JPH0539470A - 合板およびその製造方法 - Google Patents
合板およびその製造方法Info
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- JPH0539470A JPH0539470A JP19660391A JP19660391A JPH0539470A JP H0539470 A JPH0539470 A JP H0539470A JP 19660391 A JP19660391 A JP 19660391A JP 19660391 A JP19660391 A JP 19660391A JP H0539470 A JPH0539470 A JP H0539470A
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 針葉樹材製単板の吸脱水時の寸法変化を抑制
しかつ、接着性よく接合一体化でき、低コストで製造で
きる針葉樹材製合板を得る。 【構成】 ホルムアルデヒド系接着剤に、式(I) (R1、R4はHまたはCH3、R2、R3(CH2)
2、(CH2)4または または式(II) (R5、R7はH又はCH3、R6は(CH2)2又は で示されるポリアルキレングリコール・アクリレート化
合物を2〜20重量%配合した接着剤組成物を調整し、
針葉樹材製単板を1以上含む単板に前記接着剤組成物を
塗布し、好ましくは冷圧および熱圧の2段プレス法で硬
化して接着一体化した合板とする。
しかつ、接着性よく接合一体化でき、低コストで製造で
きる針葉樹材製合板を得る。 【構成】 ホルムアルデヒド系接着剤に、式(I) (R1、R4はHまたはCH3、R2、R3(CH2)
2、(CH2)4または または式(II) (R5、R7はH又はCH3、R6は(CH2)2又は で示されるポリアルキレングリコール・アクリレート化
合物を2〜20重量%配合した接着剤組成物を調整し、
針葉樹材製単板を1以上含む単板に前記接着剤組成物を
塗布し、好ましくは冷圧および熱圧の2段プレス法で硬
化して接着一体化した合板とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、寸法安定性に優れた
針葉樹材使用合板およびその低コストな製造方法に関す
る。
針葉樹材使用合板およびその低コストな製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】近年、建築材料その他
の合板材料として熱帯産の広葉樹が多量に使用され、そ
のために熱帯雨林資源の減少が地球環境保護の観点から
も懸念されてきており、計画的栽培の可能な針葉樹を前
記合板材料として使用する技術が求められてきている。
の合板材料として熱帯産の広葉樹が多量に使用され、そ
のために熱帯雨林資源の減少が地球環境保護の観点から
も懸念されてきており、計画的栽培の可能な針葉樹を前
記合板材料として使用する技術が求められてきている。
【0003】上記針葉樹は、広葉樹に比べて部位の違い
による水分吸収率の差が大きく、したがって吸脱水によ
る寸法変化も大きいため、実用できる用途が制限される
という欠点がある。例えば、針葉樹材使用の合板をコン
クリート成型用型枠として用いると、セメント中の水分
を吸収して波打ち現象を起こしてしまう。また、針葉樹
材使用合板を台板とした木質床材や壁材をさね加工した
場合、さね部が寸法変化を起こして嵌め込み不能になっ
たり、緩みが出たりして使用上に支障が大きい。
による水分吸収率の差が大きく、したがって吸脱水によ
る寸法変化も大きいため、実用できる用途が制限される
という欠点がある。例えば、針葉樹材使用の合板をコン
クリート成型用型枠として用いると、セメント中の水分
を吸収して波打ち現象を起こしてしまう。また、針葉樹
材使用合板を台板とした木質床材や壁材をさね加工した
場合、さね部が寸法変化を起こして嵌め込み不能になっ
たり、緩みが出たりして使用上に支障が大きい。
【0004】このような針葉樹製木材の寸法安定性を改
良する手段としては、従来から合成樹脂その他の薬剤を
含浸処理したり、撥水性の塗料を塗布するなどの手法が
採られてきたが、このような手法では多量の薬剤を必要
とし、また工程数の増加につながることからコスト的に
合板の製造には馴染まない。
