10 | 2004-11-23 | Printronix, Inc. | Line printer with staggered magnetics |
| EP2263883A3 (en) * | 2002-04-10 | 2011-04-06 | Printronix, Inc. | Line printer with staggered magnetics |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2882159B2 (ja) | 1999-04-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990105 |
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|
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