JPH0539196Y2 - - Google Patents

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JPH0539196Y2
JPH0539196Y2 JP16352686U JP16352686U JPH0539196Y2 JP H0539196 Y2 JPH0539196 Y2 JP H0539196Y2 JP 16352686 U JP16352686 U JP 16352686U JP 16352686 U JP16352686 U JP 16352686U JP H0539196 Y2 JPH0539196 Y2 JP H0539196Y2
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recess
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電動シヤツタのリミツト装置に係
り、特に電動シヤツタのシヤツターカーテンの下
限位置を設定するためのリミツト装置の改良に関
するものである。
〔従来の技術〕
電動シヤツタのリミツト装置においては、シヤ
ツターカーテンの停止位置の設定およびシヤツタ
ーカーテンの停止の設定が容易であることが要求
されるとともに、シヤツターカーテンを正確な位
置に自動的に停止させることが要求される。この
要求に応えるものの1つとして、本出願人による
先願の実願昭61−64144号の「電動シヤツタのリ
ミツト装置」に開示される技術がある。
この従来の技術は、第1図,第2図,第12図
および第13図に示すように、内蔵型開閉機を有
するものであつて、この内蔵型開閉機は、シヤツ
タケース内に横架して固定された巻取シヤフト1
の略中央に配設された自動停止式ギヤドモータ2
と、該モータ2のケース3の端面に固定された上
部面板4aおよび下部面板4bの一対からなる2
つ割りの支持面板4と、下部面板4bの左右側部
の軸受4cに保持された一対の従動歯輪5,5
(第12図参照)と、下部面板4bの底部に固設
されたリミツト装置6と、下部面板4bの底部に
軸受けされた伝動歯輪7と、該伝動歯輪7に回転
を伝達するアイドラー7aと、駆動歯輪8と、前
記3つの歯輪5,5,8に外嵌,歯合する半割り
の内歯ホイール9等から構成されている。また、
この内蔵型開閉機には、巻取シヤフト1の周辺に
開閉機を制御する制御装置が内蔵されたコントロ
ールボツクス10と、遠隔指令信号を受信するた
めの受信機11とが配設されている。
そして、前記自動停止式ギヤドモータ2の出力
軸12はシヨツクアブソーバを介して駆動歯輪8
に回転結合されており、内歯ホイール9は、対称
形の一対のホイール半部9a,9bがそれぞれの
耳ボス9c,9d間を締着するリーマボルトによ
つて一体化されるとともに、耳ボス9dの片側に
はシヤツターカーテン13のスラツト基板13a
(第13図参照)が締着されている。
なお、内歯ホイール9の内歯9e(第13図参
照)の頂部には駆動歯輪8が歯合し、従動歯輪
5,5はそれぞれ内歯9eの左右側部と底部とに
歯合し、これにより内歯ホイール9は無軸で回転
する。
さらに、前記リミツト装置6は第2図に示す外
観をしており、両側に延びた爪部6a,6aでボ
ルトにより下部面板4bに固定されている。そし
て、前記リミツト装置6は、前記伝動歯輪7と連
結して回転する回転軸6bと、回転軸6bの回転
数をカウントする機械的カウンタ14(以下、カ
ウンタ14という)と、該カウンタ14のカウン
ト値を数字車15(詳細、後述)によつて積算表
示する表示部6cと、前記カウンタ14をリセツ
トするためのリセツトレバー16と、信号(下限
位置)を出力するマイクロスイツチ17(詳細、
後述)と、該マイクロスイツチ17のアクチユエ
ータ17aを作動させるために数字車15の外周
面に形成された凹所15a(詳細、後述)と、該
凹所15aと係合する爪部18aを有し、前記マ
イクロスイツチ17のアクチユエータ17aを作
動させる設定アーム18(詳細、後述)等から構
成されている。
なお、リミツト装置6とコントロールボツクス
10の制御装置とはリード線6d,6eに設けら
れているコネクタ6f,6gによつて接続されて
いる。
この電動シヤツタのリミツト装置においては、
まず、シヤツターカーテン13が開扉時の状態に
