JPH053965Y2 - - Google Patents

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JPH053965Y2
JPH053965Y2 JP1985098929U JP9892985U JPH053965Y2 JP H053965 Y2 JPH053965 Y2 JP H053965Y2 JP 1985098929 U JP1985098929 U JP 1985098929U JP 9892985 U JP9892985 U JP 9892985U JP H053965 Y2 JPH053965 Y2 JP H053965Y2
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gas
reaction tube
sample
tube
thermobalance
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は熱重量測定を行なう熱天秤装置におい
て、熱天秤容器内のガス置換行なつたり、置換ガ
ス中での良好な測定を行なうことができるように
するための装置に関するものである。
(従来の技術) 第3図に置換ガス中での熱重量測定を可能にし
た熱天秤装置の従来の例を示す。
2は熱天秤容器で、天秤4を収容している。天
秤4の一端には試料6を載せた試料皿が吊り下げ
られ、他端には分銅8が載せられた皿が吊り下げ
られて平衡を保つている。
天秤容器2の試料6が吊り下げられる側には上
反応管10と下反応管12からなる反応管が設け
られ、試料6は下反応管12中に設けられる。下
反応管12の周囲には加熱炉(図示略)が設けら
れる。上反応管10には置換ガスの導入口14が
設けられ、導入された置換ガスは内部管16を通
つて試料6上に供給され、排出管18から排出さ
れるようになつている。排出管18から排出され
る置換ガス中には加熱された試料6から発生する
分解ガスも含まれ、この分解ガスを置換ガスとと
もにガスクロマトグラフや質量分析計に導いて分
析することができる。
20はサーモカツプルであり、試料温度を測定
する。
熱天秤容器2にはまた、ガス置換を行なう際に
使用される真空ポンプ22がストツプ弁24を介
して接続されている。なお、26は上反応管10
を熱天秤容器2に気密を保つて取りつけるOリン
グ、28は熱天秤容器2の分銅側を封止するOリ
ングである。
この熱天秤装置において、ガス置換を行なうに
は置換ガスの導入口14と排出口18を閉じ、ス
トツプ弁24を開けて真空ポンプ22により熱天
秤容器2中を排気した後、ストツプ弁24を閉
じ、導入口14から置換ガスを導入して熱天秤容
器2中を置換ガスで充満させた後、排出口18を
開ける。
(考案が解決しようとする問題点) 真空ポンプ22により排気を行なう際、試料6
をのせた試料皿に対して下流から上流に向うガス
の急激な上昇流が生じ、この上昇流のために試料
皿が外れてしまうことがある。
また、ガス置換が完了し、導入口14からガス
が導入され、排出口18から排出されながら測定
が開始された後においても、排出口18より下流
において弁の切換え操作時などにおいてその下流
側で圧力変動が生じたり、閉じられたりした場
合、熱天秤装置内の圧力が上昇し、熱天秤容器2
や反応管10,12が破損することもある。
本考案は、ガス置換時の排気速度を小さくし
て、上昇流により試料皿が外れることがないよう
にし、また、下流側が閉じられたり下流側で圧力
変動を生じた場合にも、熱天秤容器などが破損し
たりする事故を防ぐことのできる置換ガス制御装
置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の置換ガス制御装置は、一実施例を示す
第1図を参照して説明すると、吊下げ式天秤に吊
り下げられた試料6が反応管10に収容され、反
応管10には試料上に置換ガスを導く内部管16
が設けられており、反応管10の上方に置換ガス
の導入口30をもち、反応管10の下方に置換ガ
スの排出口18をもつ熱天秤装置に、大気圧では
作動せずに一定圧以上の圧力上昇を抑える手段4
0が設けられているとともに、ストツプ弁24と
オリフイス46を介して真空ポンプ22が接続さ
れ、反応管10の試料6より上流側で、かつ、内
部管16の上端より下流側の位置にスプリツタ4
2が設けられて構成されている。
本考案において、「上流」「下流」の語は置換ガ
スの流路に関して試料6の位置より「上流」「下
流」を意味するものとする。
(作用) ガス置換の際、熱天秤装置からのガスはオリフ
イス46を経て低速で排気されるので、試料6を
載せた試料皿の周囲に急激な上昇流は発生しな
い。
熱天秤装置内の圧力が上昇した場合には手段4
0により圧力上昇が抑えられる。
また、内部管16の外側には内部管16の上端
16aの位置を経てスプリツタ42へ向う置換ガ
スの流れが生じている。もし試料6から発生した
分解ガスが内部管16の外側を上昇してきたとし
ても、上記置換ガス流とともにスプリツタ42か
ら排出され、内部管16へ逆流することがない。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を表わす。第3図と
同一の部分には同一記号を付す。
天秤4を収容する天秤容器2の側面にはガス導
入口30が設けられ、ガス導入口30には三方分
岐管32を介して2種類の置換ガスのいずれかが
流入されるようになつている。2種類の置換ガス
は例えばヘリウムと空気である。
天秤容器2の試料側の下方には第3図と同様に
上反応管10がOリング26でシールされて取り
つけられており、この上反応管10の下端にはテ
ーパすり合わせで下反応管12が取りつけられて
いる。両反応管10,12の中心には内部管16
が設けられ、内部管16の下方に試料皿が吊り下
げられ、その試料皿に試料が載せられる。サーモ
カツプル20は上反応管10の下端部の穴を通
り、上反応管10のサーモカツプル出口11から
取り出されている。下反応管12の下端には分解
ガスを置換ガスとともに取り出す排出口18が設
けられている。