良する手段としては、従来から合成樹脂その他の薬剤を
含浸処理したり、撥水性の塗料を塗布するなどの手法が
採られてきたが、このような手法では多量の薬剤を必要
とし、また工程数の増加につながることからコスト的に
合板の製造には馴染まない。
【0005】例えば、ポリエチレングリコールやポリエ
チレングリコールにビニル基を付加した化合物で木材を
処理すると、寸法安定性に効果が大きいことが知られて
いるが、少なくとも木材の重量に対して数パーセント以
上含浸する必要があり、合板製造には応用されていな
い。
チレングリコールにビニル基を付加した化合物で木材を
処理すると、寸法安定性に効果が大きいことが知られて
いるが、少なくとも木材の重量に対して数パーセント以
上含浸する必要があり、合板製造には応用されていな
い。
【0006】一方、パーティクルボードやファイバーボ
ードなどの製造においては、接着剤中にワックスやポリ
エチレングリコールなどを添加して、寸法安定性を改良
する方法が一般に用いられているが、この方法を合板に
転用しても同量の添加量では上記効果は得られない。こ
の理由としては、パーティクルボードやファイバーボー
ドでは、表面を接着剤や添加剤が覆う構造であるのに対
し、合板は単板の接着層側に僅かに接着剤、添加剤が浸
透するのみで、表面や木口などは何らの処理もされえな
いからだと推定される。したがって合板の製造時には表
単板を含浸強化するに足りうる多量の添加剤を接着剤に
添加するか、浸透性が良くなるよう接着剤の粘度や表面
張力を下げる調整を別途行なう必要があるが、接着性能
の面からも、コストの面からもこのような調整は好まし
い手法とはいえない。
ードなどの製造においては、接着剤中にワックスやポリ
エチレングリコールなどを添加して、寸法安定性を改良
する方法が一般に用いられているが、この方法を合板に
転用しても同量の添加量では上記効果は得られない。こ
の理由としては、パーティクルボードやファイバーボー
ドでは、表面を接着剤や添加剤が覆う構造であるのに対
し、合板は単板の接着層側に僅かに接着剤、添加剤が浸
透するのみで、表面や木口などは何らの処理もされえな
いからだと推定される。したがって合板の製造時には表
単板を含浸強化するに足りうる多量の添加剤を接着剤に
添加するか、浸透性が良くなるよう接着剤の粘度や表面
張力を下げる調整を別途行なう必要があるが、接着性能
の面からも、コストの面からもこのような調整は好まし
い手法とはいえない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、合板の材料として針葉樹材を用いた場合に、そ
の寸法安定性を確保する必要があり、浸透性を高める高
価な添加剤を多量に配合した接着剤を用いるか、または
撥水性塗膜を形成する作業工程を追加する必要があると
いう問題点を解決し、針葉樹材製単板の吸脱水時の寸法
変化を抑制しかつ、接着性よく接合一体化でき、低コス
トで製造できる針葉樹材製合板とすることを課題として
いる。
ように、合板の材料として針葉樹材を用いた場合に、そ
の寸法安定性を確保する必要があり、浸透性を高める高
価な添加剤を多量に配合した接着剤を用いるか、または
撥水性塗膜を形成する作業工程を追加する必要があると
いう問題点を解決し、針葉樹材製単板の吸脱水時の寸法
変化を抑制しかつ、接着性よく接合一体化でき、低コス
トで製造できる針葉樹材製合板とすることを課題として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては針葉樹材製単板を1以上含む複
数枚の単板をホルムアルデヒド系接着剤と、式(I)
め、この発明においては針葉樹材製単板を1以上含む複
数枚の単板をホルムアルデヒド系接着剤と、式(I)
【0009】
【化3】
【0010】または式(II)
【0011】
【化4】
【0012】で示されるポリアルキレングリコールアク
リレート化合物とを2〜20重量%配合した接着剤組成
物で接着一体化した構成を採用したものである。
リレート化合物とを2〜20重量%配合した接着剤組成
物で接着一体化した構成を採用したものである。
【0013】また、上記針葉樹材製単板以外の単板はパ
ーティクルボード、ファイバーボード、紙、突き板の中
から選ばれる一種以上の単板であってよい。