あるとき、発信機の操作により閉扉指令の信号が
発せられると、これを受信した受信機11から閉
扉指令信号がコントロールボツクス10の制御装
置に入力し、モータ2を閉扉回転方向に始動させ
る。
この始動により、モータ出力軸12と駆動歯輪
8とが閉扉方向に回動して内歯ホイール9を駆動
し、これにより同ホイール9に組付けられたスラ
ツト基板13aを送り出し方向に回動させてシヤ
ツターカーテン13が下降し始める。
この間、内歯ホイール9の回動に伴い伝動歯輪
7が駆動されて回転軸6bが回転する。その結
果、リミツト装置6のカウンタ14はカウント動
作をする。そして、シヤツターカーテン13の下
端が床面等に達したとき、モータ2を停止し、リ
セツトレバー16を操作してカウンタ14をリセ
ツト(カウント値“000”:シヤツターカーテン1
3の下限位置)する。なお、カウンタ14はシヤ
ツターカーテン13を巻上げた場合にはインクレ
メントし、シヤツターカーテン13を巻下した場
合にはデイクレメントする。
次に、開扉指令操作すると、上述同様な手順で
シヤツターカーテン13が上昇し、カウンタ14
のカウント値はインクレメントされる。そして、
最後にシヤツターカーテン13の水切部がシヤツ
タケースのマグサ部に当接した時点において、モ
ータ2が過負荷状態になり、これによりモータ2
が自動的に停止する。このとき、リミツト装置6
の表示部6cにはある上限の値が表示される。
次に、再び閉扉指令操作がなされると、上述同
様の手段でシヤツターカーテン13が下降し、カ
ウンタ14はカウント値をデイクレメントする。
そして、このカウント値が“000”(シヤツター
カーテン13の下限位置)になつたときに、カウ
ンタ14の各数字車15の外周面に形成されてい
る凹所15aが一直線上に並び、これらの凹所1
5aに設定アーム18の爪部18aが進入して設
定アーム18が回動され、この設定アーム18の
回動に伴つてマイクロスイツチ17のアクチユエ
ータ17aが解放される。すなわち、この時点に
おいて、マイクロスイツチ17から下限停止信号
がコントロールボツクス10内の制御装置に出力
され、制御装置はモータ2の駆動を停止制御する
ようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような従来の電動シヤツタのリ
ミツト装置においては、カウンタの各数字車の外
周面に形成されている凹所に設定しアームの爪部
が進入して設定アームが回動され、それに伴つて
マイクロスイツチのアクチユエータが解放され、
したがつてマイクロスイツチから下限停止信号が
出力されモータの駆動を停止する構成となつてい
る。
すなわち、モータの駆動が停止した時点で数字
車の回動も停止されることになる。
ところが、モータは停止信号を受信して駆動を
停止するまでに、モータ自体のイナーシヤによつ
て出力軸は瞬間的に停止せずに回転速度を落しな
がら徐々に停止するために、この間カウンタの第
一位の数字車も回動する。したがつて、第一位の
数字車のこの回動によつて、第一位の数字車の外
周面に形成されている凹所に進入していた設定ア
ームの爪部も数字車の凹所から脱出して数字車の
外周面に乗りあげるために、設定アームはマイク
ロスイツチのアクチユエータを再び作動させるよ
うに回動し、誤動作を生じ易いなど、リミツト装
置の信頼性に欠けるという問題点があつた。
この考案は、上記問題点を解消すべくなされた
もので、信頼性に優れ、しかも構造が簡単で製作
の容易な電動シヤツタのリミツト装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案に係る
電動シヤツタのリミツト装置は、 シヤツターカーテン13を巻上げ・巻下しする
ためのモータ2と、該モータ2を制御する制御装
置を内蔵したコントロールボツクス10と、前記
モータ2の出力軸12の回転数に対応してカウン
ト動作をするカウンタ14と、前記カウンタ14
をリセツトするためのリセツトレバー16と、前
記カウンタ14のカウント値が予め設定された値
と一致したときに、前記シヤツターカーテン13
を停止させる信号を出力するマイクロスイツチ1
7と、該マイクロスイツチ17のアクチユエータ
17aを作動させるために前記カウンタ14の各
桁の車15の外周面に形成された凹所15aと、
該凹所15aと係合する複数の爪部18aを有
し、該爪部18aの全部が対向する車15の凹所
