JPH053900U - 集塵機能を有する傾動式溶解炉 - Google Patents
集塵機能を有する傾動式溶解炉Info
- Publication number
- JPH053900U JPH053900U JP5670691U JP5670691U JPH053900U JP H053900 U JPH053900 U JP H053900U JP 5670691 U JP5670691 U JP 5670691U JP 5670691 U JP5670691 U JP 5670691U JP H053900 U JPH053900 U JP H053900U
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- JP
- Japan
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- tilting
- furnace
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性に優れているうえに出湯時における粉
塵の発生も確実に集塵処理することができる集塵機能を
有する傾動式溶解炉を提供する。 【構成】 炉本体1の上部にある傾動床3に、該傾動床
3とともに回動できるプッシュフード5とプルフード6
とを設けて出湯時に発生する粉塵を前記のプッシュフー
ド5とプルフード6とにより形成される空気流により確
実に吸引処理を行なわせるようにした。
塵の発生も確実に集塵処理することができる集塵機能を
有する傾動式溶解炉を提供する。 【構成】 炉本体1の上部にある傾動床3に、該傾動床
3とともに回動できるプッシュフード5とプルフード6
とを設けて出湯時に発生する粉塵を前記のプッシュフー
ド5とプルフード6とにより形成される空気流により確
実に吸引処理を行なわせるようにした。
Description
【0001】
本考案は、作業性に優れているうえに出湯時における粉塵の発生も確実に集塵
処理することができる集塵機能を有する傾動式溶解炉に関するものである。
【0002】
例えば、各種の合金や鋳鉄の溶解炉として傾動式の電気炉や坩堝炉等が広く用
いられており、出湯時に発生する粉塵を処理するために炉本体と傾動床との間に
スリットリングフードを配置して粉塵ガスの吸引をすることが一般的に行われて
いる。
【0003】
ところが、従来のこの種集塵機能を有する傾動式溶解炉においては前記スリッ
トリングフードによる熱損失が大きいために溶解電力の増加を避けられないとい
う問題点があり、またノロ出しやサンプリング抽出等の際にもスリットリングフ
ードが邪魔をして作業性を悪化させるという問題点や、更にはスリットリングフ
ード自体が加熱されて歪みを発生し短期間で使えなくなるという問題点があった
。そこで、前記スリットリングフードにかえて炉外にプッシュ・プルフードを設
置することも試みられたが、この場合には溶解炉を傾斜して出湯する際に発塵源
である炉本体の開口部が前記プッシュ・プルフードの吸引通路から外れてしまっ
て十分な集塵処理を行うことができないという問題点があった。
【0004】
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、熱損失による溶解電力の増加
を生じさせることがなく、しかも確実かつ効率的に集塵処理を行うことができる
とともに、ノロ出しやサンプリング抽出等の作業も極めて容易に行うことができ
、また加熱による熱歪み等の発生もなく長期間にわたって安定して使用すること
ができる集塵機能を有する傾動式溶解炉を提供することを目的として完成された
ものである。
【0005】
上記の課題を解決するためになされた本考案の集塵機能を有する傾動式溶解炉
は、炉本体の上部にある傾動床に、該傾動床とともに回動して出湯時に吸引作用
を行うプッシュフードとプルフードとを前記炉本体の開口部を挟んで対向するよ
う設けたことを特徴とするものである。
【0006】
このように構成された傾動式溶解炉においては、溶融時における炉本体から発
生する粉塵が炉本体の開口部を挟んで対向するよう設けられたプッシュフードと
プルフードとによって確実に吸引されることとなり、また、炉本体を傾斜させて
注湯する出湯時においても傾動床とともに回動する前記のプッシュフードとプル
フードとが開口部を挟んで対向する位置関係を維持したまま開口部より発生する
大量の粉塵を確実かつ効率的に吸引することとなる。
【0007】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
図面は鋳鉄を溶融するための傾動式の低周波誘導電気炉を示すもので、図中1
は炉本体、2はその外周を覆う枠体、3は前記炉本体1の上部に設けられた傾動
床で、その中央部には炉本体1の開口部1aに対応した孔部が設けられている。ま
た、前記枠体2の上方角部には傾動軸4が取り付けられており、該傾動軸4を中
心に枠体2および傾動床3が回動して炉本体1で溶融した鋳鉄を出湯するよう構
成されている。
【0008】
前記傾動床3の上面には傾動軸4と同一方向で、且つ、炉本体1の開口部1aを
挟んでプッシュフード5とプルフード6とが対向するよう固定した状態で配置さ
れているとともに、該プッシュフード5とプルフード6に続かせてあるプッシュ
フードダクト5aとプルフードダクト6aはそれぞれL字状として各先端が前記傾動
軸4の中心線上にあり、プッシュフードダクト5aの先端部は炉外にある送風機(
図示せず)に連通した第1の固定ダクト5bに回転自在に連結されており、一方、
プルフードダクト6aの先端部も炉外にある集塵機(図示せず)に連通した第2の
固定ダクト6bに回転自在に連結されている。
【0009】
このように構成されたものは、溶融時において炉本体1が水平に保持された状
態で低周波の電流により鋳鉄の溶融を行ったうえ、傾動軸4を中心に炉本体1を
回動して溶融した鋳鉄の出湯を行なうものであることは従来のこの種傾動式溶解
炉と同様であるが、、本考案においては従来のスリットリングフードと異なり傾