ーティクルボード、ファイバーボード、紙、突き板の中
から選ばれる一種以上の単板であってよい。
【0014】このような合板は、針葉樹材製単板を1以
上含む複数枚の単板に、上記接着剤組成物を塗布し、熱
圧硬化して接着して製造する。
上含む複数枚の単板に、上記接着剤組成物を塗布し、熱
圧硬化して接着して製造する。
【0015】以下、その詳細を述べる。
【0016】この発明に用いる針葉樹材製単板は、マツ
科、スギ科、ヒノキ科等の針葉樹材を0.2〜4mm程度に
薄く切削したものを、特に限定せずに用いることができ
る。
科、スギ科、ヒノキ科等の針葉樹材を0.2〜4mm程度に
薄く切削したものを、特に限定せずに用いることができ
る。
【0017】また、この発明に用いるホルムアルデヒド
系接着剤としては、尿素樹脂接着剤、尿素−メラミン共
縮合型接着剤、尿素−フェノール−メラミン共縮合型接
着剤等が挙げられる。また、樹脂分に小麦粉、水、アル
ブミン、硬化剤その他を添加増量したものであってよ
い。
系接着剤としては、尿素樹脂接着剤、尿素−メラミン共
縮合型接着剤、尿素−フェノール−メラミン共縮合型接
着剤等が挙げられる。また、樹脂分に小麦粉、水、アル
ブミン、硬化剤その他を添加増量したものであってよ
い。
【0018】このようなホルムアルデヒド系接着剤に添
加される前記した式(I)または(II)のポリアルキレ
ングリコール・アクリレート化合物を具体的に列挙すれ
ば以下に示すとおりである。すなわち、化5で示される
ポリエチレングリコール・モノメタクリレート、化6で
示されるメトキシポリエチレングリコール・モノメタク
リレート、化7で示されるポリプロピレングリコール・
モノメタクリレート、化8で示されるポリエチレングリ
コール・ポリプロピレングリコール・モノメタクリレー
ト、化9で示されるポリエチレングリコール・ポリテト
ラメチレングリコール・モノメタクリレート、化10で
示されるポリプロピレングリコール・ポリテトラメチレ
ングリコール・モノメタクリレート、化11で示される
ポリエチレングリコール・ジメタクリレート、化12で
示されるポリプロピレングリコール・モノアクリレー
ト、化13で示されるポリエチレングリコール・モノア
クリレート、化14で示されるヒドロキシプロピル・モ
ノメタクリレートである。
加される前記した式(I)または(II)のポリアルキレ
ングリコール・アクリレート化合物を具体的に列挙すれ
ば以下に示すとおりである。すなわち、化5で示される
ポリエチレングリコール・モノメタクリレート、化6で
示されるメトキシポリエチレングリコール・モノメタク
リレート、化7で示されるポリプロピレングリコール・
モノメタクリレート、化8で示されるポリエチレングリ
コール・ポリプロピレングリコール・モノメタクリレー
ト、化9で示されるポリエチレングリコール・ポリテト
ラメチレングリコール・モノメタクリレート、化10で
示されるポリプロピレングリコール・ポリテトラメチレ
ングリコール・モノメタクリレート、化11で示される
ポリエチレングリコール・ジメタクリレート、化12で
示されるポリプロピレングリコール・モノアクリレー
ト、化13で示されるポリエチレングリコール・モノア
クリレート、化14で示されるヒドロキシプロピル・モ
ノメタクリレートである。
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】
【化14】
【0029】上記したポリアルキレングリコール・アク
リレート化合物と前記のホルムアルデヒド系接着剤との
配合割合は、ポリアルキレングリコール・アクリレート
化合物2〜20重量%、ホルムアルデヒド系接着剤83
〜67重量%である。なぜなら、ポリアルキレングリコ
ール・アクリレート化合物が2重量%未満の少量では合
板の吸脱水による寸法変化が大きく、20重量%を越え
る多量では接着力並びに木部破断率が小さくなり、実用
的にもI類合板に合格しないことになって好ましくない
からである。
リレート化合物と前記のホルムアルデヒド系接着剤との
配合割合は、ポリアルキレングリコール・アクリレート
化合物2〜20重量%、ホルムアルデヒド系接着剤83
〜67重量%である。なぜなら、ポリアルキレングリコ
ール・アクリレート化合物が2重量%未満の少量では合