15aに進入することにより前記マイクロスイツ
チ17のアクチユエータ17aを作動させる設定
アーム18とを備えた電動シヤツタのリミツト装
置において、 前記カウンタ14の車15が予め設定されたカ
ウント値となつた際に、前記設定アーム18の爪
部18aと係合する第一位の桁の車15−1の凹
所に対応する値nを中心として円周方向に形成さ
れる凹所15bの長さを、値n+1側に、車15
の外周面において隣接する数字間の間隔の例えば
1/2の長さだけ延長して形成させたことを特徴と
する電動シヤツタのリミツト装置にある。
〔作用〕
本考案に係る電動シヤツタのリミツト装置によ
れば、カウンタ14の車15の外周面に形成され
ている凹所と設定アーム18との係合によつてマ
イクロスイツチ17のアクチユエータ17aが解
放されてマイクロスイツチ17から下限停止信号
が出力され、この停止信号によつてモータ2が完
全に駆動を停止するまでに、モータ2自体のイナ
ーシヤにより出力軸12は余剰の回動をする。
この出力軸12の余剰の回動によつてカウンタ
14の第一位の車15−1も回動するが、第一位
の車15−1の外周面に形成されている凹所15
bの円周方向の長さは隣接する数字間の間隔の例
えば1/2の長さだけ延長して形成されているため
に、上記のモータ2のイナーシヤによる出力軸1
2の余剰の回動は前記の延長された役1/2の長さ
の間隔内で吸収することができる。
〔実施例〕
以下、第2図乃至第11図に示す一実施例によ
つて、この考案に係る電動シヤツタのリミツト装
置を詳細に説明する。なお、モータ2からリミツ
ト装置6の回転軸6bに至る駆動系統およびコン
トロールボツクス10に内蔵されている制御装置
の各構成自体は前述した従来周知のものと同一で
あるからその詳細な説明は省略する。
前記リミツト装置6は第2図に示す外観をして
おり、両側に延びた爪部6a,6aでボルトによ
り下部面板4bに固定されている。そして、前記
リミツト装置6は、第2図乃至第8図に示すよう
に、前記伝動歯輪7と連結して回転する回転軸6
bと、該回転軸6bの回転数をカウントするカウ
ンタ14と、該カウンタ14のカウント値を積算
表示する数字車15−1,15−2,15−3
と、前記カウンタ14をリセツトするためのリセ
ツトレバー16と、信号(下限位置)を出力する
マイクロスイツチ17と、該マイクロスイツチ1
7のアクチユエータ17aを作動させるために、
第十位および第百位の数字車15−2,15−3
の外周面にそれぞれ形成された凹所15a(第7
図参照)と、第一位の数字車15−1の外周面に
形成された凹所15b(第8図参照)と、これら
の凹所15a,15bと係合する複数の爪部18
aを有し、該爪部18aの全部が対向する数字車
15の凹所15a,15bに進入することによ
り、前記マイクロスイツチ17のアクチユエータ
17aを作動させる設定アーム18等から構成さ
れている。
ここで、前記カウンタ14およびリセツトレバ
ー16に関する各機構自体は従来周知のものと同
一であり、すなわちカウンタ14は第3図に示す
ように、リミツト装置6の右側壁のボス部に回動
自在に保持されている前記回転軸6bに計数歯輪
19が固着されている。そして、リミツト装置6
の左側壁に、かつ前記回転軸6bと同軸心上に固
着されている支持軸20には、前記計数歯軸19
に隣接して左方に順に第一位,第十位,第百位の
各数字車15−1,15−2,15−3が回動自
在に保持されている。これらの各数字車15の外
周面には0から9までの数字が示されており、か
つ各数字車15の右側面にはそれぞれ同歯形,同
ピツチの数字車歯輪21および左側面にはそれぞ
れ前記数字車歯軸21と同歯形,同ピツチで形成
された2歯だけの桁繰上げ歯22(第7図乃至第
9図参照)ならびに軸心部にリセツト用のハート
カム23(第9図参照)が固着されている。
一方、リミツト装置6の左右の両側壁に固装さ
れているリセツトレバー軸24(第4図乃至第6
図参照)には、左方にリセツトレバー16が、ま
たリミツト装置6の左右の両側壁間にはコ字形を
しかつ前記各位の数字車15のハートカム23と
それぞれ係合するリセツト爪25(第5図乃至第
6図参照)が櫛状に形成されているリセツトアー
ム26が嵌装されている。さらに、該リセツトア
ーム26のコ字形の両側壁に固着されたピニオン
軸27には、前記計数歯輪19と歯合する計数ピ
