JPH0539606U - 醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体 - Google Patents

醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体

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JPH0539606U JP9974291U JP9974291U JPH0539606U JP H0539606 U JPH0539606 U JP H0539606U JP 9974291 U JP9974291 U JP 9974291U JP 9974291 U JP9974291 U JP 9974291U JP H0539606 U JPH0539606 U JP H0539606U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾過構造体を構成する圧搾板と濾過板の醪注
入口の大きさを大小に異らせ、この大きさの差により醪
室入口の実容積を大きくし、目詰りのない円滑な醪の注
入を行わせることにある。 【構成】 醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体におい
て、この濾過構造体を構成する圧搾板の醪注入口と、こ
の注入口に対応する濾過板の注入口の大きさを夫々異ら
せたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
機体に多数の圧搾板と濾過板とを横方向に並列垂設し、これらを加圧手段によ って上記両板間に充填した醪を圧搾し液体を抽出回収する醪の圧濾圧搾装置にお ける濾過構造体は一般に知られている。(例えば、実公昭50−23398号公 報,実公昭52−54851号公報,実公昭54−1626号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来この種の濾過構造体の醪注入口は図9に示すように、圧搾板1の注入口2 と、この注入口2に対応する濾過板3の注入口4が同じ大きさに開口されていた 。この場合、注入される醪は注入口2,4から、圧搾板1と濾過板3のわずかな 間隙を通って両板1,3間に構成される醪室5の全域に注入されていく。この場 合の醪注入の間隔は、圧搾板1の周縁に付設した濾枠(図示略)の厚み分の半分 以下だけの巾しかとることができなかった。
【0004】 このため、吟醸酒などの高級酒の場合や、粕歩合の多い醪を搾る場合には必ず しも充分な開口巾が確保できなかった。このため、醪の塊が圧搾板と濾過板の間 の醪室5に入る際に、この狭い間隔部を閉塞してしまい、この結果、全く醪が注 入されない醪室5ができてしまうことがある。従って、醪の注入された醪室5と 、全く注入されない醪室5ができることから、この両醪室5間には、醪注入圧で ある例えば2kg/cm2の差圧が生じる。このことは、圧搾板1、あるいは、濾過 板3の破壊につながり多大の損失を被るという課題があった。
【0005】 本考案の目的は、濾過構造体を構成する圧搾板と濾過板の醪注入口の大きさを 大小に異らせ、この大きさの差により醪室入口の実容積を大きくし、目詰りのな い円滑な醪の注入を行わせることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、機体に多数の圧搾板と濾過板とを 横方向に並列垂設し、これらを加圧手段で上記両板間に充填した醪を圧搾し液体 を抽出回収する醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体において、上記圧搾板に形 成した醪の注入口と、該注入口に対応する濾過板の注入口の大きさを夫々異らせ たものである。
【0007】
【実施例】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は圧搾板の正面図、図2は濾過板の正面図、図3は濾過構造体の縦断端面 図、図4は同上注入口部の縦断端面図、図5は別実施例の注入口部の縦断端面図 、図6は図4における圧搾板と濾過板の各注入口の配置関係を示す説明図、図7 は図5における両注入口の配置関係を示す説明図、図8は別実施例の両注入口の 配置関係を示す説明図である。
【0008】 図1は、本考案の濾過構造体を構成する圧搾板11を示しており、該圧搾板1 1は図3から明らかなように、両面全域に弾性材料からなるダイヤフラム膜12 が設けてあり、更に、このダイヤフラム膜12の表面に伸縮可能な素材からなる 濾布13が圧搾板11を包むように付設してある。そして、上記圧搾板11,ダ イヤフラム膜12,濾布13の下部中央には醪の注入口14が形成してあり、こ の注入口14部に臨むダイヤフラム膜12はダイヤフラム膜押えリング15によ って圧搾板11に固定されており、濾布13はダイヤフラム押えリング15の上 から濾布押えリング15aで固定している。図中16はハンガー,17は残留エ ア抜き孔,18は、上記ダイヤフラム膜12を圧搾板11の両面周縁に固定する ための濾枠,19はエア注入口,20は濾布取付けバーのガイド,21は濾液回 収口である。