板の吸脱水による寸法変化が大きく、20重量%を越え
る多量では接着力並びに木部破断率が小さくなり、実用
的にもI類合板に合格しないことになって好ましくない
からである。
【0030】また、この発明で単板として用いるパーテ
ィクルボードは、木材または他の繊維質材料の小片を接
着剤を用いて熱、圧力、水分などの要因で固めた板状物
であれば特に限定するものでない。また突き板として
は、スライサーで切削した諸種の材料からなる単板を広
く用いることができる。ファイバーボードとしては、比
重0.4〜0.8の半硬質繊維板(M.D.F)を採用する
こともできる。また、紙としては、原材料を特に制限す
ることなく、特に厚紙であってよいのはもちろんであ
る。
ィクルボードは、木材または他の繊維質材料の小片を接
着剤を用いて熱、圧力、水分などの要因で固めた板状物
であれば特に限定するものでない。また突き板として
は、スライサーで切削した諸種の材料からなる単板を広
く用いることができる。ファイバーボードとしては、比
重0.4〜0.8の半硬質繊維板(M.D.F)を採用する
こともできる。また、紙としては、原材料を特に制限す
ることなく、特に厚紙であってよいのはもちろんであ
る。
【0031】以上の材料を用いて合板を製造するには、
ホルムアルデヒド系接着剤83〜67重量%に、前記の
ポリアルキレングリコール・アクリレート化合物を2〜
20重量%配合した接着剤組成物を調整し、針葉樹材製
単板を1枚以上含みパーティクルボード、M.D.F、
紙、突き板その他の単板に前記接着剤組成物を塗布し、
好ましくは冷圧および熱圧の2段プレス法で接着する。
ホルムアルデヒド系接着剤83〜67重量%に、前記の
ポリアルキレングリコール・アクリレート化合物を2〜
20重量%配合した接着剤組成物を調整し、針葉樹材製
単板を1枚以上含みパーティクルボード、M.D.F、
紙、突き板その他の単板に前記接着剤組成物を塗布し、
好ましくは冷圧および熱圧の2段プレス法で接着する。
【0032】
実施例1: ホルムアルデヒド系(尿素樹脂)接着剤 73.0% 小麦粉 15.0% 水 4.5% アルブミン 0.6% 硬化剤(NH4 Cl) 0.9% ポリエチレングリコールモノメタクリレート 6.0% (重量%) 上記配合割合にて混合した接着剤組成物を調製し、これ
を約918cm2(平方尺)当たり39gの割合で2枚の
針葉樹材製単板(厚さ3mm)の両面に塗布し、表裏ラワ
ン、中3プライ針葉樹からなる1.7−3.0−3.0−3.0
−1.7(mm)構成の5プライ合板を冷圧(9kg/cm2 、
30分)ついで熱圧(10kg/cm2 、3分、120℃)
の条件下で製造した。
を約918cm2(平方尺)当たり39gの割合で2枚の
針葉樹材製単板(厚さ3mm)の両面に塗布し、表裏ラワ
ン、中3プライ針葉樹からなる1.7−3.0−3.0−3.0
−1.7(mm)構成の5プライ合板を冷圧(9kg/cm2 、
30分)ついで熱圧(10kg/cm2 、3分、120℃)
の条件下で製造した。
【0033】上記同じ条件で得た5枚の合板に対し、吸
水時のそり等の変形性、接着性その他を調べるため、以
下に示す試験を行なった。
水時のそり等の変形性、接着性その他を調べるため、以
下に示す試験を行なった。
【0034】(1)吸水変形性試験 合板に重りを取り付けて水中に沈め、1時間経過後に取
り出して乾燥棚に1枚ずつ水平に静置し、屋内に1週間
放置した後、前記合板のそり、波ぞり、ねじれの発生度
合をJAS規格(コンクリート型枠用合板)に基づいて
測定した。この場合、規格内で波そりのないものを〇
印、規格内であるが波ぞりのあるものを△印、規格外の
ものを×印として3段階に評価し、結果を合板の変形状
況(側面図、矢高mm)と共に表1に示した。
り出して乾燥棚に1枚ずつ水平に静置し、屋内に1週間
放置した後、前記合板のそり、波ぞり、ねじれの発生度
合をJAS規格(コンクリート型枠用合板)に基づいて
測定した。この場合、規格内で波そりのないものを〇
印、規格内であるが波ぞりのあるものを△印、規格外の
ものを×印として3段階に評価し、結果を合板の変形状
況(側面図、矢高mm)と共に表1に示した。
【0035】(2)接着力試験(煮沸繰返し試験)試料
合板から、JAS規格によって定められた形状の試験片
を作成し、この試験片を沸とう水中に4時間浸せきした