ニオン28,該計数ピニオン28と一体に形成さ
れかつ前記第一位の数字車15−1の数字車歯輪
21と歯合する第一位ピニオン29,前記第十位
の数字車15−2の数字車歯輪21と歯合し、か
つ桁繰上げの際に第一位の数字車15−1の桁繰
上げ歯22と歯合する第十位ピニオン30a,同
様に構成されている第百位ピニオン30bが嵌装
されている。
そして、上記のピニオン群は、常時は前記リセ
ツトレバー16と一体に形成されているレバーア
ーム16aと前記支持軸20間に張架されている
コイルスプリング31および各ピニオン29,3
0a,30b間で各数字車15の方向に押圧して
いる板スプリング32によつて、各ピニオン2
8,29,30a,30bがそれぞれ計数歯輪1
9および各位の数字車歯輪21に圧接されて完全
な歯合状態を保持するように構成されている。
上記の構成によつて、回転軸6bの回転につれ
て、この回転は計数歯輪19、計数ピニオン2
8,第一位ピニオン29,第一位数字車歯輪21
を介して第一位数字車15−1に伝達され、第一
位数字車15−1は所定の角度回転させていく。
そして、第一位数字車15−1が1回転したとき
に、次の回転で第一位数字車15−1の桁繰上げ
歯22が第十位ピニオン30aを1歯分だけ歩進
させるために、第十位の数字車歯輪21を介して
第十位数字車15−2は所定の角度回転され、こ
のようにしてカウント動作が行なわれる。また、
第5図および第6図に示すように、前記コイルス
プリング31および板スプリング32に抗して、
リセツトレバー16をリセツトレバー軸24を中
心にして反時計方向(第5図)に回動させると、
各ピニオン28,29,30a,30bと計数歯
輪19,各位の数字車歯輪21との歯合が解除さ
れ、このために各位の数字車15は回動自在とな
つていると同時に、前記のリセツトレバー16の
反時計方向の回動につれてリセツトアーム26も
反時計方向に回動されるために、リセツト爪25
が数字車15のハートカム23のハート曲線部と
係合してハートカム23を回動し各位の数字車1
5を一斉にリセツトする。
なお、上記の機械的カウンタ14のカウント動
作およびリセツト動作は周知のものと何ら異なる
ものではない。
次に、本考案の要部である前記マイクロスイツ
チ17を作動させる機構について、第3図,第5
図,第6図乃至第8図および第10図乃至第11
図を参照して詳述する。ここで、第3図は、本考
案に係る電動シヤツタのリミツト装置6の内部機
構を示す正面図、第5図は、同上カウンタ14が
カウント動作をしている状態を説明するための第
3図中−線断面を示す側面図、第6図は、同
上リセツトレバー16を作動させたときの状態を
説明するための第3図中−線断面を示す側面
図、第7図は、同上第十位,第百位の数字車15
−2,15−3の外周面に形成されている凹所1
5aを示す数字車の拡大側面図、第8図は、同上
第一位の数字車15−1の外周面に形成されてい
る凹所15bを示す数字車の拡大側面図、第10
図は、同上第一位の数字車15−1の凹所15b
に相当する数字の位置と、凹所の長さとの関係を
説明するための数字車の概略図、第11図は、同
上マイクロスイツチ17の開閉状態と第一位の数
字車15−1の回転する状態を説明するための線
図である。
第7図に示すように、第十位及び第百位の数字
車15−2および15−3の外周面には、前記数
字車15−2,15−3が予め設定された下限位
置を示すカウント値(“000”)を表す数字0が表
示された際に、設定アーム18の爪部18aと係
合する各数字車15−2,15−3の外周面の凹
所15aに位置する数字3を中心にして円周方向
に、第10図に示す隣接する数字間の円周方向の
間隔L1の長さ(以下、1文字分の間隔L1という)
を有する凹所15a,15aが形成されている。
そして、該凹所15aは中央部が数字車15の中
心方向に円弧を画いて深くえぐられ、両端は徐々
に数字車15の外周方向に向つてなだらかな曲線
を画きながら上昇するように形成されている。
また、第8図に示すように、第一位の数字車1
5−1の外周面には、上記したと同様に数字3を
中心にして円周方向にかつ数字3+1すなわち数
字4の側に、第10図に示す前記1文字分の間隔
L1の1/2の長さL2(以下、0.5文字分の間隔L2とい
う)だけを延長した(L1+L2)の長さを有する
凹所15bが形成されている。そして、第8図に