動床3の上面にプッシュフード5とプルフード6とを設けたものであるので、溶
融時の枠体2内における熱損失がほとんどなく極力少ない溶融電力で効率よく溶
融処理を行えることとなり、また、炉本体1からのノロ出しやサンプリング抽出
等の作業も極めて容易に行えるうえに、前記プッシュフード5とプルフード6が
直接加熱されることもなく熱歪みによる破損等も確実に防止され長期間の使用が
可能となる。なお、溶融時に発生する炉本体1からの粉塵が前記プッシュフード
5とプルフード6との吸引作用により確実に集塵されることはもちろんである。
【0010】
一方、出湯時においては炉本体1の回動に伴って傾動床3に固定されたプッシ
ュフード5とプルフード6とが開口部1aを挟んで対向する位置関係を保持しつつ
傾動床3とともに回転して該開口部1aの上部にプッシュフード5からプルフード
6に向かって流れる空気流通路(図中の矢印参照)を形成することとなる。そし
て、開口部1aより発生した大量の粉塵は前記の空気流によって確実にプルフード
6内に吸引されることとなり、その後プルフードダクト6aを経て固定ダクト6bへ
導かれ炉外に連結された集塵機により集塵処理が行われることとなって、以後同
様の処理が繰り返されることとなる。
【0011】
本考案は以上の説明からも明らかなように、熱損失による溶解電力の増加を生
じさせることがないうえに確実かつ効率的に集塵処理を行うことができ、しかも
、ノロ出しやサンプリング抽出等の作業も極めて容易に行うことができ、また、
加熱による熱歪み等の発生もなく長期間にわたって安定して使用することができ
るものであり、更には、簡単な機構で安価に生産できるとともにメンテナンス作
業等も容易に行なうことができるという利点もある。
よって、本考案は従来の問題点を一掃した集塵機能を有する傾動式溶解炉とし
て、その実用的価値は極めて大きいものである。
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図である。
1 炉本体
1a 開口部
3 傾動床
5 プッシュフード
5a プッシュフードダクト
5b 固定ダクト
6 プルフード
6a プルフードダクト
6b 固定ダクト
Claims (2)
- 【請求項1】 炉本体(1) の上部にある傾動床(3) に、
該傾動床(3) とともに回動して出湯時に吸引作用を行う
プッシュフード(5) とプルフード(6) とを前記炉本体
(1) の開口部(1a)を挟んで対向するよう設けたことを特
徴とする集塵機能を有する傾動式溶解炉。 - 【請求項2】 プッシュフード(5) に続かせたプッシュ
フードダクト(5a)とプルフード(6) に続かせたプルフー
ドダクト(6a)の各先端を炉外にある各別の固定ダクト(5
b)、(6b)に傾動床(3) の傾動軸(4) の軸線上において回
転自在に連結してある請求項1に記載の集塵機能を有す
る傾動式溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670691U JPH053900U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 集塵機能を有する傾動式溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670691U JPH053900U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 集塵機能を有する傾動式溶解炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053900U true JPH053900U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13034923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5670691U Pending JPH053900U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 集塵機能を有する傾動式溶解炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053900U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020040273A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2021-08-12 | 興研株式会社 | 局所空気清浄化装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122899U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-19 | ||
| JPS525928U (ja) * | 1975-07-01 | 1977-01-17 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP5670691U patent/JPH053900U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122899U (ja) * | 1974-08-09 | 1976-02-19 | ||
| JPS525928U (ja) * | 1975-07-01 | 1977-01-17 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020040273A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2021-08-12 | 興研株式会社 | 局所空気清浄化装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970527 |