後、60±3℃の温度で20時間乾燥し、さらに沸とう
水中に4時間浸せきし、これを室温の水中に冷めるまで
浸せきし、ぬれたままの状態でアムスラー型引張り試験
機で引張りせん断接着力試験を行ない、この結果を表1
に示した。
合板から、JAS規格によって定められた形状の試験片
を作成し、この試験片を沸とう水中に4時間浸せきした
後、60±3℃の温度で20時間乾燥し、さらに沸とう
水中に4時間浸せきし、これを室温の水中に冷めるまで
浸せきし、ぬれたままの状態でアムスラー型引張り試験
機で引張りせん断接着力試験を行ない、この結果を表1
に示した。
【0036】(3)木部破断率試験 前記接着力試験を行なった合板試験片について、破断面
の全面積に対する木片が残る面積の割合を目視判断し、
結果を表1に示した。
の全面積に対する木片が残る面積の割合を目視判断し、
結果を表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】〔比較例1〕ポリアルキレングリコール・
アクリレート化合物を含有しないホルムアルデヒド系接
着剤を用いる以外は実施例1と全く同様にして合板を製
造し、得られた合板を前記試験1〜3にて評価し、結果
を表1中に併記した。
アクリレート化合物を含有しないホルムアルデヒド系接
着剤を用いる以外は実施例1と全く同様にして合板を製
造し、得られた合板を前記試験1〜3にて評価し、結果
を表1中に併記した。
【0039】表1の線図その他の結果から明らかなよう
に、合板No.6〜10の比較例1の矢高は14〜16
mmとかなり高く、単純なそりに加えて波ぞりが発生した
が、合板No.1〜5の実施例1のものはJAS規格内
でしかも波ぞりの発生がなく、矢高も2〜8mmと低いも
のであった。
に、合板No.6〜10の比較例1の矢高は14〜16
mmとかなり高く、単純なそりに加えて波ぞりが発生した
が、合板No.1〜5の実施例1のものはJAS規格内
でしかも波ぞりの発生がなく、矢高も2〜8mmと低いも
のであった。
【0040】〔実施例2〕実施例1で調製した接着剤組
成物を約918cm2 (平方尺)当たり39gの割合で5
枚の針葉樹製単板(厚さ3mm)の両面に塗布し、1.7−
3.0−3.0−3.0−1.7(mm)構成の5プライ、すなわ
ち全層針葉樹製合板を実施例1と同様に熱圧硬化して製
造した。
成物を約918cm2 (平方尺)当たり39gの割合で5
枚の針葉樹製単板(厚さ3mm)の両面に塗布し、1.7−
3.0−3.0−3.0−1.7(mm)構成の5プライ、すなわ
ち全層針葉樹製合板を実施例1と同様に熱圧硬化して製
造した。
【0041】得られた合板を前記した試験1〜3にて評
価し、この結果を表2に示した。
価し、この結果を表2に示した。
【0042】〔比較例2〕ポリアルキレングリコール・
アクリレート化合物を含有しないホルムアルデヒド系接
着剤を用いる以外は実施例2と全く同様にして合板を製
造し、得られた合板を前記試験1〜3にて評価し、結果
を表2中に併記した。
アクリレート化合物を含有しないホルムアルデヒド系接
着剤を用いる以外は実施例2と全く同様にして合板を製
造し、得られた合板を前記試験1〜3にて評価し、結果
を表2中に併記した。
【0043】
【表2】
【0044】表2の線図その他の結果からも明らかなよ
うに、合板No.16〜20の比較例2の矢高は12〜
16mmと高く、単純なそりに加えて波ぞりが発生した
が、合板No.11〜15の合板は単純なそりだけの変
形で波ぞりはなく、矢高も3〜9mmと低く、接着力、木
部破断率とも充分に満足できる値であった。
うに、合板No.16〜20の比較例2の矢高は12〜
16mmと高く、単純なそりに加えて波ぞりが発生した
が、合板No.11〜15の合板は単純なそりだけの変
形で波ぞりはなく、矢高も3〜9mmと低く、接着力、木
部破断率とも充分に満足できる値であった。
【0045】
【効果】この発明は、以上説明したように、針葉樹材製
の単板を所定量のポリアルキレングリコール・アクリレ
ート化合物を含有するホルムアルデヒド系接着剤で接着
一体化した合板とすることにより、この合板の吸脱水時
のそり、波ぞり、ねじれ等の寸法変化を抑制し、かつ製
造工程を増やすことなく、低コストで針葉樹材製合板を
製造することができる。