示すように、該凹所15bはL1+L2の長さを等
分した2個所に前記凹所15aと同形の凹所15
cと15dが形成され、これらの凹所15cと1
5dとは数字15−1の外周方向にやや突出した
形のなだらかな曲線部15eで連続されている。
この曲縁部15eは、後に詳述する設定アーム1
8の爪部18aがこれらの凹所15cまたは15
dのいずれかに進入して係合した際に、数字車1
5−1が逆転して不安定になるのを防止する役目
をする。
一方、第3図および第5図に示すように、リミ
ツト装置6の左右側壁に横架して固定された設定
アームシヤフト33には、L字形をしつつ横方向
に伸びかつ前記数字車15−1,−2,−3のそれ
ぞれの凹所15b,15a,15aと対向する位
置に3個の爪部18aを有する設定アーム18が
嵌装されており、該設定アーム18の第3図に示
す左端は前記爪部18aより長く突出して作動杆
18bとなつている。また、該作動杆18bの先
端部には前記マイクロスイツチ17のアクチユエ
ータ17aと当接するピン18cが植設されてい
る。
そして、前記マイクロスイツチ17のアクチユ
エータ17aがマイクロスイツチ17に内蔵され
かつ外方に突出するように付勢されている突起
(図示せず)によつて第5図に示すアームシヤフ
ト33の近傍を中心として反時計方向に回動する
ように付勢されているために、常時は設定アーム
18はその爪部18aが各数字車15の外周面に
圧接するように構成されている。
次に、以上のように構成されたこの考案の実施
例の動作につき説明する。
まず、シヤツターカーテン13が開扉時の状態
にあるとき、発信機の操作により閉扉指令の信号
が発せられると、これを受信した受信機11から
閉扉指令信号がコントロールボツクス10の制御
装置に入力され、モータ2を閉扉回転方向に始動
させる。このモータ2の始動により、モータ出力
軸12と駆動歯輪8とが閉扉方向に回動して内歯
ホイール9を駆動し、これにより同ホイール9に
組付けられたスラツト基板13aを送り出し方向
に回動させてシヤツターカーテン13が下降し始
める。この間、内歯ホイール9の回動に伴い伝動
歯輪7が駆動されて回転軸6bが回転する。その
結果カウンタ14は前述したように数字車15を
回動させかつ桁繰下げを行いつつカウント動作を
する。また、この間、設定アーム18の3つの爪
部18aのうちのいずれかの1個は数字車15の
外周面に乗り上げているから、設定アーム18は
第5図に示すように設定アームシヤフト33を中
心にして時計方向に回動されており、したがつ
て、設定アーム18のピン18cがマイクロスイ
ツチ17のアクチユエータ17aを押圧して、マ
イクロスイツチ17をONの状態に保持してい
る。そして、シヤツターカーテン13の下端が床
面等に達したとき、モータ2を停止し、リセツト
レバー16を操作して、前述したようにカウンタ
14をリセツト(カウント値“000”:シヤツター
カーテン13の下限位置)する。この時点におい
て、数字車15−1の凹所15cと数字車15−
2,−3の凹所15a,15aは横方向の一直線
上に並び、これらの凹所15c,a,aにこれと
対向して配設されている設定アーム18の爪部1
8aが進入するために、設定アーム18は設定ア
ームシヤフト33を中心にして反時計方向(第6
図参照)に回動する。この結果、マイクロスイツ
チ17のアクチユエータ17aは解放され、マイ
クロスイツチ17はOFFの状態に保たれる。な
お、カウンタ14はシヤツターカーテン13を巻
上げた場合にはインクレメントし、シヤツターカ
ーテン13を巻下した場合にはデイクレメントす
るように構成されている。
次に、開扉指令操作すると、上述同様な手順で
シヤツターカーテン13が上昇し、カウンタ14
のカウント値はインクレメントされる。そして、
最後にシヤツターカーテン13の水切部がシヤツ
タケースのマグサ部に当接した時点において、モ
ータ2が過負荷状態になり、これによりモータ2
が自動的に停止する。このとき、リミツト装置6
の表示部6cにはある上限の値が表示される。こ
の間、設定アーム18の3つの爪部は数字車15
の外周面に乗り上げているために、マイクロスイ
ツチ17のアクチユエータ17aは押圧され、そ
の結果マイクロスイツチ17はONの状態に保持
されている。
次に、再び閉扉指令操作がなされると、上述同
様の手段でシヤツターカーテン13が下降し、カ