上反応管10には上反応管10からガスが流出
する流出口34が設けられている。このガス流出
口34の位置は内部管16の上端16aより下流
側にあり、かつ、試料6より上流側にある。ガス
流出口34にはホース36を介して四方分岐管3
8が取りつけられ、四方分岐管38には圧力上昇
を抑える手段としてのリリーフ弁40の他に、ス
プリツタ42と配管44が設けられている。
配管44にはストツプ弁24及びオリフイス4
6を介して真空ポンプ22が接続されている。4
8はホースである。
リリーフ弁40は出口にばねによりボールが押
しつけられた構造をしており、大気圧より0.2〜
0.3Kg/cm2高圧になると開くように設定されてい
る。
スプリツタ42は抵抗管である。
また、オリフイス46は例えば内径1mm程度の
ものが適する。
次に、本実施例の使用方法を説明する。
三方分岐管32にガスを供給する2個のガス流
入口と、下反応管12の下流の通路を閉にしてか
らストツプ弁24を全開にして天秤容器2、上反
応管10及び下反応管12内を排気する。真空ポ
ンプ22の音が小さくなつて排気が完了したら、
三方分岐管32のどちらかのガス流入口からガス
を流入させ、ストツプ弁24を全閉にする。圧力
計33の上昇が止まりリリーフ弁40からガスが
流出したら、下反応管12の下流の通路を開にし
て、試料皿の周囲にガスが流れるようにする。こ
れにより熱分析の準備が完了する。
本実施例では圧力上昇を抑える手段としてリリ
ーフ弁40を設けたので、反応管10,12内の
圧力が下流側の条件によつて影響されなくなる。
また、リリーフ弁40が大気圧と大差のない圧力
で作動するようにしたので、下流側の条件が変化
しても大気圧に近い条件で熱分析を行なうことが
できる。
また、リリーフ弁40、スプリツタ42、及び
真空ポンプ22を四方分岐管38を介して上反応
管10の一個所に取りつけたので、装置が簡単に
なる。
第2図は他の実施例を表わす。
第1図の実施例では圧力上昇を抑える手段とし
てリリーフ弁40を設けたのに対して、本実施例
ではクリツプ50を介してゴム風船52を設けて
いる。
本実施例においてガス置換を行なうには、クリ
ツプ50によりゴム風船52を閉じた後、第1図
の実施例の場合と同様に三方分岐管32にガスを
供給する2個のガス流入口と、下反応管12の下
流の通路を閉にし、ストツプ弁24を全開にす
る。排気が完了したら、三方分岐管32のどちら
かのガスを流入させ、ストツプ弁24を全閉に
し、クリツプ50を外す。ゴム風船52が膨張し
たら、下反応管12の下流の通路を開にして、試
料皿の周囲にガスが流れるようにする。
(考案の効果) 本考案によれば次のような効果を達成すること
ができる。
(1) 圧力上昇を抑える手段を設けたので、下流側
の圧力が変動したり、流路が閉じられた場合で
も熱天秤容器を安全に保つことができる。
(2) ガス置換時の排気をオリフイスを介して行な
うようにしたので、試料皿の周囲に急激な上昇
流が生じなくなり、ガス置換を安全に行なうこ
とができる。
(3) 試料より上流側で、かつ、内部管の上端より
下流側にスプリツタを設けたので、試料で発生
した分解ガスが逆流して内部管に入るのを防ぐ
ことができ、分解ガスの分析を行なう場合には
分析を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を備えた熱天秤装置
を示す概略断面図、第2図は本考案の他の実施例
を備えた熱天秤装置を示す概略断面図、第3図は
従来の熱天秤装置を示す概略断面図である。 6……試料、10……上反応管、12……下反
応管、16……内部管、16a……内部管の上
端、18……排出口、24……ストツプ弁、22
……真空ポンプ、30……ガス導入口、40……
リリーフ弁、42……スプリツタ、46……オリ
フイス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吊下げ式天秤に吊り下げられた試料が反応管
    に収容され、この反応管には試料上に置換ガス
    を導く内部管が設けられており、この反応管の
    上方に置換ガスの導入口をもち、この反応管の
    下方に置換ガスの排出口をもつ熱天秤装置に、
    大気圧では作動せずに一定圧以上の圧力上昇を
    抑える手段が設けられているとともに、ストツ
    プ弁とオリフイスを介して真空ポンプが接続さ
    れ、前記反応管の試料より上流側で、かつ、前
    記内部管の上端より下流側の位置にスプリツタ
    が設けられていることを特徴とする熱天秤装置
    の置換ガス制御装置。 (2) 前記圧力上昇を抑える手段はリリーフ弁であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の熱天
    秤装置の置換ガス制御装置。
JP1985098929U 1985-06-27 1985-06-27 Expired - Lifetime JPH053965Y2 (ja)

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JP1985098929U JPH053965Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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JPS627056U JPS627056U (ja) 1987-01-16
JPH053965Y2 true JPH053965Y2 (ja) 1993-01-29

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JPS4856497A (ja) * 1971-11-16 1973-08-08

Also Published As

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JPS627056U (ja) 1987-01-16

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