【0009】 図2は、濾過構造体を構成する濾過板22を示しており、該濾過板22は図3 から明らかなように、両面全域が濾布23によって被覆されている。この濾過板 22、および、濾布23の下部中央には、上記圧搾板11の注入口14に対応す る醪の注入口24が設けてあり、この注入口24部に臨む上記濾布23の周縁部 は、濾布押えリング25によって濾過板22に止着されている。そして、図3〜 図8に示すように、濾過板22の注入口24は上記圧搾板11の注入口14より 大きく形成されている。図中26はハンガー,27は残留エア抜き孔,28は濾 液回収口,29は偏圧防止用枕,30は濾液誘導回収溝,31は濾布取り付けピ ンである。
【0010】 上記圧搾板11と濾過板22は図3のように交互に配置される。そして、この 圧搾板11と濾過板22との間には、上記濾枠18の厚みに相当する醪室32が 形成され、この醪室32の下部には、上記注入口14,24の大きさの差に対応 する大きな間隔33が形成せしめられ、醪の塊がこの間隔33から自由に醪室3 2内に供給できるようにしたものである。
【0011】 図3,図4に示すように、圧搾板11と濾過板22の注入口14と24の中心 軸線は一致している。このことは図6の関係図から明らかなように、径の大きな 注入口24の下部が注入口14の下辺より下方に位置する。従って、この下部段 差に介入した醪はそのまま最後まで残留し濾過されることなく洗浄流出され、そ の残留量は濾過板22の数に比例し無視することはできない。
【0012】 このことを解決する手段として図5,図7に示すように、両注入口14と24 の下辺を同一平面上に位置させることにより、濾過板22の注入口24部に残留 する醪の量を大巾に減少させ、醪の濾過歩留りを向上させるようにする。また、 図8は、同様な目的で濾過板22の注入口24を縦方向に長く形成したものであ る。
【0013】 また、上記実施例では、圧搾板11の注入口14を小さく、濾過板22の注入 口24を大きく形成したが、逆に注入口14を大きく、注入口24を小さくして も同様の作用効果が得られることから、注入口14,24の大きさを異るように することは、図示実施例のものに特定されることはない。
【0014】 更に、上記実施例では、醪の注入口14,24を圧搾板11,濾過板22の下 部中央に形成したが、これら注入口14,24を夫々圧搾板11,濾過板22の 上部の適宜個所に設けても同様な作用効果が得られることから、図示実施例のも のに特定はされない。
【0015】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a) 圧搾板と濾過板の注入口の大きさを異らせることにより、その大きさの差に 相当する分だけ醪室に連通する間隔を合理的に大きくすることができ、特に吟醸 酒などの高級酒や、粕歩合の多い醪の注入に際し、醪の塊があっても容易に醪室 に注入しうる。従って、従来技術のように醪室内に醪が注入供給されないで、醪 注入圧の差圧によって圧搾板や濾過板が破壊されるのを合理的に防止することが できる。 (b) 実験によれば、粕歩合50%の大吟醸醪の注入を行ったところ、従来の圧濾 圧搾機に注入するのに5時間を要したのに対し、本考案の場合には3時間で醪注 入が完了したことから明らかなように、大巾な時間短縮による稼働効率の向上が 図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧搾板の正面図である。
【図2】濾過板の正面図である。
【図3】濾過構造体の縦断端面図である。
【図4】図3における注入口部の縦断端面図である。
【図5】別実施例の注入口部の縦断端面図である。
【図6】図4における両注入口の配置関係を示す説明図
である。
【図7】図5における両注入口の配置関係を示す説明図
である。
【図8】別実施例の両注入口の配置関係を示す説明図で
ある。
【図9】従来濾過構造体の注入口部の縦断端面図であ
る。
【符号の説明】
11 圧搾板 12 ダイヤフラム膜 13 濾布 14 注入口 15 ダイヤフラム膜押えリング 15a 濾布押えリング 16 ハンガー 17 残留エア抜き孔 18 濾枠 19 エア注入口 20 濾布取付けバーのガイド 21 濾液回収口 22 濾過板 23 濾布 24 注入口 25 濾布押えリング 26 ハンガー 27 残留エア抜き孔 28 濾液回収口 29 偏圧防止用枕 30 濾液誘導回収溝 31 濾布取り付けピン 32 醪室 33 間隔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に多数の圧搾板と濾過板とを横方向
    に並列垂設し、これらを加圧手段で上記両板間に充填し
    た醪を圧搾し液体を抽出回収する醪の圧濾圧搾装置にお
    ける濾過構造体において、上記圧搾板に形成した醪の注
    入口と、該注入口に対応する濾過板の注入口の大きさを
    夫々異らせたことを特徴とする醪の圧濾圧搾装置におけ
    る濾過構造体。
JP1991099742U 1991-11-07 1991-11-07 醪の圧濾圧搾装置における濾過構造体 Expired - Fee Related JP2579057Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63143911A (ja) * 1986-12-09 1988-06-16 Kurita Mach Mfg Co Ltd フイルタプレス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63143911A (ja) * 1986-12-09 1988-06-16 Kurita Mach Mfg Co Ltd フイルタプレス

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