ウンタ14はカウント値をデイクレメントする。
そして、このカウント値が“000”(シヤツターカ
ーテン13の下限位置)になつたときに、カウン
タ14の数字車15−1,−2,−3の各凹所15
c,15a,15aは横方向の一直線上に並ぶた
めに、アクチユエータ17aの弾力によつて各数
字車15−1,−2,−3の外周面を摺動していた
設定アーム18の爪部18aは一斉に各凹所15
c,15a,15aに進入する。その結果、設定
アーム18が設定アームシヤフト33を中心にし
て第6図に示すように反時計方向に回動され、マ
イクロスイツチ17はOFFの状態となり、この
時点において、マイクロスイツチ17から下限停
止信号がコントロールボツクス10内の制御装置
に出力される。
この停止信号によつてモータ2の駆動は停止制
御されるが、モータ2が完全に駆動を停止するま
でに、モータ2自体のイナーシヤによつて出力軸
12はなおも余剰の回転を続ける。したがつて、
この出力軸12の余剰の回転のために、カウンタ
14の第一位の数字車15−1も僅かに回動を続
け、一旦数字車15−1の凹所15cに突入して
いた設定アーム18の第一位の爪部18aは凹所
15cから脱出し、曲線部15eを乗りこえて凹
所15dに進入し係合する。すなわち、上記のマ
イクロスイツチ17からの下限停止信号によつて
モータ2の駆動が停止制御されてからのモータ2
のイナーシヤによる出力軸12の余剰の回転は、
第一位の数字車15−1の0.5文字分の間隔だけ
延長した凹所15b内で完全に吸収することにな
り、出力軸12の余剰の回転によつて数字車15
−1が回動して設定アーム18の爪部18aが再
び数字車15−1の外周面に乗りあげてマイクロ
スイツチ17をONの状態に戻してしまうような
ことがないように構成されている。
上述した、第一位の数字車15−1とマイクロ
スイツチ17の開閉状態との関係は第11図に示
す通りである。なお、これらの図中、0,1,
2,……等の数字はカウンタ14の表示部6cに
表示される第一位の数字車15−1の数字を示
し、数字nは上限位置を示す、また、ON,OFF
とあるはマイクロスイツチ17の開閉状態を示
す。
第11図aの場合は、モータ2が始動してシヤ
ツターカーテン13を開扉する時点において、設
定アーム18の第一位の爪部18aは凹所15c
と係合しているため、この爪部18aが数字車1
5−1の外周面に乗りあげてマイクロスイツチ1
7がONの状態になるまでに、図に示す(L1
L2)の間隔を要する。そして、シヤツターカー
テン13がやがて上限位置に達して、第一位の数
字車15−1の表示部に数字nが表示され、次
に、閉扉指令信号によつてモータ2が逆転してシ
ヤツターカーテン13が下降を始め、やがて下限
位置として設定されたカウント値“000”となつ
て第一位の数字車15−1に数字0が表示され
る。ここで重要なことは、シヤツターカーテン1
3が下降を始めてカウンタ14がデイクレメント
し、カウント値が“001”を僅か過ぎた時点にお
いて、第十位および第百位の数字車15−2およ
び15−3の凹所15a,15aは横方向の一直
線上に並んで設定アーム18の爪部18aが進入
可能な状態となつている。したがつて、カウンタ
14の第一位の数字車15−1の表示した数字が
1から0にかわる途中で0.5文字分の間隔L2だけ
早く設定アーム18の爪部18aは凹所15cに
進入してマイクロスイツチ17をOFFにし、モ
ータ2のイナーシヤによる回転を、結果的にこの
L2+L1の間隔で完全に吸収できることである。
なお、上記実施例の電動シヤツタのリミツト装
置においては、シヤツターカーテン13の開閉の
駆動に内蔵型開閉機を使用したが、モータ2を内
蔵型とする代りに電動シヤツタの本体側壁部等に
取付けた場合にも適用されることは勿論のことで
ある。また、設定アーム18の爪部18aが進入
する数字車15の凹所15a,15bに位置する
数字を3としたが、この数字3に局限されるもの
ではなく、さらにまた、リミツト装置6ではカウ
ント値“000”が下限位置の設定値となつている
が、上記カウンタ14がプログラマブル・アツ
プ・ダウンカウント機能を有することから上記設
定値を任意に設定し、その設定値に達したときに
下限停止位置信号を出力するようにしてもよい。
尚上述した、0.1等のカウント値は、説明の便
宜のために用いたもので、実際はなくとも良く又
は記号,文字であつても良い。