の単板を所定量のポリアルキレングリコール・アクリレ
ート化合物を含有するホルムアルデヒド系接着剤で接着
一体化した合板とすることにより、この合板の吸脱水時
のそり、波ぞり、ねじれ等の寸法変化を抑制し、かつ製
造工程を増やすことなく、低コストで針葉樹材製合板を
製造することができる。
【0046】したがって、合板材料としての熱帯産広葉
樹材に代えて汎く針葉樹材を採用することが可能とな
り、産業政策上からもきわめて利用価値の高いものであ
るということができる。
樹材に代えて汎く針葉樹材を採用することが可能とな
り、産業政策上からもきわめて利用価値の高いものであ
るということができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 針葉樹材製単板を1以上含む複数枚の単
板をホルムアルデヒド系接着剤と、式(I) 【化1】 または式(II) 【化2】 で示されるポリアルキレングリコール・アクリレート化
合物とを2〜20重量%配合した接着剤組成物で接着一
体化してなる合板。 - 【請求項2】 上記針葉樹材製単板以外の単板がパーテ
ィクルボード、ファイバーボード、紙、突き板から選ば
れる一種以上の単板である請求項1記載の合板。 - 【請求項3】 針葉樹材製単板を1以上含む複数枚の単
板に、上記接着剤組成物を塗布し、熱圧硬化して接着す
る請求項1又は2記載の合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19660391A JPH0539470A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 合板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19660391A JPH0539470A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 合板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539470A true JPH0539470A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16360499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19660391A Pending JPH0539470A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 合板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539470A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ309463B6 (cs) * | 2021-10-11 | 2023-02-01 | Česká zemědělská univerzita v Praze | Prostředek pro lepení dřevěných konstrukcí a jeho použití, lepený konstrukční prvek ze dřeva dubu do exteriéru a způsob lepení dřeva |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP19660391A patent/JPH0539470A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ309463B6 (cs) * | 2021-10-11 | 2023-02-01 | Česká zemědělská univerzita v Praze | Prostředek pro lepení dřevěných konstrukcí a jeho použití, lepený konstrukční prvek ze dřeva dubu do exteriéru a způsob lepení dřeva |
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