〔考案の効果〕
以上詳細に述べたように、本考案の駆動シヤツ
タのリミツト装置によれば、シヤツタの開閉機に
あつてワンタツチのレバー操作でシヤツターカー
テンの停止位置の設定値を設定することができ、
かつシヤツターカーテンの巻上げ・巻下しするた
めのモータの回転数に対応してカウント動作する
カウンタの値が設定値に一致したときにシヤツタ
ーカーテンを停止するようにしたので、シヤツタ
ーカーテンの停止位置を極めて簡単に設定するこ
とができる。
さらに、第一位の数字車の外周面に形成される
凹所の長さを、次位の例えば第十位および第百位
の数字車の凹所よりも多少長く延長して形成させ
たために、下限停止位置信号が出力されてモータ
が停止制御されてから完全に駆動を停止するまで
の間に発生するモータ自体のイナーシヤによる出
力軸の余剰の回動を上記の延長幅内で吸収するこ
とができ、シヤツターカーテンを正確な位置に停
止させることができる。
上述したように、操作性を向上させるだけでな
く、製作の容易な簡単な構造により、シヤツター
カーテンにおける従来の不安定な停止動作が除去
され信頼性を向上させる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す電動シヤ
ツタのリミツト装置の取付状態図、第2図は、同
上リミツト装置の外観を示す正面図、第3図は、
同上リミツト装置6の内部機構を示す正面図、第
4図は、同上リミツト装置の内部機構を示す第3
図の下方から見た平面図、第5図は、同上カウン
タがカウント動作をしている状態を説明するため
の第3図中−線断面を示す側面図、第6図
は、同上リセツトレバーを作動させたときの状態
を説明するための第3図中−線断面を示す側
面図、第7図は、同上第十位,第百位の数字車の
外周面に形成されている凹所を示す数字車の拡大
側面図、第8図は、同上第一位の数字車の外周面
に形成されている凹所を示す数字車の拡大側面
図、第9図は、同上数字車のハートカムを示す数
字車の拡大側面図、第10図は、同上第一位の数
字車の凹所に相当する数字の位置と凹所の長さと
の関係を説明するための数字車の概略図、第11
図は、同上マイクロスイツチの開閉状態と第一位
の数字車の回転する状態を説明するための線図、
第12図は、同上第1図の一部截欠した拡大正面
図、第13図は、同上第1図中−線における
断面を示す側面図である。 2……モータ、6……リミツト装置、6b……
回転軸、10……コントロールボツクス、12…
…出力軸、13……シヤツターカーテン、14…
…カウンタ、15……数字車、15−1,2,3
……第一,十,百位の数字車、15a……第十
位,第百位の数字車の凹所、15b……第一位の
数字車の凹所、16……リセツトレバー、17…
…マイクロスイツチ、17a……アクチユエー
タ、18……設定アーム、18a……爪部、18
c……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤツターカーテンを巻上げ・巻下しするため
    のモータと、該モータを制御する制御装置を内蔵
    したコントロールボツクスと、前記モータの出力
    軸の回転数に対応してカウント動作をする機械的
    カウンタと、前記機械的カウンタをリセツトする
    ためのリセツトレバーと、 前記機械的カウンタのカウント値が予め設定さ
    れた値と一致したときに、前記シヤツターカーテ
    ンを停止させる信号を出力するマイクロスイツチ
    と、該マイクロスイツチのアクチユエータを作動
    させるために前記機械的カウンタの各桁の車の外
    周面に形成された凹所と、該凹所と係合する複数
    の爪部を有し、該爪部の全部が対向する車の凹所
    に進入することにより前記マイクロスイツチのア
    クチユエータを作動させる設定アームとを備えた
    電動シヤツタのリミツト装置において、 前記機械的カウンタの車が予め設定されたカウ
    ント値となつた際に、前記設定アームの爪部と係
    合する第一位の桁の車の凹所に対応する値nを中
    心として円周方向に形成される凹所の長さを、値
    n+1側に、延長して形成させたことを特徴とす
    る電動シヤツタのリミツト装置。
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